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YIN‐NER WORLD

【他言無用です。無断転載はご遠慮下さい】
現場に出て5年を過ぎましたが、まだまだ修行中。
相変わらず忙しいのか忙しくないのか良く判らない日々。

2010年夏の別荘

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-07-20 抜歯
2004-07-12 壁なんだろうか
2004-07-08 「ももいろのきりん」
2004-06-30 そ知らぬ顔をして
2004-06-21 DVDが認識されない?
2004-06-21 陪席
2004-06-02 オイディプス
2004-05-31 6回も見てしまいました…
2004-05-21 ハマっています。
2004-05-17 そんなこともあり?


2004-07-20 抜歯

この暑いのに、親不知を一本抜きました。親不知を抜いたのはこれで2度目です。
私のアゴ、骨は大きくないというのに、きっちり上下左右8本ずつ歯は生えておりまして…おかげさまで歯間も狭くてモノが挟まりやすく、歯医者には長年お世話になっております。
上の親不知も歯の治療具どころか歯ブラシも届かないほどでございました。
もっと早くダメになるかと思いましたが、意外と頑張りました。
ありがとう。

抜くのはちょっとかわいそうだったけれど、半分にかけてしまったのでもう仕方がありませんでした。

私の通っている歯医者は抜歯のとき、専門の歯科医師が他所からやってきます。
「どうしてわざわざ呼ぶんだろう」とはじめその話を聞いたときに思ったのですが、抜いてみてわかりました。
抜くのは治療するのとは違う技なんですね。
この抜歯の先生、麻酔の注射の腕からしてもう違います。
ほとんど痛くない。
おそらくこの方は毎日沢山の麻酔を打っては抜歯をしているんでしょう。
今回もわりと簡単に歯は抜けました。

抜いた歯は貰って帰りました。
もう変色してボロボロの歯でしたが、エナメルの部分がつやつやしてきれいだった。
ちょっと切ない気分。

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>はなくろさま。親不知大変でしたね…。一般的には上のほうが抜いた後の治りがよくて、まっすぐにはえているほうが抜きやすいらしいですが……猛暑のせいか、抜歯後一週間経とうとしているのに、まだしくしく痛むのです(泣) / YIN ( 2004-07-26 02:00 )
菜種さま>私の親不知は根が一本でかつ真っ直ぐに生えていたので,抜くこと自体はそれほど難しいことではありませんでした。…でもミシミシいって怖かったです(涙) / YIN ( 2004-07-26 01:58 )
私も5月末に親知らず破壊しますた。治療済みのがだめになって。えらい大変でした(苦)もともと歯が弱いくせに3本生えてて怖いよう〜 / はなくろ ( 2004-07-25 16:37 )
永久歯は、まだ抜いたことないです。子供のころに自然に抜ける前の歯を虫歯のために抜いた記憶があります。いやぁな気持ちでしたよ・・・。 / 菜種 ( 2004-07-23 04:14 )
エアコンが壊れていて地獄のよーな夜でした…部屋の窓のまえは一階の屋根で放射熱激しいし…… / YIN ( 2004-07-21 09:06 )

2004-07-12 壁なんだろうか

もっと謙虚にならなければと頭では思う。
なのに、気がつくと何か自分以外のもののせいにしている私がいる。
言い訳をしている私がいる。
理由が大切なのではないはずなのに。


もっと聴かなければと思う。
なのに説明してしまっている私がいる。
そんなに喋りが止まらないのは私自身が不安になっているからだ。

私自身が超えていない壁を、乗り越えようとしているクライエントさんがいる。
私自身が克服していない問題に、どうやってこの方と取り組んでいったらよいのだろう。
毎日考えることが沢山ある。
目の前のことで精一杯…

先頭 表紙

>菜種さま。自分を守りたい…というところ、確かにあります。でも自分が一体何を怖れているのか………?そこが難しいです。 / YIN ( 2004-07-29 11:27 )
>みーさん。クライエントさんのニーズをキャッチすることが一番大切なんでしょうね。不安が先にたっては、冷静な判断もできませんしなぁ… / YIN@溜息 ( 2004-07-29 11:26 )
>摩人さま。1日ひとつ何かきっちりやれたらいいなぁ…私的にはそれはそれで凄いことです。 / YIN@1日悶々としていたり; ( 2004-07-29 11:25 )
まずつねに、言い訳を考える自分がいます。そのことを自己嫌悪しながらも、私も自分で自分を守りたい気持ちがあるのね、と思いますよ。 / 菜種 ( 2004-07-23 04:11 )
YINさんへの言葉としては自分に言い訳をしない勇気を持つことが大事らしいですよ、と、もっともらしいことを並べる一方、クライアントの立場から言うと、もっと聞いて!と思うかも。難しいね。 / みー ( 2004-07-15 01:05 )
やれることから少しずつ片付けるしかないですよね。1日1個ずつ片付ければ1年で365個を片付けられるはずだし。。。できる範囲でやるしかないですよね。 / 摩人 ( 2004-07-12 22:30 )

