2000-12-07 嗚呼急行能登号に思うこと（完結編）
2000-12-06 嗚呼急行能登号に思うこと（２日目明け方）
2000-12-05 嗚呼急行能登号に思うこと（２日目未明）
2000-12-04 嗚呼急行能登号に思うこと（１日目）
2000-12-03 仕事を辞める最後の資格に思うこと
2000-11-17 ネクタイピンを忘れた悲劇に思うこと（激）（←マジツいてないマーク）
2000-11-16 お知らせ
2000-11-10 「明日出れるか？」に思うこと
2000-11-09 ２ＦＤさんに思うこと
2000-11-08 健康診断の結果に思うこと

（１２月４日の嗚呼急行能登号に思うこと（１日目）からお読み下さい）


さて、とんだところまできてしまいましたが、ここをスタートして、８：４５分までには東京・田町の会社に出社しないと非常にやばい状況（笑）
現在時刻は午前４時。所持金数千円。
とりあえずは精算して駅を出ようと、改札に行くが誰もいないので無事通過！（笑）
そして、現在地とここらから乗れる電車、方面を時刻表で調べると・・・

6:00 直江津発　ほくほく線快速　越後湯沢行き
7:07 越後湯沢着
7:18 越後湯沢発　新幹線Ｍａｘあさひ302号
8:44 東京着
（東京〜田町間は山手線で約９分）

つまり・・・８時４５分には間に合わないが、何とか１５分押しで到着できる！これだぁぁぁ！と小声で叫びました（笑）
で、発車まではあと２時間。じゃ、コンビニあたりで時間潰そうかなぁ、と外に出ると・・・・漆黒の闇。もう吸い込まれそうな程（笑）。こりゃどうにもならんので駅に戻り、自動販売機の横でわずかな廃熱で暖をとり、寒さをしのぐ。コートを頭から被り、歯を食いしばるが、どーにもこうにも寒い。声を出そうとしても「あ゛〜〜〜〜」という声しか出ない（笑）しかも朝４時から６時は一番冷え込む時間帯。しかもここは直江津。もう寒い、ってより痛い。そんな中で２時間弱を耐え抜き、やっと駅が開いて、切符を購入しホームへとおりると・・・いました！ほくほく線始発の快速越後湯沢行き！１両編成！しかもワンマンカー！ほんとにこんなので越後湯沢に１時間ちょっとでたどり着くのでしょうか？と不安になりましたが、６時丁度の発車と共にえらい勢いでフル加速、そのまま一気に時速１００キロ！うおお、噂には聞いていたが速い！路線のほとんどが直線区間＆高架橋＆トンネルなので恐ろしく飛ばすことが可能な路線とは聞いていたがここまで速いとは・・・（汗）。
でも、しばらく乗っていて時計を見るといつもなら家でそろそろ起きる頃なのに、俺は今新潟で、しかも車窓には上越国際スキー場が見えていて、もー何がなんだか判らないけど涙が出る、という状況に陥っていました（笑）
その後電車は予定通り7:07に越後湯沢に到着し、そこから２階建新幹線Ｍａｘあさひ３０２号に乗り換え、７時１８分に越後湯沢を発車！イザ東京へ！いけ〜〜！！！
そして東京に定刻の８：４４に到着すると目を三角にして全力疾走で山の手に乗り換えて４駅、その後田町の駅からは会社まで全力疾走で駆け抜け、９：０３に到着！！すでに講義は始まっていましたが「すいません、ちょっと体調悪くて遅れました」と謝って着席。

・・・・・ッッッッッゴーーーーーール！！！！！！

もー、叫びましたよ、心の中で全力で（爆）
そこで隣の席の同期がなんで遅れたの？って聞いてきたので
「直江津　２２４０円」
の切符を見せると、それだけですべてを理解したらしく、マジ真っ赤な顔で必死に笑いを堪えてくれてました（笑）

いやー、埼玉に帰ろうとして新潟まで行ってしまうという程の乗り越しは初めてだっただけに結構慌ててしまいましたが、僅か２千円ほどで日本海の空気を吸ってきたのだと思うと、なかなかいい経験をしたような気がしますよ（笑）

