2005-12-03 12月
2005-11-22 Voice
2005-11-21 おめでとう
2005-11-16 夜のお洗濯
2005-11-15 なぞなぞ
2005-11-09 REBORN
2005-11-08 night cap
2005-11-01 サ○○○
2005-10-27 プール
2005-10-19 One day

嵐が吹きまくった11月がすぎて、きちんと冬日和の12月。
いろいろありましたが、元気にほっこりしています。


ひとつすぎて思うのは、私が息苦しく感じていたその場所は、未来の私を鍛えてくれているのだろうということ。そして、私の人生の「全て」を支配するものではないということ。私が鍛えられるということは、ふたりのbaseが強固になるということ。強くなろう。


最近、ますますお茶が好きになりました。
好きな器にまるく広がる琥珀色と立ち上る香りを、とても愛しています。昨日はマリアージュ・フレールで、お茶の葉を三種買いました。「SURABAYA」「THAI BEAUTY」そして「EARL GRAY FRENCH BLUE」は今や我が家にかかせないもの。


マリアージュ・フレールの本店へ行ってみたいな、と夢がひろがります。

先頭 表紙

今日は、たくさん、なつかしい声を聴いた。


やっぱり、いい。
笑顔が見えないのに、受話器の向こうの声はみずみずしくて、弾んでる。
文字だけじゃだめなんだな、って今日は思った。


じゃあアナタはナニを書きたいの、ってワレナガラオモフケレドモ。


わかんないけどでもイイヤ、今日決めた。
大切な人には電話していい。思い出した簡単なこと。高校のとき友達に長電話して親父殿にアタマごつんとこづかれたこと。


明日学校で会えない大事な人だから電話いいんだね。

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先日はカッコワルイことを書いて、ひと晩たったら消しちゃオーと思っていたのに、親愛なる酔友がつっこみくれてたじゃないの（ぐっすん・笑）。

でもいいのです、思うことを書いて消してしまうと、繋がらなくなることもある。私のこれは消さなくてよかった、きっとこれでいいと思うことがあるのだろうと思って、まんまにしておきます。ちなみに、事態は進展していません（苦笑）

派遣元からは数度、経過報告がありました。もともとすぐに回答が得られるとは思っていないし、時給アップが一番の目的ではないから、それはそれでいいのです。派遣先の会社が、人材をどのように考えて遣っているのか、まずはそれを知りたい、それを考えてほしいだけ。

日曜日、高橋尚子さんが東京女子マラソンで勝った、というニュースが飛び交いました。レースの一瞬を見る間もなく、私はテレビの前で寝こけてしまっていました。その日の朝のテレビでは、Qちゃんが肉離れを３箇所も起こしていることを報じて、それを試合前の会見で話す彼女の姿に「そんな弱気なことをレース前に言うようでは」と話すコメンテーターもいました。

私はマラソンに明るいわけでもないから、彼女（の過ごしたこの２年）のことを詳しく語ることはできないけれど、光からどんどん遠ざかっているのかな、彼女はどこへいくのかな、そんなふうに思っていました。優勝を望まれたレースで敗れ、数度のケガにみまわれ、監督とも別れて、どんどん何かからずれていっているのかな、と不明な私はぼんやりと思っていたのでした。だから、昨日のレースも楽しみにできなかった。

でも、一夜明けて、一連の報道を掻き集めて感じたことがあります。

肉離れをおしてレースに出るというQちゃんに、マラソンに明るくない私は、「えー大丈夫なの」と思いましたし、次のオリンピック出場の決定権を握らないレースに無理する必要はない、と語るライターのコメントも見ました。とにかく、レースが始まる前は、肯定的なコメントを見ることはなかった。

でも、彼女は、自分の決めたレースを走り抜いた。
そして、結果を勝ち取った。

彼女はここで勝たなければ、次の「始まり」はなかったのだ。
「始まり」は、彼女自身が決めること。誰もここからだよ、と彼女を促すことはできない。
そして、私も。

誰にも、ここを走ればいいんだよ、ときれいな鋪装された道を示すことはできない。きっと、それは始まりではないのだ。
自分で見つけてきた棒切れで、乾いた砂地に線を引いて、両腕を下ろす。ゆっくりと腰を沈める。
自分が決めなければ、その線はいつまでも引かれることはない。

なぜ、今、ここに線をひくのか、それは自分が決めればいいのだ。
線をひきたい、と思う心の動きを、全て理解してもらいたがるのは滑稽すぎる。
ちゃんと、答えは自分のなかにあるのだと、知っているのだから。

