2001-09-16 100g 210円
2001-09-15 牛乳を飲もう
2001-09-11 台風クラブ
2001-09-10 筆王2002
2001-09-09 趣味レーション
2001-09-08 早過ぎた映画？
2001-09-08 通勤時間
2001-09-05 Ｈ２Ａは失敗だった？
2001-09-04 リモコンロボット
2001-09-03 全世界へ

神戸で、現金入りの金庫が盗まれたそうで。
神戸で重さ２７５キロの金庫が盗まれる

さて、金庫の重さが275Kg、入っていた現金が58万円ということで、現金の重さを無視すればこの金庫は100gあたり211円となる。

手元にあるスーパーのチラシを眺めると、国産牛肉の特売が100gあたり250円程度となっている。また、豪州産や米国産の牛肉は国産の半額くらいとなり100g120円くらい、国産でも米沢などのブランドものはぐっとお高くなって100g500円以上となる。
となると、この金庫はオージービーフよりは高いが、国産牛肉よりは安い、ということがわかる。

また、函館水産物卸売市場・今日の相場というページを見ると、金曜日の相場でインドネシア産冷凍エビがちょうど1Kgあたり2100円=100gあたり210円ということがわかる。
となると、この金庫はインドネシア産冷凍エビと同じくらいで、オホーツク産冷凍ホタテよりは高いが、アラスカ産塩サケ筋子や利尻産ウニよりは安い、ということがわかる。

こう考えてみると、ドアのガラスを破ったり、重い思いをして運んだ割にはお得感が少ない気がする。すくなくとも、今の不景気に経済感覚の発達した主婦には見向きもされないだろう。

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さて、アメリカでのテロですっかり影の薄くなってしまった狂牛病疑惑ですが、こんな事態が起こっているそうで。
狂牛病：風評被害じわり　豚、ニワトリも千葉産拒否

例の牛が見つかった地域産の牛乳や豚肉、鶏肉の引き取りや入荷が拒否されるケースが出ている、という記事。

なんか、こういう話を聞くと、理解しない人ってのはいるんだなぁ、と思ってしまう。
「狂牛病」って言ってるんだから、牛が問題であって、豚や鳥は関係ない、ってのを理解できないんだろうか。たとえばニュースや発表では、普通に人が食べる部分や牛乳には全く影響がない、って言ってるんだけど、それを理解せず「白井の牛乳が入っているのか」なんて問合せを業者にするバカさ加減。牛乳メーカーもそれに反論もせず、該当地域の牛乳をやめて「入ってません」なんてチラシを配るなんて、なんか勘違いしている。「狂牛病は牛乳には影響しません」って消費者に説明するのが本筋じゃないの？

こうなると、カイワレ騒ぎのときみたいに、えらい人に白井産の牛乳をのんでもらって、安全宣言してもらうしかないかも。小泉首相に、１Ｌイッキくらいやってもらいましょう。
あ、でも一度に１Ｌ飲んだりすると、おなか壊して、それが狂牛病のせいにされたりして。それはよくないなぁ。どうしよう。

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台風がやってくると、なぜかわくわくしてしまう。

実際に被害に遇われている人には申し訳ないが、「台風上陸か？」なんてニュースを聞くと、もういても立ってもいられない気分になる。
まるで、遠足の前の日に寝つけない小学生みたいに。

台風は非日常のイベントだ。これから何かが起こる、いつもと違った何かが。退屈な毎日を壊してくれるかもしれない、圧倒的な力。台風はハレであり、ある意味お祭りでさえある。

そんな台風の興奮に、青春の不安定さ、激しさを重ねたのが映画「台風クラブ」だ。だらしない大人に対する苛だち、原宿をさまよう少女、学校の中の追いかけっこ……台風が来る、なにかが起こるかもしれない、いや、きっと起こる、押さえきれない興奮をそのまままわりにぶつける若者たち。

