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YIN‐NER WORLD

【他言無用です。無断転載はご遠慮下さい】
現場に出て5年を過ぎましたが、まだまだ修行中。
相変わらず忙しいのか忙しくないのか良く判らない日々。

2010年夏の別荘

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-05-10 SUBJECT/OBJECT
2004-05-08 一日働くと
2004-05-06 田中一村展
2004-05-05 CASSHERN 追記
2004-05-03 CASSHERN
2004-04-28 アメトリン
2004-04-27 先日……
2004-04-19 関係性
2004-04-15 神経症の孤島
2004-04-12 今期のドラマ


2004-05-10 SUBJECT/OBJECT

2度目のCASSHERNを見に行く。
これで、ようやく映像の構成を含めて全体が見えたような。

人はついつい、原因を追究したがりますが、この映画は意味を見出すことを目指しつつ見たほうが建設的だろうなと思う。
なんでCASSHERNの雷が落ちてきたなんて考えるよりは、
この物語にどういう意味を見出すことができるか、のほうが大事なんじゃないか?
「なんで?」なんて因果論的に理由を考え出したら、とたんにつまらない詮索に終わってしまう。

大量の血を見た後、歩いていると献血の呼び込みにあう。
あの映像のせいか、不思議と触発される。
何年かぶりの献血。

献血ってのは奇妙だ。
自分のなかにあったものが、たちまちモノとして扱われていく。
成分や比重のチェックなんてのも機械化されて、見ていて不思議。
あの血液パックのチューブを切るなんて、ヘソの緒切っているみだいだ。

それにしても、若い人が多いなあ。
勝手知ったる…という様子で漫画本何冊も抱えていた女の子。
風邪がなおっていないで、白血球の量が倍ちかいので「今度」ということになった。
「輸血を受ける人は体が弱っていることが多いから、白血球が2倍もあるとちょっと…」という看護婦さんの説明を傍で耳にはさんでなるほど、と思う。

そんなに体調が悪いのに何故献血?

献血は一種の自傷行為だという考えもある。
自分が受け入れられる手段として献血を選ぶ、というのもアリのような気がする。
いずれにせよ、不自然に健全なものと病的なニュアンスが入り混じった不思議な空間でした。

ハーゲンダッツのアイスクリーム美味しかった(笑)

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>あめんほてっぷさま。はじめまして。ツッコミありがとうございます。私はいつも車で献血していたので、献血ルームの雰囲気にはびっくりしました。献血車だともっとクールなんですけれど。4ヵ月後に行く気になるかどうか…う〜ん、でも生身のコミュニケーションを求めるんだったら、私は献血ルームよりは美容院とかでしょうか… / YIN ( 2004-05-19 23:30 )
一人暮らしを長らく続けていますと、献血ルームへ行く、というのが職場以外でのまとまった生身のコミュニケーションの時間であったという時期がありました。久しぶりに行ってみようかなと思いますが、ルームに行くのには電車で行かないといかんのだよね〜せめて自転車で行ける距離でないと(^-^;)。 / あめんほてっぷ@はじめまして&キャシャーン観ました ( 2004-05-13 23:02 )

2004-05-08 一日働くと

午後9時から翌午前1時までは意識がありません。
現場では気が張っているのでしょうか?
そんなに疲れている気はしないのだけれど。

帰りに無性にゼリービーンズが食べたくなって、●ニプラで買って
電車のなかで食べていました。でもアソートよりもサワーミックスがいい…(汗)
ストレス溜まると、ジャンクフードに走り、
リカバリモードでは、オーガニックに走るという、極めて判りやすい食性。

写真は買うことにしたスピネルのルースのセット。
ブレスレットにする予定。
スピネルはピンクがきれいだとか、赤はルビーより良いといいますが、
私はスチールカラーのものが好きです。


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直径3.5ミリだから、この写真よりは相当小さいですね。 / YIN ( 2004-05-08 02:34 )

