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かおりんの「きまぐれホッケーナッツ」

ホッケーナッツとは、熱烈なアイスハッキーファンのこと。
「氷上の格闘技」アイスホッケー。とくにNHLでは、世界最高峰のプレーを堪能できるのです。観戦の機会があれば、ぜひごらんあれ。

目次 (総目次)   [最新の10件を表示]   表紙

2001-06-06 St.Patrick
2001-05-25 決勝進出はどうなった?
2001-05-18 最後のチャンス?
2001-05-11 7th Heaven
2001-05-01 ふくざつな気持ち
2001-04-29 Coolest game on Earth
2001-04-27 ますは手始めにルールなどから
2001-04-25 Icehockey狂詩曲


2001-06-06 St.Patrick

スタンレーカップファイナルも、あたふたしているうちに、第5戦まで終了。
現在、デビルズが3勝2敗でリード。
まったくアバランチときたら、とろとろやってるうちに、ついに王手をかけられてしまった。
このぶんだと、金曜日にデビルにカップを獲られてしまいそうだ。

やっぱりニュージャージー・デビルズは強い。
というか、Avsがちんたらやっているうちに、眠れる獅子を起こしてしまったという感じ。
第3戦あたりまでは、デビルの調子がイマイチだったのだから、そのときに、叩いておくべきだったんだ。まったくもう。

デビルのホッケースタイルは、ほんとうにバランスがとれている。
ガタイのいい強面のディフェンス陣に(ほんと恐いカオのおっさんたちが揃ってる)、Aラインと呼ばれるまんべんなく点の取れる1stラインに加えて、スピードのある2ndライン。そして、ゴールを守るのは、マーティン・ブロデューア。
でも、アバランチだって、スピードと攻撃が身上なんだから、もっとがんがん攻めてほしいもんだ。
それに、そっちがブロデューアなら、こっちはパトリック・ロワだ。

そう。アバランチには、パトリック・ロワがいる。
プレーオフ最多勝利のNHL記録をもつ男。
現役にしてすでに神様みたいな存在のゴールテンダー。
ニックネームは、セント・パトリック。
ファンがあまりにも熱狂的で選手にはプレッシャーのきついケベックの名門モントリオール・カナディアンズを、二度もカップ獲得に導いたのはすでに伝説だ。
この優勝は、ロワがいなければ、絶対に成し遂げられなかった。
ゴーリーが一点も許さなければ、絶対に負けないという法則(ま、あたりまえなんだけど)を、みずから実証して見せたのだ。
その後、モントリオールのフロントと一悶着あって、アバランチへとやってきたのだが、やってくるなり、3つ目のスタンレーカップを獲ってしまった。
そりゃあ、アバランチにはスターがいっぱいいる。
だけど、このロワ様がいなければ、今の強いアバランチはありえなかっただろう。
デビルズのゴーリー、ブロデューアは、子供時代、ロワの大ファンだったという。
父親が、カナディアンズの専属カメラマンだったとかで、ロワの写真をせびっていたそうな。
ということは、これって師弟対決みたいなものなのかもしれない。
今のところ、ブロデューアに軍配が上がっているが、自信家、激情家のロワ様よ、こんな大事なところで、後輩に負けてる場合じゃあるまいよ。
今一度、最盛期の輝きを見せてちょうだいよー。

レイ・ボークもロブ・ブレイクも、アバランチのディフェンス陣は、お疲れのようだし、(それもこれもFWが点を獲れないのがいかんのだ。やっぱり、デビルみたいなチーム相手だとフォースバーグくんがいないのは、痛いよなー)
あぁ、世代交代なのかねぇ。なんて遠い目をしてる場合じゃないのだが。

アバランチは、金曜日に、敵地で第6戦を戦う。

最後の試合になってしまうかもしれないが、それならそれで、思い切りのよい、やることはやってるという戦いぶりを見せてもらいたいものだ。

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最近、雨続きだから田吾作に人が入ってないんだよねぇ。あののれんをくぐってみたい。。。 / かおりん ( 2001-06-21 15:03 )
おめでとう!いやぁ、楽しみだなぁ、かおりんの「大盤振舞い」 新橋「土佐や」の焼き肉?山王のローストビーフ?エトランジェでアラカルト頼み放題? っていうか田吾作のヤキトリでいいからさ。 / あやや ( 2001-06-12 21:11 )
いつも読んで頂いてありがとうございます(^^)いやー。こんときは、真剣にもうダメだと思ってましたね。しみじみ。 / かおりん ( 2001-06-12 17:55 )
ああ〜しまった〜上から読んでしまい〜どきどき感が〜少しうすくなってしまった〜★ / 仙川 ( 2001-06-11 14:15 )

2001-05-25 決勝進出はどうなった?

