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Yutaの「海日記」

ふりぃのかうんた

潜り漁師(電灯潜り)のYutaの日記です。




HPもありますよ

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2003-03-11 鉄砲
2003-03-11 もずくシーブ
2003-03-03 パイル
2003-03-03 ワラジ(ゾウリエビ)って2種類あるの?
2003-03-03 牛の去勢
2003-02-28 ツノツノ
2003-02-23 アーサ採り
2003-02-23 ハナムニー
2003-02-19 オニダルマ
2003-02-18 スカンク蛇


2003-03-11 鉄砲


 先輩のミヤジマ君のうちに行ったら、水中銃の手入れをしてました。5月6月は電灯潜りは魚があまり獲れない上に、頼みの綱のイセエビも禁漁なので、ヒルウミ(昼海)といって、昼、水中銃や、ナガイーグン(めちゃくちゃ長いモリ)で魚を獲るのです。

 ちなみにヒルウミでは、石垣にはカリスマ的な海人、「海人三郎」(本名は下地清栄)と言う人がいます。前にテレビで、ケイン・コスギと対決してたらしいので、知っている人もいるかも知れません。

 ヒルウミでは、魚がみんな起きているので、魚の性格を良く知らないと魚が獲れません。(僕の中で)一番簡単なのはガラサー(イシガキダイ)で、あと、ハマサキノオクサン(トガリエビス)も誰でも突けます。この辺の魚は人を怖がりません。好奇心も強いのでかなり近づいてきます。他にも比較的突きやすい(分かりやすい性格の)魚としては、ゲンナー(ナンヨウブダイ)とアカジン(スジアラ)で、この辺の魚は少し練習すると突けるようになりますが、突きにくい魚というのがいろいろいて、獲った魚を見れば海人の腕が分かるのです。

 電灯もぐりの会話は、主に場所の話題と、タコ、クブシミ、イカ、エビの話題が多いですが、ヒルウミの会話になると魚の性格や、魚の動作の意味(警戒してる時とか、喜んでる時の動作)、どの種類の魚がどういったものに興味を持っているかなど、話題が大分変わります。

 さて、左の写真はミヤジマ君の手製の水中銃です。写真ではよくわかりませんが、これはすごいです。芸術品です。ダイバーの中には、スピアフィッシング(水中銃で魚を突く、ハンティングのようなスポーツ)をやっている人がいますが、ああいう人達が見たら涎をたらすような逸品です。本人はこのテッポウはダメだよと言ってますが、売ればおそらく最低でも10万円以上では売れると思います。

 チークの張り合わせに、ウォールナットの安定版、機関部はスティーブアレクサンダーというその筋では超有名な人の作ったものです。表面の仕上げも素晴らしいです。仕事用とは思えません。ミヤジマ君はここまで来るのに、いくつもの水中銃を作っては失敗(強度や、取り回し、水中での浮力のバランスや、発射する前は中性浮力で、発射した後は浮かなければならないなど、いろいろ難しいのです。)してきて、今ではもう職人のようになってます。

 いっそのこと水中銃作る人になったら?というと、いやあ僕の銃なんか誰も買わないよ。というのですが、買うと思うよー。お金があったら10万くらいでは買うね。僕なら。

 右のは僕の自作のやつで、ミヤジマ君のに比べるとかなりちゃっちいです。チークの一本物で、張りあわせじゃないので、だんだん曲がってきてます。これでも普通の人が見たら「おお、これはすごい」というのですが、その筋の人が見たら、「何これ」でしょうね。

 僕はヒルウミは上手じゃない(夜もだけど)のですが、鉄砲が悪いというのもあるな。多分。

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2003-03-11 もずくシーブ


 そろそろモズクの時期なので、今日はモズクのシーブ(モズクを入れる網)を作ってました。

 毎年、うちで食べる一年分のモズクを採りに行くのですが、今年はちょっといつもより多めに採って、ネットで販売しようと企んでいるのです。

 最近は養殖モズクばかりで、手づみの天然モズクは海人のおかず用なのです(天然物は売るほど採れない)が、これを販売しようという野望なのです。多分そんなに採れないと思うけど、これからはインターネットの時代なので、海人もこういうのを勉強しとかないとね。もう遅いような気もするけど…。

 そんなわけで今年のモズク採りはちょっと気合が入ってるのです。周りの先輩達はパソコンとかネットとかは触りきれないので、「お前若いんだから、あんなのも勉強して、僕らにも教えろ。」ということなので、ちょっと責任重大なのです。まあ、うまくいったら来年は本格的にモズク採ろうかな。

 モズクの網は、去年までエビ獲り用のシーブを代用していたのですが、今年はちょっと気合が入ってるので専用の物を作りました。これなら目も細かいし、長いので、たくさん入るかな?

