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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-12-17 初対面
2001-12-17 そしてショーが始まる
2001-12-16 おいしいもの
2001-12-16 積雪走行注意
2001-12-14 人と異なる自分
2001-12-14 雪が降りました
2001-12-14 風邪なのに…
2001-12-12 赤か青か黄色か
2001-12-12 虚弱な自分
2001-12-09 幻滅する、ということ


2001-12-17 初対面

旨い旨いと食べるうちにメインのもう一つの雄、ブリ大根ができあがる。

おいしく、楽しかった。

僕はこの日、初めて恋人を他人に引き合わせた。それまではいつも二人だけでしか会わなかった。
親友夫妻と彼女は、初対面ということになる。
4人ともとてもこの日が来るのを楽しみにしていた。
けれど僕の恋人は多少の不安も漏らしていた。
彼女は3人以上の集まりで自分を前に出して話すことは得意ではなく、初対面となればなおさらということであった。
けれど、初対面だからこそ、きちんと自己紹介したい。
いざふたを開けてみると、彼女はあまり初対面の人にうち解けることはできない性質であったはずが、僕たち4人はよく食べてよく話し、とてもいい時間を過ごすことができた。

恋人も親友夫妻も、お互いにお互いの感想を、いい人だねと僕に言ってくれた。
僕もそう思うし、彼らが、どちらも僕にとって大切な人たちである彼らがそう思ってくれることは、とてもうれしい。

途中、誘ったものの都合で来ることのかなわなかった、もう一人の友人から「ブリ旨いかー?」という恨み言の電話がかかってきた。ハンズフリーにしてみんなでげらげら笑って話した。

料理はみなおいしく、話はとても楽しかった。

キリスト教徒である奥さんから、二人分のクリスマスプレゼントまでいただいた。
僕は安いセックスや経済に振り回されるこの国のクリスマスの現象がきらいで、信者の方に申し訳ないと思う。
けれど善意や好意に包まれたプレゼントなら信者であるなしに関わらずありがたくいただく。
信者の方にプレゼントをあげることはあっても、そうでない人にはなるべくあげないように心掛けている。
ひねくれているとか堅いことを言うと言われても構わない。
ぼくはそう育ってしまったことが恥ずかしくないし、人がクリスマスをやることに(祝うこと、ではない。祝う人はきちんとしているのだから僕に何が言えよう?)、直接はなんの文句も言わない。ただ腹の中で苦々しく思うだけだ。
僕はささやかながら、知り合いが絵を描いて僕が文を書いた、小さなコピー製本の絵本をお返しにあげた。
親友の奥さんは喜んでくれた。

彼らもずいぶん楽しんでくれたようだった。長いこといてくれて、笑顔で帰っていった。
初対面だからといって心配することはなかったどころか、夫妻と僕の恋人は、いい具合に出会えた、と僕は思う。
愛するにも憎しみ合うにも、人はまず出会わなければならない。人は会って、そこからどうなるか、その時点では分からない。けれど、そこから全ては始まる。
それが初対面の意味。

今回は、きっといい出会いだった。

お客二人が帰って、僕たち二人はとても幸せに眠りについた。

先頭 表紙

↓ぎゃははははは。馬鹿でえ、「湯豆腐」だって。「温豆腐」だっての。 / 揚水 ( 2001-12-17 02:40 )
してやったり。幸せに眠ってください。大変だったのよ、こんだけ書くの。警報鳴りましたか? 僕は「湯豆腐」に轟音でした。「ビフォア・ラン」は美しく悲しく、それでいて元気も出る物語でした。おやすみなさい。 / 揚水 ( 2001-12-17 02:35 )
風呂上りについ魔がさして(?)きてみたら、なんじゃあ!この大量書き込みはー!!びっくりしたなー、もうー。でも少し煮えた脳がリラックスできて、私も幸せに眠りにつけそうです。多謝。あしたまた来るねー。(今、重松のビフォアランを読み始めたところ。) / ヒラノ ( 2001-12-17 02:19 )

2001-12-17 そしてショーが始まる

お客は無事に到着。

時間の確認その他で数日前に前もって彼に電話を入れたとき、
彼が「スタッドレス履いてるから大丈夫」と言うのに
僕は「気が早いねえ」と応えたのが、そんなことはなかったのである。

夫妻を招き入れ、彼女はすでにできている食べ物のうち、オードブルに当たるものをテーブルに並べる。僕はブリショーに取りかかった。お客の目の前で、ブリを捌く。

オードブルは4品。

キウイのスライスに生のホタテを酢で締めて挟んだもの。
それと同じものを細かく刻んでわさびじょう油で和えたもの。
直火で焙って皮をむいた赤ピーマンと人参と青ピーマンの細切りと、暖かい昆布出汁にくぐらせた生シイタケの、ワインビネガーとオリーブオイルのマリネ。
カマンベールのように白カビに包まれてなおかつ中に青カビのあるチーズの細い扇形のスライス。