2004-07-08 「ももいろのきりん」

児童書の棚を漁っていたら、ひさしぶりにこの本をみつけました。
なんと95刷!
いまだ健在なのが嬉しいです。
叔母が保母をしていたので、小さいころ母の実家に行った時はよく叔母の絵本を読んでいました。そしてこれはその中でもお気に入りの一冊でした。
「る〜るかちゃんの、る〜るかちゃんのきりん。きりんのきりか」と、節をつけては一人で歌ってました。

絵柄は少し古いかもしれないけれど、ももいろの紙でつくったきりんが動き出したり、ラストで絵にかいたきりかの部屋にはいっていくところとか、今でもすごく好き。

そんな私は今「風景構成法」に興味をもっています。
お絵かき大好き。
3つ子の魂……(笑)

先頭 表紙

>ROM様。いらっしゃいませ!つっこみありがとうございます。本をご存知のかたがいて嬉しいです!きりかの「そんなに泣くと涙がなくなるよ」といったところとかずーっと自分のなかに残っていて、きっとあの本のことは一生忘れないだろうな、と思います。 / YIN ( 2004-07-12 03:30 )
>菜種さま。「おやすみなさいフランシス」これも名作といわれていますね〜。私も好きです。動物ものでは「スーホの白い馬」とか「3びきのやぎのがらがらどん」とか「てぶくろ(動物もの?)」とかも好きです〜。あ、あなぐま!やっぱり菜種さんはそっち系の動物がお好みなのかしら? / YIN ( 2004-07-12 03:27 )
>みーさま。いらっしゃいませ。ぐりとぐらのシリーズも読んでいました。「ぐり、ぐら、ぐり、ぐら♪」というところが脳に貼りつきますね〜。リズム感も絵本には欠かせない要素です。私も「ももいろのきりん」買いにいこうかと。「白いうさぎと…」は大人になってから読みました。あれも好きです。 / YIN ( 2004-07-12 03:25 )
クレヨン山のクレヨンと、るるか達が貰ったおおきな紙が欲しかったものです。るるかちゃんが描いたお部屋も、大好きだった♪ / いつもはROMの愛読者 ( 2004-07-11 23:53 )
ももいろのきりん、は知らないです。動物ものだったらやっぱりぐりとぐら、と、こぐま社の絵本。それから、おやすみなさいフランシス。あなぐまのお話でした。 / 菜種 ( 2004-07-10 16:53 )
ちいさいころ好きだった絵本ってなんだか大人になってもずーっと好きだったりしますよね。ぐりぐらシリーズとか白いうさぎと黒いうさぎなんて大人になってから買いなおしたりしました(笑) / みー@こんばんは〜おじゃまします♪ ( 2004-07-10 00:08 )

2004-06-30 そ知らぬ顔をして

スルーしてしまえば良いと思うこともある。
波風を立てるのはエネルギーの要ることだから。

でも、どうしても納得のいかないとき、何かが不当だと思われるときに、
どうしても反応する自分がいる。
そしてやっかい事にアタマをつっこむ。
やめておけばいいのにな…

自分のことさえ満足に出来ていないのに;

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>ゆずさま。自分でアタマをつっこみたい気持ちを分析してワークスルーできたらよいのかもしれませんが…それがなかなかできないのです。(汗)あ、それと、ぢつは以前からひまーくさせて頂いておりました(^―^) / YIN ( 2004-07-05 22:00 )
スルーできれば一番ラクなんですけどね。ただスルーをするというのもエネルギーを費やすことになるかと。 / ゆず@通りがかり ( 2004-06-30 08:49 )
まだまだ青いって事っすね〜(反省) / YIN ( 2004-06-30 00:22 )

2004-06-21 DVDが認識されない?

