2001-07-31 夏用石けん２種
2001-07-25 暑中お見舞い　ｉｎ　ムーミン谷
2001-07-21 『ＬＩＮＥ』的　携帯電話を持たない理由
2001-07-17 贈る楽しみ＞もらう喜び、優先
2001-07-16 浴衣がアオザイに
2001-07-12 滝の裏側の洞穴で
2001-07-10 只今ジプシー・キングス来日中
2001-07-08 消音モード
2001-07-06 女の子×女の子
2001-07-02 夏の到来を告げるのは

夏用に、太白ごま油石けんとレッドパームオイル石けんを作る。

太白ごま油石けんは、さっぱりした仕上がりを目指して。
淡ーいピンク色になるというのに惹かれて作ってみたのだけれど、
ダルオレンジ・ベージュに。なぜ？

レッドパームオイル石けんは、夏の日差しにいたんだ肌を優しくケアするために。
ハチミツ（保湿）の隠し味を少々。天然カロチンのきれいなオレンジ色になる予定。
こちらは今日仕込んだので、明日あたり型出しして切り分けたら、
後は乾燥・熟成させるだけ。出来上がりは９月かな。楽しみだ〜。

ケーキ作りより簡単なのに、その繊細で比類のない洗いあがりの感じは極上＊
「出来上がりから２・３ヶ月して使い頃」の石けんの泡を顔に押しあてる時は、
その泡のやさしさに毎回律儀に感動してしまうし、
濡れてつやつやしてる感じも、いかにもいい感じで、愛いヤツ＊と思ってしまう。

毎日使うなにげないものが、極上であることの悦び。
市販品にはマネのできない贅沢なものが安価にできるのだから、
手作りしないテはないよね。

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今年のバカンスはムーミン谷で過ごしています。

今夜は、スニフやスナフキンのお父さんも登場する、
ムーミンパパの若い頃の話を聞いているところです。

スナフキンといえば、
「スヌスムムリク」と自己紹介された時は「えっ！？」と
思わず聞き直してしまいました。
（同じく、ニョロニョロは八ッティフナットであるとか）
それに、彼はまた
「公園の番人」とか「〜するべからず」といった
禁止の立て札にあうと、思わず熱くなっちゃうＤＮＡを
もってるヒトだったりして、全く興味が尽きません。

そうやって、滞在予定の半分くらいが過ぎました。

今年の日本の夏は特に暑そうです、
どうぞ体調など崩されませんようお気をつけくださいませ。

ムーミン屋敷にて。　
好奇心旺盛な小さなミイに肩に乗っかられながら・・・。

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「　携帯持ち歩いてると彼氏逃がすよ　気をつけて　」
「　なぜ？　どうして！？　なんなの！？　」
「　便利でイージー　その感覚と恋というものは結びつかないでしょ　程遠い　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西村しのぶ　『ＬＩＮＥ』1巻　講談社

携帯電話を持たない理由、コレにしておこう。理由だけでも色っぽくねー。


ＰＣは持ってても、携帯は持ってナイ。１分１秒を争うような生活はしてないし、
これだけ携帯が普及すると、相手を捕まえるのには困らない。
自分が持ってなくても相手が持ってる。

かつては１ヶ月の電話代９万円也、なんてこともあったけれど（笑）、
近頃では、留守電にもしてなければ、電話が鳴っても気が向いた時しかとらない。
決してメンドクサイから、なんて言いません（笑）。ええ、決して。

いとうせいこうは、基本的に家の電話は留守電、携帯は発信専用、なんだそう。

突然鳴り響く電話は、やはりぶしつけ。
部屋にいる時間は自分だけもの。大切にしたい。（自分の時間も相手の時間も）
特に何をしてる訳じゃなくっても。

最近はみんな心得てきて、
１回切ってかけ直したり（　お、何か重要なことなんだ、と思って受話器をとる　）、
ネット上で「電話かけるから予告」したり（　ゆっくり話せるようお互い時間を作る　）
こんな風に、電話の使い方が変わってきたのも、ＰＣを使うようになってからかな。
（　ＰＣは、もうちょっとちゃんと使えるようにしたいものだけど。　）