 ピッツバーグのペンギンさんたち、負けてしまいました。ESPN.comには、悪魔
たちが、ルミューというおとぎ話を終わらせた、と書いてありました。むぅー残念でしたね。NHL今シーズンの目玉ニュースNo1といえば、マリオ・ルミューの復帰でした。3年ぶりにリンクに立つスーパースター!しかもオーナー自らがチームをひっぱる!(笑)
 90年代始め、ルミュー+ヤーガーというコンビが、2年連続でスタンレー・カップを掲げ、グレツキーとメシエが築いた黄金時代のあとを引き継ぐかと思われたものでした(なんつって、ワタシはその時代を知らないんだけど)。
 それから10年という歳月が流れ、再び黄金コンビが復活。もしかして、またこの二人がやってくれるかも!?という淡い期待のなか、ペンギンズはほんとによくやったと思います。プレーオフが始まる前には、誰もがここまで勝ち進むなんて思ってなかったんですから。これがルミュー効果というやつでしょうか。

 そして、我が愛すべき雪崩軍団は、セントルイスに対して、ホームでのOT勝ち、それもキャプテンのジョー・サキック自らがウィニングゴールをあげ、カップ決勝に名乗りを上げました!やった!とうとう来ました。95−96のシーズンに優勝してから5年ぶりです。あ、いまさらですが、Avalancheとは、雪崩という意味です。ロッキー山脈の雪崩のように力強く相手をなぎ倒して欲しい、ということでしょう。(逆に、なぎ倒されなきゃいいんですけど〜)
 待ちに待った、スタンレーカップ・ファイナルは、コロラド・アバランチvsニュージャージー・デビルズ、東西カンファレンス1位同士の対決となりました。これは、かなり見応えのあるゲームです。そしてホッケーファンならば、一度は見てみたかった対決です。どちらも相手に不足なし!で、メディアの分析も、まあ互角であろう、と出てはいるのですが。ううーん??ニュージャージーはちと強すぎか?さすがフェンディングチャンピオン。隙がないかも。

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仙川さま。お返事遅くなってゴメンナサイ。公式サイト、www.nhl.comが、ナショナルホッケーリーグのサイト。www.espn.comは、アメリカのスポーツ専門チャンネルのサイトです。なかなか凝った作りなので見てみるだけでも面白いですよ。 / かおりん ( 2001-06-05 13:13 )
公式サイト〜教えてください〜♪  / 仙川 ( 2001-05-30 13:05 )

2001-05-18 最後のチャンス?

 最近のショックな出来事。それは、買ったばかりの薬局の袋を定期券売場においてきてしまったことである。中身は、キトサン・アフターダイエット2980円とお弁当用ミニカップ100円。家に帰り着くまで気づかず、慌てて、みどりの窓口に電話するが、間に合わず。あたしのキトサン返せ〜。ということで、その夜はやけ食いしてしまいました。

 が、さらにショックなこと。それは、コロラド・アバランチの21番、オフェンスの要、スウェーデンの天才ピーター・フォースバーグが、脾臓破裂で残り試合への出場が絶望になってしまったことだ。Oh!No!なんてこと!
 そりゃ、アバランチのオフェンス層は厚い。フォースバーグがいなくても、そうそう得点力は落ちないだろう。でも、Avs(Avalancheの略称。日本語の響きでは、あぶす。なんだかなぁ)のめくるめく攻撃スタイルには、彼の天才的といってもよいゲームメイクが欠かせないのだ。正確なピンポイントパスや、パックハンドリング(あれあれっ?と思う間に、パックが戻ってくる。スティックに磁石でもついてるみたい)、相手ディフェンスを抜くときの胸のすくようなフェイク。そういうワールドクラス級のテクニックを見るのが、楽しみでもあったのにぃ。。。まぁ、選手生命に差し障りないようでよかったけどサ。今回はゆっくり養生してくれたまえ。
 でも。チームのほうは、まだまだ長〜いお休みに入るわけには、いかないんである。なにしろ、40歳になるレイ・ボークおじさんにスタンレーカップを掲げさせてあげないといけないんですから。

