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ちっくぴーの「豆に暮らせよ」

いつも心にひよこ豆。

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2004-11-12 ひつじ解体中
2004-11-12 ひつじの横顔
2004-11-08 おいしそうなひつじ
2004-10-25 災難
2004-10-20 外に出ない日
2004-10-19 英国旅行 Day 2 コッツウォルズへ(ブレナム宮殿)
2004-10-14 英国旅行 Day 1 ロンドンでスーツケースとりかへばや物語C
2004-10-14 英国旅行 Day 1 ロンドンでスーツケースとりかへばや物語B
2004-10-14 英国旅行 Day 1 ロンドンでスーツケースとりかへばや物語A
2004-10-13 英国旅行 Day 1 ロンドンでスーツケースとりかへばや物語@


2004-11-12 ひつじ解体中

トースターで少し焼いてバタをつけて食べたらおいしかった。
ちょっとサンドケーキのような、クグロフのような、乾いた味でした。

杉並にある、ひつじ飛び出し注意、と看板の出ているお店で買えるそうです。


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しぇ、しぇなさん。。羊にく、にく、だと思ってらっしゃった?どうしよう、しぇなさんの肩をたたいて思い切り大うけしたいんですけどーーー!かわいい勘違いありがとうございます! / ちっくぴー ( 2004-11-18 17:12 )
にくだんごさま、オペーク、3階ですねっ!? 明日あたり、走ります。今後も、情報、よろしく、お願いたてまつります。 / 羊拝 ( 2004-11-18 17:10 )
はぴさん、さすが。すでに検索済みとは!友人によると、商売上手にはとても見えない、純朴そうなご夫婦がやってらっしゃるんだそうです。応援したい!通販、できたらいいのにね。 / ちっくぴー ( 2004-11-18 17:07 )
今気づきました!パンだったんですね!羊の生肉かと思ってましたーーーー!! / シェナ ( 2004-11-16 11:50 )
先日オペークの3階で羊モノを発見! 見つけた瞬間ちっくぴーさんのメー子ラヴぶりを思い浮かべましたが、ごめんなさい、プルオーバー一匹捕獲して我が家におりまする。 / にくだんご ( 2004-11-14 22:52 )
動物の形をしたお菓子とかって、食べるのちょっと躊躇しますよね(笑) 三月の羊、検索してみたらかわいそうだけどおいしそうなパンやお菓子がたくさんありました♪ / はぴ@東京は遠いです(笑) ( 2004-11-12 15:24 )

2004-11-12 ひつじの横顔

ああ


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2004-11-08 おいしそうなひつじ

お尻のあたりばっかり触っているから、お砂糖が溶けてきちゃった。


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周りに粉砂糖がまぶしてあるパンだそうです。さわった感じクグロフみたいって思ったんですが。食べたいけどこの姿を見ると躊躇。 / ちっくぴー ( 2004-11-11 11:28 )
砂糖漬けになっているんですか?切って焼いて食べるのかな。 / シェナ ( 2004-11-08 14:25 )

2004-10-25 災難

夫の実家が空き巣に入られてしまった。

台風で大雨の日に、仕事を終えて家に戻ってきた義父と義母の目に飛び込んだのは荒らされ、散らかった部屋。
金庫はこじあけられ、箪笥の戸棚は引き抜かれ散乱。宝石類は本物だけが持ち去られ、そうでないものは残っていた。足がつきそうなもの、すぐに換金できそうもないもの、等は全て残っていたところをみて、プロの仕業のようだ。

盗られたものが惜しいとかいうよりも、留守中に、見知らぬ誰かが悪意を持って家に入り込んでいた、という事実や、もし鉢合わせでもして危害を加えられていたらどうなっていたか、という想像でとにかく心労が激しいと義母が言っていた。暫く放心状態だったと。

