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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-03-17 プアゾン
2002-03-17 ポキン
2002-03-16 醜い日本語の人から葉書が来た
2002-03-15 千客万来珍客万歳
2002-03-14 汲み取り便所
2002-03-13 期間限定画像アップ
2002-03-13 人生は閉店間際のバーゲンセールのように無駄足
2002-03-11 みけねこのみけ
2002-03-07 戦わない軍人さん
2002-03-07 花粉ショーへの招待


2002-03-17 プアゾン

一昨日、車で走っているとラジオからハイロウズの曲が流れてきた。
おお、この曲のコードはきっとCだ。なんせハイロウズなくらいだもの。
僕はカバンからCのブルースハープを取り出した。

果たしてその曲のコードはCであった。僕の持っているハープで吹くことが出来る。
けれど、僕はその曲を吹くことが出来なかった。
音が取れなかったのではない。

僕はよく出先で手を汚すので、カバンの中にはホテルや旅館などに置いてある小さな石鹸も入れてある。
いつもはその石鹸は小さなポーチ状の袋に入れてあるのが、どうしたはずみか容器が直かにカバンの中に転がっていたようだ。
それでハープに石鹸の香料が移っていて、吸音を出そうと息を吸い込んだ僕はその香料をも吸い込んで、えづいてしまった。かなりの吐き気だった。
生活の中にありふれた香料も、実は体に悪いものなのだと思った。

僕たちは毒にまみれて、囲まれて暮らしているのですねえ。

先頭 表紙

ほっときゃそのうち臭いもとぶと思うよ。 / 揚水 ( 2002-03-17 20:44 )
ハーブってクリーニングすることができそうだけどな?むりかな? / パオラ ( 2002-03-17 19:07 )
クマさん。死にはしませんがね、ゲロゲロ三歩手前でした。 / 揚水 ( 2002-03-17 11:17 )
ソーパーとは初耳です。やはし廃食用油と苛性ソーダで作られるのですかね? なんちゅうか添加物だとかいうお為ごかしの表面や雰囲気を取り繕う余計物がなくなるまでは行かなくてももっと少なくなれば、この世界はもっと住みやすくなるんじゃないかと夢想するのですが。こと添加物に限らないか。初めましてです、まうさん。 / 揚水@香水全般が嫌い ( 2002-03-17 11:17 )
ぷあぞん・・・・・・しむ  / クマ ( 2002-03-17 09:21 )
ソーパー(石けん作る人)として一言。市販の石けんは添加物てんこもりです。皮膚によいものと思うと結局手作りに行き着きました。 / まう@はじめまして。香水のプアゾンも苦手 ( 2002-03-17 03:08 )

2002-03-17 ポキン

どうやら僕の左手の中指の骨は折れているようです。
怪我をしてから、そのうち治るだろうと放っておいたら日増しに痛みがひどくなってきました。

辞めてしまった職場で、山水の濾過装置を作っていました。
ドラム缶状の、200リットル容量のプラスティック容器の中に竹炭を入れて、それを濾過水槽に見立てて上から落としこんだ水をくぐらせ、ミネラルを含んだ濾過水を作る装置です。
試行錯誤しながらその濾過装置を作ろうと、高さをつけた幾段かの水槽を据え付けるために単管(建設現場などで足場を組むために使う直径5センチほどの鉄パイプ)で階段状の骨組みを組み付けていると、僕の上で作業をしていたおじさんが、濾過装置の水槽にしたプラスティック容器の重さ2キロ、直径60センチほどの蓋を落としてしまいました。
僕の指は単管とその落ちてきた蓋に挟まれてしまった。今からひと月以上前の二月の半ば、とても寒い時で、かじかんでいた指に対するその衝撃は凄まじかった。絶叫しました。
おじさんは非常に恐縮して、しつこいくらいに謝ってくれました。

僕の声を聞きつけた社長もすっ飛んできました。けれども、僕はそのとんでもない痛みは寒さのせいで指がかじかんでいるから余計にひどく感じるのだと思っていましたので、「大丈夫です」と言ってしまいました。
社長は「そうか、そんならいいや」などと言っていました。それが間違いだった。

