2003-12-30 一期一会　−思い出す人ー
2003-12-29 ふと目覚めた夜中にお腹がすいたら。（２６日深夜）
2003-12-29 ふと目覚めた夜中にお腹がすいたら。（２５日深夜）
2003-12-24 サンタ逃亡
2003-12-24 メリメリメリメリメリッ！
2003-12-18 朝の・・・。
2003-12-11 れーてん
2003-12-10 散歩に出たなら、そろそろ帰ってきて？
2003-12-08 今日の言葉
2003-12-03 爪の先まで・・・

今年も押し迫ってテレビで歌番組を観ることが増えました。
なんだか今年は。あるおじいさんを思い出してしまうのだ。

むか〜しむかしのお話。
偶然、新幹線で席が隣同士になったおじいさん。
ちょっとお出かけ用にお洒落をした好々爺という感じの方でした。
上着の襟元には小さな海軍バッジ。

「どちらまでですか？」
いつも「旅は道連れ・・・」的な会話は何気ない話題から始まる。
今日は年に一度の戦友会の集まりがあるのだという。
「毎年やってたんだが、もう集まるのも今年で最後だなあ。
生き残ったみんなも年を取って、年々人数が減ってきたから。
来年からはナシということに決まったんだよ。」

おじいさんは、翌日出撃せよと命令が下っていたのだという。
たった一日、戦争が延びていたら。ここにはいないのだと。
毎日のように“明日、飛ぶこと”になった友人を目の当たりにし。
毎日のように“飛ぶ”友人を見送り。
「誰が飛ぶのかは極秘事項だから。前日に番号で知らされるんだ。」

おじいさんは駅に着くまで“現場”での話を穏やかな口調で語り続けてくれた。
色々な思いを。おじいさんの孫には話していない話を。
名前も知らない。二度と会うこともなかったけれど。


森山直太朗の『さくら』を聴くたびに私は。
このおじいさんを思い出す。

先頭 表紙

『第二夜　〜目撃！！〜』

真夜中。２歳児は当然のように冷蔵庫を開けた。
２歳児のクッキングワールドへようこそ。

さぁ〜て。今夜は、コレですよ、コレ。
えへへ〜、いいでしょう？取って置きの人参だよ♪
綺麗なオレンジ色。美味しそう〜！
まずねー、切らなくっちゃね♪うす〜くスライスしたの、だぁーい好き♪
踏み台をここに持ってきて・・・よいしょっ。
この木のまな板の上で、ちゃあんとねっ。

あれぇ？包丁トントンがありませんね〜？
あっ、これでも切れるんですよ。今日はコレを使いましょう。コレ、パンもよく切れるんですよ♪パン切りナイフって言うらしいよ。
人参の上にこのパン切りナイフをあてて。うん。切る場所はこの辺ね。
ありぃ〜？あんまりうまく切れませんね？
でも大丈夫です。右手をね、ナイフの上に添えてギュギュギュウーっと上から押せば・・・・。あり？

ダメですねー？切る場所を変えてみましょう。ここなら。
ギュギュギュウ〜。コテッ。あり〜？ナイフが横にねんねしちゃいますねぇ。
お。そうそう、こうやればいいんですよ。
ガリゴリガリゴリ・・・。ほらっ！ノコギリみたいに押し引きすれば。
ほらほらほら。切れ目が出来ましたよ♪ガリゴリガリゴリ。
あっ！少し人参のカケラが取れました。ちょっとつまみ食い♪ん、美味し♪
ギュギュギュウ〜・・・ガリゴリガリゴリ・・・。

・・・・・。
なんだか、ちっとも進みませんね？そういう時は。コレ！
秘密兵器です。この前、林檎ジャムを作った時。林檎なんてあっという間だったんだから！
ここの引き出しにね、色々秘密兵器があるんですよ。ガサゴソ。

まず、まな板の上に。ジャジャーン！銀色のおろし金！コレを置きます。真ん中に真っ直ぐですよ。
ん〜。念には念を入れて。もう一つ円い形のおろし金も重ねてみましょう。
ハイ。そこで、この人参をその上に乗せてっと。
まな板、銀色おろし金、プラスチックおろし金、人参の順番ですよ。ここポイント♪
ちょっとグラグラしますが、左手でしっかり押さえれば大丈夫です。

そして。パン切りナイフはあまり役に立たなかったので。
引き出しから、新たな秘密兵器を出しちゃいましょう！
コレです、コレ。右手にしっかり持って。
これで完璧です！あの美味しい薄切りの人参がもうすぐ食べられますよ〜♪
さあ。もう任せちゃって下さい♪
人参にしっかり当てて、シュッシュッシュッシュッ♪
手つきはガリゴリの時と似てますよ。手前から向こう側に。向こう側から手前に。

