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猫うどゃし

猫のように飛び跳ねて、猫のようにすりよって、

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-06-09 徒然に、その4。
2002-06-09 徒然に、その3。
2002-06-09 徒然に、その2。
2002-06-09 徒然に、その1。
2002-06-08 棚から落ちてくるもの。
2002-06-06 勇気の印。
2002-06-06 蘇るもの。
2002-06-06 夜にひとりでする事。
2002-05-27 けだもの、その2。
2002-05-27 けだもの、その1。


2002-06-09 徒然に、その4。


つづき。

学会が終る時は、いつもなんだか寂しい。会場中、あんなに活気に溢れていたのに、終る時は、なんの合図もなく、いつのまにか人はいなくなって、ガランとした、机や椅子と、ゴミだけが、散らばっている。ロビーをふらついていたら、また、彼が手持ちぶたさに立っていた。友達を待っていたようだ。その間、机の上に座り込んで、いろんな話をした。子供時代の話、普段思う事、他愛無いこと。

友達が現れたので、そのまま、名残惜しむように、ホテルのラウンジに3人で向かった。ホテルの最上階で、ビーチの町並みと、カリフォルニアの海と、ワインと金魚型のスナックをカジリナガラ、ふざけた話、おばかな昔話や、真面目な話、将来の話、等など。気がついたら、カリフォルニアの海の向こうに、太陽が沈んでいくところだった。翌年から研究テーマも変る、おそらく、彼らと会うことも、二度とないかもしれない。でも、また、どこかでばったり、会うかもしれない。

駐車場で握手して、別れる時、またあの笑顔でくしゃくしゃっと、笑ってくれた。あんな風な表情ができる人は、未だに、会ったことがない。一年半たった今でも、思い出すだけで、心の奥底から、ぼわっと暖かくなれる。恋、とか、愛、とか、そういうのも多少あるのかもしれない、でも、この時は、ただ、魅了された、というのが、一番、ぴたり、とくる。もちろん、なんにもしてませんよ、誓って。


いつか、あんな風に笑えるようになれたら、と思う。


サポート、ということについて語るつもりだったのに。書き始めたら、方向がずれて、どんどんどんどん長くなってしまった。他愛無い昔話。

でも、なんだか書いたらすっきりした。

今日は、もう寝ます。


しゃどう。

先頭 表紙

りぃな様、そうですね、“苦”も多いけど、その分、“喜”も、それ以上に多い気がします。乗り越えた時に、手に入るもの、信頼、や、自信、は、形容しがたいくらい嬉しいものなんだよね。だから、止められないんだと思う。ジェットコースター、とか、好きでしょう? うふふ。 / しゃどう@ありがと。 ( 2002-06-22 17:55 )
邪夢猫様、しゃどうは、負けず嫌いです。負けるのは、すっごく嫌いです。それが、源なのかも。へへ。生きているうちで、会わなかったら、絶対に違う人間になっていただろうな、と、思えるような人、が、何人かいます。わたしは、人との出会いの運は、ものすごくよいのかもしれない、と、思っています。今度はいつ、どんな人に会えるんだろう? / しゃどう@夢と野心はでっかくね。 ( 2002-06-22 17:48 )
Hidey様、言葉にしきれなかった想いを、Hidey様に補ってもらったような気がします。心のこもった突っ込み、どうもありがとうございます。ほんとう、渦巻いていた想いなんです。書き始めたら止まらなくなって、気がついたら朝になっていました。ひとつ、踏ん切りがついたのかな? / しゃどう@ありがとう。 ( 2002-06-22 17:42 )
R様、涙をふいて、お洟もかんだ? ぐすっ。 / しゃどう猫 ( 2002-06-22 17:38 )
日本で生活しているより、辛さは大きいし、苦楽だと、苦の方が多い気がするんですが、しゃどうさんなら、この先も大丈夫!心より成功をお祈りしております☆ / りぃな ( 2002-06-12 11:44 )
負けないぞ!っていうしゃどうさまの心の叫びが伝わってきます。好きな人って恋愛よりも高いところのカテゴリーがあるのです。その人のことを思って見上げる夜空の星はひときわ輝いているはず。どんな出会いも人間を成長させますよね(猫も?)。まだまだ夢を追い続けるしゃどうさまの今度の出会いは、どんなかしら? / 邪夢猫 ( 2002-06-10 15:46 )
魂に響くお話をありがとうございました。勝手に想像して失礼だけど、しゃどうさんの中に渦巻いていた思いが言葉を与えられ出口を与えられてほっとしている、といったふうに感じました。 / Hidey ( 2002-06-10 10:16 )
いろんなことを思い出して泣いちゃった。洟もでちゃった…。 / R ( 2002-06-10 02:17 )

2002-06-09 徒然に、その3。


つづき。

その学会で出会った人達、は、端的に言えば、その時に会わなかったら、人生を変えてしまったかもしれない、っていうくらい、私に影響を与えてくれた。見ず知らずの、でも、同じ分野で働く人達と話していくうちに、いかに、狭い視野から物事を見つめて、勝手に息詰まっていたのか、思い込み次第で、気分は惨めにもなるし、幸せにもなる。

セロリのクラスを受講していた人の中で、一際、鋭い質問を繰り返す、細身で長身の人がいた。頭の斬れる人、で、少し近寄り難いイメージを持っていた。休み時間の間に席が替わり、なんとなく後ろを振り向くと、その人がいた。なんとなく、挨拶をして微笑むと、つられたのか、くしゃくしゃっとした笑顔にかわった。