今も日常生活にさし差し障りがある訳ではありません。
物もつかめるし車の運転も出来ます。左手の中指は浮かせていますが。変な癖がつきました。
固く拳骨を握ることも指を伸ばしきることもできませんが、何かにぶつけたりしない限りは特に問題はありません。
ですが、いつまでも痛い。

折れているといっても、おそらく指の関節部分のどこかしらが砕けたか欠けたかしているだけで、分かりやすい棒状の部分がポッキリいっているのとは違うと思います。
以前にもそうした経験があります。その時はヒビ止まりでしたが。

どうせ医者に行っても、「あー、折れてますねえ」だか「あー、ヒビ入ってますねえ」だか状態を宣告されて、「お大事に」などと言われるだけというのが落ちでしょう。
日にちぐすりで治すしかありません。
辞めた職場に今さら「ここで怪我をしました」なんて言うのも、正直面倒臭い。

労災ってのは正確にはどういう言葉の略なんでしょう。
労働災害保険、ですか?
今さら使えねえよなあ。

利き手の右手よりも太くなってしまった左手の中指の関節を見ていると、なんだか情けなくなります。
どんくせえなあ、俺。
あーあ。
早く治らねえかなあ。畜生。

先頭 表紙

あはははははは / 揚水 ( 2002-03-17 01:57 )
じゃあイメージトレーニングでいってみる?どう? / パオラ@痛くないぼくの指・・・ ( 2002-03-17 01:23 )
んでも前にヒビ入った時、お医者は「特に出来ることはない」っつってたよ。日にちぐすりしかないってさ。 / 揚水 ( 2002-03-17 01:19 )
いやねえ、骨はねえ、いかんよ。ほっといたら。じいさんになったら痛むでよ。ちゃんとせないかんよ。 / パオラ ( 2002-03-17 01:12 )
面倒臭い…。そのうち治るだろうし。 / 揚水 ( 2002-03-17 01:06 )
まあともかく職業がピアニストでなくてよかった・・・。あのさあ、労災の適用、十分になるんじゃないかなあ?調べてみたら?前の会社でケガしたのは事実なんらだからさあ。 / パオラ ( 2002-03-17 00:30 )

2002-03-16 醜い日本語の人から葉書が来た

去る3月14日、愛知県議会議員であるところの某氏というところであるところの人物であるところの人から葉書という形式でもって書状が届きました。である次第であるところであります。

以下勝手に引用します。なに構わないでしょう。こんなものは私信だとかプライバシーだとかの問題ではありません。どこで調べたのか勝手に送りつけてくるダイレクトメールの類です。


先日は、歴史と伝統ある、○○村消防団の荘重な観閲式に出席いたし感動しました。
又、当日は、日頃の消防団活動に尽力されその栄誉をたたえ、団員のみなさまの中からそれぞれの表彰を受けられましたこと心から、お祝いとお慶びを申し上げます。
今後とも、○○村民の「安全、安心」の為一層のご活躍を念願いたします。
書中にて、お祝いと御礼を申し上げます。
              敬具


何が言いたいのかさっぱり分かりません。
百歩譲って書いてあることの意味はかろうじて分かる。でも意図が分からない。
なにより読点の打ち方がおかしい。敬語も、尊敬謙譲ともになってない。
言葉の選択も、ちゃんちゃらおかしい。
やっつけ仕事ですね。そうでなく心を込めてこの文面であるというのであれば、なおさら僕は彼の見識や行動の指針を疑います。

意図があるというのならば、選挙民でもある僕たち消防団員を慰撫しその労をねぎらうといったところでしょうか。
迷惑な話です。不愉快ですらあります。
こんなものをいただいて誰が喜ぶと思っているのでしょう。

高みから選挙権を持つ主権在民であるところのかけがえのない県民の皆様におもねって、もとい、親しみをもってその労にお祝いと厚く御礼申し上げまして、次の選挙でもどうか清き一票を不肖私めに投じて下さることを切にお願いする次第であるところであるなんかより、そのために安くない金を使ってせっせとあちこちに葉書をばらまくよりも、「簡単ではありますが」と前置きしたちっとも簡単ではない無駄な言葉を吐き散らしてこれをもって私のご挨拶に代えさせていただく所存を持ち合わせるより、

