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アオイの「とりあえず日記」

とりあえず・なにげに
行き当たりばったりに書き留めては貼り付けるピンナップボード

再開してみようかな、と。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-12-11 キャロルという名の
2001-11-30 やれやれ
2001-11-15 詩人自身による朗読会
2001-11-11 月下美人
2001-10-29 小さな冬支度
2001-10-20 王様ヒゲの怪人
2001-10-05 薔薇屋さん通い復活
2001-10-04 野ばらちゃんおすすめカフェー
2001-10-03 アンリ・カルティエ=ブレッソン
2001-10-03 昔々


2001-12-11 キャロルという名の

ストロベリーとバニラのほのかに甘い香りに、水色は薔薇色の「キャロル」。
11月〜3月までの限定品。

文庫本を開いたら、一杯目はストレートで、
2杯目からはミルクティーに。
小さなクッキーを口に運んで3杯目。
最後に少し甘くして、ポットにはたっぷり4杯分。


エレベーターの扉が開くとすぐ目の前にスタッフがいて出迎えられる。
左手にバックヤード。右手のティールームの入り口で一瞬立ち止まる。

・・・誰もいない。(泣笑) 
午後のお茶の時間帯はいつもいっぱいという店内も夕方は静か(すぎる)。

背筋を伸ばして、ゆっくり席まで歩いていく。
よかった。せめて黒のワンピースにしておいて。と、
ラリックやガレの作品の並ぶ店内を見ながら思う。

産地・時季・茶葉のサイズや質・ロールのかけ方等によって味わいが異なる
200種類の中から選んでいく作業が楽しいのも、
礼儀正しく親しみを持って相談にのってくれるスタッフの感じがとてもいいから。

質のいいサービスとおいしいお茶に、読書も進んだ小1時間。
これから通う愉しみができて嬉しい。

先頭 表紙

おぽぴさまは、今宵「市村キャロル」で「生きててよかった〜!」を実感されているのでしょーね!わくわく。 / アオイ ( 2001-12-26 18:38 )
わ〜素敵〜(*^^*) そういう時間てすごく好き〜! 「生きててよかった〜!」って感じ←大げさ? でもそう感じるよね〜♪ / おぽぴ ( 2001-12-23 22:25 )

2001-11-30 やれやれ

と独りごちてから、
そんな村上春樹的な台詞が自分から洩れるなんて初めてだな、とも思う。
 
といっても、なんてことはない。
レモンティーのレモンが付いてなかっただけなんだけど。
来店したら「いらっしゃいませ」の代わりに「おつかれさまです」と言われる所。
いつも頼んでるものなのに・・・。

湯気が立ち上るカップの中にレモンの輪切りを入れた時の、
さっと紅茶の色が一段明るくなり、一瞬レモンが濃く匂う様子は、
冬の愉しみのひとつなんだけどな。

今日はストレートだ、と気を取り直して、
貴重なお昼休みのわずかな時間、手元の文庫に目をおとして、しばらく貪り読む。

 ・・・・・・・

厚手のカップに残りわずかになったのと、口の中の味を確認する。
・・・そうだ。今日はホットウーロン茶を頼んだんだった。
味も分からないで食事してたなんて。

やれやれ。

なにをやってるんだか。ぴりっとしない1日だった。

先頭 表紙

勇気を出して行って来ました!ホントに行ってしまったもの勝ちですね〜。後日UPします! / アオイ ( 2001-12-13 02:19 )
紅茶の専門店も行ってしまったもの勝ちです。吉祥寺に好きな紅茶屋があります。 / 夢樂堂 ( 2001-12-08 00:22 )
そんな場所があるっていいですね〜。それに、香りの立つお茶って、覚醒させてくれそうです。今まで敷居が高い気がして入れないでいる紅茶の専門店に、今度こそ挑戦してみたくなりました。 / アオイ ( 2001-12-06 23:58 )
最近は近くの中華屋でジャスミン茶を飲むのが楽しみにンあっています。飯を食うより、茶を飲みたくていく場合もある。 / 夢樂堂 ( 2001-12-06 03:42 )
この日はまた、吠えたくなるような丸くて大きい見事な月を見ながら帰宅して、熱ーいドクダミ茶をなみなみと注いだカップで唇をやけど。ぼけぼけ大行進です。単に日常茶飯事というのかも(^^; / アオイ・ホントに吠えたこともある(笑) ( 2001-12-03 00:17 )
アオイさん、きっと忙しくて疲れてるんだね・・・ 週末はゆっくりできるかな? 好きなお茶でも自分で入れられるといいね(^o^) / おぽぴ ( 2001-12-01 07:25 )

