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復活! マイケルの「小さなことからコツコツ党宣言」

先ずは自分と周囲の人が幸せになるにはどうすればいいかを考えてみる。

基本的にFacebookに書いたものからエントリーを厳選し、実名やらを編集したり、ひまじんの文字数制限を満たす様に削ったりしてます。Facebookの方に興味がある場合は、コメントなどでお知らせください。でも、後で思いついた小ネタをひまじんの方だけに仕込むこともありますよ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-11-14 ビルバオ 1日目
2008-11-13 エールフランスと「Bond, James Bond」
2008-11-12 バスクに行ってました
2008-10-24 再来週旅行でヨーロッパに行くので
2008-09-06 映画「グーグーだって猫である」を観にいった。
2008-08-07 泣けてきた、午後は仕事にならないかも
2008-07-29 【猫】 景虎ハウス
2008-07-19 【猫】旅立ち
2008-07-17 【猫】今朝の景虎
2008-07-15 【猫】エコバックで運ばれた天使


2008-11-14 ビルバオ 1日目

ビルバオの空港はびっくりするくらい小さくて、閑散としてた。
建物出てすぐのところに停車していた、街の中心に向かうバスに乗る。

高速経由で30分もしたところで、異様な建物が目に入る。
グッゲンハイム美術館だ。

それにしても空港から街が近い。
そして想像以上に街の規模が小さいかも。

僕自身は自由気ままな旅が好きなのだけれど、さすがに結婚してからはそうも行くまいと思い、ビルバオでの宿は日本から予約しておいた。

空港バスの2つ目の停留所にして街の中心・モユア広場の近くのHotel Carlton。

http://www.hotelcarlton.es/

ホテルの検索サイト経由での予約だったのだけど、5つ星ホテルの割には1泊100ユーロもしなくて安かった。
まぁ、レビューには過大評価とのコメントが多かったし、実際それほど大したところでもなかったが。

で、来る途中に薄々感じてはいたのだが、お店が全然開いていない。
更に宿にチェックインしてから、ホテルの近くを歩いてみたが、開いてるのはパン屋くらいか。

バルで軽く食事をした後、ホテルに戻って聞いてみるとこの日は、諸聖人の日とかいうカトリックの国独特の祝日らしい。
もともとヨーロッパは日曜に開いているお店は非常に少ないので、2日連続で買い物が出来ないことに気づき、愕然とする。

一月くらい前に日本で調べた時は日曜の夜にサッカーの試合があるとのことだったので、スタジアムへの行き方を確認する。
宿から歩いて15分くらいか。チケットとユニフォームを手配した。

隣のバスターミナルで翌々日に移動するバスの切符を手配しようと思っていたが、休日のシフトでお昼時は窓口が閉鎖...
なかなか思うようにいかないことを呪いつつ?ホテルに戻り仮眠 Zzz...

8時頃起きて、何気なくテレビをつけたら、おや?明日行われるはずの試合をやっている! 
慌ててチケットを見ると試合は間違いなく土曜日開催なのです。慌てて会場に向かいましたが、後半5分くらい過ぎてからの入場になってしまいました。

旅先で野球やサッカーの試合を過去にも何度か見たことがありますが、僕が見に行くとなぜかホームチームが不甲斐ない試合をしてしまいます。僕らが着いた時点で Athletic Bilbao は Villarreal に対し、1-2で負けてましたが、その後、全く良い所なく、目の前で更に2点決められてしまいました。パスも遅いし、動き出しも遅いし、誰もサポートいないし、ポストプレーの後は必ずボールを奪われるし... 試合が終了すると、選手はそそくさとピッチを後にしてしまいました。バスク人だけで構成されたチームで、過去に2部に落ちたことがないという伝統を誇るチームらしいですけど、あまりにも情けない... (今は降格圏にいます)

で、この日は夜10時から食事。
皿いっぱいに盛り付けられたハモン・イベリコ・ベジョータも魚介のスープも美味! メインのバカラオのピルピルはちょっと微妙?な味だったけど、チャコリという白ワインがうまくてすいすい飲めてしまいました。