 Avsディフェンスの最長老レイ・ボークは、22年にわたって、NHLの第一線でプレーしてきた。新人賞はじめ、年間最優秀ディフェンスのトロフィーを5回獲得(現役のDFマンでこんなに獲ってる人はいない)、オールスターゲームに出ること数えきれず。現代最高のディフェンスマンの一人であることには間違いない。だのに、一度も優勝経験がない。ボークは、20年にわたって、ボストン・ブルーインズの看板選手だった。ブルーインズといえばボーク、ボークといえばブルーインズ。それが2000年のシーズンももうすぐ終わるという3月に、アバランチへ移籍してきたのだ。これには本当に腰が抜けるほど驚いたもんです(例のプレーオフ前の大移動というやつですね)。ボストンに身を埋めるかと思われたボーク様も、キャリアを終える前にどうしてもカップに挑戦したかったんですなぁ。そして、アバランチは、カップを狙うには充分すぎるほど選手のそろっているチーム、のはずである。が・・・去年、ダラス・スターズにカンファレンスファイナル第7戦でみごと負けやがりました。
 というわけで、今年こそ、レイ・ボークにとっては、もうほんと最後のシーズンでしょう。頼むよ!!みんな。レイのためにカップを獲ってくれ〜。ボストンのファンだって、「レイにカップを!!」の大コールで送り出してくれたんだからさー。
 おっと。また熱くなりすぎるところだった。ま、そんなこんなで、フォースバーグを欠きつつも、アバランチは勝ち進んでます。現在、セントルイス・ブルースに2勝1敗でなんとかリード。またまた過去データによると、かつて2勝でリードしたシリーズではAvsは1度も負けていないらしい。本当だろうな!?ちなみに、イースタンのほうは、デビルスがペンギンズに2勝1敗(そうそう、ペンギンズがセイバーズとの第7戦を制したのですね)。こっちも面白くなりそうだ。

 写真は、Avsのゴールお祝いシーン。みんな頭をぽんぽん叩き合うのが慣わしのよう。


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ぽたりんさま>ペンズ負けちゃいましたね〜。でもここまで勝ち抜いてきたのは、スゴイっす。雪崩の応援してくれるんですか!?わーい!!でもデビルは強すぎるぅ。 / かおりん ( 2001-05-25 09:09 )
にゅにゅにゅ〜、ペンギンが負けちゃったにゅ〜。こうなったら雪崩を応援するにゅ。 / こすもぽたりん ( 2001-05-23 16:03 )
みゆみゆ>最長老。。調べてみたら、ボークより25日前に生まれてるラリオノフというロシア人発見。どっちにしろ現役では、40歳がいちばん年上みたい。 / かおりん ( 2001-05-23 09:43 )
おとじろうさま>そういえば、そうでしたね!ヘルメットって叩きたくなるんだろうか??なんだか「よいこよいこ」してるみたいで笑っちゃいます。 / かおりん ( 2001-05-23 09:19 )
あやや>そうだねー!ルーム規則にする?一つ追加。 / かおりん ( 2001-05-23 09:18 )
仙川さま>そう。どんなに情けない負け方をしようと愛するチームの応援はやめられまへん。ぜひぜひ!仙川さまも御覧になってくださいーー!! / かおりん ( 2001-05-23 09:17 )
脾臓ってのは、なくっても生きていける内臓なの。だから安心おし。レイのチームが優勝できるといいね♪ところで、最長老って何歳くらいなの? / みゆみゆ ( 2001-05-21 14:41 )
クールランニングでもヘルメットの頭叩き合っていたのを思い出しました。 / おとじろう ( 2001-05-20 00:32 )
私も、なにかお祝い事があったら人の頭を殴ることにするよ〜。 / あやや ( 2001-05-19 00:27 )
悔しさが〜楽しさに変わっていきますね〜♪ そこまで燃えるスポ〜ツ〜♪ 見に行きたいものだと〜心に誓う〜☆  / 仙川@写真も〜楽しそ〜♪ ( 2001-05-18 23:30 )

2001-05-11 7th Heaven

 ふううー。じゃあ、次は、アバランチについて、なんて言っておきながら、長いこと経ってしまったわ(つい会社が始まるとサボリぎみに。。。はやく家の回線ADSLにならないかなぁ。なんて言い訳してみる)そんなこんなしているうちに、NHLプレーオフの方は、どんどん進んでいます。

 プレーオフの方式は、先に4勝したほうが次のラウンドへ進む。が、お互い3勝ずつすると、テニスで言えばファイナルセット、すなわち第7戦を戦わなければならない。これは、まさしくどちらも後がないという状態。ただ、レギュラーシーズンでの順位が上のチームの方が、ホームリンクで戦うことが出来るという点では、有利かもしれない。まあ、ヨーロッパのサッカーほどの優位性はないが(アバランチなんか平気でホームで負けるもんね)。

