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したこととか、感じたこととか、考えたこととか。
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ありがとうございます!!

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-03-03 ズレ
2003-03-02 風邪かなあ
2003-03-01 つーくんとツンツク・4
2003-02-28 旧職場(ゲーセン)
2003-02-26 バスツアー
2003-02-25 およそ10年ぶり
2003-02-23 つーくんとごめんなさい・3
2003-02-20 「ハッピーバースデー」
2003-02-19 つーくんと見えない障害・2
2003-02-19 つーくんと見えない障害・1


2003-03-03 ズレ

気持ちとか。
考えとか。
意見とか。
信条とか。
見え方とか。
思い方とか。
わかり方とか。
愛し方とか。
それが。
枠組みなのか、
線なのか、
面なのか、
点なのか、
それとも、なにか他の、
容積みたいな、
ガスみたいな、
水槽のどこか不透明な水みたいな、
ものなのか。
わっかんないんですけど。
どうしてこう、
人と人ってのはズレるのかなあ、と。
何があったわけでもないんですけれど。
ふと。
けっこうズレてるなっていう実感を、最近感じたものでして。
ズレるから、面白いんですよね。
ズレるから、動くんですよね。
楽しいことはズレも手伝ったりしてるんだろうな。
できれば、
沿えるようなズレ方でいたいし、
受け止め上手でもありたいし、
伝え上手でもありたいなあ。

先頭 表紙

ほんと、そのとーりですよねー。そーなんですよねー。ピッタリだったら、キショクワルイですもんねー^^; / こげぶぅ ( 2003-03-04 23:49 )
ぴったり重なっていたら、話す意味もないかも・・・。 / ポッポ ( 2003-03-04 22:41 )

2003-03-02 風邪かなあ

のどが痛いので、たぶん、風邪をひきました。
今年は無傷だったのでちょっとトクイになっていた矢先。
あー、のどが痛い。
だれだ、私にいまさら風邪なんかうつしたヤツは〜><

けれども一転。
なんとなく、疲れというか、ストレスというか、モヤモヤイライラしていた気持を引きずっていた頃があったのですが。
このごろは一転。すっきりと素直に楽しく過ごしています^^
悩みだすとドツボだし、凹んでると何もまともに見る気になれないけれど。
そんな時期がありました。
いや、あるものなんですよね、きっと。
浮いたり沈んだりはわりと、当たり前に起こること。
職場で目にしたり耳にしたりする子ども人間関係とか子ども家族関係とか、そういうのに気持を引きずられてしまうとどんどん落ち込んでいって、たとえば顔を上げてだれかと向き合うことさえできない。
この先も色々あるだろうしなあ。
私がしっかり顔を上げた状態でいられないでいて、どう、平常な関係を子どもと築けるか、ていう。
うん。

はんこくれよ!
いや、1回乗っただけなんですけどね。
それはそれは、教官は退屈そうでしたよ。
「なーに?感覚わすれちゃったぁ?」ぐらいがアドバイスで。
乗って初めて。
無駄という二文字を痛感。
以降、予約取れないしー、学科は空いてる時間となかなか噛みあわないしー。
そういえば、適性検査も受けなおしてました。
成績あがってたよ、二回目だし。
…なんてのは、どえらいカンチガイだがな。ケッ。
成績云々の話じゃなかろーに。嗚呼。

先頭 表紙

こよさま へ+++ありがとうございます!! 日々模索ですけれど、それも忘れて何かを過ごしたりもしてしまうけれど、笑顔だけはと心がけてマス^^; / こげぶぅ ( 2003-03-04 00:22 )
ごんざさま へ+++まじですか〜??^^; スカート、買わないとなあ。苦笑 しかし、カブラアシで通用するものかどうか^^; / こげぶぅ ( 2003-03-04 00:20 )
凹んだり元気出てきたり。そんなことの繰り返しだろうけど、ヒトと、特にこどもと関わるって大変だけど大事なこと。模索しながら頑張って! / こよ ( 2003-03-02 23:57 )
古い手ですが・・・短めのスカートでハンコげっと!いまだに通用するみたい!? / 権左衛門 ( 2003-03-02 23:08 )