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慌ててスタジアムに駆け付けたので、カメラはホテルに置いていったのです。ゴメンナサイ。 生ハムだけで結構お腹いっぱいになったんですが、味は意外にもお昼のバルで食べた生ハムの方がうまかったです。 / マイケル ( 2008-11-16 21:46 )
ビルバオ対ビジャレアルの生観戦ですか。濃いっすねえ(笑)。皿いっぱいのお料理、画像はないんですか?えらい美味しそうなんですけど!! / フィー子 ( 2008-11-14 21:37 )

2008-11-13 エールフランスと「Bond, James Bond」

今回のバスク行きのキャリアはエールフランスにした。

成田とCDG(シャルル・ド・ゴール空港)の間は1日に4便あり、しかも夜9時半頃の便がある。
仕事をさくっと終わらせて、金曜の夜便で行けばCDG乗り継ぎでビルバオに現地時間土曜日午前中に入れる!
他社便で土曜の朝一に飛んだところで、同日の夜8時頃の着だからこの差は大きい!

帰りのビアリッツからパリへのフライトはオルリー着。空港からの市内へのバスはモンパルナス駅に着くので、ここに荷物を預けてパリを半日観光することにした。
CDG行きのバスもここから出ているしね。で、現地を堪能した後、金曜深夜に発つフライトに乗れば日本の土曜の夜に家に帰れる。

さて出発当日の昼休み、家にいた嫁から緊急の電話がかかってくる。

 エールフランスからの電話で、急遽機体が変更したため、搭乗できる人数が少なくなってしまった。
 ボランティアで翌日のフライトに移ってくれれば○○ユーロの謝礼、とのこと。

むむむ! 最悪空港で足止めを食らうのか?

しかし先述の通り、ビルバオで半日滞在が短くなるのはいやだったので、先方からのオファーには目もくれず、成田へ急行!
幸い2時間半前に無事チェックインできた。それにしてもカウンターでも特に混乱は見られず、本当に乗れない人がいるような事態が起きているような気がしなかったのだが。

成田の免税店で、007シリーズの悪役をモチーフにしたスウォッチが売っていたので、つい購入。

http://www.swatch.jp/007/007-01.html

Jawsのがカッコ良かったけど、ちょっと高かったので、僕が「女王陛下の007」のBlofeld、嫁が「007は二度死ぬ」のBlofeld's Catのものにしました。

CDG着は朝の4時。パスポートのチェックはあったけど、パスポートに判は押されなかった。

朝早すぎて、ビルバオ行きのフライトが飛ぶターミナルまでのバスもとりあえず動いていない。
コーヒーショップとかも未だ開いてなかったし、本読みながら時間を潰す。
それでもバゲージスルーだから気分的に凄く楽。6時チョイ前にターミナル間連絡バスで、真新しそうなターミナルに移動。
7時台のフライトで飛べば、ビルバオには9時半に到着。 早い!

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2008-11-12 バスクに行ってました

先週お休みを戴いてバスクに行ってきました。
バスク...周りの人に聞いてもピンと来る人は誰もいませんでした。

大雑把に言うとバスク地方とはピレネー山脈西部に位置し、フランスとスペインにまたがり、ビスケー湾に面するエリアのことです。

当初、今年の休みはニューヨーク+マイアミか、同じスペインでもアンダルシア行きを目論んでました。

だけど初夏頃からか、新潮社の「旅」や阪急コミュニケーションズの「Pen」などで、相次いでバスクの特集が組まれ、無印良品でバスク織が販売され、テレビのグルメ番組で「イベリコ豚の次はバスク豚!」なんて紹介されるのを立て続けに目にし、もう僕ら夫婦の間では、「バスクが〜キターッ!」状態。

旅: http://www.shinchosha.co.jp/tabi/200807/tok01.html
Pen: http://pen.hankyu-com.co.jp/bn/index.html

まだユーロが160円を超えていた頃に、航空券を手配してしまいました。
だからこの2か月くらいの急激な円高ユーロ安には特別ボーナスを貰ったようでとても嬉しかったです! (ただうちの会社の株価も半分になりました)

今回のルートは、

成田〜ビルバオ(パリ経由)2泊
〜サンセバスチャン 2泊
〜ビアリッツ 2泊
〜パリで半日観光後、帰国

です。詳細はまた書きます!

