2007-06-30 ジェノサイド？
2007-06-29 川が森をつくる
2007-05-27 かえる
2007-05-27 潮干狩り
2007-05-26 象さん
2007-05-25 本日の夕餉
2007-05-18 青春を過ごした町
2007-05-09 「鼻糞」の覚え書き
2007-05-02 犬
2007-04-21 猫

家に帰ったら、まあもとは社宅で何棟かあったのを一般にも賃貸してるような変則の借家なんですが、２メートル強あったカイヅカの生け垣が５０センチほどに寸切りされてました。

灌木かよ！？

海月の苔牧場には枝葉が散乱してるし、僕が山の中の仕事でこいできて二人で楽しみに育てていたタラの木は先端が折れてるし、頭ずん切りにして横一切刈らずかよ？
家ん中丸見えだがや。
伸びきってて切らなきゃと思ってくれた家主の気遣いはわかる。
わかるがしかし。

たとえば「思い切って小さくしてくれ」とか、施主である社宅の持ち主の依頼なのかも知んないけどもさ、あまりのセンスのなさ、手の悪さに開いた口も塞がんねえぞ？

海月は海月で帰宅した時、「『漫画みたいにガーンってショック受けた』」の久し振りだったよ」って状態だったらしいし。

これで金取るなんていい根性だ。
怒られんぞ、おい。
しかも造園屋住んでんだ。
俺が怒るわ。
おめえチェーンソーしか使ってねえだろ？
せめて刈り込み鋏使う頭ねえんかよ。
入り口なんか通りにくいまんまカイヅカが哀れな姿になってんじゃねえか。

ああ腹立つ。
あまりのセンスのなさに腹が立つ。
住んでる人間の身になる想像力のなさに腹が立つ。
これで仕事でございなんてぬかす奴の存在に腹が立つ。

負けねえぞちくしょう。

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ある現場の隣に僕が「モミジフロンティア」と呼んで愛している空き地があります。

そのあたりは広い意味でいえば名古屋の山の手のひとつに当たるようなところで、傾斜の多い土地柄です。そこの空き地も道路に面して平らな部分があって、そこから法面、つまり傾斜地があって一段低い平らな部分があるような地勢になっています。
僕らが仕事で入っているお宅にはたくさんの大きなモミジが植えられていて、そこからこぼれた種が、空き地にかわいらしいモミジの実生を沢山生み出しているのです。

仮に上の平坦地を山、下の平坦地を平野とすると、その間には雨水が穿った幾筋もの川筋がつけられています。普段は涸れていますが、しっかりと降る雨天にはそこを水が流れているはずです。実際平野部には粒子の細かい堆積土に当たる扇状地様のものもできています。
小学生の頃にそういう理科の実験ができたらさぞかし楽しかっただろうなと思います。

扇状地にはたくさんの小さなモミジが生えています。それは以前から知っていました。
だからこそ「モミジフロンティア」と名付け愛しているのです。
けれど今日新しい発見がありました。

扇状地を含む平野部には、いくつもの扇状地がそれぞれ重複してほぼ平野部すべてに広がっている状態であることもあって、だいたいまんべんなくモミジの「林」が広がっています。
しかし今日新たに、法面においては幾筋もの川沿い、というか川の筋の上に集中してモミジの「林」が形成されているということに気が付いたのです。

とても大きなことに気付いたようでとても嬉しくなりました。

実際の山、河川、そして平野部に比べたらそれは小さな小さな規模の場所にすぎないその空き地に、今自分の生きている世界を鳥瞰する感覚をおぼえ、大袈裟にいえば感動しました。

川が森をつくるのだな、と考えました。

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一昨日誕生日だった友人の家の男の子とその家族に会いに行きました。