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晩ゴハンは、キングサーモンのバター焼きとほかほかごはんに、トウチャンお得意のお味噌汁でした。実はお揚げとお豆腐、以前たまたま買って美味しかったところでゲットしたもの。

「この前いただいて、とってもおいしかったの！」って言うと、お店のおじさんは目を細めて両手を脇にぴったりつけて、「ありがとうございます！」って言ってくださった。

トウチャンとふたりでいると、どんどんゴハンのお店の方と仲良くなります。

本当は、Sパーラーの彼女を見かけたので、ケーキをふたつ買って帰りたかったのだけれど、私がなんとなく気怠くて、今日は見送りました。もう少しコンディションが良くなってからね。トウチャンのお誕生日ももうすぐだしね。

実は、派遣契約更新にあたって、生まれて初めて時給交渉というものをしています。それも所謂、世間的には、ちょっと無理ダローナーというような幅で。

しんどいのはみんな一緒だからね。

みんな目一杯で余裕がない。誰ひとりだって会社に庇ってもらっていない。社員の方々のそれぞれが、ぎりぎりのところで必死でやっているのがわかるから、今までやってこれたのだろうと思う。オンナノコたちの不平不満や激しい口調も、彼女たちもキツイんだろうなあと思うから。

でも、結構もう限界。社員の方と私のやってることと、どう違うの、って思ってしまうと。
社員の方のやりっぱなしの仕事のフォローやカバーや、業務は兼務で、でも、私は評価給もボーナスも交通費だって出ない派遣社員だよ。

安くつかわれているんだな、と思うとそれが悲しくて、今回の申し出になった。
雇う側が人件費を安くあげたいのは当然だとわかっていても、遣う人材の立場がそれぞれ違うのなら、それをもっと認識してほしいと思った。今後、派遣社員をもっと登用したいと思うのなら、なおさら。

自分の従事している仕事のことを、ネガティブに文章にするなんて情けないカッコワルイ。だって仕事は恋愛と同じくらいの、特別なもの。でもどうしようもなくて。ゴメン。

もっと自分にキツイのは、タバコ。
もともとは完全禁煙のオフィスを希望していたのだけれど、当時はその条件に合う仕事場がなかった。だから「分煙」をうたう今のところへ来たのだけれど、それが甘かった。
男性職員のほとんどが吸っていると思えるほど、ケムい。そして「やってられっかー」とすぱすぱ吸う煙がどれほど鋭いものか、吸っているほうは知らずにいる。わが家は誰もタバコを吸わないから、ますます煙に敏感になって、コンディションが良くない時は、頭痛や咳を伴う。身体にまとわりつく臭いが悲しくなる。「分煙」の意識は人それぞれだから、私個人の意識を押し付ける訳にはいかなくて、ずっとがまんしてきた。人の嗜好を否定することは、ほとんどその人そのものを拒否するようなものかも、と思っていたから。

それに、キツイのはしんどいのは、自分だけじゃない。みんなそれぞれの思いがある。

でもどうしてもキツイ、今は。知らない人の恋ネタに語る言葉なんてないよ。貴女と私の、お互いのことを語る以外の話題なんて、興味ないし聞きたくもない。禁煙カフェですごすひとりランチ（時にワーちゃんが加わる）の、なんて自由なこと。制服の自分を忘れて、明日や１０年後のことを考える。時々はメモに書く。本当はノートパソコンが欲しい。珈琲をすすりながら、言葉がぽろぽろ白い画面に踊りだすのを見る楽しさを、窓ガラスの向こうを歩く人たちを眺めながら、存分に味わいたい。


もう少しで乾燥機がオワリを知らせてくれる。熱を帯びて、ふうわりしたタオルの匂いが楽しみ。

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東京大丸で買ったちらし寿司をほおばりながら、
トウチャンとおしゃべりする。

トウチャンは、氷をたくさん入れたグラスにミネラルウォーターを注いで、
私はひと晩冷やした一番搾りが泡いっぱいになるのも気にしないで、いつものグラスを左手に。

私はトウチャンに、なんでも話す。
自分の胸に「感じた」ことを。会社であったひとコマだって、見ていないトウチャンには聞くのもしんどいことがあるとはわかっていても、話す。胸にくすぶっているような煙は、いちはやく祓いたい。

嬉しいことも、いち早く話す。
ふとひらめいたことは、とりあえず、あのね、と言ってみる。
トウチャンが、「言い淀んじゃダメだよ！」と言ってくれるので、私は何でも次を話すことができる。