2003-03-01 つーくんとツンツク・4

ある日突然。
つーくんが髪を切って頭頂から前髪をツンツクとワックスで立たせてきました。
「ごめんなさい」な出来事の直後ぐらいです。
それまではスポーツ刈りが伸びたアタマだったんですけれど。
ツンツクヘアに変えたつーくん、どことなく表情が、精悍。
男前があがってました^^
表情に自信がある感じ。
以後は荒れた様子もなく、私のまわりで甘えるみたいにべたべたしたり組み付いてきたりもなく。
びっくりするぐらい、すっきりした表情で毎日過ごしてました。
「ごめんなさい」ゆえか。
ツンツクで男前があがったことが自信になったのか。
いい傾向です♪
表情が、すごく積極的な表情っていうのかな、どこか曇ったような拗ねたような顔つきではなくて、パッパッと明るく切り替わって感情を表しているような。
子どもっていいですね。
どんどん、毎日、見る見る、変われます^^
スムーズに成長して、柔軟に変化できる。
トシをとっちゃうとそういうことは意識的にならないとできないのに。
たくさんたくさん、好いストロークを与えていきたいな^^

先頭 表紙

2003-02-28 旧職場(ゲーセン)

旧職場の方々と飲みました。
久しぶりでした。
とてもお世話になっていたチーフがお辞めになった、その送別会みたいなのをオープニングスタッフで集まってやりたいってハナシもありまして。
お会いして、席について、それから。
「あんた、ちょっと、もどっちゃったんじゃない?」と肩辺りムニムニ^^;
さすが、母とも慕ったチーフ、簡単に見抜かれてしまいました。
元が元なだけに、それほどヒトからつつこまれなかったんですけどねー^^;
今年の新年に。
チーフから頂いたメールに「母より」とありました。
「?」と、よくよく文面を読み。
内容が私を限定しているものではないことから、「お母様へ^^」とはふざけても返してしまうことがためらわれまして。
もしも娘さんに宛てたものを間違えて送ってたらどうしようとか思ったし。
だからってよせばいいのに。「間違えてますよ^^;」みたいな返信をしてしまってたんです。
それ以降プツリとメールが途絶えてしまいまして。
ものすごく後悔してました。
こっちが勘違いしてでも、「お母様へ」って返せばよかったんだなあって。
そんな後悔がありましたので。今回、贈る花束のテーマは^^
"母"でした♪
花束を自分でチョイスして組むのは大好きでして、機会があればだいたい花束は贈り物に添えたりします^^
今回は、ピンクのチューリップ(x3)、白のガーベラ(x3)、赤のスプレーカーネーション(x4)でした。
白いカーネーションが一番花が大きかったので使いたかったのですが、あくまでもテーマは"母"でしたので。小振りで色もちょっと暗めでしたけれど、敢えてスプレーカーネーションでした。
色んな方々のおかげで今の私があるわけですけれど、でもやっぱり、チーフがいなかったら私は今の仕事に就けていたかもわからないし、チーフが寛大でなかったら今の仕事を楽しめてもいなかったと思われます。
集まったメンバーのうち、現役で店舗で働いているのはもう、1人でした。
けれども同じ社に関わっていたり、色々で通じる話もあったりで。
職場の現状を耳にすることも出来ました。
私は私なりの自信を持って店舗の運営をチーフと一緒にできていたつもりでした。
数字の上がり下がりを励みや叱咤に、私なりに頭を使ったり他店を回って(いや、遊ぶのは大好きなんですけど^^;)工夫を考えてみたり、一応、前進している自信はありました。
いつか、チーフの辞めた後の店舗を見て、ちょっとしたガッカリ感みたいなのを感じたのですけれど。
そのお話はそれを裏付けてくれるようなものでして。
正直、辛かったです。私程度で辛いんだから、オープンから三年以上かけて形を作ったチーフはどんな気持ちだったろう、なんて。
もうどうしようもないものなんですけれど。
もどかしいような、苛立つような、なんていうか、うーん。
何か、形とか、きちんと整ったり落ち着いたり、い〜かんじになる前って、大体かならずぐちゃぐちゃコントンとしますよね。そういうものなんだろうな、その中から、い〜かんじの力具合とか距離感とか生まれるんだろうなあ。
1人、現役で働いてらっしゃる方が、決して自分の店舗をマイナスの印象で語ることがなかったのに、そんな話し方をしていたのが耳に残っており、なんていうか、誇りを持つっていうと大げさだけど、せめて顔をまっすぐ上げたような気持ちでいてほしいなあ、なんて。
とにかく。
早く、い〜かんじになれるよう、祈ってます^^

