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koedaの「踊る踊る毎日」

映画が大好きな親子の日常
最近観て良かった映画は
夫「ウォンテッド」
私「コッポラの胡蝶の夢」
タバサ「ラースとその彼女」
蜜ちゃん「おくりびと」
(私以外は推測)
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2002-09-09 マヨネーズが苦手
2002-09-08 R・レッドフォードここにありって感じの「パガ―・ヴァンスの伝説」
2002-09-06 優雅で気ままな30男の中身って! 「アバウト ア ボーイ」
2002-08-29 お兄ちゃん、広島に行く
2002-08-28 蜜ちゃんと行った映画「ル・ブレ」と「スク―ピー・ドウ」
2002-08-25 発表会
2002-08-24 誰にでも取り戻したい過去がある。「タイムマシン」
2002-08-21 「バーバー」コーエン兄弟
2002-08-21 ル・ヴァン美術館、「ピノチヨとなつかしの絵本」
2002-08-17 ヴィンセント・ギャロ展


2002-09-09 マヨネーズが苦手

夏休みも終わって、
再びお弁当づくりにいそしむ毎日。
本日もハンバークやら、ポテトやらのほかに
ブロッコリーを入れたのです。もうホントに色よく茹で上がって
さあマヨネーズもしくは塩でも別に持たせるかなと
思ってましたら、蜜ちゃん、すっと現れまして
ブロッコリーが、きれいいだね。アクセントとしてすごく引き立つし
おまけに食べられるところが、尚いい。でも、何もつけないでね」
しっかり念押しされてしまいました。

実は、蜜ちゃん、ケチャップが全く食べられない。
マヨネーズも苦手。できればあまりつけたくない。
お好み焼きもソースの匂いだけでギブアップしたこともありました。
だからオムレツもハンバークも
ケチャップがついていたらダメ。
コールスロー、シーザーサラダもダメ。

今時、こんな調味料が苦手な子なんて、珍しいんじゃないかなと
思っていたら、今日のスマスマ、ビストロのお客様の柴咲コウさんも
マヨネーズが苦手とか、マヨネーズだけなんでしょうか?
ちょっと気になります。

昨日見たビデオ
「中国の鳥人」
「ドン松五郎の生活」さすがにウェルシュコーギーは、いないし、
 今やったら、ドンがワープロを使うのではなくネット通信とかしちゃうのかな。

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今日のビストロに関して言えば、納豆とみそ汁だったので、調味料があまりなくて良かったかも。私も柴咲さんじゃないけれど、生肉嫌い。軟骨も嫌い。 / koeda ( 2002-09-10 00:58 )
まあ、若い人でもマヨネーズ嫌いいるんですね。あと黒豆納豆も嫌だってスマスマ見ながら言ってました。うちの蜜ちゃん。 / koeda@ようこそ/ 翠菜さん ( 2002-09-10 00:00 )
私もマヨネーズ嫌いです(>_<)あとは味の素とか…洋風ドレッシング系がダメ。。。 / 翠菜@はじめまして♪ ( 2002-09-09 20:43 )

2002-09-08 R・レッドフォードここにありって感じの「パガ―・ヴァンスの伝説」

製作・監督:ロバート・レッドフォード
出演:ウィル・スミス、マット・デイモン、シャーリズ・セロン

マット・デイモン演じるジュナは元ゴルファー。輝かしいゴルファーとしての人生から戦争体験により一気にどん底に落ち、恋人まで失い、世捨て人のような生活を送っている。
 一方恋人のアデ―ルは、父親の残してくれたゴルフ場をかけて世紀のゴルフ・マッチを
企画する。二人の一流ゴルファーを招待し地元のゴルファーで戦わせようと計画。
 ハーディという少年の提案で地元サバナのジュナを参加させることになる。
そこへ謎のキャディ、バガー・ヴァンスが現れ、ゴルフ・マッチが成立。

バガー・ヴァンスは、ジュナがゴルフをやるのではなく、ゴルフが彼を求めていくのを
待っているように微笑んで見守っている。
1日目は、8オーバーで終わってしまったが、2日目、なんとか自分のゴルフを
取り戻したかのようだったが、バンカーに落とし、林の中に打ち込んでしまった時
ジュナの手はぶるぶると震え、もうここまでかと思われた。
バガー・ヴァンスが言う。
「誰でも現実にむなしい重荷を背負っている」
「今下ろす時が来たのです。」
「道は2つ」
「あきらめるか、前へすすむか」
「自分が昔背負っていた場所へ」
「そして思い出す」
「一瞬で前に戻るのです」
「選ぶのはあなた」
「ずっと前から天があなたに与えたゲームなのです」
この時の考えをめぐらしている時のマット・デイモンの顔、
もうほとんどロバート・レッドフォードに置き換えて見ていました。
ウィル・スミスの表情は優しいですね。
きれいな風景。ギャッビ―の映画を思い出す衣装。美しい風景。クラシック・カー
懐かしくて暖かい映画でした。

