2003-08-22 金曜の残業
2003-08-20 バカンス決定〜♪
2003-08-19 気が合ってる？
2003-08-18 ごめんねのごめん
2003-08-18 ゆっくりと
2003-08-17 後悔
2003-08-12 敗北宣言
2003-08-09 不思議な夜2
2003-08-08 不思議な夜1
2003-08-04 歪み

また、いつの間にか、キミと二人で残業

キミの所為じゃない　集中力が続かないのは

キミの所為かな？

キミが”今日は何時までやるつもりですか？”と聴いてきたからかな？

…期待して、しまったのかな。

”なんで？”と聴いたら”…わからないけど…”とうやむやにされた。

またしても21時を回る。今日はキミが誘ってくれなきゃ、素直に帰る。

帰りの道を一緒に歩きだし、話は続かず、すぐ駅のホームについて、また話は続かず、

じき、電車が来る。

電車の明かりが見えた頃、キミがやっと口を割る。

”ご飯でも食べて行きます？”

振り向くまもなく、こくん、と、即答した。

少しでも、おしゃれな店をキミは探す。少し高めだったけど、迷わずキミは入る。

おいしい、スペイン料理だったね。

でも、キミがあんまり真っ直ぐ私の瞳を見るから、どんな味だかわかんなくなっちゃった。

うううん、きっと、スパークリングなワインのせいよ。

もっと近づいてもいいの？
もっとキミと話していいの？
キミのこと聴いても？
私のこと話しても？

……ただの同僚だから、してることかしら。
話せる人だと、思ってくれてるだけかしら。

それでもいいけど。

隣りにいてくれるなら。

キミの存在の優しさに、馴染んでなごんでも、いいのでしょうか。

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水曜日

・・・チケット取れたのは月曜かな。


前から友だちに話聴いてて、竹富島ってとこにすごく興味があって、夏休みで行くことにした。
竹富はとっても小さな島で、白い砂浜（星の砂の。今もそれがあるかはわからないけれど）
と蒼い海とのコントラストがとにかく美しく、あまり観光地化されておらず
自然たっぷりでゆったりしたところなので、
女の子は一度行くと帰りたくなくなるって話があるほど。

Cさんとは絶対かぶらないようにしなきゃいけないので、彼女に先に休みの日程を
決めて欲しかったのだけど、どうも決まらない・・・。
意を決し”お言葉に甘えて先に決めさせてもらいますね”と、
友だちに聴いた旅行代理店に電話したところ、最初に狙った日程は全滅。
やっぱり、1ヶ月前には決めないとだめなのよね。最近人気あるんだもの。

日程変更を繰り返し、やっととれたーーー！
しかも、石垣島に必ず一泊しなくちゃなんだけど、それを代理店の人がホテルじゃなく
民宿にしてくれたおかげで4泊5日の旅なのに5万円。嬉しすぎる〜。
竹富島での宿泊代は現地で払うのだけど、それも1泊5000円程度というから
3泊したって15000円。普通のホテルの1泊分だ。（ヘタしたらそれより安い）

ああーーー、嬉しいーーー。

やでもリフレッシュできちゃうに決まってる！！！

何年ぶりかなあー、旅行らしい旅行なんて・・・（うっとり）。

たった一人で行くの。
誰とも時間を合わさずに、誰のペースも気にせずに、自由気ままに。
予定もなーーーーーんも入れてない。
現地でいきあたりばったりで。
（ほとんどは海でぼーーーーっとするつもり）
ひとりで過ごすの、大好き。

私には、人と一切話さない時間が必要・・・。
人に触れると、知らず知らずのうちにいろんなことを考えたり気にしたりしてしまうでしょう？
普段の仲のいい友だちとだって少しはあることだし、仕事なんていったら
もっと脳みそフル回転。
ひっきりなしに鳴る電話、メールのやりとり、こなさなきゃいけない作業、
それらに付随するいろんな状況、上司、同僚、クライアント・・・、
それぞれに対する私の立場によって、いろんな対応をしなければならない。
こなすのは社会人として当然のこと。だからそれに疑問も文句もない。

でも疲れるのは仕方ない。悪いことじゃない。みんなそうだし。
明日、元気に働く為に思いっきり休むことも必要！
仕事も、仕事上の人間関係も、楽しい友だちとの会話も、好きな人のことも、
ぜええええんぶシャットアウト！！！
とにかく、リセットしてリフレッシュなのだ。
あ〜、待ち遠しい！

