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猫うどゃし

猫のように飛び跳ねて、猫のようにすりよって、

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2002-06-19 適応力。
2002-06-14 蹴っちゃうぞ。
2002-06-14 噛んじゃうぞ。
2002-06-12 そして、実となり、ニクとなる。
2002-06-09 徒然に、その4。
2002-06-09 徒然に、その3。
2002-06-09 徒然に、その2。
2002-06-09 徒然に、その1。
2002-06-08 棚から落ちてくるもの。
2002-06-06 勇気の印。


2002-06-19 適応力。


片づけの話を日記に書いた翌日(もちろん、散らかっていたから書いたのです)、ラボに赴いたら、部屋は綺麗に片付き、道具箱も綺麗に揃い、ボトルの類も、頼む前から、綺麗に洗ってあった。ドアを開けた途端、いかにして綺麗にしたか、詳細な報告を受けました。前日、メッセージボードに「掃除しろ」とだけ書いて、帰ったのですが・・・。もしかして、ひまじん日記を読んでいるの? でも、日記の存在を知ったとしても、自力で翻訳できるようになるまでは、十年くらい掛かると思うんだけど・・・。まぁ、いいや。

トマトボスも、北欧から帰ってきた。気温差は、20〜30℃あったみたい。暑い暑い、と、文句ばかり言っています。時差ぼけもなく、スッキリした顔をしているみたい、きっと、よい時を過ごしていたのでしょう、あぁ、羨ましい。

ありぞなは、どんどん暑くなる。モンスーンが近づいて、湿度も上がり傾向だ。昼間は40〜45℃。昨日、出かける前にボーっとしていたら、またしゃどう猫が飛び出して行った。いつもは、15分くらいで根をあげて帰ってくるのだけど、待っている時間がなかったので、出したままにして出かけました。それでも気になるので、19時過ぎに、様子見に家に帰って夕食をとることにした。恨めし気に睨んでいるしゃどう猫、歓声をあげながら、家に飛び込んでくる。しゃどう猫用水カップに直行。飲んで飲んで飲んで、がぶ飲み、小さなコップいっぱい、あっという間に飲み干してしまいました。

トマトは、連れ立ってランチを食べに行くのが大好き。しかも、10〜15分離れたお気に入りのレストランまで、“歩いて”向かうのが好き。冬場の、暖かい時期なら、のんびりお喋りしながら、ナイスなウォーキング、になるのですが、夏場は、ただ、暑いだけ。それでも、頑固に歩いて向かいます。お昼の一番熱い時間。これが、暑い、っていう暑さじゃなくて、本当に熱い、のだ。火傷しそう。

一年前、初めてトマトとランチに出かけた時、この炎天下の中を、熱い、熱い、っと、文句を言いながら歩く彼を見て、“この人、ちょっとおかしいんじゃないだろうか・・・”と、本気で思っていたけど、慣れって凄い。あんなに辛くてしかたなかったのに、白いキャップをかぶり、髪の毛を全部隠し(黒いから熱を吸収しやすい)、サングラスでガードすれば、あんまり気にならなくなった。ただ、熱い、だけだ。これも、トマト流トレーニングの一貫だったんだろうか? 文句をいいながら歩くのも、また楽し。

自宅に戻り、部屋を眺めたら、あまりに凄まじい散らかりよう。仕事とプライベートは別物、って言えば格好いいけど、これはあまりにひどいでしょう、っと、自分でもいやになったので、新しいファイルフォルダーを作って、整理を始めました。原因は、無分別な、論文君。読もう、読もう、っと、思いつつ、机の上に置く。読み終わる前に、他の文献を探したくなる、印刷した物を机の上に置く、置ききれない、床に移動。また増える、増える、散らかる、散らかる、張り切りやのしゃどう猫も、加勢。

あぁ、広〜い、書斎が欲しい。

更に、散らかるだけかな?


しゃどう@写真は、火山島、ハワイは涼しかった。


##今日の夕食は、みそ汁とクスクスと枝豆とチョコレートアイスクリーム。青バナナ、なぜか固くて皮がむけず。何故だろう? しゃどう猫は、海鮮猫まんま、を。

先頭 表紙

え〜ちょっと、しゃむ様まで、なんか誤解してる〜? Sって、なによぉ〜。みんなしてなんなのよぉ〜。 / しゃどう ( 2002-06-25 15:35 )
暑そう〜。まだここは海風があるから涼しいけれど、砂漠で一日寝ていればきれいにするめになりそうよね。Sもいいけど気をつけてね〜。 / しゃむ ( 2002-06-25 14:33 )
邪夢猫様、えっ? 自虐? 彼女らはどっからみても快楽主義者だと思うんだけど。ただ、人生の楽しみ方が、人とは少し、違うのかもしれません。受け取り方の違いなのよね、過酷な状況を通過点とするか(その先になにがあるか、気になるし)、そのまま辛いと思うのか。うーん、魚を食べない人に、秋刀魚のハラワタがいかに美味しいか、伝えるのが難しいのと同じように、価値観の受け止め方って難しい。ただ、ちょっとだけ、危ない(?)遊びが大好きなのは、確かなようです。うふふ。 / しゃどう猫@わくわく? ( 2002-06-24 20:25 )
りぃな様、いや、甘々ねぇチャンでいられた方が、楽でいいって。それでも、お姉さんになってくると(お母さんじゃないぞ)、そうも言ってられないのよね。なにせ、自己主張の強い方々がお相手だから・・・。外は熱いです。こう、形容しがたいくらい、痛いというか、目眩がするというか。僕は慣れる前に、エアコンの部屋にいることを選ぶね。 / しゃどう猫@僕の方が賢いよね。 ( 2002-06-24 20:11 )
なんだかね、自虐コンビのおふたりのような気がしてきたの。。。。。そうそう、場所があればあるほど物は溢れ、散らかるので、ご注意を! / 邪夢猫 ( 2002-06-23 21:07 )
怒らないで済む反面、少し淋しかったり!?(笑)すっごく暑いと、日差しが痛い気がするんですが、いかがでしょう?? オクラホマも、8月から40度の日々ですよ〜。片づけるのは好きだけど、片づけた端から散らかるのが嫌な今日この頃。。(苦笑) / りぃな ( 2002-06-20 13:44 )