翌日に鍵を付け替え、外から鍵穴をいじると大音響が鳴るアラームをつけ、窓のサッシには開かないようつっかい棒をはめた。
防犯カメラも買ってあった。

一度入られると二度、三度と繰り返されることが多いと聞いた。
それを防ぐためにもとにかく、外から見てはっきりと「以前とは違う。」「警戒している。」と判るようにしておかなければ。

義母の話によると、近所に住む鋭い主婦が不審な車と人物を見かけ、なんと車のナンバーを控えておいてくれたのだという。事件を聞いてすぐに警察に届けてくれたらしい。これが犯人逮捕につながるかどうか判らないけれど、こういう「主婦は見た」タイプの人がご近所にいると助かる。

それにしても、仕事で疲れて帰ってきた大雨の夜、人非人の行いのせいで長く辛い夜を過ごさなければならなかった義両親の悲しみを思うと腹が立って仕方がない。

犯人がつかまって相応に罰せられることを心から祈る!

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BJさん、こんにちは!そんなことが起こったのですか?空しく悔しいご経験ですね。やりきれない気分! / ちっくぴー ( 2004-11-18 17:08 )
私は以前工事現場の事務所に数回空き巣に入られました。朝半開きのドアを開けると、目ぼしいものが無くなり煩雑とした部屋に呆然。警察には第一発見者が怪しいと指紋を採られるし、近所の人にも疑われるし、散々でした(-_-;) / B.J. ( 2004-11-15 12:01 )
しぇなさん、ご主人、その時無事で何よりでしたね。本当に考えるだけでぞっとします。義両親、まめに連絡をとりたいと思ってます。お花、喜びそうです。ありがとうございます。 / ちっくぴー ( 2004-11-08 13:54 )
にくだんごさんこんにちは。え。。。動物にまで危害を??信じられない。犯人ぜったいよい死に方できません。 / ちっくぴー ( 2004-11-08 13:53 )
なんてひどい…一昔前は防犯のためワンコを!と言いましたが、最近のプロ強盗どもは動物にまで危害を加えるらしいです。とにかく許せない! / にくだんご ( 2004-11-01 00:01 )
本当に知らない人が入るって嫌なものです。旦那も一人暮らしの時に空き巣に入られ、その時自分がたまたま休みだったら?と考え、震えてました。捕まるとよいですね。お花なぞをお母さんにもっていってあげるのはいかがでしょう。 / シェナ ( 2004-10-25 15:29 )
イギリス土産を渡したら、「やっぱり盗られるよりもらうほうが嬉しいわー」と変な比較をしみじみ言っていたおかあさんがかわいかった。 / ちっくぴー ( 2004-10-25 14:35 )

2004-10-20 外に出ない日

ってなんで小腹ばっかり空くのでしょう。

レモンカード塗ったパンと紅茶。
でもこいだけじゃ足りなくて抹茶アイスクリームを食べようか食べまいか思案中。
背中のお肉は無視。


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にくだんごさん、ということは2kgぶんのアイスを食べてしまったという事実が存在するわけですね。おお! / ちっくぴー ( 2004-10-25 14:28 )
甘いものはすぐエネルギーになるから、朝ごはんにアイスはいいらしいですよ〜(と言って夏中アイスばっか食べて2`太りましたが。そして戻りませんが) / にくだんご ( 2004-10-23 01:53 )
抹茶アイスクリームおいしいですよね。ハーゲンダッツの、ベリーベリーもカスタードプリン味もずごぐずぎでず。 / ちっくぴー ( 2004-10-22 20:21 )
朝だから、大丈夫ですよ!抹茶アイス大好きでっす。 / シェナ ( 2004-10-21 10:52 )

2004-10-19 英国旅行 Day 2 コッツウォルズへ(ブレナム宮殿)

翌朝、すっきりした気分で目覚める。 
レンタカーが来てる、とフロントのお兄さんが部屋まで知らせに来てくれた。(部屋に電話ないからさ)