 今年のプレーオフ、2回戦は大混戦だった。あっというまにケリがついたのは、一昨年の覇者スターズを4連勝で退けたセントルイス・ブルースのみで、それ以外はすべて第7戦を戦うことになってしまった。ホッケーファンには単純にみれば面白すぎる試合ばかりだが、しかーし、マイチームがそこに入ってるとなると話は別である。
 しかもアバランチには、1985年以来(アバランチの前身ノルディクスという
チームの時から)、第7戦で勝利していないという統計があったのである!去年も一昨年も第7戦で負けたのだ。それも王手をかけておきながら3連敗で敗退するという後味の悪〜い終わり方。もう勘弁して〜、とファンが泣きそうになりながら見守る中、昨日、LAキングスvsアバランチ、デビルスvsメープルリーフスの2試合が行われた。

 まあ、結果から言えば、アバランチ、デビルスが、どちらも5−1というスコアで大勝したのですけどね。アバランチファンは、ようやく7th heavenを味わえたのである。感涙〜。まあ、どちらも強豪だから、順当っちゃ順当の勝ちである。それなら、最初から圧倒的に勝ってくれよーと思うのは私だけではあるまい。
 さて、残り1試合は、ペンギンズvsセイバーズ。ペンギンズは、第6戦、試合終了まであと2分というとこまで負けていたのに、追いついて、OT(オーバータイム、延長戦)で逆転するという劇的な勝利を上げ、第7戦に持ち込んだ。この同点ゴールを決めたのがスーパースター、マリオ・ルミュー。いやぁ、さすがだ。この人、ペンギンズのオーナーでもあるから、やっぱり観客動員数を考えるとホームでは負けられませんもんねぇ。こちらの試合は、今日行われる。

 余談。相手に1勝もさせず、連勝で退けてしまうことを、Sweep(スウィープ)すると言う。掃き捨てる、一掃するという意。今回、ブルースが、Sweepに大手をかけたとき、リンクにホウキが数本投げ込まれていて笑った。アメリカ人ってこういうことするのよね。面白すぎ。デトロイト・レッドウィングスのチームマスコットはタコなんだけど、リンクに大量の生タコが投げ込まれたこともある。ああ、なんてもったいない!(でもタコ食べないんだっけ?あの人たちは)こういうユーモアがあると、観戦も数倍楽しい。とはいってもやりすぎると、チームにペナルティ課せられてしまうけど。

先頭 表紙

こすもぽたりんさま>お。ペンギンですか〜。注目度No1のチームですね。悪魔をやっつけたら、ファイナルでお会いしましょう。ロッキーマウンテンの雪崩は手強いのよ〜。(だといいけど) / かおりん ( 2001-05-17 11:38 )
みゆみゆ>雄叫びなんてあげないわよ〜♪床、叩いてるけど。(そっちのが迷惑だって) / かおりん ( 2001-05-17 11:36 )
仙川さま>そうそう。なんたって、アメリカではエンターテイメントであることも重要ですからね。試合のゆくえも重要だけど、何より楽しまなきゃ、なのです。 / かおりん ( 2001-05-17 11:25 )
マイケルさま>やっぱりNBAでもそうなんですねぇ。さすがに、コートに投げ入れたりはしない!?どっちにしろ、やられるほうとしちゃ、腹立ちますなー(笑) / かおりん ( 2001-05-17 11:19 )
同居人>「おりゃー」だなんて言ってませんってばー。でも、これからもっと独り言増えるけど、お気になさらないでねん。 / かおりん ( 2001-05-17 11:15 )
みなさま、返事遅くなりましてすんません〜。 / かおりん ( 2001-05-17 11:13 )
ふふふ〜ん♪ ペンギンは、雪崩に強いのよ〜ん。 / こすもぽたりん@俄かペンギンファン ( 2001-05-16 16:35 )
みんなヒートアップしてるのね〜♪ご近所に雄叫びが聞こえないようにね。 / みゆみゆ ( 2001-05-13 00:36 )
ん〜♪観客の皆様も〜一心同体で〜応援をしているのですね〜♪  / 仙川 ( 2001-05-12 02:29 )
またまたNBAですみません。HeatがHornetsにSweep食らった時も、ファンはホウキの先にHornetsのヘアバンド巻いたのをもってました。 / マイケル ( 2001-05-11 22:10 )
かおりんさん、あなたが夜中にひとりでホッケー観戦をして、オヤジのように「うりゃぁ!」とか「オラ〜!」とか言ってる姿が・・勇ましくて、カッコよくて、・・・そしてちょっぴり怖いの・・・。 / 同居人 ( 2001-05-11 18:16 )