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フィー子さん、珍しいですよ。大体、スペインと聞くとフラメンコとかガウディとかの印象が強いらしく、なんでそんなマニアックなところへ? とよく聞かれました。 / マイケル ( 2008-11-16 21:51 )
ピンときますきます!! / フィー子 ( 2008-11-14 21:35 )

2008-10-24 再来週旅行でヨーロッパに行くので

ここのところの急激な円高ユーロ安はひじょうーに嬉しいんです。
ただ社内持ち株会で買った株価も取得時の半分になったのですが...

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2008-09-06 映画「グーグーだって猫である」を観にいった。

原作者・大島弓子さんが漫画界の巨匠であることくらいは知ってたけど、僕はこの作品しか読んだことがないです。

読み始めたのはタビー(うちの猫)を保護するちょっと前のことで、作品を通じて猫の習性や猫を飼う上での心構えなどを色々と学ばせてもらったりして非常にお気に入りの作品です。

ただ猫との生活を大島さんの一人称で描いてるこの小粒な作品は映画化には向いてないのではとも思ってた。

作品中の大島さんは他人との関わりが物凄く希薄です。本物のグーグーもお家にいるのが好きな猫で、そういう意味ではあまりドラマチックな展開は望めません。

案の定、映画の製作が進み、アシスタント役に上野樹里や森三中、さらに麻子さん(大島弓子をモデルとした主人公、小泉今日子が演じる)の恋の相手に加瀬亮が配役...なんて原作にない設定が明らかになるにつれ、映画と漫画とは別物、それぞれが面白ければいいと割り切ることにしました。

まぁ、映画化はおそらく出版元である角川が強力に主導し、大島さんのファンであり過去に大島作品の演出経験もある犬童監督にオファーが行った...というところなのではないかと想像します。

そこで監督がとったアプローチは、原作そのものを映画にするのではなく、大島作品に対する愛情を映画に溢れさせること。

必然的に舞台は大島さんが愛する吉祥寺の街そのもの。そして、そのアプローチは間違ってなかったと思う。

大島作品には特に思い入れはない僕だけど、彼女の作品の世界観(それが正しく描かれているかは判りませんが)というのは伝わって来たし、嫁に案内されて数回行った吉祥寺の街がとても素敵に描かれていて、そして知っているお店が登場したのも嬉しかった。

冒頭と終盤の「サバ」とのエピソード、猫を飼っている人なら号泣必至だ。映画が始まった直後に涙腺がうるんだのは初めてだ。だけどその後が...

原作と映画は別物でも良しとしよう。

でも原作にない要素がどれもこれも中途半端で、結果的に失敗しているのはいかがなものか。

特に監督の創造性とある意味対極にあるといえるスポンサーと言う名のしがらみについて...

花王の「ニャンとも清潔トイレ」は便利なんでうちでも使ってますし、キャンペーンで劇場招待券も貰ったのであまり悪く言いたくはないのですが、不自然に露出しすぎ。

「角川」もそう。全集出版記念パーティーとか、麻子の昔の恋人が角川の編集者だったとか、その設定は必要だったのだろうか?
穴吹工務店も気になった... いったい誰がこういうのを見て喜ぶんだろう?

先にも書きましたけど作家が作りたいものではなく、ビジネス優先の企画であるところが悲しいです。

それ以外にもいらないエピソードや中途半端な設定が多すぎるよ。

加瀬亮と小泉今日子の恋愛はまだ良いとして、上野樹里と林直次郎と高部あいの三角関係とか、それに付随した街中での大立ち回りとか。

割と重要な役を担っているはずのマーティー・フリードマンの扱いとか、楳図かずおの出番は一回で充分とかなんとか。

映画全体としては期待(してたんですよ、それでも)も大きかった分、裏切られた感も強い。

だけど、良かったところだけをもう一回見てみたい、できれば今すぐにでも、という作品でした。

ちなみにこれが今年2本目の劇場映画鑑賞。しかも1本目は「ネコナデ」。

どんだけ猫好きなんだ...