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2002-09-06 優雅で気ままな30男の中身って! 「アバウト ア ボーイ」


監督 : クリス・ウェイツ/ポール・ウェイツ 
出演 : ヒュー・グラント/トニ・コレット/レイチェル・ワイズ 

 ノース・ロンドンに住む独身男ウィル・フリーマ(ヒュー・グラント)は親の遺産で何不自由なく暮らしている。100%自己中心の生活。
 ガールフレンドも次から次へと変え、気ままなのだが、別れ際がいつも気まずい。
 ある日、妹に子持ちの女友達を紹介され、付き合っていたところ、倦怠期に入る前に
向こうから別れ話を持って来られた。ウィルにとっても願ってもないこと。しかも罪悪感を感じなくて済む。
 これに味をしめたウィルは、シングル・マザーをガールフレンドの標的とすることにしたが、これがなかなか出合うチャンスがない。
 思いきってシングル・ペアレントの集いにシングル・ファザーを装って進入。目当ての女性に接近する。
 そうこうしているうちにひょんなことから12歳のマーカスという少年と知り合う。
彼は家や学校に深刻な問題をかかえている。何故かマーカスは、ウィルが自分たちを
救えると信じ彼の家に足しげく通うようになる。

 何も考えていない38歳、深刻に頭を悩ます12歳。二人のやりとりが、笑える。どっちが大人でどっちが子供なんだか。
 見かけはスマートでカッコいいウィルと、同級生の中でもひときわ子供っぽいマーカス。ふたりのやりとりが笑えるが故に人間の本質をついていて、ほのぼのとする。

 ヒュー・グラントは、『ブリジット・ジョーンズの日記』のカッコよくて調子のいい上司役でもちょっと情けない一面を出していましたけれど、こちらの方がずっと面白いですね。ライフスタイルもカッコいいのですけれど、38歳にもなってどうするんだーってところがビジュアル的にも丁度良かったような気がします。
 マーカスの母親役のトニー・コレット、こんなお母さん嫌だ。ファッションもすごいし、でもここいう人いるし、極めら極めたですごい説得力があったりするタイプなんだけれど。
 そしてマーカス。こんな格好させられてホントに学校でいじめられなきゃいいんだけれど。でもこの映画の学校。今や、日本もイギリスもこんな状態なのね。
 昼ドラの「どれみそら」の制服姿が中学生なのに、すごいと思ったけれど、
マーカスがあこがれるエリーって子の化粧もすごい。ヘアースタイルは、イギリス版「キッズ・ウォー」かしらん。
 

 この試写会、途中でフィルムが切れて画面がしばらく真っ黒。今ベネチア国際映画祭に行っている北野武の作品も上映中に同じようなことがあったらしいけれど、
「マジェスティク」思い出して、映写技師さんを心配してしまったけれど、観ていた人たちは
「せっかくいいところなのに」とか「一番いいところだったのに」なんて口々にいう物だから、却って盛りあがってしまったかも。

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2002-08-29 お兄ちゃん、広島に行く

卒論のために広島の江田島に行くと言って出かけました。
しかも造船所に泊るとか。
なんだか小説「広島に原爆を落とす日」を連想させられてうらやましかったです。
で、帰って来てから聞くと造船所というより、船の中だったらしく
もっとうらやましがったら、すごく忙しくって船の中と言っても
泊っているところしか、行き来しなかったので、中がどうなっているか
全然わからなかったそう。
もったいないです。
そうそう江田島といえば、内田康夫の小説「江田島殺人事件」というのもありましたね。
海軍兵学校のことまで遡って書いてあったように思います。内田康夫著書の中でも印象に残る一冊でした。
ところで、お兄ちゃん、地元の人に
「尾道と言うと何を思い出しますか」と聞かれて
「つかこうへいさん原作のドラマ『ロマンス』に出て来ました」
と言ったらしいです。その地元の人に説明しながら、もっと違うものを
言えば良かったと後悔したそうです。

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2002-08-28 蜜ちゃんと行った映画「ル・ブレ」と「スク―ピー・ドウ」

