himajin top
せんきちの「日々是口実」


24時間、現実逃避!

せんきちの超おたくサイト「旅荘 愛のさざなみ」(総本家)にも、ぜひお立ち寄り下さい。

blog、てきとーに稼動中。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-07-05 元祖ユーミン(2)
2003-07-04 元祖ユーミン(1)
2003-07-03 よくあることだと言うけれど(付:超大作予告編写真)
2003-07-03 超大作、準備中!
2003-06-30 上州湯あたり紀行(11)
2003-06-29 上州湯あたり紀行(10)
2003-06-27 上州湯あたり紀行(9)
2003-06-26 上州湯あたり紀行(8)
2003-06-25 上州湯あたり紀行(7)
2003-06-24 上州湯あたり紀行(6)


2003-07-05 元祖ユーミン(2)


(昨日の続き)

電懋と東宝、双方の話し合いの結果、中国人俳優とスタッフの人件費、香港ロケの際の機材費用の負担は電懋が受け持ち、その他一切の費用は東宝が受け持つ、という条件で話がまとまりました。
また、完成した作品の東南アジア(含・香港、台湾)での配給権は電懋が、それ以外の地域(もちろん日本も含む)での配給権は東宝が握ることになりました。

合作の企画を電懋から一任された東宝は、日本版の『慕情』(主題歌、好きです=せんきち)を作ることに決定、タイトルを『香港の夜』とし、尤敏の相手役には宝田明、監督には千葉泰樹の起用を決めます。

台本の内容を巡るすったもんだ(日本男性が香港女性を好きになってもいいが、香港女性が日本男性を好きになるなどもってのほかだと、電懋側が難色を示したりしました)はありましたが、最終的には千葉監督に全てを任せるということでどうにか落ち着き、1961年3月、香港で撮影が始まりました。

ところが、今度は、尤敏と宝田明のキス・シーンを撮ることはまかりならぬ、とのクレームがつき、激怒した監督は、撮影を中止してホテルへ引き揚げてしまいます。
結局、ロングショットでシルエットにして撮影する折衷案が採用されて作業再開、香港での撮影も無事終了して、日本での撮影に入ることになりました。

4月7日、尤敏を連れた一行が羽田に到着すると、そこには沢山のマスコミが待ち構えていました。
なんと日本では、キス・シーンを巡る騒動も「キスお断りの女優」として却って話題になり、尤敏の知名度を上げるために有効(?)利用されていたのです。
翌8日、尤敏は東京會舘で行なわれたレセプションに出席、その美しさと優雅さでたちまちのうちに人々を魅了しました(3日の予告編写真をご覧下さい)。

このとき、彼女に付けられたキャッチ・フレーズが「香港の真珠」
東宝は、彼女を売り出すために、当時の金額で2500万円という巨額の費用を投じていました。

日本での撮影中、彼女は帝国ホテルに宿泊、移動のために運転手付きの車が常備され、オフのときは東宝宣伝部が全ての手配を行なったそうです。

(つづく)


写真は、「キスをしない香港女優 尤敏をめぐる伝説」と題した当時の記事(『週刊平凡』)。

先頭 表紙

おにぎり様:松任谷由実のユーミンは、彼女がおっかけをしていたGSのメンバーの香港人が付けたんだそうです。だから、多分尤敏のことが念頭にあったと思います。ジュリーは。。。。。んー? / せんきち ( 2003-07-06 23:42 )
↓暴力描写に厳しい、と言っても、描かないわけではなくて、バイオレンス満載なんですが、あんまり満載だと「子供に見せちゃ駄目」になります。台湾もそうかな。日本は結構野放しですよね、そういうところ。 / せんきち ( 2003-07-06 23:40 )
めらこ様:なかなか素敵なシーンですよ。香港映画は今でもそうですが、性描写と暴力描写には結構厳しいです。今はキスぐらいしますが、ベッドシーンはめったにないですし(アダルトは除く)。 / せんきち ( 2003-07-06 23:38 )
「ゆみ」だから『ユーミン』なのは理解できるけど「沢田研二」は、どーして『ジュリー』なのだろうか??? / おにぎり ( 2003-07-06 20:24 )
シルエットのキスシーンかぁ・・・なかなかロマンチックかも♪と、私は思ってしまう。。 / めらこ ( 2003-07-06 03:45 )

2003-07-04 元祖ユーミン(1)


ユーミン、と言っても、このユーミンは、泣きながらちぎった写真でジグソーパズルをしたり、別れ際、男の部屋にわざと真珠のピアスを落としていったりはしません。

わたくしがこれから書こうとしているユーミンは、1950年代から60年代にかけて香港映画界で活躍し、60年代初めには5本の東宝映画に出演して日本でも人気を博した伝説の女優・尤敏(ユーミン。You Min.1936〜96)のことです。