なんとなく目立つ人だったので、会期中、何度もバッタリ、であった。何度か話しているうちに、お互いの事も、話すようになってきた。まだ若い人だった。目の奥底から微笑むような、心の奥底からにじみ出るような、優しい笑顔を時々、見せる人だった。無防備で、気取りがなく、気さくで、相手を思いやれて、その時に思ったのは、本当にできる人、凄い人、っていうのは、いわゆる“できる人オーラ”というのを出さなくてもよいのだ。ほんとうの意味での自分が、あるから、他人に自分を売り込む、必要がない。他人に対する影響力、どういう自分をイメージするか、なんて考える必要も、意味も感じていないから(か、想像もしないんだろう)、そういうエネルギーを、全部自分自身を高める方向ににつぎ込める、だから、ますます、研ぎ澄まされていくんだろうな、と。だから、圧倒された。

頑張れよっと、優しく励まされて、来年は、データを持って、発表しに来るよっと、約束して別れた。帰ってからは、視点を変えて、研究してみた。少しずつ結果がでてくるようになった。


翌年、同じ学会に出席した。彼の名前は、インデックスに載っていなかった。少しガッカリした。でも、歩いていたら、会場のドアの入り口で、目の前に、彼の名札があった。そのまま見上げたら、本人がいた。驚いた。あーっと、双方で声をあげたのは言うまでもない。

その時の発表は、意地悪な質問者がいて、先生は他の学会に出席していたため、会場に味方はひとりもいず、散々なできに終った。彼は、他の用事で会場にいなかったのは幸いだと思った。ホテルでぐすぐす、ひとりで泣いた。

翌日からは、開き直って、他の人の発表と、他の出席者との出会いを、楽しむことにした。「はじめは、ばしばし打たれた方がいいんだよ」なんて、結構励まされた。いつも、格好悪いなぁっと思った。

つづく。

先頭 表紙

りぃな様、おぉっと、耳が痛い。わたしも若かりし頃は、そういう傾向がありました。不安でしょうがないのよね、自分が、なにを持っているのかわからなくて、アピールしないと、誰も認めてくれないような気がしちゃって。誉めて誉めて、って、要求しちゃうの。(といっても、素直に顕示はできなかったシャイなわたくし。) 彼女も、いずれ気がつくのかな? 自己顕示欲も、向上心のうちの一つなんだけど、あんまり、ひけらかすと格好よくないよね。 / しゃどう ( 2002-06-19 16:31 )
邪夢猫様、どうもありがとう。しゃどうは、猫っぽい顔だと思います。(誉め言葉かな?) 自分がどど〜ん、と、ある人って傍にいると安心するの。迷ったときや、揺れている時に、ぶつかっても、“なにいってんだ、ばーか。”って、笑い飛ばして受け止めてくれるから。 / しゃどう ( 2002-06-19 16:23 )
Hidey様、見栄と意地のバランスも難しい。格好つけるのと、素直になるバランスも難しい。でも、夢中になっている本人は、あんまり気がついていなかった、かも。コミュニケーションって言語が通じないとできないけど、言葉が通じていても難しい。自分の感情をうまく表現できなかった頃は、フラストレーションの塊でした。 / しゃどう ( 2002-06-19 16:17 )
クラスメートで、スゴク頑張ってる子がいて、その頑張りは認めるんだけど、どうも自己顕示欲に動かされてるのが、ばりばりに見えるので、ひいてました。道がちょっとずれてるよー、みたいな。反対に、クラスで一、二を争うほど上手い韓国人の友は、逆に控えめ。周りも後者の方に好感が持てるみたいです。読んでいる間、それを思い出しました。 / りぃな ( 2002-06-12 11:40 )
そうそう、自分をしっかりもっている人は自然体です。なにを気取ることもなく普通にしていて、それでも信じているものが顔に出ていて。きっとしゃどうさまもそうだと思います。 / 邪夢猫 ( 2002-06-10 15:48 )
見栄と開き直りってバランスが難しい。ある局面では見栄があるから伸びることもあるし、またある局面では見栄がじゃまをして、もっと開き直れば素直に物ごとが摂取されていくのに、ということもある。日本語環境にいればそんなことあまり考えないんだけど、やっぱり言葉って思ったより大きいんだな、と感じてしまいます。 / Hidey ( 2002-06-10 10:13 )

2002-06-09 徒然に、その2。


つづき。

だって、立ち止まったら、そのまんま、"the end"って、なってしまうような気がしてた。初めての、サポートが取れた時、本当に嬉しかった。契約書にサインをした時。初めての給料のインボイス、を、受け取って、封を切った時、世界がひっくり返りそうなくらい嬉しかった。やっと、異国の地にて半年たって、ようやく、自分自身の手で、自分を養える様になった。初めて、自分の足で歩けるようになった。両親に、もう、これからは仕送りしなくてもいいからね、今までありがとう、と、伝えられた時、やっと、大人になったような気がした。

でも、あんまり、現実は変らなかった。正直いって、授業にはついていけているとは言い難い。研究もあまりうまく行っていない。そんな折り、また、振って湧いたようなイベントと、好きだった人との別れ、オフィスに置いておいたノートパソコンと、新品のバッグは、跡形もなく消え、数日後に、やぶの中から、授業のノートだけが、発見された。執拗に言い寄ってくる、大嫌いなインド人。叫びだしそうなくらいな気分で、山までドライブしようと、車を走らせたら、数マイル先の交差点で、後ろから追突された。幸い、双方とも無傷に終ったが、なんとなく、覇気をうしない、のろのろと、研究室に戻った。

また試験の時期が訪れ、また悪い成績に終りそうだった。気分が悪くなって、早めに眠りに就いた数時間後、お腹の激痛で目が覚めた。食べ物にあたったのか、神経性のものかはまったくわからない。込み上げて来るものを、ゲロゲロ、トイレに戻した。数時間、腹を押さえて、ひとりで便器をボーっと眺めていたら、なんとなく愉快になってきた。悩んでいるのが、急にばかばかしくなってきた。なにやってるんだろう、わたし・・・って。

