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ぴかぶの「らんち♪たいむ」

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2002-01-01 みょうちきりんバスツアー アメリカ西海岸偏 その四
2002-01-01 みょうちきりんバスツアー アメリカ西海岸偏 最終話


2002-01-01 みょうちきりんバスツアー アメリカ西海岸偏 その四

あらすじ・・・・
3人のうら若き美人日本人駐妻たちは、中国系の旅行社とはいえ、
アメリカの会社なのだからと甘〜い見通しを持って、安価な中国系のツアーに参加した。
しかし・・・考えは甘かった事を、初日の朝から思い知るのだった。


さて、旅は2日目の午前、バスの中でございます。

ここらへんで、バスのみんなと打ち解けてきて、例の日本語がペラペラのおじちゃんと
話に花が咲いた。
おじちゃんの身なりは上下なんちゃってアディダスの三本ラインのジャージ。
(当時はほぼ全員、中年以降のチャイニーズは、旅先では上下ジャージという人が多かった.
どうして、ホテルのドレスコードに引っかからないのかと、不思議なくらい)

ところが、どっこい、おじちゃんは私んちの側の小高い岡の上の超高級住宅街に
住んでおり、投資などをして生計を立てているらしく、どうもとてつもない、
金持ちのようだった。

そして、私たちに
「資産は10万ドル単位で(当時一千万円強)銀行を振り分けた方がいいよ。アメリカの銀行はすぐ潰れるからねえ〜
なんてアドバイスをしてくれるのだった。
(注)日本でも導入される予定の預金保護法で、銀行が潰れた場合預貯金のうち
10万ドルは保護してくれるという制度が当時からあったのだ。 
そんな危ない明日をも知れない銀行になぜ預貯金を入れる人がいるのかと言います
と、
そこらへんが護送船団方式の日本の銀行と違っていて、安定している銀行ほど
利率が低く、そうでない銀行は普通預金の年利が12%なんてところもあったのです。)

そんな、実りある資産運用の話をしていただいたのだけど。。。。

振り分けるほど、お金ありませんて!

という言葉は、プライドが邪魔して言わないでおいた。
わたしの夫は、あなたの周りにいるお金持ちのご子息とはちがう、タダの一介の
サラリーマンなのよぅ!


さて、バスはグランドキャニオン観光をサラっと終えて、世界一大きいといわれているフーバーダムをこれまたサラっと通り越し、魅惑のラスベガス(賭城と書いてあったような?)の街に入った。

私たちは頼りにする相手を、使えない青年から通訳と化したおじちゃんへ替え、
彼をすっかり頼り切って、夜もご一緒していただく事にした。
(注)怪しい意味でアリマセン。 おじちゃんはご夫婦参加よ。

最終回へとつづく

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2002-01-01 みょうちきりんバスツアー アメリカ西海岸偏 最終話

無事ラスベガスの街に入り、前日とちがって、結構いいホテルにチェックイン。
夜にはショーを見る予定だし、気分は一気にハッピーになった。
おじちゃんたちとロビーで待ち合わせをして、みなでタクシーに乗り込み、
ちょっと遠くの大きなカジノへ向かうことになった。。

途中、私はあることに気が付いた。
おじちゃんは、英語がまったくできないのである。

そのレベルたるや、知らないにも程があるレベル。

そこらにある、ホテル名のネオンサインすら、読めないのであった。
当然、タクシーの運ちゃんにも行き先すら言えないので、私たちが替わりに
運ちゃんに指示をしてあげた。
(ひぇ〜! すごい低レベルの集団だあ!)

そんな英語力なのに、何不自由なくアメリカで生活できているおじちゃん。
心底びっくりしました。

その夜は、ラスベガス名物のショーやカジノを楽しみ、深夜部屋に戻る。
そして、次の朝、
私たちは前日の大チョンボを二度とするまいと早めに起きて
集合時間の一時間前に、ホテルのレストランに行き、朝食をとった。
ラスベガスのレストランは、ビュッフェスタイルが主流で、とっても安いんです。

朝からお腹一杯になった私は、前日の事を思い出すと誇らしい気分にさえなっていた。
そして集合場所のロビーに行き、バスに乗り込み、一路ロサンゼルスへ。

・・・・・・と思ったら、すぐ近くのホテルで降ろされた。

何かと思ったら、レストランに案内されたのだった。
そう、この日は、朝食付きだったのだ。

どうして、誰も教えてくれない!_( ̄□ ̄; )

と、この旅行で、何度も頭にこだまするフレーズが、やっぱり鳴り響く。
なんてこと!!っとクラクラした。

だけど、どうあがいても、お腹一杯という事実は変えようもなく、
もう、わらってコーヒーを飲むしかなかった。

そのあとは、旅はまあまあ順調。
夫の待つ、ロサンゼルスの南に位置する、海辺の町へと向かって行ったのだった。

さて、私たちはまたミニバンに乗り変え、それぞれの家の前で順次降ろされていった。
途中、例のおじちゃんの家にも立ち寄ったが、想像以上の素晴らしいお宅で、
驚く事か自宅内に厩舎まである。
おじちゃんちの近所では、真っ赤な乗馬服を着た人が颯爽と馬にまたがりなにげに通ってくのだ。

しかし、おじちゃんは、あくまで、上下なんちゃってアディダスのジャージである。
乗馬もアディダスのジャージでするのだろうか?
ううん、アメリカは奥が深いわ。

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