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アメリカ生活日記改め「のほほ〜ん新潟」

少し歩けば田園風景の町で2006年3月から新生活が始まった。
天気の良い日は広大な田園の遠くの方に雪山が見える。
のほほ〜ん♪

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-11-12 スカイダイビング
2005-11-07 ラッキーな日
2005-11-02 スワンのシュークリーム
2005-10-31 最後かと思うと・・・
2005-10-30 トウモロコシ畑の巨大迷路
2005-10-26 カボチャ彫り
2005-10-22 アメリカンインディアン
2005-10-20 ローファーの穴
2005-10-15 天国
2005-10-14 金木犀


2005-11-12 スカイダイビング

スカイダイビングをした!友達が。

私が住んでいる町の外れにある、主に農家の人が使うセスナ機専用の飛行場でスカイダイビングを体験できる!今まで知らなかったのだが。その飛行場は、地平線が見えそうなくらい広〜い農地の真ん中にあった。

スカイダイビング時間1分で100ドル、友達は3分のコースを申し込んでいた。なんとお高い!

講習ビデオを見たり、一緒に飛んでくれるインストラクターから飛ぶ時の注意を受けたりした後、いざ出発!滑走路手前で私達はお見送り。黄色の派手なプロペラ機がエンジンをかけると、ブウォ〜ンをいう音と共にプロペラが回り始めた。私は飛ぶわけでもないのに、その音を聞いたら緊張してきた。彼女はインストラクターと一緒にプロペラ機まで歩いていった。が・・・なかなか乗り込まない。どうしたんだろう?しばらくすると、他のダイバー達が乗り込み、彼女はインストラクターと専属カメラマンと一緒に戻ってきた。

「怖くなったよ・・・・・」

彼女はプロペラ機に乗り込む前に、プロペラが作る強い風を受けただけで思わず息を止めてしまったという。飛ぶ時の時速は190キロにもなるらしい。プロペラの風ぐらいで息を止めていたら、実際に飛ぶ時はどうなるんだろう?これが彼女の不安の原因。そうだよね、怖いよね。

「無理しなくていいんじゃない?」
「飛ぶ時間を短くしたら?」
「・・・・・」

こういう時支えになるのは、やっぱりご主人。彼の「やらなかったら後悔するんじゃない?」の一言が彼女の心に響いた。彼女は、ダイビング時間を3分から1分に変更して飛ぶ決心をした。

今度は順調に行って、無事プロペラ機が飛び立つのを見送った。「もう大丈夫だね。」と安心している私達の中でただ一人、まだ心配しているご主人が居た。「いざ飛ぶ時に、やっぱり辞める。なんて言って、プロペラ機に乗って帰ってこないといいんだけど。。。」

私達はバンで着陸場所に連れて行ってもらった。そこは耕された後のような畑だった。

ブウォ〜ンという音の方を見ると、青い空に小さなプロペラ機のような物体が見えた。双眼鏡でそれを追うと、誰かが飛び出したのがわかった。次から次へと飛び出してくる。でも、肉眼ではまったく見えない。。。しばらくすると、青い空に赤いパラシュートが開いた。そして、次々とカラフルなパラシュートが開きだした。とても綺麗な光景だった。

双眼鏡で探しても、二人乗りのパラシュートは見当たらない・・・どうしたんだろう?10個程のパラシュートが開き、もう終わりか?と思っていたら・・・空高いところでまたパラシュートが開いた。クルクル回っている。大丈夫なの???しばらくすると、そのパラシュートには二人乗っていることがわかった。あれだね!ホッ。

彼女とインストラクターは、ゆっくりゆっくり降りてきた。

「楽しかったよ〜!」

うんうん、そうでなくっちゃ。よく頑張ったね!

帰る前に彼女は、Tシャツと、専属カメラマンが撮ったフィルムとDVDを受け取った。その後、皆でお昼を食べて、DVDの上映会!

DVDには、出発前やプロペラ機の中の様子、そして顔がぶるぶる震えながら時速190キロで降下する彼女が写っていた。彼女は「降下中に隣町が良く見えた」と言っていたが、DVDからもそれがよくわかった。かなり高かったんだねぇ。こわそ〜・・・

次回この空港に来る時があっても、やっぱり応援者の一人として来たい。と思った私だった。

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ニャーチさんは経験済みでしたかぁ!楽しかったなんて、うらやましいです。でも、Tシャツがめくれたなんて大サービスしちゃいましたね。 / さち ( 2005-11-22 12:03 )
実は私は経験済み!地上4000mからタンデムで降りました〜!とっても楽しかったです。パラシュートで降下中、Tシャツががめくれてて腹むき出しになって恥をかきましたが・・。 / ニャーチ ( 2005-11-18 09:40 )