飲み物はヱビスビールと久保田の千壽を用意していたものの、親友は車だからと辞退。奥さんが妊娠していると告げられてびっくり。聞かされていなかった。
彼は「あれ? 言ってなかったっけ」とのんきなことをのたまう。
いいのだ。
めでたい。
僕と恋人ははしゃいで何度もおめでとうを言った。
だから彼女には野菜ジュース。
僕と恋人ばかりが飲むことになったけれど、僕の恋人はあまり飲めないので、いやーみなさん悪いですね、というかたち。

僕がブリの鱗をすき切りにしていると、恋人もやりたいというのでやらせてみる。なかなかそげないながらがんばっている。彼女が頭とワタを取るところまでやって交代。血合いをよく洗って水気を取り、背側と腹側のひれの脇に包丁目を入れ、尾に向かって返し包丁を入れる。尾側から頭側に向かって中骨に沿って身を剥ぐ。もう半身も同様に剥ぐ。
腹骨をすき切りにして切り取り、身を縦に半分にして皮を包丁でそぐ。さらに半分にしてサク取り完了。
刺身に切る。

刺身にするうちに、こりゃいくらなんでも4人じゃ多いということで、サクの一本を彼らのおみやげにラッピングしておいた。

当然頭とカマ、すき切りした腹骨はブリ大根となる運命が待っている。
恋人が、輪切りにして面取りした大根と、出汁を取ったあとの昆布と皮付きのままざく切りにしたショウガを昆布のだし汁に漬けておいた。そこに適当に切ったブリのあらを放り込む。砂糖としょう油を加える。
落としぶたをして煮て、ある程度火を通してふたを取り、あとはストーブにかけておけば放ったらかしでもできあがる。

刺身とオードブルをつまむうちに、野菜汁と炊き込みご飯も出てくる。夫妻がお茶でそれを食べる。僕たち二人はそれを出したりアルコールを飲んだりでまだ食べない。

野菜汁は、昆布出汁に白菜と豚肉と生シイタケと、人参も入っていただろうか、ほとんど素材のうまみにほんの少しのしょう油で香りを付けたもの。
炊き込みご飯は昆布とシラスと里芋、これもごくごく薄いしょう油で香り付け。

先頭 表紙

2001-12-16 おいしいもの

おいしいものの正体は、ブリである。ブリは出世魚、本来90センチを越えるものでないとブリとは呼ばないそうで、実家から送られてくるものが何センチくらいあるのかは知らず、そこまでは大きくないことは分かっているので正しくはブリとは呼べないけれども、ここではそんなことはどうでもよろしい。

問題はメインが欠けるということなのだから。

事前に恋人と、「何かの事情でブリが届かなくても何とかなるね」と話していたとはいえ、実際に来ないとなると話が違う。しかも30分違いで、ブリは一度うちまでやって来ていたのだ。
僕は事務の方に食い下がった。
「そこをなんとか」
「そうしたいのはやまやまなんですが…」
とそこにキャッチホン。最初僕は出るつもりはなく、事務の方に食い下がるのを続けるつもりだったので放っておいた。けれどいつまでも切れる様子はない。
親友からかと思って、
「あのー、キャッチホンですので、すみませんがまた後ほど」
「いいですよ」
「失礼します」

キャッチホンに出るとドライバーの方だった。
「○○○○さんですか? ヤマト運輸のものですが、今から伺います」
! ありがとうKくん!(実は顔見知り)

もう一度電話を切り替えるとすでに切られていた。
ありゃりゃ。
時間をおいてもう一度今度はこちらからかけてドライバーの言葉を伝え、お礼を言った。
「ドライバーの方にもよろしくお伝えください」
「いやー、それはわざわざまたご丁寧に」
恐縮されてしまった。そりゃこっちのとるべき態度だろ。

電話のやりとりの間に、それを窺いながらも彼女ははたらき続け、僕も電話を切ってまた5倍速に戻った。

しばらく経って車の気配。どうやら来たようだ。
はだかのままでは受け取ってもらえないかもしれないと思って紙袋に入れておいたヱビスビールの500缶をドライバーに渡して荷物を受け取った。無理を言ったせめてものお詫びのつもり。
笑顔で素直に受け取ってくれた。
よかった。

またまた5倍速。

恋人は、「台所でわたしがはたらいてたら、視界の端で揚水くんがものすごいスピードで動き回って、あっという間に片づいてくのがおかしかった」と笑っていた。
彼女の下拵えもうまくいっているようだ。
なんとかなるもんである。
途中親友の奥さんから電話が入り、渋滞で少し遅れるとのこと。
おかげでほんとになんとかなった。