どうです？これ読んで「僕も！私も！」と思った方は遠慮なくチャレンジしてみてください。
「若いうちの無茶は買ってでもしろ」って言いますしね（笑）

でも・・・・どうやって２２４０円だけで帰って来れたかは秘密ですが（爆）

先頭 表紙

待ち続けた停車駅、求め続けた自分の現在地情報が一度に目に飛び込み、それが長岡、新潟県だと判った私。
一瞬くらっときました。ちょっと泣きました。でも、そこは何とか我を取り戻し、よし、長岡なら上越新幹線の駅だから明日の朝まで野営して、明日朝一番の上りの新幹線に乗れば研修には十分間に合う！よし、これで俺の勝ちだ〜〜〜！！！
と、席を立ちドアへと向かった。そして電車が完全に停車し、あとはドアの外で新潟の朝の冷気と対面・・・たいめん・・・た・・・？？アレ、何でドア開かないんですか？と思った瞬間、
がしゃごーん、という音。同時に窓の外のホームが動き出す。しかも先程の動きとは逆方向に・・・？？？
ん？どうして駅に止まって、ドアが開かずに、しかもバックで走り出す？あわてて手帳の路線図を見ると・・・
なんと、この急行能登号、上野から終点福井を目指すために一度新潟県の長岡駅まで進行し、そこで前後を逆転してから金沢方面の日本海側に進んでいくというということが判明！なーんだ、なーるほど、そーゆーことですか〜〜〜〜と納得した頃には電車は再び最高速。あああ、もぉ、どーにでもなれぇ〜〜〜！いけぇ、どんどんいけぇ〜！！あははー、っと叫びたいところでしたが、明日は社員研修。普段の仕事ならば「ちょっと体調悪くて・・」などとごまかして休めるかも知れないが、明日だけはそれが許されない。時計を見るとその研修の開始時間までおよそ５時間。現在地が新潟だが、それがどんどん福井に近づくにつれ研修に間に合うかどうかが非常に微妙になってくる・・・あああ、どーしたらいいのやら・・・とすっかり弱り果てるが、
「今悩んでもしょうがない時には悩まない」
という、私が普段の朝の通勤時、遅刻確定コースの電車の中で編み出した理論を思い出し、ああ、こうなったらしょうがない、次の駅で降りればいいんだ、次の駅に着いてから悩めばいいんだ、と割り切り、しばし旅を楽しむことにしました（笑
それから数十分後、電車は再び減速を始め、どこかの駅に滑り込む。再びガラスに顔を押しあてて駅名を確認すると

「直江津」

ここで軽く直江津についておさらい。
直江津（なおえつ）／新潟県上越市
信越本線・北陸本線
信越本線と北陸本線の分岐駅。北越急行ほくほく線経由の越後湯沢行きも走っている。また、信越本線の上り方面は、長野で新幹線に接続するリレー号が出ている。ここより西、北陸本線はＪＲ西日本、直江津駅はＪＲ東日本。

という駅。とりあえずここが「スタート地点」（笑）ゴールは東京の田町駅。

さ、果たしてＫＵＮは無事ゴールにたどり着けるのか？

次回、完結編につづくっ！

先頭 表紙

シャカシャカシャカシャカ・・・・・しーん、
シャカシャカシャカシャカ・・・・・しーん、
シャカシャカシャカシャカ・・・・・しーん、
・・・・なんか同じ曲の「シャカシャカ」ばかり聞こえてくるので気になって目が覚めました。
ふと隣の席を見ると見知らぬ女の人がかなり大きめの音でウォークマンを鑑賞しながら熟睡してらっしゃいました。疲れてますねー、そりゃ、この電車福井行きですものね、夜行ですものね、そりゃ車内の照明も暗くなってますしね、寝ますよそりゃ・・・・・・

あれ？ココハドコデスカ？

時計を見ればもうすぐ午前２時すぎ。ちなみにおいらの降りる予定の駅は１時前には着くはず。
ということは１時間以上乗り越している・・・しかも照明は暗い・・・・。
カタンカタン、カタンカタン、カタンカタン・・・・
静まりかえった車内に車輪の音だけが響き続け、電車は減速する気配もないまま走り続ける。

この急行能登号福井行きは上野・赤羽・大宮・上尾・桶川・鴻巣・熊谷・高崎・・の順に止まり、「高崎駅を出ますと次は●●駅まで止まりませんのでご注意下さい」という便利さの裏側に秘めた凶暴性。あわわ、もしかして「止まりません」の区間に自分はいるのかっ！と真っ青になりました（汗）

そこでちょこっと冷静になって今判る情報を整理してみた。
１．この時間からして高崎を出てしまったようである
２．現在地不明なのはやばい、とりあえず現在地を知ろう
３．とりあえず次の駅が帰れる駅なら降りよう
４．この列車の終点は福井なので、最悪でも福井から帰ればよい（涙）
５．明日は８時４５分から社員研修である（号泣）

