2005-09-15 物語。（2）
2005-09-14 多分今年一番嬉しかった事。
2005-09-10 しゅーきょーじん。
2005-09-02 よく見たら引継ぎらしい。/奈広ver.
2005-08-29 栃木県怖い…
2005-08-18 踏み出す足は、いつだって最初の一歩。
2005-08-14 今日明日はお休み。
2005-08-10 これを帯になんか書けないかな…
2005-08-07 ルタオのチーズケーキ。
2005-08-04 浴衣が着たい。

“駐車場の猫は　欠伸をしながら…”

キンと張り詰めた、冬の夜。

春を待つ田畑の間、小さな土手の上で詩声が響く。

見守る星は、遥か昔の輝きを放ち続けている。

男は彼女にリクエストをした。

『今僕に出来ることはこれ位しかないから、せめて貴方の好きな詩を詩わせてください。』

彼女は微笑んだ後、こう言いました。

『じゃあ、私達が好きな曲をお願いします。』

“時は奏でて　想いは溢れる…”

男は約束の日まで詩い続けました。

精一杯の想いを込められるように、伝えられるように…。

当日、男は彼女を本当に辺鄙な土手に連れて行きました。

彼女には悪いと思いながら、そうせざるを得ませんでした。

ここなら貴方以外誰にも聞かれないから…。

“いつでも君の　笑顔に揺れて…”

彼の詩を聴き、彼女は驚いているようでした。

彼の詩声を気に入っているようでした。

彼には俄かに信じられず、それ故に幸せに満ちていました。

“孤独な羽を重ねて　君だけの羽ばたきを見せて…”

詩も最後になりました。

その曲は彼女が強く推していた曲でした。

とてもささやかなバースデイ・ソング。

最初は一人で歌っていましたが、彼女も加わってきました。

男は嬉しさのあまり、歌詞の順番を間違えてしまいました。

彼女はそれに気付いたようでしたが、微笑み、続けて歌いました。

“君の　心へ　この詩が　届きますように”
“優しい笑顔　曇らぬように　この詩を　贈ります”

詩い終え、二人は向き合いました。

男は緊張し、彼女は少し困った様子でした。

男は、初めて人を抱きしめました。

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私はある珈琲のチェーン店で働いています。
そこはハンドドリップのお店で、今時珍しい後払いの喫茶店です。
迂闊に入ると危ないチェーン店の一つだと評されてもいますが、私は結構好きです。
ここに入った理由は二つ。
学校に行く都合上が一つ。
もう一つは、珈琲を美味しく淹れられるようになりたいという願望。
家でも暇な時とお金がある時には、ゴリゴリ挽きながら淹れたりしていました。
珈琲のアロマと味も少しずつではありますが憶えてきて。
“こうすれば旨く淹れられる”の情報は素早く試し。
喫茶店素人のオーナーに呆れながら(苦笑)。
そうして、あと少しで一年。
立て場には入るようになったものの、成果の程はなんとも言えずにいました。

つい昨日の話。

相変わらず人の少ない平日の午後。
その人は、同じショッピングモールの店員さんで、以前にも顔を出してくれていた人でした。
ここのところ平日の朝から出るようになった私は、顔見知りとわかると「どうも」と会釈し他のオーダーに戻りました。
その人は、立て場からよく顔の見える席に座りました。
暫くしてその人のオーダーが入りました。
それは少しデリケートな珈琲で、旨く淹れたものはお客さんに人気のものでした。
私は、ごく普通に淹れました。
私の淹れ方は、他の立て場の人から言わせるとどうも違うらしいのですが、私は人から聞いたこの淹れ方がこのチェーン店の味を引き出すにはベストだと信じているので構いません。
淹れた珈琲を温めたカップに注ぎ、提供。
いつもどおりの流れでした。
私は次の作業に移り、何事もなく進んでいきました。
あらかたオーダーが済み、ふと顔を上げると。
その人は微笑んでいました。
私にもわかる、その笑み。

“ああ、おいしい”

目が合い、微笑みながら会釈されました。
私は今見たものが信じられず、驚きながらも会釈しました。
支払い時、私は「薄くなかったですか？」と声をかけてみました。
その人は、『久々に、冷めても美味しい珈琲でした。またお願いします。』
そう返事を頂きました。
その日私が異様なテンションだったことは言うまでもなく(苦笑)

またあの笑顔が見られるように。
精進を続けていきたいなと思います。

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先程何とかの証人が勧誘に訪れた。
かれこれ四回目になる。
まぁこの暑い最中お疲れ様だ。
神だの忠実だのと、御託を並べていった。
さて。
そろそろ改造計画でもしようかな？
彼等は判っていない。
勧誘することと、拒絶されることと、粘ることは知っているだろう。
だが、逆にいつのまにか説得されていたら？
今まで何人の宗教勧誘者を駄目にしてきたっけなぁ…。
つーわけで、咬まれない程度にいきますか。

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「究極の女ったらしこひぃに、突然まじ告白されてとまどう奈広ちゃん、
でも待って!奈広ちゃんには凛姫がいるの!
次回：セーラー奈広　ナンパなア・イ・ツ　の巻よ!」

高校は偽ーラーだったっけなぁ…

「こひぃはドラ●もんを見つけた。早速、ポケット略奪けいかくに入ることにした。
協力者は、タケコプターを使いたい奈広さん（34）とどこでもドアーが欲しい凛姫
さん（24）です。では、行ってきます!」