他にやるべきことはいくらでもあるだろうに。
胸くそ悪い。

先頭 表紙

ああ。そう。そうなの。へー。 / パオラ ( 2002-03-17 21:43 )
辞書で「ふさ・」から引いていってください。載ってます、多分。 / 揚水 ( 2002-03-17 20:42 )
揚水くん、読めないよ・・・許してもらいたいの前・・・。  / パオラ ( 2002-03-17 19:06 )
おやすみ。そしておはよう。言葉は使う人とそれを聞く人次第です。使いようによっては空虚にも素晴らしいものにもどちらにでもなり得ます。それにはきれいも汚いもあまり関係ない。だから大事にしよう。巫山戯るくらいは許してもらいたいけどさ。 / 揚水 ( 2002-03-17 10:53 )
寝ます。夕方から3時間ほど気絶はしてたのですがやはり明日は早いので。ぢゃ。 / パオラ@今日はおりこうさん ( 2002-03-17 01:33 )
キレイで空虚な言葉よりも、きたなくても実のあるこういう言葉のほうがましだよ。わしにとっては。もちろんきれいにこしたことはないけどね。 / パオラ ( 2002-03-17 01:30 )
でもさいきんはこういうことあまりいわなくてよ。なぜかしら?わからないけどね。オホホホホホホ。 / パオラ ( 2002-03-17 01:24 )
あらそうなのかしら。 / 揚水 ( 2002-03-17 01:12 )
あと「このクソ野郎!」とかね。(以上、怒りが満タンになったときにわたくしの脳裏をよぎる言葉。あるいは思わずつぶやいてしまう言葉。) / パオラ ( 2002-03-17 01:08 )
↓「胸くそ」とかのことかしら?「くそったれ」がないだけましかも。 / パオラ ( 2002-03-17 00:31 )
えーっ? どこかひどいところありましたか? あーちゃん(笑)。 / 揚水 ( 2002-03-17 00:02 )
チロデルハイドへ。読んでしまうのです、そこに文字が書いてあると。 / 揚水 ( 2002-03-17 00:01 )
この日記のところどころが酷い日本語なのは、わざとですよね? / AHchan ( 2002-03-16 13:39 )
私だったら最初から読まない。どーでもいいし、どーでもいいことしか書いてないだろうから。 / チロりす ( 2002-03-16 13:30 )
パーさんへ。「マメ」。それだけでかの議員さまは評価されていたのですよ、きっと。その手法を捨てられないし、それしか知らない。そういうクソみたいな政治家を認めてのさばらせてきた有権者にも責任の一端がある。でも田舎のお爺お婆は人のいい人ばっかだからねえ…。そういうのも「ないよりある方がいい」。俺はイヤだね、そんなの。反吐が出る。心配しなくても、いずれ世の中そんなもんじゃなくなってくよ。みんながイヤだって言い続ければね。 / 揚水 ( 2002-03-16 03:15 )
クマさん、格調ですか。僕は彼の人がそんなことを目論んでいることにすら気がつかなかった。なんにせよ正面から考えることを止めることも出来ませんし。だからちっともおもしろくない。 / 揚水 ( 2002-03-16 03:15 )
わあい!赤ペン先生だー!このだぐいのお役所系段取り的文書は本当に意味がわからないですよね。ビジネス文書って、雛形こしらえて何度も転用したりするけど、あれってどうなんでしょうね?以前、まだパソコンがないときに、自分の仕事のやりとりで、手書きで何度も挨拶文をいれてたら、なんだかわけわかんなくなってきちゃって・・・。そういうのもないよりあるほうがいいってのもどうなんですかね?世の中そんなもん? / パオラ ( 2002-03-16 00:40 )
正面から考えるのをやめれば、この文面はおもしろいです。精一杯、格調を出そうとして失敗しているのが分かるから (^_^)/ ハーイ / クマ ( 2002-03-16 00:39 )

2002-03-15 千客万来珍客万歳

片手鍋一つの暮らしでも、ネズミくらいは養える。
実際には片手鍋一つどころか、両手鍋も片手鍋もいくつもあるし、卵焼き器も中華鍋も、果ては親子鍋まで持っているのだが。
フライパンは、ない。