以上の事がいま自分が置かれている状況であり、且つどうにもならない事。
よし、それなら絶対に次の駅は寝過ごさずに降りるというのが今自分にできる最善手だと判断、目をぎらつかせながら窓の外を睨み続け、現在地を把握する情報を探しながら次の駅につくのを待ち続けた。
が、窓の外に見える地名はすべて聞いたこともない地名。しかも電車は相変わらず減速する気配など見せず、最高速で突っ走る。
もう泣きそうになりながら時計を見るともうすぐ３時半。ああ、どーなってんだ、このまま本当に福井まで行ってしまうのか？
そう思ったときに、がくんという減速の衝撃！減速のＧは継続し、そのままどこかの駅に滑り込んだようである！やった、降りれる〜〜！！！！！よし、ここはどこの駅なんだろう？どこ？どこ？どこ？と窓に顔をつけ必死に流れる文字を読むと

「長岡」

という駅名・・・な・・・ナガオカ？ににに、新潟？（爆）
おいおい、それって日本海じゃーん！！！（号泣）



（さらにつづくっ！）

先頭 表紙

今日から１週間、本社にてうちの会社の４年目社員研修ってのが始まりました。
会社には配属と同時に地方に旅立っていった技術系の同期が一同にそろいまして、朝は普段の同期会以上の盛り上がり（笑）
で、ここに研修のことを書いてもどーにもこうにも眠くなるだけ（というか半分●ていて聞き流し状態だったとも言う・・・）なので、割愛しますが、研修の後の宴会は非常に盛り上がりました。しかも会場は新入社員研修の打ち上げにも使った思い出深い店でして、これまたちーと感動してしまいました。
で、乾杯だー、酒だー、つまみだーと盛り上がり、「光陰矢の如し」で時は流れ、気が付けばお開きの時間。同期の証言によれば、私が最後に「明日遅刻するなよー」と叫んでいたようですが、ま、それすら覚えてない程度にできあがっていたようですな。

で、その後田町から山手線に乗り、上野で降車。まだ１２時前なのに高崎線の最終はすでに終了。しかしながら、そう！高崎線フリーク＆モーターマンフリークなら誰でも知っている「急行能登号２３：５４分発福井行き」という、飲み会帰り＆残業帰りのサラリーマンのお父さん達の頼もしい味方があるんですよ！私もこれに乗れば、急行料金６００円弱で家まで帰れてしまうという、もう有難い有難い電車があるのですよ！
しかも車両は特急電車の車両を使用するので、全席リクライニング付きの個別のシート！もう悦楽悦楽ですわ♪
ま、これで無事家に帰れる、しかも１時には布団に入れる！という保証を得た私は、最寄り駅への３０分の間に、疲れた目を休めるために静かに目を閉じるのでした。明日への鋭気を蓄えるために・・・・そう・・・・明日への・・・・・ムニャムニャ・・・・・


（つづくっ！）

先頭 表紙

「すんません、復活しました。」

皆様にはまことに申し訳ありませんでしたが、私個人の勝手な都合から、しばらくの間日記をお休みさせて頂いておりました。とりあえずここのところ続いたショックなことやら、”ちょっとしたこと”に向けての下準備やらで精神的にかなり「まいってるまいってる」だったもんですから。

ま、前置きが長くなるので有名な私の文章なので、そろそろ本題に。

えとですね、本日はその”ちょっとしたこと”の第一段である
「来年こそ仕事を辞める」という目標を果たすためにチャレンジしておりました某国家資格の２次試験が行われまして、そのために青山学●大学に行って来ました。
ここに試験のことをつらつらと書いても何も面白みが無いのでわかりやすいところだけ抜粋しすると

「あなたの経験した最も代表的な工事の、以下の●●に関することについて書け」
などという突拍子もない問題が出ていたりします（笑）
ただし、じゃここに「ひょっこりひょうたん島地下鉄１２号線本郷三丁目ＩＣＢＭ発射台新築設備工事」などとインチキ工事を書いて、「東側のお客さんとの打ち合わせに国家的思想が絡んで苦労した」などと書くと、どうやらインチキだと見抜かれてしまうようで、これまた結構難易度が高いらしいのですよ。しかもこの問題が結構ウエイトが高いらしい（笑）