尤敏、本名・畢玉儀(英文名:Lucilla)は、1936年8月19日、香港で生まれました。父は粤劇(広東オペラ)の名優・白玉堂。6人兄弟の長女でした。
両親が多忙だったため、尤敏は幼い頃にマカオの祖母の家へ預けられ、そこで育ちました。
1952年、高校2年生の時、畢家の客間に飾ってあった尤敏の写真が、香港の映画会社・邵氏(邵氏父子。邵氏兄弟〔ショウ・ブラザーズ〕の前身)の責任者・邵邨人の目に留まり、映画界へ入ることとなります。
尤敏という芸名は、彼女が自分の好きな姓と名前を1文字ずつ紙に書いて丸め、これを適宜選んだところ、「尤」と「敏」の2文字が出てきたことから決まったと言われています。

同年、尤敏は『玉女懐春』という映画でデビューしますが、これはなぜかお蔵入りとなり、次の作品である『明天』が、一般公開された最初の作品となりました。
こうして、香港映画界にデビューした尤敏は、次々と映画に出演しますが、当時、邵氏には李麗華という大スターがいて、若い彼女にはなかなかチャンスが巡ってきませんでした。

1958年、邵氏から電懋(MP&GI。國泰。キャセイ。邵氏と並ぶ大手映画会社)に移った尤敏は、1959年、移籍第1作目の『玉女私情』と翌60年の『家有喜事』で第6回・第7回のアジア映画祭(現・アジア太平洋映画祭)主演女優賞を連続受賞、一躍トップ女優の仲間入りを果たします。

そしてこの年(60年)の11月、ある日本人男性が尤敏に会い、日本・香港合作映画の主役に彼女を抜擢することを決めました。

男性の名は、藤本真澄。東宝の大物プロデューサーでした。

実は、藤本の前にも森岩雄(プロデューサー。東宝創始者の1人)が1955年に尤敏に会い、合作映画出演を依頼していたのですが、当時彼女が所属していた邵氏が首を縦に振らなかったため、実現しなかったといういきさつがありました。
森から尤敏の話を聞いていた藤本は、じっさいに彼女に会ってみて「日本でも売れる人だ」と直感、さっそく電懋の責任者に合作映画製作を申し込み、快諾を得ます。

かくして、東宝と電懋による合作映画製作が始まり、尤敏はその主演女優として日本デビューを果たすこととなりました。

(つづく)


付記:尤敏の生年月日、初め「尤敏紀念網頁」の記述に従い「1936年8月19日」としましたが、その後、香港電影資料館のデータに「1935年4月25日」とあることが判明、結局、後者に従うことにしました。
↑と、先だって書きましたが、「尤敏紀念網頁」の管理人氏に問い合わせたところ(このサイトに関しては、後ほど改めてくわしくご紹介します)、1936年8月19日という生年月日は、彼女が1962年にある訴訟に巻き込まれたとき(これも後ほど詳述)、裁判所での宣誓で彼女が申告したものなのだそうです。そして、香港電影資料館が採用している生年月日は、1次資料に基づくものではない、とのことでした。
というわけで、ここでは初めの記述に戻し、尤敏の生年月日を「1936年8月19日」といたします。

先頭 表紙

jing様:さっそくにありがとうございます。尤敏、ほんとは「よーみん」と読むべきですが、なぜか日本ではゆーみんなのでした。で、松任谷由実のゆーみんも、このゆーみんと関係があるらしいです。 / せんきち ( 2003-07-05 01:40 )
ほう・・・。不勉強なものでこのユーミンさんのことは存じ上げませんでした。そして日本に渡り、今度どのようなドラマが繰り広げられるのかっ!?乞うご期待!!  って感じですな。 / jing ( 2003-07-05 00:15 )
尤敏の生年に関して、日本側の資料は「1935年生」としているのですが、本稿では「尤敏記念網頁」の記述に従い、「1936年生」としました。 / せんきち ( 2003-07-04 22:37 )

2003-07-03 よくあることだと言うけれど(付:超大作予告編写真)


ここのところ、本業と超大作のための調べ物に追われています。
今日も国会図書館へ行き、いろいろ資料を漁っていましたが、『昨夜星光』(1996年、ワイズ出版)という香港映画に関する文献を読んでいたら、

「おやおや?これ、どっかで読んだことがあるぞ」

という文章に出会いました。

さっそく家に帰って心当たりの文章をあたったところ、去年の暮れ、某お役所関係の機関で開催された香港映画上映会のパンフレットにある解説が、『昨夜星光』の文章をほとんどそのまんま引用して(ほんとは「パクって」と言いたいのですが)、自分の文章にしていたんですねえ。
しかも、バレないように文章の位置を入れ替えたり、文末を微妙に変えたりしているところが、よけい悪質です。

さらに執筆者を見てびっくり。
引用している方は某私立大学講師、引用されている方は、かつてその大学の大学院に留学していた外国人(本が出た当時はまだ在学中)なのです。

いいのか、それ?