2001-05-01 ふくざつな気持ち

 ウェスタン・カンファレンス最後の組み合わせは、ロサンゼルス・キングスvsコロラド・アバランチ。
 第7シードだったキングスは、第2シードのデトロイト・レッドウィングスを倒して、2ndラウンドにあがってきた。これは、いくらウィングスが主力を欠いていたとはいえ大金星であることにはまちがいない。勝因はいったいなにか?と考えると、これが、アバランチファンの私にとっては、すごぉく複雑なのだけど。
 レギュラーシーズンも、オールスターを終えて後半戦にはいると、プレーオフに向けての準備が始まる。各チーム(というかまあプレーオフに行けそうなとこはね)、選手層の強化に入るわけで、あちこちでトレードが行われる。もちろん、経営者やGMにとっては、チーム経営はビジネスだから、シビアになるのは仕方がない。いつまでもみんなで仲良くプレーしましょう、なんていうわけにもいかないしね。とくに、カップまであと少しというところまで手が届きながら、なかなか達成できないようなときには。
 そんなことはわかってんだけど、2月の終わりにアバランチが行ったトレードは、私にとっては(いやもちろん、選手にもファンにとっても)かなりショックだった。L.A.キングスからロブ・ブレイク獲得の見返りに、アダム・デッドマーシュとアーロン・ミラーの放出。ブレイクは、リーグを代表するディフェンスマンだ。彼が来てくれるなんて心強いことこのうえない。でもそれ以上に、アダムとアーロンが行ってしまったことの方が悲しい。と、アバランチの守護神、パトリック・ロワもコメントしている。私も全く同じ気持ちだ。2人とも、アバランチが、ケベック州にあってノルディクスと名乗っていた頃からの古株。とくに、私は、デッドマーシュという選手が大好きだった。いつもパワフルで、ちょっとケンカっぱやいところがあるけど頼もしくて可愛い奴。地元の女の子たちにも大人気だったようだ。アバランチのムードメーカーとしても、彼は必要な選手だったのに〜(涙)。
 でも、しょうがない。2人には、新天地ロサンゼルスでも活躍して愛される選手になってほしい。などと思っていたら、本当に、やってしまいました。プレーオフ1stラウンドで、優勝候補の一角デトロイト・レッドウィングスを2連敗からの4連勝で破るという快挙。ロサンゼルスのファンを熱狂させた。スポーツニュースでも、しきりに、デッドマーシュはデトロイトキラーのようです!と叫ばれていたし(アバランチ時代から、デトロイト戦でのゴール数が圧倒的に多かったアダム)、彼らの活躍が、キングスに活力を与えたのは間違いないでしょう。

 ちょっと、個人的な感情を、つらつら書いてしまったけれど、このゲームの見所といえば。第1シードのコロラド・アバランチに対して、ノリにノリまくってるロサンゼルス・キングスがどこまで食いついていけるか、ってとこでしょう。かつてのチームメイト同士の対決も見物だ。
 おおかたの予想では、アバランチ優勢だけれども、しかし、いつも安心の横綱相撲を期待できないのがアバランチというチームなのだ。次回は、私がどうしてアバランチというチームを応援するようになったか。なんてことを書いていこうかな。

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では、熱くなりすぎないように続けさせて頂きます〜。 / かおりん ( 2001-05-11 11:16 )
なるべく〜ついていきます〜♪なにぶん〜壊れやすい〜頭なので〜♪ / 仙川 ( 2001-05-05 01:02 )
仙川さま>あはは。すいません。つい力が入ってしまいました。いやーん、そんなこといわないで、ついてきて〜。なーんて。無理しなくて良いのですのよ。 / かおりん ( 2001-05-04 22:04 )
マイケルさま>たまに、間違って昔の仲間にパスしたりとかないのかなぁと思っちゃいますよねぇ。あっ、つい・・・みたいな。 / かおりん ( 2001-05-04 22:01 )
ん〜ついていけない〜★でも〜熱意が〜こもってる〜♪ / 仙川 ( 2001-05-02 02:56 )
今回のHeat と Hornets (すみませんまたNBAで) なんてお互いに頻繁にトレードで選手の入替えしてたから元Heatで今Hornetsとかその逆がうじゃうじゃいました。 / マイケル ( 2001-05-01 20:20 )