2001-11-15 詩人自身による朗読会

作家や詩人自身による朗読会。
アメリカなんかでは割と行われているらしいけど、日本では珍しい。
詩人と、ジャズピアニストで詩人の息子でもある2人のコラボレーション。

詩が詩人自身の中でどんな風に響いているのかうかがうことができるって、そして、
一緒に楽しめるって、贅沢な体験だ。

詩人は一時期自らに詩作を禁じていた。

50年に及ぶ詩作の中で詩(の言葉)が現実に優位し・世界を構築するようになる、
「詩に侵される」ことを感じたから。
( それってまさに詩人の業というものだと思う )
それほど‘詩人’が紡ぎ、放つ詩(の言葉)は強い。

以来。今現在までの詩との関わり方をどうしても尋ねてみたかった。

詩っていいことばかりじゃない、ということを自覚して、
詩との新しい取っ掛かりを掴んだことを、
「 頼まれるとつい書いちゃうんだよね 」なんて軽い調子の中で、答えてくださった。

詩って、クサノオウみたいなものなのかも。
どこにでもあるような草みたいで、その血のような汁は優れた薬になるが、
決して飲んではいけない、猛毒、なのだ。
書くことの・言葉の持つ、毒。
それを感じられるほどの深みも高みも、私は窺えるところにはいないのだけれど。


50億光年の彼方から、引き合う孤独の力で集った人々が、ネルルしキルルした一夜だった。

先頭 表紙

今回改めて確認したら、「二十億光年の孤独」って、1952年作者21歳の時の作品なんだ・・・。凄い。 もし70歳の今、朗読するとしたらどんな感じがするんだろう。 / アオイ ( 2001-11-30 00:14 )
おぽぴさま* 代わりに答えてくださってありがとうございます(笑) いー加減、そろそろ復活しますー(た、たぶん) / アオイ ( 2001-11-30 00:01 )
夢楽堂さま* 教えてくださってありがとうございます(^-^) それと、出遅れてしまいましたが、お誕生日おめでとうございますです!夢楽堂さまをはじめ、「ひまじん」の年上の方の存在は、大人って(年を重ねていくって)素敵なものだと思うことができて、とても心強いです。 / アオイ・ぎりぎり0時前に滑り込み ( 2001-11-29 23:57 )
りりさま* いつもながら気が利いてらっしゃる! そういえば、時節柄風邪をひいている人(聴衆)が多かったのですが、朗読の時は咳の一つも聞こえず。似たような経験は他にもあって(猿之助の時とか)、観る者に深い集中をもたらす‘本物’の持つパワーって凄いです。 / アオイ ( 2001-11-29 23:37 )
↓ おぉ! 私も聴いてみます! / おぽぴ ( 2001-11-23 14:55 )
東京書籍で『詩のボクシング』が出ています。これに添付されているCDではねじめ正一さんと谷川さんが戦っています。 / 夢樂堂 ( 2001-11-22 08:30 )
遠くでそれを想像している私は、思わずくしゃみしたりして…。 / りり@行ってみたいな〜 ( 2001-11-21 00:11 )
夢楽堂さま* 予想以上に愉しい体験でした!「夜会」に比べたら、格段に行き易いです。数多く行われているみたいですし、きっと旅先のどこかで参加できる、ハズ(^-^) / アオイ・‘詩のボクシング’聴きたーい ( 2001-11-20 19:15 )
仙川さま* いえいえ!お書きになるもの、この離れ小島までしっかり届いておりますよ♪ / アオイ ( 2001-11-20 18:53 )
おぽぴさま* 元来No Music No Lifeで、「親冥利に尽きる」と語った父君に対して、息子氏は、詩にはNo Touchで来たということでした。なんとなくわかる気がします。  / アオイ ( 2001-11-20 18:48 )
谷川さん、夢樂堂が尊敬している詩人です。若い頃の生硬さ。今はやわらかさが加わって心に棲みやすくなっている。谷川さんの詩のボクシングは聴いたけど、コラボ参加したかったですね。 / 夢樂堂 ( 2001-11-19 07:13 )
私みたいな〜偽詩人は〜書くのも〜詠むのも〜いまいち〜☆ / 仙川亭おき楽 ( 2001-11-17 11:49 )
そういう、自分の強烈な内面宇宙を自覚している人の息子って、父親のどの部分まで理解しているのか興味深い。 血のつながり=すべてではないし、それでは「個」じゃなくなっちゃうし。 お互いに響き合ってコラボなんて、最高の時間だねえ・・。 / おぽぴ ( 2001-11-17 08:36 )

