2003-07-15 いいわけ
2003-07-09 夕べはGARASANさんが来ました！
2003-06-02 またも台風です
2003-06-02 ハーリーの準備
2003-05-28 お魚ゲット！
2003-05-24 おおそうだ忘れてた
2003-05-23 いやあさぼってすいません
2003-05-20 日記さぼりまくりです
2003-04-30 最近あんまりかくことがないなあ
2003-04-24 台風

いやあ最近日記を書いていないのは、本当に忙しいからなのです。

小型船舶検査、船の免許更新講習、また、今年の6月から船の免許制度が大きく変わって、遊魚をやる人は遊漁船業務主任者という資格が必要になったのです。これをもたないでお客さんを乗せるとなんと、300万円の罰金なのです。それで、その講習を受けたりと、いろいろ重なってしまったのです。

おまけにうちの奥さんも船の免許や簿記の資格を取るそうで、そんなのもいろいろあるとです。

それに今、我が家では一世一代の一大プロジェクトが進行中でして、これまた忙しくて、日記やホームページの更新がおろそかになっとるとです。

そんなわけで更新のペースがかなり遅くなりますのでよろしくお願いします。

それにしても石垣島は連日天気が良すぎて、魚やエビは獲りつくされて、海は枯れてしまいました。魚の値段も大暴落です。台風でもこないとダメだなあ。

そういえば最近ヤコウ貝がよくとれまする。産卵か何かなのかなあ。先日は一晩で7つも獲りました。普通は一個か二個くらいしか獲れないのに珍しいなあ。

ヤコウ貝というのはサザエの仲間なのですが、大きくて、味はアワビ系の高級貝です。殻は螺鈿細工に使われます。これでトローリングの疑似餌を作るといいのが出来るらしいです。名前はヤコウ貝ですが、夜行塗料のように夜光ったりはしません。昔、屋久島でよく取れたので、ヤクガイと呼ばれていたのがなまってヤコウ貝になったそうです。ほんとかなあ。

そうそう、昨日からうちのアパートのペンキの塗り替えをやっていて、建物の周りを全部シートで覆ってしまって、マスキングのために窓も覆われているので、めちゃくちゃ暑いです（うちはエアコンが無いんです）。パソコンがすぐに熱暴走するので、ケースをあけて、扇風機の風を当てながらパソコンを使ってます。いつ止まるかヒヤヒヤですので一気にカキコしてデジカメ画像も無し！

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夕べは、ホームページをリンクさせてもらっている、琉球・サンゴ礁の生物博物館のGARASANさんが石垣にやって来ました！

なんと、お土産に僕が以前からずっと探していた本、幻の名作「海をみた」（FUSAKO出版・山城久雄著）を持ってきて下さいました。ありがとうございます！本当にもらっていいのかなあ。後で返してって言わないよね。

GARASANさんは私用で石垣島にいらしたのですが、一緒に電灯もぐりに行ってみたい！ということで、前から一緒に泳ぐ約束していたのです。

しかしエビ解禁日7月1日からの異常なほどのベタ凪続きで、石垣島東海岸は一ミリの隙も無く、じゅうたん爆撃のようにヤラレまくっていたので、漁の方は不漁でした。おまけに月夜でエビも出ませんでした。残念です。GARASANさん、ごめんなさい！でも、僕が魚を突いたりエビを獲ってる所を一生懸命撮影してました。

夜のリーフの外を泳ぐのって、初めての人はかなりビビって、息もハアハアして、海に飛び込んだだけでパニック状態になる人が多いので心配していたのですが、GARASANさんは平気でした。こんなことならもっとエビのいそうな激しい所に行ってもよかったなあ。

あ、今日は久しぶりの更新なのに写真なしです。

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　どうも白保ハーリーは台風５号の影響で中止になりそうです。おそらく朝、拝みだけやって、競漕の方は出来ないことになると思われます。一生懸命準備したのに残念ですが、こればっかりは仕方がありません。白保の公民館でお祭のほうだけやることになりました。

　今日は女性陣が頑張りました。明日、来賓（白保の集落の人たち）のお客さんに配る、カツオのンブシー（生利節）を作りました。僕らがさばいたカツオ３００本を味付けして、大きな鍋（シンメーナービといいます）のなかに竹で編んだざるをおき、その上にススキの束をしいて、その上に味付けしたカツオを置いて蒸す作業です。船着きのあたり一帯に、カツオの香ばしい香りが漂っていました。