ル・ブレ(フランスのカーチェイス映画)
監督:アラン・ベルベリアン/フレデリック・フォレスティア
出演:ブノワ・ポールブールド/ジェラール・ランヴァン

フランスの大悪党として恐れられたモルテス長い刑務所暮らしの中で、看守レジオと親しくなっていた。
服役ももうすぐ終わるという頃、モルテスがレジオに頼んで買っておいてもらった宝くじが大当たり! だが、その当たりくじは、レジオの奥さんポーリーヌが持ったままアフリカに行ってしまったらしい。モルテスは、その当りくじを取り返さんとばかり刑務所を脱走。パリの町を大爆走。その後レジオを連れてアフリカへ。ただでさえ、追っ手が多いところへレジオがトロいものだから、迷走するわ。混乱するわで大騒動。

レジオの奥さん(ロッシ・デ・パルマ)とか砂漠の中に住んでいる人たちとか
モルテスの追っ手の手下の大男ゲイリー・ティップレディとか、地元の警官とか
面白いキャラクターが沢山出てきました。

スクービィ・ドゥ
監督  ラジャ・ゴズネル
出演  サラ・ミシェル・ゲラー/マシュー・リラード/フレディ・プリンゼjr

 わかりません。いくら犬好きだって、いいんですかね。こういうお子ちゃま映画見ていて。面白いですけれど、魂つかみ取られるんですよ。娯楽映画なのに、この映画見た後
怖い夢見ちゃいました。
スクラッピー・ドゥーって言うとんでもないワンちゃんも出てくるし、ミスター・ビーンのおじさんも出てくるし、コメディなんですけれど、逆に、悪いことしたら、
怖い目に会うぞーって感じでぞぞぞーっとしますね。
 メインキャラの4人は、設定はティーンみたいだけれど、かなりそれは前のことって感じで、お年を感じてしまうのだけれど、本物のティーンはやらないんでしょうか?こういう役。
 そして、こういうアニメキャラならではの衣装の季節間がめちゃくちゃ。でも最近のスマップさんたちも長袖の人がいたり、タンクトップにマフラーとか肌もあらわな方もいたりでめちゃくちゃですから、気にすることはないんでしょうね。

今年の夏は、子供向けの映画が少なかったこともあるけれど、それにしても私が蜜ちゃんくらいの頃は、もうすこし背伸びした映画見ていたように思いました。
ピーターパン症候群かな?

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2002-08-25 発表会

蜜ちゃんのピアノの発表会。
今回一番困ったのは、蜜ちゃんが中学生になって今までのように
ドレスを着てくれなくなったことだ。
しかし、一応みんなの前に立つワケだから、清潔できちんとした
一応およばれ着にしてほしいと言う事でこの1週間、探しに探したが
身長も私や姉のタバサと同じくらいになった今、子供服ではつんつるてん
大人服ではブカブカとなかなか難しく、一応7号サイズで手を打ったが
スカートがどうしても落ちてしまうと言う事で安全ピンで留めた。
発表会のリハーサルの時に同じような年頃の子が並んでいると
まるで、バービー人形かリカちゃん人形が並んでいるみたいに、みんな
細い。ほとんどの子がモノトーンで大人っぽい格好をしていた。
これが高校生くらいになるとジーパンにTシャツとかラフな格好の子も増える。
楽曲もショパンやらベートーヴェンにまじって、Shiroh Sasgisu(エバンゲリオン)
とかタイタニックのテーマやらYOSHIKIまで千差万別だ。

蜜ちゃんは、帰りしなに今度は舞台で使われるような曲がやりたいなと
言っていた。蜜ちゃんの言う舞台は、もちろん吾郎ちゃんの舞台だよね。
期待してます。

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とんぼさん。 ぜひぜひ、着せてやって下さいませ。子供のきちんとした格好て可愛いと思います。小さな淑女って感じで。 / koeda ( 2002-09-06 11:59 )
お嬢が7月からピアノを習いだしました。発表会 着てくれるうちにフリフリ着せますわ。(いつ出られるか・・・) / とんぼ ( 2002-09-04 23:04 )
ところで発表会が終わって写真撮影のときにDrink SmapのTシャツを着た小学生がいたのだけれど、ああいうのを売っているのも驚いたけれど、発表会の衣装で着ているのも驚きました。 / koeda ( 2002-08-26 21:21 )
ひであさん、弾けたら何を一番最初に弾きたいですか? 私も気分的にはすごく上手いつもりなんだけれど、実はヴィオリンの伴奏もひっかかって迷惑をかけるという始末(^^; / koeda ( 2002-08-26 21:20 )
今思うのは、ひであもピアノ弾けたらなァって思う。もしも〜ピアノが〜ひけ〜た〜ならぁ〜♫ / ひデあ ( 2002-08-26 00:03 )
Miewさん。もったいないですね。と、言う事はまだまだ弾きたい曲がある以上、着るものがなくても発表会は出るべきなんですね。 / koeda ( 2002-08-25 23:26 )
ピアノの発表会懐かしいなぁ。もう何年前だろう(笑)。ピアノやめた今、昔みたいに弾けなくなりました♪ / Miew ( 2002-08-25 21:54 )