さてネズミである。
昔僕の家には猫がいた。今はいない。
猫がいなくなると、直きにネズミがやってきた。初めのうちは一匹か二匹かそこいらだったのだろうが、そこはほれ、彼奴らはネズミ算という世にも恐ろしい数学をもって増殖する。なにをかいわんやである。

流しの三角コーナーの掃除を怠ると、かわいらしい大きさの糞が落ちている。ネコイラズでも買おうかと考えたこともあるが、まあ彼奴らも生きているのだからと放っておいた。
犬一匹以外にどれだけの数の扶養家族がいるのかさっぱり分かっちゃいないという為体らく。不甲斐ない。

夜中に台所にある食品やゴミの入ったビニール袋をカサコソいわせていても放っておいた。
それでも、天井からかの生き物のものと思われるお小水が天井板を浸み抜き降ってきた時は、毒薬の購入を半ば真剣に検討した。
結局それでも放っておいた。

ところがである。今晩のネズミ様はちとばかり大きいようだ。
件のビニール袋の音が、カサコソでなくガサゴソと、でかい。
様子をそっと窺いに、台所へ行ってみた。
そこにおわすはなんと、見知らぬお猫様だった。
ゴミを漁っている。どこから入ったものか、昔ながらの家、しかも素人が直した家などというものは、猫にとっては開け放しも同じことらしい。

どうでもいいけどさ、お前。
ネズミ食えよ、ネズミ。

先頭 表紙

パーさまへ。…だから僕は所得が低すぎて申告の必要はないと言うに。 / 揚水 ( 2002-03-16 03:17 )
お久し振りです、イクチオ恐竜さん。僕はあなたがきっとあなただと思ってるんですが。はずれてますかね? 僕の知り合いのあの人ですよね? 最近天竺浪人さんの漫画読んでますか? / 揚水 ( 2002-03-16 03:17 )
チロデルハイドへ。ネズミの恩返しねえ…。がんがん稼いできて欲しいものだねえ。 / 六点 ( 2002-03-16 03:16 )
だからいったじゃないですか。確定申告すれば扶養控除の額がたくさんとれるだろうから云々と。 / パオラ@ほれいわんこっちゃない ( 2002-03-16 00:43 )
ねずみかぁ。以前僕の家にもいたんだけれど、ここ数年は顔を見せてない。何も対策をしたわけではないのに。どうしたんだろう。猫も飼ってない。大した掃除もしてない。よっぽど他人(?)を養えない運命のようだ。 / イクチオサウルス ( 2002-03-15 23:11 )
すごいや六点。きっと15人ぐらい養ってるんだよ。すげえ!それだけ面倒見れれば、たいしたもんだよ。そいつらに、折角だから、働いてもらおうよ。恩返しでもいいけど・・。 / チロりす ( 2002-03-15 11:57 )

2002-03-14 汲み取り便所

穴掘りは、楽しい。

僕が今の家に住むようになって、四年と少し経った。
早いものだと思う。入った時には、屋根はあったけれど床がなかった。十年以上も人が住んでいなかった家を、直すからと無理を言って借りた。
正確には床はあるにはあったのだが、根太や柱の元の部分も床板も腐り、用をなさなかった。当然畳もなかった。
それでもこの家の前に住んでいた家には屋根もまともになかったことを考えると、かなりの進歩だと思う。

傾いてしまっている鴨居をジャッキアップして腐った柱の下に足りない長さを補う材木を差し、大引きを引き回した。腐った束柱は取り替えた。
残されている材木で使えるものはそのまま、あるいは加工して使った。
取り壊している家を見かけると、お願いして材木や建具をもらってきた。
大勢の人の手を煩わせた。皆さんありがとうございました。

特に一人、手伝ってと声を掛けたはずなのに、結局僕の方がその人を手伝うような形になるほど頼りになる人もいた。尊敬している年上の友人の一人だ。二十歳以上年上だと思うが、僕は彼の正確な年齢を未だ知らない。
二人で家の軸組の水平と垂直を出した。

「後は自分でやれ」と言われて、根太受けを切り欠き根太を張り、敷居をしつらえて畳を敷いた。畳も建て替えている家からもらってきた。
その間はもともと馬屋だった、一間だけ床が無事だった玄関を入った土間の右手の部屋で寝起きをしていた。