ま、私も、自分の名前は出ない(出せない)、他人の下請け作業(及び代筆)をやったことがありますが、でも、こういうのはちょっとねえ。。。。

ほんとにいいのか?



写真は、超大作の予告編。さて、「香港の真珠」って、いったい誰のことでしょう?

先頭 表紙

ちゃな坊様:まあ、たしかにありがちですが。。。。留学生ってところがねえ。。。。 / せんきち ( 2003-07-07 22:37 )
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがちだなぁ(ボソリ)。 / ちゃな坊@未ログイン ( 2003-07-07 21:27 )
めらこ様:無事解決したようで、何よりでおます。すーぷらさん、重ねて御礼申し上げます。 / せんきち ( 2003-07-06 21:35 )
すーぷらさんのおっしゃる通りでした☆ ありがとうございましたm(_)m / めらこ ( 2003-07-06 03:37 )
すーぷら様:フォロー、ありがとうございます。なんだかよくわかっていないもんで。。。。すいません。 / せんきち ( 2003-07-05 00:12 )
めらこさん:違うHPから画像に直リンされているので、「HTTP 403 (アクセス不可) このページの表示が認められていません」と、弾かれてしまうのでしょう。その場合は、「ブラウザの更新ボタンを押す」か、「そのページのアドレス窓をコピーして、新しいウインドにペースト」すれば、表示されます(今回のHPの場合)。 / すーぷら ( 2003-07-05 00:09 )
めらこ様:へっ??ではでは、『とほほ事件簿』をご覧下さいまし。なんでざましょ? / せんきち ( 2003-07-04 21:37 )
すんません、せんきちさん。私のPCでみると「このページの表示が認められていません」ってなるねん・・ / めらこ@(T□T)ウワ〜ン! ( 2003-07-04 21:30 )
ぷるぷる様:もう一回、ははは。。。。(汗) / せんきち ( 2003-07-04 20:59 )
おにぎり様:ははは。。。。(汗) / せんきち ( 2003-07-04 20:58 )
↓………( ゜▽゜;)……… / ぷるぷる ( 2003-07-04 20:34 )
私の事かと思われます / おにぎり ( 2003-07-04 20:17 )
リンク、写真だけ出てきます。詳細は、超大作に乞うご期待。 / せんきち ( 2003-07-04 00:06 )
めらこ様:リンクのところですか?ちゃんとはれてるはずですが。。。。 / せんきち ( 2003-07-04 00:05 )
ほえ?ポチっとな、表示されないっす〜 / めらこ ( 2003-07-03 23:12 )

2003-07-03 超大作、準備中!


さきほど、うちのバカ猫がキーボードでつめを研いだため、5個ほどキーが吹っ飛んで、大変な事態になってしまいました。
なんとかはめ込みましたが、原状回復にはほど遠い状態です。
とほほ。。。。
まだ、ローンがあるのによお。

この、ばかたれ!!!

さて、ただいま超大作を執筆すべく、鋭意準備中です。
皆さま、もうしばらくお待ち下さい。

先頭 表紙

写真は、熊のミーシャでも、歌手のミーシャでもない、格闘家のミーシャ。 / せんきち ( 2003-07-03 22:22 )
エリィ様:超大作、ほとんどオタクの世界です。お楽しみ頂ければ、幸いです。 / せんきち ( 2003-07-03 21:57 )
めらこ様:外れるんですよー!!!しかも、なかなか元通りにならず。。。。あんまり使わないキーでよかったです。 / せんきち ( 2003-07-03 21:56 )
ぷるぷる様:くれぐれもご無理なさらないで下さいね。超大作、ご期待下さい。 / せんきち ( 2003-07-03 21:55 )
なんだろう??なんだろう??超大作楽しみにしてます!!猫ちゃんの仕業じゃしかたないですね〜 / エリィ ( 2003-07-03 18:39 )
キーって外れるんですね(知らなんだ!) 超大作、超楽しみですっ☆ / めらこ@みろぐいん失礼します ( 2003-07-03 05:38 )
うわ!なんじゃろ??((o(^▽^)o))ワクワク / ぷる@更新疲れた ( 2003-07-03 01:34 )

2003-06-30 上州湯あたり紀行(11)