先頭 表紙

そうなの?!?! 知らなかったー>< よかった、選ばなくて〜^^; / こげぶぅ ( 2003-03-06 00:51 )
白いカーネーションはやばいと思うんだが・・・(葬式の献花に使うんだけど>キリスト教) / たんたん ( 2003-03-05 22:52 )

2003-02-26 バスツアー

行ってきました、バスツアー。日帰りで。
イチゴ食べ放題→酒蔵見学("本醸造・燦爛"と生酒試飲)→昼食(釜飯)→お菓子工場→水戸偕楽園→那珂湊水産販売場。
添乗員のお兄さんが初々しくて心もとなかったですけれど。
道中、それは楽しく過ごさせていただきました^^

イチゴ狩りというのは初体験でした^^
梨とブドウはあったんですけれど。
とりあえず、とにかく、真っ赤につやつやに熟れたイチゴがかわいいったら♪
ほんとに見た目にも楽しませてくれる好いフルーツですねぇ^^
葉っぱも丸くて小ぶりでフリフリしてるみたいにぎざぎざだし、花は白くて小さくてかわいいし、そこに真っ赤なイチゴがツヤツヤして下がっていて。
食べるより先に、カメラパシャパシャ。
気付くともこもKAZもパクパクしていたので、それもパシャパシャ。
遅れをとらないよう、テキトーなところで私もイチゴを。
これが。ほんとに。甘い!! びっくりでした。
絵に描いたようなかわいいイチゴを食べてみたら、味も初めてなぐらい甘くて、感動よりもむしろ、夢中^^;
食べた数は。私とKAZが20個ぐらい、もこが25個ぐらいでした。
多い人は70個ぐらい食べていたみたいです。
続いて、酒蔵^^
飲みやすいおいしいお酒でした。ので、ちゃんとお土産に買いました^^
自宅用と、それから、たんたんちに押しかけて飲む用^^
酒蔵は踏み込むとホワンとお酒の香りで、それだけでもう、シアワセなかんじでした^^;
昼食食べて、お菓子工場で試食して。車中でポリポリお菓子をつまんで。
食べっぱなしで偕楽園に到着。
三分咲きほどの梅林を歩いてきました。
この時期は、八重寒紅が満開のよう。目に付くほどに咲ききっているのはだいたい、寒紅でした。
うーん、満開の時に来たいなー。
去年の高遠の満開の桜が素晴らしかったので。
ふくらんだ蕾にほんのり色づいてる枝がアーチを作る小道を歩きつつ、その満開の様子を想像してみたりしてました。
シメの水産販売場。ここでは特に、お土産は考えてなかったのですが。
…安い。
サバ30尾ぐらいで200円とか、甲いかもそのぐらいの一山で500円とか。
その奥で、カニの売られているのを発見。5〜6匹で、3000〜3500円。その時点ではなんの興味もなかったんですけれど。
「今なら一山2000円でいいよ〜」の掛け声に。
巨大な箱ごと、カニを、購入。
手足のもげている商品価値の低いカニでしたけれど。生きてる、すごい!!みたいな感動もあって。
六匹入りを買いました、もちろん3500円のものを。
帰宅後に母に、生きてるじゃないの、どうするの!!と責められましたが。
その話を聞いて哀れんだうめちゃんが"塩茹で"という手段をご教授くださり。
すべてその場で茹でることに。
「コイツ、まだ生きてるよ」
「こっちはもう、動かないみたい」
「生きてるよ、殺生だよ、切れないよ」
「食べることが既に殺生だよ」
などと包丁を押し付けあいながら、どちらからともなく包丁を脚にあてて切ると、その後は無残にもスパスパと。
茹で上がり具合を見るために脚を割ったが最後、「オイシイオイシイ」とぱくついてました。
なんとも食道楽な一日のシメも、食欲でした^^;