胸に溜めておきたくない気持ち。
胸に産まれた言葉を、全部、トウチャンに見てほしい、まるで赤ん坊。

いつものふたりの食卓だったけれど、
今夜は、私には少し格別だった。

どうして今、私がこうして、首もとも緩むほどに着古したTシャツ姿で、トウチャンの前にいるのか。
いつものように咽もとからするすると届けられる言葉たちの切れ端には、実は小さな釣り針が光っていて、今夜は見たこともなかった何かを、そっと目の前に差し出してくれたのだ。



これは、神さまの謎かけなんだね。
ヒントをくださって、ありがとう。

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今日のレッスンはすごかった！


目からウロコが落ちる、というよりも、目から目玉が落ちて、新しい目玉に生まれ変わった！って言いたいくらい。
本当に、鳥肌がたちました。

こんな瞬間を味わうことができて、幸せ、しあわせ！
ありがとうございます。

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トウチャンが風邪ひきマンになってしまいました。

ここのところ、36度8分あたりを行ったりきたりの体温計。
こういう微妙なところの熱が、本人には辛いんですよね。

くすん。

今夜も、ゴハン食べてすぐにベッドへ行っていただきました。
早く治りますように。
風邪、流行ってるんだもんね。
酔友はみんな元気なんでしょうか？？

私は何故か（笑）元気です。
自分がインフルエンザにかかったときも、トウチャンはびくともしませんでした。
夫婦ってこんなもんなのかもね。

夫婦といえば、今日はむちゃくちゃ久方ぶりに、女性週刊誌を手にとってしまいました。
三浦友和さんが百恵さんとの25年間を語るーー！なんて電車の吊り広告を見てしまったらもう、本屋へ直行でした（笑）
お幸せそうで、嬉しかった。でね、お話の中で、ウチとおんなじだー！ってうなずいちゃうところも（笑）またまた嬉しかった。

素敵なミセスといえば、少しさかのぼる話になりますが、
カイシャのランチタイムに、ぼおおおっとスタバの窓ガラス越しに見えたチャーミングな女性。
シンシア。

きっと、そうだったと思うんだ。
横顔を見て確信した。すっと通った鼻筋、うすく頬に走ったえくぼ。ワンコ２匹とお散歩中で、黒いお帽子に眼鏡、黒いワンピース。微笑んで歩いていたあの姿、今だって瞼の裏にうかんじゃう。普段の瞬間に浮ぶえくぼって素敵だ。毎日を満ち足りた気持ちで過ごしていなければ、あんな表情の女性にはなれない。こうじゃなきゃこれがなきゃ笑顔になれない、なんていうのは、ひもじいことよね。

あんまり素敵だったから、お昼のトウチャンとの電話で、早速知らせた。

ランチタイムは、いつもひとりだ。
時々、ワーちゃんが一緒だけれど、だいたいひとり。
で、ぼーっとする。
珈琲をすすりながら、街中を歩く人を見ているのが楽しい。
昔ながらの商店街に業界マン達が入り交じり、なんだか自分が異邦人になったような気分。
だから、どうしてもランチタイムは、ひとりの時間を過ごしたい。
で、トウチャンと携帯で話をする。
原稿の上がり具合や、お昼ごはんのこと。晩ゴハンどうする、とか。

今日は、ぼんやりの目線に、きらりと光がはためいた。
よく見ると、商店街の電線にぽつり、トンボが小さくとまってた。羽根が透き通って光っていたのだ。

うれしいな。トウチャンに知らせよう。
少し前なら、アゲハがさーーっと飛んでいた。神代植物公園のアゲハよりもマッハの速度で（笑）
神代植物公園の蝶たちは、のんびりまさしく私の目の真ん前を、悠然と羽根を拡げて飛んでいたっけ。ぱたぱた、羽音が聴こえるくらいに。この早さの差は何だろうね。

いつも守られて、辛いことや厳しいことを知らないほうが、傷を知らないほうが幸せなのかもしれない、環境って大事なんだ、とあのとき思ってしまった。
でも、本当に強いのは、辛さを知りながら忘れることができるひと。本から知った言葉だけれど、きっとそうなのだろう。

いろんなことがあるけれど、人それぞれに、いろんなことがある。
比べることもできないし、その必要だってない。
それぞれの命が違うように、その命のそのときに必要なものもきっと、違う。きっと。