2002-06-14 蹴っちゃうぞ。


つづき。

でも、日常に、作業していると、なんとなくおろそかになってしまうものなのです。

いっつも、ボスが、うるさく言い聞かせているので、普通の時は、たいていみんな、綺麗にしています。でも、夜が遅くなった時とか、疲れている時、とか、ついつい、適当にしてしまったり、する。「だって、夜が遅くて、疲れてて、いっつも一所懸命やっているんだから、わかってようぉ」なんて、言い分けしていたりする。気持ちはわかるのだけど、そういう時こそ、かえって気を遣って欲しいのだ。

たいていは、誰かが気がついて、代わりに始末している。でも、誰も気が付かなければ、そんな小さなミスでも、誰かの研究をめちゃくちゃにしていることだってありうる。高価な装置を壊してしまうこともありうる。極端な話、ちょっとしたミスで、建物のフロア一つ、吹き飛ばしてしまうことだってありうる。そういう時にも言い分けするのか? 疲れてて、面倒くさかったから?

たいがいの日は、わたしが最後に帰るので、戸締まりする時に、一通りチェックしている。嫁の落ち度を探して歩く姑のようだけれど、自分のリサーチを守るためだから、仕方がない。たいていは、片づけてあげてるけど、あんまりひどい時は、メモを残したり、翌日に説教したり、している。

あれや、これや、と、歯切れ悪く、でも達者に言い分けをする年若い学生達(年を取ってもする人は多いのだけど)、あんたね、そうやって、自分はしらない、とか、俺じゃない、とか、疲れていたから、とか、そういう言い逃ればかりをしているようじゃ、いい大人にはなれないのよ。だれも尊敬してくれないのよ。だれだって間違えはある。悪い時には、ビシッと認める、自分の行動の責任は、きちっととる、ぐずぐず言っていないで、シャキッとしなさいよ。まったく。

叱る時は、頭ごなしじゃなくて、ちゃんと理由をつけて話している。相手も反省したような、分かったような様子だ。けど、直るのは少しの間だけで、また、しばらくすると、すっかり、元どおりに戻っちゃうんだよね・・・。はぁ。地道に追いかけっこしてるしか、ないのかな。ちょっとむなしい時もある。

きっと、一度、失敗してみないと本当にはわからないんだろうな、そういうのって。


しゃどう@はぁ・・・(溜め息)


##しゃどうの昼ご飯は、ベトナム料理のバンと、チョコレートミルクティー。夜ご飯は、チーズ卵焼きと、枝豆と、トマトのマリネ。少し軽めにしてみました。

先頭 表紙

りぃな様、母親ですか? びっくり。しゃどうの娘かぁ、すっごい生意気そう・・・。高校生の時は、よく両親が学校に呼ばれていたそうです。本人は、最高級に「良」学生だったつもりのようですが、人の価値観って、いろいろあるからね。少女期かぁ・・・今は、奇跡のように良い学生ですね。アリゾナ来て本当によかったよかった。 / しゃどう猫 ( 2002-06-24 20:04 )
りぃな様、しゃどうは、両親に、「片づけろ!」と、叱られっぱなしの少女時代だったようです。人に言われると、余計に片づけたくなくなるそうです。困ったものです。離れていた方が良い娘でいられるみたい。故郷は、遠くにありて、思うもの、てか? / しゃどう猫@僕の故郷はここ。 ( 2002-06-24 20:00 )
鳥様、効果のある人と、ない人といるみたいです。帰ってきて、トマトがギャーギャー文句を言っていましたが、一向に改善せず、よい学生は、言われなくてもきちっとするし。うーむ。 / しゃどう猫 ( 2002-06-24 19:58 )
邪夢猫様、しゃどうは、自分が片づけるのがきらいなのもありますが、やっぱり、自分の始末は自分でつける、っていう一番基本的な責任感を持って欲しいなぁ、と、思っているみたいです。言うより、言われている方が気楽でいいようです。僕がじゃれているのは、縫いぐるみの熊。ヨセミテからのしゃどうのお土産なんです。 / しゃどう猫@蹴りの練習。 ( 2002-06-24 19:56 )
もう一つ。いいお母さんになれそうですねv(!?)いやぁ、だって理由付きで叱るのが一番大事なんでさ。しゃどうさんのお嬢さん(勝手に決めてる)はお行儀良さそう。私んは・・・やんちゃやろうなぁ・・・。 / りぃな@今日も頑張って下さいv ( 2002-06-16 01:55 )
しゃどうさんの書いている事・・・それは私と母の関係〜♪ 留学して以降はつっぱる理由も無くなったので、素直にハイハイとやっていたら驚かれました(笑) / りぃな@どうせ怒られるならいいもん!って ( 2002-06-16 01:52 )
大変だね。言っても言っても効果が薄いと、いやになっちゃうよね。 しゃどうちゃん、偉い! / ( 2002-06-15 21:06 )
子どもの頃の私が整理好きだったか、というと全く違う。だけど、いまは異常なほど片付けるのが好きですっきりしているのが好き。自分でもこの変化は信じられない。自分がやらなきゃ誰がやる、っていうところから始まっているのかなぁ。共同の場所の管理は責任者になってみないとわからないことかもしれませんね。ところでしゃどう猫ちゃんは何のぬいぐるみと戯れているの? / 邪夢猫 ( 2002-06-15 02:15 )