シュッシュッシュッシュッシュッ！

リズムに乗るぜっ！シュッシュッシュッシュッ！

？？？？？？？？ダメですね？？？？
あ〜りぃ〜〜？おっかしいなあ。
ま。今夜はこの辺で。寝ましょうか。


あ、忘れてました。僕がシュッシュッてやってた秘密兵器の名前。

『木のしゃもじ』って言うんですよー！（えばりっ）

先頭 表紙

『第一夜　〜想像の世界〜』

朝目覚めると。
すっぱり二つに切られた林檎が、布団の中にコロンコロンと。
すやすやと眠る２歳児の左手に絆創膏が貼ってある。
人差し指・中指・薬指・小指の付け根近くに４箇所。
１本ずつクルリクルリと巻きつけられて。
台所のまな板の上には小さく切り刻まれた林檎のカケラもあった。

夜中に包丁を触って指を切ってしまい、旦那が手当てをしたんだろうか？
良く見ると左手の親指の爪の辺りにも小さな切り傷。爪に血も付いている。
前に剃刀を握り締めちゃった時のように、ザックリ切っちゃったんだろうか？

目覚めた２歳児に問う。
「林檎食べたかったの？」うなずく２歳児。嬉しそうに林檎を持っている。
「包丁で切る時、手も切っちゃったの？」うなずく２歳児。「たいたい〜！（痛い痛い）ってぇ〜・・・」と絆創膏を指差す。
「で、パパに絆創膏貼ってもらったんだ？」２歳児、憮然として。「ぺぇー！（俺が！）」
「パパにペッタンしてもらったんじゃないの？お兄ちゃん？」２歳児、更に憮然として。「ぺぇー！」

目覚めた旦那に問う。
「昨夜、２歳児の指手当てしてくれたの？」「へ？なんじゃそら。知らんよ。」

昼頃、鬱陶しくなったらしく２歳児が絆創膏を剥がし始めた。
内心ドキドキしながら見ていると。
絆創膏に隠れているはずの切り傷は、何も無い。綺麗サッパリ。ほっ。

要するに。
夜中に目覚め、お腹が空いた２歳児は。
冷蔵庫から林檎を出し、まな板の上で林檎を切り。一つは美味しく食べ。
２個目を切った時、ついでに親指も切り。
薬箱から絆創膏を出し、自分で貼り。（しかも怪我をした指以外に）
ゴミを捨て、絆創膏の箱を薬箱にしまい。
林檎を持って布団にもぐりこみ。
そこで力尽きて寝た。
・・・・・ということか？（怖っ）

今まで、自分で絆創膏を貼ったことなんて無いのに。
はげサンタじいさんが助けてくれたと思うことにしようか。

はあぁぁ〜。チカラ抜けたぁ〜〜〜。

先頭 表紙

『できるだけ　はやく　かえってきて　ください。』



先日クリスマスツリーを飾った時。
クリスマスグッズも色々出したけど。
ウチの　はげサンタじいさん　だけが。
何処にもいません。
しかも、沢山のプレゼントをいれる筈の白い袋は置き去りで。
今夜までには出てきてくれるだろうと思っていたのに。
まだ姿を現しません。

どうするんですかっ。子供達が待ってますよ？
ってか、何処行ってるんですか？この時期に。
忙しいんですよ？


とりあえず、トナカイだけで仕事を始めることにしたけれど。
もう一度言います。

『できるだけ　はやく　かえってきて　ください。』


我が家は今夜サンタが来て、６歳児が飾り付けたケーキを食べてプレゼントを置いていってくれる予定になってます。
うまくいくかな？（笑）

先頭 表紙

一昨日から旦那と大喧嘩中。
いつも、なんとな〜く仲直りするのだが。
今度という今度は。ゆるさ〜ん！
仏の顔も三度まで。

私が折れれば表面上丸く収まるけど。
もう同じ喧嘩を繰り返したくないから。

今回はうやむやで終わらせない。
負けないもん。
生まれて初めて採用するすっごい作戦は以下の通りだ。

【私的すっごい作戦】
対・旦那・・・必要以外は私からは話をしないこと。
（喋ると上手く丸めこまれちゃうので。）

以上！


普段「しゃべり」の私が喋らないでいたからか？

今朝、熱が出ました。

メリークリスマス！

先頭 表紙

「いってきま〜す！」
玄関から６歳児の元気な声。
「いってらっしゃ〜い！」
今日は玄関でお見送りが出来なかったけど、なかなかいい感じの声だったな〜とひとりにんまり。
今朝は、きっちり集団登校の集合時間５分前に家を出たし。快調だなっ♪よしよし♪
さて。
洗濯機が止まるまでコーヒーでも一杯飲みましょう♪