土間の奥にある部屋を台所にするため、水を引き排水管を据えた。水は井戸からポンプで汲み上げている。ちゃんと蛇口をひねれば水が出る。
その左にある漢字の「田」の字型の四部屋のうち、二部屋は畳敷き、一部屋はフローリング、もう一部屋は板敷きの上にカーペットタイプのフロア材を張り込んだ。
台所の裏手に続く土間にも水道と排水管を配管した。洗濯機が使える。

楽しかった。なかでも一番楽しかったのはトイレ作りだった。
もともと便所は離れたところに、便壺の上に板があるだけのものしかなかったのだ。
馬屋の奥には半間幅の廊下があり、その向こうが風呂場だ。
廊下の突き当たりの土壁をぶち抜き、トイレの入り口にした。開口部から右にのばした畳一畳分くらいのトイレを作るつもりが、穴を掘っていると3メートルはあろうかという大きな玉石が出てきたので、穴を後ろにずらして、結局畳を縦に一畳半並べた広さになってしまった。
開口部に付けるつもりだったドアを、その細長い空間を半分に仕切る形で取り付けた。

穴掘りは楽しかった。本当に楽しかった。
僕は穴掘りが好きだ。
建材屋でトイレの縦パイプと便槽がセットになっているキットを買った。塩ビ製だった。
段ボール箱には「トイレセット」と書いてあった。
笑った。便器と蓋付き便座は別売りだった。

深さ150センチ幅120センチ、奥行きは余分に掘ったので2メートルほど。その穴に便槽を据える。
捨てコンを打って便槽を据えていると、コンクリートの圧力で便槽が浮き上がってくる。泡を食っていると遊びに来る約束の友人がちょうど来てくれたので、押さえてもらっている間に水平を出して周りに土を入れ、事なきを得た。ありがとうございました。

便槽の横っ腹に、直径30センチほどのシュノーケル型のパイプを挿し、取り付ける。ボットン便所のボットンパイプだ。
根太を引いて床板を張り、床材のシートを張る。その上に洋式便座を据えて出来上がり。
初めのうち壁を作るのを億劫がって、ブルーシートを張っただけだった。
今では板張りの壁がちゃんとある。

穴掘りは楽しい。
だから僕は家でウンコをする事すら楽しい。

先頭 表紙

藤田先生がおっしゃるには、寄生虫との共生によって、かつての日本人はアレルギーにならずに済んでいたとのこと。特にボットン便所がどうのとおっしゃっていたのではありませんが。なんにせよ行き過ぎた潔癖は自分の首を絞めかねない、ということです。 / 揚水 ( 2002-03-16 23:48 )
ない。興味はあるけどね。アニーに関しての彼のテレビ番組(たしかNHK教育だったような)は見たことあるけどね。 / パオラ ( 2002-03-16 16:11 )
いや、別にいじけてなんかいませんがね。ところでボットン便所は花粉症にもいいらしいですよ。ヨゴレは現代人を救うらしい。藤田紘一郎先生の本、読んだことある? / 揚水 ( 2002-03-16 03:11 )
いじけんかってもよかろうに。でもなー、テレホーダイはいるとなー。いいよなー。だめかー。 / パオラ ( 2002-03-15 01:29 )
うちKDDIだもん…。接続料も電話代も込みだもん。ブロードバンド来ないもん。どうせ田舎だもん。いいもん。 / 揚水 ( 2002-03-15 01:10 )
揚水くんさあ、NTTのテレホーダイにはいったら?そしたら23:00以降はおもうツボじゃん! / パオラ@どうよ? ( 2002-03-15 00:44 )
また長いのう。あした読むよ。ところでヤプーは人からもらったのだあるんだけどまだ読んでない。読むのに勇気がいるのばっかりあるのさ。「神々との対話」「神の国」「ヒルティの幸福論」とかね。なんかさ、世界の名作って勇気いらんか?読み始めるのに?私は敷居のひくい女だから(?)そゆのはちょっと手が出ん。かといって本屋に売る気にもならんのだ。名作って持ってるだけで価値があるし、そのうち資料として使ったりするし。ああ、でもええかげん読まなければね。 / パオラ@ドグラ・マグラもねえ・・・ ( 2002-03-15 00:43 )

