2003-11-07 【丸紅ダイレクト】￥19,800　激安PC大放出は英断か？
2003-11-06 見ないで描こう・・と誘われたので描いてみた
2003-11-05 困ったときの神頼み〜宗教観についてあれこれ
2003-11-04 泥酔
2003-11-03 入間基地祭に行ってきました
2003-11-02 猛犬注意
2003-11-01 えんじ色の自転車
2003-10-31 ようこそ、銀ちゃん　（BGMは蒲田行進曲ではないのよ）
2003-10-30 がーちゃんを知りませんか？
2003-10-29 最近帰りが遅くて寂しいけど・・・現代大戦略があれば大丈夫？

１１月の最初の連休。ネットに衝撃が走った。

大手商社丸紅が運営するネットショップ・丸紅ダイレクトにVALUESTARが￥19,800で出品されていたのだ。この情報は一夜のうちに日本中を駆けめぐり、ショップ担当者が気づいて価格を訂正したときには、既に1,000件、1,500台の注文が入っていた。単純な価格の入力ミス。しかしこれが後に丸紅に２億数千万の損害をもたらすことになるのだ。
この価格表示ミスによる大量注文の一件は新聞やネットニュースでも報じられ、世間の知るところとなったのだが、その後の丸紅の動きは注文した『善意の買い手』のみならず、どこのネットショップでも起こりうる事例として、あらゆる意味で注目されていた。
当初は価格表示のミスとして注文分を丸紅側からキャンセルし、改めて198,000で販売する旨がメールおよびHPで発表された。
ところが注文した側からすれば、これは丸紅側からの一方的な契約のキャンセルであり、到底それには応じられないという。
web上で注文した際、売り手から買い手に確認のメールが届き、電子商取引ではその時点をもって契約成立とすることになっている。今回のケースではweb上に表示された価格で確認メールまで届いてしまったのだ。

今回のケースでは二つの結果が予想された。
もし丸紅が一方的にキャンセルすれば、電子商取引における「契約の信頼性」の根本が揺らぐことになる。売り手と買い手、どちらかの都合で一方的に価格を変更できるとなると、今後契約そのものが意味のないものになるからだ。
では丸紅が全面的にミスを認め、すべての注文に当初の表示価格で販売すればどうなるだろうか。通常198,000で販売されていたＰＣが19,800と表示されていれば、表示ミスなのは明らかである。それを知った上で（もちろん買う側は表示ミスであることは認識していなかったと主張するが）注文し、価格の訂正に応じないというのは公序良俗に反してはいないだろうか？
いずれにしても、今後の電子商取引における『前例』になることは間違いない。

そして今日、丸紅は『正式に契約した』すべての買い手に、表示価格通り19,800で販売すると発表した。
丸紅という企業のブランドイメージと契約の『信頼』を２億円余で買ったのだ。

これにより今後のネットビジネスは、絶対的な契約の信頼性が求められるようになるだろう。今回は丸紅という体力のある企業であったからこそ対応できたのであるが、この損害額は普通の規模のショップには致命的である。
今後ネットビジネスにはセキュリティをはじめとするシステムそのものへの強化に加え、管理者のヒューマンミステイクへの二重三重のフォローも不可欠になってくると思われる。


関係ないが、かつてアメリカの飛行機会社ロッキード社が、全日空にトライスター（３０６人乗り）２１機を売り込むために、丸紅を通じて田中角栄首相に贈った金額は５億円といわれている。

先頭 表紙

上野のミーさんが「気分爽快ですよ！」というので、私も描いてみました。
お題は「海老」。気分は爽快。
でもなんかちがう・・・・。

先頭 表紙

生まれた家が浄土真宗の門徒だったので、私も「宗教は？」と聞かれれば「浄土真宗」と答えることにしています。
こういうのを一つ決めておくと、そういったお誘いがあるときにも即座に返答が出来て便利です。いくら日本が複数宗教を受け入れるお国柄とはいえ、既に他の宗教を信仰している人に更に・・・という程デリカシーのない人はそうそういるものではありません。
ちなみに新聞の勧誘の時は「熱烈な広島ファン」だといえば、某読売さんや某産経さんはやむを得ないという顔で帰って行かれます。

