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せんきちの「日々是口実」


24時間、現実逃避!

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-02-15 をんなの旅路(桜と温泉)
2003-02-15 をんなの旅路(リンリン・ランタン)
2003-02-14 をんなの旅路(飛べ!天燈)
2003-02-14 をんなの旅路(情人節にカレーを)
2003-02-13 をんなの旅路(台北への道C)
2003-02-13 をんなの旅路(台北への道B)
2003-02-13 をんなの旅路(台北への道A)
2003-02-13 をんなの旅路(台北への道@)
2003-02-12 だましだまされ・・・・(大結局)
2003-02-11 だましだまされ・・・・(その4)


2003-02-15 をんなの旅路(桜と温泉)


三日目。
今日は、陽明山へお花見と温泉浴に出かけました。
ホテルから2分ほど歩いたバス停(国賓飯店)から、260番のバスに乗り、終点の陽明山へ。山道をうねうねと登りながら、バスは進みます。
途中、台北市内を一望できるスポットなんかがあって、これは夜景見物にはもってこいのバスだなあ、と思いました。次回行ったときには、ぜひ夜来てみたいと思います。もちろん、一人ではなく、二人でね(負け惜しみ)。
で、そうこうする内にバスは終点に到着、そこからてくてく歩いて、陽明山公園で桜とつつじを見てまわりました。
台湾の桜はソメイヨシノではなく(気象条件が合わなくて、育たないのだそうです)、河津桜か山桜なのですが、濃いめのピンク色をした桜も、また風情あるものです。
花見の後は温泉、とばかりに、公園を出た我々は、近くにある老舗温泉ホテル・国際大旅館で良質の硫黄泉に身を浸し、疲れを癒しました。地元の常連客(おばさん)と、裸のコミュニケーションをするのも、旅の楽しみの一つです。
浴後、旅館内にあるレストランでおいしい食事をとり、再びバスで市内へと戻りました。
「ば・ばん・ば・ばん・ばん・ばん」な、ひとときでした。

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宿題やれよ! / おへちゃ ( 2003-02-22 21:43 )

2003-02-15 をんなの旅路(リンリン・ランタン)


そして、最後の夜。
地元の友人と、今日から中正紀念堂で行われる、ランタン・カーニバル(台北燈會)を見に行きました。
干支をテーマにしたメインランタンは、羊の角の張りぼてだけ、という拍子抜けするようなださい代物でしたが、小学生が合わせて作ったランタンや、台湾の民俗を素材にしたランタンは、いずれも力作ぞろいで、とても見応えがありました。

だが!

貰ったパンフレットには「(ランタンは)午前0時まで点灯」、と書いてあったのにも関わらず、実際には午後11時を過ぎると、半分ほどのランタンが明かりを消してしまっていました。
これにはがっかりです。

台北市の馬市長(馬と言っても人だよん)、顔がいいのは認めるけど(ハンサムで大人気らしいよん)、こういう仕事もちゃんとやって下さいよ!

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リンリン、ランタン、りゅうえーん、てか?若者にはわからんネタじゃな。 / おへちゃ ( 2003-02-22 22:04 )

2003-02-14 をんなの旅路(飛べ!天燈)


その日の夜。
台北県の山間にある村・平渓で開催されるお祭り、「天燈節」を見に行きました。
このお祭り、本来は旧暦1月15日(今年は2月15日)の元宵節に開催されていたのですが、今年から、県政府のバックアップのもと、3日間行われることになったのです。
で、当日は、情人節ということもあり、ラブラブカップルが天燈(紙でできた気球。これを火力で空に上げ、天の神様に願いを聞いてもらう)に、「二人の愛が永遠でありますように」(んなわけねえだろ!←ヒガミ)なんて甘ーい願い事を書いて一斉に空に上げる、というイベントをやっていました。
しかーし!淋しいいかず後家の私は、そんなカップルを横目に見つつ、叔母と二人、細々と天燈に「くるなテポドン」などという、明らかにウケ狙いのあほな願い事を書いて、じみーに打ち上げ作業を行いました。
が、打ち上げは大失敗、天燈本体に引火して、大炎上してしまいました。
係りの人があわてて飛んできて、火を消してくれましたが、「お前ら、なんて火の点け方してんだ!」と、大目玉をくらってしまいました。
でも、そんなことでめげる、いかず後家ではありません。再びチャレンジ、今度は「もう不幸とはさよなら」なんて、暗ーい願い事と共に、みごと空へと上っていきました。
何かいいこと、ありますように。