　僕らは台風で飛ばされないようにテントを片付けしました。

　台風で競漕は無くなったけど、海人たちの友情は深まりました。満足満足。

　女性陣はサバニを漕ぐ練習もしてました。楽しそうだなあ。普段あまり船に乗ったりしないので、大騒ぎで面白そうでした。

　うちの奥さんも写ってるけど、どれかな？

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　６月３日は旧暦の５月４日です。この日はハーリー（海神祭）といって、海の神様に海の恵みを感謝して、爬龍船競漕（サバニのレース）を奉納するのです。

　旧暦５月４日は沖縄の各港のうみんちゅがこの祭りを行うのですが、石垣島でも、石垣、白保、伊原間で行われます（伊原間では休みにあわせて、もう行われましたが）。僕は石垣の町に住んでいるのですが、白保式の電灯もぐりをやっているので、白保でハーリーの準備の手伝いをしていました。

　こういう祭というのは、準備の段階に意味があると思います。こうやって、うみんちゅ同士で協力し合って、一生懸命準備して、祭りを成功させることに意味があるのです。

　結構大変なんだけど、面白いです。このハーリーの準備を手伝うために、わざわざ内地からやって来てくれる旅行者の人もたくさんいます。こうやって、白保の人たちと交流して、一緒に汗を流して、白保の海や、白保で暮らす人たちを身近に感じたりすることができるようです。

　それにしても台風５号がちょうどハーリーと重なりそうなんだけど、大丈夫かなあ。

　明日も準備です。

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　いやー最近はダメダメだなあ〜。天気が良くて魚が安いなあなんて思っていたら今度は台風４号です。フィリピンの上でずーっと留まってうねりをバリバリと繰り出しています。

　こんな日は港でゆんたく（おしゃべり）でもしようかなあと思っていたら、深いところ（水深200から300メーター）の釣りをやっているうみんちゅのお友達T君を発見。

T君「あ、yutaくん、サメにかじられたシチューマチ食べな〜い？昨日釣ってきたんだ。すっげ〜うまいよ。刺し身最高！おなかんとこがうまいよ！」

うれしいなあ。深いところの魚は僕には獲れないのでなんだかおいしいのです。

T君「魚あるんだけど、まだセリ、出せるかなあ。あ、でも安いから地元セリはいいや。（那覇に）送っちゃおっかな。こんど５キロくらいのカンパチも釣れたらあげるよ」

ホント？僕はカンパチが大好物なのです。何だか気前がいいなあ。大漁なのかな？

T君「結構でっかいよ。でっかくてもいい？」

どんだけでっかくてもいいよ！

T君「エビ解禁になったらまたイセエビちょうだい。でっかいの。シデヤー（脱皮したばかりのイセエビ）でもいいよ。」

むむむ。ちゃっかりしてるなあ。そうかあと一ヶ月の辛抱か…。

　エビが禁漁で天気もわけがわからないのでこの時期の僕は何をやっているのかわかりません。それにしてもこの台風うねりの中、大海原で釣りをしてたのか。すごいなあ。

T君「波がすごくてさ〜。電動リールまた壊れちゃったよ。帰りは７ノットで走ってたんだけど、すっげ〜波が船叩くから、振動で壊れちゃったのかなあ。船の上もめちゃくちゃだよ。」
（あたりまえでしょ…）

T君「僕リール３個持ってんだ。一個修理に出してるけど、まだ戻って来てないし、２個無いと仕事できないんだよね。必ず一個は修理に入ってるよ。これ、４万くらいするんだけど、すぐ壊れるんだ。もう一クラス上のが欲しいけど、いいやつは一個１３万くらいするんだ。また電話しなきゃ。」
（…う〜ん。そういう問題なのかな？）

いきなり携帯を取り出し、「ピポパ…（携帯の音）」

T君「あ、すみませ〜ん。あの、石垣島のTですけど〜。こないだ戻ってきたリール、また壊れちゃったんですよ〜。なんか表示が全部点いちゃって〜。一応動くことは動くんだけど、深さが全然わかんないんですよ〜。あ、いま修理に入ってるやつが早く戻ってこないと使うんで〜、そしたらこれ送りま〜す。クレームでよろしく〜…ピッ。」
（…ローテーションで全部クレーム修理してるのか…）