当然、見栄っ張りな私は、そんなのおくびにも出さずに生活していた。そんな状態を、知ってか知らずか、セロリが、カリフォルニアの学会で半日、しゃどうのテーマの講義をするんだ、という話をした。反射的に、“私も行きたい”と、呟いていた。驚いた様な顔をして、しばらく考えていたようだが、数日間たって、セロリは、しゃどうにパンフレットを放り投げてきた。彼は、なんでも、物を投げる人だ、と、気がついたのはこの頃から。発表もしないのに、学会に連れて行くのはまれなこと。ましてや、高い学会登録料、クラス登録料、ホテル代、交通費、あわせたら、相当な額になる。

「ところで、あなた、何歳なの?」と、当時よく聞かれた。「22歳」と、答えると、みな、驚く。豪快なおばちゃんプロフェッサーは、豪快に笑った。「まだまだ、こどもじゃないの!」って。セロリも、その時はじめて、年を尋ねた。笑いを堪えているような困っているような顔をしていた。レンタカーを借りられる年じゃなかったからだ。

仕方ないので、自分の車で行くことにした。約、450マイル(720キロ)の突然の一人旅。お腹はぴーぴー。年上の友達は、まるで娘が、初めてひとり旅をするのを心配するお父さんのように、「心配だ、心配だ」と繰り返し、地図をもたせたり、夜は絶対にひとりで歩くな、とか、運転は休み休みしろ、とか、ガスを入れる街のポイント、危険を回避する方法を、延々とお説教したり、やめるように説得したり、と、みな、いろいろと気を使ってくれた。ちなみに、2年経った今現在、同じ事を友達に話しても、「また? 物好きやね」とか、「ばーか」くらいの反応しか、返ってきません。

つづく。

先頭 表紙

プルー様、えへへ、22歳でした。昔は・・・。これ、昔話なので、今はもうちょっと年上です。この頃は、まだ、あどけなかったのよ。きっと、可愛かったんだろうなぁ・・・。今では、立派な姉ちゃんに(おばさん、では、ない)なりました。旅、しまくっています。 / しゃどう@写真はハワイだよ。 ( 2002-06-14 18:45 )
りぃな様、はい、学ばせていただきました。良いことも悪いことも、ずるいことも。シャワー付きのサービスエリアを使ったことがあるんですか? 結構、旅慣れていますね。わたしは、ひとりの時は、なんとなく用心して、ホテルを借りちゃっています。トラック野郎が、多いでしょう? 親切な人が多いんだけど、たまに変なのがいるのが怖いのよね。 / しゃどう ( 2002-06-14 18:41 )
Hidey様、そうなんですよね、妙に醒めていました。眠れぬ頭の中で考えていたのは、トイレの床が汚れているな、とか、昔の飲み会で飲みすぎた時のこととか。それで、なんか、ふっきれたみたいな気分になれたんです。まだまだ、物事は悪く成りうる、たいしたことじゃないって。そうなんです、書きながら、鮮明に思い出せたのが、こうやってサポートしてくれた人達。つっこみを読んでいて、Hideyさんって、やっぱり凄いなっと思いました。言葉に暖かくて深い。 / しゃどう ( 2002-06-14 18:37 )
あれ、22じゃレンタカー借りれないんだ。22歳なんだね。自活してて、研究者生活してるから、もうちょい上かと思ってた、しっかりしてるし、ね。がんばれ、一人旅行。昔よくしたな。 / アリゾナの空がまぶしい@プルー ( 2002-06-12 05:48 )
こないだ分かった事は、最悪な状況で何をして、何を学んだかが大事なんだな、って。しゃどうさんは立派に学んではりますね♪関係無いですが、ガソリンスタンド付属の建物って、たまにトイレだけじゃなくてシャワーも付いてますよね。 / りぃな@超サバイバル旅行の時使用。 ( 2002-06-12 02:20 )
トイレで笑い出したお話、すごく分かる気がします。最低の状況で妙に醒めてしまい、逆にそれが向上のきっかけになったりもしますよね。それが可能なのも、やはりどんな環境でも信じていい人の良心は存在するからだと思います。独力でやり遂げたと思っていても実はちゃんと陰でサポートしてくれている人がいる。後になってから分かることが多いんだけど。 / Hidey ( 2002-06-10 10:08 )

2002-06-09 徒然に、その1。


サポート、という言葉について考えてみた。

大学院も、もうじき4年目に入る、いつまでも新入生気分だったのが、早いもので、もう、古い方の学生の仲間入り。大学を卒業して、すぐにやってきたのが、22歳の時。ただ、勢いだけでやってきたから、なにも知らず、なにもわからず、ただ、右左を、きょろきょろするような、お嬢ちゃんだった。

同期の新入生も、思ったより年が離れていた。大学院というのは、学部を卒業してそのまま入る人は、ごくまれ。大抵の人、とくにインターナショナル学生は、一度、マスターを取ってから、とか、何年か会社で働いてしっかりと経験をつけてから、それを武器に、ステージアップを図る、のが一般的。仲良くなった人達、同じ年頃だろうと思っていたのに、あとで聞いてみたら、7歳も年上だった。一番年が近い人でも、5歳上だったり。そんなこともしらず、ただ、ただ、やってきてしまった。

ただただ、楽しかった語学学校が終り、院生活が始まって数ヶ月で、痛感した。伝わらない言葉、わからない授業、難しいテスト、無愛想なラボの人達、本当に足りない、知識と経験。私が小学生だったころ、高校生や大学生だった人達と机を並べ、そんな事は関係ないとばかりに、同等に張り合っていかなければならない。若い方が、物覚えが良くて、吸収がいいから、有利だ、なんて言う人もいる。確かにその通りだ。けど、年齢によって積み上げられた経験力、理解力、それに匹敵するほどのことでは、ない。人生最大の間違えを犯した、と、当時は、思ったりもしていた。