同じシリーズのDVDをパソで鑑賞。
VOL.1は何の支障もなく再生できたのに、VOL.2以降を認識しません…。

どうしてなんでしょう??(><)

先頭 表紙

結局、どうやらコンボドライブの修理が必要らしいです。あ〜疲れた; / YIN ( 2004-07-05 22:06 )
>はなくろさま。よりによってコンプリートボックスで…しかも一枚目見たところで「オッケー」とばかりに伝票捨てちゃうし…確認しようとしてもデッキはないし…休みに妹のパソ借り手確認したいけれども、日曜日はセミナーでいないし… / YIN ( 2004-06-24 22:23 )
むう、DVDデッキなら何ともないのかしら…。そゆのって初期不良みたいな返品は効かないのかなぁ〜(涙 / はなくろ ( 2004-06-24 02:04 )

2004-06-21 陪席

最近、精神科で実習生として陪席をさせていただいています。

陪席の立場って微妙。
本当はいなくていい…というか、いない筈の人なんだし;<陪席
でも、患者さんが入ってきて、何も反応しないと不自然だし。
患者さんによっては、私のほうに話しかけてきたりする(でも私はなにもできません;)。
深刻な話がでてきてしまった時は、本当にどうしてよいかわからない。
時に堂々巡りな話に眠くなってしまい、あとで猛反省することもあり。

ドクターは冷静に話を聞いていても、私は泣けてきてしまったり。
(私は、面接で泣いてしまったりすると、『心理的な作業ができていないから』と教授から示唆される。ドクターがあんなに冷静でいられるのは何故なんだろ…やっぱり日ごろの精進の賜物なんだろうか?)

せめて…と思って、小さな声で「おだいじに」とか言うけれども。
みんな「誰この人?」とか思っているんだろうな。
この場にいさせてくださってありがとうございます。
そして、ごめんなさい。


ああ、全然書いていることにまとまりないなぁ…(汗)

先頭 表紙

>ボンコさま。恐縮です。余計なお節介かもしれない…と思いながらもツッコミさせていただきました。はやく落ち着いていつものペースに戻られるといいですね。 / YIN ( 2004-06-24 22:21 )
あなたに背を押されて、あした精神科へ行くことにしました。ありがとうございます。 / ボンコ ( 2004-06-22 14:38 )

2004-06-02 オイディプス

6回目のCASSHERNをみたすぐ後に、マンサイの「オイディプス」をみる。
なんか似たようなテーマ(「父と息子」)のものを立て続けにみてしまった。
CASSHERNには3組の実際の「父と息子」のほかに、「上月博士と鉄也」「東博士とブライ」という象徴的な親子がでてきますね。
一番興味深いのは「東親子」に「老医師親子」が密かに対比されていることかな。

さて、オイディプスのほうの感想ですが…。
蜷川演出にしては、地味だったなぁ、と。
印象に残ったのはオイディプスとその母のイオカステ。親子とわかっていながらも、カーテンコールでマンサイと麻美れいがポーズをとると、この上もなく神聖なカップルと映ったところ。
あの気品…というか、神々しさは何なのでしょう。不思議。
いや、全て神への生贄というものは美しいものだと私は思っていますが。


またしても余談になりますが、オイディプス・コンプレックス…男児の場合、母親との交流に喜びを感じ、母親の愛情を独占したいと願い、そして父親を母親をめぐる競争者とみなし、母親と自分との間に父親が居合わせるのを疎ましく感じて嫉妬し、父親の不在や死を願うようになる。この『父親を殺し、母親を自分のものにしたい』という願望のことをいうのですが。
この作品からよくもまあそんな願望を分析して出すことができたなぁ…と思いましたよ改めて。
ソフォクレスの作品のなかでは既に父親ライオスは死んでしまった後ですし、オイディプス本人とはまったく直接の関係がないのですから。
…調べると、オイディプスコンプレックスの悲劇は「自己を知らず、事故の無意識に気がつかなかったことにある」(Bettelheim)とあり「オイディプス王の物語は自らの無意識を意識化し、自分自身を知ることがいかに重要なことか、しかしそれがいかに難しく、危険の伴うことなのかを示唆している」ともいえます。
(…ま、あんまり安易にサイコセラピイをオススメしないという点では私も同意見ですが)

先頭 表紙

2004-05-31 6回も見てしまいました…

…まだあと1回くらいは行くかもしれません<CASSHERN
いや、別に知人が指輪を7回みたのに対抗しているわけではありません。

5回目くらいに初めてきがついたのですが、
アクボーンのクレイアニメと、サグレーの見ていた風景は「樹」というところで繋がっていたんですね(気づくの遅すぎ!)。
「樹」は生命そのものの象徴でもありますから、精神や魂の象徴である鳥が集まる風景は示唆に富んでいると思います。おそらくこれは戦場での最後の光の集まるシーンに通じているのでしょう。
樹…植物はこの映画では沢山つかわれていますね。
ミドリの研究していたのが植物だったということも、単なる設定ではなく、全体の構成に深く繋がっているのかもしれません。
温室の風景や、回想シーンの背景が緑地や公園なのも、将軍の息子の名前が幹雄なのも、ブライの城の部屋に芽生えがあるのも…全部イメージ上では繋がっているのかもしれません。