2004-05-06 田中一村展

思い立ってみてきました。
本当は美術館まで行きたいところですが、なにせ奄美は遠い。


…で、見てきた結果。
奄美まで行きたくなりました(爆)。

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>のびんばさま。とっても気に入って、クリアファイル4つも買ってきてしまいました。南国の草花をみていると、ちょっと気分がほっとします。それにしても、形のとりかたや色あいなどがとてもすてきです。画集も買おうとおもたのですが、妹が既に購入していました(笑)。先を越された… / YIN ( 2004-05-08 02:36 )
今 検索してネット上で作品を拝見いたしました。 めちゃステキ〜美しい。 ワタクシも行きたくなっちゃいました。 / のびんば ( 2004-05-07 22:41 )

2004-05-05 CASSHERN 追記

シンプルだけど、複雑で重い。
人は生きている、というだけで、人はこれだけのことに出会うのだな、と思いました。

父と息子の物語。
母から娘への流れ。
暗示された兄弟葛藤。近親相姦。
集団化することによる退行。
死を忘れることによる傲慢。

生きる、ということは、それ自体で重いということを忘れてはならないのですね。
↑日常すっかり忘れていますが(自戒)

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2004-05-03 CASSHERN

見てきました。

良かったと思います。
とても思いの込もった作品だと思いました。
役者ひとりひとりに雰囲気があって。
美術も映像も素敵でした。
複雑だけれども、ギリギリのところでバランスがとれているような、
そんな感じがとても好きです。

映画のテーマもさることながら、
これだけのものを作り上げる人の力というものにも感動しました。

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>菜種さま。私としてもいちばんオススメしたい映画です。 / YIN ( 2004-05-07 19:20 )
今、いちばん観たい映画なんですよね。 / 菜種 ( 2004-05-05 22:46 )

2004-04-28 アメトリン

母の誕生日だったので、以前○フオクで落札していたアメトリンをペンダントヘッドにすることにしました。
ごくごくシンプルに。

出来上がりは約一ヶ月後……って遅いじゃん!

そろそろ自分のブレスレットのオーダーもしようかと、デザイナーさんにちょこっと相談もしてきちゃった…
買い物癖収まらず…


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2004-04-27 先日……

ずうっと楽しみに閲覧していた日記(残念ながらひまじんではありません)がなくなりました。

淋スィ…
毎日ものすごーく楽しみにしていたのに。

そのせいか、ネット気力がやや落ち気味です。

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>はなくろさま。ありがとうございます。がんばっています………(汗) / YIN ( 2004-05-03 23:40 )
がばれーーーーーーーーーーーーーっ  / はなくろ@希更新…_| ̄|○ ( 2004-04-28 18:59 )

2004-04-19 関係性

この間こんな夢をみた。
スーパービジョン(ある程度経験のある臨床家に継続してケースの指導をしてもらうことをいいます)を受けるべく、家を出たが、気がつくと、肝腎の資料を忘れている。
私はあわてて資料をとりに家に戻ろうとした。
夢のなかで、私の家は、ガウディの設計したようなデザインのマンションの一室になっていた。私の家は2階にあるのだが、エレベーターに乗ると1階の次は3階のボタンになっていた。
仕方がないので、私は3階でエレベーターをおり、2階へ降りる階段を探た。廊下は細くて曲がりくねっていて、階段はなかなか見つからない。途中、3人連れの人たちに出会い、道をあけるべく、後ずさりしなければならなかったりして、苦労する。ようやく2階の廊下をみつけるが、階段がうまくつながっていない。そこで、私はやむを得ず、階段の途中から飛び降りる。足を捻挫しているので、不安があったけれども、なんとか着地して、自分の部屋の前にたどりつく。
そして部屋にはいろうとしたときに、左右の隣の部屋に、それぞれ新しいクライエントがインテーク(受理面接)のために一人で入っていくのがみえた。
そのとき私は、この部屋は最初から私の部屋であったのではなく、もともと先にクライエントが入って、それから担当者である私が入ることになったのだ、ということに気がついた。


私たちは、自分たちが面接室を管理して、クライエントを招き入れている、というつもりでいる。でもその裏側…というか別の側面からみれば、クライエントの人生というものが先にあって、その人生のなかに、私が招き入れられている、という見方も存在しているのではないだろうか?
この夢をみて、私はそう感じた。

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>菜種さま。そういわれますと却って恥ずかしゅうございます(汗)。 / YIN ( 2004-05-03 23:39 )
それって、いい視点だと思います。 / 菜種 ( 2004-04-19 04:33 )