 6月17日(火)
部屋へ戻って身支度を整え、ロビーでお勘定を済ませて、宿を後にしました。
1泊2食7500円。これに消費税が付いて、しめて7875円也。
安すぎます。
ご主人が、

「バスターミナルまで車で送りましょうか?」

と申し出てくれましたが、ぶらぶら歩くことにして、外へ出ました。
あれほど激しく降っていた雨も、すでに止んでいます。

バスターミナルへ行く前に、もう一度湯畑に立ち寄って、まず「白旗源泉」の写真を撮った後、源泉の裏にある長い石段を登って光泉寺を参拝しました。
奈良時代の僧・行基上人開山という、真言宗の古刹です。
本尊は薬師如来。
病気や怪我の人が数多くやって来る温泉地の寺の本尊は、だいたいがこの薬師如来です。
長い石段を登って薬師如来に参拝できた時が、(湯治の甲斐あって)病気の治った時、ということなのでしょう。
昔の人の知恵を感じます。

参拝後、次のバスまでまだもう少し時間があるので、ターミナル内にある草津町温泉資料館を見学しました。
古地図や浮世絵など、なかなか興味深い展示がありましたが、町の人から寄贈された資料をなんでもかんでも展示しているので、「野州二荒山温泉(現在の栃木県・日光湯元温泉)絵図」などという、草津とは全く別の温泉の絵図まで展示してあるのはご愛嬌でした。

午前11時過ぎ、長野原草津口駅行きのバスが到着。
これに乗って長野原草津口駅まで行き、吾妻線各駅停車で高崎駅へ。
そして、高崎駅で新幹線に乗り換えて、ぶじ帰京しました。

今回の旅、1泊2食の短い日程ではありましたが、久しぶりの一人旅でのんびりゆったり温泉三昧を楽しみました。
また、行きますよん!
(おしまい)

先頭 表紙

くすのき燕様:今回、うっかり飲み忘れましたが、草津にも地ビールがあるようです。地酒はどうなんでしょう? / せんきち ( 2003-07-03 00:13 )
めらこ様:あ、例のお金でぜひぜひご旅行くださいね。 / せんきち ( 2003-07-03 00:12 )
ビバビ様:お楽しみいただけたようで、何よりです。たまにのんびりした方がいいですね、心と身体のためにも。 / せんきち ( 2003-07-03 00:11 )
おにぎり様:ああ、それは。。。。うちにもよれよれの年寄りがいますが、母親がいるのでなんとか出られますです。 / せんきち ( 2003-07-03 00:10 )
エリィ様:たったの1泊2日でした。でも、ほんとにのんびりほっこりしましたよ。ぜひ、ご両親を連れて行って差し上げて下さい。 / せんきち ( 2003-07-03 00:04 )
ちゃな坊様:車もないし、免許もないもんで。。。。いつも公共交通機関利用です。 / せんきち ( 2003-07-03 00:02 )
tomohiko様:とってもいい旅でした。また行きたいです。 / せんきち ( 2003-07-03 00:01 )
あの食事でこの値段なら安いですねえ。 / くすのき燕 ( 2003-07-02 18:15 )
久しく旅行していませんが 私も旅している気分に浸れましたゎ♪ / めらこ ( 2003-07-01 22:38 )
実は1泊だけだったのですね。でも、すごくのんびりした気持ちになりました。よんでいるこちらまで。 / ビバビ ( 2003-07-01 21:13 )
私も旅行行きたいよ〜。。。でもペット(兎&チンチラ)と半ボケ半寝たきり老婆がいるから無理。 / おにぎり ( 2003-07-01 20:24 )
実は1泊2日だったのですよね。2週間くらいの癒しの旅のように楽しませていただきました。安いですね〜これだけおいしいお食事もついて、温泉楽しめて。すぐには行けないけど、実家の両親連れて行ってみたくなりました。そのときは教えてください。 / エリィ ( 2003-07-01 10:53 )
このお寺はお参りしてないです。今度は,お参りしていこうと思います。 車だと,草津から川原湯温泉に立ち寄って,さらにR17や高速を使わずに伊香保によってから帰ると言う贅沢なことが出来るのが,G県民のいいところだったりします。 / ちゃな坊 ( 2003-06-30 23:43 )
気持ちの良い旅でしたね。私もたっぷり楽しませて頂きました。 / tomohiko ( 2003-06-30 22:05 )
写真は、光泉寺の常夜燈にあった江戸時代の落書き。文化15年、江戸の三田からやって来た人が書きました。 / せんきち ( 2003-06-30 21:52 )

2003-06-29 上州湯あたり紀行(10)