中間テストや、期末テストが近づくたびに、ストレスで胃が痛くなった。テストが返ってくると、余計に胃が痛くなった。授業に時間を取られて、集中できず、なかなかうまくいかない研究に、苛立った。中国人や韓国人達が集まって、私の知らない言葉で助け合っていた。わからない言葉で話ているのを、ボーっと眺めているだけだった。私の学科には、日本語を喋れる相手さえ、いなかった。 日本にいる友達は、メイリングリストで、ひっきりなしに飲み会を催していた。悲しくなった時もある。

そんなとき、図書館で始めて会話を交したクラスメイト、無愛想な人だったけど、吸い込まれるように強い目で、私の目の奥まで見据えてしまうくらいの透き通る視線だった。嘘のつけない暖かい人だった。自分の頭で考え、物事の本質を、本能的に読み取れる人、だった。徐々に仲良くなっていった。昔話もした。噂話もした。悪い話もした。良い話もした。そして、二人で少しずつ学んだのは、感情を共有して楽になること、辛い事を、ユーモアにして昇華する方法、現実から目を背けて、架空の自分(理想の自分)をつくりあげるのではなく、格好悪さを、身に沁みさせて、受け入れていくこと。プライドや見栄の砦は、一度ではなく、何度でも、ぶっ壊してしまわなきゃ、いけない、と、理解すること。本当の自信とは、自信を持とうっと、努力して持つものではなく、自分を信じる能力の一部であるということ、いつぞや、気がついたら湧いてくるもの、と。

つづく。

##しばらく写真は、ハワイの火山島より。

先頭 表紙

りぃな様、ここに書いてある事、自分を認める方法、というわけではなく、しゃどうがその時に感じた事をそのまま書いてあるだけなんです。しゃどう哲学。これから変りゆくかもしれないし、そのままかもしれないし。りぃな様は、自分なりのりぃな哲学、を、組み立てていってくださいね。しゃどうの戯れ言なので、ふ〜ん、くらいに読んでいてくださいね。 / しゃどう猫@長くなっちゃった。 ( 2002-06-14 16:50 )
りぃな様、最初の2年くらいは、混乱し続けていましたよ、わたしも。言葉に慣れること、文化に慣れること、2〜3年は準備期間のつもりで、っていっても実際に渦中にいると呑気には構えられませんよね。わかります。 / しゃどう猫 ( 2002-06-14 16:48 )
Hidey様、直接、の助けではなくても、存在してくれるだけでも、傍にいてくれるだけでも励みになる友達、でした。この人と友達になって、はじめて、こっちに来てよかったな、って思った。いつも目が覚める時、なんとなくここがどこなのか、考えていました。東京にいるのか、アリゾナにいるのか。で、ちょっと溜め息ついてから、起きていたの。それまでは。 / しゃどう@懐かしい昔話。 ( 2002-06-14 16:42 )
しゃむ様、昔は、よく胃にきました。痛くなったり、食欲がなくなったり、消化できなくなったり・・・。それに比べると、今は、ほんとに食べ過ぎた時くらいしか調子悪くならなくなりました。バリバリ食ってます。こうやって出会えた人達には、このうえなく感謝感謝、しています。 / しゃどう ( 2002-06-14 16:24 )
こっちに来て、もう2年も断つけど、今がまさにそんなカンジです。自分を認める方法、とても参考になりましたよ♪あんまりにもドキュン!で何も書けないです(苦笑) / りぃな ( 2002-06-12 02:14 )
どんな形であれ助け合えるというのは幸せなこと。僕も読んでいて身につまされました。 / Hidey ( 2002-06-10 10:04 )
気持ちが張りつめているときって体にでるわよね。その中で波長の合う人と会えるとこの上なく幸せ。それにしてもたくましくなったよね!(笑) / しゃむ ( 2002-06-10 00:19 )

2002-06-08 棚から落ちてくるもの。


今日の夕食は、カウガールステーキ、でした。

研究室に、企業からのお客様がいらした。

愛しのボス殿は、どちらとも、出張中。

よう、ボスの留守番、しゃどう、代わりに、見学会と、説明会。

(といっても、いらしたのは、二人ですが)

お礼に、お昼は、ファンシーなメキシカンカフェで、チキンタコサラダを。

夜は、カウボーイなステーキハウスで、1ポンド(450グラム)のステーキを。

明日は、街で一番美味しい寿司屋さんで、好きなだけお寿司を。

ご馳走してもらえることになりました。

あぁ、幸せって、突然やってくるの。

お腹、壊さないようにしようっと。

しゃどう。

先頭 表紙

りぃな様、奴は、可愛くないのぉ!!! 可愛いのは、俺様だけぇ!!! もう、みんなして、まったく。こんな写真を撮る、しゃどうもひどい。ご馳走、しゃどうが全部、ひとりで食べちゃったの・・・。 / しゃどう猫@猫缶らぶ。 ( 2002-06-12 16:25 )
邪夢猫様、ステーキ、美味しいですよ。お客様が来る時は、必ず行くことにしているので、だんだん、このでかいステーキにも慣れてきました。ちなみに、カウボーイステーキは、1.5ポンド(680グラム)、それより大きな、特大カウボーイが、2ポンド(900グラム)です。結構、みんなちゃんと、食べちゃっているのが怖い。お寿司は、ウニ、サケ、ハマチ、いくら、あまえび、えび、と、マグロ、あとは・・・んー、覚えてない。そうそう、はまちの頭焼(はまかま?)と枝豆も、ご馳走になりました。むふふ。 / しゃどう@お腹、大丈夫でした。 ( 2002-06-12 16:23 )
しえろ様、ん? なんだと? 奴が? いっつも、偉そうにしているので、今日も、シャーっと脅かしてやりました。なんで、いつも、僕のうちに入ってくるんだろう、まったく。 / しゃどう猫 ( 2002-06-12 16:18 )
案外、さくさくっと、食べれちゃうみたいです。カウボーイな雰囲気のおかげかな? でも、14ozがいけるのなら、16oz(1ポンド)も、楽勝なのでは? 機会があったら、是非ぜひ。 / しゃどう猫 ( 2002-06-12 16:16 )
このアラモちゃん、素敵、可愛い!! たまには贅沢なご飯もいいさ♪頑張ったご褒美!!堪能してきました〜?? / りぃな@アメリカ、やっぱお肉がオイシイ ( 2002-06-09 13:30 )
しゃどうさま、確実にお腹壊しそう。突然の超グルメって危険(笑)。450グラムのステーキって食べられるものなの?お寿司のネタも教えて・・・・って私も食い意地張ってるわ。(恥) / 邪夢猫@アラモちゃんのお腹ナデナデしたい ( 2002-06-09 04:27 )
アラモちゃんてば、聡明そうな美形・・・なんてことは、口が裂けても言いません。しゃどう猫ちゃんのいるところでは。 / スーパーしえろ ( 2002-06-09 03:26 )
1ポンド!?それはすごい・・・あたくしは14oz位が精一杯で・・・ / オバQ ( 2002-06-08 23:56 )