・・・でも、携帯はつながるようにしとかなきゃ、ダメみたい・・・(-_-;)
そら、そうよねー・・・
日に一度すら、仕事なんか思い出したくないけどしゃーないか・・・

追記：この日にTHさんとCさんと昼食に行って、THさんと私が、髪を切って
　　　イメチェンした話になった。
　　　私が「ふけこんだー」と訴えたら彼がすかさず、「そんなことないっ」と
　　　間髪入れずに、しかも（なんで？）みたいな意外そうな顔をして言う。
　　　うふふ♪間に受けちゃうー。
　　　Cさんも「全然前よりいいよ。かえって（・・・）」、なぜそこで言葉を切る？
　　　実はCさんはナイスガイをとっても好きなのだ。
　　　なんとなく、私を褒めたくなかったみたい。
　　　モテる男（を好きな女）はつらいやね（笑）。

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8/18　月曜日

私も髪を切ったのだった。金曜日に。
でもねーー、切りすぎたんだよね・・・(-_-;)
美容師さんに”ちょっと切りすぎなんじゃないの？いや、元々年なんだけど更にふけたんじゃない？？？”
と、冗談まじりに不満を訴えてたのだった・・・。
ああーー、ＴＨさんよりきちんと5歳年上に見えてしまう・・・。
（でも紛れもない事実だけど・・・）
ああ、ＴＨさんに見られたくないっ。行ーーきたくねーーーーーっっっっっっ、と思って朝の電車に乗る・・・。

ああっ、そうだった。彼にメールだ。
”カラーですって？　楽しみー♪”電車の中から送信。
わけもなく、音符（♪）をつけてみる・・・（笑）

髪を切りすぎたことを気にしすぎた所為で（はないのだが）遅刻・・・。

隣のナイスガイ（ＴＨさん）に髪を切ったことはできるだけバレないように、小声で”おはようございまぁす・・・”と挨拶するとそそくさと着席。
パーテーションで仕切られているので頭のてっぺんしか互いに見えない。
ああ、バレたくないよ・・・。（でも彼の髪は確認したい・・・）

そんなときに、すくっと彼が立ち上がり、書類片手に”蒼惟さん、この件ですけど・・・あ！蒼惟さんも髪・・・！”
（ああ！・・・も、もうバレちゃった・・・。ＴＨさんへの髪型つっこみで誤魔化せっ）
”随分軽くなりましたねっ。それで何の件ですって？”（私のことは何も言わないで！という雰囲気を匂わせつつ）
彼はもっと何か言いたそうだったけど、私の雰囲気を察して言葉を押し殺す。むむむ・・・ありがとう。（ああ、３ヶ月くらい髪切ったことを後悔しそう・・・）

彼は本当にカラーを入れていた。そんなに明るくはないけれど茶色くなっていた。
爽やかさに磨きがかかった。好青年度が50アップした。

でもでもでもね、私的には・・・やっぱりね。
彼は色白で細身なので、顔もちっさくて華奢な感じなので、
スーツもグレーより黒とか紺とかがメチャメチャかっこよく決まるので・・・・・

ぶっちゃけ、髪は黒い方がいいと思う！！！
その方が表情がぴりっとしゃきっとくるしー、清潔感もびしびしクルしーーー
茶色くなったら、なんか存在感がっあっさくうっすくなってるのよー！！！

でも元が素敵だから・・・許す。（私の許可がいるのか？）


蛇足

彼は、私も髪を切って来たことを喜んでいたっぽい。
気が合ってるー、みたいな・・・。
どこが？って言われると困るけど、なんとなく、なんとなく感じたの。
いいよね。いい風にとっておこ！

ふへへ・・・

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・・・待ってしまうのがイヤで電源消してた携帯

往生際悪く　もう一度電源入れて　メールチェックした

彼から　メール来てた
1時間くらい前に

遅くなったからメールにしたんだって
今日は　髪を切って　カラーも入れたんだって

・・・・・

ええーーっ　似合ってるの？　それ・・・

激しく疑問・・・

馬鹿みたい　私
落ち着かないとダメだよね
ちゃんと返事くれるじゃん・・・
ちゃんと自分のこと　書いてくれてる
きっと社内の誰よりも　早いニュース　もらってる

ごめんねのごめんなの
だって　声が　聴きたかったんだよ・・・
ごめんねのごめん

明日の朝　会社着く前に　メールするよ
”楽しみだな♪”って

先頭 表紙

ゆっくり進もうと思っていたのに
昨日元彼にそう話していたばかり
この４日間はキミのこと　ほっとこうと思ったばかり
電話がかからなかったくらいで
かけ直してもらえなかったくらいで