 6月17日(火)
午前6時30分。携帯電話から流れる「少年律動体操」の軽快なメロディーで、目が覚めました。
窓の外は雨。それも、かなりひどい降り方です。

寝床から出て朝のお茶を飲んだ後、お気に入りの小風呂へ。朝一番の入浴です。
ぬるめの浴槽にゆったりと浸かってから、熱めの浴槽に少しだけ入って終了。

部屋へ戻ると、朝食です。
夕食の時と同じように、おかみさんがお膳を運んできてくれました。

・オムレツ(付け合せ:生野菜)
・塩鮭(付け合せ:きゃらぶき)
・ほうれんそうのおひたし
・味付海苔 ・納豆 
・ご飯 ・味噌汁 ・香の物
・ヨーグルト

栄養たっぷりのメニューでした。
朝からご飯を2杯食べ、おかずも納豆以外は全て平らげました(納豆は、わたくしの天敵ざますの)。

お膳を片付けてもらい、食後のお茶を飲みながらテレビを見るうちに、また小風呂に入りたくなってきました。

「出発前に、ダッシュでもう一度入るか」

さっそくタオルを引っつかみ、小風呂へ向かいます。
今度は、ぬるめの浴槽ではなく、熱めの浴槽に浸かり、今後の予定を考えました。

当初の予定では、お昼前まで近所の立ち寄り湯(大滝の湯)に寄って、それから帰ることにしていたのですが、なにしろひどい雨なので、結局、大滝の湯へは寄らずに、まっすぐ帰ることに決めました。

ということは、これが最後の入浴です。
名残を惜しみつつ、じっくりと身を浸しました。
(あと1回でおしまい)

先頭 表紙

エリィ様:「少年律動体操」、ダウンロードしました、某サイトから。朝食も夕食も、おいしかったですよ。 / せんきち ( 2003-06-30 21:10 )
めらこ様:この値段でこの御料理?と思うぐらいの充実振りでした。皆さんも、草津へ行かれる際は、ぜひどうぞ。 / せんきち ( 2003-06-30 21:08 )
ビバビ様:はい、食べてしまいました。。。。しかも、ご飯2杯も。。。。 / せんきち ( 2003-06-30 21:07 )
fuku様:いやというほど入りました。でも、もっと入りたかったです。 / せんきち ( 2003-06-30 21:07 )
きゃ!いいなぁ「少年律動体操」の携帯メロディ。ダウンロードしたのですか?自分でメロディ作ったんですか?いいなぁ〜。この朝食私好み。黙ってて、食事が出てくる生活に日々あこがれてます。 / エリィ ( 2003-06-30 18:10 )
大概朝食は簡素なものなのに、なんですかこの充実ぶり!しかも「生卵」では無くオムレツをちゃんと焼いてたり・・感動ものです! / めらこ@文句なし、いい宿ですね ( 2003-06-30 08:01 )
朝からすごい盛りだくさんですね。しかもそれ、全部(納豆以外)食べちゃったのね・・・ / ビバビ ( 2003-06-30 04:33 )
温泉三昧ですね〜。 / fuku ( 2003-06-30 00:33 )
写真は、朝食の膳。 / せんきち ( 2003-06-29 21:30 )

2003-06-27 上州湯あたり紀行(9)


 6月16日(月)
満腹になったら睡魔に襲われたので、夕食のお膳を下げてもらった後、少し横になりました。
しばらくうとうとしていたら、眠気も覚めて、ぱんぱんに膨らんだお腹もだいぶ落ち着いてきました。

ということで、食後の入浴に出発。
今度は、男湯に入りました(あ、なぜ男湯に入っているのかに関しては、バックナンバーを読んでね)。
ここも、ちょうどいい湯加減でした。
浮き輪(キティーちゃん)が一つ、壁に掛けてありました。
子供連れのお客さんが、使うのでしょうか。
たしかに、子供がふざけて泳ぐのには、ちょうどよい広さです。

男湯から上がって部屋へ戻り、ぼんやりとテレビを見たり、本を読んだりしているうちに、いつの間にか午後11時近くになっていました。
お休み前にもう一風呂浴びようと思い、小風呂へ向かいました。
昼間入ったときと同じように、ぬるめの浴槽にのんびりと浸かっていたら、

「そういえば、まだ女湯に入っていなかった。。。。」

と、思い出しました。
そこで、誰もいないのをいいことに、裸のまま脱衣かごを持って女湯へ移動、今度は女湯に入ります。
お湯の温度は、ここが一番高めでした。
でも、ちょっと熱いぐらいで、さほど苦にはなりません。

甘露甘露。。。。

こうして、お休み前の入浴をすっかり満喫して布団へ直行、心地よい眠りにつきました。
(明日の朝食が楽しみよ。もうすぐ終わるわ。。。。)