ブリは彼らが到着してから捌くことにしよう。
計ったら、60センチちょうどの立派なものだった。

ありがとうヤマト運輸。ありがとうお父さんお母さん。

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2001-12-16 積雪走行注意

昨日12月15日は、午後1時半少し過ぎに恋人からの電話で起こされた。
「そっち、なんか降ってる?」
なんか降ってる? もないもんだろと思ったものの、その直後飛び起きて家の外を見ると、銀世界。
うわ。積もるなんて思ってなかったのに。雪はまだざんざか降り続けている。

困った。
彼女は雪道を運転した経験がない。もちろんスタッドレスタイヤも持ってない。
この日は夜8時頃から、僕の大学時代からの親友夫妻と僕と恋人との4人で、僕の家でおいしいものを食べる予定になっていた。
僕は仕事が休みなのでゆるゆる起きてとっちらかった家を片づけ、彼女は自分で運転して3時頃、車で40分の僕の家まで来ることになっていた。彼女の住むあたりに雪は降っていない。

「真っ白だよ」
と答える僕に、
「ゆっくり行けば大丈夫かな?」
と彼女。
「うーん、いいとは思うけど、少し道の様子見てくるよ」
「うん、わかった。まだ買い出しの途中だから、それが済んだら出るね」
「わかった」

外に出てこれは彼女には無理だと判断し、自分の車もまだノーマルタイヤで、しかもほとんどガソリンが入っていないので、近所のスタンドで給油がてら場所とジャッキを借りてタイヤを履き替えることにして、彼女に迎えに行くから家で待つように連絡。
すべての予定が狂った。僕が家を片づけている間に彼女がやってきて、食事の下拵えをするうちに僕の実家からおいしいものが宅急便で届き、そのうち友人夫妻が来る。そのはずだった。
時間はたっぷりある。僕と恋人は2週間振りに会うので、その間に二人きりの時間が持てる、はずだった。
はずだったのに。

家のちらかりようは、目を覆わんばかりだった。どのくらいちらかっているかというと、3歳児ばかりが10人くらい住んでいる家を、大人が1週間以上片づけてやらなかった、そういえば分かるだろうか? そのくらいひどかった。
それでも何度も頭の中でシミュレートして、もともとの予定の時間があれば何とかなるはずでもあった。
はずでもあったのに。

予定は未定、というヤツである。

車にタイヤを積んでスタンドに向かい(スタンドまで出る間に一度滑った)、給油してタイヤを替え、一度戻ってノーマルタイヤを下ろして、それやこれやで結局出たのは3時。
迎えに行って彼女と荷物を積んで、戻ったのは4時半だった。

うちについて部屋の惨状を見た彼女は大爆笑。
「こないだよりひどい。何もやらなかったの?」
「うん、だって時間あると思ってたもん」
「こらこら」
まだ笑っている。
それからが大変。
メインディッシュは実家からの贈り物でまかなうことになっていたので、彼女はそれ以外の食べ物の下拵え。僕は普段の5倍速くらいで部屋を片づけ始めた。

「揚水くん、宅急便ってまだ来てないよね?」
「うん、そうみたい。来た様子はないね」
「よかったね」
「うん」

ところが、事態は彼女がテーブルに何か植物を飾ろうと外に出て、戻ってきたときにまた急変。
玄関の引き戸に「午後4時頃にお荷物をお届けにあがりましたがお留守でしたので持ち帰りました」と書かれた紙があるのを彼女が発見。

あああああああああああああ。

営業所に電話して何とかなりませんかと頼んだものの、天候のこともあって難しいかもしれないとのつれないおコトバ。それでもドライバーに連絡して折り返し僕に連絡をくださるとのこと。

待つことしばし。
電話が鳴る。吉報でありますように。
「ドライバーが、天候と集荷の都合で今日はとても難しいと言っているんですよ」

あああああああああああああ。

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2001-12-14 人と異なる自分

昨日長編小説2本読んで結局徹夜して、眠い。

昨日読んだ本とはまた違うのですが、「薄井ゆうじ」さんという小説家を知っていますか?
短編になるとまた趣きも異なるのですが、彼の長編には、必ずと言っていいほど「変わった」人物が出てきます。それはもう、「ちょっと」「一風」変わった人物というのをはるかに越えて、人とは異なるという意味で「異人」と呼んでもいいくらいの人物が登場します。

