米倉涼子や三船美佳が夫からモラハラを受けていたとか。
私も、あんなにひどくはないけど、似たようなことはいっぱいある。
お腹が大きくなるまでは優しかったけど、妊娠後期になったらどんどん冷たくなっていった。
彼は偏食が激しくて、食べられるものがほとんど無い。
結婚するまでそんなこと全然知らなかった。
野菜はほとんど食べられないし、煮物も刺身とかの生ものも食べられない(回らない寿司を除く)。
新婚当初は、彼に好き嫌いが多いことなんて知らなかったので、出した食事に関しての彼の暴言が、自分が悪いのだと思っていた。
「俺に食事出す前に味見しろよな!」とか、「あんたの作る食事を食うぐらいだったら、冷凍食品でも食べていた方がマシだ!」とか。
でも、煮物や、彼が嫌いなものを出したりしていたのが原因だった。
彼の舌はおこちゃまなので、毎日ハンバーグやカレーやオムライスやスパゲッティなんかを食べたかったのに。
臨月になって、立ち座りが大変になると、食事をテーブルに出して、よっこらせと座ったのを見澄まして「しょうゆ。」と醤油をとってこいと命令されたり。
シオリが生まれると、食事の支度の時になるとグズりだして、夕食の支度も大変だった。
おんぶして食事の支度をしようとすれば、背中で暴れるから包丁が使えないので、ベビーラックに座らせて足で揺らしてご機嫌を取りながらとか。
彼は煮物は食べないので、下ごしらえをして帰りを待っていると「食ってきたからいらない。」と言われる。
帰ってから作り始めると、手際もまだ良くなかったりして時間がかかると「いつになったらメシが出てくるんだよ!」と怒鳴られる。
毎日毎日がそんな感じ。何も言われずに一日が終わったことが無いくらい。
今は、彼には自分で食べたいものを自分で用意してくれるように話をしたので、その問題は解消したけど…。
シオリがちょっと大きくなって、テーブルの上のものをポイポイ下に落とすようになったころ、夫に抱っこされたシオリがテーブルの上のシャープペンシルをポイって下に落とした。
それを夫も見ていて、拾わなかったのを私も隣で見ていたんだけど、夫の足にシャーペンの先が当たったらしく「いってぇ!なんでこんなところに置いておくんだよ!!」と怒鳴りつけられたり。
シオリが1歳くらいになると、徒歩15分くらいの駅まで車で送り迎えするために、私に免許を取れと言ってきた。
私はトロい方だから、きっとお金も時間もかかるよ。と言ったら、良いから取って来いというので、自動車学校に通い始めたけど、やっぱり時間もお金もかかってしまった。
そしたら、「あんたはいつになったら免許とれるんだよ!金がいくらかかってると思ってるんだ!」と怒鳴られるし。自分で良いって言ったくせに。
そして、いよいよ免許センターに行く時がきて、前日にシオリを実家に預けたら、
明日は俺が車で送ってやるからと、休みをとってくれたのは良いけれど、深夜まで彼の性欲処理におつきあいさせられたあげく、朝になっても起きてこない。
「眠いから、あんた一人で行って。」だって。
帰りには迎えに来てくれて、実家にシオリを迎えに行って晩御飯を食べて帰ってきて、シオリを寝かしつけると「あんたさぁ、事故って死んでくれない?新しい車がほしいから。」なんて言ってくる。
まあ、結局のところ毎朝車で送り迎えなんてできなかったけどね。
私が幸せになれる日は、彼の隣に居たらきっと来ないんじゃないかと思う。
右手の手相、太陽線に島が現れた!財産を失う相らしい。 |