かつて浄土真宗の熱心な門徒さんとお話しする機会があって、お互いの宗教観につて話し合ったのですが、このとき聞いた話が後々私の宗教観に影響を及ぼすことになりました。
宗教というものは「いざ」と言うときのためにあればいいという私に、その人は「それでは遅い」と言うのです。「生」「老」「病」「死」・・・苦しみに人間が直面するとき「助けてください」と誰に向かって叫べばいいのか、普段から知っておくべきだと。更には日頃から親しく付き合っていれば、苦しいときだけでなく誰かに感謝したいときにも、素直に感謝の言葉が出てくるものなのだと言われました。
そういえば、本当に辛くなって救いを求めたとき、真っ先に近づいてくる人が壺を持っていたり足の裏を見せろと言わないとも限りませんしね。


「足あと」という一遍の詩があります。クリスチャンである私の叔母が、父に送ってくれたカードに印刷されていたものです。


「足あと」

ある夜　わたしは　夢を見た
神さまと二人並んで　わたしは砂浜を歩いていた

砂の上に　二組の足あとが見えていた
一つは神さまの
そして一つは　わたしのだった

しかし最後にわたしが振り返って見たとき
ところどころで
足あとが一組だけしか見えなかった

「わたしの愛する子供よ
　わたしはけっして　おまえのそばを離れたことはない
　おまえがもっとも苦しんでいたとき
　砂の上に一組の足あとしかなかったのは
　わたしがおまえを抱いていたからなんだよ」



一番苦しい時、そばにいて抱いていてくれる人を探すことが即ち宗教だと思います。

先頭 表紙

話は３日前に遡ります。
この日の我が家は、ある記念日を迎えていました。
もともと忘れないようにする為に１並びの日を選んだのですが、その時の気持ちをあざ笑うかのように、過去何度も忘れ去られたあの記念日です。
ちなみに初めての記念日は平日で、ちょっとだけがんばってごちそうを作って待っていたにもかかわらず、会社の人と飲んだくれて帰ってきました。
帰ってきたあんぽんたんに今日がその日であることを告げると・・・「１１月１日は憶えていたんだよ。だけど今日が１１月１日ということを忘れていたの」と、ナイスな言い訳をしてくれました。
幸い今年は土曜日、しかも３連休の初日です。何も言わなくても憶えていてくれるという期待はとっくの昔に捨て去り、前日から「明日の夜は美味しい物を食べに行くからね！」と宣言していました。もちろん贅沢の根拠もちゃんと告げて、です。
昼間は一緒に自転車で出かけ、夕方「ちょっと用事があるけどすぐに帰ってくるからね」といって会社に行っても、そんなに不安には思いませんでした。
「ちょっとトラブルがあって」と電話してきたときも、そのうち帰ってくるだろうと思っていました。
しかし、夜になっても帰ってきませんでした。
その上、携帯も通じない！！！
かつてこのパターンで音信不通になったときは、もれなく会社の人に拉致されて飲み屋に行って終電間際です。
そして、私は一人で近所の居酒屋へと行ったのでした。
とりあえず、『真澄』の吟醸を一合。それに鳥皮、鳥ももを２本ずつ。
串がなくなる頃には更にもう一合。
お店に入って３０分後「ごめん！尻のポケットに入れてたら、携帯の電源落ちてたよ〜」という電話が入った頃には、立派な酔っぱらいが一丁上がり。
最近飲んでなかったせいか、いつもより酔っぱらっているよ〜な。
二人で飲み直して更にもう一合。すでに泥酔。
抱きかかえられるようにしてお店を出ました。
私の怒りのほどが十分伝わったそうです。