日曜の夜だよ　明日は仕事だよ？

そりゃタイミングはいろいろあるよ・・・

楽しい時間　もう過ぎてしまった　私は切ない域に入る

もうすっかり　熱くなってしまった　

こうなると　もう楽しくない

もうダメなんだよね　もうダメなんだ。
恋力ないんだもん・・・・・

キミは自分からガンガン行く方だって電話で言ってた

キミの方から発信の　何かをもらったことはない

いつも私の発信への反応だもの

ああ、砕け散った　もうおしまい　そう思った方がきっと

何も期待しない方がきっと

私には幸せ

恋したかったんだよね。誰かと恋人になりたかったんだ。
隣りに誰かにいてほしかった。
でも　もう　やめ。

だってゆっくり　できないんだもん　
どうしても　ダメなんだもん

こんなことくらいで不安になって　やりづらいとか思うなら
初めからなにもしなければいい

今日はダメだったな　くらいに思っておけばいい

先週の日曜も　電話はかからなかったじゃない
そしたら月曜の朝　”昨夜はごめん”ってメール入ったじゃん

でもなんか　明日の朝はなんにも来ない気が凄くするの
二度も　同じことなんか　彼はしない気がするの
今度は意志がある気がするの
あまり近寄らないで　って

ネガなイメージは現実化しやすい
私のネガなパワーは強すぎるから

馬鹿ね。

大事な人　なくしたかもね　
気持ちがこれだけのことで　収まらない
何も決まったことなんか　決定的なことなんか　わからないんだけど

明日は　うまくやるわ
ちゃんと仕事するわ

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日曜日

携帯に電話

しなければよかった

・・・・・

もうダメ。

落ち着いて落ち着いてお願いだから

もう絶対やめよう。

落ち着いて落ち着いてお願いだから

彼を放っておいて　

バカ馬鹿ばか

・・・・・

しっかり好きになっちゃった

だから電話はかからない

かかってこない

いい友だちくらいに思えていたらきっとよかったのに

深刻になりきる前に　もう彼にかまうのはやめよう

仕事仕事仕事

お互い様

早く南の島に行ってしまいたい

すべてリセットしたい

仕事にも疲れた

職場の人間関係も疲れた

恋愛も疲れた

全部ゼロにしたい

もう何も　考えたくない

もう私から　話しかけたりしないから

仕事に必要なこと以外は

だから安心して

ごめんね・・・・・

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火曜日

負けました。キミには。

キミが選んだ反応は予想外。

感動せざるをえない。

一度のことで、キミは決めない。

あのバカ男と対局。

いろんなことがあるよ、と、自分を責めすぎないで、と

お手上げ。

神様、彼の存在を、私の前に印してくれて、ありがとう。

同じ時代に、同じ空間に、居てくれてありがとう。

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「今日はストレートに帰るんですか？」
「わかんない。」（ちょっとなげやり？）
「（こんな時間になっちゃったけど）・・・ご飯でも食べて帰ります？」
「・・・それもいいな、」（やっぱりふててる？・・・ごめんよ、ごめんごめん）

賑やかな街へ出て、しゃれた飲み屋を探す。入った店の仕切られたブースは狭く、意外とうるさかったけど、二人だけのスペースには変わりない。
彼の仕事の話などを聴いていた。自分からどんどん話してくれる。
会社の他の人は、彼のことがわからないという。みんな彼に近寄りたいのに、近づけないと思ってる。
私にそんなストレスはない。
・・・私にだけ、話してくれてるのかな。
クライアントとの飲み会の話になる。
「私のこと、28歳だと思ってたんだって」「凄い。俺より年下だ。」
「でも、27歳にしかみえないじゃん！」「結局ひとつ、年下なのか（笑）」
頼って、年齢なんて、すぐ忘れちゃうけど。