2001-11-11 月下美人

「出勤前に悪いんだけど、お花・・・」と、音もなく背後に立ったお向かいの奥様。
「えっ、何事!?」と振り返る間もあればこそ。
そのまま腕をとられてどんどんお向かいへ導かれる。
・・・! わぁ。と目を見張る。

石榴色した1番外側のガク、月の色を思わせるやさしい白色をした花びら。
朝の光の下で開いた月下美人を見るなんて初めてだ。

そんな風に始まったその日は、月下美人を目にした時の笑顔で過ごすことにする。
そして同時に、ちょっとだけ素敵なことの連続だった。

入荷を待っていた新刊が手に入った。
それを片手に、お昼には新メニューを試してみた。
お客様からいただいたケーキは、
シャツのインに着ていたタートルTシャツと同じ色のフランボワーズ。
お褒めの言葉も一緒に。
帰りに買ったフランスパンは焼きたて。それをつまみたくて、
夕食は、具だくさんのミネストローネとかぼちゃのニョッキにその場で決定。など。
( なんだか、食べ物ばっかりだなぁ。)

こんな日や、逆に、弱り目に祟り目・泣き面に蜂の日には、強く感じてしまう。
フラクタルな事象の中で、確かに存在するある波のことを。

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ようこそ!それなのにずっと不在にしてまして(^^;  波を外してしまった時のリセットの仕方がわかるといいのに〜、とも思います。 / アオイ・どうぞよろしく* ( 2001-11-29 23:20 )
はじめまして!日常の中の波を感じる時ってありますね。私、未熟者で揺らぎを楽しめるようにはまだまだですが。 / し乃 ( 2001-11-26 18:32 )
運命と書いて、隣の奥様と読む(笑) 香りが消えていたのがとても残念でした〜。 / アオイ ( 2001-11-20 18:34 )
朝まだ咲いている月下美人!? それは運命かも! 一夜限りの命の終わりを見ることができたなんて素敵。 / おぽぴ ( 2001-11-17 08:16 )

2001-10-29 小さな冬支度

行き詰まった考え事をちょっと脇に置いておいて、キッチンに立つ。

取り出すのは、ラベンダーウォーター・ホホバオイルに、
カカオバター・スイートアーモンドオイル。
それと蜜蝋。

空気の乾燥を頬が感じたからコートを買う前に、肌のための冬支度。
ラベンダークリームとカカオバターリップクリームを作る。

ラベンダークリームは、
指にとる度にラベンダーウォーターの小さな小さな粒がはじけていい香り。
今年の冬もお世話になります。
ちっちゃなちっちゃなジャム型ガラス容器は、友人の結婚式でもらった蜂蜜。
しあわせのお裾分けが続いているようでなんだか嬉しい。

リップクリームは、
大さじ1杯のためにレシピのひまわり油を1缶買うのはどーしたものかと考えて、
いっそのこと、おもいきりおいしそうなのにしようとスイートアーモンドオイルをチョイス。
くんくんと匂いをかぐと、チョコ(カカオバター)の香りがおいしそう!
こちらは、コバルトブルーが美しくて捨てられなかったリップスティック容器に。
唇にあてると触れた面がふっと溶けるのがわかる軽い使い心地。


道具として使ったコーヒーカップやスプーンを片付けたら、また考え事が待っている。
全然すすまないんだけど、ね。

先頭 表紙

。。。。。。はっ! ぼーっとしてました(笑)  / アオイ ( 2001-11-18 01:26 )
アオイさ〜ん・・・  元気〜?・・・ / おぽぴ ( 2001-11-16 19:20 )
おぽぴさま* そして、行きたいところに行くのも! 充電されますね♪ / アオイ・うーん方向が。 ( 2001-10-30 19:28 )
夢楽堂さま* それと「はらまき」も外せません!(笑)  / アオイ・「へちま」Telメモしました! ( 2001-10-30 19:22 )
404さま* 出来上がっていくのが、見て・触って確認できるのって、精神衛生上良いです。 / アオイ・ヒントやきっかけが欲しい ( 2001-10-30 19:18 )
心地よいものまわりに置くと、なんだか頭がほぐれていくよね♪ / おぽぴ ( 2001-10-29 08:50 )
もう冬ですね。マフラーと手袋、そろそろ出さないと。 / 夢樂堂 ( 2001-10-29 08:43 )
そうか「キッチンに立つ」のか……。コンピューターの前に座るのじゃだめですね。僕もしかるべき場所を見つけよう(もしくは、作ろう)。 / 404 Not Found ( 2001-10-29 00:25 )