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ヨメにいけるといいがな。かけるか? / おへちゃ ( 2003-02-21 22:27 )

2003-02-14 をんなの旅路(情人節にカレーを)


一夜明けて。
ホテルでビュッフェスタイルの朝食をとり、10時過ぎに出発。
今日は、昨日行くはずだった迪化街でお買い物。ホテルから、ぶらぶら歩いて向かいます。
今日は西洋情人節(バレンタインデイ)なので、恋人に贈るフラワーアレンジメント作りにお花屋さんは大忙し。そんな風景を見ながら歩くのも、なかなか楽しいものです。
迪化街は日本統治時代からの古い町並みの残る一帯で、中薬や乾物問屋が軒を並べている、いわば「台北のアメ横」のようなところ。
そこをひやかしながら、話梅、メイクイ(はまなすの花)等を買い、やはり日本統治時代の1934年創業の洋食屋さん「ボレロ(波麗路)」で、名物のカレーを食べました。
若くてハンサムなギャルソンが、「歓迎光臨!」と、さわやかに出迎えてくれます。
金属でできた二段重ねの器の上段にカレー、下段にご飯が入っていましたが、懐かしく、そしておいしいカレーでした。
ヒデキもきっとカンゲキすることでしょう。

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ライラック様:ご飯の付け合せに台湾名物「肉でんぶ(肉鬆)」が添えられてるところが、またにくかったっす。 / せんきち ( 2003-02-21 22:03 )
ぷるぷる様:これがなんか、妙に高級感あるんですわ、不思議なことに。 / せんきち ( 2003-02-21 22:01 )
和食だったら絶対にそそられないのに、カレーとか、エスニック系ってどうしてアルミの器が似合うんだろう・・・とっても惹かれるよ〜♪ / ライラック@つっこみありがとう!どうぞよろしくね♪ ( 2003-02-21 09:27 )
↑この無機質な器がイイね! / ぷるぷる ( 2003-02-21 00:27 )
↓イヤ〜! / ぷるぷる ( 2003-02-21 00:27 )
ヒデキは昔、「うん、この味!(うん○の味)」と言っておったのう。 / おへちゃ ( 2003-02-20 22:49 )

2003-02-13 をんなの旅路(台北への道C)


さてさて、無事何とか空港には着いたものの、この中正国際空港、日本のテレビでは「台北国際空港」なんて言ったりしてますが(「中正」〔蒋介石の号〕と言うのがやばいらしい)、実際には桃園市という、台北よりはちょっと南に位置する街にある空港で、台北市内へは車で順調に行って40分から50分はかかるのです。
入国手続き、税関を無事に終えて、出迎えのガイドさんと会い、車へ乗って、いざ、ホテルへと向かいます。
空港では、ニュース番組のカメラが我々を出迎えてくれて、けっこうな騒ぎでした。
夜遅いこともあって高速道路はガラガラ、それでも、台北へ着く頃には夜の11時を回っていました。
そして11時20分頃、宿泊する老爺大飯店(ロイヤルホテル)にたどり着きました。
チェックインを済ませて、部屋へ落ち着くと、なぜか空腹を覚えました。
もう12時近くになっていましたが、夜食を食べに出かけることにしました。
お目当ての担仔麺屋は閉まっていましたが、その近くにある小籠包屋で、小籠包、魚丸湯を食べ、豆乳を飲んで、二人分でしめて140元(500円ほど)でした。安くて、おいしかったです。
そんなわけで、長い長い一日が、ようやく終わりました。

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usako様。そうですね。山手線の北半分みたいですね。 / せんきち ( 2003-02-20 22:34 )
私も去年台北に行きました。屋台の食事も美味しかったです。町並みは高田馬場みたいだったけど。 / usako ( 2003-02-20 09:49 )
ここは日本にもある超有名店とは違う超無名店ですが、うまいでっせ〜! / せんきち ( 2003-02-19 23:01 )
おおきに。つかれて寝てましたわ。はあ・・・・ / おへちゃ ( 2003-02-19 23:00 )
小籠包〜っ。ハゲしく食べたい。 ところでおへちゃさんのつっこみ好きなんですけど…いずこへ? / ぷるぷる ( 2003-02-19 21:28 )

2003-02-13 をんなの旅路(台北への道B)