当然彼らは社会に適応していませんし、できません。けれども、彼らはあくまでも「普通」の人間として振る舞います。他者との違いは、痛いほど自覚しているにもかかわらず。
そのことについて、誰しもが持つ他人との違いをクローズアップして極端な形で引き延ばして、すべての人の痛みを代弁させている、というのは簡単でしょう。
けれど、僕は違うと思います。彼らは、何者をも代弁しない。彼らは、当たり前に自分自身であるだけです。人と異なるところを持ってはいますが、そのなかで、誰を代弁するのでもなくただ自分自身として、怒り喜び、悲しみ、苦しむ。これらの作品を読んで、登場人物に共感したり感情移入したりする人もいるでしょうが、僕はそれに留まるとしたら、半分もこの作家の作品を読んだことにはならないと思います。自分を「ちょっと変わってる」と思いたい人を「ああ、自分もそうだ」と思わせて満足させるために、彼らは生まれたのではない。
もちろん作者の意図として、他者と異なる人物、それもかなり変わった人物をもって、ある人間とそれを取り囲む、あるいは関わらない人物との間の関係や無関係、人と人とが関わるということ、人が生きるということを際立たせる手法をとっているとは言えるでしょう。けれど、彼らはあくまでも、ありふれた人間として振る舞っているように、僕には思えます。「普通」の「異人」です。誰もが人とは異なり、そして同じです。

現実の人間のようではありませんか。

この現実の世界において、ことは小説のように整然と作られたものではありませんが(この作家の作品は、非常によく「作られている」とも感じます。いい意味もあまりそうでない意味も両方含めて)、この作品群には、人の生きる悲しみや痛みが感じられます。そして喜びが。ただ喜び一辺倒でないところが、痛み一辺倒でもないところが、信用できます。

ただやっぱり「作りすぎ」のきらいがあるとは思ってしまうんですよねえ。それは作家がイラストやデザインの仕事をしてきたことと無縁ではないのでしょうか。

興味が湧くようであれば読んでみてください。
これだけ長編のことを言っておいてなんですが、僕は短編の「透明な方舟」が一番好きです。
「異人」と言うよりも、「異なった状況」に置かれる人物の、心の様々な動きが描かれます。

この作家をご存じの方があれば、異論賛論お聞かせください。

って限られた人しか読まないページで大きく出たな、おい。

先頭 表紙

↓合コン…。それって食えるの? おいしい? 行ったことない…。 / 揚水 ( 2001-12-17 01:00 )
↓スズキさん、色々聞かせてくれてありがとう。そういやあんたら二人、美人やねー。僕の恋人もそう言っておりました。 / 揚水 ( 2001-12-17 00:58 )
集英社では文芸部門でもジャンプみたいなことが起こっているのか…。人気さえあれば無理に続けさせる一方でそんなことまで。 / 揚水 ( 2001-12-17 00:54 )
lim.さん、 長野まゆみさんは、本屋行くたびに買おうか買うまいか迷って、結局買わない作家の一人です。今度チャレンジしますね。 / 揚水 ( 2001-12-17 00:51 )
↓ヒラノさん、僕はやるき茶屋に行ったことはありません。愛知でもチェーン展開してるんでしょうか? / 揚水 ( 2001-12-17 00:47 )
↓それホント?だから集英社文庫ってパッとしないんだねー。 / ヒラノ ( 2001-12-15 06:28 )
長野まゆみも殆ど読みました。「白昼堂々」の4作目はまだ読んでないけど。本当は続編が出るはずだったのに、集英社の編集が長野まゆみを怒らせて、流れたらしいですね。文芸部門はダメだなぁ。昔、山田詠美も怒って集英社では書かない、と言っていたし。長野まゆみで一番好きなのは「鳩の栖」です。あの世界観が。 / スズキ君。 ( 2001-12-15 00:55 )
みんなで「長野まゆみ」読みましょう。 / lim. ( 2001-12-15 00:06 )
はやいっすねお姉さま。異論賛論、ゆるゆるお待ちします。 / 揚水 ( 2001-12-14 22:26 )
読むよ。すぐ読む。 / ヒラノ ( 2001-12-14 21:17 )

2001-12-14 雪が降りました

この地方この冬の初雪です。
寒いはずだ。

僕は今竹炭屋で働いてお金をもらっています。
最近は、僕が作った炭焼き窯の上に掛けた炭焼小屋を増築しています。
窯築きから小屋掛けそして増築と、ほかの仕事も合間合間にやっていたとはいえ、半年は俄か大工や築炉屋さんやってたなあ。
くそ暑い中上半身はだかで働いていたのが嘘のようです。一人でやると時間がかかりますが、こういう仕事はとても楽しい。
解体された廃材で、材料の乏しい中色々せこい工夫をするのもまた、楽しい。