2001-10-20 王様ヒゲの怪人

CDショップにて。 
出てる〜! ロビー・ラカトシュの新譜が♪ 
今度のはジャズ界の人々をゲストに迎えての1枚。
その前に、ベースとパーカッションの絡みがスリリング!な
岩村学「私の考えるジャズ」を試聴したばかり。
秋の夜長に聴く1枚は、ジャズに決定。( って、JAZZのJの字も知らない私 )

超絶技巧のジプシーヴァイオリンの王様ヒゲの怪人。
優れた技術に支えられた圧倒的な表現力の下での、
( 感傷に落ちない絶妙の‘溜め’なんか彼らしい ) 
時にウインクしながら弾いてるでしょ!という茶目っ気や粋な感じ。余裕。
( だからかな、嫌味な感じや「拝聴します」にならないのは。)
演奏することの幸福感に包まれた彼の奏でる音楽・ジプシーヴァイオリンは、
生きていることへの愛おしさに満ちている。


今回もとっても満足♪なこのアルバムは、96〜97年にかけて録音されたものだとか。
( 故に、ゲストのグラッペリのラストレコーディングとも噂される。)
ということは、当時30そこそこ。
以前目にした、ジャズが好きという「好き」のレベルの高さ・凄さが窺える。
日本のみのリリースだなんてもったいない。

‘来日記念盤’のシールを目にして、
「やっと次の来日が決まったんだ♪」と思った自分の呑気さったらない。
今月! しかももう過ぎてる!! なんたる不覚〜!!! しばし茫然。
うぅー。次の来日は2002年って話だったじゃないかぁ(泣々)

ら、来年は、どこまででも行くわよぉ。


   22日追記
岩村学・・・記憶にひっかかると思ったら、
ルパン3世のリミックスで「Samba Temperado」やった人だった!
( このリミックス大好きだけど、他の収録曲がイマイチで、
  試聴だけして購入はしなかったんだった )
うーん。やっぱり‘呼ばれてる’気がする。今日も試聴しちゃったし(笑)

先頭 表紙

夢楽堂さま* あの写真達はそういう訳なのですね! 「猫手まんじゅう」のUPが愉しみで、愉しみで♪  / アオイ ( 2001-10-26 19:27 )
RYOさま* 俺様様ラブ話(笑)に加えて、音楽話も楽しみにしています〜。 / アオイ ( 2001-10-26 19:11 )
呼ばれている、この感覚わかります。夢楽堂はあちこち呼ばれて困ります。 / 夢樂堂 ( 2001-10-25 08:08 )
音楽は好きだけど、なぜかジャズに縁のないわたしです。ジャズっていい!って、そんな日が楽しみです。 / RYO@おひさしぶりです ( 2001-10-25 00:12 )
「ラカトシュ・ゴールド」は2枚組ですが、損はさせません! コンサートは更にオススメです! 去年、私の隣の席のシルバーグレイのおじさまは最後、「ブラボー!!」と叫んでおりました(笑) / 会場中がスタンディングオベーションでした ( 2001-10-22 22:52 )
面白そうですね〜ー♪要チェック!!ですね!!見つけて聴いてみますねーーーー / しっぽな ( 2001-10-22 12:46 )
そうでした。ヴォーカルの魅力! お気に入りの‘声’に出会う愉しみもあるんですよね*  / タワレコへ試聴に日参!?・笑 ( 2001-10-21 20:18 )
ジャズって、人間の心地よいリズムをそのまま音楽にしてるって感じがします。渋いボーカルで聴いてると、なぜか知らないはずの良き時代?にトリップするような・・ / おぽぴ ( 2001-10-20 09:16 )