先頭 表紙

ちゃな坊様:お近くでしたか。草津、久々でしたが、大変よかったです。 / せんきち ( 2003-06-29 21:00 )
ぷるぷる様:たましひが神隠しに。。。。 / せんきち ( 2003-06-29 21:00 )
まぁ,知らないうちにうちの近所を素通りされたのですね・・・(笑)。来週末,車か電車でふらっと行こうかしら。 / ちゃな坊 ( 2003-06-29 17:44 )
千(きち)と千尋の世界ですね。神隠しにあいませぬよう… / ぷるぷる ( 2003-06-29 00:16 )
おにぎり様:遣手婆もいそうです。 / せんきち ( 2003-06-28 20:47 )
エリィ様:いい旅館でした。古いですが、ぬくもりがあって。温泉と木造建築好きの方には、おすすめです。 / せんきち ( 2003-06-28 20:47 )
ビバビ様:今回は一人だったので、残念ながら卓球は出来ませんでした。 / せんきち ( 2003-06-28 20:46 )
tomohiko様:吉原の妓楼のようでもあります。 / せんきち ( 2003-06-28 20:45 )
めらこ様:はい、一応、浴衣を着ておりましたが、中はノーパンでした(うそうそ)。 / せんきち ( 2003-06-28 20:45 )
tomohiko様:つい、面倒くさくて。。。。ほほほ。。。。 / せんきち ( 2003-06-28 20:44 )
湯婆ぁば  出そう / おにぎり ( 2003-06-28 18:18 )
いい旅館ですね。階段もつやつや。ここまで温泉満喫できれば本望ですね。 / エリィ ( 2003-06-28 16:36 )
本当に卓球があるんですね。僕は見たことがないので、いつか温泉卓球してみたいです。 / ビバビ ( 2003-06-28 04:19 )
おお、この写真、幕末映画で見た新撰組が戦った池田屋のようですね。 / tomohiko ( 2003-06-28 00:14 )
他に誰も居ない=大胆になるなという方が無理っすね(笑) 確認〜この写真撮る時は服着てますよね?(爆) / めらこ ( 2003-06-27 23:58 )
うわははは。裸のまま移動。すごいな〜。 / tomohiko ( 2003-06-27 23:31 )
写真、向かって右手奥に見えるのは、卓球室です。 / せんきち ( 2003-06-27 21:27 )
写真は、高砂館の階段。古いですが、ぴかぴかに磨き上げられていました。 / せんきち ( 2003-06-27 21:21 )

2003-06-26 上州湯あたり紀行(8)


 6月16日(月)
再び、健康サンダルの厳しい拷問(ンダルだけに、見事なSです)に遭いながらも、どうにか宿に帰り着き、いよいよ夕食の時間です。

沢山のご馳走が載ったお膳が、部屋に運ばれてきました。
以下に、そのメニューを記します。

・エビフライ、ナスと肉のはさみ揚げ
(付け合せ:キャベツの千切り、トマト、ポテトサラダ)
・お刺身(甘海老、ホタルイカ、赤貝、ホタテ貝)
・フキと厚揚げの煮物
・陶板焼(豚肉、野菜いろいろ。ジンギスカン風)
・茶碗蒸し ・鮎の塩焼
・ごはん ・香の物 ・味噌汁
・デザート(スイカ、メロン)

どれもおかみさんの手作りで、家庭的なぬくもりのするおいしいお料理でした。

普段なら、ここでビールの栓をシュポッ!と抜いて、1杯飲みながら食事をするのですが、今日は酒っ気は無し。持参した凍頂烏龍茶を飲みつつ、むしゃむしゃと全ての料理を平らげました。

満腹。。。。

そして、猛烈な睡魔が、私を襲ってきました。
(やっともうすぐ寝られるわ。でも、まだまだ続く。。。。)