雪の降る中トタン屋根を葺くのはとてもおっかない。
とにかく滑る。
なんにせよ一応の完成を見ました。
寒かった。

寒いからあったまるオチャツミでも。

僕が贔屓にしている近所の食料品屋さん(こうとしか呼びようがない)は、よくおまけしてくれたり賞味期限の切れかかった、時にはすでに切れてしまった食べ物をくれたりします。
元値1尾200円くらいのホーボー(知ってますか? テレビの動物番組に出てくる珍しく愛らしい魚です。おいしいんですよ、これがまた。あまりの旨さに大量に麦みそ仕立ての煮付けにしてパートのお姉さま方と従業員に食わせました)が7尾50円になるというふざけたこともやってのけます。1ぱい500円のワタリガニが2はい200円のときもありました。
殺してしまう命なら、捨てるなどという失礼なことは避けて食べよう。ただでもいいから。
こういう姿勢は大好きです。

さてこの食料品屋さんで、とても小さいポークウィンナーがばさっと入った袋を、昨日ふた袋もらっていましたから、それを使います。僕は普段はちゃんと豚の味のするウィンナーしか買いません。普段は買わない食材でも、死んだ豚と、育ててくれた、そして僕に代わって殺してくれた人たちなどに感謝して、いただきます。

まずピーマンを細いリング状に切り、えのきも少々、ざくざく切ります。
軽く油を引いたフライパンでおもちゃのように小さいウィンナーを炒め、火が通りきる前に野菜を加えます。そこに酒をかけ回します。
かけ回した酒が飛び材料に火が通ったら、豆板醤としょう油を少しずつ加えて味を調えます。
手間を加えるならば、下味に塩か塩こしょう、それに出汁を入れてみてもいいでしょう。

ふだんのオチャツミなんて、あるもので簡単にでいいんです。
手間ひまかける楽しみはそれはそれとして愉しめばいい。
豆板醤をきかせれば、あったまりますよ。

お試しあれ。

とうとうお酒が切れて、料理酒にしてる紙パック酒に手を付けてしまいました。
そりゃ、「料理酒」と銘打った酒もどきよかいいですけどねえ…。あれは激烈にまずかった。
だいたい原材料に「精製塩」ってなんだよおい。んなもん酒じゃねーよ。人の飲むもんじゃない、って当たり前か。
今夜の酒も、なんだかなあ…。

いいや、明日の晩は少人数でごちそうだもの。

先頭 表紙

じゃあ私はやるき茶屋伝説で。よろこんでー!! / ヒラノ ( 2001-12-15 06:29 )
えらい爺むさい童話もあったもんだ。かさこ地蔵もいいですが、できれば養老の瀧伝説の方が。さけ、さけくれ、さけ。 / 揚水 ( 2001-12-14 22:24 )
かさこ、だね。はは。 / ヒラノ ( 2001-12-14 21:17 )
きょうは童話読んでるみたいだね。炭焼き小屋にあったまるオチャツミ。こさこじぞうも出てくるのかなー? / ヒラノ ( 2001-12-14 21:16 )

2001-12-14 風邪なのに…

なぜか本を買ってきてしまった。本屋なんて一番近いのでも30分はかかるのに。
あう。

今日は買ってきた本の書名を紹介して終わり。
新しいオチャツミも作りませんでしたし。って、本人も忘れかけているが、おめー風邪っぴきだろがよ。

とほほ。

えー、重松清さんの「エイジ」 朝日文庫
   山本文緒さんの「眠れるラプンツェル」 幻冬舎文庫

このお二人の本はよく読んでいるのに、なぜか今日買ったものはとりこぼしていましたので買ってきた、と。

んで、池澤夏樹さん訳の「ジョン・レノン ラスト・インタビュー」中公文庫

これはずいぶん前に出された本の復刻版だそうで。

あと、よく知らないままに買ってみたのが、

   藍川京さんという方の「母娘」 幻冬舎アウトロー文庫

どうも官能小説の類のようです。昔団鬼六さんの本を買ってみたときにははずしたと思ってしまいましたが、今回はどうでしょうね?

立ち読みした限りはずしそうです。
なら買うなっての。

クイズ。
さて僕が読み始めてしまったのは上のうちどれでしょう?

正解者の方にはもれなく、どーしよ?
あなたのためにレシピを書きます、そのうちに。
それで勘弁してください。

さて、日付変わっちゃってずいぶん経つのね。
おやすみなさいませ。





   