2001-10-05 薔薇屋さん通い復活

メインストリートを1本入った街角に、週に2日、薔薇屋さんが来る。

薔薇屋さん、などというと、なにやら優雅なマダームでも出てきそうだけど、
売り手が作り手でもある薔薇屋さんは、マダームというよりマンマという感じ。
・・・貫禄・・・。
でも、茎は短くしてくださいと言う私のお願いに、
「かわいそう」とつぶやく可憐さに、「!?」と見つめてしまったことも。

今年は薔薇(はな)をたやさない生活をしてみようと通っている。
その時々に惹かれる薔薇をちょっとだけ、名前も一緒に教えてもらって。

NOクーラー派の部屋⇒暑い間は通うのを控えていたのだけれど、
キンモクセイも香る季節になったし、そろそろ大丈夫かな、と。
今日は、今まで買い求めたことがなかったものを。

グリーンがかったペールイエローの縁がサーモン寄りのレッドのフェリア。


明日は久々に目が覚めたらお花が目に映る。
薔薇の花茶で、モーニングティーにしましょう。
誕生日のささやかな愉しみ。

先頭 表紙

プリティ雨郷さま* 早速お越しいただきありがとうございます。 お花の心得があると花も喜ぶのでしょうが、私の場合、器を代えながらばさっと生けるだけなんですよね〜。 / アオイ ( 2001-10-20 02:06 )
初めておじゃましますぅ〜。 いいですね〜生花があるお部屋って。空気に淡い色がつくみたいでムードが出ますよね。 / プリティ雨郷 ( 2001-10-17 22:01 )
SHI+RYOさま* すみませーん。過去のものしか読むもの無くって( 以下、笑ってごまかす、はは、は ) / アオイ ( 2001-10-16 23:18 )
遊びにきたらアオイさま日記は更新されてなかった(笑) 『千と千尋の神隠し』・・・ふむ。。じっくり読ませていただきました。奥が深い。。。 / SHI+RYO ( 2001-10-14 00:33 )
SHI+RYOさま* こちらこそ律儀に来ていただき恐縮です〜。ありがとうございます。SHI+RYOさまの日記、楽しみにしています♪ / アオイ・優雅なのはお花だけ(^^; ( 2001-10-13 22:26 )
404サマ* お疲れの所、ありがとうございます。 ボーンチャイナの乳白色に紅薔薇色が映えて、ってうっとりするのも束の間。朝はやっぱり「じーかーんーがーっ!」と飛び出して行くことに(^^; / アオイ ( 2001-10-13 22:17 )
しっぽなさま* いつもちゃっかりオマケしてもらっています。 私もとりあえず1周年をめざしたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願いします♪ / もう何日書いていないことか・不精者 ( 2001-10-13 22:12 )
真賀さま* 資格取得などでお忙しいところ来ていただき、ありがとうございます♪ / キリ番のまどもあぜる(ゴーイン) ( 2001-10-13 22:05 )
遊びに来てくれてありがとう。優雅・・・。読み入ってしまいました。ん?お誕生日、おめでとうございます(^-^)  / SHI+RYO ( 2001-10-12 16:36 )
すみません。僕も出遅れてしまいました。前来たときは、寝ぼけていたみたいです。お誕生日おめでとうございます。花茶はいかがでしたか? / 404 Not Found ( 2001-10-12 11:45 )
お祝いメッセージありがとうございます!!「かわいそう」って言うのは薔薇を作ってるからかな、と思ったの!やっぱり!!おっかちゃんって感じのマダム。。。いいですね〜買ってくれる人が見られる栽培者(製作者)は幸せですね。アオイさまのような方が買っていくのを見るのは彼女も嬉しいのではないでしょうか。 / しっぽな ( 2001-10-12 11:16 )
遅れてしまいましたが.......お誕生日おめでとうございます!マドモアゼル!(仙川氏のをぱくらせていただきまちた。) / 真賀砂州子 ( 2001-10-11 15:18 )
おぽぴさま* 育てているなんて!すてきです〜* 朝の薔薇の色。。。うっとり。。。 それから。ありがとうございます*そうなんです。登録してはいないんですけど、誕生日なのですー。 / アオイ・ありがとうございました* ( 2001-10-06 19:06 )
おおっ仙川さま* つっこみの旅再開されたのですね♪ ワタクシ、既にトウが立ってるんですけどこれからも、まどもあぜる、で押し通します!(爆) / アオイ ( 2001-10-06 18:55 )
おぽぴも薔薇が好きで育てています。朝の色が好き・・(^^) アオイさんお誕生日なのかな? トップに載ってないけど・・おめでとう! / おぽぴ@秋は楽しいことがたくさん ( 2001-10-06 07:08 )
素敵な薔薇を〜一輪〜♪ マドモアゼル〜♪ / 仙川亭おき楽 ( 2001-10-06 00:10 )