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メッセージありがとうございました。 最近テレビ見ててもタイアップとか告知のためだけの企画とか多くてうんざりしますね。 / マイケル ( 2008-09-20 23:49 )
ビジネス優先の企画であるところが悲しい、ってよくわかります。あらゆる場面でそう思いますね。 お誕生日おめでとうございます!! / フィー子 ( 2008-09-20 11:14 )

2008-08-07 泣けてきた、午後は仕事にならないかも

タモさんの赤塚不二夫への弔辞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000908-san-soci

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2008-07-29 【猫】 景虎ハウス


先週の土曜日、ペット霊園で火葬を済ませた景虎の遺骨を引き取りに動物病院に行った。景虎はちゃんと骨壷に入って、さらにそれっぽい箱に入っていた。

僕たちはダイニングの一角に景虎コーナーを作って、庭付きの家に引っ越すまでは(いつ?)そこに景虎を安置することにしたのだが、さすがに霊園から戻ってきた箱のまま置くのは気が引けていた。

病院の後に立ち寄った雑貨店で、トラ猫が家の横に腰掛けている風の鉢カバーを発見。デザインを見てピンと来たが、さすがにその場で骨壷のサイズを測るわけにもいかず、ちゃんとフィットするかわからないまま購入した。

だけど家に帰って確認してみると、あつらえたようにピッタリでビックリ。

景虎君、しばらくはこのお家で安らかに眠ってね。

===

景虎のシンボルはひまわりの花。

霊園に運んだ時に、遺体の周りを小ぶりなひまわりの花と、向こうで遊べるように猫じゃらし風の草で飾ってあげた。茶トラの模様が黄色い花にとてもマッチしていたよね。

だから我が家に迎える時もひまわりを花瓶に活けようと思ったのに、...タビーが引っくり返してめちゃくちゃにしてしまった。

残念だけど、花瓶はベランダに出して、窓越しに眺めることにしました。

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2008-07-19 【猫】旅立ち

Mixiにアップした日記をこちらにも書くのを忘れていました。
一週間以上前の出来事ですが、当時の日付とともに転載します。

===

月曜日(7/14)に保護して、動物病院にお世話になっていた、生後1か月の子猫・景虎が昨日(7/18)の午後2時ころに遠くに旅立ってしまいました。

今頃虹の橋のたもとに着いたころだと思います。

一時は点滴のおかげで回復の兆しが見えたそうですが、食事をしても栄養分を自分で消化・吸収する力に乏しかったようです。

今朝(7/19)動物病院に引き取りにゆき、獣医の先生に紹介された、車で小一時間ほどのところにあるペット霊園に行き、そこで個別葬の依頼をしてきました。来週の水曜日頃(7/23)に獣医先生経由で遺骨を受け取る予定です。

ただ、亡くなった日の翌日(今日-7/19)が僕も嫁も休みで、そして何週間も前からレンタカーの予約を入れていた(本当はドライブに繰り出す予定だったけど)というのが不思議です。あまりにも物事がスムーズに運んだのは景虎の仕業なのでしょうか?

保護して病院に連れて行った時、待合室で大声で2回鳴いたこと、その時の景虎の生きる力を信じていましたが、こんな結果になってしまいました。結局生きているうちに我が家に連れてくることも、元気な姿を写真に収めることもできなくて残念です。

たった5日間ですが、君がうちの家族の一員だったことは忘れません。

もし生まれ変わることができたら、またうちの子になってください。

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ウチも寒い雨の5月に自宅そばで3匹うちふるえておりどうしてもって・・・そのまま家族になることに。いっぺんに3匹も大変なのは解ってはいるのですが「命」の大切さを子供達に教えるの良い機会になりました。景虎はきっと美しい原っぱで駆け回っていることでしょう。メールを読んでいて涙が止まりませんでした。合掌。 / 秋葉原行商人 ( 2008-07-28 12:56 )