2001-04-29 Coolest game on Earth

 表題は、NHLのキャッチコピー。なかなか、イケてると思うんですけど、今はもう使われてないのかなぁ?さて、NHL(National hockey leage)の話を、それもただいまプレーオフの真っ最中なので、その話をしましょう。
 プレーオフというのは要するに、優勝決定戦である。出場できるかどうかは、レギュラーシーズンの成績にかかっている。東西カンファレンス8チームずつ。計16チームがトーナメント形式でプレーオフを戦う。先に4勝を上げた方が次へ進む方式(この辺はNBA、MLBなども一緒かな)。
 今季プレーオフも、すでに2ndラウンドとなりました。すなわち東と西のカンファレンスそれぞれの準決勝。さすがに、ここまでくると、どの組み合わせも見応えアリなのです。
 まずは、イースタン・カンファレンスのみどころ。

◎ピッツバーグ・ペンギンスvsバッファロー・セイバーズ
 ペンギンズには、スーパースターが二人いる。4年連続最多ポイント(ゴール+アシストの数)のタイトル保持者ヤロミール・ヤーガーと、3年半のブランクを経て復活したスーパー・マリオことマリオ・ルミュー。対するセイバーズには、ドミネーター(支配者)の異名を持つゴーリーのドミニク・ハシェック。ヤーガーとハシェックは、オリンピックのチェコ代表として、長野にやってきて、みごと金メダルを取っています。この2人の対決も面白いけど、なんといってもルミュー。優れたプレーヤーは数多くいるけれど、彼ほど天賦の才とスター性に恵まれた選手はそうそういない思う。というわけで、このゲームの見所は、ヤーガーとルミューの超個人技とハシェックの鉄壁の守りの対決にあるんではないかな。

◎トロント・メープルリーフスvsニュージャージー・デビルス
 これは、去年と全くおなじ組み合わせ。昨年は、デビルスが勝ったので(しかもファイナルまでいって優勝した。つまりディフェンディング・チャンピオン)、リーフスにとっては雪辱戦だ。ゴーリー対決といってもよいほど、両チームのゴーリーともリーグを代表する名選手。二人とも、カナダ代表として、長野オリンピックにも来ている。リーフスには、クージョというニックネームで親しまれているカーティス・ジョセフ、デビルスには、若くしてすでに2度も優勝経験のあるマーティン・ブロデューア。どっちもすばらしいゴーリーだ。というわけで、このゲームの見所は二人のゴールテンディング。きっと点数もあまり入らないだろうな。私としては、リーフスのキャプテン、マッツ・サンディーンに頑張ってもらいたいのでリーフスを応援している。

次はウェスタン・カンファレンス
◎ダラス・スターズvsセントルイス・ブルース
ここ数年、準決勝でよく見る顔合わせだが、いつもスターズの方に分があった。今年はどうだろう?セントルイスの方が勢いがあるようにみえる。スターズは2年前の覇者だ。マイク・モダノ(ちまたではトム・クルーズ似という噂)とブレッド・ハル(これまた強面なおっさんだがすごい選手)、ゴーリーのエド・ベルフォアといったところがスターズの注目選手。セントルイスは優れたディフェンスの多いチームだ。実は、私のもっとも愛するチームが、2年連続スターズにカンファレンス決勝で敗戦を喫している。だから気持ちとしては、スターズに勝ち残ってもらいたいもんだが、でもまた負けたらやだしな。って、その前に2ndラウンドを勝ち抜けるかどうかだっつうの。

で、そのマイ・フェイバリッドチームについては・・・。それはまた次回に。
ってまだまだ書く気なのでした。

先頭 表紙

仙川さま>ではこの機会に入りましょう。って私はスカパーの回し者かい。 / かおりん ( 2001-05-04 21:58 )
ないの〜とほほほほ〜(涙) / 仙川 ( 2001-05-02 02:55 )
マイケルさま>ハシェックは、長野の金メダリストだし、一番、日本人には知名度が高いかもしれませんねー。NHLの日本開幕戦には、もちろん行きましたよ!これまで2回ほど。また来てくれないかなー。 / かおりん ( 2001-05-01 14:49 )
仙川さま>いつもおつき合いくださり、ありがとうございます♪観たくなってきたでしょ〜?でも、日本の地上波じゃ見られないのよね〜。スカパーかWOWOWをお持ちならぜひチェック! / かおりん ( 2001-05-01 14:48 )
ハシェックの名前は知ってた。かおりんさんは何年か前にNHLが日本で試合した時は行かれたのですか? / マイケル ( 2001-04-29 07:39 )
書いて〜ください〜♪ ん〜♪ 観たいな〜♪ アイヤ〜はまってきたアル〜♪ / 仙川 ( 2001-04-29 04:03 )