2001-10-04 野ばらちゃんおすすめカフェー

「ごはん食べに来ない?」というヒトヅマのありがたいお誘いをお断りして来た
京都では、別のヒトヅマとデート。

嶽本野ばら氏おすすめのカフェーへ。

イタリアンバロック様式の店内に入るとすぐ、フェルメール「青いターバンの小女」。
他にも、ピカソやシャガールがあるとか。
野ばら氏の言に従い、入り口脇の懺悔室(告解室?)のような小部屋へ。
座面が赤い別珍張りのダークブラウンの肘掛椅子に落ち着く。
通りに面した窓からはステンドグラスを通してにぶい光が。
常連とおぼしき奥様方数人のみの広い店内。
くすんだ淡いオーシャン・グリーンの今や少々クラシカルすぎるのでは?
と思われる制服を来たウェイトレスの様子などを目にすると、
( 野ばら氏によると、そこがストイックで良いらしいのだが )
開店は昭和9年という昔から時が止まっているようにとても静か。
今時のこじゃれたカフェ、ではなく、カフェー、の所以。

23時までの営業だとか。うん。夜の方がもっと雰囲気が増すね、きっと。
その時は、今回いただいたウィンナ・テイーの変わりに、エスプレッソの
‘ヨーロピアンコーヒー’か、ヘネシーの入った‘ブランデーコーヒー’かな。

そこで、2人、なんの話をしたんだっけ?

先頭 表紙

中世ヨーロッパ、ルネッサンス様式の喫茶室もあるそうです。   寄宿舎、というと「アナザー・カントリー」とかの世界ですね〜。抑圧と禁欲ないまぜの生活の中で香る気品と色香!!こういうの、今回のカフェー・デートの友人から昔教わったことの一つ(笑)  / アレックのモーリスを見る眼が怖かった私 ( 2001-10-11 18:05 )
あぁ・・・すす素敵だわ・・・うっとり。なんかおぽぴは昔から、イギリスの寄宿舎の男の子に憧れていたりする・・ 映画「モーリス」とか・・(遠い目) / おぽぴ ( 2001-10-10 18:39 )
元本の『カフェー小品集』で改めて確認してからと思ってたら、書くの遅くなってしまいました。 / アオイ ( 2001-10-09 00:27 )
待ってます♪ / おぽぴ ( 2001-10-08 19:22 )

2001-10-03 アンリ・カルティエ=ブレッソン

写真家では、7年前のジョイス・テネソンに続いて呼ばれてしまった。

休暇を宣言し、高速バスにとび乗って京都へ。
目指すは、京都市美術館「 アンリ・カルティエ=ブレッソン展 」。

‘呼ばれる’と表現している感覚がある。
予備知識も何も無いのにその存在を知った瞬間、
「絶対好きだ・好きになる」と一生涯を通じて愛することになる強い確信と、
自分と深いところでのつながりとを(勝手に・笑)同時に感じる感覚。

 「 写真を撮ることは、
   一瞬のうちに消えていく現実の表面にありとあらゆる可能性が凝縮した瞬間に
   息をとめるということである。」

安定した構図をさらっと目にして、分ったような気になってしまうのだけれど、
見直すとその度に新たな発見があるのは、その‘決定的瞬間’の持つ
「ありとあらゆる可能性」故なのだろう。

そして、ありとあらゆる可能性の中から1つを選ぶ繰り返しで作られてきた歴史の一瞬、
もまた彼は世界各地で撮っている。
それらの報道写真から見えてきたものは、他国に比べてのアメリカの豊かさだったな。

ドイツで捕虜になり3度目にして脱走が成功した過去を持つ彼だが、
ニヤリとしたり思わず顔が笑ってしまう写真も多くて、
ファインダーの向こうの現実に飲み込まれてしまわない、エスプリとユーモアを感じる。

オリジナルプリントを収蔵する世界の4ヵ所(英・米・仏・日)の中で、
この大阪芸術大学の持つコレクションは411点。
今回の入場料はなんと無料!図録は2千円を切る安さ!ありがとう!大阪芸術大学!