先頭 表紙

良いこともあれば悪いこともある。
それに、良いも悪いも、今日と明日と昨日の自分では案外違ったりするものさ。

でも今日の気分は、タイトル通り。
心電図の針の動きはいかがなもんでしょう？お医者様にどこが悪いか聞いてみようかな？心根のどこが曲がってるのか診ていただきたいのです。

でも、言われちゃうかな。
栄養の撮り過ぎも病気だから、ちょっとは苦かったり辛かったりのお味をいただいたほうがいいんだ、って。そうだよねえ、トウチャンといるのに良いこと楽なことばっかりだったら長生きさせていただけないような気もする。

完全に悟れた人間なら、どんな境遇にいても完全な自分を保つことができる、そんなことを本で読んだことがある。完全無知な人間も苦しみを知らない、と。要するに中途半端に物を知るから苦しみが生まれるのだと。ハーーーちっぽけな自分。

苦い味も苦いまま、甘いものも甘いまま、味わって咽に通せる自分になれればいいのに。いや、苦いものは苦い、と吐き出してしまえるようになったほうがいいのかな。

先頭 表紙

今日は、トウチャンより早くに帰宅。


仕事しなきゃーーーと踏んばりすぎて、お家モードがなくなっちゃうのはさみしい。洗濯機を回して、掃除機かけて、さてと！今夜のゴハンはとてもシンプル。実家が送ってくれた鰹のたたき（冷凍庫に入れていた密封パックを流水で10分さらす）と、温野菜と、ほかほかごはん。

温野菜は、森瑶子さんのレシピをちょこっと拝借。みどりのモノなら何でもオッケーなので、ブロッコリーとアスパラガス（親指より太い！）をたっぷりのお湯で茹でる。塩はでっかいひとつまみ。ぐらぐらとお湯が踊りだす頃に一切れ味見して、ささっとほうれん草を。ほうれん草は生サラダ用なので、お湯に「くぐらす」くらいで。

穴空きボールにざっと、茹であがった野菜をあけて、小さなフライパンを火にかける。頃合いを見てサラダ油を少したっぷりめに丸く入れる。熱を感じたら、ちりめんをさささ、とぶちこむ。

薄青いちりめんが、ミルク色を帯びた白に変わって、かたちも少し縮んでかりり、と齧りたくなりそう。焦げ目を待たずにざっと、待機中の温野菜にサラダ油ごと丸くかける。ほんの少し気持ちで、かぼすのエッセンスを上からぱらぱら。

早く帰ってこないかな。

駅から帰るコールをいただいてから、10分以上すぎてるよ。鰹を解凍する流水は、がまん強くお役目を果たしてる。温野菜の歯触りも、今日はばっちり。固くも柔らかくもなく。

マナーモードを解除した携帯が、機嫌良く鳴った。ロミオ様は玄関に。おかえりー！




昨日、いろいろあった会社での出来事をトウチャンに聞いていただこうと、いつもの1.5倍速くらいでしゃべりまくった。ビールを飲み干し、眠って、朝起きて番茶レモンをすすったら、俄然元気が出てきたのだった。なんだか、もう大丈夫。私って単純。

トウチャンとごはんをいただいて、サッポロ黒ラベルと、トウチャンのおみやげのクラシックラガーをぐびびとやった今、なんだかプールで泳いでいるみたい。ゆっくりクロールで水をかいて、ターンして、好きなだけ何往復もする。しあわせ。わたし、しあわせ。

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朝は傘を持っていこうかどうしようか、うろうろしているうちに、いつも乗るバスの時間を逃してしまった。仕方なく次のバスを待とうとしたら、さっとタクシーが走ってきて、右手を挙げたまま、座席にすべりこんだ。


目的の駅に着いて、大きな溜め息を落さないように、コンビニであたたかい伊右衛門茶を買う。


今日のこの日に、こんな気分で朝からいるなんて。


ランチのクロワッサンが冷えていて、がっかりする。半分残してしまう。アラビアン・モカ・サナニのプレスをすすり、なんとかお腹を満たす。


５時までは、ベストを尽くす。これは、決めたこと。どんな環境でも、やることはやる。それしかできないし、ベストを尽くすことだけ考えていれば、自分の気持ちも少しは晴れる。


今日は、お城へ行く日だった。
考えてみれば、ふたりになってからの今日は、いつもお城へ行っている。


我が家のダイニングテーブルに、お花と、寿司ロールと、ビールと、若武者でカンパイ。そのあとは、「rajine」をポットから注いで、資生堂パーラーのケーキをふたりでつつく。


また新しい、一歩。よくがんばっているよ、これからもがんばろう、ってこっそり自分にエールを送る日。

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