車は、ゴルフ。
折角のイギリス旅行だから最初はミニクーパーにしようと思っていたのですが、クーパーガレージに問い合わせてみたら旧型ミニは保険の関係でレンタルはできないんだって。
新型のミニじゃ借りる意味が無い、と主人が言うので結局は普通のレンタカーやさんで普通のゴルフを借りることになったのでした。

いよいよ、車に乗り込んでコッツウォルズに向け旅立ちます。
ここからは主人が主役!彼にとっては初の英国で、初の運転。
でも初めて行ったハワイ島で右側通行でも島を一周できたことだし、大丈夫さ!(一瞬逆走したけど)
そして友人が地図を持って助手席に座る。

私はというと、ちゃっかり後部座席に乗り込みます。
実は、私、免許を持っていません。
自慢じゃないけど、むかし第三段階で教習所を中退したという輝かしい経歴の持ち主です。
ついでに言うと、幼稚園も中退してます。

ロンドンのごみごみした市内を抜けるまで主人と友人は道や地図と格闘していたようですが(まるで他人事だ)、その後A40やらM40やら(まだ他人事)の道路を通って、Oxfordも通過して
最初の目的地である Woodstockへ。 ここでは、Blenheim Palace(ブレナム宮殿)を観に行きます。

ブレナム宮殿は何で有名か、というと、世界遺産(1987年)だってことと、イギリス人の間ではよく名首相と言われるらしい、ウィンストン・チャーチル氏がここで生まれたから。
1704年に英軍のモールバラ(Marlboroughと書いてあるからマールボロかと思ったらガイドの方はモールバラって発音してたしガイドブックもそうでありました)公爵ジョン・チャーチルがフランス軍をやっつけて、アン女王にもらった土地に作ったお城だそうです。チャーチル家とスペンサー家の縁組によって、故ダイアナ妃とチャーチル首相は親戚の間柄みたい。
ここは現在までずっとチャーチル家のおうちで、今もこの城には11代目の公爵が住んでいるそうです。現公爵の写真見たけどチャーチル首相と似てます。

入り口で、入場料を払うと受付のお姉さんが「パーキングはあそこ、宮殿までは電車に乗って下さい。」と言う。
いま、電車、とおっしゃいまして?

ゲートから宮殿までの距離が遠いので、ちびっこな線路があってちびっこな電車に乗るの。

この電車が面白いんだ。お猿の電車のようです。ワンマン電車でシャトル運転なので、宮殿まで行ったら運転手さんはがたがたと自身ひとり分でせいいっぱいの大きさの運転車を切り離し、
がたがた隣の線路を走って電車の反対側にがったんこ、と自分で連結するの。そして、もと来た道を、宮殿駅のホームで待っていた帰りの乗客を乗せてがたがた走る。
道にはカーブもあって、横は芝の緑だし下を小川が流れててなかなかよい風情。
つい、「世界の車窓から」のテーマを口ずさんでしまう。

これが宮殿の門
(ケイパビリティ・ブラウン作の庭もよかった。羊もいました。ガイドのささやき声の上品なおばさまもいい味出してました。惜しむらくは、腹式呼吸の発声じゃない!)


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イギリスは、皆さん口を揃えて田舎がいいといいます。私も本当にそう思います。でもイタリアも行ってみたい…!! / ちっくぴー ( 2004-10-20 13:54 )
ミニ電車乗りたい!小川が流れているなんてステキなんでしょう!イギリスはロンドンしか行ったことないので、うらやましいなぁ。 / シェナ ( 2004-10-20 10:55 )

2004-10-14 英国旅行 Day 1 ロンドンでスーツケースとりかへばや物語C

そして、スーツケース持ち逃げ犯人現る。店に入ってきたのは携帯で話した彼の友人だった。彼に連れられて外に出て、やっと本人と主人のスーツケースに対面。
犯人曰く、「どっちが先に持って行ったのかなあ」 それはあなたです、と私きっぱり。

