なんかかわいかったので(笑)
隣のチビちゃん。年少・次男坊。
次男坊同志、リョウが気が合うのかな。リョウは一つ学年が上のお兄ちゃんの方と遊びたいみたいだけど、なんとなく次男同士の組み合わせになることがある。
その日も夕方、庭で会って柵越しにちびちゃんが我が家に来ることに話がまとまったらしい。
「ママに聞いてからね」と声を掛けると「ママはおつかいで今日はパパがいる。パパがいいって言った」と転がるようにやってきた。
チビちゃん、とってもよくしゃべる。「貸してほしい」とか「次はこれをやりたい」とか、ちゃんと話ができる。
でもって、次男坊にふさわしい(?)根性の持ち主。ちっちゃいんだけど根性がある。
ベイ・ブレードなんかしてて、上手にできなくても何度でも挑戦する。リョウも手加減してあげなかったりすると泣くかなぁと思っても何度でもやってみる。すごい集中力だ、と思う。
悔しかったら泣けば早いのにね。泣くかな、と思うところで泣かない。
こういう子は見てて面白い。
ひと遊びしていい時間になった。
リンは習い事に出かけていて、その帰り道の図書館で待ち合わせをしていたので、もう出かけなければ、という時間。
ちびちゃんにそれを説明すると「ぼくも行きたい!」と言う。
う〜ん。別にいいんだけどね、でももうちょっとで6時だし。薄暮れ時に連れ歩いたことをない子を連れ歩くのはなんか、自信ないし。やっぱりダメだわ、とお家に戻るよう諭す。
「イヤだ、行きたいの」「図書館、行きたいの」はて、この子は図書館ってなんだかわかってるんだろうか(笑)?
聞いたら外行きたくなっちゃったんだよね。失敗したな。
家の前でひとしきり押し問答。それでも泣かない。一生懸命さがかわいいけれど、やっぱり無理よとこっちも説得を試みるも不調に終わる。
ママが帰ってきている様子がないので、最後の手段。ダメだって言われるだろうな〜、泣いても仕方ないか、と「パパに聞いて来てごらん」と言うと、「うん!」。
玄関に入るまで何度も振り向いて「待っててね!!」「行かないでね!」「待っててよ!」を繰り返す。その必死さがかわいくて久しぶりにキュンキュンしてしまった(笑)
うちは二人ともこういうしっかり者タイプではなかったんだけど、こういう子はこういう子でかわいい。ただ、ただ一生懸命。
数秒後、玄関から勢いよく出てきた彼は「図書館閉まってるって〜。パパが図書館休みだって!」
お父さん、ナイスですっ!玄関から出てらしたお隣のご主人に小さくOKを見せながら
「あ、そうだった。今日はお休みだった。間違えてたね。じゃあまたね〜」リョウは横でクスクス笑っている。
「バイバ〜イ^o^」と彼は笑顔で家に入った。
「ダメ」って言われるかな、そしたら泣くのかな、なんて思ってたんだけど。
「休みだよ」その手があったか!行くって言ってしまった私には切れないカードだけど。
こういう小さい子を相手してる時の機転というか、瞬発力というか。隣のちびちゃんもリョウも大した違いはないと思っているけれど、こういうをすっからかんに忘れちゃってるな〜と。
でも、あんなに粘ったのにこれでごまかされちゃうシンプルさがまたかわいい。
ご近所はどういうわけだか男子が多い。華やかさには欠けるけど(笑)見ていてどの子も面白い。
今日はまた別のお家の3歳ぐらいの男の子と自宅の前で遊んでいたら、我が子たちはいつのまにか公園に行ってしまい・・・私、寂しいのか(笑)
↓ちょっと前までちっちゃかったんだけどなぁ。
玄関狭くなったなぁ。
左からリョウ21.5cm/私23.5cm/リン24.0cm |