2002-08-24 誰にでも取り戻したい過去がある。「タイムマシン」


映画『タイムマシン』(H・G・ウエルズ原作)のキャッチコピーですが
『メメント』で不思議な役をやっていたガイ・ピアーズ主演のこの映画

科学者のアレキサンダーが恋人のエマに結婚の申し込みをし、幸福の絶頂に浸りながら
公園を散歩している時に物取りに襲われ、婚約指輪だけは渡せないともみ合っている時に
ピストルの弾が飛び出しエマの胸に命中してしまう。
アッというまに彼女は血まみれになりそのまま帰らぬ人になってしまう。

彼はエマを失った悲しみに「もし」彼女が亡くなる前の時間に戻れるのならと
タイムマシンを製作、4年の月日を費やし、あの日に戻ってみるのだが。
またしても彼女はほしかった花束さえ手にすることなく彼の前から消えてしまう。

どうしてタイムマシンは過去を変えられないのか、未来に行ってもタイムマシンは過去を変えられないのか。アレクサンダーはその答を探して、今度ははるか未来へと向かう。

この映画のうたい文句が「誰にでも取り戻したい過去があるー」であったのに、
80万年後の未来の映像がすごすぎて、もう過去なんてどうでもいい。早くこの時代から
抜け出したいと思えてしまった。でもガイ・ピアーズはこの80万年後が似合っているかも。科学者の気難しそうな感じも良かったけれど、彼はどこか動物的

映画の話はこれくらいにしておいて、この「if」と言う言葉にあこがれ、人は
時間を旅しようとタイムマシンを作るのだろう。
 去年のもう少し後になってから、ひまじん仲間のかねちゃんと「この日のこの時間に戻れるなら」と話したね。だからSMAPのアルバムに「時間よとまれ」が入っているのを知った時はどんなに驚いたことか
 かねちゃん、道路に座りこんでいないかな。遠回りしてシアターコクーンに行ったのが
懐かしい。
 あれから何かを忘れるように映画を見まくって、舞台もようやく観ようと言う気になってきて、火曜日には「アテルイ」見に行くけれど、そろそろ
吾郎ちゃんの舞台が見たいね。特に先日最終回を迎えた「恋愛偏差値」のあんな演技
見せられちゃ、お金払って観に行きたくなっちゃうね。

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Miew さん、もしかして、それみんな邦画ですよね。しかも単館ものかなあ。うーん。若い子は単館ものが(決めつけている)好きなのかなあ。ちなみにうちの娘は、ちょっとラテン系(主演の男優の好み?)な単館ものが好きみたい。 / koeda ( 2002-08-25 21:16 )
↓のはかねちゃんへ。です。(^^; / koeda ( 2002-08-25 21:12 )
私も今年になってずいぶん渋谷に行きました。ほとんどが映画ですけれど。TSUTAYAもその上にある映画館に行く為に通過しました。でもまだブックファーストまでは行っていないなあ。「アテルイ」楽しみです。どうせなら23日が良かったかも。ですが(笑) / koeda ( 2002-08-25 21:11 )
両親がみたっていってたなぁ。うちは最近はチキハ★にDRIVEにDollsがみたいです〜 / Miew ( 2002-08-25 00:44 )
koedaさん、ありがとう。道路には座り込んでいないけど(笑)20時45分にはやっぱり渋谷の方を向いてお祈りしましたよ。あれから何度か渋谷へ行っているけど思い出すことは今も同じです。大丈夫「アテルイ」観たらきっと刺激受けまくって来年こそは。 / かねちゃん@ありがとうございました ( 2002-08-24 22:54 )

2002-08-21 「バーバー」コーエン兄弟


「オーブラザー!」を見て、これは絶対に見たいと思っていた作品。
4月の公開を見逃して、これがどこかで再び単館上映されるのを待っていた。

これを見た人の後の感想が分かれると言うのでやや心配しながら行って来たが
文句なく面白い。主演のビリー・ボブ・ソーントンが何を考えているかわからなくていいっ!(色々想像できる)