2002-06-06 勇気の印。


閑話休題。

北欧では、今、夏時間。太陽は沈まず、24時間、街を照らし続ける。それでも仕事熱心に、毎日のように、メイルを送ってくるトマトボス。私も、なんとなく、寝る前に、冗談などを短く送って、文通を楽しんでいる。そしたら、

"it is always day light here and I work a lot (much more than
grad students)!!!"

なんてメッセージが届いた。思い出したのは、昔流行った、リゲインの CMソング。

「24時間、戦えますか?」 だった。

ついつい、こんな歌がね・・・と、リゲインについて熱く語ってしまう私(朝2時半)、
送信して、数分後に返ってきたメイルには、

"are you still at work? Go home."

と、書かれていた。そうだった、24時間戦うのは、Japanese businessman!

エンジニアや、サイエンティストは、そんなに働きません。

疲れるから。



というわけで、つづき。

ポンプが動くようになったので、次に、本命のバキュームオーブン(真空加熱器)に繋ぐ。問題発生。適当なコネクターが、手元にないのだ。実験室、を、掘り返して、使えそうなコネクターを拾い集める。換気用の窒素も、インストールしたかったので、ホースも共に、拾い集める。慣れない作業なので、見つからないは、うまく繋がれないわ、で、四苦八苦、である。やっと繋がったと思ったら、ガスが、プシューッと嫌な音を立てて、漏れる。

それでもなんとか、完成。安堵と共に家路につき、眠りにつく。

翌朝、目が覚めたら、手と指と、全体と腕の前半分、見事な筋肉痛。大きなレンチで、ギリギリッと、何度も締め上げていたから。

本当、体力勝負だわね。



今日は、完成品をテストしようと、わくわく、と、研究室に向かう。


ドアを開けた瞬間、絶句。


ダンボール箱は半壊のまま、転がっているわ、スチロールは更に中途半端に壊れて散らかっているわ、工具はそのまんま、放り出してあるわ、壊れた部品は、そのまんま床に投げ出してあるわ、ゴミは、あちこちに、散らばりっぱなしだわ、机の上には、論文の束がめちゃくちゃな順序で山積みにしてあるわ、コードも、ホースも、オイルをいれた容器も、足の踏み場もないくらいに放り出してあるわ・・・。


だから、今日の仕事は、大掃除から、始まりましたの。

しゃどう。

##写真は、ホワイトサンドナショナルパーク(ニューメキシコ)。ジープが映える?

先頭 表紙

りぃな様、作業中は、ポイポイっと、床に物を投げ捨てる癖があります。これって、快感、なのです。もうええわ、散らしときぃって、感じで開放感に溢れています。散らして楽し、片づけ楽し(い時もある)。あぁ、人生って素晴らしい。 / しゃどう@明日はお寿司。 ( 2002-06-08 16:36 )
邪夢猫様、常にエキサイティング(?)な日々、を、楽しませていただいています。自分の手で、何かを蘇らせるのって、すごく嬉しい。機械にも、魂は宿っているんだ、と、勝手に思っています。トマトボス、いつかえってくるのかなぁ? ちょっと、寂しくなってきたかも。でも、教授元気で、留守がいいって、いうし。時差ぼけ・・・なんとなく、なさそう・・・。帰ってきたら、観察してみますね。 / しゃどう ( 2002-06-08 16:33 )
作業に夢中だったんですね♪そういや、課題を仕上げた後、一番最初にすることは掃除ですね(苦笑) / りぃな ( 2002-06-07 08:42 )
写真素敵! しゃどうさまの日常は危険に溢れている感じがするわ。北欧のトマトさまはとりあえずお元気なのね。その調子だと帰ってきたとき強度の時差ぼけになりそうね。 / 邪夢猫 ( 2002-06-07 04:30 )

2002-06-06 蘇るもの。


実験室の片隅に、うち捨ててある、古い真空ポンプを見つけた。

"made in western germany"

統合前のドイツ製、推定1980年生まれ。作りは頑丈で、フィルターまでついている、一見、高級品。さっそく、使ってやろうと、引きずり出して見たものの、電源のコードが、特別嗜好なのか、なんなのか、まったく、アメリカのスタンダードと合わない。しかも、3フェーズという、これまた特殊な嗜好。作っている会社に直接問い合わせたら、変換プラグでも提供してくれるんじゃないか、と、期待してメイルを送ったら、

"ちょん切って、好きなように繋ぎ直せば?"