カポーティーのポートレイトを生で見られなかったことが、嗚呼〜残念〜。


それにしても。
美術展×3したら、京都に行ったのに神社仏閣の一つも見れなかった・・・。

先頭 表紙

ありがとうございました。面白そうですね。購入予定リストにさっそく追加しました。忙しいけど本は読みたい……。 / 404 Not Found ( 2001-10-06 22:08 )
404さまへもう一つ* 「決定的瞬間」神話を脱構築する試みもあるようです。こちらの方がお好みかと(^^) 『逃げ去るイメージアンリ・カルティエ=ブレッソン』楠本亜紀(スカイドア) / アオイ・洋書の方ではOKでした ( 2001-10-06 20:40 )
おぽぴさま* 「パリのサン・ラザール駅」(仏・1932年)の水溜りを飛び越えるあの写真でしょうか(^^) 出来すぎ・決まりすぎ、といったラインを越えてしまった、その瞬間を捉えた写真は、いろんな不思議な対応に満ちていて、そんな一瞬の重なりの中に自分もいるのだと思うと、センス・オブ・ワンダーが立ち現れてくる気がします。 / アオイ・スキャナーがあったなら・・・ ( 2001-10-06 18:47 )
404さま* はい。まさにそのような説明と写真を、TV「新日曜美術館」で見て、京都まで飛んでいってしまった訳です(笑) 彼にはパリを撮った写真集もあります、いかがでしょう? / アオイ・あ。でも絶版だったかも ( 2001-10-06 18:31 )
その後検索して写真みてみました。いつもと違う新鮮な気分になれたよ。一瞬をとらえる芸術だね・・ / おぽぴ ( 2001-10-06 07:06 )
モノクロ写真の大家って感じ。「決定的瞬間」の人で、ロバート・キャパとマグナムフォトスを作った人だということは知ってますが、じっくり見たことないですね。去年かおととし、東京写真文化館でもやっていたかな? / 404 Not Found ( 2001-10-06 02:14 )
しっぽなさま*ええ!それを言い訳にして散財してきました〜。キリコ展は最終日だったので尚更。 / アオイ・東寺の立体マンダラも見たかった ( 2001-10-05 22:51 )
長く生きてもみるもんだなぁ、と思える時の一つですね。 カポーティの、きらめく才能がありながら途中から書けなくなった原因に惹きつけられてしまいます。 / アオイ・ワタシも写真はサッパリ ( 2001-10-05 22:44 )
神社仏閣はまた行けば見られますが、こういうものは追っかけても機会をのがすと見られないものなので、今回鑑賞できて本当によかったですね♪ / しっぽな ( 2001-10-05 01:31 )
トルーマン・カポーティー? 写真のことは全く知らないけど、「呼ばれる」感覚ってなんか分かるなあ。説明できない感覚、そういうときって自分がうれしいよね。 / おぽぴ ( 2001-10-04 07:12 )

2001-10-03 昔々

ちょっと独特な唇の表情の作り方や、
食事をする時の手許が、相変わらずとても丁寧なことに感動を覚えながら、同時に
肩も、胸も、腰も、かつて私がなぞったラインではなくなっていることに気が付いた。
それは今の‘幸せの利子分’を纏ったから、なのだろう。

何年かに1度は仲間を交えて会うこともあった。でも
思い返してみて、2人きりで逢うのは、
別れて以来だから片手じゃ足りないことに驚いてしまう。



夏。その1冊を読み終わった時、
昔の恋がこの上なく美しく弔われ昇華されたことを感じた。

脳裏に白い薔薇の咲くような官能も、いっそ言ってしまいたかった言葉も、
そしてそうやって認めなかった感情も、その静謐な激しさの中にあったから。

別れは必然だったから、感情にもはたらく慣性の法則は感じても、
未練は断ち切った、あの時。
それでも、昔の恋は、自分自身では意識していなかったけれど、
なにかしら慰撫されることをずっと必要としていたのだと、1冊の本に知らされた。



そして、秋。
「おはよう〜」と2年ぶりに交わす言葉は、いつも会っているかのようにフツーで、
なんの衒いも気負いもなかった。

今は、600キロ隔てて交わす温度のないメールの友愛の親密さと、
向かい合った40センチで感じる「別々のリズム、別々であること」の絶対性が、
2人の新たな距離感。
うん。こういうのがいいね。
 
彼女の幸せを静かに祈る。

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