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Yutaの「海日記」

ふりぃのかうんた

潜り漁師(電灯潜り)のYutaの日記です。




HPもありますよ

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2003-03-15 もずくずくずく〜もずく食べてもあんまり太らない♪
2003-03-14 石垣サファリパーク
2003-03-13 砥石
2003-03-13 スーナ
2003-03-12 鉄砲その2
2003-03-11 鉄砲
2003-03-11 もずくシーブ
2003-03-03 パイル
2003-03-03 ワラジ(ゾウリエビ)って2種類あるの?
2003-03-03 牛の去勢


2003-03-15 もずくずくずく〜もずく食べてもあんまり太らない♪


 今日は朝からマサおじいに電話でたたき起こされて、丸秘ポイントにもずくを採りに行きました。まだ時期が早いので、もずくが生える場所は限られています。その場所を知っている人しか採れません。

 そんなわけでやってきました。丸秘ポイント。あれ?まだマサおじい来て無いじゃん。

 マサおじいが来るまでこの木陰でまた寝てました。

 けっこう4時間ぐらい泳いでたのですが、一ト缶に2缶分とちょっとぐらい採れました。写真ではもっとあるみたいですが、塩漬けすると水分が抜けて、大分減ります。一缶は今度うちの奥さんが那覇の実家に行くので、その時に持ってく分です。石垣では初物のもずくです。ちょっとは今日、生で食べようかな。

 これから塩漬け作業です。これがかなりきついのです。もずくのなかに手を突っ込んで、塩をたくさんいれて、ぐるぐる混ぜるのですが、もずくってぬるぬるのせいで結構固いので、力がいるのです。だけどこれがちゃんと出来ていないと痛みやすくなってしまいます。

 今日は久しぶりに昼の海を泳いだので何だか疲れました。いつもと違うことをすると疲れるなあ。

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2003-03-14 石垣サファリパーク


 今日はうちの奥さんは仕事が休みで、僕も明日はセリが休みだし、天気も良いので牧場道に行ってきました。

 石垣北部の東海岸は石垣牛の放牧場になっていて、道は無いのですが、海岸に行きたい時は牧場道を通らせてもらうのです。

 舗装道路はなくて、放牧地の草原の中の車のわだちを通っていくので、高級車では無理ですが、軽トラックや汚い四駆に乗って、お弁当やお菓子を持ってあまり人の来ない砂浜に行くのです。アスファルトの道やコンクリートの建物が全然無いので、眺めも最高で気持ち良いです。いつまでもこんな風景が続けばいいなあ。

 放牧地にはいろんな動物がいます。牛がいっぱいいますが、馬もいます。あと、いのししやキジもいます。海の近くの方を通っているとセマルハコガメもたまにいます。そういう動物を見ながら道無き道を進んで、砂浜に降りられる所を探すのです。ちょっとした探検気分です。

 今日はキジとサシバ(どこでもいるけど)を見て、「ガマヤのイトマンゴヤ」という場所に行きました。石垣にはイトマンゴヤと呼ばれている地名はいろんな場所にあって、昔、ウミンチュが泊まりで漁をするとき(昔は帆と手漕ぎだったので、遠くに行く時は泊まらなければならなかった)に、サバニを停泊した場所だったそうです。嵐などになっても雨風がしのげる洞窟があったり、崖がいい格好で飛び出したりしている所が多いです。

 上の写真は牧場道からイバルマグチという航路(というか、さんご礁の小さな切れ目)の方を見たところで、下の写真はスーホの白い馬です。

 石垣牛の放牧場なのに馬ばっかり撮ってますね。

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石垣はきれいなところですよ。でも開発の手がどんどん入ってます。まだ自然が残ってるうちに、ぜひ遊びに来てね。 / Yuta ( 2003-03-20 03:56 )
うわ、綺麗。しかも、カメまで歩いているなんて(セマルハコガメってかわいいですね……)。一度石垣にお邪魔してみたいです。 / みなみ ( 2003-03-16 21:57 )