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一年分採って、塩漬けにしておくのです。そうすると一年以上持ちます。といっても古くなるとあんまりおいしくないのですが…。 / Yuta ( 2003-03-13 09:19 )
もずくって一年分まとめて採るんですか? ということは乾燥させるんですか? 無知でお恥ずかしい…… / みなみ@ハナムニーちゃんかわいい♪ ( 2003-03-13 00:43 )

2003-03-03 パイル


今日は友達で先輩のミヤジマ君とパイル筋をとりに行きました。

パイルと言うのは、建築の基礎工事などに使うコンクリート製のパイルと言う杭みたいなやつです。よく、大きな工事現場で、はしご車の大きいのみたいで、垂直にはしごみたいなのが立っていて、てっぺんから重りが滑り降りてきて「ガコーン、ガコーン」と大きな音を立てている工事の車がいます。あれはパイルドライバーといってパイルを打ち込む機械です。プロレス技にもそんな名前の技がありますね。

あのコンクリートパイルの中に入っている鉄筋は、特殊な鉄筋なのです。普通の鉄筋と違って、とてつもなく弾力性があって、そう簡単には曲がりません。いわゆるスプリング鋼というやつです。

この鉄筋は、こっちの潜り漁師には、「パイル筋」と呼ばれていて、大変珍重されています。と、言うのは、この鉄筋はモリを作るのに最高の材料なのです。硬い岩を突いたり、流れの速い浅い所で、杖代わりにモリを使ってもびくともしません。

そんなわけで、工事現場などでコンクリートパイルの切れ端が出たり、産業廃棄物業者の所などで、コンクリートパイルを見つけると、あっという間に連絡がまわって、ユニック(クレーン付きのトラック)を持って取りに行きます。

そしてこいつを大ハンマーで割って、中のパイル筋を取り出すのです。

これがものすごい重労働なのです。とにかくコンクリートも特殊なコンクリートで、めちゃくちゃ硬いので、何時間も大ハンマーをふるって、倒れそうになりながら取り出すのです。ユンボ(ショベルカー)だと簡単に割れるのですが、今度はパイル筋も折ってしまうので、ひたすら大ハンマーで慎重に取り出すのです。

いやー疲れました。このパイルの持ち主のおじさんは自分で使うためにキープしていたのですが、たくさん持っているので、僕がお願いして、最初から割れてるパイルを1本割らせて貰いました。最初欲張って、一人で全部割ろうとしたのですが、パイル筋を1本取り出したところでダウンしてしまったので、ミヤジマ君と一緒に割って、山分けすることにしたのです。だけど後からは僕はダウンしててミヤジマ君ばかり大ハンマーを振るってました。ごめんね。今日は途中まで割って、雨が降ってきたので帰りましたが、計五本取り出しました。明日は残りの4本を取り出さねば。多分明日は筋肉痛だろうなあ。割れるかな。

だけど、先日大きなアカアーラ(アカマダラハタ・内地のクエとかモロコみたいな大きな魚)を突いてモリの先っちょを激しく曲げられてしまって(しかも曲がったのを直している間に逃げられた)、曲がった所から切ったので、少し短くなってしまいました。だから今度曲げた時のために次のモリの材料をそろえとかないといけないのです。それに早く割らないと別の人にとられちゃうもんね。

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パイル割は大変なしごとです。でも収穫はパイル筋5本。5万円分くらいの価値はあります。これが魚を獲ってくれるのでもっとかな? / Yuta ( 2003-03-11 21:28 )
は〜、こんな難儀してとってたわけ〜♪あきさみよ〜♪ / オールアバウトやいま管理人 ( 2003-03-05 00:46 )
へぇ。面白いもんですねぇ。銛ひとつ作るのにも、かなりの時間がかかるのでしょうね。しかし、パイルをハンマーで叩き壊すのは、読んでもかなりシンドそう。お疲れさまです。 / ネコさん ( 2003-03-04 17:37 )

2003-03-03 ワラジ(ゾウリエビ)って2種類あるの?