先頭 表紙

こよさま へ+++そうです、暦は3月、もう春です!! イチゴの値段も、そろそろさがるかなあ^^ / こげぶぅ ( 2003-03-01 23:01 )
みなとさま へ+++おーいしかったですよ〜^^ かーわいかったですよ〜^^ えっへっへ♪ / こげぶぅ ( 2003-03-01 23:00 )
ポッポさま へ+++今月の中旬には見ごろじゃないかなあと、思います^^ また行きたいな〜←そればっか^^; / こげぶぅ ( 2003-03-01 22:58 )
たんたん へ+++行く行く、絶対いきますよ〜^^ いつがいっかな〜♪ 梅、も一度行きたいなあ。笑 / こげぶぅ ( 2003-03-01 22:56 )
もぎたてのイチゴ、食べたいよぅ〜。イチゴ狩りか〜。もぅ春だね^^ / こよ ( 2003-03-01 00:50 )
いちご〜〜〜!!食べたい!!じゅるり☆ / みなと ( 2003-03-01 00:26 )
偕楽園はまだ3分でしたか・・・ふむふむ。 / ポッポ ( 2003-02-27 23:25 )
酒!酒!酒!遊びにこーい。偕楽園は一度行って見たいんだよね。いいなぁ。梅って最も寒い季節に「今がんばればすぐに暖かい春が来るよ」と応援されているようですごく好きです。 / たんたん ( 2003-02-27 21:28 )

2003-02-25 およそ10年ぶり

昨日は「たまご」でした。
刻々と本番が近づいてます。
活動もピリピリしてきたかんじ。
けれども、やっぱり、声を出したりアレコレ言い合ったりおっきな声で歌ったり。
そういうみんなで作ってる活動時間っていうのはとっても楽しい♪
あと半月、がんばろう^^

んで、今日。
とても久しぶりに、うーんと、五年ぶりぐらいかな、高校の頃の友達に会いました。
五年ぶりといっても。
浪人の頃は会ったりもしてたけれど、大学入ってからはほとんど連絡をとっていなくて、たまたま道で行き会ったのが最後だったので。
ゆっくりおしゃべりしたのは10年近くぶり、なのかも。
待ち合わせの本屋でその姿を見つけた瞬間、なんだか、嬉しくなって駆け寄って、軽く肩から体当たり^^
顔あわせて笑いあって、お互いに。「変わってないね〜!」と、爆笑。
以降、レストランに移動する最中も食事中も、その後寄ったミスドでも帰り道でも。
ほっとんど笑いっぱなし^^
会っていない時間があったんだなあってかんじつつ、そんなブランクをものともしない変わらぬノリ。
物事に対してまっすぐな姿勢で一生懸命だった彼女は、そのまま、まっすぐに社会人をしていました^^
非常に刺激的。そして、なんだか、おかしい^^ 笑えちゃう。
そんな時間でした。
別れ際もなんだか名残惜しくて、お互いにそんな感じで、会話のシメも歯切れ悪くて。
おりにつけ、つながりとか、出会った人とか、そういう大切さを感じてありがたく思ったりするんですけれど。
今日は本当に、そういうことを感じて胸いっぱい。笑
楽しい宵でした♪

先頭 表紙

ありがとうございます^^ 私も、思い出すとニコニコです^^ / こげぶぅ ( 2003-02-27 00:27 )
楽しそうですね。読みながら顔がほころんじゃいました。 / ポッポ ( 2003-02-26 17:14 )

2003-02-23 つーくんとごめんなさい・3

担当の図書室には寝転んで読書できるよう、マットスペースがあります。
このマットスペース。
一度、男の先生がつー君の相撲の相手をしてくださって依頼、時折低学年男子の土俵になります。
今日も、なってました。
もちろん、そのときには必ずすぐそばで様子をずっと見守るわけですが。
お相撲ダイスキつー君は、体格の小さな男の子二人と相撲をとっていました。
その前後には他の先生方も相手してくださったりなどだったのですが。
とにかく、仲良く順番に審判を決めながらルールを守ってあそんでおりました。
一度、ちょっと気弱な男の子に痛い思いをさせてしまったときに。
「きちんと謝れないともう遊べないよ」ととくとくと語った後で「ごめんね」「いいよ」の会話。
それからは吹っ切れたように、つー君は遊びに夢中な反面、ルールをしっかり守って相手にもきちんと注意を促し、誤ったときには謝罪もできるという、なかなかにすばらしい遊びっぷりを披露。
ところがここに新参のワガママ系の男の子が加わり。
今まで自分が率先して敷いて守ってたルールをことごとく覆す新参者に、とうとう、つー君、きれて荒れてたくさんの子どもを巻きこんで大騒ぎ。
けれども、たまたま来館していたお母様のおかげできちんと謝れたつー君に対する新参の男の子の「許さない」の一言が、その場の総スカンをくらい。
かくして、四人の男の子が一緒に遊ぶためにケンカとまではいかないまでも、取っ組み合って転がりあって。
「つー君、ちゃんと謝っただろ!」
「俺たちだってちゃんと許したんだぞ」
「男ならちゃんと向き合え!」
と、なかなかに学級ドラマみたいなかわいい場面が^^
一時期ヘソまげて輪からはずれた新参の男の子だったけれど、盛り上がると気になって、すんなり仲直り。
なんてゆーか。
素直で、まっすぐで、曇りがなくて、正しいことを疑わない子どものピュアなかんじが嬉しかった出来事でした。
ただ一点、
つー君が「ごめんなさい」という武器を手に入れたのにすぎないのか、「みんなで楽しく遊ぶ」という意識を持てたのか、それが一体どちらなのかだけが心配ですけれど。