2002-06-14 噛んじゃうぞ。


そろそろトマトボスが帰ってくるのだけど、そろそろ恋しくなってきた。というのも、ボスがいない間、残っている学生の面倒をみる役が、自然とまわってくるからだ。

別に、頼られるのが嫌なわけではない。面倒なのは、お小言役。機械を使った後、とか、部屋を使った後、後片付けをしろ、とか、掃除をしろ、とか、メインテナンスをちゃんとしろ、とか、本当にもう、基本中の基本なんだけど、なかなか身につかない。言う方も情けないのだ。

自分しか使わない部屋や、オフィスを散らかしまくっているぶんには、なんの文句もない。わたしの部屋なんて、泥棒が入っても分からないくらい、散らかっている時の方が多い。

気にしているのは、実験室。とくに共同につかっているところ。しゃどうのラボは、光系のデバイスを扱っている。スケールは、ナノスケール(ナノは、1mの1億分の1サイズ)、小さな埃が、表面にそっと、乗っかっているだけで、そのデバイスは、contaminated!!! 使い物になりません。完成品は、水と酸素に弱い。大気中の湿度にも反応するくらい繊細。だから、こういう研究は、カラリとした砂漠気候の地域で発展しています。

保護をしていない、裸のデバイス。ありぞなでデモをした時には、屋外で、朝から夕方近くまで、なんとか持ち応えてくれたのに、封をしてカリフォルニアに持ちより、海辺のホテルで蓋を開けたときには、数秒のうちに、みるみるうちに湿気を吸って、色が変って壊れてしまった。・・・これは正直、驚いたけど。

・・・というわけで、本当に複雑な作業をする時は、クリーンルーム(綺麗な部屋、そのまんまやね)か、真空装置の中に入れて行います。しかも、薬品は、発癌性物質。でも、溶液を作ったり、準備をしたりってのは、実験室でやらなければいけない。となると、どれだけ気をつけなきゃいけないか、想像がつきますよね?

つづく。

先頭 表紙

邪夢猫様、きゃ〜ん、嬉しいのぉ。ごろごろいっちゃうわん。でも、カタツムリって、接写するとすごく綺麗にとれるんですね。エスカルゴを最初に食べた人の気持ちがわかる気がします。食べちゃいたいくらい可愛い。 / しゃどう猫@ありがと。 ( 2002-06-22 18:22 )
邪夢猫様、月曜日に帰ってきました。でも、金曜日にまたいなくなっちゃいました。今度は東海岸に出張です。ぐすっ。(寂しくて泣いているわけじゃないのですが・・・) / しゃどう ( 2002-06-22 18:19 )
p.s かたつむり画像出しておきました。見にきてね。 / 邪夢猫 ( 2002-06-18 04:49 )
トマトさまのお帰りはいつ? / 邪夢猫 ( 2002-06-15 02:11 )

2002-06-12 そして、実となり、ニクとなる。


DVDを買ってしまった。いつも再生用につかっていた、ラップトップパソコンは、最近、学校に常駐。自宅のパソコンも再生できるんだけど、モニターが安物なので、長いこと見ていると疲れる、し、映画はやっぱり、寝そべって、気楽に見たい。

というわけで、とりあえず、いくらぐらいか見てこようか、と、様子見に出かけたら、セールをしていた。

値札、曰く、"$64.97"。

5分後には、会計を終えていました。

インターネットでオーダーできるDVDのレンタルショップも加入してみました。月々$20で、無制限に借りられる(一回につき、3枚、手元に置ける)、オーダーして、次に見たい映画のリストを作っておけば、順番に次々と送ってきてくれる、お店で探す手間も時間も省ける、レートチャージもない。これは、ささやかな贅沢、かな?


週末からの食事運はまだまだ続き、美味しいものを食べ続けています。土曜日は、お約束通り、お寿司、ハマチのかまやきと、枝豆を添えて。

日曜日は、またしてもステーキハウスにて、8oz(240グラム)のステーキ、アペタイザーには、マッシュルームのフライ、付け合わせにベークドポテト。これは、3月にやった、ラボのオープンハウス、特賞をもらった賞金の$50から、ご馳走していただきました。

月曜日は、お昼にベトナム料理の特製スタイルのボン(バン?)、を。ベトナム特製のスープと、ライスベースの透明な麺、かりっと焼いた味付きビーフ、たっぷりの葉っぱと、キュウリと、レタスを、手で千切ってお好みで器に装い、そのままいただきます。スキットした味わいで、夏バテ気味の時は、体中、すっきり、さっぱりさせてくれます。

火曜日は、お昼にイタリアン料理店で、アペタイザーにイタリアンなマカロニパスタ。ガーリックたっぷりのブレッドと、マッシュルームと、チーズとステーキのサンドイッチ。サンドイッチ、といっても、食パン系のではなく、細長いブレッド(ホットドックの周りのパンみたいなやつ)の中に、具が入っています。しかも大きい。ブレッドは、しっとりした感じじゃなくて、カリカリっと、まるで揚げたかのように軽く香ばしく焼けていた。とろけたチーズとお肉、ちょっと甘みのあるマッシュルームを挟んで、それはもう、山猫のように、美味しくいただきました。

こんな献立でも、お昼はメイン$6程度で済ませられるのだ(チップ込み、飲み物込み、だと、もうちょっと高くなるのが難点ですが)。

田舎って素晴らしい。


おっと、仕事、仕事・・・。


しゃどう


#写真は、昨年、星の王子様を探しに、砂漠に旅した時のもの。結局、会えなかった。


##しゃどう猫はターキー猫まんま。だって、持って帰っても食べないっていうし。ジャンキーな猫缶まんまに、すっかりはまってしまったようです。アラモちゃんは、ハマチを少しだけ、食べました。

