2006-06-24 ファースト・コンタクト
2006-06-19 楠検証
2006-06-19 ふみふみちゅくちゅく
2006-06-18 謎はいっそう深まるばかり
2006-06-13 十六夜別記
2006-06-11 おぼろいざよ
2006-06-11 眠るやんちゃ姫
2006-06-07 すぴー
2006-06-07 海月ちゃん新右衛門くんちでアルバイトをする
2006-06-07 本日の夕餉

明日は前々から約束していた親友夫妻が、ちいさな子を連れて僕ら夫婦と陸丸と胡麻鯖に会いにきてくれます。

実は僕がこのひまじんで日記を書き始めた頃、海月は夫妻と初めて会いました。
その時にはまだお母さんのお腹にいた息子さんには、僕ら二人も何度か会っていますが、それはいつも僕らが彼らの家に行ってのことですし、僕は夫妻が僕の家で初めて海月に会った時の住まいからは引っ越していますので、今僕と海月が住んでいる家に彼らが来るのは、もちろん息子さんも含めて初めてのことになります。
夫妻は陸丸に会っていますが、息子さんは初めてです。
そして三人とも胡麻鯖は初めてです。

海月が何食べてもらおうかと張り切っているようです。
僕は僕で胡麻鯖のエクスプロージョン玩具、「ゴマちゃんびよびよボール」をこさえておきました。大爆発するのは既に実証済みです。当日に飽きがこないようにここ数日、「ゴマちゃんびよびよボール」は封印してあります。最初は胡麻鯖より僕や海月の方が「ゴマちゃんびよびよボール」の誘惑に負けそうだったことは内緒です。

ひと月前から楽しみにしていたんです。

たーのしみー。

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検証その１
植えたのと同じものを拾って割ってみる。

検証その２
匂いを嗅いで楠と確信できるものをもう一度拾ってみる。

検証その３
欅の下に行く。

その１。
楠の匂いはしない。
その２。
楠の匂いを確認し幾つか集めてこれも割ってみたところ、虫にやられたのか中身が空のものばかりであった。
その３。
うちの芽吹きとは違う可愛らしい欅の芽吹きを６株ほど採取する。

検証１〜３の結果から、僕は楠とよく似た種と楠を混ぜて拾ってきて植えたものと思われる。
そして楠の種は、中空のものが多く、それでは芽を出すはずもないということ。
確かによく見れば、その１とその２の種は形も色も違う。
そしてそのその１の種は欅でもない。椋だろうかとも思う。
図鑑で当ってみるも椋という確証はまだ得られない。

現在までの検証がこういったところです。
そして猫の額庭の雀の涙畑の椋かもしれない芽吹きの中に、今度こそ楠ではないかという芽吹きが現在２つあります。

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ちゃちいムートンもどきが寝ぼけたゴマのおかあさんになります。

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楠だと思って蒔いた種から芽吹いたと思われるものは、日々順調に育っています。
で、どう見ても楠ではなく欅かなにかにそっくりです。
とほほ。

種拾ってきた時、しっかり匂いも嗅いだのに。
なぜ？
間違えて欅の種も混じっていたのか？　欅の種って楠に似てるのだろうか？　形が似ていて匂いがしない別のものが混じっていて、それが欅だったというのだろうか？

わかんないや。

画像は１５日の日に現場で採取してきた楠です。どう見てもうちの庭に生えてきたものものと異なり、これこそ楠ですね。

しかしなんでだろう？

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まなちゃんから指摘があって、暦を確認したところ、確かに「おぼろいざよ」を書いた翌日が満月ですね。ただし、暦の日付けの上では書いた日が十六日で間違いないんです。
十六日の夜だから十六夜（いざよい）だと思い込んでいました。