先頭 表紙

ポッポさま へ+++はじめまして、よろしくです♪ そう、責任重大なんですよねー。とにかく、よい刺激を与えていきたいと日々がんばってます^^ / こげぶぅ ( 2003-02-25 23:57 )
こよさま へ+++そうなんですよねー。ドキドキです。そんなひねた見方をしてしまう私も問題ですけれど^^; / こげぶぅ ( 2003-02-25 23:56 )
お初です。ピュアな子供たちに関わって行く大人の責任は大きいですね。 / ポッポ ( 2003-02-24 15:13 )
最後の2行のとこ、これからの様子を見てみると、どっちなのか分かるかも・・・。 / こよ ( 2003-02-23 23:24 )

2003-02-20 「ハッピーバースデー」

研修会、本日は、青木和雄先生。著書「ハッピーバースデー」。
この本はアニメ映画化もされているようで、小学三年生なども「感動するよ!!」と持参して教えてくれたほどのもの。
ホワッとした画調の女の子の絵が表紙で、緑っぽい青っぽい表紙。
お話は。
子どもの心と声を聞こうというテーマでした。

昔なら皆無だったという問題でもないとは思うのですが、殊最近は目に付いてしまう、未成熟な親・満たされない子ども。
抑圧された感情からキレてしまう子供、体裁やどうにもならない(と思い込んでいる)状況に苦しむ親。
私には語れるだけの実体験がないのですが。
特に親御様と言葉を交わせる機会などはほとんどないのですが。
子どもたちを見ていると、ある程度、家庭の様子などが垣間見えるような気がしています。
はっきり大きく見分けがつく辺りはやっぱり、「満たされているか」「満たされていないか」。
家庭での愛情という表現が一般的ですが。
これってすごく、履き違えやすい言葉と思う。
どんな親御さんだって自分の子どもを愛しているってたいていは胸をはって言えるんじゃないかな。
でも、それを子どもが受け止めることの出来ない形で発信されてたら、それは本当に愛してあげてるってことにはならないんじゃないかな。
愛するとか満たすとか、そういうことの大前提は、受け入れて耳を傾けて見つめてあげること、だよね。
みたいな、お話でした。
それはもう、ほんっとに、共感。
振り返ればもう、日常の中では、
気付いたり、認めたり、肯定したり、添ってあげたり、そういうこと、ほんとにおろそかにしてしまってて。
とにかくもう、本当に、今目の前にいる相手にどんなことをしてあげられるかを毎瞬毎瞬心に留めてこなしていくので精一杯…っていうか、それすら至らなくて。
そんなかんじで日々をざらざらと消費していく中で通り過ぎていくたくさんの顔のすべてが気持ちのよい笑顔なんかでは決してなくて。
こないだも、五年生なんですけれど、この子はこんな表情をしなければならないどんなストレスを抱え込んでしまっているんだろうって心配になってしまうような子もいたり。
あっちもこっちも気ばかり散ってひっちゃかめっちゃかな毎日なんですけど、
その中で少しでも心地よい影響を与えていければなあと、四苦八苦。
腕は二本しかないし、知識も知恵も私こそ未熟なんですけどね^^;
と、はけ口にするかのように書き散らしましたが。
「ハッピーバースデー」。ぜひ、ご覧になってみてください^^ 映画でも、本でも。

