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「猫との日常」他。


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2011-09-06 秋の花
2011-08-29 ジョン&クッキー
2011-08-29 .
2011-08-25 告白
2011-08-22 雨降りの日が続いて。
2011-08-19 娘が解からない。
2011-08-12 秋の気配
2011-08-08 息子も おりますの。
2011-08-05 長女のことA
2011-07-30 長女のこと。


2011-09-06 秋の花

.


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2011-08-29 ジョン&クッキー

ひとりで遊ぶもん♪


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2011-08-29 .

ふ。


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2011-08-25 告白

私は、父親に特別懐いた娘ではなかった。

それなのに、自分のベッドサイドに遺影を置いて
毎日眺めていた。
何時までも、悲しかった。

その事を、何度も非難された。

其の日は又酷く詰られて

私は、その口元をじっと眺めながら

「……屈折だ」

と心の中で呟いた。

そして同時に

扉が

閉まってしまった。

そして

その日から

開かずの扉の厚さがどんどん増していったのです。


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2011-08-22 雨降りの日が続いて。

ワイパーを揺らしながら、音楽を聞いていると

月曜日の高架下道路は

どこまでも走りたくなる。

車の運転が好きではない人も

きっと。


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2011-08-19 娘が解からない。

看護師の娘は月4回程、夜勤をする。

夜勤入りの日は午後2時半頃家を出て、翌日の午前(大体10時過ぎる)帰宅し、その翌日はお休みになる。

娘は外出時、2時間以上前から用意をして且つ目的地には早めに到着するようにする性格なので、職場も拘束時間よりずっと多く居るのだと思う。

いつだったか、友達との電話会話で「(仕事は)率先してする、先を読むようにしている、たとえば……」とか言っているのを聞いてしまい、

他人が聞けば「仕事人の鏡」みたいに聞こえるかもしれないことが、
母である私には、心配の種になってしまった。

それが、ストレスの原因のひとつであることを本人は理解しているのだろうか。
(ストレスにならないのなら◎ですよ)

「夜勤をするとよく眠れない、ずっと気分が悪い」とこぼしている傍で
母は黙って居るだけ。

何か言うと「うるさい」と応えるから。

職業の責任感からなのか何なのか、医療関係本(毎月買うので相当量)を片時も離さず、合間にDVDフランス映画を観、後は(本好きの私が手に取ることのないような)本を買ってきて読んでいる。
例:三島由紀夫、太宰治、岡林信康とか、そんなやつ。

よって、親子の会話がとても少ない。

母としては「今日の出来事」とか、「他愛の無い事」とか話したいのに。

よって、猫に話かけるばかり。

娘は子供の頃は、姉とゲームとレゴばかりしていた。
(特にレゴは姉が好きで二人で中学校になっても夢中でやっていた)

理系好きに育った姉に比べて妹は、中学受験以降は全く机に向かわない子だった。
だが、私は自分が「お勉強嫌いな子」だったので特に何も言わなかった。

それが、この変わり様である。

先日TVで、ある人(女性)が寂しそうに言っていた言葉が強烈に心に残っている。

「生まれてからずっと一緒に居て、今もこんなに近くに居るのに、母と私の間には(理解し合えないという)大きな硬い壁が有る」

……母は、その壁を毎日トントン叩いています。
それだけでも、知って欲しいです。

ただただ、平和でいて欲しい。

それと、もひとつ。
いつだったか、
「私って憑依体質かも」とぼそっと言ったことがあって。
人を見送ることが多い職業なので、それも
何だか心配なのです…。

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2011-08-12 秋の気配

月曜から休暇(お盆休み)を取り、今日で休みはおしまい。

あ〜あ。

あっという間だったぁ……。

水、木曜日は次女を連れて実家に帰りました。

下の妹親子も一緒だったので、にぎやかでした。

帰る朝の5時頃に、リリリリリリ…という音で目が覚めました。

かすかな音ですが、かなりの高温で止まることなく鳴っています。
いつも早起きの妹の携帯の目覚ましかと思い、
「うるさいなあ、もう今日くらいアラーム止めといてよ」と思いました。