2003-03-13 砥石


 今日は昼間、先輩のミヤジマ君のところに、テッポウの改造について相談に行ったあと、マサおじいのおうちに、モズクの選別の手伝いに行きました。

 海人はあまりいろんなことを人に教えないので、こういうときに手伝いしながら先輩のワザを盗むのです。

 モズクを人に売るつもりの僕としては、モズクを上等に塩漬けするスキルは必須です。しかもマサおじいのモズクは、手作業での昔ながらの塩づけのやりかたなので、なかなか勉強になるのです。なんといっても海人一筋50年以上です。

 マサおじいのモズクは、人に売ったりはしない自家用モズクなのですが、高級割烹やホテルなどで働いている親戚や友達にお願いされて、少しだけ分けてあげているのです。

 そういう最高級モズクを作るワザは何が何でもマスターしなければ。というわけで、喜んでお手伝いに行きました。

 おい、見てごらん。今日のモズクは色が上等だろ〜。などと話をしながらモズクに混じったザン草(ジュゴンの好物の海草)を取り除くのですが、僕には色の違いが今一分かりません。そうかね〜いつものとあんまり変わらないみたいけどがな〜。日なたにもっていって日にかざしてごらん。赤くしてきれいだろ。若いモズクは短いけど、赤くしてきれいさ〜。???そうかな〜。

 といいつつ、作業場のすみをふと見ると、変な石を発見。もしやこれは砥石なのでは…

 おじい、これ包丁研ぐやつ?。そうだよ。これって普通の石じゃん。いや〜普通の石とは変わるさー。どこにでもあると言うわけではないよ。今の人は、砥石はお店で買ってくるけど、僕なんかの頃は、わざわざとりにいったよ。これは上等の砥石だよ〜。

 …一体何十年使っているのでしょう。こういう使い込まれた道具ってなんかいいなあ。包丁は前に紹介した包丁ですが、こうやって並べて置くと、マサおじいのうみんちゅ人生を共に歩いてきた仲間って感じでいいなあ。僕ももっと道具を大事にしなきゃなあ。

 並べて写真を撮っていると、

 お前最近、変な物ばかり撮ってるなあ。あんなの撮って何かおもしろいわけか?。

 面白いさ〜。

 お前は変わってる。

 ふふふ。まさか自分の古びた海道具達が、こんなところに出ているとは思うまい…。

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2003-03-13 スーナ


 今日は仕事中に、おかず用にちょっとだけスーナ(和名は知りませんが、おいしい海草です)を採りました。

 スーナは石垣島では人気のある海草で、だけど、あまりたくさん無いし、採る人も少ないので、結構高級な食材です。美容と健康にいいらしいです。(なんか海草ってそんなのばっか)

 なんか最近アーサ、モズク、スーナと、海草にはまってます。ベジタリ食の海人っているのかなあ。

 アーサやモズクは生でも食べますが、スーナは茹でてから食べます。茹でると色が青くなってきれいです。

 今年初めてのスーナ。早く食べたいなあ。実はこれからご飯です。

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スーナはおいしいって言うか、味は無いのですが、歯ごたえがなんともいえない奇妙な食感でたまらないのです。 / Yuta ( 2003-03-13 09:23 )

2003-03-12 鉄砲その2


 今年から新しく導入される僕のテッポウです。既製品では最高峰と言われるRIFFE社の"BlueWater"です。今年からはテッポウのせいには出来ません。

 これから仕事用にちょこちょこ改造しなければなりません。だけどRIFFEのテッポウってなんかきれいすぎるんだよなあ…。重厚さに欠けるっていうか…なんかおもちゃみたい。

水中銃では、国産のdivewaysと言う会社のやつを改造したのが本職の海人には人気があります。僕の自作の奴も機関部にはdivewaysを使ってます。丈夫さと、手に入りやすさ、修理のしやすさ、値段などの点でいいバランスの銃です。

 だけど耐久性や、完成度、美しさを考えると、RIFFE、ALEXANDERがだんぜん良いです。

っていっても水中銃なんて普通の人には全く縁の無い話ですね。面白くなくてすみません…。

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2003-03-11 鉄砲


 先輩のミヤジマ君のうちに行ったら、水中銃の手入れをしてました。5月6月は電灯潜りは魚があまり獲れない上に、頼みの綱のイセエビも禁漁なので、ヒルウミ(昼海)といって、昼、水中銃や、ナガイーグン(めちゃくちゃ長いモリ)で魚を獲るのです。