先頭 表紙

めらこ様:はい、さようでございます。そして食べ過ぎて、お腹はぱんぱんに。。。。 / せんきち ( 2003-06-28 20:42 )
ご飯だ=!“旅の一番の楽しみ”といえば、これ!・・(@@;)ゴクリ / めらこ ( 2003-06-27 22:10 )
aika様:なんとなくお茶を飲んでしまい、ビールを飲み忘れてしまいました。というか、料理でお腹がぱんぱんになってしまって、ビールの入る余地がなくなったというのが事実です。 / せんきち ( 2003-06-27 21:23 )
私はビールの誘惑に勝てそうもありません。 / aika ( 2003-06-27 20:59 )
エリィ様:一人もいいものですよ。淋しさをいとおしむというのでしょうか、なんかそんな気分に浸るのが、好きなんです。 / せんきち ( 2003-06-27 20:49 )
くすのき燕様:なぜか今回の旅では、お酒を飲みませんでした。友人と行くと、冷蔵庫の中の酒を、全て飲み尽くしたりするのですが。。。。 / せんきち ( 2003-06-27 20:48 )
ビバビ様:はい、日本はいい国です、なんだかんだいっても。茶碗蒸し、おいしかったですよ。あと、味噌汁も具沢山で美味でした。 / せんきち ( 2003-06-27 20:46 )
fuku様:以前は、紫砂の急須(茶壷)と小さな茶碗(茶杯)も持参していたのですが、さいきんは、茶葉のみ持参しています。 / せんきち ( 2003-06-27 20:45 )
tomohiko様:手作りのおいしいお料理でした。ここのソフト面の充実振りには、みごとなものがありました。多少設備は古くても、サービスがいいとまた来たくなるものです。 / せんきち ( 2003-06-27 20:43 )
私も絶対ビール飲んでしまうと思う。いいですね〜温泉一人旅。私は一人旅さみしくて出来ない。 / エリィ ( 2003-06-27 17:09 )
このメニューなら、ワタクシ、間違いなく日本酒を選択します。はい。 / くすのき燕 ( 2003-06-27 06:13 )
お、おいしそー。温泉に、畳に、エビフライに、白いご飯に、お刺身に・・・ 日本っていい国だなぁ。あ、茶碗蒸も大好物です。 / ビバビ ( 2003-06-27 04:17 )
凍頂烏龍茶とはうらやましい。台湾とのこらぼれーしょん!! / fuku ( 2003-06-26 21:50 )
うひょ〜、ゴチソーだ。おなかすいた〜。 / tomohiko ( 2003-06-26 21:20 )
写真は、もちろん御料理。 / せんきち ( 2003-06-26 20:56 )

2003-06-25 上州湯あたり紀行(7)


 6月16日(月)
露天風呂から上がって宿へ引き返す途中、雨がぱらぱらと降り始めました。
念のため傘を持ってきていたので、さっそく差して歩きます。
宿を出てくるときに履いてきた健康サンダル(宿備え付け)のイボイボが、温泉でふやけた足の裏に食い込んで、徐々に痛みが増してきます。
少しばかりSMチックな気分に浸りながら、再び湯畑に出ました。

時計を見ると、まだ夕食の時間(午後6時30分)までには間があるので、湯畑の前にある共同浴場「白旗の湯」に立ち寄ることにしました。
「白旗」(源氏の旗)の名の通り、源頼朝ゆかりの歴史あるお湯です。

草津温泉の共同浴場は、どこも入湯料は無料、ただし地元の人が大切に管理しているお風呂なので、観光客はそれなりのマナーを守らなければなりません。

引き戸を開けて中に入り、脱衣場にいる先客に軽く会釈をします。
静かに浴衣を脱いで浴室に入ると、そう広くはないスペースに、7、8人の人たちがひしめいていました。
洗い場の真ん中には、牢(湯?)名主のような人がいて、

「ここのお湯は、あたしのものだよ!行儀の悪い客は出て行っとくれ!」

とばかりにデンと陣取り、他の入浴客に睨みをきかせています。
よく見ると、みんな、その人に遠慮して、隅っこに固まって入浴していました。
私も面倒なことになるのがいやなので、何度か浴槽に出入りを繰り返した後、早々に退散しました。

はっきり言って、ここの雰囲気は最悪でした。

今まで、いろいろな共同浴場に入ってきましたが、そのどこでも、親切な地元の人たちと楽しくおしゃべりをしながら入浴してきたものでした。
しかし、今回はたった一人の人のために、とてもいやな気分になってしまいました。
ほんとうに残念です。
ただ、これはいつものことではなく、たまたま私が立ち寄った際に出くわした人が悪かったのだろうと、今では思っています。
みんなが和気藹々と裸の付き合いを楽しめる、そんな共同浴場であってほしいものです。
(次はいよいよ夕食よ。まだまだ続く。。。。)

先頭 表紙

ビバビ様:わたくし、温泉に行ったら、だらだらと何度もお風呂に入るのが楽しみなんです。 / せんきち ( 2003-06-26 20:39 )
ぷるぷる様:一人旅、好きなんですよ。最近やってなかったので、久々に楽しかったです。 / せんきち ( 2003-06-26 20:38 )
一日に何度もお風呂に入るのって、僕はちょっと苦手かもしれません。あと、久しぶりにあのいぼいぼのサンダルを思い出しました。なれないと本当に痛いですね。 / ビバビ ( 2003-06-26 03:32 )
牢名主…いつもながら素晴らしいネーミングセンスです( ̄□ ̄;)。それんしても一人旅、カッコイイなあ。 / ぷるぷる ( 2003-06-25 23:36 )
写真は、白旗の湯。草津の共同浴場の中で、最も有名なお風呂です。 / せんきち ( 2003-06-25 21:02 )