先頭 表紙

さーてねー。あれでことをいたせる人がいたらぜし合コンをしたいものです。 / ヒラノ ( 2001-12-15 06:33 )
官能小説の類いは殆ど読みませんが、アン・ライスの眠り姫三部作は面白かったですよ。「解りやすいO嬢の物語」という風情で。マゾヒズムってのも悪くないなぁ、と思ったり。 / スズキ君。 ( 2001-12-14 23:52 )
重松は何読んだっけなぁ。。エイジは朝日新聞の連載で半分くらい読んでました。その後ちゃんとハードカバーで読みましたが。直木賞とったのは「プラナリア」です。気合いで立ち読みしようかと思ったのですが、表題作一作読んで、結局負けて買って帰りました。収納の関係上、ハードカバーは買わないのが信条なのに。。。 / スズキ君。 ( 2001-12-14 23:47 )
矢印はどこにかかるのでせう。やはりことをいたす、でせうか? / 揚水 ( 2001-12-14 22:21 )
↓そうゆう読書傾向の人がいた。。 / ヒラノ ( 2001-12-14 21:14 )
やーやーどもども、お越しを今か今かと待ちわびましたよ、スズキさん。タグの件はいーですよもう。山本作品、あまり数は読んでませんが、僕も「ラプンツェル」、好きです。最初に読んだのは「紙婚式」だったかな? どれが直木賞でしたっけ。重松作品は「四十回のまばたき」、短編集「見張り塔からずっと」なんかがすきですね。またお越しください。レスピーギ? ですか、聞いてみたいですね。 / 揚水 ( 2001-12-14 20:56 )
こんにちはスズキです。先日はタグで御迷惑をおかけしました。山本文緒は少女小説数冊以外は全部読みました。「眠れる〜」が一番好きかな。直木賞とったのより、これとか「恋愛中毒」みたいな長編の方が好きですね。山本作品は、主人公が淡々と狂ってるのが物凄く怖い。重松清も5冊位読んだかなぁ。何故かこの人は、私の涙腺を刺激するのでした。エイジはさすがにこなかったけど、他のは大泣きでしたよ。何故か。 / スズキ君。 ( 2001-12-14 19:28 )
読みます。僕はスケベですから。<山本さん。それと確かに官能小説の巨匠は、ありゃもうギャグですなあ…。少なくとも僕はあれを読んで自分でことをいたそうとは思いませんでした、ハイ。クイズの解答はもしつっこみが(あるのならば)あってから、っちゅーことで。 / 揚水 ( 2001-12-14 18:19 )
うあー、このなかのどれも読んだことないやー。しかし山本フミオって男性も読むんですねー。へー。この読書傾向のひとはまわりにひとりもいないや。団鬼六は立ち読みしかしたことないけど、笑えたような記憶があります。濡れない文章、ってかんじでした。で、一番に読んだのは「母親」では?具合の悪い時にコムツカシイものなんて読まないだしょー? / ヒラノ ( 2001-12-14 08:03 )

2001-12-12 赤か青か黄色か

本日のオチャツミ。

豚のホルモンが袋にモサリと入っていますので、それを湯ですすいで弱火にかけます。ショウガの皮をむきパラパラ。塩を振り、しばらくして味醂少々酒ザブリ。コトコトコト。麦味噌を加え、またしばらく煮ます。

ああ、おいしい。

これらの作業の合間に里芋とこんにゃくを薄いしょうゆ味に煮ているので、ゴボ天を足せば煮物もいっちょあがり。

しかしなんで生理用ナプキンのコマーシャル、液体はたいてい青いんだろう? そりゃ赤はねーよなー。

米の水の分量が良くなかった。ベショベショ。5合も炊いたのに。
煮物が旨いだけに、余計悲しい。

先頭 表紙

撫子さん、はじめまして。世間のオブラートが許さないのでしょうね、やはり。 / 揚水 ( 2001-12-14 01:53 )
そうだよね、ドクドクモンスターな赤水でもいいじゃんねぇ!オレンジとかさぁ。黄色はやだけど(笑) / 撫子 ( 2001-12-14 01:05 )
ほんとうだ。信じられないくらいの疲れようだね。ともかくおこちゃまみたいにはしゃいでないで、よーーく休んでちょー。。 / ヒラノ ( 2001-12-13 01:49 )
ムー○ーマンや○ンパースガ黄色でないのも然り。まーしゃーないやね。←疲れてます。 / 揚水 ( 2001-12-13 01:17 )
このあと作文しまーーす。。 / ヒラノ ( 2001-12-13 00:03 )
兄さんずいぶんお疲れかしら?垂涎のシーンの次に生理ネタとは、、、いえ、わたくしくいうのも好きなんですがね。たしかにあれはなにゆえ青なんでしょうね?たしかつるべ師匠も言うてました。世の中には「私のは青じゃない!」っって混乱するおじょうさんもいらっしゃるそうですよ。 / ヒラノ ( 2001-12-13 00:02 )

2001-12-12 虚弱な自分

9日、きこりさんは無事に済みました。社殿を破壊することもなく杉、檜、赤松をそれぞれ数本ずつ倒させていただきました。

それから、朝から階梯の材料の竹を掘りに行っていた消防団の連中と合流しました。
階梯とは何か?
新年のニュースで出初め式に出てくる、おっさんがその上で踊っている梯子のことですね。
すでに掘り出されていた竹の根を切ってきれいにするのを手伝いました。