先頭 表紙

りぃな様、まぁね、ときどき、魚とか、肉とか、食べさせようとしているみたいだけど、僕は、猫缶の方が美味しいと思うんだけどね。でも、日本産のおやつは大好き。豆餅とか、おかきとか、あられとか。結構、渋いでしょう? / しゃどう猫 ( 2002-06-22 18:16 )
邪夢猫様、たま〜に、こっそり抜け出して、王子様を探しにいっているみたいです。でも、いつも、“会えなかった”、って。どこにいるんだろうね? いつか、会えるのかな? / しゃどう猫 ( 2002-06-22 18:13 )
オバQ様、変換すると“叔母球”になってしまうの、だいぶイメージ違っちゃうよね。しゃどう、ほんとう、よく食べるようになりました。脂肪が溜まらないか、僕は心配で心配で。 / しゃどう猫 ( 2002-06-22 18:10 )
チャロル様、、、強いチャロル様、一緒に威嚇してください。ふ〜っ(威嚇)て。しゃどう猫は後ろにまわって、こっそり威嚇します。 / しゃどう猫 ( 2002-06-22 17:58 )
猫はグルメで、いい猫まんまを食べたら、それまでのには見向きもしなくなる、と聞いたんですけど、人間と一緒なんですね。親しみが・・・vそれにしても美味しそうだぁぁ。 / りぃな@ジャンキーなオヤツ好き! ( 2002-06-16 01:57 )
しゃどうさまは、既に星の王子さまを探しにお出掛けになっていたのね。私はまだです。いつかきっと。 / 邪夢猫 ( 2002-06-14 17:34 )
8ozでも、日本で考えれば十分大きいほうですよね。やっぱり、アメリカ行って胃がでかくなりました?(ステーキの話ばっかですみませぬ・・・) / オバQ ( 2002-06-13 00:50 )
アラモとかゆう奴も食ってるのか・・・ふ〜っ(威嚇) / チャロル ( 2002-06-12 22:01 )

2002-06-09 徒然に、その4。


つづき。

学会が終る時は、いつもなんだか寂しい。会場中、あんなに活気に溢れていたのに、終る時は、なんの合図もなく、いつのまにか人はいなくなって、ガランとした、机や椅子と、ゴミだけが、散らばっている。ロビーをふらついていたら、また、彼が手持ちぶたさに立っていた。友達を待っていたようだ。その間、机の上に座り込んで、いろんな話をした。子供時代の話、普段思う事、他愛無いこと。

友達が現れたので、そのまま、名残惜しむように、ホテルのラウンジに3人で向かった。ホテルの最上階で、ビーチの町並みと、カリフォルニアの海と、ワインと金魚型のスナックをカジリナガラ、ふざけた話、おばかな昔話や、真面目な話、将来の話、等など。気がついたら、カリフォルニアの海の向こうに、太陽が沈んでいくところだった。翌年から研究テーマも変る、おそらく、彼らと会うことも、二度とないかもしれない。でも、また、どこかでばったり、会うかもしれない。

駐車場で握手して、別れる時、またあの笑顔でくしゃくしゃっと、笑ってくれた。あんな風な表情ができる人は、未だに、会ったことがない。一年半たった今でも、思い出すだけで、心の奥底から、ぼわっと暖かくなれる。恋、とか、愛、とか、そういうのも多少あるのかもしれない、でも、この時は、ただ、魅了された、というのが、一番、ぴたり、とくる。もちろん、なんにもしてませんよ、誓って。


いつか、あんな風に笑えるようになれたら、と思う。


サポート、ということについて語るつもりだったのに。書き始めたら、方向がずれて、どんどんどんどん長くなってしまった。他愛無い昔話。

でも、なんだか書いたらすっきりした。

今日は、もう寝ます。


しゃどう。

先頭 表紙

りぃな様、そうですね、“苦”も多いけど、その分、“喜”も、それ以上に多い気がします。乗り越えた時に、手に入るもの、信頼、や、自信、は、形容しがたいくらい嬉しいものなんだよね。だから、止められないんだと思う。ジェットコースター、とか、好きでしょう? うふふ。 / しゃどう@ありがと。 ( 2002-06-22 17:55 )
邪夢猫様、しゃどうは、負けず嫌いです。負けるのは、すっごく嫌いです。それが、源なのかも。へへ。生きているうちで、会わなかったら、絶対に違う人間になっていただろうな、と、思えるような人、が、何人かいます。わたしは、人との出会いの運は、ものすごくよいのかもしれない、と、思っています。今度はいつ、どんな人に会えるんだろう? / しゃどう@夢と野心はでっかくね。 ( 2002-06-22 17:48 )
Hidey様、言葉にしきれなかった想いを、Hidey様に補ってもらったような気がします。心のこもった突っ込み、どうもありがとうございます。ほんとう、渦巻いていた想いなんです。書き始めたら止まらなくなって、気がついたら朝になっていました。ひとつ、踏ん切りがついたのかな? / しゃどう@ありがとう。 ( 2002-06-22 17:42 )
R様、涙をふいて、お洟もかんだ? ぐすっ。 / しゃどう猫 ( 2002-06-22 17:38 )
日本で生活しているより、辛さは大きいし、苦楽だと、苦の方が多い気がするんですが、しゃどうさんなら、この先も大丈夫!心より成功をお祈りしております☆ / りぃな ( 2002-06-12 11:44 )
負けないぞ!っていうしゃどうさまの心の叫びが伝わってきます。好きな人って恋愛よりも高いところのカテゴリーがあるのです。その人のことを思って見上げる夜空の星はひときわ輝いているはず。どんな出会いも人間を成長させますよね(猫も?)。まだまだ夢を追い続けるしゃどうさまの今度の出会いは、どんなかしら? / 邪夢猫 ( 2002-06-10 15:46 )
魂に響くお話をありがとうございました。勝手に想像して失礼だけど、しゃどうさんの中に渦巻いていた思いが言葉を与えられ出口を与えられてほっとしている、といったふうに感じました。 / Hidey ( 2002-06-10 10:16 )
いろんなことを思い出して泣いちゃった。洟もでちゃった…。 / R ( 2002-06-10 02:17 )

