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へむへむの読書日記

書斎猫へむへむの読書日記です。

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目次 表紙

2003-05-02 会計が変わるー企業経営のグローバル革命 冨塚嘉一 講談社現代新書
2003-04-21 【図説】動物兵士全書 マルタン・メネスティエ著 吉田春美・花輪照子訳 原書房
2003-04-19 「のら犬、学校をかえる」 遠藤岳哉著 ハギジン出版
2003-04-19 読書日記の開始です。


2003-05-02 会計が変わるー企業経営のグローバル革命 冨塚嘉一 講談社現代新書

この手の入門書は解り易く書こうとする余り基本的な論点がぼやけてしまい、かえって解り難くなっている場合が多々見受けられますが、本書は財務諸表論の基礎から現在の(財務諸表論の)潮流まで、実に分かりやすく書かれている、と思います。
特筆すべきは、現実を眺めるための視点として、生物の進化のプロセスの視点を採り上げたことで、ともすれば視野が狭小になってしまう管理人は愁眉を開かれた想いです。


つっこみ 先頭 表紙

2003-04-21 【図説】動物兵士全書 マルタン・メネスティエ著 吉田春美・花輪照子訳 原書房

本書は、戦争に駆り出され死んでいった多くの動物たちがいた、と言う史実を淡々と記述しています。しかし、文章の折々に筆者の動物たちへの愛情が感じられます。また、腰巻き(ご存じかとは思いますが、本の帯のことです。)に書かれている「戦場に散った動物たち」の一言が本書の言いたいことを如実に表しているように感じられます。

現在まだ収束していないイラク戦争で、アメリカがイルカを戦争に駆り出したニュースを聞きました。なんだか悲しくなり、同時にこの本を再読してみました。

人間の勝手な論理で戦争を起こし、その戦争の道具として動物を使う。自分たちの利益だけの為に、なんの罪もない動物を戦争に利用する。そんなのは絶対に許せない。


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僕もそのニュースみました。絶対許せない。 / KJ ! ( 2003-04-29 21:57 )

2003-04-19 「のら犬、学校をかえる」 遠藤岳哉著 ハギジン出版

久しぶりに涙無しには読めない本に出会いました。小学校に迷い込み、居着いてしまった野良犬「三代目」と子供達との心温まる交流と、この異例なことを異例とはせずに暖かく見守る教師達。今じゃ信じられないことですが。

この野良犬「三代目」の姿が消えた!!「三代目」をつないでいなかったために校外へ出てしまい、保健所に野良犬狩りされてしまったのです。しかし、校長先生の機転と行動力で、「三代目」は帰ってきました。このときの子供達の後悔と心配と喜びは、まさに涙無しには読めませんでした。


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その3代目ってどうなったの? / takuma ( 2004-06-27 10:34 )
僕も読書大好きです。ステキな本の紹介、楽しみにしてます。 / KJ ! ( 2003-04-20 14:48 )

2003-04-19 読書日記の開始です。

「この子達を救いたい」 濱井千恵著 エフエー出版

 
この本を読み進めるにつれ、こういう事実が有ったのかと言う驚きや悲しみよりも、動物たちを無惨な殺し方をしている人間達への怒りがこみ上げてきました。

無責任な飼い主に捨てられ、挙げ句の果てに保健所に捕獲され処分されるペットたち。
人間の為の新薬開発のために実験台にされるうさぎやねずみやモルモット。
子供を採るために飼育され、目的を達すると屠殺される乳牛。

また、ボウガンで撃たれた鴨や4本の足を切り落とされた子犬や子猫の話題がニュースになったことが有りましたが、動物たちへの虐待は後を絶ちません。


こういった動物たちを少しでも助け出そうと活動されている濱井さんとその仲間達に敬意を表し、また、その活動を見守っていきたいと思っています。


つっこみ 先頭 表紙

ありがとう。この本、絶対買います。 / KJ ( 2003-04-20 15:27 )