やっぱり、ひとりよりふたりだよね。
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2000-09-05 もどきが本物に化ける(シロクマ紀行異聞A) |
2000-09-05 もどきが本物に化ける(シロクマ紀行異聞A) | |
★焼酎の味が変わった。この理由の一つは、折からの焼酎ブームの影響を受けてで、大手メーカーはビジネスチャンスとばかりに、より売れる戦略を立ててきたからだ。大手メーカーの能書きには、「都会人の味に合うように芋の味を抑えて飲みやすくした薩摩焼酎」なんて書いてある。そういえば、非常に聞こえが良いが、より多くの利益を確保するために焼酎の味を変えたのだ。いやはや、なんともため息が出てしまう。薩摩焼酎の薩摩焼酎たる所以は、あの芋の匂いなのに…。都会人の嗜好に合わせた焼酎は、薩摩焼酎ではなく、芋が原料の薩摩焼酎風味の焼酎に過ぎないのだ。都会人は味が変えられたとも知らずに、薩摩焼酎もどきを薩摩焼酎と信じてしまう。これはある種の詐欺罪というものだ。薩摩っぽという言葉がまだ残り、薩摩焼酎という名をつけている以上は意地でも後輩が望んだ「本格芋摩焼酎」を追求して欲しい。本物で勝負する、これが薩摩っぽのど根性というものだ。子供の頃から焼酎を楽しんでいるタクシー・ドライバーは、年々、焼酎が焼酎らしくなくなっていると嘆いている。でも、ボクには単なる嘆きとは思えない。大げさにいえば、食文化に対する一種の抗議にも聞こえる。 |
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2000-08-28 農家をダメにする補助金(北海道ゴム長ツアーB | |
■2000/08/28 (月◇北海道の畑を20数年見ているが、稲作が少ない十勝地方はともかく、最近、農作物の質が落ちているような気がする。特に、十勝地方から上川にバスで移動したりすると、あきれるほど上川の農作物が貧弱に見える。この一番の原因は何か、それは稲作転換畑に対する補助金政策が農政の中心になっているからだ。たとえば、北海道の稲作地帯である上川支庁の稲作減反目標は水田の35%になっている。ここに小麦ないしは大豆を作付すると10アール当り最高7万3000円の補助金が給付される。豆類やビート(甜菜)でも最高4万3000円が給付される。とりあえず、種さえ撒けば、相応の補助金を手にすることができるシステムだ。 |
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2000-08-28 農地を若者に渡せ | |
◇「後継者がいない」、「離農が進んでいる」、27日の日記で、そう嘆いたが、逆に北海道の農業が大発展するチャンスだ、と内心思っている。というのも、農家の老齢化が進む一方で、大型農業を夢見る若者たちが少なくないからだ。農業を捨てるのは簡単なことではない。農地を宅地にした場合はこれまでとは比べ物にならないほど税金がかかってくる。また、宅地にしても市街地から離れていてはおいそれと買ってはもらえない。一番効率の良い方法は農地を売るか貸すかなのだ。農地が増えれば、将来に希望を持ち、農家経営を安定させようと思っている農家はより効率の良い生産が出来るはずで、北海道が目指している欧米型農業を推進することができる良いチャンスなのではないか。農業に意欲を持っている若者たちに希望を与えるのではないか。 |
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2000-08-27 後継者がいない(北海道ゴム長ツアー@) | |
◇今回の北海道ツアーの目的は観光ではなく畑周り、夢楽堂の主な仕事は農家、農協、業者への取材とコメント作りだった。その中で一番楽しいのは農家への取材だが、実は今年48歳になる夢楽堂にとって一番きつい仕事でもある。畑に入るには農家の許可を得る必要がある。しかし、北海道の畑は内地のそれと比べるととてつもなく広い。すぐそばにあるように見えても、畑から農家への距離はかなり遠い。舗装道路を走る分には問題はなくても、でこぼこした「あぜ道」や「うね」を走ったり、用水路を駆け抜けたりする。大げさな言い方をすればクロスカントリー、しかも農家の取材をする時に息が切れていては話にならないから、息が切れないように走るといった高等技術を駆使しなければならない。一日に視察する畑が多ければ多いほど、体への負担はかかる。それでもスマイルスマイル、そうでないと初対面の農家からまともな話は聞けない。 |
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2000-08-17 頑張れホームレス | |
◇ホームページを持ちたいけど、どうすればいいんだろう? |
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2000-08-16 八百屋の本分 | |
◆ボクは某業界誌の編集記者ということになっているが、情報にコストがかからず、電話一本かけさえすれば無料で入手できると思っている人が多いのには驚かされる。始発か次の電車に乗って、朝6時半ごろから仕事をするのがボクの生活パターン、他の社員が出社してくる朝10時を過ぎる頃には一仕事終えているのが自慢でもある。朝6時半から10時までがボクの勝負時間、なのに、時として変な電話がかかってきて、ペースが大きく狂わされることがある。 |
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2000-08-14 墓参りにかえて | |
●お盆、それはボクが9歳の冬に亡くなった母を偲ぶ日でもある。体が弱いのに、仕事と曾祖母の介護に明け暮れた35歳の短い人生。思えば、葬式の日。母が埋葬されるのを見るのが嫌で、野辺送りの列から家に駆け戻って、母が臨終を迎えた部屋で一人ぼんやりしていたことを覚えている。母の墓参り、思えば、もう20年近くも行っていない。せめて、今日は、以前、ボクが書いた詩をここに載せて、静かに偲ぼうと思う。 |
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2000-08-13 あこぎな人々 | |
■2000/08/13 (日) あこぎな人たち |
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2000-08-11 酒は涙かため息か | |
●ここに日記を書きだして数日しか経っていないのに、思わぬ反響に驚いている。ボクが保有しているホームページの常連さんなら、いざ知らず、初対面の人から、早速、ファンメールなるものを頂戴した。そのなかで、なぜタイトル名が“おでんと塩辛の日々”なのか、塩辛というタイトルがついている以上はきっと酒飲みに違いない…てな質問があったので、自己紹介がてら返答させていただこう。 |
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2000-08-09 それでも好きだぜ北海道 | |
●8月21日から北海道へ行くことになった。十勝平野に中心地、中島みゆき教のメッカ・帯広から上川、富良野、そして石狩に抜ける5泊6日のコース、50人乗りの大型バスに随行17人、観光地へ向けて走っていく『赤い風船』などの観光バスを尻目にひたすら畑を回る。参加するメンバーには『観光が楽しめる。カニが食える。酒も飲める、温泉にも入れる!』てな、おいしいことをシャーシャーといってのけるが、観光は単なる移動のついでなのである。かわいそうに、バスのなかではボクの駄洒落つきのレクチャーが待っているのだ。いい忘れた。ボクたちの目的は、北海道の畑に実際に入って、その年の農作物の作柄を判断するものだ。ボクの主な仕事は、他のメンバーが畑のなかに入って実測をしている最中に、農家や農協の人たちを取材し、最終的には実測の値をベースにして、その年の作物事情をレポートするのが仕事になる。それ以外に自分の会社用の原稿を起こさなければならない。従って、3時間も眠れば良いほうだ。 |
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