2001-04-27 ますは手始めにルールなどから

 最近のスポーツの話題といえば、メジャーリーグや、ワールドカップ?もちろん私も盛り上がってますが。しか〜し、ここは敢えて、アイスホッケーの話をしちゃいます。ホッケ〜?興味ねぇや・・・って方も、お時間が許すかぎり、ぜひ読んでいって下さいませ。

 まず。アイスホッケーのルールを簡単に申し上げておきますと(それぐらいわかってらぁ、と言う方はかるーく読み飛ばしてね)。ボールではなくパックを敵方のゴールに入れて点を稼ぐという点で、サッカーと似ている。試合時間は、1ピリオド20分で、間に15分の休憩を入れて第3ピリオドまで。実際のゲーム時間はだいたい2、3時間だ。
 選手は、ベンチに20人ほどいるが、実際リンクでプレーするのは1度に5人まで+ゴールを守るゴーリー。たいていオフェンス(攻撃する人たち)3人とディフェンス(守りの人たち)2人の組み合わせで、ほぼ2分ごとにラインが入れ替わる。見ていると非常にあわただしい。
 パックを見りゃいいのか、選手の動きを見りゃいいのか、はたまたゴーリーのを見ていればいいのか。とにかくあまりにもパックが素早く動くので、それに目が慣れるまで時間がかかるかもしれない。
 あと、アイスホッケー独特のルールとしてあげておきたいのが、パワープレーである。これは、ペナルティ(ファウルのことね)を冒した選手がいたときに、そいつをはずして(実際はペナルティボックスというものに入っている。その様子はけっこう笑えたりして)4人対5人で戦うというもの。当然、5人の方が有利になり、点が入りやすい。うっかりのペナルティで、試合の行方が決まってしまったりするので要注意だ。
 まあ、こんなあたりを知っていれば、はじめて観戦するに当たっても困らないでしょう。

 別名「氷上の格闘技」というように、アイスホッケーというのは、かなり激しい競技である。ただでさえスケーティングで勢いがついているのに、それをまた体を張ってドカンと止めたりする。これがボディチェックだ。うわっ!痛いよう!と目を覆いたくなるが、うまいボディチェックは大歓声の的。ただしキケンなのはいけません。最近のNHLでは、脳震盪などで選手生命危うしという由々しき事態があとをたたなかったりするので、審判員たちの目も厳しくなっている。
 ホッケー選手にも、いろんなタイプの選手がいる。ひたすら点を取ることに集中するスコアラーは、たいてい品行方正なイメージだ。ウェイン・グレツキーという、NHLのマイケル・ジョーダンといってもいいものすごい選手がいたが、彼はこのタイプ。ラフプレーなどはほとんどしない。彼らを守る用心棒的フォワードもいる。グレツキーのよき相棒が、エドモントン・オイラーズ時代のマーク・メシエであろう(顔だけでじゅうぶん怖いの。この人)。そういことを踏まえながらゲームを見るのもまた楽しいのです。

 ああ。ホッケーのことになると話がどんどん長くなってしまう〜。
 でも懲りずに、つぎは、今シーズンのNHLプレーオフの見所なんかを書いてみようかと思います。

先頭 表紙

マイケルさま>レギュラーシーズンとプレーオフでは、ほんとに戦い方が違いますよね〜。経験がものを言うのがプレーオフ。ヒートもきっと来年はこの経験を生かして強いチームになりますよ。 / かおりん ( 2001-05-04 21:55 )
Tim Hardawayが怪我で欠場していたとは言え、26点差を付けられて負けたのはレギュラーシーズンでもなかったことなのです... / マイケル ( 2001-05-01 20:15 )
話しにならないくらいボロ負けでした。レギュラーシーズン通しての成績は圧倒的にHeatが上、直接対決も五分五分くらいだったのに...短期決戦の恐ろしいところがでました。 / マイケル ( 2001-05-01 20:14 )
マイケルさま>ヒート負けちゃったのですねーー。残念!!スコアを見ただけじゃわからないけど、どんな試合ぶりだったのでしょう。 / かおりん ( 2001-05-01 15:05 )
あ〜ん、Heat (NBA)が3連敗でプレーオフから脱落してしまった! / マイケル ( 2001-04-29 07:33 )
仙川さま>もう、いくらだって、お教えしますわよー。うんざりするくらい。(笑) / かおりん ( 2001-04-29 03:47 )
こっこさま>歓迎されると調子に乗って書いちゃいそう。にしてもホッケーが大好きだなんて、もしかしてマジソン・スクエア・ガーデンなどに行かれたりしてるんでしょうか!?羨ましいわー。 / かおりん ( 2001-04-29 03:47 )
マイケルさま>はじめてしまいました。いやーどうなることでしょ。NBAも今がたけなわですよね。ついでにNHLニュースもチェック!してくださいませ。 / かおりん ( 2001-04-29 03:46 )
本当に〜教えて〜くれた〜♪ 優しい〜人ですね〜♪ / 仙川 ( 2001-04-28 00:37 )
待ってました、ホッケー日記!! ホッケーって「男のスポーツ」って感じで大好きです。  / こっこ ( 2001-04-27 14:28 )
おぉ〜 始まりましたね...楽しみ楽しみ! / マイケル ( 2001-04-27 12:55 )