2002-03-13 期間限定画像アップ

何日かしたら消します。


先頭 表紙

ああ、チロデルハイドも見てしまったのか。自分でもよくわからん。 / 六点 ( 2002-03-13 22:18 )
どうすることもできないね。 / 揚水 ( 2002-03-13 22:17 )
他人尿・・・。これ、ウケ狙いなのか?本気なのか? / チロりす@おいおい ( 2002-03-13 21:52 )
ていうか笑いがディープすぎてなんだかもう・・・・・・。 / パオラ@どうすりゃいいんだ? ( 2002-03-13 21:19 )

2002-03-13 人生は閉店間際のバーゲンセールのように無駄足

ある時ある人がある場所で僕に、
「人生は蟹のようにムダなし」との言葉をくれました。
上手いことを言うものです。

僕が職を失ったことに対して、どんな経験であってもそれが自身の糧となって返ってくるならいいじゃないかということのようです。
優しい人ですね。

ただ、「蟹のように」というのは、一度は分かったつもりになったものの、どういうことなんだろうかとも思いました。
無駄がない、棄てるところがないというのであれば、それは鯨にこそ与えられる称号ではないでしょうか?
蟹は甲羅を棄てなければならない。
あまりのそのかっこよさに、よく洗って乾かした蟹の甲羅を飾っておいたりもしますが、黴の猛威やそのディスプレイを見た人の「みみっちいことは止せ」などという心ない抗議その他の事情により、結局は廃棄せざるを得ません。
肉も骨も脂も筋も、果てはヒゲでさえ、鯨には棄てるところがないというではありませんか。

ああ、鯨の皮の湯引きが食べたい。

せっかく慰めてもらっていながら、食い気ばかりが促進されました。
バカなことばかり考えてしまいます。
こういう風であれば、慰めてもらうこともなかったのではないでしょうか。

ああ、鯨の竜田揚げが食べたい、刺身が食べたい。

「人生は閉店間際のバーゲンセールのように無駄足」
「人生は蟹のようにムダなし」を文字として眺めていると、ふとそんなアホなことを思いつきました。
特に意味はありません。
ありませんが、「蟹」が人生において無駄なことはなにもないのだという格言であるならば「バーゲンセール」は、せっかく出向いてみても目的の物は手に入らない、何か事を起こしても思うようにはならない、人生にはそうしたこともままあるのだというほどの意味でしょうか。

僕は衣類には頓着せず何かが欲しいと思うこともあまりなく、本を買うことと酒を飲むことと食い気意外にはほとんど金を使いません。
ですから立派な消費者とはお世辞にも言えませんので、バーゲンなんてものにはそもそもほとんど縁がない。

けれど、「人生は閉店間際のバーゲンセールのように無駄足」のようなことは僕の身の上にも起こります。
桜を見に行ったつもりがまだ咲いていなかったとか、水族館に行ったら休館日だったとか。
「行き当たりばったり」を旨とする人に、そうした傾向が多く見られるようです。
しっかりした下調べや時期を見失わないことに気を配れば、そうしたことは避けられますから。

人生には無駄足もある。
そうしたことを踏まえた上でなお、「人生は蟹のようにムダなし」なのでしょう。

先頭 表紙

それはお大事に。 / 揚水@もうホント謝るから… ( 2002-03-14 23:19 )
眉間に十字路が出る病気なのよーーーー!ごめんなさーーーーい!全然気にしてないわーーーーーー。 / パオラ ( 2002-03-14 20:21 )
よかった、気にしてないみたいで。 / 揚げ足@十字路はこめかみでは? ( 2002-03-13 22:16 )
ありがとう。キレイに揚げ足とってくれて。気にしてないから。全然。ちっとも。 / パオラ@おかしいな眉間に十字路が ( 2002-03-13 21:18 )
うーん。汚れを知らない真っ白なキャンバスのようなあの娘を俺の好きな色に染めるんだ、なんて馬鹿な男の事がなぜか頭に浮かぶ。ロリコン講(頼母子講みたいなものか?)に参加してる男根崇拝者じゃあるまいし。なぜだ? あ、わかった。きれいに濡れるなんてフレーズがいかんのだ(笑)。 / 揚水 ( 2002-03-13 19:25 )
じゃあ、「人生はぬり絵のよう」はどう?余白ばっかり塗りつぶしてたら、あとに残るのは本体を塗ることだけだから。でも背景がキレイに濡れると本体も映えるかもしれないし。(って私なにかんがえてんだろ?なんだか笑点の大喜利みたいになってきたよーん!) / パオラ@竜田揚げは私も食べたい ( 2002-03-13 17:57 )

