2003-10-23 鳩よ！
2003-10-22 土管のある空き地
2003-10-20 君が好きだと大声で叫びたい
2003-10-19 「笑顔が素敵な君へ」
2003-10-18 秘密基地（仮住まい）構えました。

今日の「てるてる家族」には、小道具として鳩が登場しました。

ローリー君のお屋敷の鳩小屋がチラリと映って、鳩さんたちが「ぽーぽー」「くるっくー」ってな顔で数羽登場しました。「きたーっ！！」私は一人で大喜び！
鳩が好きなんです。

このあいだ娘が見ていた「トリビアの泉」でも、「新聞社の原稿を鳩が運んでいた」（ちゃんと見ていないのでうろ覚え）とかいうトリビアがあって、原稿を入れた筒を背負った鳩さんが登場していました。原稿を背負った背中を写されていたので、鳩さんはこちらを振り向いた格好で写っており、首の回し方がたまらなくラブリー♪
（私）「どーして鳩さん出るのにビデオ撮っておかないのよぅ？」（娘）「知らないよぉ！」そりゃそうだよね。

今や存在すら確認されない野良わんこに比べれば、今でも鳩なんてザラにいます。
フン害などのデメリットの方が大きいのかもしれない。昔おめかししてお出かけの時、駅前で見事に頭からフンかけられたことがあります、下の子が。難儀しました。

でもやっぱり理屈抜きで鳩が好き。
文字通り豆鉄砲くらったような目、体の割に小さい頭（お脳もか？）、頭が少し遅れる歩き方・・。
群がまた興味深い。駅前の広場なんかにいますね。
追っかけっこしてる奴、威張ってふくらんでる奴、人間に慣れてる奴、一匹狼な奴・・。

我が家から自転車で５分くらいの線路脇に市場跡があって、鳩の大きな群が暮らしてたんです。そこに行くと全然飽きなくて、３０分くらいぼーっと鳩見てました。
くっついて寝てる奴、なんか食べてる奴、メスに片想いしてる奴・・どこにでも一羽はいる、一匹狼な奴・・。

でも中央線高架化のための工事がとうとう始まり、市場跡は無くなって、鳩たちも見かけなくなってしまいました。
あの鳩たちはどこへ行ったんだろう。
便利になり、開かずの踏切が開くようになるのだから文句は言えないけど、だんだん無くなってきたんだなぁ。

子どもが夕方まで遊ぶ空き地、鳩が占領する空き地。

黙ってずっと鳩を見ているだけの贅沢な時間。

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今日の「てるてる家族」は甘酸っぱかったです。
冬ちゃんと和君がドラム缶運んだり、タイヤ転がしていた、あの、夕方の空き地。
土管のある空き地。

昔の大人は無意識にでしょうけど、ああいう空き地をほったらかしておいてくれました。
ちゃんと土管も置いておいてくれました。
私も入りました。あの土管の中。
シールのとりかえっこをしたり、借りたマンガ雑誌を読んだりしました。
好きな男の子と手打ち野球した後、おしゃべりしました。もちろんお転婆な私は彼にとっては野球友だち。
膝小僧があんまり汚かったんで、座り直した記憶があります。

膝小僧といえば、塀の穴をくぐるのも、ブロック塀の上を歩くのも、男の子と野球をするのも、全て冬ちゃんが履いてるみたいな、あの短い丈のスカートでしていましたっけ。
晩ご飯の後お風呂に入る時、パンツも膝小僧も真っ黒になってました。
寒い冬には毛糸のパンツを履いて、やっぱり膝小僧出してました。
毛糸のパンツと、刺繍のついたカーディガンが必須アイテムだったような気がします。

今昭和３３年だそうですね。
私の小学生時代はもう少し後なんですが、背景や子どもの服装が本当に懐かしくて、今日も座りこんでじっくり見てしまいました。

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さるお方のドラマ私評日記のつっこみ欄に日参してあれこれ書いてた私。

もともと長文グセがある上に、私評対象のドラマ以外のことまで書いてしまってあわてて消したり、他人様のつっこみにまでレスしたくてうずうずしたり、そんな欲求不満が高じてしまって自分のページを借りたというわけです。
ページのはしっこで一緒に内緒話していたお友達もお誘いして。
楽しい秘密基地になりそうなので、ワクワクしています。