１０分後・・・・・・・。
玄関に置き去りにされている空の手提げ発見。
２学期ももうすぐ終わるのでお道具箱を持ち帰ってくる為の手提げでは！？
だあぁぁ〜っ！忘れ物っ！
サクサクと仕度が出来て余裕かましてると〜コレダ。
やはり。詰めがアマイ。（親子とも）

皆で歩き始める時間から、まだ５分。
走れば途中で追いつくかも。
次の瞬間には帽子を被り、手提げとこれまた忘れ去られていた通学帽を握り締めて住宅街を走っていた。
薄曇の中。７〜８人の小学生を追い抜いても、６歳児の姿は見えない。
いや、まだそんな遠くまできてるはずは・・・。
もう少しで追いつく筈。多分。きっと。あと少し。あと少し。

結局。校内に入り、昇降口の５ｍ手前でやっと追いついた。
歩くの早くなったなぁ。
ハァハァ言いながら、「忘れ物っ！」と後ろから帽子をかぶせて手提げを突き出すと。
驚いた顔をするかと思いきや。
６歳児はにっこり笑顔で「ありがとう！わすれものっ・・勇気が出たよ！」と謎の日本語を返してくれた。

学校からの帰り道。今度は登校してくる小学生とすれ違いながらホッとして歩いていると。

懐かしい匂いがした。土臭いような。
それは道路脇の雑木林から。雨上がりの。湿った落ち葉と土の匂い。
ああ。久しぶり。
冬の朝の匂いだなぁ。
ふっと蘇ったのは自分が通学してた頃の冬の朝。
吐く息が白くて。冷たい鼻に更に冷たく吸い込んだ空気の匂い。
あの時と同じ。

ちょっと得した気分。

先頭 表紙

いつかはヤルんじゃないかと思ってましたが。
ついに！！ヤッテシマワレマシタ☆（やっぱり・・・ため息まじりに乾笑）

６歳児が学校の机の中に何日か置きっぱなしにしてた（と思われる）国語のテストを持って帰ってきた。

解答欄には丸がついているけど、０点。

１学期に「あのね、テストの時はね。自分の名前をちゃんと書かないとれーてんになっちゃうんだって！！」と言っていた。
その頃は学校で勉強することに。まだ緊張感があったんだろうな〜。
今までは。ヨレヨレでもしっかり平仮名で名前は書いてあった。
すっかり慣れたのか（！？）気が緩んできたのか。とうとう。

このテストの名前欄には案の定６歳児のヨレヨレの名前がなく。
代わりに先生の綺麗な赤鉛筆の字が。

『なまえ　　　ななしのごんべえ』

爆笑！ひっさしぶりに見たわ〜！ななしのごんべえ！！
いや〜なんか。先生素敵だわ♪と思った瞬間でした☆

おかげで、「ホントに名前書かないと、ななしのごんべえでれーてんなんだね〜！？」という私の感想に本人も爆笑して。二人で反省しつつも和んでしまった。（これでいいのか！？）


ちなみに。６歳児は名前をななしのごんべえの横に書き直して、れーてんから脱出してました。
授業中のテストだから出来た復活技だな。（苦笑）
点数は復活してても、このウッカリを私に見せづらかったのかな〜？
２学期もそろそろ終わるので、机の中を整理整頓！要らない物は家に持っていきましょう。ってことでやっと持ち帰ってきたらしい。
結構いろいろ考えてます。６歳児アタマ。

先頭 表紙

我が家の探し物の法則！？

「探している物に限って見つからない。」

携帯電話が忽然と姿を消した。
家の中にあるのはわかってるんだけど。
いつもなら。
自分が置いた場所にないと。
「あれ〜？携帯どこに置いたっけ？」
「ん〜？ないぞ？」
で、無くなった携帯に電話してみる。
すると。まあ、見つかります。
ものすごく意外な場所から着信音が聞こえてきて。（笑）