ワラジ(ゾウリエビ)の写真です。

ワラジには上の写真のように茶色っぽい奴と下の写真のように赤っぽい奴がいます。

茶色の奴は普通に大きいのも小さいのもいますが、赤っぽい奴では大きなのを見たことがありません。みんなは赤っぽいのを「ワラジのアカー」と呼んでいて、別の種類と思っているようです。

別の種類なのかなあ。だけどもしかしたら赤いのはメスなのじゃないかなあと思っています。

イセエビ(シマイセエビ)も赤と白がいて、白い方を「シロー」と呼んでいますが、赤いイセエビで卵を持っているのを見たことが無いので、多分白いのはメスだと思います。イセエビの巨大なの(1.5キロ以上くらいで、大きくなってくると手がどんどん長くなってくる)はこちらでは「ティーダラー」と言いますが、白いティーダラーは見たことが無いです。

そういえば、ワラジで卵を持っているのを僕は見たことがありません。ワラジって、卵を持って歩かないでどこかに産み付けるのかなあ。

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2003-03-03 牛の去勢


確定申告やら何やらでなんだか最近忙しいなあ。(日記をサボってるいいわけ)

さて、今回はヒロおじいの牛の去勢の写真です。

ヒロおじいはもう年で、そろそろ電灯もぐりが出来なくなった時のことを考えなきゃならんということで、1年半くらい前から牛を飼っています。10年計画くらいで徐々に牛に切り替えていく考えだそうです。

石垣島では牛の繁殖をやっている農家が結構多いです。殆どが、神戸牛や松坂牛になる牛たちです。石垣で生まれた子牛を、神戸や松坂の肥育酪農家が買っていって、神戸牛や松坂牛として肥育する(要するに肉牛として肉質が良くなるように太らせる)のです。売らないでこちらで肥育した牛は石垣牛という名前で売られます。石垣牛はマイナーみたいだけど、わかる人にはわかるらしいです。松坂牛や神戸牛に勝るとも劣らない最高級牛らしいですよ。お店で石垣牛の値段を見ると恐ろしいぐらいの値段です。

母牛から生まれた子牛は、メスだったら、母牛として、そのまま育てて、血統のいいオスの種牛と交配させるのですが、オスの場合はある程度育ててから肥育用子牛としてセリにかけられます。セリでいい値段で売るためには去勢しなければならないのです。

去勢すると性格もおとなしくなって、また、いい具合に脂肪もついてよく太るそうです。

そんなわけで、ヒロおじいの子牛も、そろそろセリに出すために去勢して適度に太らせんといかんなあということになったのです。

牛の去勢は、下の写真の左の、大きなワイヤーカッターみたいな奴で、睾丸の根っこの方を強く挟んで、睾丸が牛とつながってる部分の組織をつぶして切り離すのです。ひえー。痛そうです。ていうか、めちゃめちゃ痛いでしょ。間違いなく。

だから、去勢するときは、暴れるので、上の写真のように寝かせて、前足も後ろ足もロープで縛って、暴れられないようにします。それでも暴れる時があるので、2人がかりで一人は去勢係、一人は暴れた時に押さえる係りです。ちなみに今回は、ヒロおじいは去勢するのが初めてなので、手前のセイジさんという、牛のベテランの青年が指導しながらです。セイジさんは牛を始めたばかりのヒロおじいにいろいろ教えてくれる親切なお兄さんです。

いやーそれにしても痛そうでした。ガチッと去勢グッズで挟んだ時、牛は一瞬白目を剥いてました。かわいそうだなあ。牛もつらいですね。

ちなみに下の写真の右側のやっとこみたいな奴は、牛用鼻ピアッサーです。これで鼻輪をパチンとつけます。これをするときは縛りもしないで普通によしよしとか言いながらやってました。全然痛くなさそうでした。人間も耳ピアスは痛くないもんね。鼻ピアスも痛くないのかな。

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いやー久しぶりに来ました。ネコさん。遅くなってごめんなさい。ナンヨウブダイと青ブダイは似てますが違う種類です。ナンヨウブダイは刺し身にするととってもおいしいですよ。チヌマンは結構こってりまったりの幸せな味です。 / Yuta ( 2003-03-11 21:26 )
牛の去勢には三通りあって、メスで切開摘出、特殊な輪ゴムで根本を縛る、今回の挫滅する方法です。それぞれ利点と欠点がありますが、どれもやられる方は痛そ〜。 / Mano ( 2003-03-04 18:09 )
すげ!痛そーなんてもんじゃないですね。失神してしまいそう。と、手を下にあてがった。 / ネコさん ( 2003-03-04 17:35 )