・・・が。
自分のページを持つと、つっこみ欄の自分の名前が「青くなってしまう」のです。そして、もちろん自動的にリンクされるのですね。（素晴らしい！）このことはうすうす知っていたんですが、ページ作るときはウキウキしてすっかり頭から抜けてたんですね。

しまったぁぁぁぁぁーーーー！！！

ご本家に「ちきーた」名でつっこみをしたら、ここは「秘密」ではなく「公開基地」になってしまうではないですかー！
ああぁ・・・どっかでミスをやらかすやらかすとは思っていたけど、こんな基本的なとこで！

かくて、ご本家のページのつっこみウィンドゥの前で、新たな欲求不満に陥る私。

今日の朝ドラ「てるてる家族」、「ダイアナ」を歌う春男さんが素敵だったよ、と声を大にして叫びたーいっっ！！

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娘（１７）が演劇部員です。
先週の土曜日、都大会予選だというので、高校生の演劇を見てきました。
彼女が出る劇のタイトルは「笑顔が素敵な君へ」。１年生の書いたオリジナル脚本でした。

主人公の少女は、対人関係に不器用で、笑えなくなった等身大の高校生。ひょんなことから「笑顔」と「涙」を自由自在に操る、人ではない「ピエロ」という存在と知り合い、「笑顔の仮面」を（契約つきで）借ります。作り笑顔さえも「心からの笑顔」のように見せる術を身につけた主人公はいつしか人気者に。でも契約違反をした彼女はピエロから永遠に「笑顔」を奪われることに。

この後、怪我をした友人を心の底から思いやり、ともに泣き、本心から笑いあえる関係がきずけた時、ピエロは自分の能力の虚しさを認め、彼女に笑顔を返します。
そして・・ある日主人公は町で、人間として生きるピエロとすれ違います。

手前味噌という言葉がありますね。
でもねー、ちょっと泣いちゃったです、私。１６才の女の子が書いたシナリオで。
演劇的な手法とか、出演者の演技力とか、その辺はもちろん高校生ですから、高校生なりだったかな、とは思うんですが・・。

でも「笑顔と涙を自在に操れる存在」だなんて、身につまされました。
私はそういうものになってきているなぁ、なんて思ったりしました。
いや、もちろん、おばさんですからね。人生経験積んでます。ちょっとは「嘘」でも、「嬉しい顔」「悲しい顔」を場面に応じて使えることも必要だとは思います。それが「思いやり」だとも思います。
でも「本気で人とつき合う」ことだけは忘れちゃいけないなぁ・・と。
いい年をして、本心からしか笑えない人になりたいのではありません。ただ、本心から笑う喜びも忘れたくないなぁ・・と。上手く言えませんが。
ピエロが「本心から喜怒哀楽を表す人間」の世界に身を投じたラストに、実はちょっと泣いたのでした。

役者さんというのは、（表情を操れる）ピエロでありながら、（傷つきやすい子どもみたいな）極端に純粋な人間なんかも疑似体験できる存在ですね。少し羨ましいかも。
上手い役者さんは「現実だったらちょっと世渡り下手なんじゃないの？」なんて思えるような人物を、実に魅力的にしてしまう力があるような気がします。

その意味では、野村萬斎さんなんかは本当に上手かったなー。
藤井隆さんにも、そういう上手さを感じました。（あの子どもみたいな笑顔！）
昨日からの懸念事項「野村萬斎さんと藤井隆さんの共通点」は、もしかしてその辺にヒントが？？？こじつけっぽいかな？？？



ところで娘は「ピエロ」役でした。全身黒ずくめの衣装で、デーモン木暮閣下みたいに、「人でないモノ」を気持ちよさげに演じていました。

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人のＢＢＳや日記にお邪魔して、長居するくせがついてしまいました。
そんなに書きたいことがたくさんあるんなら、自分で日記なりなんなりを借りて書けよ、とのセルフつっこみのもと、なじみ深いこちらの日記をお借りすることにしました。

「秘密基地」を構えた子どもみたいに、少し興奮しています。

小さいテレビと、星座早見盤、俳句歳時記だけは自前の物を持っています。
大きな天体望遠鏡や、面白い本、秘蔵のテープ（？）や、魔法瓶に入れたコーヒーを持って、遊びに来てくれる人がいるといいな、と思いつつ・・。

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