仕事には自転車で行っているが、途中に何カ所か踏切がある。今朝、例のごとく急いでいるとちょうど踏切にさしかかって、警報機がなり、遮断機が下りてきた。踏切を渡らないで、遮断機が下りたところで道路を渡ろうと思っていると、踏切の向こうからおばあさんと言っていいような年齢の方が自転車に乗ってやってきた。遮断機はもう下りかけている。若い人なら急いで渡りきっただろうが、そこは年配の方です。たぶん渡りきるつもりでつっこんだと思うのですが、思うようにならず、こちら側の遮断機が下りてしまって閉じこめられてしまったのです。そこはたまたま複線になっているところで、電車は反対側を通過するようだったのですが、自転車がある。(^^;
遮断機が下りたところを渡ろうと思っていた私ですが、急いで自転車を降りておばあさんをなんとかこちら側へとあたふた。ちょうど踏みきりでとまっていた車の男の方も急いで下りてきて、その人は中へ入って自転車を持って遮断機の下をくぐり抜けた。私もおばあさんがかがんでくぐり抜けたのに手を貸して、なんとかこちら側へと脱出させましたのです。いやはや。(^^;
電車は反対側で、こちら側は来なかったのですが、でも通り過ぎるときに風圧で倒れたという新聞記事も読んだことがあるのですよね。よかったです。
その男性もおばあさんに「反対側でよかったな」と一言。おばあさん、状況分かっていたのかな。その男性も遮断機が上がったら急いで車に戻りましたし、私も仕事へ急いで行きましたので、その後どう帰られたかは不明です。なんだか訳も分からずというところだったかもしれません。
年を取るということは、自分では動いているつもりでも体がなかなかそうはいかないということが増えるんでしょう。何はともあれ、よかったでした。 |