写真の文字は今日かいたもので、酔っぱらっているわけではありません。
久しぶりに出したペンタブレットのせいですよ。

先頭 表紙

昨日のお天気が嘘のように、朝から曇り空でした。
早起きしてお弁当を作って、夕べの約束通り二人で出かけました。
最初は一人で行くはずだったのですが、雨が降ると人が少ないらしいと言うと、ちょっと行ってみようかという気になったようです。（本音は私を一人で行かせるのが心配だったらしいです）
・・・が、人が少ないのには少ないだけのわけがあるものです。
地上展示は傘の花に埋もれてよく見えず、展示飛行も殆ど中止になりそうで、到着して２時間後には帰りの電車に乗っていました。
行き帰りの電車で座れた事を思うと、早く行って早く引き上げたのが正解だったかもしれません。
私は大好きな場所だから、少しくらい混雑していても我慢できるけど、そんなに興味ない人には、苦痛なだけだしね。

久しぶりの飛行場はやっぱりわくわくしました。
滑走路に近づくにつれて漂ってくる航空燃料の匂いは、長いこと離れていた大好きだった世界に引き戻してくれました。
来年は晴れるといいなぁ。

先頭 表紙

昨日に引き続き自転車でお出かけしました。
今日は大きい通りを越えて、練馬方面まで。
実は夕べ地図を見ていて、練馬に大きいお寺さんを発見し、そのお寺さんが柳生一族の菩提寺だと言うことを知って、俄然行く気になったようなのです。
大河ドラマファンはこれだから・・・（笑）
あいかわらずよろよろしながら、でも昨日よりずっとスムーズに乗れるようになりました。
閑静な住宅街を抜けて石神井川に突き当たり、川沿いの道を走っていくとこんもりした林があり、そこが目的のお寺さんでした。
大きな樹におおわれた静かな一角で、思った以上にいい雰囲気です。
駐車場の隅っこに「ちびすけ」と「銀龍号」を停めて、いざ山門に向かうと『拝観拒絶』の立て札が・・・。さらにその横には『防犯の為猛犬を放し飼いにしております。ご注意ください。山主』だって。
お寺さんは遊びに行くところではないからね。拝観拒絶は本来の姿なのかな。
でも・・・なにも猛犬まで放さなくても。
きっと以前心ない人たちが入り込んで、困ったことになったのでしょう。
残念だったけど、雰囲気だけ味わって帰りました。

ところで、練馬には無人の農産物販売所があるのです。
２３区内で、びっくり。

二人で出かけると、自転車を止めるとき２台を一つのワイヤーにつないでおきます。
それが、ちょっとうれしい。

先頭 表紙

今日は『銀龍号』の初乗りでした。
あいにくのお天気の中、二人で意気揚々と出かけていきました。
・・・が、十数年のブランクは一朝一夕には埋まらず、自転車に乗るのがあんなに大変だとは思いませんでした。
えっちらおっちらこいでご近所をまわって帰ってきた頃には、
・・・お尻が痛い・・・泣きそうです。
でも「うだうだ言ってると返しちゃうぞ」と言われるので、泣けない。
銀ちゃん、二人でがんばろうね。


小学校に上がったばかりの頃、私は生まれて初めて自分の自転車を持ちました。
友達がみんなピンクや水色のかわいらしい絵が描いてある新品の自転車なのに、私の自転車はえんじ色のなんの絵もついてない、地味なものでした。
でも私はその自転車がとても誇らしく、大好きでした。
それは、父が古道具屋で買ってきたぼろぼろの自転車を、毎晩遅くまでかかって再生してくれたものだったからです。
修理が終わった夜、父は寝ている私を起こし、生まれ変わった自転車を見せてくれました。さびていたハンドルや泥よけはきれいに磨かれていたし、車体はえんじ色に塗り直してありました。
父と母は内心、私が中古自転車を嫌がるかもしれないと思っていたらしいのですが、私は友達の自転車の何倍も立派に見えました。