タケコプターって頭皮剥がれちゃうんですよね、確か。

「旦那様はこひぃ、奥様は奈広。二人はごく普通に出会い、ごく普通に結婚しました。
…でも、普通のカップルとは違う所が一つ…
なんと、奥様は「ラ族」だったのです!!
奥様はラ族!第一話「凛姫、オレのラ王を返せ!!」
こう、ご期待!」

あ、どうぞそのままお持ち下さい♪

「奈広に異変が!!
心配したこひぃと凛姫は奈広の家になぐりこんだ。
しかし、そこにはピカ○ュウが!!一体奈広はどこに!?
もしやこのピカ○ュウが奈広なのか!!次回最終回!!」

…まぁ、坊主でしたけどね。

「明日の30秒クッキングは「凛姫とこひぃの鍋・奈広風味」です。
あっさり上品な奈広風味だから、凛姫がいくらでも食べられますね。
ふっくらと柔らかなこひぃでボリュームも満点!!
なお、このレシピは今月発売の「ポンカンページ」でもご覧になれます。」

ボリューム満点かぁ…。

「奈広「お兄ちゃん、おれこひぃ欲しいなー…」
凛姫「クリスマスまで待てよ…」
次回、『クリスマスまでなんて待てないよ!〜バイトを始めた奈広〜』
クリスマスまで、あと4ヶ月…。」

凛姫さん渋いな…。

「新人作家こひぃが書いた小説は、全て本当に起こる…。
謎の究明に乗り出した奈広と凛姫を襲う恐怖とは?!
こひぃの隠された思惑とは?!
次回「こひぃの策略」を、お楽しみに!!」

なまじリアルで一番怖い。

以上!

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バイト先の子が交通事故にあいました。
百％相手が悪い。
二車線の左側走っていて、交差点で助手席側に突っ込まれたそうな。
見事に信号無視。速度違反。
その子の車は横転、救急車で病院へ。
結果としては右肘を縫ったものの、自分で事故の報告の電話をしてこれる程度の怪我で済んだ。
保険などの煩雑な仕事が残っていて面倒だともらしていた。
因みに相手は無傷らしい。
あー…のですね。
その子はうちのメインの子でして。
抜けると、代わりに誰かが十時間労働しなければならないわけですよ。
まぁその子に負担が重かった部分もありますから、いい休養といえば聞こえはいいかもしれませんけどね？
(溜息)

もろに俺に負担きてるんじゃボケが！！

色々込めて、直に会ってぶん殴ってやりたい…。

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きっかけがなかった。

作らなきゃいけなかった。

どうしても出来なかったのは。

多分、時を待たなければいけなかったから。

精一杯生きてきたつもりだった。

やっと出発点みたいだ。

立ち止まることのない世界に。

また改めて踏み出す。

勇気を携えて。

その、一歩を。

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前半のハードスケジュールを犠牲に、お盆に二日をもぎ取った。
従兄弟が家に来ている。
何の気なく話していて、顔立ちが大人っぽくなっている事に気付く。
あんなにちっちゃかったのになぁ…。

時間はどんなにしても進んでいくんだ。
一瞬一瞬を大切に生きていったほうがお得。
じゃあ、具体的にどんなことかな？
少し遅いお墓参りをして、ふっと気付く。

空が青い。
蝉の鳴く声が耳の奥に響く。
緑はとてつもなく映える。
川の流れは涼としている。

“あぁ、幸せだな”

好きな歌を歌いながら、のんびりと歩く。
好きな人を想いながら、のんびりと歩く。
僕の隣にいて欲しい人は。
何でもないことを、幸せに思える人なんだろうなぁ。

よし。
散歩に行こう！

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僕には、その絵が描けなかった。
遠く澄んだ、深く蒼い空。
凛とした冷たい空気と、吐く白い息。
呼吸を重ねることさえ楽しいと思えた、あの瞬間。
僕は描きたかった。
なにも恐れなかった。
それは無邪気で無垢な残酷さなのだと気づくのに、僕は長い長い年月を重ねなければならなかった。
何度も悔やみ、泣き、笑い、生きてきた。
どんなに歩いても仕方ない気もしたし、どこまでも歩きたいと望みもした。
描いていれば良かったのだ。
僕たちの、未来を。

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美味しいと評判のチーズケーキ。

北海道からの郵送ということで時間はかかったが、二週間後夜に到着。

さてさて…？

直径約二十センチで郵送込みで二千強のお値段。

切ってみると中が二層になっている。凄い!

上はマスカルポーネ風…？少し白っぽい。

下は濃厚なチーズの色。

香りもなんだか上品。

食べてみると…。


歴代チーズケーキランキング更新!

うまっ!何だこれ!?

二層が口の中で溶けて…材料も質がよい！

くそう、北海道め！(笑)

と言うわけでお勧めです。

一応アドレスを乗っけておきますので、よければ見てみてください。
幸せ…。

http://www.letao.jp/index.shtml

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車で移動しなければ生活できない土地柄じゃなければ、毎日を和装で暮らしたいと思うくらい。
洋服が嫌いなわけではないです。
動きやすいし、性格的にはこちらのほうが良い…のですが。
まぁ、一種の理想のようなものですかね。
最近和装してる若い人をよく見るから、尚の事です。

えー…脈絡はないですが、今とても打ちにくいです。
昨日の仕事中、包丁で左の人差し指の爪を半分切り落としてとても痛いです。
水気も沁みるし、絆創膏をはずすのが怖い。
でも、切った衝撃が殆どなかったのが自分でも驚き。
スプラッタ慣れてきたのかな。(笑)

昨日が折り返し。
後四日…。
一週間以上仕事してます(苦笑)

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