 ちなみにヒルウミでは、石垣にはカリスマ的な海人、「海人三郎」(本名は下地清栄)と言う人がいます。前にテレビで、ケイン・コスギと対決してたらしいので、知っている人もいるかも知れません。

 ヒルウミでは、魚がみんな起きているので、魚の性格を良く知らないと魚が獲れません。(僕の中で)一番簡単なのはガラサー(イシガキダイ)で、あと、ハマサキノオクサン(トガリエビス)も誰でも突けます。この辺の魚は人を怖がりません。好奇心も強いのでかなり近づいてきます。他にも比較的突きやすい(分かりやすい性格の)魚としては、ゲンナー(ナンヨウブダイ)とアカジン(スジアラ)で、この辺の魚は少し練習すると突けるようになりますが、突きにくい魚というのがいろいろいて、獲った魚を見れば海人の腕が分かるのです。

 電灯もぐりの会話は、主に場所の話題と、タコ、クブシミ、イカ、エビの話題が多いですが、ヒルウミの会話になると魚の性格や、魚の動作の意味(警戒してる時とか、喜んでる時の動作)、どの種類の魚がどういったものに興味を持っているかなど、話題が大分変わります。

 さて、左の写真はミヤジマ君の手製の水中銃です。写真ではよくわかりませんが、これはすごいです。芸術品です。ダイバーの中には、スピアフィッシング(水中銃で魚を突く、ハンティングのようなスポーツ)をやっている人がいますが、ああいう人達が見たら涎をたらすような逸品です。本人はこのテッポウはダメだよと言ってますが、売ればおそらく最低でも10万円以上では売れると思います。

 チークの張り合わせに、ウォールナットの安定版、機関部はスティーブアレクサンダーというその筋では超有名な人の作ったものです。表面の仕上げも素晴らしいです。仕事用とは思えません。ミヤジマ君はここまで来るのに、いくつもの水中銃を作っては失敗(強度や、取り回し、水中での浮力のバランスや、発射する前は中性浮力で、発射した後は浮かなければならないなど、いろいろ難しいのです。)してきて、今ではもう職人のようになってます。

 いっそのこと水中銃作る人になったら?というと、いやあ僕の銃なんか誰も買わないよ。というのですが、買うと思うよー。お金があったら10万くらいでは買うね。僕なら。

 右のは僕の自作のやつで、ミヤジマ君のに比べるとかなりちゃっちいです。チークの一本物で、張りあわせじゃないので、だんだん曲がってきてます。これでも普通の人が見たら「おお、これはすごい」というのですが、その筋の人が見たら、「何これ」でしょうね。

 僕はヒルウミは上手じゃない(夜もだけど)のですが、鉄砲が悪いというのもあるな。多分。

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2003-03-11 もずくシーブ


 そろそろモズクの時期なので、今日はモズクのシーブ(モズクを入れる網)を作ってました。

 毎年、うちで食べる一年分のモズクを採りに行くのですが、今年はちょっといつもより多めに採って、ネットで販売しようと企んでいるのです。

 最近は養殖モズクばかりで、手づみの天然モズクは海人のおかず用なのです(天然物は売るほど採れない)が、これを販売しようという野望なのです。多分そんなに採れないと思うけど、これからはインターネットの時代なので、海人もこういうのを勉強しとかないとね。もう遅いような気もするけど…。

 そんなわけで今年のモズク採りはちょっと気合が入ってるのです。周りの先輩達はパソコンとかネットとかは触りきれないので、「お前若いんだから、あんなのも勉強して、僕らにも教えろ。」ということなので、ちょっと責任重大なのです。まあ、うまくいったら来年は本格的にモズク採ろうかな。

 モズクの網は、去年までエビ獲り用のシーブを代用していたのですが、今年はちょっと気合が入ってるので専用の物を作りました。これなら目も細かいし、長いので、たくさん入るかな?