恥ずかしい。

十六日の夜だから十六夜（じゅうろくや）には違いないでしょうが、十六夜（いざよい）は「既望（きぼう）」とも言います。
「望月（もちづき）」・「望（ぼう）」とは満月のことですから、既に望が成った、過ぎたとの意からそう言うようです。
ですから、特別「十六夜（いざよい）」という場合は満月が過ぎた、との意からのほうが正しいようにも思えます。
しかし前述の通り十六日の夜だから十六夜（じゅうろくや）には違いないでしょうし、いったいどうなってしまうんでしょう？

なんにせよ、不確かな知識からものを言ったことには変わりありません。恥ずかしいですね。
うちにある「宙（そら）の名前」という本には『十六夜（いざよい）：陰暦十六日の夜、」または、」その夜に上る十六夜の月のことをいいます。いざよい（ためらい）ながら上るためといわれています。』、『既望（きぼう）：既に望、満月が終わったと言う意味から呼ばれる、十六夜の異称です。』、とそれぞれあります。
けれども、全て読み調べた訳ではないのではっきりと言い切れはしないながら、今回のように実際の月の満ち欠けと暦の上の日付けがずれた場合のことは特に言及していないように思われます。

そのうち調べなくちゃとも思いますが、どこをどう調べたものやら、ものぐさな僕には少しばかり荷が思い宿題を抱えてしまいました。
どなたか詳しくご存じないものでしょうか。

まなちゃんが昨日が満月だと知っていたお陰で、間違いに気付くことが出来たことは幸いです。

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今夜は十六夜（いざよい）。

薄雲か靄かの向こうに、霞みつつも明るい月。
その西にひとつ明るい星。おそらく、スピカ。

明日はいい日だ、きっと。

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海月がワクチン打ちに行った際、獣医さんから「９０％おんなのこでしょ」と言われたそうですが。
海月ちゃんが心の中で先生に、「おいー、あとの１０％はなんだー！？」とつっこみを入れていたのは内緒です。

別の先生には「顔がボーイだね」と言われたそうです。
海月が「『顔がボーイ』って、なんだー！？」とつっこんだのはもちろんです。

寝る時と飯食うとき以外はほとんどいつも爆走か爆発かしています。
ちなみにうちでは、お腹を上にして猫キックと猫パンチをけかかかぱしぱし繰り出すことを狭義で、とにかく暴れ遊ぶ様子を広義で「爆発」「爆発する」と呼んでいます。

寝てると静かでいいですが、ずっと寝てるとつまらなく感じている自分に気付く今日この頃。

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ちまっと。

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明日僕は親方がどっかで手配したバイト君を連れて上小田井に植栽に行くはずでした。
それで僕は現場捌けてから稲沢に植木を取りに行きました。

んが。
バイト手配できず。

で、植木を取りに行きながらつらつら考えて、ほんなら海月ちゃん連れてこうかと思いつきましたが、勝手にはそんなことも出来ないので、海月に確認とったのちに親方に電話。

「段取りが切羽詰ってないんなら、止しとくけど」
「やー、助かるかも」

と言ってくれたので明日は海月と一緒、日中一緒、仕事なのに一緒。
それだけでイってしまいそうだ。

しかも僕も海月も手伝いのつもりでいたのに、人工賃つけてくれるとかいうではないですか。

「いやいや、手伝いのつもりだし、どんなんが来たにしろ、男の子連れてくほど役にも立たないし、いいよ」
「そんなたくさん出せるわけじゃないけど、そういうわけにもいかないっしょ」
「そーですか？」
「そーです」

というわけで明日は二人でヒラド植えて芝張ってヘデラ植えるんです。

たーのしみー。

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メジナを赤味噌の漬け込んで焼きものに。
桂剥きの大根と青紫蘇の酢の物。
蒟蒻と大根と鶏むね肉の煮物。
大根の皮と人参ときくらげとキャベツの胡麻油・オリーブオイル・醤油の炒めもの。
エリンギとキャベツの芯のお吸いもの。
十割玄米ご飯。
麦茶。

ごちそうさまでした。

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