無事ラスベガスの街に入り、前日とちがって、結構いいホテルにチェックイン。
夜にはショーを見る予定だし、気分は一気にハッピーになった。
おじちゃんたちとロビーで待ち合わせをして、みなでタクシーに乗り込み、
ちょっと遠くの大きなカジノへ向かうことになった。。
途中、私はあることに気が付いた。
おじちゃんは、英語がまったくできないのである。
そのレベルたるや、知らないにも程があるレベル。
そこらにある、ホテル名のネオンサインすら、読めないのであった。
当然、タクシーの運ちゃんにも行き先すら言えないので、私たちが替わりに
運ちゃんに指示をしてあげた。
(ひぇ〜! すごい低レベルの集団だあ!)
そんな英語力なのに、何不自由なくアメリカで生活できているおじちゃん。
心底びっくりしました。
その夜は、ラスベガス名物のショーやカジノを楽しみ、深夜部屋に戻る。
そして、次の朝、
私たちは前日の大チョンボを二度とするまいと早めに起きて
集合時間の一時間前に、ホテルのレストランに行き、朝食をとった。
ラスベガスのレストランは、ビュッフェスタイルが主流で、とっても安いんです。
朝からお腹一杯になった私は、前日の事を思い出すと誇らしい気分にさえなっていた。
そして集合場所のロビーに行き、バスに乗り込み、一路ロサンゼルスへ。
・・・・・・と思ったら、すぐ近くのホテルで降ろされた。
何かと思ったら、レストランに案内されたのだった。
そう、この日は、朝食付きだったのだ。
どうして、誰も教えてくれない!_( ̄□ ̄; )
と、この旅行で、何度も頭にこだまするフレーズが、やっぱり鳴り響く。
なんてこと!!っとクラクラした。
だけど、どうあがいても、お腹一杯という事実は変えようもなく、
もう、わらってコーヒーを飲むしかなかった。
そのあとは、旅はまあまあ順調。
夫の待つ、ロサンゼルスの南に位置する、海辺の町へと向かって行ったのだった。
さて、私たちはまたミニバンに乗り変え、それぞれの家の前で順次降ろされていった。
途中、例のおじちゃんの家にも立ち寄ったが、想像以上の素晴らしいお宅で、
驚く事か自宅内に厩舎まである。
おじちゃんちの近所では、真っ赤な乗馬服を着た人が颯爽と馬にまたがりなにげに通ってくのだ。
しかし、おじちゃんは、あくまで、上下なんちゃってアディダスのジャージである。
乗馬もアディダスのジャージでするのだろうか?
ううん、アメリカは奥が深いわ。 |