2002-06-09 徒然に、その3。


つづき。

その学会で出会った人達、は、端的に言えば、その時に会わなかったら、人生を変えてしまったかもしれない、っていうくらい、私に影響を与えてくれた。見ず知らずの、でも、同じ分野で働く人達と話していくうちに、いかに、狭い視野から物事を見つめて、勝手に息詰まっていたのか、思い込み次第で、気分は惨めにもなるし、幸せにもなる。

セロリのクラスを受講していた人の中で、一際、鋭い質問を繰り返す、細身で長身の人がいた。頭の斬れる人、で、少し近寄り難いイメージを持っていた。休み時間の間に席が替わり、なんとなく後ろを振り向くと、その人がいた。なんとなく、挨拶をして微笑むと、つられたのか、くしゃくしゃっとした笑顔にかわった。

なんとなく目立つ人だったので、会期中、何度もバッタリ、であった。何度か話しているうちに、お互いの事も、話すようになってきた。まだ若い人だった。目の奥底から微笑むような、心の奥底からにじみ出るような、優しい笑顔を時々、見せる人だった。無防備で、気取りがなく、気さくで、相手を思いやれて、その時に思ったのは、本当にできる人、凄い人、っていうのは、いわゆる“できる人オーラ”というのを出さなくてもよいのだ。ほんとうの意味での自分が、あるから、他人に自分を売り込む、必要がない。他人に対する影響力、どういう自分をイメージするか、なんて考える必要も、意味も感じていないから(か、想像もしないんだろう)、そういうエネルギーを、全部自分自身を高める方向ににつぎ込める、だから、ますます、研ぎ澄まされていくんだろうな、と。だから、圧倒された。

頑張れよっと、優しく励まされて、来年は、データを持って、発表しに来るよっと、約束して別れた。帰ってからは、視点を変えて、研究してみた。少しずつ結果がでてくるようになった。


翌年、同じ学会に出席した。彼の名前は、インデックスに載っていなかった。少しガッカリした。でも、歩いていたら、会場のドアの入り口で、目の前に、彼の名札があった。そのまま見上げたら、本人がいた。驚いた。あーっと、双方で声をあげたのは言うまでもない。

その時の発表は、意地悪な質問者がいて、先生は他の学会に出席していたため、会場に味方はひとりもいず、散々なできに終った。彼は、他の用事で会場にいなかったのは幸いだと思った。ホテルでぐすぐす、ひとりで泣いた。

翌日からは、開き直って、他の人の発表と、他の出席者との出会いを、楽しむことにした。「はじめは、ばしばし打たれた方がいいんだよ」なんて、結構励まされた。いつも、格好悪いなぁっと思った。

つづく。

先頭 表紙

りぃな様、おぉっと、耳が痛い。わたしも若かりし頃は、そういう傾向がありました。不安でしょうがないのよね、自分が、なにを持っているのかわからなくて、アピールしないと、誰も認めてくれないような気がしちゃって。誉めて誉めて、って、要求しちゃうの。(といっても、素直に顕示はできなかったシャイなわたくし。) 彼女も、いずれ気がつくのかな? 自己顕示欲も、向上心のうちの一つなんだけど、あんまり、ひけらかすと格好よくないよね。 / しゃどう ( 2002-06-19 16:31 )
邪夢猫様、どうもありがとう。しゃどうは、猫っぽい顔だと思います。(誉め言葉かな?) 自分がどど〜ん、と、ある人って傍にいると安心するの。迷ったときや、揺れている時に、ぶつかっても、“なにいってんだ、ばーか。”って、笑い飛ばして受け止めてくれるから。 / しゃどう ( 2002-06-19 16:23 )
Hidey様、見栄と意地のバランスも難しい。格好つけるのと、素直になるバランスも難しい。でも、夢中になっている本人は、あんまり気がついていなかった、かも。コミュニケーションって言語が通じないとできないけど、言葉が通じていても難しい。自分の感情をうまく表現できなかった頃は、フラストレーションの塊でした。 / しゃどう ( 2002-06-19 16:17 )
クラスメートで、スゴク頑張ってる子がいて、その頑張りは認めるんだけど、どうも自己顕示欲に動かされてるのが、ばりばりに見えるので、ひいてました。道がちょっとずれてるよー、みたいな。反対に、クラスで一、二を争うほど上手い韓国人の友は、逆に控えめ。周りも後者の方に好感が持てるみたいです。読んでいる間、それを思い出しました。 / りぃな ( 2002-06-12 11:40 )
そうそう、自分をしっかりもっている人は自然体です。なにを気取ることもなく普通にしていて、それでも信じているものが顔に出ていて。きっとしゃどうさまもそうだと思います。 / 邪夢猫 ( 2002-06-10 15:48 )
見栄と開き直りってバランスが難しい。ある局面では見栄があるから伸びることもあるし、またある局面では見栄がじゃまをして、もっと開き直れば素直に物ごとが摂取されていくのに、ということもある。日本語環境にいればそんなことあまり考えないんだけど、やっぱり言葉って思ったより大きいんだな、と感じてしまいます。 / Hidey ( 2002-06-10 10:13 )

2002-06-09 徒然に、その2。


つづき。

だって、立ち止まったら、そのまんま、"the end"って、なってしまうような気がしてた。初めての、サポートが取れた時、本当に嬉しかった。契約書にサインをした時。初めての給料のインボイス、を、受け取って、封を切った時、世界がひっくり返りそうなくらい嬉しかった。やっと、異国の地にて半年たって、ようやく、自分自身の手で、自分を養える様になった。初めて、自分の足で歩けるようになった。両親に、もう、これからは仕送りしなくてもいいからね、今までありがとう、と、伝えられた時、やっと、大人になったような気がした。