今日、実家の母と話していてふと思い出し、長年の疑問を聞いてみました。
「お母さん、私が小学校の時お父さんが作ってくれた自転車ね。あれ、うちにお金が無くて新しいのが買えなかったからなの？」
「う〜ん。お金はねぇ、ずっと無かったけど、子供の自転車を買うぐらいはあったわよ」
「じゃぁ、あのときどうして古い自転車を買ってきたの？」
「あぁ、あれはお父さんの趣味。古いのを買ってきて修理するのが趣味だったのよ。あのころは何でも拾ってきてたわねぇ」
・・・・まさか父の趣味だったとは。
物心ついてからの父の行動を思い出してみれば、疑問でもなんでもないことでしたね。父は生涯を通じてＤＩＹの人なのでした。

そういえば中学生になったときの自転車も、みんなが新車の中、紫色の従姉のお古だったのを今思い出しました。えんじ色といい紫色といい、子供には渋すぎです。
初めて自転車を「買って」もらったのはそれから更に１年後で、当時としては値の張ったミヤタの若草色したステンレス車でした。
納品された自転車のタイヤに、私が学校から帰るまで土を付けないように、父が庭を担いで運んでくれたのだと母から聞きました。


自転車３代、バイク２代、車３代・・・銀龍号は９代目のパートナーです。

先頭 表紙

お昼前に銀ちゃんが我が家にやってきました。
首を長くして待っていた、ミヤタのステンマックスU26。
命名『銀龍号』です。
飛脚の佐川さんがお昼前に届けてくれました。
早速アパートの前の庭で開梱。自転車をすっぽり包んだ大きな段ボールと格闘の末、美しいステンレスシルバーの車体が姿を現しました。
初乗りは明日と言うことになっている・・・というか、１０数年ぶりの自転車に一人で乗るのが怖いので、今日のところは前の公園に引っ張っていき、記念撮影をしました。

明日は二人で自転車に乗っておでかけです。
晴れるといいな。
ちなみに私のじゃない方の自転車の名前は『ちびすけ』
折りたたみ自転車なんです。

先頭 表紙

「おつかいがーちゃん」

うちに住みついてるあひるのがーちゃんは、タバコを買い出しに行ってくれます。
でも、自分ではドアを開けられないので、ドアを「どんどん」とたたいて誰かに開けさせます。
ドアを開けるとそこには見上げるようにこちらを見ているがーちゃんがおりました。



・・・・といろいろお役に立ってくれるがーちゃんですが、本業は楊枝差しです。
以前、親戚の家に遊びに行ったとき一目で気に入り、おねだりしてもらい受けてきたのです。
知人もキュートながーちゃんに惚れ込み、何とか手に入れたいと言っているのですが、残念ながらお店で売っているのを見たことがありません。
どこかでがーちゃんを見かけた方いらっしゃったら、ぜひご一報ください。

【がーちゃん】
身長８０mm　胴回り１６０mm　陶器製　背中が楊枝立てになっています
おしりに「Sunart」と彫ってあります。
チャームポイントは甘食のようなほっぺ

先頭 表紙

毎日午前様すれすれのご帰還ですが、昨日はついに最終電車を逃してしまったそうです。ターミナル駅から、「電車なくなった・・・」と疲れたメールが届きました。「タクシー拾っておかえり」と返事を出したのですが、そういわなかったら２駅分歩いて帰るつもりだったのでしょうか。
がんばってる姿に、ちょっとほろりとしてしまいました。
ご飯食べるのもしんどいんだろうなと思い、炊飯器のご飯をおにぎりにしました。
おにぎりが大好きな人だから、これなら食べられるかな？
今朝も早くに出かけていきました。

昨日のおみやげは『現代大戦略２００３〜テロ国家を制圧せよ』
先週出たばかりの新作ＰＣゲームです。
前に私が欲しがっていたのを覚えてくれていたようです。嬉しい。
これでお留守番してる間も寂しくない、かな？
仕事で遅くなる人の帰りを、中国や北朝鮮と戦争しながら待つというのもいかがなものかとは思いますが、きっと子供におもちゃを買って帰るお父さんの気分だったんだろうなぁ。

なにしろ初めてのシミュレーションなので、まずはマニュアル読みから。
熱中しすぎてご飯を作るのを忘れないようにしなくちゃね。
今日の予定はハンバーグです。

先頭 表紙