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2003-02-19 つーくんと見えない障害・2

機会を得られて彼等二人の通う学童の先生に相談。
「まさか、つーくんがそんなことをするなんて。クラブ室ではみせたことがない」とのご返答とともに。
常々から先生のかんじられているつーくんの課題のお話を伺えました。
家庭環境ゆえに身についてしまった強すぎる劣等意識で自己表現ができなくなっていると言っても言いすぎでない、という状態。
自分に自信がなく、それゆえか、おはなしも上手にできない。
気持を上手に伝えられないから、黙っちゃうし、目をそむけるし、暴れてしまう。
些細なことで傷ついて、すぐに手を引っ込めて顔をそむけて、どうにもならなくなったり気をひきたくなったりすると、暴れてしまう。
つーくんは、具体的に何か障害と認められるものを持っているわけではないけれど。
克服しなければならない障害をもつという点では繊細なケアの必要な子どもでしょうし、何より、認められる形で障害がない分、適応力を直に問われてしまうようで、たぶん、ものすごくタイヘンな思いをしなければならないんじゃないかという子ども。
自信と自己否定のアンバランス。きっとどんな人でも感じたことがあるんじゃないかという葛藤。言い訳上手になってはほしくないので、たとえ至らなくても自分を受け入れてあげられるようになってほしいなぁ。そこから、色々と広がる世界がありますもんね。
結局、今日。
「あのね、オレ、まだ、ごめんなさい言えてない」とつーくんが自ら申し出て。
「先生がその子をここに呼んでくれたらお話できる」ときちんと約束し。
つーくんは、ちゃんと、相手の目を見て。
相手の子もちゃんと、つーくんの顔を見て。
「ごめんなさい」「いいよ」と、会話を交わせました。
すごく、晴れ晴れとした顔で私を見てたつーくんがとっても印象的で。
イスによじ登って後ろから抱き付いたり寄りかかったり甘えてくる様子もなんだかかわいくて、今日はちょっとアマアマに接してました^^
乗り越えなきゃいけない障害は生きているうちにはいくらでもあるんだし、とにかく、まっすぐに向き合って乗り越えられる強さとか、自然に身についてくとよいですよね。

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そうそう、絶対、だれでも感じたことはあるんですよー。きっと。カッコワルイ自分を認めることも一歩と思うんですよね^^ / こげぶぅ ( 2003-03-01 22:54 )
とても深い問題だね。自信と自己否定のアンバランス、自分にかえるようで考えさせられます。 / たんたん ( 2003-02-27 01:19 )

2003-02-19 つーくんと見えない障害・1

ぽってり大きな一年生の男の子がいます。
大きいから、力はあるけれど、どことなくニブイ印象。
印象のせいなのか、なんなのか、どことなく、言葉足らずというか、うーん。
ずっと、その、他の一年生と比べてちょっと劣って見えてしまう印象が不思議でした。

そのつーくん。
先日、立て続けに大暴れしました。
日頃から「相撲しよう、相撲!!」と私に組み付いてきてありあまってるエネルギーを発散させている様子はあったんですけれど。
土曜午後、日曜午前、日曜午後と。それぞれ三つの部屋で荒れた様子を見せていました。
その、日曜午後が私の部屋だったんですけれど。
何かを注意したあたりからむしゃくしゃとキレ始めたようで、机のものやら棚のものやら手の届くかぎりのものを掴んでは床に投げるという動作が始まってまったく話を聞かなくなってしまい。
手を掴んだり顔を覗き込んだり、とにかく何かしらでも言葉に対する反応を得たいとする私ともみ合う中、壁に貼っておいた同じ一年生の女の子の塗り絵の作品を破ってしまい。
そこから、その女の子をも巻き込んでの険悪なムード。
室内を移動して荒れ散らして四方八方から責められる視線を投げられてはよけいにむしゃくしゃを募らせたようで、本棚の本を片っ端から引っ張り出したり、イスをひたすら引き倒し続けたり。
聞き分けのよいいわゆるイイコタイプの子どもたちがその後を追って片付け続ける中、なにもかも気に入らない勢いでつーくんは荒れ続け。
それでも、「ごめんね」と小さな声でぬりえを破いたことを謝るところまでは出来たのに、女の子には「なんでそんなことをしたのか理由を訊きたい」と返されてしまっていよいよ、収拾はつかず。その中で投げたものや倒したイスがことごとくその女の子に当たってしまって。
結局、「先生はいないけれど、月曜日に自分できちんと相手にごめんなさいとお話する」と約束させ、その日はおわりました。
ところが、火曜日。「できた?」「できてない! それより、ねえ、見て見て!!」と。
上手にまわせるようになったコマに夢中でとりつくしまもない様子。
最終的な決着がなかなかつけられずに今日、水曜。

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