2009-02-08 ２０世紀素麺
2008-04-22 今さらながら、聖火リレー
2007-11-15 愚図なドライバーのマーフィー的法則
2007-07-08 一発ギャグ
2007-06-16 穴の中からこんにちは？
2007-06-10 冷たい方程式
2007-03-05 ゴルフ開眼？
2007-01-01 謹賀新年
2006-11-20 近頃のわたし
2006-08-19 子犬の後ろ姿に

映画が公開された事に便乗する訳ではない。
ストッカーを整理していたら、賞味期限が１９９８年の素麺が出てきただけの話。
茹でて温かい汁で食べたら、普通に美味かった。

つっこみ 先頭 表紙

いつの間にか年が明けて、冬も過ぎ、桜も散ってしまった。

最近の聖火リレーは、ギリシャから開催国に持っていくだけでは飽きたらず、
五大陸全部で行うようだ。
中国政府は、チベット問題で世界各国から非難されても意に介さず
抗議行動を力押しで排除し、一般人を締めだしてまで強行している。

まあ、聖火リレーは、ナチスが、ベルリンオリンピック宣伝の為に始めたものだ。
ギリシャから聖火をリレーする道を調べるという名目で行った調査は、
後の侵攻の時、貴重なデータとなったらしい。

聖火リレーのコースが、エベレストの山頂を通るというのも
いい加減ふざけているが、
チベットは中国の一部だと強弁する宣伝の一環だとすれば、
スケールアップして原点回帰したと言えなくもないか。

もっとも、それが成功しているとは思えないが……。

あ〜あ、さっさと北京オリンピックが終わって、静かな日常が帰って来て欲しい。
わたしは、番組切り替え時期の特番ですら嫌いなのだ。

つっこみ 先頭 表紙

のろまな運転（ゆっくり走っているという意味ではない）をするドライバーほど
信号待ちの停止線をオーバーして停止する。

つっこみ 先頭 表紙

ズキューン！
ズキューン！
ズキューン！


『ギャーッッ！！！！！』




『安心しろ。みね撃ちだ』

つっこみ 先頭 表紙

家の近くの公園に、犬を散歩に連れて行った。
梅雨入りしたというのに、何故かカンカン照りが続いていて、
直射日光に炙られながら歩くのは、人間にも犬にも厳しいからだ。
休みの日は昼過ぎまで寝ているのが常の娘も、珍しく付いてきた。
木が生い茂る間を歩くのは、少しひんやりしてとても良い気持ちだった。
さて、そんな中で、娘が見つけたのが、これ。
本来、夜中に地上に出て脱皮し、真っ白な身体が薄緑から茶色っぽく変化し
見慣れたアブラゼミの色になるまで、ほぼ１日かかる。
今朝方出そびれたのか、それとも今夜の為に準備をしているのか……？

つっこみ 先頭 表紙

冷たい方程式というのは、古典的なＳＦ小説の題名 である。
ここにでてくる方程式を具体的に言うと

Ｅ＝１／２ＸＭＸＶ＊２

まあ、中学か高校１年ぐらいで習う、力学の基本的なものだ。
言っている事は極めて単純で、質量Ｍの物体が、速度Ｖで移動している時
その物体の持つ運動エネルギーは１／２掛ける質量掛ける速度の２乗で表される。
単純なだけに、この式は残酷だ。
決められたエネルギーで達する事の出来る速度は、質量によって規定される。
つまり、想定より質量が大きかったりすると、予定した速度に達する事が出来ない訳だ。

この小説の中には、星間連絡船がでてくる。
もちろん、かつて津軽海峡を渡って、青森と函館を往復していた船ではない。
当然の事ながら、宇宙船である。
この宇宙船は、銀河に散らばった人類を結ぶ唯一の交通手段で、
辺境の星々に住む人々に、必要な物資を送り届けている。
スケジュールは極めてタイトで、一刻の遅れも許されない上に、
出来る限りの物資を詰め込む為、燃料もギリギリだ。

さて、こんな宇宙船に、密航者がいたらどうなるだろう。

スケジュールは押せ押せだから、港に戻る時間的余裕はない。
燃料はギリギリだから、重くなった分だけ、余計にに噴射する余裕もない。
積んである物資は、行く先の人々が必要とする絶対最小限だから、
捨てて軽くする事も出来ない。

そう、放り出すしかないのだ。密航者を、宇宙空間に……。
どんな同情すべき事情があろうとも、やむを得ない動機であろうとも
問題となるのは、その質量でしかない。
密航者の善良さや感情、精神性など、冷たい方程式の前には全く意味がないのだ。

密航者を放り出すまでの乗組員の葛藤を描いたこの小説は名作と言われているし、
わたしもそう思うが、滅茶苦茶に後味が悪い作品である事は確かだ。
密航者が少女というのも、救いの無さを増幅してくれる。