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一年分採って、塩漬けにしておくのです。そうすると一年以上持ちます。といっても古くなるとあんまりおいしくないのですが…。 / Yuta ( 2003-03-13 09:19 )
もずくって一年分まとめて採るんですか? ということは乾燥させるんですか? 無知でお恥ずかしい…… / みなみ@ハナムニーちゃんかわいい♪ ( 2003-03-13 00:43 )

2003-03-03 パイル


今日は友達で先輩のミヤジマ君とパイル筋をとりに行きました。

パイルと言うのは、建築の基礎工事などに使うコンクリート製のパイルと言う杭みたいなやつです。よく、大きな工事現場で、はしご車の大きいのみたいで、垂直にはしごみたいなのが立っていて、てっぺんから重りが滑り降りてきて「ガコーン、ガコーン」と大きな音を立てている工事の車がいます。あれはパイルドライバーといってパイルを打ち込む機械です。プロレス技にもそんな名前の技がありますね。

あのコンクリートパイルの中に入っている鉄筋は、特殊な鉄筋なのです。普通の鉄筋と違って、とてつもなく弾力性があって、そう簡単には曲がりません。いわゆるスプリング鋼というやつです。

この鉄筋は、こっちの潜り漁師には、「パイル筋」と呼ばれていて、大変珍重されています。と、言うのは、この鉄筋はモリを作るのに最高の材料なのです。硬い岩を突いたり、流れの速い浅い所で、杖代わりにモリを使ってもびくともしません。

そんなわけで、工事現場などでコンクリートパイルの切れ端が出たり、産業廃棄物業者の所などで、コンクリートパイルを見つけると、あっという間に連絡がまわって、ユニック(クレーン付きのトラック)を持って取りに行きます。

そしてこいつを大ハンマーで割って、中のパイル筋を取り出すのです。

これがものすごい重労働なのです。とにかくコンクリートも特殊なコンクリートで、めちゃくちゃ硬いので、何時間も大ハンマーをふるって、倒れそうになりながら取り出すのです。ユンボ(ショベルカー)だと簡単に割れるのですが、今度はパイル筋も折ってしまうので、ひたすら大ハンマーで慎重に取り出すのです。

いやー疲れました。このパイルの持ち主のおじさんは自分で使うためにキープしていたのですが、たくさん持っているので、僕がお願いして、最初から割れてるパイルを1本割らせて貰いました。最初欲張って、一人で全部割ろうとしたのですが、パイル筋を1本取り出したところでダウンしてしまったので、ミヤジマ君と一緒に割って、山分けすることにしたのです。だけど後からは僕はダウンしててミヤジマ君ばかり大ハンマーを振るってました。ごめんね。今日は途中まで割って、雨が降ってきたので帰りましたが、計五本取り出しました。明日は残りの4本を取り出さねば。多分明日は筋肉痛だろうなあ。割れるかな。

だけど、先日大きなアカアーラ(アカマダラハタ・内地のクエとかモロコみたいな大きな魚)を突いてモリの先っちょを激しく曲げられてしまって(しかも曲がったのを直している間に逃げられた)、曲がった所から切ったので、少し短くなってしまいました。だから今度曲げた時のために次のモリの材料をそろえとかないといけないのです。それに早く割らないと別の人にとられちゃうもんね。

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パイル割は大変なしごとです。でも収穫はパイル筋5本。5万円分くらいの価値はあります。これが魚を獲ってくれるのでもっとかな? / Yuta ( 2003-03-11 21:28 )
は〜、こんな難儀してとってたわけ〜♪あきさみよ〜♪ / オールアバウトやいま管理人 ( 2003-03-05 00:46 )
へぇ。面白いもんですねぇ。銛ひとつ作るのにも、かなりの時間がかかるのでしょうね。しかし、パイルをハンマーで叩き壊すのは、読んでもかなりシンドそう。お疲れさまです。 / ネコさん ( 2003-03-04 17:37 )

2003-03-03 ワラジ(ゾウリエビ)って2種類あるの?