2004-04-15 神経症の孤島

私の父はいわゆる神経症である。
神経症的パーソナリティというか。
どんなところがか?というと…

まず「絶対に謝らない」
たとえ自分が間違っていたとしても謝らない。
ちょっとぶつかったり、勘違いしたり、そんなことでさえも謝ることはない。
謝ると損するとでも思っているのだろうか。
だから悪いのはいつも「他者」。
そしてそれを証明するために、変な言い訳やら、理屈やらを持ち出す。
物心ついてこのかた、父が誰かに謝るのを見た覚えがない。
「ごめんね」という言葉を聞いたことがない。

そして「ちょっとでもイヤなことがあると、その体験を避けようとする」
だから、どんどん世界が狭くなる。
新しい経験なんて、とてもできない。
閉じこもって、文句ばかりを言っている。

さびしい人だなぁ…と思います。
「神経症の孤島」とは誰が言ったのか忘れてしまったけれども、よくぞ言ったものです。
web日記でも明らかにこの「孤島」に住んでいる人がいますが。
そういう日記はお勉強にはなりますが……見ていて正直イライラしますし(だって、延々と屁理屈こねているから)、ちょっと寂しい感じもする。
この人は一生、他者に出会うことはないのだろうな、と思うと。

私の父も、本当の意味で「誰かと出会う」という体験をすることなしに、一生を送るのかもしません。家族とも「出会う」ことはないのでは、と。

そんな父とン十年以上一緒に暮らしてきた母が、どんなパーソナリティかといいますと…
もう「な〜〜〜んにも気にしない」人です(笑)
良い意味でも、悪い意味でも。
子供のときは「何で母親は気づいてくれないんだろう」と思ったことが沢山ありましたが、母がそんなに繊細な神経の持ち主だったら、父とはとてもやってこれなかったでしょう。
そんな母でも、最近は年の功で、いろいろと気がついて父に言います。
父の理屈がヘンだということに、漸く気づいたらしい。
でも、いまさら別れたりする人じゃないから、私は安心してみていられます。
ちょっと父に口答えしては、そんな事に気づくようになった自分を楽しんでいるようでもあります。
…太っ腹……(見た目も太いけど;)

世の中良く出来ているモンですわ(しみじみ)。

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>せ○なさん。どうも、恐縮です(さらに汗)。とある本を読んでいて「生きていること自体が病んでいるということ」という一節を読んで、なるほどと思ったことがあります。私も完全に健康な人がいるとは思えません。誰しも何処かしら病んでいて、病んでいるが故に生きているのではないか、と思っています。 / YIN ( 2004-05-03 23:39 )
にゃはは〜、たまに覗いてます(笑)舅はホントに謝らないの、どうも昔かららしくて(^_^;)今もモノが無くなると人の所為にして泥棒が持っていったと騒いで、出て来たって謝らないのよ 物凄く不思議だったんだけど「神経症」という言葉があるのを知って安心しました やはりちょっと病んでいるんだね(-_-;) / せ○な ( 2004-04-22 09:56 )
>ぷりんさん。大丈夫です!(←いやにキッパリ;)「私大丈夫かな?」と思えるのだったら心配はないと思いますよ〜(^−^)。 / YIN ( 2004-04-19 18:25 )
>せ○なさん。うわ、御覧になっておられましたか(←ちょっと恥ずかすィ(汗))。年配になるほど、謝りにくいっていうのはあるんだろうか?とも思う今日このごろです。私なんて学生やっているんで、今でもお勉強方面では失敗できる身分を有難いとしみじみ思いますわ〜。 / YIN ( 2004-04-19 18:23 )
どっきり・・・(^‐^;  わたし、だいじょうぶでしょうか? お〜し〜え〜て〜♪  / ぷりん@謝りはするが屁理屈はコネる ( 2004-04-18 18:01 )
うちの舅がそんな感じの人です 謝ったのを見たことがない・・・ たまには突っ込んでみました(笑) / せ○な ( 2004-04-17 11:52 )

2004-04-12 今期のドラマ

一話からみているのは、「ヴァンパイア・ホスト」と「ウルトラQ」。
何故か一気に深夜枠になってしまいました……朝眠いです;;
春先から不健康な…(汗)

でも、とくに前者は演出が面白いし、原作の料理の仕方が痛快!
あ、どっちにも佐野史郎でている…これは偶然?

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