さて、何とかというプロ野球のピッチャーが、
登板の度にワクチンを買う金を募金しているそうだ。
たしかに、感染症で死亡する子供たちは哀れだし、命を救うという行為は気持ちがよい。しかし、途上国では多産多死というシステムで社会が動いている。
何人か死ぬ事を見越しているから、たくさん子供を産むのだ。
出生率の低下とセットにせず、ヒューマニズムとやらで子供の死亡率だけを減らすと、
起きるのは人口爆発だ。
その土地で養える人間の数は決まっているのだから、当然のごとく食糧不足が起きる。

ワクチンに募金している彼の野球選手は、目先の病死者を減らす事で、
潜在的な餓死者を製造しているのだ。

そして、地球規模で見た場合、途上国の飢餓は、日本にとっても他人事ではない。
何しろ、日本は食料の半分以上、エネルギーレベルで考えれば、おそらく９０％以上
輸入に頼っている。
彼のピッチャーは、未来の餓死者製造だけではなく、
日本の食料安全保障も脅かしている訳だ。

むろん、彼に悪意があるとは思えない。
おそらくは、素朴な善意から募金を行っているのだろう。

プロセインの陸軍将校クラウゼヴィッツは、その著『戦争論』に、こう記している。

『戦場に於いて最も恐ろしいのは有能な敵ではなく、無能で、善意に溢れる味方である』

先頭 表紙

メンバーになっているクラブの月例杯で、２位に入賞した。
優勝して貰えるのは、全く実用性のないトロフィーなので、
ペアのワイングラスセットが賞品の２位になった事には
なんの不満もない。
むしろ、優勝しなくて良かったと、胸をなで下ろしている。
いや、マジで……。

前半は荒れたが、考え方を変えた後半は絶好調だった。
で、好調だった原因はなんだったかと言うと、フルスウィングを
しなかったという一事に尽きる。
ゴルフをしない人にも分かる様な言い方をするなら、
腰より高くクラブを上げないくらいの気持ちで振ったのだ。
もちろん、実際はもっと大きく振っているのだが、
感覚的にはそんな物だった。
それでもボールの飛ぶ距離は、ほとんど落ちないのだから面白い。

ゴルフは心のゲームだと言ったアマチュアの名選手がいたが、
それを実感したラウンドだった。

先頭 表紙

最近、日記をつけはじめた。ネット上ではなく、日記帳に書く方のを。
パソコンは、漢字を勝手に変換してくれるから、実に楽だ。
しかし、読めても書けなくなると言う副作用も酷い物で、
少しばかり、いや、かなり危機感を持ったからだ。
お陰で、と言ってはなんだが、文字を書く楽しみを思い出した。

年越し蕎麦を作る為に買い出しに行ったのだが、イカの天ぷらがなかった。
確かに、大晦日にはかき揚げとエビ天がよく売れるだろうが、イカ天を食いたい人間も
いるという事を、売る側は考えないのだろうか？
仕方がないからエビとイカの乗った海鮮かき揚げで手を打ったが、
年が明ける前からけちが付いたみたいで、縁起が悪い話だ。

何かがあるとそれしか報道しないマスコミに限らず、この付和雷同体質には頭が痛い。


まあなにはともあれ、

２００７年　


明けましておめでとうございます。









まだ１０分ほど２００６年が残っているが、
多少のフライイングはご愛敬と言う事で……(^^;

先頭 表紙

もう２週間ほど前になるが、仕事関係で付き合いのあるゴルフコンペに行った。
Ｊ杯と言って、年に２回開催されるコンペで、もう３９回目になる。
で、Ｊ杯が開催されるゴルフ場は、毎回同じで、宇都宮の北西の端っこにある。
名前を、仮にＵカントリークラブとしておこう。
集合は、朝の７時１５分という、かなり非常識な時間なのだが、それは毎度の事。
６時起きしてストレッチを行い、朝食を摂って出かけたのが６時半過ぎ。
ゴルフ場までは２０分ほどなので、７時前に到着した。
カウンターでサインして、今日は一番乗りじゃないかと良い気持ちになっていたら、
『○○様（わたしの名前）　Ｊ杯は確かに本日なのですが、今回の開催コースはＨカントリークラブでございます』
まあ、いつもと同じコースだと思いこんで、碌に案内を見なかったのが悪いのだが
Ｈカントリークラブは



宇都宮市の南東に位置している市貝町の更に先にある。

端的に言うなら、集合場所から３０kmも離れているにも係わらず、
集合時間まであと１０分しかないという状況に陥った訳だ。



下ろしてあったキャディーバッグをひっ掴んで車のトランクに放り込み、
大急ぎでＨカントリークラブに向かいながら、車の中で


終わった……、何もかも。

と、真っ白に燃え尽きたわたしだった。

が、意外な好成績を納める事が出来たのは、何とも不思議だ。

先頭 表紙

そっくりな雲が浮かんでいた。
あまりに可愛かったので、信号待ちで止まった隙に、素早く一枚。

先頭 表紙