主人公エドは、無口な男である。妻の父親が床屋だったというだけで床屋になった。
その店は彼の義理の弟が店主となり、彼と二人でやっている。弟のフランクは1日中でもしゃべっている男で彼とは対称的だ。
妻とは初めて会った時に「無口な男が好きよ」と言われ、
二週間後に「結婚しない?」と言われた。
「オレのことも知らずに?」
「知れば魅力が増すの?」
その程度の関係で男と女は暮らせるのだ。
ふっと頬が膨らんでしまうセリフが続く。
彼女はデパートの出納係をしていてボスのデイヴと不倫中。
オカマのセールスマンがそのデパートにやっきてその帰りにこのバーバーに立ち寄る。
そこから物語が急展開。エドは大変な事件に巻き込まれていく。
しかし、エドは何があっても淡々と毎日髪を切り続ける。
髪を体から失っても失ったという感覚はない。
彼が非日常的な行動を起こした時に失ったもの。補っても補っても
失われて行く。
彼の友達の娘のピアノを聞いては彼女の才能の開花を想像し
そのようにならないとそれが人生の浪費に見えてしまう、彼の焦り。
色々なエピソードがジクソーパズルのように繋がって面白い。
エドがしゃべらない分だけ、色々想像できて面白いし
小ネタがあちこちにちりばめてある。
この映画を上品に引きたてているのが音楽。
ベートーベンのピアノソナタが中心だ。

とにかく面白かったので、コーエン兄弟、ビリー・ボブ・ソーントン
そして、この映画のサウンドトラックをチェック!

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2002-08-21 ル・ヴァン美術館、「ピノチヨとなつかしの絵本」


原美術館ですっかり美術館の外観に魅せられた私は
今回、軽井沢のル・ヴァン美術館軽井沢のル・ヴァン美術館に足を延ばしてみました。
朝からエルツおもちゃ博物館(くるみ割り人形やパイプ人形などエルツ地方の人形)、軽井沢高原美術館(北杜夫展)を見て歩いたせいか蜜ちゃんが難色を示す中、外観だけでも
見たいからと見に行って良かったです。
建物と庭の美しいこと。雨のせいか見に来ている人も少なくゆっくりと展示品も見る事ができ、楽しいひとときを過ごすことができました。
今回の企画展は、「ピノチヨとなつかしの絵本」ということで12歳の少女が出版した日本初のピノキオ
イタリアの有名な童話「ピノキオ」を西村アヤの父親が友人からもらって夕食後、英訳しながら話してくれた物語を彼女が挿絵をいれながら彼女のノートにつづったものをその後出版したもので、沖野岩三郎さんだったと思うのですが、彼女に
「世の中に裕福な父親は沢山いて、あなたのように裕福な女の子も沢山いるけれど
このような心のゆたかになる話を聞かせてくれる父親はいない。あなたはしあわせです」
と言うような手紙を送っているのが展示されていた。
ただ、ただ不純にも建物が見たくて行った美術館で人がいなくゆっくり見られたとはいえ
お昼を待たせたまま展示物を見ていた自分たちが全てを見るのは申し訳なく
本当に残念ながら駆け足で常設のものを拝見し、この企画展のピノチヨも後ろ髪を引かれる思いで見てきたが、このアヤちゃんがこの作品を発表し、どれだけの人に感動を与えたか、当時の人たちの喜びが聞こえてくるようだった。
ディズニーの映画で有名なピノキオとはやや違って鯨の部分もなくシンプルだったが
逆にこの物語に触れた時の驚きと何度も繰り返し読まずにはいられなかった興奮が
感じられた。

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2002-08-17 ヴィンセント・ギャロ展


北品川の閑静な場所にある原美術館に行ってまいりました。
当日大変な暑さで、電車を乗換え、乗換えする間にタバちゃん
貧血を起こしてしまいました。
そんな訳で、美術館に到着するやいなや、美術館併設のカフェで軽く
ギャロイメージケーキとサラダ、ハーブティーを食することになりました。
店内は、勿論のことですが、ギャロファンばかりで誰もがギャロの
話をしていて今までギャロファンに会ったことのないタバちゃんには
とても新鮮に映ったみたいです。
イメージケーキを大事に大事に味わって
きれいなお庭を眺めてすっかり元気を取り戻したタバちゃんと
さっそくギャロの作品を見に。
最初の部屋はなんじゃこりゃーの写真。
ラブラブな写真を見せつけられて言葉を失う私たち。
二階に行くと工場の片隅に捨ててあるような板にかかれた生物画
多分、本物より写真とかで見た方が雰囲気があると思うような絵。
アートな感じはするのだけれど、どこかずるいっていうか無邪気というか、
なんか自分を難解に見せているような。なんて書くとファンに怒られて
しまうのだろうか?
 不幸ぶったり自虐的なところがあるんだけれど、底抜けに無邪気と
言うか。ま、遠くから見ている分には面白いかな。

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