ま、おいらは無難に昔やった幕張の現場（←これを見てグッ！っと来た人はかなりＫＵＮ屋マニアです・爆）の事を書きましたけど・・。

ま、きっと受かってると思うんだけどー。
あ、落ちても仕事は辞めますので（笑

先頭 表紙

ついこの間、ここに「ネクタイピンを忘れるとろくな事がない」って書きましたが、本日もネクタイピンを家に忘れてきてしまいました。
さ、それでは今日がどれだけ「ろくでもない１日」だったか、ここに書くとしよう（涙）
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まずは、午前１０時。
課長と上司が中程度の音量で会話。
課長「どうだ、明日は誰も出なくてオッケーか？」
上司「●●（俺の名前）だけ出ます」
kun「ぶっ」

おいおい、聞いてないし！どーなってんだよ（怒）
まぁ、でも俺だけなら一人で、誰にも邪魔されずに仕事が出来るのでいいかと思いましたが。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
で、続いて午後２時。
課長「俺も明日出てソフトのインストールやるかぁ〜」
kun「ぶっ」

おいおい、お前と俺と、二人っきりで出勤かい！やべ、死んじゃうよ、
俺ってストレスに弱いんだぜ！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さらに午後８時。
あさっての日曜日にライブをやる予定の学校の後輩から電話。
部員「●●が学校のトラック事故って、開場借用停止になりました、すんませんっ！」

つまり、我がバンドTMRの2ndライブが事実上中止になったという事。
・・・・もういい、もういいよ、全然気にしてないってば（涙）

あああ、もー早く帰って寝たい、頼む、寝させてくれ・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後２２時過ぎ。
上野駅頭着。
放送「えー、高崎線は午後２１時５０分に起きました上野駅構内での信号機故障により上下線で運転を見合わせております。」

むぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！！！！！！！！！！！！！！
むっき〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！！！！！！！！！！！！！！
現在時刻２３時。今日はあと６０分。果たして俺は無事家に帰れるのか？
もうたくさんだ、もうなにもいらん！なにもおこらないでくれ！
誰か早く地球の自転を停めてくれ、おろろろろろろ〜〜〜〜ん（号泣）

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午前０時過ぎ。
帰宅。ひさびさに帰ってきたこえむと喧嘩。

もう・・・・・いや。しくしくしくしく・・・・・・・・。

先頭 表紙

更新遅くなってすみません
どうも残業激しいです。

１７日の日記がどうしてもアップしたいので先に上げます。
この間の日記は、順次上げていきます。

では、１７日の日記、おたのしみに〜♪（号泣）

先頭 表紙

「明日でれるか」
これは、私がこの世で一番嫌いな言葉である。
久々にその台詞が言われたのは今日の夕方のことでした。
しかしながら明日はどうしてもはずせない用事が。
しかも今週のおいらは精神的にズタボロでモチベーションの欠片もない。

「むりです、大事な用事があるので」
と、間髪入れずに断ってしまいました。

そしてそこで上司が吐いた言葉。
「遊びの用事だったら駄目だぞ！」

まてい、いつからニホンって国は休日に遊ぶなって言う法改正があったんだ？なんだそりゃ？
確かに労働基準法か何かに、やむを得ない会社の都合であれば休みを移動することは認められているけど、でも本人合意なしに半ば強制で、しかもおそらく金もでないのに、誰が好き好んで出勤するか！っつーの！
現場ならいいよ、現場の急な休日出勤ってのは必要悪だし。仕方ないのはわかるさ。
でもさ、忙しいってのに課長のトモダチだからって仕事タダでとりまくって、下にブン投げてあとはおいらはテニス〜て具合で、しかも金も休みもあげないってのは人でなし過ぎないかい？

ああもぉ、大学の就職課にあるおいらの会社紹介の名文、ぎったぎたに書き換えてこようかな。

「休みナシ、代休なし、休日出勤手当なし、超過勤務手当なし、ルールなし、ヒトデナシ！風通しの良い社風ではあるが時間外・休日は空調停止（役員の判断）というスパルタンな環境で君もあきらめの毎日をおくりませんか？入社面接はウソの巧さと出来レースの筆記試験。ただし学校のコネが無い方はかなり厳しいので頑張ってください（笑）」とかって。

人事も言ってたわ。
「え？会社案内がウソだって？あったりまえじゃん、おまえらだって面接でウソまみれだったろ？お互い様だよ〜〜」って。


・・・・はぁ、虚し・・・・

先頭 表紙

うちの部署は比較的若手揃いなのですが、やはり課長・部長あたりは４０代後半〜５０代がぽつぽつといるわけでして、それらの人が常識はずれな無茶をするのでいつもそのたびに若手はヒーヒー言わされているわけです。はい。