意外な発見としては、鉄也とルナを助ける老医師の持っていた写真。
これは別に映像を隠していたわけではなく、ちゃんとそのシーンで見ることができたということ!これは確か、キャシャーンの由来を話しているシーンで左下に注目するとわかります。顔がはっきり映っています。←目立たないように映っているあたりがニクイです。
隠していなかった…ということは、最初に見たときに気がついていた方もいたかもしれません。
そういう人はどんな風にこの映画を体験したのか、知りたいな、と思いました。

個人的には好きなところ満載です。
クーデターのシーンの内藤の上着の裏地の赤の使い方とかすごく好き。

戦場のシーンで兵士の顔立ちが区別つかないあたりも面白いです。
一瞬鉄也のようにみえる。…この監督は一人の人物に一つの役割…という風には割り振っていないのかもしません。複数の人間で一つの役割をしているように感じたり、役割り=人とは感じないところがあります。そういうところが物語的に面白いです。

最後のルナのセリフにブライキングボスの声が被さってくるあたりは何度見ても泣けます。

…余談ですが、鉄也の横顔をみていて「何かに似ているなぁ…」とずっと思っていたのですが、それで思い出したのは、ソクーロフ監督の「ストーン」という映画でした。
あそこに出ていた青年に雰囲気が似ているんだ、なんとなく。
よりによって地下鉄サリン事件の日に…どうしてもその日にしか時間がなくて、乃木坂の駅から六本木の映画館まで歩いていった思い出のある映画です。
死んだチェーホフの亡霊と青年の不思議な映画でした。
がらんとした六本木の駅の入り口の風景と相俟って印象に残っています。

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2004-05-21 ハマっています。

「CASSHERN」…4回も見ています。
私は同じ映像を何度も見るタチじゃないんですが。
この映画の映像はすごく好きです。

見るたびにいろいろなことを思います。
あの培養液に浸けるシーンは「洗礼」を連想するなぁ…とか。
「洗礼」も死と再生ですからね。

「CASSHERN」ってあの映画ではたまたま鉄也がそう名乗ったけれども、
あの一連の「出来事」そのものが「CASSHERN」という神?の現れだったんじゃないか…とか。

先頭 表紙

>みーさん。良かった…というか、あの映画は私の好みにピッタリはまるものだったんですよね。ちょっと詰め込みすぎな感じを受ける人もいるかもしれませんが、全部理解できなくても分かるし、何度見てもいろいろ考えられるし、何よりも一生懸命つくってあって、ヘンな妥協がないところがすきです。賛否両論あるのは仕方ないと思います。万人に受けるようなものを目指したら、あんな作品にはならなかったでしょう。 / YIN ( 2004-05-31 23:53 )
ふ〜む、そんなによかったんですか。。。賛否両論ですね、あの作品は。興味わくなぁ。。 / みー@こんばんはぁ(^-^) ( 2004-05-21 01:32 )

2004-05-17 そんなこともあり?

非通知の電話に出ることなんて、本来はしない私だけれど。
どういうわけか、その電話にはでてしまった。
夜中も過ぎていたのに。

「もしもし?…こんな時間にごめんなさい」
…知らない男性の声。

きいてみると、2日前に恋人と別れて、さびしくて適当に電話をかけてみたという。
ずいぶん遠いところからの電話だった。
礼儀ただしい人だと思ったので、少しお話をした。

それにしても、適当に電話をかけてみた、その相手がカウンセラーとは。
私のほうも、たまたま出た電話がそんな電話とは(笑)。

元気になったんだろうか。
ちょっと面白い体験でした。

先頭 表紙

>摩人さま。さて、当の本人さんはどうだったんでしょうね(汗)。あとから気味悪く思ったりしなかっただろうか…(苦笑)。だいたい相談室以外でカウンセラーということがバレると引かれることが多いし… / YIN ( 2004-05-19 23:33 )
偶然っておもしろいですよね。人生自体が偶然の連続なのかもしれませんね。 / 摩人 ( 2004-05-17 02:09 )

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