2005-11-07 ラッキーな日

先日また蛇の夢を見た。”蛇=金運”だっけ♪ホホ

前回蛇の夢を見た時は、ロトを買う前に旦那に話してしまい、全てハズレた。旦那曰く、結果が分かるまで人に話さない方がいい。のだそうだ。

ということで、今回は言いたい気持ちを抑えて、ロトを買いに行った。

買ったのは、
十数億円が当たる”スーパーロト”1口(1ドル)と、
スクラッチカード1枚(今回は奮発して3ドルのもの)

スクラッチカードは自動販売機で買える。
お金を入れた後、”ビンゴ”と”ポーカー”のどちらのカードを買うか悩んだ末、”ポーカー”のカードのボタンを押した。

すると・・・

”ビンゴ”と”ポーカー”の2枚のカードが出てきた!
どういうこと???
私何ドル入れたっけ???

そのまま貰うのは気が引けたので、レジのおねーさんに話し、”ビンゴ”のカードを返すつもりだった。が、
「あなたはラッキーね!」って。
ついでに、レジに並んでいたお客さんも
「ラッキーだね!」って。
意外な返答に驚いたけど、ものすご〜くラッキーな気分になった。ありがとう!

家に帰ってスクラッチをすると・・・
”ポーカー”は惜しいけど、ハズレ。残念。
”ビンゴ”は・・・3ドル当たり!!!

その日の夜に、スーパーロトの抽選があった。
・・・1ドル当たった!!!

ほんと、ラッキーな日だわ☆

夜、旦那に夢の話をした。
黒地にオレンジ色や黄色の太い縞模様が入っている、ずんぐりムックリしている蛇が、ネズミを追いかけていた・・・・・蛇が居なくなった事に気づき、何故か机の一番広くて薄い引き出しを開けると、そこに同じ蛇がいた!その蛇は引き出しの中に居るはずなのに大きく、黄色というか黄土色っぽいコブラになっていた!!!よ〜く見ると、横に”チャック”が付いていた。いわゆる、コブラ特有のトグロを巻いているのだが、イマイチ迫力がない。つい”チャック”が気になってしまう・・・でも、やっぱり怖いので引き出しを勢いよく閉めた。

今でも”チャック”のコブラが鮮明に記憶に残っている。。。

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2005-11-02 スワンのシュークリーム


料理がプロ並みに上手な友達がいる。
彼女が作ったパンやケーキは、お店に出してもいいくらい美味しい。

今日は彼女が先生の料理教室が開かれた。
作ったのは
「リンゴのケーキ」
「スワンのシュークリーム」

彼女は全員分のレシピや材料を用意しただけでなく、タイムテーブルまで作り、それにピッタリな時間で進めた!!!(偶然とは言っていたがビックリ!)


シュー生地は火にかけて作るものだったなんて知らなかった!
皆でワイワイ言いながら作るのは楽しいし、作ったものをその場で食べられるのも魅力的。本当に美味しかったわぁ〜。
写真は
「顔グロスワン(笑)」

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顔が黒いのは愛嬌です。ハハハ。シューや顔の大きさが均一じゃないのもいいですよね。ヒヨコに見えたり、親スワンに見えたりして。ホホ / さち ( 2005-11-09 11:46 )
ほんとだ〜!スワンの顔が黒い!体がちっちゃくてカワイイ!!向かって右端はヒヨコに見える。 / ニャーチ ( 2005-11-04 10:23 )

2005-10-31 最後かと思うと・・・


トウモロコシ迷路の後で、
思わず友達と一緒に買ってしまったカボチャ。
小ぶりなので、なんと1ドル!
日本ではカボチャ彫りなんて出来ないかもしれないな。と思うと、ますますやりたくなった。

ということで、今年二回目のカボチャ彫り。
今回は、ハロウィン用というより
手作りランタンのつもりで作成。
”けしの花とけしの実”

下絵を描いたときはこれでいける!
と思ったのに、いざ彫ってみると
細かい所は上手く行かない。。。
予定を大幅に変更したけどなんとか完成!