でも、あんまり、現実は変らなかった。正直いって、授業にはついていけているとは言い難い。研究もあまりうまく行っていない。そんな折り、また、振って湧いたようなイベントと、好きだった人との別れ、オフィスに置いておいたノートパソコンと、新品のバッグは、跡形もなく消え、数日後に、やぶの中から、授業のノートだけが、発見された。執拗に言い寄ってくる、大嫌いなインド人。叫びだしそうなくらいな気分で、山までドライブしようと、車を走らせたら、数マイル先の交差点で、後ろから追突された。幸い、双方とも無傷に終ったが、なんとなく、覇気をうしない、のろのろと、研究室に戻った。

また試験の時期が訪れ、また悪い成績に終りそうだった。気分が悪くなって、早めに眠りに就いた数時間後、お腹の激痛で目が覚めた。食べ物にあたったのか、神経性のものかはまったくわからない。込み上げて来るものを、ゲロゲロ、トイレに戻した。数時間、腹を押さえて、ひとりで便器をボーっと眺めていたら、なんとなく愉快になってきた。悩んでいるのが、急にばかばかしくなってきた。なにやってるんだろう、わたし・・・って。

当然、見栄っ張りな私は、そんなのおくびにも出さずに生活していた。そんな状態を、知ってか知らずか、セロリが、カリフォルニアの学会で半日、しゃどうのテーマの講義をするんだ、という話をした。反射的に、“私も行きたい”と、呟いていた。驚いた様な顔をして、しばらく考えていたようだが、数日間たって、セロリは、しゃどうにパンフレットを放り投げてきた。彼は、なんでも、物を投げる人だ、と、気がついたのはこの頃から。発表もしないのに、学会に連れて行くのはまれなこと。ましてや、高い学会登録料、クラス登録料、ホテル代、交通費、あわせたら、相当な額になる。

「ところで、あなた、何歳なの?」と、当時よく聞かれた。「22歳」と、答えると、みな、驚く。豪快なおばちゃんプロフェッサーは、豪快に笑った。「まだまだ、こどもじゃないの!」って。セロリも、その時はじめて、年を尋ねた。笑いを堪えているような困っているような顔をしていた。レンタカーを借りられる年じゃなかったからだ。

仕方ないので、自分の車で行くことにした。約、450マイル(720キロ)の突然の一人旅。お腹はぴーぴー。年上の友達は、まるで娘が、初めてひとり旅をするのを心配するお父さんのように、「心配だ、心配だ」と繰り返し、地図をもたせたり、夜は絶対にひとりで歩くな、とか、運転は休み休みしろ、とか、ガスを入れる街のポイント、危険を回避する方法を、延々とお説教したり、やめるように説得したり、と、みな、いろいろと気を使ってくれた。ちなみに、2年経った今現在、同じ事を友達に話しても、「また? 物好きやね」とか、「ばーか」くらいの反応しか、返ってきません。

つづく。

先頭 表紙

プルー様、えへへ、22歳でした。昔は・・・。これ、昔話なので、今はもうちょっと年上です。この頃は、まだ、あどけなかったのよ。きっと、可愛かったんだろうなぁ・・・。今では、立派な姉ちゃんに(おばさん、では、ない)なりました。旅、しまくっています。 / しゃどう@写真はハワイだよ。 ( 2002-06-14 18:45 )
りぃな様、はい、学ばせていただきました。良いことも悪いことも、ずるいことも。シャワー付きのサービスエリアを使ったことがあるんですか? 結構、旅慣れていますね。わたしは、ひとりの時は、なんとなく用心して、ホテルを借りちゃっています。トラック野郎が、多いでしょう? 親切な人が多いんだけど、たまに変なのがいるのが怖いのよね。 / しゃどう ( 2002-06-14 18:41 )
Hidey様、そうなんですよね、妙に醒めていました。眠れぬ頭の中で考えていたのは、トイレの床が汚れているな、とか、昔の飲み会で飲みすぎた時のこととか。それで、なんか、ふっきれたみたいな気分になれたんです。まだまだ、物事は悪く成りうる、たいしたことじゃないって。そうなんです、書きながら、鮮明に思い出せたのが、こうやってサポートしてくれた人達。つっこみを読んでいて、Hideyさんって、やっぱり凄いなっと思いました。言葉に暖かくて深い。 / しゃどう ( 2002-06-14 18:37 )
あれ、22じゃレンタカー借りれないんだ。22歳なんだね。自活してて、研究者生活してるから、もうちょい上かと思ってた、しっかりしてるし、ね。がんばれ、一人旅行。昔よくしたな。 / アリゾナの空がまぶしい@プルー ( 2002-06-12 05:48 )
こないだ分かった事は、最悪な状況で何をして、何を学んだかが大事なんだな、って。しゃどうさんは立派に学んではりますね♪関係無いですが、ガソリンスタンド付属の建物って、たまにトイレだけじゃなくてシャワーも付いてますよね。 / りぃな@超サバイバル旅行の時使用。 ( 2002-06-12 02:20 )
トイレで笑い出したお話、すごく分かる気がします。最低の状況で妙に醒めてしまい、逆にそれが向上のきっかけになったりもしますよね。それが可能なのも、やはりどんな環境でも信じていい人の良心は存在するからだと思います。独力でやり遂げたと思っていても実はちゃんと陰でサポートしてくれている人がいる。後になってから分かることが多いんだけど。 / Hidey ( 2002-06-10 10:08 )

2002-06-09 徒然に、その1。


サポート、という言葉について考えてみた。

大学院も、もうじき4年目に入る、いつまでも新入生気分だったのが、早いもので、もう、古い方の学生の仲間入り。大学を卒業して、すぐにやってきたのが、22歳の時。ただ、勢いだけでやってきたから、なにも知らず、なにもわからず、ただ、右左を、きょろきょろするような、お嬢ちゃんだった。