T君「あ、そうだyuta君、さっきそこの防波堤で釣りしてた観光客の人が、明日帰るから、もういらないからあげるってこの釣竿くれたんだ。いいでしょ。これフカセ釣りに良さそうだなあ。yuta君もフカセ釣りやったら？」

yuta「え、くれるの？」

T君「ダメ〜。今度これもってギャルと釣りに行くんだ〜。いいでしょ〜。これ多分イチキュッパ（1,980）くらいだよ。買ったら？」

yuta「…フカセ釣りって面白いの？」

T君「スッゲー面白いよ。yuta君の船、フカセ釣り最高じゃん。今度つれてってよ〜。僕、教えるから〜。あ、もうシネシネゼミが鳴いてる〜。」

yuta「シネシネゼミ？」

T君「うんそう。夏、キャンプしてて、ずっと聞いてたら、シネシネシネシネシネって言ってるみたいなんだ。」

……T君て面白いなあ。

シチューマチの写真はピンぼけしてしまいました。サメの歯型わかるかな？でもおいしいからいいや。T君ありがとう！今度でっかいカンパチもよろしくね。

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　今日は船外機のギアオイル交換もしてました。天気が良くて魚があまりにも安いので、こりゃあ大漁貧乏（セリ値がガタガタに落ちて、バーゲンセールになっている）だなあと思ってあきれて、海がもったいないので船の整備をしてました。

　このヤマハの船外機は丈夫ですねえ。毎回浅瀬でガリガリこするし、真水で洗浄とかも一度もしたこと無いけど、全然平気です。さすが世界の僻地で長年熟成された機械です。カバーを開けたら中も新品同様です。このタフさだけは他のメーカーには真似できませんねえ。最近出てきた某メーカーなどの４ストローク船外機なども、レジャー用のものや大馬力のものはどうかわからないけど、これくらいのサイズはヤマハに比べたらまだまだ全然熟成されてません。

　あ、そろそろ循環のインペラも交換しといた方がいいなあ。

　廃油はいろんな物の錆止め用に、グリスと混ぜて使うと上等です。ギアオイルは粘度が高いので、細かい所には向かないかもしれないけど、かなり油膜が強いので、場所によってはなかなか使えそうです。

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　今日は近所の家で糸を干してました。八重山の伝統的な機織の、ミンサー用の糸です。糸を染めて干してました。八重山には八重山上布と言うのとミンサーというのがありますが、八重山上布は糸の目がとっても細かくて、しかも検査が厳しいので、とっても難しいそうです。検査と言うのは、一センチあたり縦糸が何本とか、カスリ模様がずれてないかとか、そういうのが検査されて、検査に通った物だけが反物になるそうです。ミンサー織りも難しいのですが、八重山上布よりは難しくないそうです。検査に通らなかったものは、コースターとかのおみやげ用になるそうです。ここのおばさんはミンサーを織っていて、「八重山上布は私にはできないねえアッハッハ」といっていました。

　僕も人の機織を見るまでは知らなかったのですが、機織って、織り機でギッコンバッタンやるのが仕事だと思ってたんですが、実は糸を作って、染めて、織り機にセットするまでがものすごく大変なのですよ。ちゃんと綺麗に模様が出るようにずれないように横糸を染めたりとか、何百本もある縦糸を一本ずつ織り機にセットしたりとか見ていてすんごい大変そうです。ギッコンバッタンも大変は大変だけど、糸を織り機にセットしたら大方終わったような物らしいですよ。

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いやあ最近全然日記かいてませんねえ。最近写真をあまりとらないし、あまりかくことがないのですよ。なんか面白いこと無いかなあ…。

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…そういえば、先日、幼少の頃の生き別れ（？）の幼馴染みのお友達のお母さんからメールが来ました。

うれしいなあ。憶えててくれたんだなあ。最近、ホームページを作ってから、昔の友達とかからメールが来るようになりました。インターネットってすごい！

僕は小さい頃、引越しが多かったので、生き別れの友達が多いのです。

さて、久しぶりの日記の更新ですが、今日はお隣さんの飼ってる、「丸顔ツインズたぬき＆たぬき」です。ちょっとばかっぽい所がかわいいです。

それにしても、なんか面白い日記のネタがないかなあ…

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熱帯低気圧にかわったと思っていた台風二号が急に発達しだしたために、みんな大変です。

友達のI君は、お客さんを連れて海に行ったのですが、急いで帰ってきました。あのまま海にいたら死んでたよと言ってました。みんな油断してたので、たいした台風でないのに大騒ぎです。

T君は、船を揚げて車の中で何かやってたら、そばに置いてある台車に載った船が、風で動いてきて車にぶつかったそうです。

あと、陸揚げして手入れしていたヨットが風で倒されました。

この風の中、しかも夜なのに、保安庁のヘリが飛んでるので、もしかしたら海難事故でもあったのかなあ。心配です。

海の天気はほんとに油断大敵ですね。

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