2003-06-24 上州湯あたり紀行(6)


 6月16日(月)
湯畑から西の河原通りに入り、露天風呂を目指してひたすら歩きます。
この通りは、草津温泉観光のメインストリートとも言える通り(香港のネイザン・ロードみたいなものね)で、旅館はもちろん、お土産屋さん、饅頭屋さん、居酒屋、ラーメン屋と、いろいろなお店が並んでいます。

お店を冷やかしながら歩いていると、饅頭屋のおばさんが、

「はい、お兄さん、一つ食べてって!」

と言って、試食用の温泉饅頭を渡してくれました。

当方、ふだんから「年齢・性別・国籍不詳」と言われているのですが、やっぱりここでも間違われてしまいました。ま、「だんなさん」じゃないだけましですかね。

頂いた饅頭を頬ばりながらさらに進み、お地蔵さんが並ぶ一角を過ぎると、「西の河原公園」に出ます。
温泉が湧き出す光景を、地獄の光景に見立てた自然公園です。

公園の奥に、目指す露天風呂はありました。
受付で無料券を渡すと、

「右の階段を登って行くと、更衣室がありますからね」

と、係の人に言われました。

しかし、そっちの方は男湯です。。。。

「あの、すいません(三平調)。一応、こっち(女湯)の方なんです」

と、女湯の方角を指差しながら、なぜか謝ってしまうわたくしなのでありました。
とほほ。。。。


ともあれ、中に入って、さっそく一風呂浴びます。

ここの露天風呂は、何と言ってもその広さが魅力です。
ちょっとした運動場並みの面積はあるでしょう。
そんな広大なお風呂なのですが、入っていくと、ほんの4、5人の人たちしか浸かっていませんでした。

というわけで、ここでも、のんびりゆったり自然を満喫しながら、温泉浴を楽しむことができました。
(もうすぐ夕食よ。まだまだ続く。。。。)

先頭 表紙

↓あっ、すみませ〜ん。1人じゃなくて、そういう方の集団だったので、かなりインパクトあったということが言いたかったのですぅ。 / aika ( 2003-06-27 20:54 )
aika様:わたくし、声は普通に女ですし、お肌も色白もち肌です。 / せんきち ( 2003-06-26 20:37 )
温泉で、微妙な性別の方と一緒になったことあります。声は男なんだけど、その他の部分はしっかり女性という方でした。貴重な経験ですかね。 / aika ( 2003-06-26 01:36 )
めらこ様:一応、大丈夫でした。ぬいだら「キャーッ!」いうてましたが(うそうそ)。 / せんきち ( 2003-06-25 19:58 )
シャルウィダンス??様:若けりゃなんでもいいです。 / せんきち ( 2003-06-25 19:57 )
tomohiko様:今回の旅行で、10歳は若返りました(うそうそ)。 / せんきち ( 2003-06-25 19:56 )
KEI様:「チャリエン」、たまにビデオとって見てます。牛肉、細切れでもよいか、聞いておきますね。 / せんきち ( 2003-06-25 19:55 )
そいで、女湯の先客がキャーッ★・・・いうてないな。なら大丈夫です(何がや・・?) / めらこ ( 2003-06-25 10:16 )
ちわ。いいねえ、温泉。いきたいなあ温泉。「坊や」と言われればせんきっつあん、抵抗はないかな?? / シャルウィダンス?? ( 2003-06-25 01:53 )
のんびりゆったり自然満喫したいなぁ。静かな空間に水の音っていいですよね。 / tomohiko ( 2003-06-25 01:53 )
レシピ旨そう、今度作ってみよう。でも牛肉ステーキ用じゃなくて細切れじゃダメかしらん…<貧乏人。ところでチャリエン、テレビ東京で昼間再放送中だよん(月〜水) / KEI ( 2003-06-25 00:42 )
唐突ですが、知人がレシピ作成をしています。ぜひご覧下さい。 / せんきち ( 2003-06-24 23:54 )
fuku様:お久しぶりです。いいところですよー。 / せんきち ( 2003-06-24 23:53 )
ああ〜〜。いいなあ。。行きたいなあ〜〜。。 / fuku ( 2003-06-24 23:13 )
写真は、西の河原公園。露天風呂は、撮影禁止でした。 / せんきち ( 2003-06-24 20:50 )

[次の10件を表示] (総目次)