で、半年くらい前に買っておいたプレゼントの傘。

海月は四つ葉のクローバーとモミジの葉っぱをラミネート加工してモビールを作ってました。

昼ご飯呼ばれて、５歳になったその子と遊んで、その子の７ヶ月弱の妹触らせてもらって存分楽しんで今帰宅しました。
いや可愛いなあもう。めろめろ。
遊びに行くと連絡したら早速「ブラキヨサウルス」の絵を描いてくれていたらしくて、貰ってきました。どこに飾ろう？

ああ面白かった。
また遊ぼうね。今度はまたうちで。
胡麻も、陸はどうかな、待ってるからね。

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間違えてヤドカリが。

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うちの机の下に象が。

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カリカリに炒めた海月自家製の生ベーコンとスライス赤玉葱に、大葉醤油と胡麻油と細かく刻んだ梅酒の梅の実をドレッシングにしてからめて豆腐にのせたもの。ベーコンの脂とスパイスのおかげで、ほかに合わせる調味料はいたってシンプルに。
烏賊ゲソと玉葱と出汁がら昆布をオイスターソースと酒で炒めたもの。
茄子と玉葱と出汁がら鰹節とパセリを醤油で炒めたもの。
ブナシメジとお麩と大葉のお吸いもの。
玄米ご飯。
麦茶。

おいしかったです。

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立て籠もった男が拳銃を何発も発砲する悲惨な事件が起きました。

負傷した警察官を救出に向かった同じ警察の方が亡くなるといういたましいことに至り、言葉もありません。
「冥福を祈る」なんて言葉では言い表せないやるせなさばかりが残ります。
動機その他がこの先解明されるかどうかも定かではありませんが、解明されたところで、起きてしまったこと、人が怪我をし亡くなってしまったことが「解決」するものではありません。

故郷長崎での市長銃撃よりも堪えました。
今現在の身近な場所で起きたということでこうも感じ易くなる自分の単純さや安易さにも、なにかつっかえます。

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敵を作って歩いていこうと思った。いや、思う、のではなく、そうすることに決めた。
夫が転職するのにあわせて住居も移し、同じ会社の人間が多く住むという、なんだか一見高級そうな住宅街に越してきた。
しばらくして夫の同僚の奥様方のお茶会に誘われた。
お互いがお互いを誉めそやすことにばかり時間を費やしその実腹の中で何を考えているものやらと言う笑顔の群れにげっぷが出そうになってトイレに立った。
もともと出すものもなく入ったトイレで便座に座り、することもないので鼻をほじっていた。立派な大きさのものが取れた。
しゃらくさい「素敵な」トイレの白い壁にその鼻糞をなすりつけてきた。
トイレから出てきたわたしを待ち構えていたかのようにわたしのことをやたら誉め始め、やたらに凄い凄いと言う奥様がいた。凄いのはわたしではなくてわたしの夫なのに。そしてそれはあなたがたにも言えることであって。いい会社に勤めているからといって何がえらいと言うのだ。五十歩譲ってえらいのだとしても、そこまで威張ったり気取ったりするほどのことでもないだろう。
百歩譲ってそれでもそれほどえらいのだとしても、えらいのは実際にそこで働く人物であって、その配偶者では、なかろう。
彼女らの夫もどれほど具合がいいのかは知らぬが高い生殖器への代償を払っているものだ。それぞれがお茶会にわざわざかける金額のその何分の一にも満たない昼食代で彼女らの夫らがファストフードやコンビニで腹を満たしていることを、わたしは知っている。わたしの作った弁当を見た同僚に驚かれたよと夫から聞かされていた。
彼らがそれでよしとするのであれば割れ鍋に綴じ蓋で結構なことだが、妻に不満を持つ彼らは他所で「恋愛」したがっているのだという。これも夫に聞いた。ばかげている。
わたしのは具合がいいが、それは夫と分かち合うものであって、彼らにはまったく関係がないところにその問題はある。
ああもう。
そこいらじゅうに鼻糞をなすりつけて嫌われてやる。そう決めてみた。

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いい顔だねえ、陸丸くん。

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名前は「ボイラー」、掃除機で背中を吸われるのが大好き。

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