と。家庭用の3つ足プラグなら、何度か繋いだことはあるけれど、さすがに、4本足はいじったことがない。壁の電圧も、250V、30Aなんて、いっていて、感電したら、とても痛そうだ。スピナッチ君に電話して、とりあえず、必要な部品の名称から、売っている場所、繋ぎ方(逆に繋ぐと、モーターが逆回転して、ぶっ壊れるらしい)、テストの仕方、感電を防ぐ方法、などなど、詳しく教わった。


しゃどう、エレクトロニクステクニシャン、デビューか? 上手く行ったら、$30で、$3000クラスのヴァキュームポンプが手に入るのだ。むふっ。とりあえず、北欧で仕事を楽しんでいるトマトボスに、ねぇねぇ、試してみてもいい? と、メイルを送ったら、絶対に怪我するなよっ! 人が周りにいる時にやれよっ! と、いう条件付きで、許可(と資金)をいただいた。

壁の電圧、かなり特殊な仕様だったので、どこで必要な部品(コードキャップ、と呼ぶらしい)を手に入れたらいいのか、わからない。とりあえず、馴染みのお店に言って、下手くそな絵を描きながら聞いてみたのだけど、兄ちゃんもよく知らなかったらしく、何件かありそうなお店を教えてくれた。

教えてくれた店に行ってみたら、「うちは、扱ってないねぇ」と、首を傾げながらも、

"but I'll get it for you!"

と、軽くウィンクして、あちこちのお店に電話して、わざわざ取り寄せてくれた。あとで友達に聞いてみたら、そこはエアコン系のお店だよって。見当違いの所に飛び込んだのに、わざわざ手に入れてくれたようです、感謝感謝。


翌日、古いプラグを分解し、慎重に繋ぎ直す。「火花が散るよ、感電するよ、怖いよ、下手したら死ぬよ」等と、散々脅かされた割には、なにも起らず。でも、逆方向に回転していた。もう一回、配線を変えて、スイッチオンっ! 豪快に回転しはじめました。

とりあえず成功!?

で、10年くらい代えていなかったであろう、と思えるくらい、まっ黄色に汚れたオイルを交換。なぜか潰れて、モーターの羽とぶつかっていたカバーを特大のトンカチでバンバン叩いて修理。ホースを繋いで、やっと、一人前のポンプが蘇ったのでした。

しゃどう。

##写真は、ハワイ島のボルケーノ、クレーターの、跡地、です。

先頭 表紙

りぃな様、統一前の西ドイツ製、やっぱり、予想通り頑丈で、よい作りをしています。ポンピングのスピードも速いのよっ、感動的。もちろん、もちろん、大事に使いますとも。 / しゃどう@さすが、ベンツの国。 ( 2002-06-08 16:29 )
そのポンプ、私と同じくらいだー。大事にしてね(笑)センパイで、自分よりも年上の車を持ってる人もいますよ。 / りぃな ( 2002-06-07 08:39 )

2002-06-06 夜にひとりでする事。


幸いにも、研究熱にスイッチが入り、楽しくお篭り生活をしています。朝は遅めに起き(目覚しは掛けない)、熟したメロンを食べ、コーヒーを1リットル作ってお出かけ。遅めの昼ご飯は、最近見つけたお気に入りのベトナム料理店で、野菜たっぷりのバン(ボン?)やフォ、と、チョコレートミルクティー。よるご飯は、かなり遅めに、手作りのお弁当(週末に作りだめしてある、新鮮じゃないけど)をささっととって、家に帰るのは、早くて24時、遅い時は、日が昇る頃、疲れた時か、一段落ついた時に。

今、昼間は、114F(46C)まで暑くなる。でも、夜は日が落ちてから、ぐぐんと、涼しくなり、夜の風は、肌に触れるだけでも、幸せになれるくらいの気持ちの良さ。車の窓を全開にして、歌を歌いながら家路についています。

こういう状態になると(in charge、と、呼んでいます)、集中力は上がるし、効率はよくなるし、楽しいし、と、良いことずくしではあるんだけど、食事が適当になったり、社交性がほとんど、ゼロ、に近くなっちゃったりして、人間的には、失格!? 食事の方は、不規則になるのよね、っと、最近トマトに愚痴っていたら、研究室に大きな冷蔵庫を買ってくれました。わざわざ、食べにいく気にはならない時でも、すぐ近くに食べ物があれば、小休止ついでに、かじれるし、作り置きも安心して保管しておけるから、良い事尽くし。

さっそく、ちょっと高価なオーガニック食品専門のマーケットに出かけて、バナナ、りんご、プラム、トマト、に、ピーナッツバターとビスケット、クスクス、を買い置き。お水も、たっぷり買って、水出し麦茶を漬けて置きました。ちなみに、今日の夕食は、豚肉の生姜焼きと、トマトのマリネです。トマトのマリネは、輪切りにして、スペシャルドレッシングを作って漬けておくだけ、なのだけど、この美味しさは、癖になります。健康的?

でも、すっかり、夜行性になってしまった。しゃどう猫に影響されたのだろう。

しゃどう。

##写真は、縞猫(アラモ)ちゃん。このくつろぎぶりに、しゃどう猫が、ついに、ご立腹。最近は、アラモチャンが遊びに来ても、すぐに、叫びながら追いかけて、追い出してしまいます。