食事を済ませた我々は、ロビーで出発を待つことにしましたが、そこへアナウンスが流れました。
な、な、なんと、出発が午後9時20分に遅れる、とのこと。

がーん!どっと疲れが・・・・

もう散歩する気力も失せたので、そのままロビーで先ほど買ったギターを弾いたりして淋しい心を慰め、ようやく午後8時過ぎ、再び出国手続きをすることが出来ました。
出発ロビーは、ぐったりと疲労困憊した人たちで満員です。
午後8時40分、ようやく代わりの飛行機に搭乗、結局9時30分過ぎに離陸しました。
が、いつまでたっても高度が上がりません。
またかい?いやーな予感がしました。
しかし、これは米軍の嘉手納基地がある関係で高度を上げられない、ということがわかって、やっと安心しました。
エンジントラブルの次は失速して墜落じゃあ、シャレになりませんからねえ。

その後無事高度を上げて、1時間ほど飛んだ飛行機は、台湾時間午後9時30分過ぎ、ようやく中正記念空港に着陸しました。午前6時に家を出てから、16時間以上が経過していました。

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地球の裏側ですからね。(おいおい) / せんきち ( 2003-02-19 01:32 )
16時間…近い近いと思っていたいけど、台湾って遠いなぁ。…違うか。 / ぷるぷる ( 2003-02-19 00:10 )

2003-02-13 をんなの旅路(台北への道A)


さて。
台北へ行くつもりが、なぜか那覇へ来てしまった我々でしたが、代わりの飛行機は午後8時40分に出発、午後7時に空港ロビーに集合、というので、急遽、市内観光をすることにしました。
ロビー(この国際線のビルが、国内線のそれと違って、小さくてださいのよ。昔の羽田の中華航空のターミナルみたい)にある観光案内所で資料を仕入れ、バスに乗って、まずは首里城へと向かいます。
ところが・・・・、市内の中心部、国際通りに入ったバスは、ひどい渋滞に巻き込まれて、うんともすんとも動きません。結局、首里城へ着いたのは、4時30分を回っていました。
せっかく(?)の沖縄、買い物もしたい我々は、広いお城を見るのは取りやめにし、守礼門前で写真だけ撮って、あとは玉陵(たまうどぅん。王様の墓)を見て、タクシーで国際通りへ戻りました。
土産物屋でお土産を物色し、なぜか椰子の実ギター(1000円)なんかを買ってしまった私でしたが、買い物は、やはり楽しいものです。
行きと同じような渋滞に巻き込まれないよう、早めにバスに乗って6時過ぎに空港へ戻り、お詫びに貰った1500円の食事券を使って夕食をとりましたが、まだまだこれから先、台北に着くまでには、長ーい長ーい時間がかかってしまうことになるのでした。
(写真は、食事券と乗り継ぎ券)

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いや、やっぱり目先の飯よりダブルマイレージとかの方がうれしい気がします・・・・ / せんきち ( 2003-02-19 01:32 )
うわ〜なんかイイな!トクトクじゃないですかぁ♪ / ぷるぷる ( 2003-02-19 00:08 )

2003-02-13 をんなの旅路(台北への道@)


さあ、今日は楽しみにしていた台北への旅。朝の5時起きはきついけど、着いてからのことを思えば、それもまた楽しいもの。
午前7時東京駅発の成田EX3号に乗って空港第2ビルで下車、同行の叔母と待ち合わせて無事チェックイン・出国も済ませ、午前10時発の日本アジア航空201便で机上、もとい、機上の人となりました。
が、この後、おそろしい地獄が我々を襲うのです。
飲み物と食事のサービスが終わり、しばらくうとうとしていると、突然「どーん!」という音と衝撃に襲われました。
「おかしいなあ、もう着いたのかなあ。それにしても早いなあ」と思いつつ、窓から外を眺めると、まだ雲の上を飛んでいます。
いやな予感がしました・・・・。もしかしたら、落ちるのかしら?
ほどなくして機長のアナウンスがあり、「左翼の第2エンジンが壊れたが、飛行に支障はない」とのこと、ひとまず安心した私は、再び眠りに落ちました。
ところが、「これ以上の飛行は危険なので、沖縄の那覇空港に緊急着陸することになった」と、前回の内容とは180度違うアナウンスが勝手に流れ、台北を目の前にしながら、12時40分に我々は那覇空港に着陸する羽目に陥りました。
エンジンを点検している間、2時間程機内で待たされた後、結局代わりの飛行機が来てから台北へ行く、ということになり、飛行機から降りて出国取り消しの手続きをし、なぜか「めんそーれ沖縄」な午後が始まることとなったのです。(写真:バスに乗せられて、連行中)