今回ももちろんその手を使ったらば。
「留守番サービスセンターにおつなぎします。」

！？

そうです。・・・・鳴らないんです。着信音が。（愕然）

所在を知らせてくれるはずの音が無いので
家中を探すことになった。
探すポイントは主に隙間。

無い。ココにも無い。こっちはどうだ？無い・・・。じゃ、ソコは？だめだ〜無いっ！

肝心の携帯は出てこないのだが。
色々なものが見つかる。

ばぁばに貰った２歳児の帽子。いや〜、なんでこんな所にあるの！？ん？２歳児に大事にされすぎてココにしまってもらったの？ほうほう。

かつて６歳児の工作に大活躍してたハサミ。おおお！何故ビデオテープのケースとともに？え？たまには休みが欲しかったって？なるほど。

ドライバーセットの柄の部分。ん？ベッドマットの下で寝てたの？不便だったんだよー最近。無くてもネジは回せるじゃないかって？いや、貴方がいないと力の入り具合が全然違うんだよぅ。

分解されたドナルドダックのペンライトの一部。日常で使うことが無いから。こんなところでスネていたのか？ごめん。残りも探すわ。


ありそうで、ない。なさそうな所から、でてくる。（探してるつもりじゃないモノが）

きっと。

機種変したりで新しいのを手に入れたら、出てきたりするんだろうな。（なんとなく確信めいた気分）

先頭 表紙

黙祷をした。
安らかに冥福を祈るつもりが・・・。
黙祷中に頭の中をよぎった言葉に自分で愕然。（言えやしないが。）
私には近い将来きっと。
ジョンの罰が当たるに違いない。
旦那にそう告白したら。「ジョンのバチじゃなく、ギターが当たるならいいねえ。」と。
貴方にもきっと罰が当たるわ。黙祷はキチンとしていたようだけど。

口をついて出た言葉と言えば。
今日は寒かったからか、旦那が湯船につかる瞬間叫んだ言葉が。
「ほっほ〜いっっ！！」だった。
何故だ〜〜〜っ！？
食後のコーヒーをかろうじて飲み下し、爆笑を堪えるのにかなり苦労した。
まあ。以前肩もみ中に。肩から頭の方まで響くツボにヒットした時。
突然。何の前触れも無く。
「てぺろ〜ん！」と叫んだ男だ。驚きはしない。（苦笑）

６歳児がまた本を借りてきた。
『わりばしの工作』・・・・・。どこまでも続く工作ロード。もう作品？を置く場所が無いってば。（笑）好きなんだから仕方ないけれども。
で。一緒に借りてきたもう一冊が。
『風の谷のナウシカ』何回か観てるとは思うけれど。
読んですぐ言ったのは。

「僕もメーヴェに乗りたい！」
「なるならユパになりたい！」

ガンバレ☆６歳児。家系を見る限りあの髭は絶対に生えないけど。（違）

先頭 表紙

カニを作った。

いえ、今日は折り紙で。

相変わらず６歳児が学校から借りてくる本は“何かを作るモノ”の本で。
今週は『おりがみ・３』だった。

「この本、明日返さなくちゃいけないんだけど〜。どうしてもカニを折りたいんだ！・・・最後のほうに載ってて、難しいんだけど。」
「じゃ、一緒に折ろうか？」

折り紙で鶴以外のものを折ることは滅多にない私。
折り方の図を見ながら６歳児より微妙に早く折っていく。
結構必死。（笑）
６歳児は本と私の手元を交互に見ながら「あ、わかったわかった♪」「あれ〜？どう折るんだぁ?」と言いながらもなんとか折っている。
いつのまにか上手くなったなぁと感心。どうやら友達同士で折り方を教え合うのがブームらしい。折り紙の減りがはやいのも納得。
ところが。途中までは良かったんだが、カニの足を一本一本作っていくところアタリで細かい作業になり、６歳児はギブアップ。

「もう、出来ないよ〜。本見てもわからない。あ。これなら折れる！」
隣でエンゼルフィッシュを折り始めた。コレも初挑戦。
まああんまり細かい折り方ではないので出来るだろうと一人で折らせた。
一箇所解らないところを私に聞いただけで、めでたく完成。
テーブルの上に尾びれがヒラヒラと可愛いエンゼルフィッシュ出現♪

私はと言うと。作りかけのカニを投げ出せずにちまちまと足を八本作り、中折りして更に中折りして関節を作り・・・完成♪
おお！カニに見える！（笑）
でも。爪の先までピシッと折りたいのに上手く出来ない。
コレ、かなり悔しい。

悔しくて６歳児が寝てしまった後、もう一度チャレンジ。
折り方が載っている本はもうランドセルの中。
覚えてるかな〜と自分の記憶力を疑いつつカサコソカサコソ・・・。

出〜来た〜！・・・が。
やっぱり足の爪の先がビシッと決まらない。


むむむむむぅ〜・・・。


次は。次こそは。ピンピンに決めてやるっ！
ええ、もう。

爪楊枝使ってでもY

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