で、それだけならいいのですが、もうすでに定年をとっくに過ぎているのに、嘱託としてうちの部に居座っている謎の男がいるわけでして、その名も２Ｆ堂（当て字）さんというのですが、彼はかなりぶっ飛んでいる。

彼の主な仕事はワープロ打ち。で、そのスピードは神懸かり的な早さを誇るか、っていうと１，０００字／日程度。いや、正確には２時間以上作業しているところを見たことが無いので１日に２〜３００字が限界であろう。
そして彼はよく姿をくらます。
彼の近くでたばこを吸う物が現れた瞬間、彼は席を立ち、となりの部署の長テーブルで新聞を読む。しばらく読んで、やっと席に戻り、またとなりでたばこの煙が立つと、すると再び彼は行方をくらます。もう、どっちが煙りなんだか判りません。


そんな彼のもう一つの重要な任務が”電話の応対”である。
でも、おおかたの予想通り、これもいまいちぱっとしない。
「はいもひもひ」
今時の一部上場企業の外線電話を、このように応対する彼はもはや国宝級である。

「はいもひもひ？は？・・・・は？・・・・・おまちください・・・●●くん、電話、がしゃ」
「代わりました、●●です・・・・（つー、つー、つー、つー・・・）

これではいけない。まったくなっちゃいません。
彼が電話に出ると、およそ８割の相手が怒ってかけ直してきます。


さらにもう一つ、彼にはこの季節に欠かせない重要な任務があるのです。
”年賀状ソフトでイラスト作成”である。
いつも重いノルマの緊張感とヘビースモーカーの熱い吐息で我が部署の空気は、きっとなれない人が吸ったら呼吸困難で昏睡状態に陥るであろう、という酷い物なのですが、そんな中、彼の仕事机の上のＰＣのディスプレーには
「賀正」だの
「謹賀新年」だの
「HAPPY NEW YEAR」だの、およそこの場の空気に似つかわしくない文字ばかり表示されている。
誤解がないように言っておくが、この任務は決して業務命令ではなく、彼個人の趣味、いや平たく言えば「ただのひまつぶし」でしかないのである。

そんな彼は新入社員が号泣するような給料と賞与を取る嘱託社員。
彼にだす給料は合っても、うちらの今年の冬ボーナスはかなりしょっぱいらしい。

ああ、まじ、世のため、人のためにこのでたらめな会社をどうにかしてください。あああ・・・

先頭 表紙

先日やった健康診断の結果が帰ってきました。
去年のおいらは、現場職から内勤になり、そのストレスで呑みまくり食べまくりですくすくと成長し、一時期やばっ！っていう健康状態まで行ったのですが、最近はたばこも止め、飯の量も控え（・・・あれ？）、呑む量も減らし（・・・・おや？）、お陰で最近は体重がぴこっと減りました。
ところが、検診の際にその体重が減った理由を「よくわからない」などと答えてしまったため、どうも不振に思われてしまったらしく、要採血＆血液精密検査という扱いにされてしまい、このたび個別にわざわざ呼び出され、その診断結果をもらってきました。

で、そのお医者様？が
「予想がはずれちゃいましたよ」
などといきなり切り出しまして、
「肝臓と、あと糖尿と、内臓の脂肪を疑ったのですが、どうも全部大丈夫みたいです（笑）」という、なんとも不愉快な結論を出されてしまいました。

じゃ、なんだ、俺は肝臓にダメージがありそうで、かつ糖尿の疑いがあって、さらには内臓に脂肪が付いているという風に疑いがあると判断しうるような対象だったというわけだな？
なんだよー、そりゃ、人よりちょっと飯くうし（でも昼はほとんど蕎麦１杯）、人よりちょっと酒呑むし（でも家ではほっとんど呑まない）、運動も定期的にしないし（でも冬はかなりスキー馬鹿）（あと、駅まではママチャリ時速５０キロ）・・・・・

ふぅ、でも長生きして、いつまでもおいしい物や、おいしいお酒を飲み続けるにはちょっとした工夫が必要なんだ、そしておいらはもうそういう”お年頃”なんだな、と思い、ちょっと溜息がでました。ははは、いつの間にこんなに老けちゃったのかな〜〜（遠目）

先頭 表紙