だって、この人、覚えてた!黒づくめの格好をしていた人。
やはり黒づくめのひっつめ髪の日本女性と二人で入国審査場のずっと前の方に並んでた。
列が折れたところで見かけて、ずば抜けて背が高いのと会話も何となく聞こえたので覚えてた。
All other passportsのところに並んでいたからEU圏の人ではないはずだけれど、見た目コケイジョンで、彼女が話しかけてもうわの空でほかの話を始めるの。
何となくその所作がうちの主人に似ているなあ、と思っていたんだわ。

やっぱり、同業者!上の空でいつも仕事のことを考え込んでいるところもそっくり!黒づくめも同じ!
スーツケースまで!(なんか軍用素材みたいで丈夫らしい。フュージュンZナイロンっていうのを使っているんだって)

一応、主人と名刺交換してもらいました。結局、なに人か分らずじまい。でも、言葉はドイツのようなロシアのような、ああいう訛り方の英語でした。

でもね、本人が店に入って来なかったという点で洋子さんから鋭い指摘。「自分の非を認めたら食事代でも出さなきゃいけないとでも思ったんじゃない?」
た・し・か・に。なぜ友人を全面に押し出し続けたのか納得。

そして今日、彼のHP見てみました。
あらー、お仕事の内容も、クライアントも、まあ高級でインターナショナルだこと!フィロソフィまでお書きになっていらっしゃる。
クライアントには、そうそうたる名前。そして、U2。え、U2って、あの、U2??? ...ホントに、そうでした。
事務所も渋谷。  

...帰国したら、電話代払ってなくて事務所の電話が停まってたどこかの誰かさんとはえらい違いですな。

↑でも仕事はきちんとやってます!清貧、なだけだい。

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シェナさんもロンドンでくさい思いを!?山羊ボックスは帰ってから夢に見てしまいました。やっぱ人間? / ちっくぴー ( 2004-10-19 19:55 )
たらままさんも海外で大変な思いされたことあるのですね。お財布落としたら私は半狂乱マチガイなしです。 / ちっくぴー ( 2004-10-19 19:53 )
お疲れさまでした。山羊の匂いのする電話ボックス!情景が浮かびました。ロンドンの空港のトイレを思い出しました・・・何はともあれ無事で良かったです。 / シェナ ( 2004-10-18 11:22 )
大変でしたね。私も何年かぶりの海外旅行の時財布を落として大変でした。 / たらママ ( 2004-10-15 23:07 )
これで一日目はやっと終わった。何はともあれもどってよかったあ。 / ちっくぴー:読み返してまただめだめ人間 ( 2004-10-14 11:12 )

2004-10-14 英国旅行 Day 1 ロンドンでスーツケースとりかへばや物語B

係に教えてもらった携帯にかける。繋がったとたん、お互い同時に叫びあう。「私たち、今すぐ、会わなければ!!!」
彼の友人は明日ビジネスでどうしても必要な書類が入っていると言うし、私たちは明日朝コッツウォルズに向けて出発しなくてはならないし。

先方には車があると言うのでレストランの住所を教え、来てもらうことになった。45分くらいで到着できるだろうと言う。
主人はホテルにスーツケースを取りに走る。
レストランには事情を説明してその人が来たら呼んでもらうことになり、その時点でやっと一息つけた。

友人と洋子さんは前菜をオーダーしたところだったけど、メニューを見ても全く食欲がわかない。出発前からあんなに楽しみにしていたというのに!!!!!!!!!
Kensington Placeここです。涙。
でもとにかく何か食べなければ。主人のためにはシーフードのビスクを、自分のためにはリゾットを注文する。洋子さんが水を頼んでくれていたので、まずはそれをがぶ飲み。