先頭 表紙

R様、いいでしょう? 冷蔵庫っ! お篭りの味方、おニューなので、食べ物も中で喜んでいるようです。うふふ。 / しゃどう ( 2002-06-08 16:27 )
りぃな様、えぇ、昼間は焦げちゃいます。ここなら、茶髪、黄髪、白髪、染めるのも、身を守るため、なんて言い訳できちゃいそう。黒髪って、じりじり、熱いのよ。だから、いっつも帽子を被っています。卵、たぶん、5秒くらいで綺麗な卵焼きができるかも。ちゃんと、食べられるくらい綺麗に、車を洗っておかないと、だわね。そうそう、昨日、キュウリ君にまったく同じセリフを言われました。だから、泊まらんって。年頃の女性なのに、くさくなっちゃうやん・・・。 / しゃどう@猫と一緒ならいいかも? ( 2002-06-08 16:25 )
邪夢猫様、最近は、トマトのおかげで、美味しいものを食べさせていただいています。むふふ。いや、いい先生です、ほんと。冷蔵庫、らぶ。 / しゃどう ( 2002-06-08 16:19 )
邪夢猫様、なんだって? 奴が可愛いだと? 邪夢猫様だけは、俺の味方だと思ってたのに。絶対、俺の方が可愛いっ!!! / しゃどう猫@妬いていないぞ。 ( 2002-06-08 16:17 )
冷蔵庫、いいなーいいなーいいなー! アラモちゃんに嫉妬するしゃどう猫ちゃん並みに嫉妬しちゃう(笑)。 / R ( 2002-06-07 19:01 )
お昼はこもってないと焦げ付いちゃいますね。。一度、車のボンネットに卵を割って、炎天下の中で放置してみたいっ(コラ) 冷蔵庫バンザイですね!しゃどう猫ちゃんさえ連れてこれば、お泊りしてもOK?ベトナム料理、私も好きです!あっさりしててグー。タイ料理もいいけど、ベトナムも捨て難い。。 / りぃな ( 2002-06-07 08:37 )
追伸、お仕事も集中もいいけれど、しっかり食べなきゃダメよ〜。冷蔵庫買ってくれたトマトさまに、私からもありがとうって言っておくわ。 / 邪夢猫 ( 2002-06-07 04:27 )
とりあえず、緊急つっこみ。か〜わい〜い!!!アラモちゃんらぶ。すっごく可愛いよ〜。しゃどう猫ちゃん妬いてるな! / 邪夢猫 ( 2002-06-06 19:05 )

2002-05-27 けだもの、その2。


つづき。

写真は、パールハーバー記念博物館の外から。閉館時間を過ぎていたので、中には入れなかった。(いつものように、写真と文章は、まったく関係ありません)



例えば、コックローチ、私は、大嫌いだ。見るのもいや、近づくのもいや、当然、触るのもいや。突然、現れた時は、辛うじて悲鳴を押さえ、静かに、その場を去る。無視。

ラボの建物の裏口には、排水溝があり、そこから、たまに、ローチ達が、夕方過ぎに、ワサワサと這い出てくることがある。たまに昼間、潰れたローチの残骸が転がっていたりして、車にでもひかれたのかな、嫌だな。と、思っていたりしていた。

ところが、だ。ある日、トマトとミニトマト(弟)と、しゃどうで軽い夕食を終え、ラボに戻ろうとそこを通った時、トマト(教授)が突然、走り出した。

「ローチだっ!!! ローチだっ!!!」

暗がりの中、逃げ惑うローチを、靴で、ブシッ、ブシッと一匹づつ的確に踏み潰していく(凄い反射神経・・・)。凍り付くしゃどうに向かって、トマトは、今の、見たか? とでも言いたいのか、得意げな顔をしてみせた。ミニトマト君はぼそっと、

「兄ちゃん、あれ、好きなんや・・・」

と、苦笑いしながら、でも、ちょっと誇らしげに、しゃどうに解説してくれた。

靴の下で、殻がプチっと割れて、グチャッとなるローチ。想像しただけで、嫌だ。

鳥肌が立つ。

どこが楽しいのか、理解できない。

男って、獣(けだもの)だ、 と、改めて感じた日。


しゃどう。


##昨晩の夕食は、ほたての貝柱のソテー。ほたてはオリーブ油で軽く炒め、ジンシャーとパセリと、バターのソースをかけます。香ばしさ満点。本日は、豚と鱈のしゃぶしゃぶでした。しゃどう猫は、ターキーの猫まんま。またまた朝帰り、でした。

先頭 表紙

しえろ様、きゃー、けだものぉー、なんて、またしてもごめんなさい。しえろ様、も、なんだか猫っぽいかも。トムキャットタイプねっ! 猫になったら、きっと、もってもてよん。 / しゃどう猫 ( 2002-06-08 16:15 )
Hidey様、靴でなければ、素足で・・・? きゃー、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。今日はとっても失礼だわ。許してね。 / しゃどう猫 ( 2002-06-08 16:13 )
Hidey様、きゃー、けだものぉー! なんてごめんなさい。僕の方がけだものです。たまに食べたりもしちゃいます。でも、殺虫剤とは、やっぱりスマート。お久しぶりです。JapanTrekの日記、楽しく読ませていただいています。最初の方に、ロブスターの記述があって、それを読んだしゃどうが、ロブスター、ロブスター、と、うつろに呟いていました。羨ましかったみたいです。一匹狼か、、、耳が痛いぜ。 / しゃどう猫@一匹猫、か、俺の場合。 ( 2002-06-08 16:12 )
葵様、幸い、トマトボスは、仕留めても、わざわざ見せにはきません。(しゃどうの方が下っ端だからかな?) でも、奥さんにやったら、家庭崩壊の危機、かも。 / しゃどう猫 ( 2002-06-08 16:06 )
R様、ゲイ友ですか? 強敵ですね。負けぬよう!? そういえば、彼らの瞳の力の強さって、凄いですね。ボスは、その瞳でよく、ギロリっと、睨みを利かせるのが得意なのですが、慣れないうちは、半泣きになるくらい怖かったな。でも、慣れてしまいました。 / しゃどう ( 2002-06-08 16:04 )
りぃな様、みんな、犬か、猫に喩えているのが、笑える。夜にばしっ、ばしっていうのと、一撃で仕留めるのが好きみたいだから、犬、タイプかな? 気まぐれブリは、猫、だけど、本人は犬ずきのようです。よく、しゃどうと喧嘩しています。犬が賢いか、猫が賢いか・・・。猫に決まってるのに。 / しゃどう猫 ( 2002-06-08 15:57 )
邪夢猫様、あらあら、ほたてのソースは、ジンジャーじゃなくて、ガーリックベースだわ。間違え発見。邪夢猫様のカタツムリ、本当に可愛い、素敵、最高、知的。あんなに可愛いのに、なんで分からない人が多いんだろう。しゃどう猫、一生の謎でございます。 / しゃどう猫@ありがとう。 ( 2002-06-08 15:52 )
性格は基本的に男だと思います。中途半端にアグレッシブ。ごきぶり、追っかけます。人の話も聞きませんが、地図も読めません。う〜む。。。 / スーパーしえろ ( 2002-06-02 05:48 )
↓でも靴でつぶしたことはなかったけど。。。 / Hidey ( 2002-06-01 22:49 )
すっかりご無沙汰してしまいました。しゃどうさん、Rさんに並び、僕も地図が読めて話を聞かないタイプ。結構一匹狼です。こちらにきてリーダーシップなど学んでから、ちょっと人為的にでも変わらなく茶とか思ってるけど。僕も昔は狩猟本能丸出しでゴキブリを追っかけてましたが、ゴキが顔に向かって飛んできた一件以来、おとなしく殺虫剤を使ってます。 / Hidey ( 2002-06-01 22:48 )
むむむl。。。想像してしまった。。。。     実家の猫はスズメやこうもりを捕まえておもちゃにしていました。かならず母に見せに来たらしいよ。 / ( 2002-05-30 00:03 )
わたしも地図が読めて話を聞かない、なのよね。集団の中のおんなのこポジションは、可憐なゲイ友のものだし。 トマト一家は中東の出身だったかな?あちらのひとの瞳って、本当に吸い込まれそうなのよね〜。 / R ( 2002-05-29 08:33 )
トマト先生、なんか猫みたい(笑)前飼ってた犬は、コックローチがオモチャだったの。夜にばしっ、ばしっ、って音がした次の朝は、ブツがばらばらで転がってるのよ〜。懐かしい。。 / りぃな ( 2002-05-28 04:10 )
ゴキちゃんの話はノーコメントね。夕食が二日ともおいしそう。なかなかいいです。おいしいもの食べてるね。きのう、また違うかたつむり見つけたよ。写真撮ったから、今度(いつ?)あぷするね。待っててね。 / 邪夢猫 ( 2002-05-27 20:53 )