台風が来るたびに、「もしも明日が」を口ずさんでしまうほど、印象に残る名作である。



この映画の監督である相米慎二氏が、９日亡くなられた。享年５３歳。はや過ぎた、といっても過言ではない。ご冥福をお祈りいたします。

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小池栄子というタレントがいる。胸の大きさが売りの、いわゆるグラビアアイドルと呼ばれる人で、よく青年向け漫画雑誌の表紙を飾っていたりする。その小池栄子だが、こんな仕事をするそうだ。
アイフォー、「筆王2002」のイメージキャラクターに小池栄子を起用

…仕事は選んだほうがいいと思う。それはイロ物だ。もし彼女が数年後、グラビアアイドルからもう少しランクアップしたタレントか、運良く女優になったとき、お笑い系芸人が司会をするバラエティ番組で絶対にネタにされるハズだ。

それよりもかわいそうなのは、「筆王ガールズ」の松岡 由樹、小野 愛の二人だ。二人とも、テレビのレギュラーを持っていたり、日テレフォトジェニックに選ばれたりと、そこそこのタレントなのだが、「小池栄子と筆王ガールズ」と、「敏いとうとハッピー＆ブルー」「カルロストシキ＆オメガトライブ」なみにその他扱いされてしまっている。
断言してもいい。この仕事は、絶対彼女たちのためにはならない。というか、消してしまいたい過去になることうけあいだ。

彼女たちの今後の活躍を（もしあれば）祈りたいと思う。

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"simulation"を「シュミレーション」と発音する方がいらっしゃいますな。
そんな方に、ぜひ次の言葉を発音していただきたいものです。

emulation

もちろん、次のように発音していただけるはずです。

「エュミレーション」

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話題の割にいまいち振るわなかった映画について、主役の子が擁護しているそうで。
Ｈ・Ｊ・オスメント「A.I.は未来のクラシック作品」

A.I.は早過ぎた、もっと未来になれば名作だと理解される、とか言ってるらしいです。

が、どう考えてもあの映画、古いんですけど。「ロボットの息子を持ったけどやっぱり愛せなくて捨てる」なんて、数十年も前に手塚治先生が「アトム」でテーマにしてる。「ロボットを愛せるか」なんてテーマも、日本ではロボット（アンドロイド）を対象にした美少女ゲームまで出てるし。まーあの映画は、オスメント君とジュード・ローを堪能する映画であって、少なくともSF映画じゃないよね。


…つーか、いくら天才子役とはいえ、13歳で映画を語るなよ、オスメント君。なまいき過ぎです。

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ロンドンの会社員は、通勤時間が長いという調査結果が出たそうで。
英大都市の会社員、週の通勤時間が1日の勤務時間に

ロンドンなどイギリスの大都市に勤める会社員は通勤時間が長いので、一週間トータルすると一日の労働時間に匹敵するとか。

…う〜ん、日本の首都圏なんかだと、そんなの当たり前だよね。たとえば片道一時間だと、週五日としても十時間、残業しておつりがきますな。片道二時間だと週二十時間、土日なくなってしまいます。つーか日本のサラリーマンはもう20年以上前からそんな生活してるんだよね。そういう意味ではイギリスの会社員は日本に比べて恵まれてる、って言えるのかも。なんか低レベルの争いのような気がするけど。

ところで、調査した人は、「今後はトレーニングジム、保育・老人養護施設、祈とう室などの社会施設を備えたオフィスビルが増えてくる」と言ってるそうですが、保育はともかく、老人養護施設はどうですかねえ。自分の年老いた両親とか連れて会社まで通勤するほうが大変だと思いますけど。そのぶんの電車賃、会社は出してくれないよねぇ。

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実は、先日のＨ２Ａロケットの打ち上げは失敗だったらしいです。
北朝鮮がＨ２Ａ発射を非難――「ロケットはわが国を狙ったものだ」