同期の新入生も、思ったより年が離れていた。大学院というのは、学部を卒業してそのまま入る人は、ごくまれ。大抵の人、とくにインターナショナル学生は、一度、マスターを取ってから、とか、何年か会社で働いてしっかりと経験をつけてから、それを武器に、ステージアップを図る、のが一般的。仲良くなった人達、同じ年頃だろうと思っていたのに、あとで聞いてみたら、7歳も年上だった。一番年が近い人でも、5歳上だったり。そんなこともしらず、ただ、ただ、やってきてしまった。

ただただ、楽しかった語学学校が終り、院生活が始まって数ヶ月で、痛感した。伝わらない言葉、わからない授業、難しいテスト、無愛想なラボの人達、本当に足りない、知識と経験。私が小学生だったころ、高校生や大学生だった人達と机を並べ、そんな事は関係ないとばかりに、同等に張り合っていかなければならない。若い方が、物覚えが良くて、吸収がいいから、有利だ、なんて言う人もいる。確かにその通りだ。けど、年齢によって積み上げられた経験力、理解力、それに匹敵するほどのことでは、ない。人生最大の間違えを犯した、と、当時は、思ったりもしていた。

中間テストや、期末テストが近づくたびに、ストレスで胃が痛くなった。テストが返ってくると、余計に胃が痛くなった。授業に時間を取られて、集中できず、なかなかうまくいかない研究に、苛立った。中国人や韓国人達が集まって、私の知らない言葉で助け合っていた。わからない言葉で話ているのを、ボーっと眺めているだけだった。私の学科には、日本語を喋れる相手さえ、いなかった。 日本にいる友達は、メイリングリストで、ひっきりなしに飲み会を催していた。悲しくなった時もある。

そんなとき、図書館で始めて会話を交したクラスメイト、無愛想な人だったけど、吸い込まれるように強い目で、私の目の奥まで見据えてしまうくらいの透き通る視線だった。嘘のつけない暖かい人だった。自分の頭で考え、物事の本質を、本能的に読み取れる人、だった。徐々に仲良くなっていった。昔話もした。噂話もした。悪い話もした。良い話もした。そして、二人で少しずつ学んだのは、感情を共有して楽になること、辛い事を、ユーモアにして昇華する方法、現実から目を背けて、架空の自分(理想の自分)をつくりあげるのではなく、格好悪さを、身に沁みさせて、受け入れていくこと。プライドや見栄の砦は、一度ではなく、何度でも、ぶっ壊してしまわなきゃ、いけない、と、理解すること。本当の自信とは、自信を持とうっと、努力して持つものではなく、自分を信じる能力の一部であるということ、いつぞや、気がついたら湧いてくるもの、と。

つづく。

##しばらく写真は、ハワイの火山島より。

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りぃな様、ここに書いてある事、自分を認める方法、というわけではなく、しゃどうがその時に感じた事をそのまま書いてあるだけなんです。しゃどう哲学。これから変りゆくかもしれないし、そのままかもしれないし。りぃな様は、自分なりのりぃな哲学、を、組み立てていってくださいね。しゃどうの戯れ言なので、ふ〜ん、くらいに読んでいてくださいね。 / しゃどう猫@長くなっちゃった。 ( 2002-06-14 16:50 )
りぃな様、最初の2年くらいは、混乱し続けていましたよ、わたしも。言葉に慣れること、文化に慣れること、2〜3年は準備期間のつもりで、っていっても実際に渦中にいると呑気には構えられませんよね。わかります。 / しゃどう猫 ( 2002-06-14 16:48 )
Hidey様、直接、の助けではなくても、存在してくれるだけでも、傍にいてくれるだけでも励みになる友達、でした。この人と友達になって、はじめて、こっちに来てよかったな、って思った。いつも目が覚める時、なんとなくここがどこなのか、考えていました。東京にいるのか、アリゾナにいるのか。で、ちょっと溜め息ついてから、起きていたの。それまでは。 / しゃどう@懐かしい昔話。 ( 2002-06-14 16:42 )
しゃむ様、昔は、よく胃にきました。痛くなったり、食欲がなくなったり、消化できなくなったり・・・。それに比べると、今は、ほんとに食べ過ぎた時くらいしか調子悪くならなくなりました。バリバリ食ってます。こうやって出会えた人達には、このうえなく感謝感謝、しています。 / しゃどう ( 2002-06-14 16:24 )
こっちに来て、もう2年も断つけど、今がまさにそんなカンジです。自分を認める方法、とても参考になりましたよ♪あんまりにもドキュン!で何も書けないです(苦笑) / りぃな ( 2002-06-12 02:14 )
どんな形であれ助け合えるというのは幸せなこと。僕も読んでいて身につまされました。 / Hidey ( 2002-06-10 10:04 )
気持ちが張りつめているときって体にでるわよね。その中で波長の合う人と会えるとこの上なく幸せ。それにしてもたくましくなったよね!(笑) / しゃむ ( 2002-06-10 00:19 )

2002-06-08 棚から落ちてくるもの。


今日の夕食は、カウガールステーキ、でした。

研究室に、企業からのお客様がいらした。

愛しのボス殿は、どちらとも、出張中。

よう、ボスの留守番、しゃどう、代わりに、見学会と、説明会。

(といっても、いらしたのは、二人ですが)