2002-05-27 けだもの、その1。


しゃどう猫が、戸棚の開け方を覚えた。両開きでマグネットどめしてある台所の物入れ。中には、あまり使わない料理用具や、猫の缶詰、猫のカリカリ等が保管してある。しゃどう猫のお皿には、いつもカリカリが山積みにしてあるにも関わらず、彼は新品のカリカリ袋を突き破って、ずたずたにするのが大好き。狩猟本能か?


狩猟本能といえば、人間の男女差、の、基本だ、と、思っている。社会的な役割印象から、男性的な性格、女性的な性格、と、微妙にわけられているのは周知のこと。たとえば、身近な例で言えば、トマト君、れっきとした男性だけど、意外にきめ細やかで、細かいことに気がつく、世話好きで心づかいも暖かい、人である。たとえば、レストランにいったときなんかのさりげない面倒見のよさは、「きめ細やかな女性らしさ」を思わせるほど。世間話が上手で、噂ずきである。しかも、時々、童心に返ってはしゃいでいるのをみると、ついつい、可愛いなぁ、なんて思ってしまう。

同僚のゴボウ君、オトコマエの面で髭もしゃ、髪もしゃ。彼は、争いを好まず、いつも、笑顔をたやさない。さらに、にっこりと目を見て微笑みながら、爽やかなトーンで頼みごとをされると、つい、こちらも笑顔になって引き受けてしまうほど、可愛い。

後輩のキャロット君、細身で甘え上手。まだまだ子ども心が抜けないのか、身をくねらせながら、ねぇねぇ、お願いぃ!っと、擦り寄ってきます。実は、低い声でキャピキャピっとされると、少し気持ちが悪いんだけど、無理をして可愛いといえば、可愛いかもしれない。

かくいう私は、グループの中でも、お母さん系、お姉さん系、妹系の役割をすべて男性に奪われ(だって、私より可愛らしいんだもん)た。根が無愛想なので、あまり親しくない人には、なるべく挨拶の時には、スマイル、くらいは心がけているけど、基本的に、可愛らしい性格とは言い難いと思う。

人に物を頼むのも下手。世間話をするのも、気が向いた時じゃないと、面倒くさいと思う。親しい人といても、ボーっとしてリラックスしているのが好き。特に、仕事中は、雑談をしていると、必ず、なにか間違える、考え事を中断されるのは嫌い、と、結構気難しくなってしまうので、別室をもらって、ひとりで作業している。以前流行っていたゲーム、「地図は読めるけど、人の話は聞かない」という典型である。だから、自然と、兄貴的役割を押し付けられてしまうのだ。勝手な分析だけど。


しかしだな、この、本当の意味での男らしさ、というのは、あまり歓迎されない進入者、虫、や、小動物、を見た時に、発揮されるのだ。

つづく。

写真は、オアフとうから見た、海、再び。

先頭 表紙

人の話、半分も聴いていれば、上等だと思いますっ! しゃどうは、いつも上の空です。僕は、まったく聞かないし、地図も、まったく読めませんっ! / しゃどう猫 ( 2002-06-07 16:40 )
地図読めません。人の話も半分は聞いていないこと多し。     な私って、酷すぎ? / ( 2002-05-30 00:01 )
りぃな様、恋、をするときかな(笑)? あと、お店とかで女の子っぽく振る舞って、サービスしてもらうこともよくあります。私、男の人特有の固めの優しさ、って、好きなんです。素敵な男性を見かけると、あぁ、私もそうなりたいっと、近づく方に努力しちゃうから、男っぽくなっちゃっているのかもね。ラボでは、教え役、お叱り役、です。もう3年もいるからね。「ほらほら、ちゃんと片づけろっ!」とか、「人の話はちゃんと聞けっ!」とか、自分の事は棚に上げて・・・。 / しゃどう ( 2002-05-28 17:40 )
逆に、しゃどうさんも、歓迎されないものの時は女を実感するってことでしょ?大丈夫ですよん♪うちも、基本的に考え方は男っぽいので、うんうん!って頷きながら読みました(笑) / りぃな ( 2002-05-28 04:12 )

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