主人も店に戻ったところで、やっとワインで乾杯する。
他人のことを考えられる状況になったので、HMV サイン会組の成果は、と訊ねると、サイン会は夕方からだったものの沢山の人が押しかけたため、受付は彼女の到着前に終了してしまっていたとのこと!!ああ、彼女も汗だくで重いスーツケースのまま向かったというのに何たる不運。洋子さんも、先にHMVに行って並んでおいてくれるはずだったのが、スポーツジムでシューズ取り違え事件が勃発していたので到着が遅れやはり間に合わなかったんだって。
彼女が、「お互い、今日は『とりかへばや日記』でしたね」と言ったので皆で笑った。
洋子さん、初めてお会いしたのに本当に親しみやすく話しやすい、とっても素敵な方でした。英国在住11年目に入る彼女、ずっと続けて来た書道を紹介したらとオファーがあり、滞在の節目の年でもあるし、と、英語で本を出版したのです。
とてもきれいな装丁の素敵な本でした。機会があったらぜひご購入下さい。
The Simple Art of Japanese Calligraphy 
彼女のため、ここは宣伝しちゃいます。

そして。...ごめん、まだ、続けたい。


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2004-10-14 英国旅行 Day 1 ロンドンでスーツケースとりかへばや物語A

とにかくまず空港に電話しなければ、と思うが部屋には電話がついてなかった!いくら安ホテル(コンチネンタル朝食つきでダブル1室1晩£69)と言ったってひどくないか?
慌ててフロントに行くとホテル内に電話はあるけど今故障中なので(!)、外にある公衆電話を使ってと言われる。近くだからと言われてジャケットもはおらずそのまま外に出て捜し歩いたけど、
無いの!

そのまま数分歩き大通りに出て震えながらやっと見つけました公衆電話。空港の代表に電話するが何十回鳴らしても出ない!仕方ないと今度は旅行エージェントのくれた旅程に印刷してある、
ヴァージンにかけても、なぜか全然つながらない!←後から調べて分ったこと:エージェントのミスタイプだった。数字が一個抜けてたばーろー

この事態とあまりの寒さとで一旦宿に戻り、ジャケットをはおる。
そして、ディナーの約束の時間も迫っていることに気づく。
フロントでもう一度電話のありかを確認すると、ホテルを出た後の方角が逆だった。ああ、私、パニクって記憶違いした!
次に見つけた公衆電話は、ドアを開けたら下に水溜りがあって異常なにおい。どう考えても山羊のおしっこの匂いだわ!(人間のものだとは絶対考えたくない)信じられないぐらい汚い受話器を握って水溜りを踏まないように身を乗り出して電話を...ええっ、今度はお金が入らない!使い方の違う電話が沢山あるけど、これの使い方が全然分らない!それにくさい!汚い!

何度も行った英国なのに、今まで公衆電話って一度も使ったことなかった。緊急事態がひとつもなかったからよわよわ人間だった。
知らなかった自分が恥ずかしいのと疲れいろいろで泣きたくなってしまう。そしてしまいには「ヒースロー離婚」という言葉まで頭に浮かんでくるしまつ。

そうこうするうちにディナーの約束の時間が来てしまった。とにかく、お店に行こう!到着、30分遅れ!
店にはさっき別れた友人と、友人の元ご学友で現在BBCの子会社で働いているという女性、洋子さんがすでにお待ちかねだった。さぞかし心配していたことでしょう。

事情を話し、彼女の携帯を借り再びレストランの外に飛び出す。(店は混雑している上電波状態が悪かった)
空港の番号にかける。やっと繋がる。
空港の代表がヴァージンのラゲッジ係の電話番号を教えてくれたので、そちらにかけなおす。
(また慌てててメモとペンを持って出るのを忘れたあー。パニックのきわみ。私が口頭で繰り返す番号を、主人、必死で覚えました。←英語まるきりだめな人)