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あ、どうぞ、続きは下にあります。読んでください。 / せんきち ( 2003-02-18 22:24 )
いきなり波乱万丈ですね!このあとどうなるんでしょ… / yumi改め劉嘉玲…じゃない ぷるぷる ( 2003-02-18 22:05 )

2003-02-12 だましだまされ・・・・(大結局)

そんな壮絶な昼食の後、市内に戻った我々は、この日もまた、日程表には無い茶芸館へと案内されました。
奥にある個室に閉じ込められて、茶芸のデモンストレーションを見た後、姉ちゃんが人参烏龍茶を薦めます。値段は150グラムで2500円。あー、高い。
うんざりした私は「トイレに行く」と言ってそこを脱出、店頭にあるお茶の品定めをしてみました。
そこにあった「阿里山烏龍茶」に目を留めた私は、そばにいた姉ちゃんに「これは台湾のお茶だね」と、普通話(北京語)で話しかけました。
お姉ちゃんはいかにも自慢げに、「このお茶は、とってもいいお茶なのよ」と答えます。
そこで試しに、「いくら?」とたずねてみました。
すると、お姉ちゃんは近くに立っていたボスらしき男に、「ねえ、このお茶いくらで売る?」と聞きやがったんですねえ。
そしたら、その男、「1万円」ですと。ああ・・・・
てなわけで、身も心もぼろぼろになった旅でしたが、星野博美氏の『謝々!チャイニーズ』には、ベトナムへ行って同胞にぼられまくる中国人の話が載っていました。
同胞同志でだまし合うなんて、共食い好きなんですね(これは冗談)。

さて、明日から台北へ行きます。帰ってきたら、怒涛の旅日記を公開します。
お楽しみに!

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ほかの人に買わせて自分は逃げる、というのが一番いいようです。 / せんきち ( 2003-02-18 21:29 )
個室に閉じ込められて・・って、怖いですねぇ。私だったら、断りきれないかも。。 / ぱぴぱぴ@つっこみありがとうございます ( 2003-02-17 14:18 )
無事かえってまいりました。日記、明日から書きますです、はい。 / せんきち ( 2003-02-16 21:45 )
行ってらっしゃいませ♪台北日記、楽しみにお待ちしております! / yumi ( 2003-02-13 03:50 )
つっこみありがとうございました。日本人ってどこ行ってもカモになっちゃいますね。騙すのが悪いのか騙されるのが悪いのか・・ですが。お気をつけて楽しいご旅行を! / aika@はじめまして ( 2003-02-13 00:47 )
気いつけてな。だまされんなよ。 / おへちゃ ( 2003-02-12 00:57 )

2003-02-11 だましだまされ・・・・(その4)

さて、二日目。
お目当ての陝西省文物保護所と陝西省歴史博物館(ここでも掛軸売りがすごかったっす。公共施設じゃないのか?)を見学した後、なぜかスケジュールには無い、お土産屋へ案内されました。
しかし、あるものはつまらないものばかり。つきまとう店員たちをてきとーにかわし、ほとんど買い物もせずにそこを後にしました。

そして三日目。この日がクライマックスでした。
秦の兵馬俑を見学した後、またしても「地獄の関所」が現れました。
そこでは、兵馬俑を発見したおっさん(元農民)が兵馬俑の写真集にサインをしてくれる、というサービスがウリでしたが、写真集の値段がなんと1500円!
おっさん、ぼろもうけですぜ。
さらに、昼食をとった郊外のレストラン(ここのメシだけがすごくまずかった)では、お姉ちゃんがすすっと歩み寄り、妙なお酒の売込みを始めます。
お姉ちゃん曰く、「これは漢方の素材で出来た、身体にとてもいいお酒です」とのことなのですが、ラベルには「夫婦和合」なんていう字や、ハートマークが躍っています。
「なんかあやしいなあ。もしや、アレが入っているのでは?」と思いつつ、成分表示を見ると、やはりありましたねえ、「鹿鞭(鹿のペニス)」という文字が。
そしてその値段はというと、2本で3000円!

がーん、がーん、がーん!

でもやっぱり、皆喜んで買っています。
「大したもんだ」と感心しつつ、ふと周りを見渡すと、そこには日本人の客しかいません。
つまりここは、「カモ専用レストラン」だったんですねえ。
酔っ払ったおっさんは、「姉ちゃん、ラーメンくれ」とか言ってるし、いやあ、ここはほんとにすごかったっす。(つづく)

先頭 表紙

そのおっさん、あんたじゃないの? / おへちゃ ( 2003-02-11 23:03 )

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