2003-02-28 ツノツノ


最近は、ピーブカ(リーフの外の外洋)ばかり泳いでるので、忙しくて日記がかけません。

ピーブカ泳ぎは、昼間に一度、海を見てまわって、波があまり大きくなくて、泳げそうなところをチェックしなければならないのです。それから家に帰って、急いで準備して明るいうちに現場に到着して海の上で日が落ちるのを待ちます。

ピーブカは魚が大きいので気持ちいいです。一匹が2から4キロくらい(50センチから60センチくらい。写真の魚たちがだいたいそのくらいです。)の魚ばかりなので、少ししか獲らなくてもいいのです。やっぱり4、500グラムの魚を20匹30匹獲るよりは2キロの魚5匹のほうがいいですね。それにリーフの外はエビも獲れます。

やっぱり闇夜はピーブカがいいなあ。

ところで下の写真のチヌマン(テングハギ)のツノですよ。すごい長さです。今はこんなチヌマンもあまりいませんので、久しぶりにいいチヌマンに出会いました。ちょっとやせてたけど…。やっぱりツノの長いチヌマンはかっこいいなあ。ちなみにツノの長い方がオスで短い方がメスです。だけどこのツノの長い方はキロ100円でした。もったいないなあ…。そんなだったらもって帰って食べて、ツノは飾っといた方が良かったよ…。

それにしても、ゲンナー(ナンヨウブダイ・写真の真っ青できれいな魚です。上の写真ではまんなかの2匹、下の写真は左の一匹)もチヌマンもそうだけど、人間も、オスのほうがオデコが出っ張って、メスはオデコが丸っこいというのはおんなじなんですね。他の動物もそうなのかなあ。

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ナンヨウブダイは青ブダイとは違うものですか?青ブダイは食べたことがありますが、関東ではあまり食べません。かなり磯臭くて人気がないですが、青ヶ島や八丈ではその臭みがいいという方もいます。築地では、このような珍しい、トロピカルな色をした魚がエスニック料理用に使われて人気もあるとか。テングハギは淡泊で美味しいでしょうね。 / ネコさん ( 2003-03-04 17:44 )

2003-02-23 アーサ採り


先日アーサ採りに行ってきました。アーサというのはアオサという海藻のことです。去年も採りに行ったのですが、去年は初めてだったので、ほんとに少ししか採れませんでした。

アーサは沖縄では結構高級食材なのです。アーサ汁というおすましみたいなスープにして食べたり、天ぷらにしたりして食べます。上品な磯の香りがなんともいえずおいしいです。お店でも、結構な値段で売っているのですが、それを採るのはおじーやおばーです。アーサ採りは、おじーやおばーにとっては、趣味と実益を兼ねた一大レジャーです。2月から3月の時期になると、おじーやおばーが軽トラックの荷台に乗り込んで、アーサ採りに出動します。

アーサは潮間帯の岩などに付く岩のりみたいな感じの海藻ですが、この時期になるとみんな浜を歩きながらチェックしてます。そして、たくさん生えている所を見つけたら、友達と連絡を取り合って出動するのです。

僕は夜、電灯もぐりに行く時に浜を歩いたりすることが多いのですが、見つけたらすぐに採らないと、おじーおばーに見つかったら最後、あっという間に採られてしまいます。近所の人も僕が海をやっているのを知っているので、「アーサまだ生えない?」とか、「どこが多いみたい?」などとよく聞かれます。

だけど言うのが怖いですねえ。言ったら最後、次の日にはもう行って採ってるのです。それに何と言ってもベテランです。こっちが慣れない手つきで一生懸命やって、やっとバーキ(ざる)に4分の1くらい採る間に、おしゃべりしながらバーキに山盛りに採ります。

採ったら、海で洗って砂や混じっている別の海藻などをザッと選別して、うちに帰ってから真水で洗って、乾燥します。乾燥すると、めちゃくちゃ量が減るのでがっかり…。でもうちで食べる分だから、これくらいあればいいか…。