さて、梅雨も明けたし、暑中見舞いの葉書を書かなくっちゃ。

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友人へ贈り物をする時‘近年では’リクエストを訊くことにしている。
そこで「えー、いいよお」と遠慮する友人へは、
‘近年以前’いかにハズして笑いを取るかが課題だった頃の私のプレゼント歴を
話すことにしている。例えば・・・

土偶型の香炉　・　歴史の教科書で見たあの形。
　　　　　　　　　香を焚くと目・耳・鼻・背面からぼや〜と煙が立ち昇るというもの。
ガーターベルト＆ロングストッキング　
　　　　　　　・　色はもちろん黒！題して「ハニー悩殺セット」。

効果抜群。これを聞くと、みんな必死でリクエストを考えてくれる（笑）。
プレゼントはいらない、という選択肢は存在しない所がミソ、なのだ。

ちなみに、これは‘近年’の分かれ目でもある。
前者をもらった友人は大いにウケてくれたが、後者はたいそう不興をかった（＾＾；
以後、その友人へは薔薇（でも30本とか贈ったけど・笑・花瓶が追いつかなかったらしい）
とか、まっとうなものに。

今回は、ジューンブライドの友人が落ち着いた所で贈ることにした結婚祝。
元々、物欲のない人ではあるが、上の話を聞いて「細かく」リクエストをくれた（笑）。

それにそって「コーヒーメーカー」を探す。
ワインがかった少し光沢のある上品なブラウンで、機能もごくシンプルなものを選ぶ。
彼女の評判も上々。よかった＊
それだけじゃナンですから、その他のオプションは自由に、ね（笑）。

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誘われてベトナム雑貨のお店へ。

そこでなにやら怪しげなお札を見つけた友人が「これって効くのかなぁ？」。
ふふん、と鼻で笑おうとしたら、
店内にいたお客さんの１人が間髪いれずハイっと手を挙げて「効きます！」。
「えぇー！？」と店内しばし盛り上がる。
それは恋人ができるご利益があるというお札で、
偶然にもその女の子は結果報告に来店していたのだった。
「女」の文字が入っているのが男の子用、
「男」の文字が入っているのが女の子用らしい。　
（じゃあ、女の子が「女」の文字の入った方を持ってると、女の子の恋人ができるの？）
漢字が入ってるってことは、ベトナムじゃなくて、中国のものだったのかな。
恐るべし、中国。

今回のメインはアオザイのオーダー。　
お店の女性が着ていたのは黒のシースルーに刺繍というセクシーなもの＊
でも、残念ながら気に入った生地がなかったので見送ることに。
（　目は肥えてないけど、指先は肥えてるもので　）
いつ着るんだ！？ってなものだけど、改めて欲しくなっちゃったなー。
今年は浴衣を買うつもりがアオザイに化けそう。

そんなこんなで１日遊び倒す。
生活がマンネリで、同じ場所・人・物としか接してなかったので、新鮮だった。

そうそう、遊説する田嶋陽子も見たしね。ホントに選挙に出るんだなぁ。

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忘れてた・・・。

蝉が鳴きだすのは夏の‘先払い’であって、
梅雨の終わりを表すのはまた別のもの。

最後に渾身の一降り、だ。

空の底が抜けたように降る、降る、降る。
アーケードの高い丸天井にあたって流れ落ちる雨音は、
まるで滝の裏側にある洞穴で、流れ落ちる水の音を聞いているよう。
思わずしばしランチに向かう足を止められて、
すっぽりと雨音に包まれ・閉ざされた中、雨音に聞きほれる。

これでほんとに梅雨が明けるなぁ。

でも、局時的大雨、なにも朝の出勤時に合わせなくったって・・・。

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終わったら、汗だくで横っ腹痛くなってるなんて。

確かに、コンサートが始まる前から既に半分踊ってる人なんかがいて、
盛り上がりそーだなーとは思ったけど、
いよいよ始まると、観客の日本人離れした盛り上がり方で、
一瞬そこがどこか忘れた。