2002-03-11 みけねこのみけ

みけねこのみけはいつもひとりぼっち
だれもみけをかまってくれません


「あいつ
 おとこのくせに
 みけねこなんだって」

  「ほんとうならみけねこの
   おすなんて
   うまれないのにね」


でもみけはみけねこです
そして、みけはおすねこです
「ぼくはほんとうじゃないのかなあ」
なんてみけはおもったりします
「ぼくはうそなのかなあ」


だれもみけをあいてにしないけれど
みけはへいきです
でもそれは
みけがつよいからではありません


みけはやさしくされたことがありません
だからうれしいがわかりません
そしてつめたくされても
かなしいがわからないのです


きょうもみけはひとりぼっち
でもへいきです

みけはいつものように
えさをさがしにでかけます


するとみけは
にんげんのおやことであいました


おんなのこがみけにちかづいてきました
にんげんはしっていましたが
みけは、にんげんがねこにちかづいてくるとはしりませんでした


おんなのこがみけのあたまをなでようとしました
みけはびっくりしましたが
こわくはなかったのでされるままにしていました


おんなのこになでられるととてもいいきもちでした
みけはしらないうちにのどをならしていました
「かわいいね」と
おかあさんがいいました
「かわいいね」と
おんなのこもいいました


とてもいいきもちで
なんだかくすぐったいようなへんなかんじです
いままでしらなかったへんなかんじです


「ばいばい」
おんなのこはてをふりながら
おかあさんにもうかたほうのてをひかれて
おうちにかえっていきました


みけははじめてやさしくされました
なんだかへんなかんじでした
でもとってもいいかんじでした


そのよる
みけはうまれてはじめてなきました


とてもうれしかったから

先頭 表紙

弱っている、というのとは少し違うのかも。哀しいことを感じなくても済むように、防衛機構として自分の感情が大きく揺れることを、みけは無意識のうちに避けてきたのかも知れない。これからはそうは行かない。嬉しくて泣くことを一度知ってしまったみけは、哀しいことがあれば当然打ちのめされることもある。でも、それも越えていかなければならない。なんとなれば、みけは生きているのだから。 / 揚水 ( 2002-03-13 19:25 )
あのーー。みけに男子がいないなんて知りませんでした。ちっとも。でもこのみけは比較的すなおな性質のみけ。女の子になでられたときにひっかく場合だってあるかもね。でもなんにしても涙がでるのはよいこと。ほんとに弱ったいきものは涙もでませんからね。 / パオラ ( 2002-03-13 18:02 )
チロデルハイドへ。ずいぶん前に書いたもの。それの再録。挿し絵は他の人にもう描いてもらって、ちっちゃな本になってるよ。その人の自作のミニ本に僕がお話を提供した形。定価200円。買って(笑)。 / 六点 ( 2002-03-13 16:52 )
そうですか、僕のは長いんですか。 / 揚水 ( 2002-03-13 16:51 )
lim.さんへ。確率は知りませんがね。どうも三毛猫の雄というのはXXYの雌雄同体、染色体異常らしいですね。つまり珍しい。だから船のお守りとして乗せるんでしょうね。 / 揚水 ( 2002-03-13 16:50 )
今日は何か心に思うところがあったのかな? 童話テイストが良いぞ。私が挿絵を描いたげる。あ、ロッテンは美大だもんな・・。んじゃ、わたしがーえーと・・・。することないや・・・。 / チロりす@いい話です ( 2002-03-13 08:42 )
あげみちゃんの日記は長いので心の準備ができてないと読めない、最近のパオラ。今日はもうレロレロレーロなので、またあしたきてつっこむわ。まっててね。 / パオラ@レレラーレロ ( 2002-03-12 23:03 )
みけの雄がうまれる確率ってどのくらいなんでしょう?たま〜に船に乗ってますよね。 / lim. ( 2002-03-12 19:09 )