でも誰も起きてこないので、そのまま又寝ようとすると、
すぐにそのリリリリリリ…がダブルでハーモニーになったのです。

「あ、虫の鳴声かぁ」と気づく私。

何故に夜ではなく明け方なのか、わからないけど
秋が唐突にやってきた気がしました。

私ひとり得をした気がしました。

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2011-08-08 息子も おりますの。

猫には全く興味がなかった。

そもそも「ペットを飼う」ということを、我人生に置いて避けたいと思っていた。

命を預かる大変なことだし、幸福にできる自信もなくて。

だが現在、私の傍には二匹の猫が居る。

今は「縁があったのだろう」と思っている。

クッキーは、赤ん坊で出会ったので特に可愛い。
今では、我が子のように思っています。

スキンシップも濃く、一日に何度も私を呼びます。

でも「ドアを開けて」「ご飯ちょうだい」「遊んで」
この3つしか私は解かりません。

辛い時期に、傍にいてくれたパートナーです。
大事に育てていこうと思っています。

「クッキー、私の所に来てくれてありがとね。」


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2011-08-05 長女のことA

前回の日記を自分で読んで、二年前に離婚後初めて長女に会ったことを思い出した。

長女の携帯の名義が私の名前のままになっていたので、
それを変更したいと連絡が有り、二年ぶりに親子の対面をした。

長女はこれを機会に携帯の機種を新しくすると言い、機種入荷待ちの関係で3回続けて会うことになった。
未成年の子供ではないので二回目からは私がいなくてもよかったのだが、
長女は「一緒に行って欲しい」と言ってくれた。
小さい頃から「甘えっ子」の性格は変わってないなと母は嬉しかった。

最後の日に、家まで車で送って行き、
私は娘に「あの日」のことを謝った。

長女は「判ってるから、何も言わんでいいよ」と返事をして
「少しだけど」と、お小遣いをくれた。

両親のせいで娘二人を傷つけて、
特に長女の心の傷の深さが、私の負い目になっているけど
優しい性格に育ってくれて、本当に嬉しかった。

だから、連絡が無くて寂しいけれど
娘を信じていられる親でよかったと思っています。

一緒に住んでくれている次女には、
チクチク責められることも最近は少なくなりました。

実家の母が80歳を過ぎました。
そろそろ、帰ろうかなと思い始めています。


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さらりさん、お訪ねしたこと有るので親近感で「お久しぶり」と書きましたが、コメント入れたことは無かったかも…。読んでいるだけの人ばかりなので勘違いしてしまいました。それと、ありがとう。 / johanna ( 2011-08-06 10:36 )
さらりさん お久しぶりです。実家の母は「いつでも」と言ってくれてますが、次女の傍に居てもう少し様子をみたいし猫とも別れられないし、まだ、いろいろ迷ってますの。 / johanna ( 2011-08-06 10:24 )
こんにちは、帰るところがあったんだ。よかった。 / さらり ( 2011-08-06 07:21 )

2011-07-30 長女のこと。

先日の次女の誕生日に長女のメールが有り、やっと連絡がついた。

だが、内容はバースデイのデコメールで
近況も何も判らないままだった。

あの子は、両親に対しては子供の頃から口数が少ないのだ。
本当は、小さい(小柄)頭の中でクルクル何かが回転してるように話をたくさんする子なのに。それも早口で。

私が家を出た時に、長女は出掛けて居なかった。
正直、追い出されるように出たので話も何もできないままだった。

私は次女名義で借りた今のアパートに、着の身着のままで来たのだ。

そしてその後、長女は私に何も聞いてこなかった。
何も言わず、何も責めなかった。

母である私からは伝えたい事は山ほど有るけど、
こちらとしても今日も何も言えずじまいのままだ。

長女は両親や祖母に対してずっと、公平だった。
それは3歳の年少で幼稚園に入園した時から変わらなかった。

大人の我儘を何か訪ねると、
アーモンド型の大きな目でこちらを見つめて頭を横に振る子だった。

「言わなくても信じているし、信じていてくれる」と思いながら、


「元気にしてますか?ママは元気だよ。できれば近況報せてね。」

返信無メールを今日も打ってみる深夜1時。


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