アーサはこれで今年うちで食べる分は採ったので、今度はモズクだなあ。モズクもそろそろチェックしとかなきゃ。

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いやーすまぬすまぬ。急遽だったもので…それにヒロおじいのお父さんの葬式の後で、マサおじいたちと一緒に行ったのですよ。 / Yuta ( 2003-02-24 19:16 )
私も連れてってほしかったのになぁ。 / えつ ( 2003-02-23 03:09 )

2003-02-23 ハナムニー


マサおじいは大変猫好きで、五匹くらい飼ってます。猫の餌の分も獲らないといけないので大変です。

これはマサおじいのおうちのハナムニーちゃん(勝手に命名)です。何でハナムニーかというと、この猫はいびきをかいて寝るんです。グピーグピー…って。おまけに子猫なのに声がダミ声です。ちなみにハナムニーというのは方言で鼻声のことなのですが、響きがかわいいのでハナムニーって感じなのです。

おそらく「鼻+物言い」→「ハナムニー」だと思うのですが、どうなんでしょうかねえ。「ムニー」がつくのは他にも「ドゥーチームニー(独り言)」「ユクシムニー(嘘つきー)」などがあります。

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2003-02-19 オニダルマ


最近アーファ(オニダルマオコゼ)を良く獲ります。背びれの毒トゲに刺されると、3日間泣きつづけるくらい痛くて、何週間も入院したり、死ぬ人もいるそうです。

だけどとってもおいしいらしく、セリに出すつもりでいたのにみんながあんまりおいしいおいしいというので食べたくなってしまって、先日食べてみました。

むむむ。これはおいしいですよ。しかもほとんど身で食べる所ばかりです。味は何ていうか、淡白で上品なお味。

刺し身はちょっと淡白すぎて物足りない感じです。が、僕は結構クセの強い魚とか味の濃い魚が好きなので、普通の人にはおいしいと思います。うちの奥さんはおいしいおいしいといって食べてました。

から揚げは、評判どおりのおいしさです。おいし〜い!。鶏肉のような感じですが、もっとホコホコしてて、おいしいです。醤油より塩で食べる方がおいしいです。

アラ(といっても頭とかヒレのまわりも食べるとこがたくさんあります)は鍋にして見ましたが、これまたおいしいです。皮はよくたわしとかでこすった方がいいと思います。海藻みたいのがいっぱい着いてて、苦いらしいです。ぼくは皮は剥いて、ヒレの所とかだけ残してよくこすって食べたのですが、トロトロの皮がなかなかおいしいです。

こんなにおいしいのなら、今度から小さいのはおかずに持って帰ったほうがいいみたいですね。

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とりあえずニッパで切ってからやりました。それよりもこれを引っ張って泳いでる時の方が怖かったです。 / Yuta ( 2003-02-23 00:28 )
オコゼ類は危険ですよね。ショック死することもあるとか。しかし美味しそう!うらやましい!その背びれのトゲは、まずハサミでチョキンしてから料理するんですか? / ネコさん ( 2003-02-19 18:15 )

2003-02-18 スカンク蛇


昨日、一昨日は十六日祭(ジュウルクニチー)で休みでした。十六日祭というのは、沖縄では旧暦の一月十六日は、グソー(あの世)のお正月といって、亡くなった人たちのお正月なのです。仏壇とかお墓に、ご先祖様がお正月をしに帰ってくるので、一緒にお祝いするのです。そういうご先祖系のイベントでは、翌日は送り日(ウークイ)といって、あの世に帰っていくときに一緒に連れて行かれると言うことで、特に漁などには行ってはいけないのです。

ところで先日海の帰りに蛇を見ました。何と言う蛇なのか調べてみようと思って写真に撮ってきました。ハブだったら噛まれたらいやなので、あまり接近できませんでしたが、帰って図鑑で調べてみると、「サキシママダラ」と言う蛇のようです。この蛇は毒は持ってないのですが、図鑑によると、攻撃されるとスカンクのように臭〜いにおいを出すそうです。においが服などについて、なかなかとれないそうです。へえ〜こんなへんてこな蛇もいるんですねえ。しばらく見てたけど、おとなしい蛇でした。ニョローリニョローリと、こっちを警戒するでもなく、のんびり歩いてました。図鑑とかでこういう動物のことを調べると、なんか急にかわいいような気がしてきます。飼ってみたら面白いかなあ…とか。

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