なんて暇人なんでしょう。

種は、友達に教えてもらった方法で処理。
洗って、塩水に浸ける。
乾燥させたらオーブンで焼き、
殻を割って食べると美味しいのだそうだ。

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2005-10-30 トウモロコシ畑の巨大迷路


この時期になると、巨大なトウモロコシ畑に迷路が作られる。この迷路、ずっと行ってみたかったんだ。

大人一人7ドル。お金を払うと迷路マップをくれる。マップは、よく本に載っている迷路の中級編くらい。これを現実に作ってしまったとは!さらに、入り口にある迷路の航空写真が巨大さを表していた。

トウモロコシ(の木?)の高さは2メートル以上!そでも、板や垣根の様なもので作った迷路より圧迫感は少ない。迷路になるようにトウモロコシを刈って作ってあるのかな?と思って居たけど、道には刈った跡はなかった。。。おそらく、この畑はトウモロコシの木が小さい時からずっと迷路だったのだろう。

私達は(というか私がやったのだが)ズルをして、入る前にマップに最短コースをペンで書いた。そのマップと、所々にある所在地の旗(子供達がずらすのであまり信用ならないが)を頼りに進んだ。一緒に行った知り合いの子供達は、途中でトウモロコシを拾って皮を剥いて遊んだり、右だ!左だ!と言いながら楽しそうだった。

途中にあった見晴台に登ると、トウモロコシ畑が絨毯のように見えた。

最短コースを行ったのに、それでも出るまでに25分かかった。最後の方では、2歳の女の子はちょっと疲れたようだった。道は平らじゃなかったものねぇ。でも楽しかったね。

トウモロコシ畑の隣はカボチャ畑。自分で好きなカボチャを選んで買うことが出来た。他にも、藁の束で出来た子供用のお城や、インディアンのテントがあったり、ちょっとしたテーマパークのようだった。

写真は、トウモロコシ畑の近くにいた生後2週のヤギ。とってもやわらかくて可愛かったなぁ。

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迷路は皆で行くと楽しさ倍増ですよね!先週からこちらは雨季に入り肌寒い日が続いていましたが、この日は日中暖かかったです。でも、半袖で大丈夫だったのはアメリカ人だけだった気が。。。 / さち ( 2005-11-02 12:50 )
トウモロコシの迷路だなんて!楽しそう!迷路ってグループでいってタイムを競ったりしていいですよね〜。画像の人は半袖ですが、まだそちらは暑いのですか? / ニャーチ ( 2005-11-01 11:14 )

2005-10-26 カボチャ彫り


今年もカボチャを彫る季節がやってきた。
私はこの作業が大好き!

友達とそれぞれカボチャを買って一緒に彫った。
約15センチの高さで1ドルちょっと
のカボチャだけど、かなり楽しめた☆


敬虔なクリスチャンである韓国人の友達は
ハロウィンを祝わないそうだ。
ハロウィンは、古代ケルト人の死の神の祭り
が由来だからだそうだ。

お盆もお正月も、ハロウィンもクリスマスも
何でもお祝いしちゃう日本人でよかった。

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鳥さん♪ありがとうございます!カボチャ彫りキット(4ドル弱)を買ったのです!それに付いているミニミニのこぎりを使うと、細かい作業も楽に出来るんですよ。鳥さんのカボチャ、可愛くて好きですよ。 / さち ( 2005-11-01 05:31 )
まりんさん♪こっちの人は結構カボチャ彫りしてますね。よく見るのは、巨大カボチャに目と鼻と口が彫ってあります。私はこっちで初めてカボチャ彫りを経験したのですが、はまってしまいました。ホホ / さち ( 2005-11-01 05:25 )
これってさちさんが彫ったの?すっごーーい!!!なんと芸術的な!私のあの超単純なかぼちゃとはわけが違う(笑)すごいな〜〜。 / ( 2005-10-31 12:48 )
かぼちゃ、ちゃんと掘るんですね〜未体験です。シール貼って済ましちゃってる・・ / まりん ( 2005-10-30 10:26 )

2005-10-22 アメリカンインディアン

この町にある大学で大学院生をしている日本人女性3人と一緒にランチ。

今日初対面だった女性は、アメリカンインディアンの歴史を研究している方。
必須項目に”インディアン語を話すこと”というのがあるという。インディアン語は大きく分けて4つ位あり、それぞれの言葉は英語とドイツ語位異なるという。さらに、それが200種位細かく分かれるのだそうだ。「こんなに細かく分かれてちゃ、学んでもほんのちょっとのインディアンとしか話せないじゃないか!」というのは彼女の言葉である。

例えインディアン語を習得できても、その背景がわからないと使えないという。
例えば、簡単な日常生活を書こうとしても・・・
「テレビを見ました。」
という文章は作れない。
なぜなら、インディアン語にはテレビやペンなど、私たちが当たり前のように使っている言葉がないから。その代わり、天気を現す言葉はかなり多いという。

アメリカンインディアンには蒙古斑があるのだそうだ。でも、彼らはその話が好きでないらしい。なぜなら、「お前達も渡来したんじゃないか!」と白人に言われるから。

カリフォルニアは州法でカジノは禁止されている。でも、インディアン居住区内はこの州法が効かないので、そこにだけカジノがある。なので、インディアン居住区の場所は多少は知っており、そんなに多くはないと思っていた。しかし、カリフォルニアにはカジノ以外の場所にも沢山インディアン居住区があるのだそうだ。