ワラジ(ゾウリエビ)の写真です。

ワラジには上の写真のように茶色っぽい奴と下の写真のように赤っぽい奴がいます。

茶色の奴は普通に大きいのも小さいのもいますが、赤っぽい奴では大きなのを見たことがありません。みんなは赤っぽいのを「ワラジのアカー」と呼んでいて、別の種類と思っているようです。

別の種類なのかなあ。だけどもしかしたら赤いのはメスなのじゃないかなあと思っています。

イセエビ(シマイセエビ)も赤と白がいて、白い方を「シロー」と呼んでいますが、赤いイセエビで卵を持っているのを見たことが無いので、多分白いのはメスだと思います。イセエビの巨大なの(1.5キロ以上くらいで、大きくなってくると手がどんどん長くなってくる)はこちらでは「ティーダラー」と言いますが、白いティーダラーは見たことが無いです。

そういえば、ワラジで卵を持っているのを僕は見たことがありません。ワラジって、卵を持って歩かないでどこかに産み付けるのかなあ。

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2003-03-03 牛の去勢


確定申告やら何やらでなんだか最近忙しいなあ。(日記をサボってるいいわけ)

さて、今回はヒロおじいの牛の去勢の写真です。

ヒロおじいはもう年で、そろそろ電灯もぐりが出来なくなった時のことを考えなきゃならんということで、1年半くらい前から牛を飼っています。10年計画くらいで徐々に牛に切り替えていく考えだそうです。

石垣島では牛の繁殖をやっている農家が結構多いです。殆どが、神戸牛や松坂牛になる牛たちです。石垣で生まれた子牛を、神戸や松坂の肥育酪農家が買っていって、神戸牛や松坂牛として肥育する(要するに肉牛として肉質が良くなるように太らせる)のです。売らないでこちらで肥育した牛は石垣牛という名前で売られます。石垣牛はマイナーみたいだけど、わかる人にはわかるらしいです。松坂牛や神戸牛に勝るとも劣らない最高級牛らしいですよ。お店で石垣牛の値段を見ると恐ろしいぐらいの値段です。

母牛から生まれた子牛は、メスだったら、母牛として、そのまま育てて、血統のいいオスの種牛と交配させるのですが、オスの場合はある程度育ててから肥育用子牛としてセリにかけられます。セリでいい値段で売るためには去勢しなければならないのです。

去勢すると性格もおとなしくなって、また、いい具合に脂肪もついてよく太るそうです。

そんなわけで、ヒロおじいの子牛も、そろそろセリに出すために去勢して適度に太らせんといかんなあということになったのです。

牛の去勢は、下の写真の左の、大きなワイヤーカッターみたいな奴で、睾丸の根っこの方を強く挟んで、睾丸が牛とつながってる部分の組織をつぶして切り離すのです。ひえー。痛そうです。ていうか、めちゃめちゃ痛いでしょ。間違いなく。

だから、去勢するときは、暴れるので、上の写真のように寝かせて、前足も後ろ足もロープで縛って、暴れられないようにします。それでも暴れる時があるので、2人がかりで一人は去勢係、一人は暴れた時に押さえる係りです。ちなみに今回は、ヒロおじいは去勢するのが初めてなので、手前のセイジさんという、牛のベテランの青年が指導しながらです。セイジさんは牛を始めたばかりのヒロおじいにいろいろ教えてくれる親切なお兄さんです。

いやーそれにしても痛そうでした。ガチッと去勢グッズで挟んだ時、牛は一瞬白目を剥いてました。かわいそうだなあ。牛もつらいですね。

ちなみに下の写真の右側のやっとこみたいな奴は、牛用鼻ピアッサーです。これで鼻輪をパチンとつけます。これをするときは縛りもしないで普通によしよしとか言いながらやってました。全然痛くなさそうでした。人間も耳ピアスは痛くないもんね。鼻ピアスも痛くないのかな。

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いやー久しぶりに来ました。ネコさん。遅くなってごめんなさい。ナンヨウブダイと青ブダイは似てますが違う種類です。ナンヨウブダイは刺し身にするととってもおいしいですよ。チヌマンは結構こってりまったりの幸せな味です。 / Yuta ( 2003-03-11 21:26 )
牛の去勢には三通りあって、メスで切開摘出、特殊な輪ゴムで根本を縛る、今回の挫滅する方法です。それぞれ利点と欠点がありますが、どれもやられる方は痛そ〜。 / Mano ( 2003-03-04 18:09 )
すげ!痛そーなんてもんじゃないですね。失神してしまいそう。と、手を下にあてがった。 / ネコさん ( 2003-03-04 17:35 )

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