2002-09-30 花の薬の飲み方
2002-09-27 喜びの舞
2002-09-26 興奮しやすい花
2002-09-26 何の音？
2002-09-24 ねこっぽい？
2002-09-20 花のボール遊び
2002-09-19 最近の花の散歩で
2002-09-16 誕生日
2002-09-14 花の日課
2002-09-10 花の贅沢

初めの頃病院で飼い主が薬を飲ませられるように、と言われて、苦労して花に薬を飲ませていたのだ。花の口を開かせて喉の奥の方に突っ込んでやるとゴックンと飲んでくれるのだが、花は必死で舌を前にやって薬を出そうとするから難しい。また苦い薬はチーズなどに丸めてあげていたのだ。ある日つい面倒になって、そのまま手からあげたら何とバリバリ歯を立てながら薬を食べるではないか。吐き出しもせず、もっとちょ〜だいって顔をしている。よく考えてみれば、花は拾い食いもするいやしいヤツなのだ。（止めさせるのは飼い主の責任だよね）もっと早く気付くべきだった。

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花は嬉しい時に喜びの舞を披露する。喜びの舞と言っても、ただくるくる回るだけなのであるが。おやつをもらう時、遊んでもらう時、そして散歩に行く時、この時ばかりは、回るだけでは済まなくて、飛び跳ねて喜んでしまうのだが。とにかく期待に胸を膨らませると、喜びの舞をランランと目を輝かせながらするのである。まったく花は表現力が豊かである。それに比べると表現力乏しいな私。

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花はオモチャを咥えると走って行くが戻って立ち止まると、オモチャを咥えたまま思いっきり頭を左右に振る。もう頭が取れてしまうんじゃないかと思うくらい激しく振る。自分の強さを見せつけてるようにも見えるが、ただ単に興奮してるみたい。花、そんなに興奮しないで！お行儀が悪いよ。もっとおしとやかにならないのかね〜。こんなんじゃ、他のヨーキーに会っても嫌われちゃうぞ〜。

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家でテレビを見ていると、グーゥ、キューゥてどこからともなく音がする。あれ、テレビから？　また、グーゥ、キューゥ。ん、花？　花を見ると私じゃないよって顔をしている。じ〜と花を見ているとまた、グーゥ、キューゥ。間違いなく花だ。あれ〜花、お腹が鳴ってるの？　言ってるそばから、グーゥ、キューゥ。花、お腹空いてるんじゃないの、早くご飯食べなさい！（花は食事中だったのだが、まだ全然食べていなかった）花は胃腸だけは丈夫で今まで下痢などした事無いのに、どうしちゃったんだろう。しかし、その後ご飯をガツガツ食べ始め、しばらくするとおさまってしまった。一体なんだったのだろう。

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花を見てると、「ネコじゃないでしょ、花！」って言ってしまう事がある。ヨーキーってネコみたいな所あるのかな？　見た目にネコぐらいの大きさという事もあるのだけれど、人の体にスリスリしてきたり、爪を研ぐ仕草（穴掘りをしてるつもり？）をしたり、丸くなったり（犬でもするか）、ゥグァ〜ゥグァ〜って叫ぶのもネコっぽい。もちろん高い所にものぼれないし、ネコほどの身のこなしも無い、ぶきっちょなネコなのだけれど。それともネコっぽいのはうちの花だけ？

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ボールに限らずオモチャ等を投げると花は喜んで持ってくる。しかし、それを渡してはくれないのだ。持ってきて「これ花のいいでしょ」と、また行ってしまう。１周してきてまた見せに来る。しょうがないから、どうにか奪い取ると、早く投げて投げてと待ち構える。おバカなのか、欲張りなのか。渡してくれないと投げられないという事が判らない？一度手にしたものは手放さない？どっちなのか？持ってきて一度置くのだから、投げて欲しいのだろうが、手を出すと反射的に取られてしまうと思うらしい。う〜ん、飼い主の今までの態度に問題があったのかしらん。この謎は当分の課題であ〜る。

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最近、花と散歩して気が付いたこと。花は♀なのにマーキングするみたい。♀がマーキングするのはシーズン中だけって本には書いてあったはず。花にはもうシーズンは来ないはずなのに。♂がマーキングを始めてから去勢してもマーキング行動は残ると言われているが、それと同じなのかな。いつも男の子みたいって花を見て思っていたが、やっぱり男の子だった!?

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今日は花の誕生日。とにかく花が１歳の誕生日を迎えられて良かった。最初動物病院も分からず、１ヶ月もしてから初めて行って、耳ダニが発見された事。乳歯が抜けなくて初めて麻酔をかけて６〜８本も抜歯した事。避妊の事、脚の病気、ガーガー事件。夏には旅行にも行った。そして何よりも変わったのは毎日の生活。ごはん、トイレ、ブラッシング、散歩と多くの時間が花にかかるが、それほど大変とも思わない。必要な事、喜んでくれる事をするのは苦にならない。結構私達も花のおかげでいろんな事を学んだきたような気もする。

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花は一日の内にどうしてもしなければならない事がある。それはモーレツダッシュとキッチン下の探索だ。モーレツダッシュというのは夜寝る前に突然気がふれたように部屋中を走りまわる事である。これがスイッチが入ったようにいきなり始まる。初めの頃は何が始まったのか分からず驚いてしまったが、他のヨーキーも結構しているようで安心した。退院後しばらく無理だったが、最近復活した。それにしても一体何の為、運動不足の解消？ストレスの発散？寝る前の体操か？
キッチン下の探索というのは、キッチンの下には別に何も無いのだが、足元の所が少し奥まっているので、花がそこに頭を突っ込んでクンクンするのである。クンクン、クンクン、フーッ。これも一体何をやっているのか判らないが、ネズミを探しているように見えなくも無い。ネズミ捕りの血が騒ぐ！？　それとも単にキッチンの下ということで色々な匂いがするのだろうか。とにかくこれをしないと花の一日は終わらないのである。

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花のご飯はずっとドライのドッグフードだった。しかし今は違う。そうなったのは、花が入院した時から始まる。入院するまえから余りご飯を食べなくなっていたのだが、どうにかしてご飯を食べさせようとミルクを混ぜたりして出していた。このミルクも薬を飲ませる為にはじめて、味をしめたらしい。こんな状態で入院したものだから、病院でまったくご飯を食べなかったらしい。困った先生は仕方なく、キャットフードの缶詰のお肉をチョッピリまぜてあげていたという。
花は晴れて退院してきたが、家でドライのドッグフードを出してもまったく食べない。こうして花はご飯のメニューに缶詰のお肉を加えさせる事に成功したのだ。ある犬の雑誌の連載に、犬は一度手に入れた権利を絶対手放さないと書いてあった。そればかりか、いつも自分の権利拡張を虎視眈々と狙っているらしい。隙あらば、飼い主のちょっとした気の緩みで許した行動を、次回から堂々と自分の権利として主張するのである。犬も人間も欲望にはきりが無いのですね〜。あれが欲しい、これが欲しいと人も犬も忙しいのだ。

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