お礼に、お昼は、ファンシーなメキシカンカフェで、チキンタコサラダを。

夜は、カウボーイなステーキハウスで、1ポンド(450グラム)のステーキを。

明日は、街で一番美味しい寿司屋さんで、好きなだけお寿司を。

ご馳走してもらえることになりました。

あぁ、幸せって、突然やってくるの。

お腹、壊さないようにしようっと。

しゃどう。

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りぃな様、奴は、可愛くないのぉ!!! 可愛いのは、俺様だけぇ!!! もう、みんなして、まったく。こんな写真を撮る、しゃどうもひどい。ご馳走、しゃどうが全部、ひとりで食べちゃったの・・・。 / しゃどう猫@猫缶らぶ。 ( 2002-06-12 16:25 )
邪夢猫様、ステーキ、美味しいですよ。お客様が来る時は、必ず行くことにしているので、だんだん、このでかいステーキにも慣れてきました。ちなみに、カウボーイステーキは、1.5ポンド(680グラム)、それより大きな、特大カウボーイが、2ポンド(900グラム)です。結構、みんなちゃんと、食べちゃっているのが怖い。お寿司は、ウニ、サケ、ハマチ、いくら、あまえび、えび、と、マグロ、あとは・・・んー、覚えてない。そうそう、はまちの頭焼(はまかま?)と枝豆も、ご馳走になりました。むふふ。 / しゃどう@お腹、大丈夫でした。 ( 2002-06-12 16:23 )
しえろ様、ん? なんだと? 奴が? いっつも、偉そうにしているので、今日も、シャーっと脅かしてやりました。なんで、いつも、僕のうちに入ってくるんだろう、まったく。 / しゃどう猫 ( 2002-06-12 16:18 )
案外、さくさくっと、食べれちゃうみたいです。カウボーイな雰囲気のおかげかな? でも、14ozがいけるのなら、16oz(1ポンド)も、楽勝なのでは? 機会があったら、是非ぜひ。 / しゃどう猫 ( 2002-06-12 16:16 )
このアラモちゃん、素敵、可愛い!! たまには贅沢なご飯もいいさ♪頑張ったご褒美!!堪能してきました〜?? / りぃな@アメリカ、やっぱお肉がオイシイ ( 2002-06-09 13:30 )
しゃどうさま、確実にお腹壊しそう。突然の超グルメって危険(笑)。450グラムのステーキって食べられるものなの?お寿司のネタも教えて・・・・って私も食い意地張ってるわ。(恥) / 邪夢猫@アラモちゃんのお腹ナデナデしたい ( 2002-06-09 04:27 )
アラモちゃんてば、聡明そうな美形・・・なんてことは、口が裂けても言いません。しゃどう猫ちゃんのいるところでは。 / スーパーしえろ ( 2002-06-09 03:26 )
1ポンド!?それはすごい・・・あたくしは14oz位が精一杯で・・・ / オバQ ( 2002-06-08 23:56 )

2002-06-06 勇気の印。


閑話休題。

北欧では、今、夏時間。太陽は沈まず、24時間、街を照らし続ける。それでも仕事熱心に、毎日のように、メイルを送ってくるトマトボス。私も、なんとなく、寝る前に、冗談などを短く送って、文通を楽しんでいる。そしたら、

"it is always day light here and I work a lot (much more than
grad students)!!!"

なんてメッセージが届いた。思い出したのは、昔流行った、リゲインの CMソング。

「24時間、戦えますか?」 だった。

ついつい、こんな歌がね・・・と、リゲインについて熱く語ってしまう私(朝2時半)、
送信して、数分後に返ってきたメイルには、

"are you still at work? Go home."

と、書かれていた。そうだった、24時間戦うのは、Japanese businessman!

エンジニアや、サイエンティストは、そんなに働きません。

疲れるから。



というわけで、つづき。

ポンプが動くようになったので、次に、本命のバキュームオーブン(真空加熱器)に繋ぐ。問題発生。適当なコネクターが、手元にないのだ。実験室、を、掘り返して、使えそうなコネクターを拾い集める。換気用の窒素も、インストールしたかったので、ホースも共に、拾い集める。慣れない作業なので、見つからないは、うまく繋がれないわ、で、四苦八苦、である。やっと繋がったと思ったら、ガスが、プシューッと嫌な音を立てて、漏れる。

それでもなんとか、完成。安堵と共に家路につき、眠りにつく。

翌朝、目が覚めたら、手と指と、全体と腕の前半分、見事な筋肉痛。大きなレンチで、ギリギリッと、何度も締め上げていたから。

本当、体力勝負だわね。



今日は、完成品をテストしようと、わくわく、と、研究室に向かう。


ドアを開けた瞬間、絶句。


ダンボール箱は半壊のまま、転がっているわ、スチロールは更に中途半端に壊れて散らかっているわ、工具はそのまんま、放り出してあるわ、壊れた部品は、そのまんま床に投げ出してあるわ、ゴミは、あちこちに、散らばりっぱなしだわ、机の上には、論文の束がめちゃくちゃな順序で山積みにしてあるわ、コードも、ホースも、オイルをいれた容器も、足の踏み場もないくらいに放り出してあるわ・・・。


だから、今日の仕事は、大掃除から、始まりましたの。

しゃどう。

##写真は、ホワイトサンドナショナルパーク(ニューメキシコ)。ジープが映える?

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りぃな様、作業中は、ポイポイっと、床に物を投げ捨てる癖があります。これって、快感、なのです。もうええわ、散らしときぃって、感じで開放感に溢れています。散らして楽し、片づけ楽し(い時もある)。あぁ、人生って素晴らしい。 / しゃどう@明日はお寿司。 ( 2002-06-08 16:36 )
邪夢猫様、常にエキサイティング(?)な日々、を、楽しませていただいています。自分の手で、何かを蘇らせるのって、すごく嬉しい。機械にも、魂は宿っているんだ、と、勝手に思っています。トマトボス、いつかえってくるのかなぁ? ちょっと、寂しくなってきたかも。でも、教授元気で、留守がいいって、いうし。時差ぼけ・・・なんとなく、なさそう・・・。帰ってきたら、観察してみますね。 / しゃどう ( 2002-06-08 16:33 )
作業に夢中だったんですね♪そういや、課題を仕上げた後、一番最初にすることは掃除ですね(苦笑) / りぃな ( 2002-06-07 08:42 )
写真素敵! しゃどうさまの日常は危険に溢れている感じがするわ。北欧のトマトさまはとりあえずお元気なのね。その調子だと帰ってきたとき強度の時差ぼけになりそうね。 / 邪夢猫 ( 2002-06-07 04:30 )

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