2002-03-07 戦わない軍人さん

それは今年のひな祭りのことでした。
僕は一人の軍人さんを見ました。彼を「軍人」と呼ぶことは一応許されていないようです。
なぜなら彼の属する組織は、戦争に使う道具や戦争に準じる行為の訓練を施されている人間をたくさん抱えているにもかかわらず、「軍隊ではない」からです。

それはともかく。

僕は仲間たちと一緒に寒い中グラウンドに整列して何十分も突っ立っていました。
グラウンドの正面には一段高いステージがしつらえてあって、軍人さんは偉い来賓の人たちの一人として、そのステージ上に設けられた紅白の幕で飾られた机の前に、僕たちと向き合う形で座っていました。

「落ち着きのない軍人さんもいるもんだ」
僕はそばの仲間の一人に囁きかけました。

軍人さんは式典のあいだ中、帽子を被り直したり、椅子の上で座り直してみたり、目を掻いたり肩をすくめるように動かしたり、両手で顔を洗うような仕草をしたり、よそ見をしたりちょうど通りかかった上空のヘリコプターに目を奪われたり、とにかくせわしなかった。

軍人のくせに訓練がなってないなと感じました。我が国の軍隊は規律というものをどう考えているのでしょう。
微動だにとまでは行かないまでも、民間人の、しかも彼は座ることが出来るというのに立っている僕たちの方が、余程きちんとしていた。
ほかの偉い人たちは彼ほど落ち着きがないということはなかった。
彼よりも余計に年を取っているにもかかわらず、若い彼よりも姿勢を正していられる体力も持ち合わせていた。
ですが、それもしかたありませんね。

だって軍隊じゃないんですから。

先頭 表紙

確かに「陸」の人だった。 / 揚水 ( 2002-03-09 23:54 )
↓ヘリだよ。 / パオラ ( 2002-03-08 00:29 )
ひなまつりと軍人さんってえらい遠いもんがカップリング。ヘイrはね、ほんとうはそのひと航空fぶたいに入りたかったんだよ。実際は陸上ぶたいで。んで花粉で痔なんだよ。 / パオラ ( 2002-03-08 00:28 )
ああ、なるほど。って、じゃあなんでヘリに見とれてたんだろね。 / 六点 ( 2002-03-08 00:13 )
きっと、顔ダニやら、アトピーやら、花粉やら痔やらで、大変なことになっていたのでしょう。その軍人さん / チロりす ( 2002-03-07 22:58 )

2002-03-07 花粉ショーへの招待

目が痒い。
昨日から突然に。

ああ、こうやって人は花粉症にやられていくのだなあと考えた。
瞼がヒリヒリして腫れぼったく、目がゴロゴロする感じ。

ところがはたと気が付いた。
今日俺はなにやってたっけ?

ああそうだ、アルゴン溶接やってたんだっけ。
それを思い出したことで、花粉症だと思った目の異常の正体は、久し振りにやった下手くそな溶接で目が灼けたものと知れた。
溶接機の強力な紫外線だかなにかを、ステンレスの仮付けの時に顔を背けるタイミングが悪くて見てしまったのだろう。きちんと面甲を被って慣れてくればひどくはならないし、じきに治る。

だから今日は大丈夫だった。気を付けて作業をした。

花粉症からの招待状が届くのはいつなんだろうな。
そんなもの来なくていいや。

先頭 表紙

やだ(笑)。 / 揚水 ( 2002-03-09 23:53 )
花粉だ!と思った瞬間にくるとか(笑)。 / lim. ( 2002-03-08 16:38 )
↓いやよいやよも好きのうち。 / パオラ ( 2002-03-08 00:29 )
やだ(笑)。 / 六点 ( 2002-03-08 00:14 )
六点。まさか、そんなはずは。違う違う、これは花粉じゃなくてアレ・・。なんて思ってるうちに、きみは確実に犯されるのだ!花粉に!うひひひひ。 / チロりす ( 2002-03-07 22:53 )
やだ(笑)。 / 揚水 ( 2002-03-07 22:04 )
カモーン、ジョインアワワールド!! / パオラ ( 2002-03-07 21:15 )

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