2001-04-25 Icehockey狂詩曲

 ああ、またこの季節がやってきた。

 アドレナリンが急激に沸騰したり、胃痛におそわれたり、仕事中に雄叫びをあげそうになったり、腹立ち紛れに机をけっ飛ばしそうになったり、天国と地獄を順繰りに味わう日々。でも最終的には天国を味わいたい。いえ、味わえるはず。いや、絶対に味わう。今年こそ!!!カモーーン、ガーイズ!!ショウミーヘーヴン!!
 私が私であって私でなくなる季節。
 それは、NHLのポストシーズン、プレーオフである。

 北米の4大スポーツのなかで、最もマイナーだが、最も激しく熱いリーグ(←というのは私の思いこみ)、それがNationl Hockey Leage、通称NHLだ。
 野球、サッカー、テニスなどなど、わりとスポーツ観戦は好きなのだが、アイスホッケーは、私のツボにぴたりとはまった。

 ホッケーの魅力?
 それはもちろん・・・、スピード感、目の覚めるようなパス回し、迫力満点のボディチェック、グローブかなぐりすててのファイティングなどなど。もそうなんだけど、選手たちの人間臭いところが好きだったりする。デカイ図体して、カワイイんだもん、みんな。脳味噌筋肉だし。
 なんて、天下のNHLプレーヤーたちにそんなこといっちゃあ、失礼ですな。
 実際は、どれだけのホッケー少年たちが、日々、切磋琢磨を繰り返し、あのNHLのリンクに立つことを夢を見ていることか。そして、彼らの究極の夢が、銀色のスタンレーカップだ。熾烈なプレーオフの勝者だけに掲げることが許される銀色の優勝カップ。
 というわけで、引っ越し作業もそこそこに、私の頭は今、プレーオフ2ndラウンドのことで頭がいっぱいなのである。勢いにまかせて、スカパーも買ってしまいました。もはやWOWOWだけじゃ我慢ならない!!(NHLなんて、マイナーだから、日本じゃ全然放送してくれないのよね。)

 あ、そうそう。
 引っ越しは、10年分のホコリをあたりに巻きらしつつ、引っ越し屋のあんちゃんに呆れられながらも無事終了しました。まだ3人目が入っていないので、二人で細々と生活してます。ゴールデンウィークは、後かたづけで終わってしまいそうです。

先頭 表紙

仙川さま>じゃあ、教えちゃおっかな〜。(って何様?)日本リーグをあつーくごらんになっていたのであれば、あなたも立派なホッケーナッツです! / かおりん ( 2001-04-27 09:31 )
それでは〜お教え〜くださいませ〜♪ 昔は〜王子製紙と〜国土の試合に〜熱くなりました〜♪日本ですけどね〜♪ / 仙川 ( 2001-04-27 01:24 )
マイケルさま>パンサーズは95−96年に決勝までいったことがあるんですよ。今では、パベル・ブレというロシア人のスーパースターがいます。彼のプレーを観ないなんてもったいない!!といいつつも、チームが弱いと応援のしがいないですよねぇ。 / かおりん ( 2001-04-26 19:14 )
Miamiには Florida Panthers ってチームがあるみたいだけど結局一度も観戦せずに帰ることになりました。やっぱりいくら地元でも強くないと応援のしがいがないですよね...僕がこちらでNBAに目覚めたのもHeatと言うチームが地元にあったからなんです。かおりんさんのオススメの選手やチーム、プレーオフの見所なんて教えてもらえると幸いです。 / マイケル ( 2001-04-26 11:37 )
仙川さま>どうにか段ボールは残すところ2個までに減りました♪ホッケー面白いですよん!この機会にぜひ、お勉強をしませんか!? / かおりん ( 2001-04-25 23:11 )
お疲れ様〜♪後は〜片付け〜がんばってね〜♪ アイスホッケ〜は〜勉強不足〜★ / 仙川 ( 2001-04-25 19:08 )

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