夕方ご苦労さん会で鍋。ワタリガニとコチ(かな?)その他白身の魚えのきブナシメジ春菊白菜白子も入ってた。おいしかったです。

10日、友人の展覧会の搬入の手伝い。また鍋。うまかったです。

11日、風邪でダウン。一日寝てたせいか、変な時間に起きてしまいました。
さて、明日のためにまた寝ます。

先頭 表紙

大丈夫じゃないってば。寝なさいって! / ヒラノ ( 2001-12-13 01:47 )
人間がそのように作られた生き物だからでしょう。答えになってないぞー、大丈夫か? 俺ってば。 / 揚水 ( 2001-12-13 01:20 )
でもさー、そうゆうときってどうして油断したくなるんだろー? / ヒラノ ( 2001-12-13 00:03 )
ども、lim.さん、ありがとうございます。だいぶいいです。しかし油断禁物早く寝ろ、と。 / 揚水 ( 2001-12-12 21:13 )
早く良くなりますように... / lim. ( 2001-12-12 13:05 )
つっこんでくださったみなさん、ありがとうございました。みなさんへのレスはもう少し回復してからにさせてください。申し訳ないです。 / 揚水 ( 2001-12-12 01:59 )

2001-12-09 幻滅する、ということ

一時期僕が出入りしていたお宅の夫婦が、ある時、それまで仲良くしていた人と仲が悪くなってしまったらしい。僕はその人との面識はなかった。そこの旦那さんも仲違いした人も、僕よりふた周りちかく歳が上の人たちだ。
旦那さんは「彼には幻滅した」と言っていた。なんに対して幻滅したのかについてまでは聞かなかった。
そのお宅の家族は、子供たちも含めてとてもいい人たちなのはまちがいない。
けれど僕は何かが引っかかった。待てよ。
僕は「幻滅」された相手のことは全く知らない。
話を聞いていると、それはまさに「幻滅」だと感じた。

僕は言った。
「それは幻滅して当然だと思います。でも、」
ここで一息切った。
「あんな人だとは思わなかった、というのは、どうだろう、その人がどういう人であれ、もともと勝手に『こういう人』だと思っていたのが裏切られた、そのことに対して怒っているとは言えませんか? その人に裏切られたように思っているかもしれないけど、その人自身でなく、自分がその人に抱いていた期待を裏切られて、期待通りの人でなかったからといって怒っている。それをその人のせいにしてるだけではないですか?
それはとても悲しい。誤解が憎しみを生む。
昔の人はうまいことを言うもんです。『幻滅』という言葉を作った人がそこまで考えていたかどうか知りませんが、まさに『幻』が『滅』する、勝手に思い描いていたことが消えるだけです。それこそ『あんな人だとは思わなかった』、です。自分がこういう人であろう、と期待を含めて思っていた『幻』が、そうでなかったことがあらわれて『滅』するんです。きっと相手はただ自分の思うように振る舞っているに過ぎないと思います。相手のせいじゃない、自分のせいです。もちろんそうじゃないこともたくさんあって、相手の方がまちがいなく悪いことも多いでしょう。それでも今聞かせてもらった話で言えば、その人があなたを裏切ったわけではないと僕は思います。」
思えば生意気なことを言ったものだ。けれど、夫妻は大人なので一応は僕の生意気な言葉にうなずいてくださった。

その後その家族と、一度仲違いをしてしまった人とは没交渉のまま。

しばらくして、生意気なことを言った、とその時のことを後悔していた僕は、ああ、あれで良かったのかな、と思うようになった。
ひょんなことから、仲違いした相手のほうと知り合って、その人ととても親しくつきあうようになったのだ。
僕はそして、もともとつきあいのあった夫妻の家族とは、その時のことそのものが原因ではないけれど、疎遠になってしまった。

僕は今でもその時のことを思い出すと、夫妻に迎合してよく知りもしない人のことを悪く言わなくて良かった、と本当にそう思う。
たくさんの人間関係での失敗を繰り返してきた僕の人生において、これは誇っていいことだと思う。