2008-07-17 【猫】今朝の景虎


昨日は病院がお休みだったので2日ぶりの対面です。
点滴が首から前足に移動しました。

面会時は眠ってましたが、普段からあまり動かないとのこと。
しばらく目を離していると、ちょっと向きが変わっている、とかその程度だそうです。

食事はペースト状の猫缶を注射器で食べさせてました。
あと、寄生虫駆除の薬を服用したとのこと。
命が最優先で寄生虫などは後回しだった3日前のことを考えると大前進です。

しばらく暑い日も続くし、ゆっくり回復して万全な体調で迎えることが出来る日まで、焦らずゆっくり病院でお世話になってもらおうと思います。

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みなみさん、ご報告が遅れてすみません。詳しくは最新の日記に書きました。 後日この子を保護した場所で、兄弟猫と思われる子猫を3匹見ましたが、やはり一回り以上大きかったです。もともと未熟だったようです。 / マイケル ( 2008-07-28 09:42 )
おおー、かげちゃん、ちっちゃ〜い! この暑さじゃ、元気な子猫だってずっと日向にいたら死んでしまいそうです。早く元気になりますように……。 / みなみ ( 2008-07-24 12:46 )

2008-07-15 【猫】エコバックで運ばれた天使


最後の書き込みから2週間。
その後、ひまじんのネタとして、

・ボーナスで買った洗濯機のこと
・同じくボーナスで買ったパソコンのこと
・去年から繰り越していた結婚祝いの残りで買った家具について
・家具を選んでいる間、外がスコールみたいな雨だったこと
・秋に予定している旅行のこと
・その旅行とスケジュールがバッティングして行けなくなるコンサートのこと

などなど、書かなきゃと思っていたことは山のようにあった。

でも昨日の出来事で全ての優先順位を一旦リセットすることになった。

通勤途中、去年タビーを保護したのと同じ場所を自転車で通りかかったところ、そこで衰弱しきった子猫を見つけた。

五体投地のような姿勢でピクリとも動いておらず、後足付近にはハエが集っていた。既に息絶えていたのかと思い、近づいて触ってみると、かすかに反応があった。

くっつけた両手にすっぽりと収まるくらいの小ささ、目やにと土でドロドロの顔。ここのところの暑さでこのまま日向に放置されていたら確実に死んでしまう!

タビーがお世話になっている動物病院に電話して、連れて行くことにした。
幸い、この日は普段より早く家を出たこともあり、朝一のミーティングまで1時間半以上あったので、時間的余裕もあった。

当然のことながらケージや箱のようなものを持ち合わせてはいなかった。

かばんの中からエコバックを取り出し、そこに子猫を入れて、自転車で5分強の病院へ急ぐ。(あんまり気持ちよくは無いよね...)

病院の待合室でそれまでおとなしかった子猫は2回大声で「ウニャーウニャー」と鳴いた。
「まだ生きたい」って言ってたんだ、きっと。

体温は33.9度で(猫は平熱が38度くらいらしい)かなりの低温。
自分では立つことすら出来ないほど体は衰弱していた。

まずは命だけでも取り留めてほしい。
子猫を先生に託して、万が一に備えて携帯の番号を告げて、出社した。

そして普段より早く退社し、嫁と合流して、夜に病院を再訪。

点滴のおかげでしゃがめるくらいには回復。(ただし血管が細くなっていたので点滴は頚静脈から)体重450gで推定生後1ヶ月の男の子。

不幸中の幸い、猫エイズ・猫白血病ともに陰性。

...ということは...

元気になったらうちに連れて帰れる!

実は「もう一匹猫飼いたいね」という話を最近夫婦でしていたところ。
タイミング的には秋頃を考えていたので、ちょっと予定外だったけど、もう出会ってしまったことを運命と考えるしかない。

今朝、出社前にもう一度病院に寄る。
ケージの中でニャーニャー鳴いてたから「元気になりましたね〜」って先生に言ったら、

「昨日に比べればよくなってるけど、決して楽観視できる状態ではありません」とのこと。


でもエリザベスカラーを夜中に自分で外したらしい。なんか既に大物の気配がする。

早速名前も付けました。
たくましくなってほしいので、「景虎」。
強そうな名前でしょ。

「タビー」とのバランスがめちゃくちゃだけど。

先頭 表紙


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