実は、Ｈ２Ａロケットは、朝鮮民主主義人民共和国を狙ったミサイルだったのです。宇宙開発公団は日本の反動勢力です。たしかに、今日本では特殊法人改革が進もうとしており、宇宙開発公団も民営化などには反対でしょうから、反動勢力といえないこともないです。いや、言い切ってしまいましょう、反動勢力です。そんな反動勢力が打ち上げたものは、危険なものに決まっているのです。朝鮮民主主義人民共和国を狙ったミサイルに決まっているのです。朝鮮民主主義人民共和国の衛星打ち上げロケットが、陰謀のせいで日本海に落ちたのに対する報復に決まっているのです。朝鮮民主主義人民共和国は何も悪くないのに、国際世論を考慮してロケット打ち上げを自粛しているのに、日本は朝鮮民主主義人民共和国を攻撃しているのです。もちろん、そんなミサイルが成功するわけはなく、目標をはずれ大空高く飛び去ってしまったのです。これも朝鮮民主主義人民共和国の偉大さを示すものなのです。しかし、日本が朝鮮民主主義人民共和国に対してミサイルを打ちこもうとしたことは事実なのです。これはもう朝鮮民主主義人民共和国に対する挑戦に決まっているのです。シャレではないのです。だから、日本に対してミサイルを打ちこむのは当然なのです。正義なのです。総書記マンセー。



…アホらし。

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フレッツ回線を使って、外から家の電気などを操作できるロボットが開発されたそうで。
NTT西日本とタカラ、フレッツ回線を使った家電リモコンロボットを開発

なんでも、このロボットをパソコンにつないでおくと、外出先でノートPCや携帯電話から部屋の様子が見れたり、電灯やビデオ等の操作が出来るらしい。

でも、これって、恐くない？ 即クラッキングの対象になりそうな気が。だって、部屋の様子とか見れちゃうんだよ。若い女性の部屋に置いてあったりしたら、真っ先にストーカーの標的でしょ。ソフトの出来によったら、そのパソコンの中身までまる見え、メールも読み放題って事態だってありでしょ。

そこらへんのセキュリティの話が全然書いてないのがすご〜く不安。「面白そうだから使ってみようかな」なんて思ったひとは、そこらへんちゃんとチェックしたほうがいいと思う。

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WWWに載せた名簿がコピーされて関係者が困惑しているそうで。
性犯罪者の名簿をコピー、あちこちへ流布

一応前提条件を書いておくと、韓国では先ごろ、青少年を対象にした性犯罪者160名あまりの名前や年齢、住んでいる場所などを載せた名簿をWWWで公開した。それはそれで、人権とかで問題になっているんだけど、今回は、その名簿がWWWでコピーされいろいろなサイトで公開されている、という話。

…なんだけど、この政府関係者、あまりにもネットの常識なさすぎ。
「予想しなかったことで、対応策づくりを急いでいる」ってあ〜た、そんくらい予想しろよ。つーか、はっきりいってコピペはネットの基本（嘘）。
名簿みたいな単なる情報は著作権でも保護されないしねぇ。
「名簿をコピーする行為は、名誉毀損の容疑で民事・刑事上の処罰が可能だ」ってのも謎。一体誰に対する名誉毀損なんだろーか。この件で関係者の名誉が毀損されるってことは考えられないので、きっと名簿に載っている人の名誉が毀損されるんだと思うんだけど、もしそう考えているなら、最初に名簿を公開した人たちも同じ罪だ、ってことに気付よ。あんたら自分で自分の首絞めてるよ。

インターネット専門家ってのの「ファイルの不法コピーは技術的に事前に防止することができた」ってのもマユツバもん。だって、ブラウザに表示できちゃうんだよね？ってことはそのデータが見てる人のパソコンまで来てるんだよね。そんなの、コピーする方法は山ほどあって、防止するなんて不可能。

結局、別のインターネット専門家が言ってる、「青少年保護委のホームページのみに公開するとの当初の発想自体が問題」が正解。WWWに載せるってことは、要するに全世界にむけて公開してるってことで、それが他のサイトにコピーされたからって、実は何も変わってないんだよね。そういう視点を持てず、情報の流れを自分たちでコントロールできると思っているのは大いなる勘違いです。


…とか書いてるこの文章だって、全世界に向けて発信してるんだよね。いつ他のサイトにコピーされてもおかしくないわけで。え、そんな価値ある文章じゃないって？ごもっとも…。



注:じつはこの前に一つ記事を書いたのですが、いまいちだったので消してしまいました。突っ込んでくれた方、申し訳ありませんでした。

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