そうでないと僕は、今もつきあっている、以前ある人たちから「幻滅」されてしまったふた周りちかく歳が上の友達にまともに顔を向けることができないだろう。

恥ずかしい。

先頭 表紙

limさん、おいしいお酒でした。僕もそろそろ財布の事情により禁酒を余儀なくされますよ。おもしろいのかどうかもわからん会社の忘年会くらいしか飲む機会がない。15日に友達と飲む約束してるときが、今年最後の自分の好きなお酒飲む機会ですね。久保田の千壽飲むんだ♪ 自分を持って世界を見れば、そこは広がりのある場所だと思います。幻滅のしようがない。 / 揚水 ( 2001-12-12 20:53 )
泥酔のち風邪です。出直します。みなさんごきげんよう。 / 揚水 ( 2001-12-12 00:25 )
とりあえずメールを打っておいたのですが、届いてるでしょうか?河岸を変えて煮詰めましょう。 / ヒラノ ( 2001-12-11 22:56 )
お酒美味しかったですか〜?(恨みのまなざし) / lim.@禁酒中 ( 2001-12-11 18:57 )
脳が煮えていてうまくコメントできません。出直してあすにします。ちなみに大いに共感しました。 / ヒラノ ( 2001-12-11 00:22 )
lim. さん、今泥酔しているのでまた落ち着いてレスします。 / 揚水 ( 2001-12-11 00:22 )
いらっしゃいませ恐竜さん。またよろしくお願いします。 / 揚水 ( 2001-12-11 00:20 )
「幻滅」かあ。幻滅するのは自分の責任(想像力の欠如からくるもの)って、イメージがありますね。何にせよ、自分という基準がはっきりしていないと、何についても厳密に語ることなどできないと思います。はっきりしているからといって、確実に語ることができることにはならないのですが(十分条件ですね)。 / lim. ( 2001-12-10 14:52 )
酒が欲しい。ところでどう?初めてのつっこみです。とにかく今時間が無いです。またつっこまさせていただきます。 / イクチオサウルス ( 2001-12-10 09:42 )
まして人の痛みなど想像できようがない。そうです、大事なのは想像力です。自身の、他者の痛み、ヨロコビ。それを知るのは実は想像力に依ってだけではないかと思います。そして、もちろん自身を持つこと。うーん、うれしいなあ。ヒラノさんも人生薔薇色計画の体現者ですね。そう思います。とてもうれしい。こう感じるのも、想像力。あきらめないでください。追伸。色気と笑いにもチャレンジします、ご期待ください。今は食い気とディープ限定だもんなあ(笑)。 / 揚水 ( 2001-12-10 00:47 )
ヒラノさんと同様の孤独に悩まされた記憶は僕にもあります。けれど他者の存在を確信するには、それを受け入れればいい、僕は今ではそう考えます。ゾミゾミ(笑)。いいですね、ヒラノさんのオノマトペは。この「笑い」はツボです。そうですね、自身を知らぬものは他者を知ることなどかなわない。その通りだと思います。そしてそれは人の痛みを知るときに顕著なのではないでしょうか。何事か快楽を享受することにならされた、受動的にだけ人生を楽しむことばかりに汲々とする人は、自分の痛みにも無自覚です。 / 揚水 ( 2001-12-10 00:45 )
 なんせ「人生薔薇色計画」ですから。人生を薔薇色にするには艱難辛苦の道が続きます。ディープにならざるを得ません。色気も笑いも大好きなんですけどね。そっちから攻めたいなというのが目下の目標。他者という幻想を信じようというのが人生ならば、それでいいと思います。ただ僕は躍起になる必要も正しいか正しくないかの判断も必要ないのではと考えます。自分と違う他者の存在は、これはもう受け入れればいい、受け入れるしかない。愛する相手ならばなおさらです。 / 揚水 ( 2001-12-10 00:44 )
やはりその深さ分だけ人間関係が深まっていくのだと思います。だから自分から逃げてる人は永遠に他者との浅い関係を求め続ける。もちろん、逃げてることを許容してあげるのも優しさだと思います。でも結局はその人が血を流さなければ満ち足りる日は永遠にやってこないのだから、よいことだとは思いません。誰にとってもそれはツライ作業ではありますがね。 / ヒラノ ( 2001-12-09 21:22 )
補足。だからといって私は諦めたわけではありません。方法はひとつ。限りなく自分と向き合うこと。自分が自分の相手をしてあげられなければ他者(さっき間違えた。他社じゃないよ。)との関わりあいはありえない!今はそう思います。(正論ぶってるかな?) / ヒラノ ( 2001-12-09 21:22 )
なんだかディープなテーマが続きますね。(笑)。こういう話って、脳がゾミゾミします。。。誰にでも通じる話ではないしね。 / ヒラノ ( 2001-12-09 18:46 )
いずれにしろ誰しも自分の信じたい幻想を信じようと躍起になっているのが人生かも?とこの頃思います。しかもその幻想が正しいかどうか、証明するものがなにもない。好きな人との交わりのときですら自分以外の他社の存在は確信できない気がします。子供のころ、それを考えて孤独感にさいなまれることがよくありました。とくに夜寝るときに。大人になった今はもうあまり思い出さない感情ですが、ときどきその感覚がよみがえります。今のこの瞬間も。 / ヒラノ ( 2001-12-09 18:43 )

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