ヴァージンの係に電話。
事情を説明したところで彼女、笑いながら、「今、隣で私の同僚があなたのご主人のスーツケースを持って行った人と話しているみたい!」
でも私たち当事者同士の電話はつなげないのでスーツケース持ち主の友人の携帯か、ヴァージンから電話をかけなおすと言われたけど、私、この携帯の番号分らない!(あああ) 
結局持ち主の友人の携帯番号を聞き、こちらからかけることに。夫婦、二人がかりでこの番号を覚える。超必死。

↑今から考えると 行動は超抜けてるし、全然気転が利いてない。爆笑ものだけど、このときは「必死」「パニック」以外の言葉では言い表せない主人と私の心理状況でした。

そして、この、係の女性はたぶん間違いなくグラスゴー出身の方。スコットランド、グラスゴーの方言に親しみのある方なら分ってくれると思うんだけど、
とにかく英語の聞き取りに苦労しました...。今となっては、ちょっと自分を誉めたいきもち。火事場のばかぢから。
(まだ続きます)

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2004-10-13 英国旅行 Day 1 ロンドンでスーツケースとりかへばや物語@

注意:この、1日目は旅行記とはいえません。ハプニングのことだけ。旅慣れている方にはさもない出来事だと思うので、この、とほほな長話は読み飛ばしていただいたほうがいいかも。

成田から、ヴァージンで英国へ。私は今まで毎回英国航空だったので、ここを使うのは初めて。
【感想:食事に茶そばと竹皮ご飯がついた松花堂弁当が出たりして、BAよりは少しだけ食事がおいしいみたい。でもオンデマンドで最新の、と謳う割に
パーソナル映像設備はお粗末だったよ。途中で壊れちゃったもん。そして、お詫びにこれだけは見られます、日本語字幕で、って言った映画は中国語の字幕付きだったみたい。(←私見なかったので題名不明)そして、肉付きのよいフライトアテンダントのおねいさんたちは威勢よく歩くたび席が揺れるぐらいだし、日本人のおねいさんも英国人化して所作から繊細さが消滅していた。】

15:30過ぎに空港に到着後、ここで同行の友人と一旦お別れする。
彼女はヒースローエキスプレスで市内に直行(,空港からたったの15分)、スーツケースを転がしつつHMVで行われるDuran Duranのサイン会へと急いだ。
(同じ年代の人、この名前聞いてびっくり?彼らは近ごろカムバックを果たした?らしく、友人は昨年久々のライブに行って再び感激し、以来ファンとしてもカムバックをしたとのことなのでした。)

私たち二人はAirbusというエアポートリムジンに乗り、ゆっくりと宿のあるNotting Hillへ向かうことにする。まずT/Cを現金に換金したり、歩いて数分かかるバスステーションで行列、往復のチケットを購入してから発車待ちがあったりで時間がかかったけれど、二階建てバスの上から外の景色を眺めつつ市内に入れるのは楽しかった。

宿につく。予定では、チェックイン後は近所散策。High Streetにあるスーパーマーケットとケミスト、アクセサリーのDinny Hallなんかをチェックしてから、ディナーの約束のあるKensington Placeに向かうはずだった。

ところが。
バスルームにいた私に主人の心細げな声が。「スーツケースが、自分のじゃないみたい...。」
ひえ、本当ですね。主人の黒いスーツケースには違う鍵がかかっていて、唯一開くポケットには主人のものではない白いシャツが一枚入っている。
きゃー。

私たちは、機内から出るのものんびりしていて最後の方だったので、ラゲッジクレイムにはラスト5人のうちに入るぐらいで到着した。コンベアを流れてきた私のスーツケースのすぐ隣にそのかばんはあったので、誰かが先に彼のものを持って出て行ってしまったのは間違いない。

名札がついていないか調べたら、名刺が入ってた!外国人のもので、東京の事務所の住所が書いてあり、そして驚いたことには、なんと主人と同業者だ...。スーツケースの好みまで同じなの?

でも、名刺には日本以外の連絡先が記していない。

次に続きます。

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