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インディアン語はもともと文字表記されていないらしいので、学ぶのは本当に大変でしょうね。私にも無理だな〜。 / さち ( 2005-11-01 05:21 )
凄く興味が有るのですが、英語すら苦手な私には語学方面からのアプローチは無理だな〜 / まりん ( 2005-10-30 10:29 )
ほんとだ!どこからきたのでしょうね?今度彼女に聞いてみますね。 / さち ( 2005-10-28 07:59 )
日本で浸透している「インディアン、嘘つかない」ってセリフはどこからきたのか、気になります。 / ニャーチ ( 2005-10-27 17:07 )

2005-10-20 ローファーの穴


アメリカで私の靴のサイズを見つけるのは難しい。子供用の紐靴ならピッタリなんだけど。。。
夏に日本へ帰った時に、むかしむかし履いていたローファーを見つけたのでアメリカに持ってきた。

私の靴を見たアメリカ人の友達は・・・

ペニー(1セント銅貨)をお財布から出し
なんと!
ローファーの穴にペニーを入れた。えっ!?

「この穴はペニーを入れるためにあるの。」だって。
それも、ピカピカで輝いているペニーを
リンカーンの肖像を表にして入れるのだそうだ。
古いアメリカの習慣だという。

これには”Good Luck!”の意味があるそうな。
ちょっといい事ありそうな予感♪

先頭 表紙

私も初めて知りました。でも、ペニーを入れてある靴って見たことないんです。古い習慣だから今時はしないのかしら。。。 / さち ( 2005-10-25 04:59 )
そういうデザインの靴ってありますね。でも、それがアメリカの古い習慣とかgood luck!という意味があるとか知りませんでした!!なるほど〜 / ( 2005-10-21 13:02 )

2005-10-15 天国


知り合いに会いに行った。場所は、サンフランシスコの北の方。

カリフォルニアの住居地の殆どは谷にある。あまりにも広い谷なので住んでも谷とは感じないが、地図を見るとカリフォルニアの形に添って長い谷があることがわかる。青空がどんなに広く見えても、谷は谷である。空気は淀み、アレルギーになる人が多いという。彼女もその一人。アレルギーが段々酷くなり、去年空気の綺麗な場所へ引っ越した。


「ここは天国みたいよ。」私達より一日先に遊びに行っていた知り合いが言った。
可愛らしい家は少し高い所にあるのでとても見晴らしがいい。庭には、リンゴやブドウ、ラズベリーなどの果物や野菜、そして花々。以前農家だった彼女は、一緒に住んでいた犬2匹とラバ2頭、そしてヤギ1頭と共に引っ越していた。

”静か”とはこういう事を言うんだ。と実感した。隣人が居ないわけではない。なのに、昼間でも聞こえるのは、空を自由に飛んでいる鳶の鳴き声だけ。美術館で見た、静かさが伝わってくる田舎の風景画のよう。遠くの小高い山に風車があり、数件の家と舗装されていない道。何かが育っている畑の間には濃い緑色の木々がある。空は青く、雲の影が山の斜面に映っている。彼女の家から見える景色は、まさにそんな世界だった。

しばらく庭でフルーツ狩りをして、皆でお昼を食べた。その後町に行った。町はいわゆるアメリカの古い町といった感じで小さかったが、病院もスーパーも美味しいアイスクリーム屋さんも全てが揃っていた。

住み慣れた場所を離れ、一人で新しい土地に住むにはきっと大変な事も多いだろう。と心配だったが、彼女は元気そうで安心した。彼女の後を付いて回る犬達もいるから、こんなに静かでもきっと寂しくないだろうな。と思った。

現実に戻った今、あの静けさは夢だったように感じる。

先頭 表紙

知り合いの家について車を降りたら、何だか別世界に来た気がしました。ほんとに時間がゆっくり流れているように感じて、癒されました。 / さち ( 2005-10-21 11:41 )
緑が多くてとっても穏やかな雰囲気ですね。ここだけ時間がゆっくり流れているみたい。こんな素敵な場所に住んで、健康も取り戻せて幸せなお友達ですね! / goofy ( 2005-10-19 10:20 )

2005-10-14 金木犀


知り合いの家の玄関に立つと

やわらかい風に乗って

金木犀のほのかな香りが運ばれてきた。

なぜか優しい気持ちになった。

先頭 表紙

ありがとうございます!金木犀の花びらと葉をこんな形で飾ってみました。数日間は家の中がいい香りでした。秋ですねぇ〜。 / さち ( 2005-10-21 11:35 )
かわいい!下の葉でお花みたいに見えますね!こちらでも金木犀の香りがする季節になりました。 / goofy ( 2005-10-19 10:14 )

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