そこでの２時間はあっという間に過ぎ、気づけば、彼の終電がない！
・・・わ、私は全然帰れるんだけど・・・
なんとなく、彼に「帰ろう」という意志が見られない。私も帰れるのに帰りたくない。一緒にいたい。
試しに言ってみる。
タクシー代使うより、始発までここにいる？
カラオケに行く？オールナイト上映を探す？
「それも面白いな・・・」

街は嵐の前夜祭。風が吹けば少しいいけど、異常に蒸し暑い。彼とじゃなきゃ耐えられない。

結局、ファーストフードで閉店まで過ごし、カラオケに行こうと言ったら、彼はマジでしぶった。
寝たい、横になりたい、というから、カラオケボックスならできるよ。と言ってるのにええ〜っ狭いからやだ、と言う。
他に落ち着ける場所ある？と言っても答えがない。・・・「だってちゃんと寝られるところになんか行けるわけないじゃない！」
「そりゃ、そうだけど」
彼は少し目線をそらし、薄く、納得したように大人の微笑をたたえた。
「バカだな、自分は」ともとれるし、「そういう意味じゃないよ」ともとれる。

わかってるよ。少しオシャレに過ごしたいのだね。キミはいつもキまってる。
ヨレヨレしたとこなんてひとつもない。庶民的な発想の私に参ってる。
スタイリッシュに決めたいのに、反らしてしまうから。

カラオケボックスに結局入り、音も消して横になった。
長方形の部屋の形に添って90度に折れてるソファー。
背の高いキミは長い方。二人の頭が近くなる。照れくさいので、バッグで仕切り。
でも結局、バッグの上から彼の顔を覗き込む。
ノースリーブな私を気遣い、温度調節しまくるキミ。優しい。
寝に入るつもりで、しばらく無言になったけど、５分もしないウチに音を上げるキミ。
”寝たいのに寝られない！”
諦めて歌い出したのはおかしかった。昔は自信あったのに、と昔歌えていた曲特集に突入。
会社の飲み会では、１曲しか歌わなかった彼。そんな一面があったとは（笑）。
昔のＢ’ｚの歌詞で盛り上がる。
キミが中学生の頃、私は大学生。その頃会ってたら、絶対惹かれるワケない（笑）。

過ぎてしまえば、あっけなく明ける朝。
余計な話しもしすぎたけど、こんなに幸せな夜は久しぶり。
近づけた気がする。キミ、大好き。
私に懲りないでね。

駅で別れるとき、キミの顔は清々しかった。よかった。
ちょっと、終わるのが、さみしかったけど。

”Ｈさんとデートできますように！”
旧七夕の、短冊に書いた、願いは叶った。

これは後で来たメール。
”彼らからも食事に誘われたけど断った。だから内緒にしといて。”

リョーカイ。二人だけの秘密ね。

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金曜日

・・・作業早く終わらして、・・・彼とそのバーってヤツに行こうと思ってたのに。
全然作業終わらない私・・・・・。

あら？でもなぜか彼も残業だわ。あわわ、合わせてくれてるんじゃないよね？
・・・全然昨日とかもなーんも言ってくんないし、電話もないし、メールもないから
「やっぱ口約束だけか・・・」なんて思っていたんだけど・・・

他に２名（ＹＳバカ男含）、計４名で残業する中・・・

微妙な空気が走ってる私たち・・・（いや、私だけ？）

「ああ！もう！９時になっちゃったよーーー」（こりゃ、もうダメだな・・・の意味がこもる）
「９時ですね・・・」（ああ、やはり隣りからも圧力が・・・かかってる気がする〜〜）

9時半頃、作業終わり。
他の２名がなんとなく、先に出て行く。
ああ、彼の背中を思い出した。今もうっとりして先が書けない！（バカ）

鍵を閉めて帰るとき、なんとなく、私たちは組みになっている気がした。
ヤツらは先に行かせて、俺らは俺らだけ。
なんとなく、若干の苛立ちを隠しつつ凛と立つ、彼の背中で区切られていた気がした。
あのバカ男から、守られているような気さえした。

先頭 表紙

2003/8/9（sat）

綺麗な人の前で

汚い自分ばかり晒した

歪み、嫉妬に狂い、意地悪くなった私

明るく　綺麗な　あの人に

余計な情報ばかり　吹き込んだ

それに影響される人ではないと　勝手に確信しながら

自分のことも　誤解されないとは　言い切れないのに

先頭 表紙