最大８本のギターがかき鳴らされるそのリズムとウェーブに、歌声のパッション！
（　パーカッションが３人だ＊　）
足元から血が泡だって体中を駆け上っていくような気がする。

ちょっとお腹の出たおじさん達の背負ってるジプシー流浪の歴史と、
人（生）の持つ‘悲しみの水脈’とが呼応しちゃうんだな、きっと。
だからこその、情熱と切なさ。

そろそろ、今回のツアーも後半に入ったところかな。

年齢・職業不詳そうな人が多い客層に加えて、立見が山ほどでてたのは、
やっぱり「鬼平」に「ビールのＣＭ」のお陰かしらね。

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ＴＶやＣＤ、いつもなんかしら部屋には音が流れているけれど、
それが時々煩わしく感じられて、ここしばらく消音モード。

夜が深まるにつれて、静けさが満ちてくる。


とりあえず始めた日記。

他で利用している掲示板は、友人達と喫茶店代わりに使って楽しい話題中心。
友人・知人誰にも知らせていない日記では、自分のキャラクターや関係上
決して口には出すことのない感情も書けると思ったんだけど。
意外に書けない、はばかられる、と気づく。

誰も自分のことを知らないのだから、書いてしまえばいいものだけど、
紙の日記帳のように自分の手許にないことが、
なんだか心もとない気がする、といのが理由かな。

文章に芸があればまた違うんだけどね〜。

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「　ＳｅｘでもＦｕｃｋでもなく、Ｍａｋｅ　Ｌｏｖｅを書く　」
と言ったのは山田詠美。

「　Ｍａｋｅ　Ｌｏｖｅ　」第一義はキスに抱擁だ。なるほど、愛を交わす、ね。
（そこに反応する詠美ファンの気持ちが私にはピンとこない。
ぼんやりとベールがかかった様で、なんだか物足りない。
さりとて、Ｇ・サヴァンみたく「　愛＝Ｆｕｃｋ，Ｆｕｃｋ＝愛　」っていうのは、
即物的すぎてイマイチなじめない。
（　もっと、こう、情緒ってものはないのかー！、という　）
そして、「　Ｓｅｘ表現　」は溢れて、それこそ掃いて捨てるほどあるけれど、
「　Ｓｅｘ　」が書けてる小説というとどうだろう。　女×女　の場合は特に。

吉屋信子の「Ｓ」はＳでも「Ｓｉｓｔｅｒ」のＳ。そこまでは遡らなくて・・・。
仁川高丸（　女の子が好きな女性を、フツーに登場人物にした　）、
富士本由紀　（　一作ごとに巧みになる。純文。好み＊　）、
斎藤綾子（　想像してた通りあからさまだー　）、等の中でも、
中山可穂『　白い薔薇の淵まで　』はエポックメイキングな１冊。　
やっと、気負いも衒いもなく豊かで濃密な女性同士の性愛が描かれるように
なったんだなーと思う。
松浦理英子（『ナチュラルウーマン』は、読んでて「痛い」）から長かったなー。

ところで、男×男　の方は最近どーなっているんだろう。
比留間ヒサオ（　漢字忘れた　）、河出文庫で読んだっきりだけど、
まだ書いてるんだろうか？

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あ。鳴いてる。
開け放した窓から入ってくる風と一緒に蝉の声がかすかに耳に届いた。
７月１日、昨日の朝のことだった。
梅雨が明けたかな、と思う。

気象台が梅雨明けを告げるのは、大抵「×日に明けていた」という形。
リアルタイム、という訳ではない。
そしてある年、
気象台発表の日と蝉が鳴き始めた日が同じ日だったということに気がついた。

さすがに、まだ街中の街路樹までは進出してなかったけれど。
もう夏は始まっているのだろう。いよいよ、と言うべきか。
今日も３３度と最高気温を更新していたしね。

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