2003-03-29 ３８度の壁
2003-03-26 咳と鼻水のベテラン
2003-03-22 戦争反対！！に反対
2003-03-16 世間をお騒がせして、申し訳ない
2003-03-09 松山千春『地上の星』を切る？！
2003-03-09 わたしは、××××が嫌いです　その２
2003-03-08 わたしは、××××が嫌いです
2003-02-18 クローン羊ドリーの死　あるいはクローンという他人
2003-02-10 バレンタイン間近
2003-02-02 おむつで緑化？

とは言っても、南北朝鮮の国境とはなんの関係もない。
え〜と、あれは３７度線だったっけ？
頭がぼんやりしていて、考えがまとまらない。
息子が貰ってきた季節外れのインフルエンザをうつされて
現在の体温は３８.５℃。
元々熱の出にくい体質なので、憶えている限り、３７.８℃がいままでの最高記録。
小さい頃には、３８℃や３９℃という熱を出す連中を見て、
コンプレックスを感じていたこともあったな。
今回は、長年のというか物心付いてから立ちはだかっていた（笑）３８℃の壁を
あっさりと越えてしまった。
医者で貰った薬のお陰で、咳はだいぶ収まってきた。
出る咳も『ヴェッホヴェッホ』という腹の底から絞り出す様な状態から
『ゴホンゴホン』という感じの、だいぶ軽い物に変わってきた。
明日も一日寝ていれば、月曜には何とかなっているかな。

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花粉のせいか、ここ２〜３日、咳がひどい。
花粉症という言葉が出来るはるか前からなので、
アレルギー性鼻炎との付き合いは、かれこれ４０年になるかな。

元来、筋金入りに喉や鼻の粘膜が弱いので、発作がでるとメチャクチャだ。
くしゃみ７０連発とか、内臓がでんぐり返りそうな重い咳の３日連チャンとか、
でも、そういう状態に慣れてしまって、わりと平気で暮らせる自分が悲しい。(^^;



『力石君はな、地獄に慣れちまったんだ』

唐突ですが、そういう事です。


ところで、咳が３日続くと、確実に体重が１kg減って、腹筋が割れてくる。
どうという事ではないんだけれど、何となく嬉しい。（笑）

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アメリカが、イラクに空爆を始めた。
開戦に踏み切ったブッシュ大統領の真の目的は、
中東に置ける石油利権の確保ではないかという憶測も流れているが、
案外、親父の再選を邪魔したフセインへの、個人的な仇討ちかもしれない。

復讐の大義名分を得る事が出来たという意味で
世界中で一番、９月１１日のテロを神に感謝しているのは、
ブッシュ大統領である可能性も否定は出来ない。
まあ、彼の心の内を伺う術はないので、単なる与太話でしかないが。


さて、ブッシュ大統領を非難する声ばかり聞こえてくるが、


わたしも彼を擁護するつもりは、毛頭無い

とは言え
戦争で良い悪いを言っても詮無い事だが、
先の湾岸戦争の停戦合意を破り続け、
国内では権力維持の為に大量虐殺を行っている（らしい）

一番の悪人は、フセインじゃないの？


自称平和主義者たちは、無辜の市民が死ぬから戦争は悪だと叫ぶ。

しかし、戦争など無くても、人は死ぬのだ。
飢えでも、病気でも、老衰でも、通り魔の凶刃でも、独裁者の気紛れでも。


自称平和主義者たちは、強い者が正義なんて傲慢は許せないと叫ぶ。

力無き正義など、なんの意味もない。
戦争は、武力による意志の強制だ。
それぞれが、自分にとっての『正義』を掲げて戦うのだ。
勝った方の正義こそが『正義』でなくて、何があるというのだ。
生命の発生以来、おそらく宇宙が滅びるその日まで、
勝てば官軍という概念が消える事はあり得ない。


自称平和主義者たちは、人間の盾と称して、イラク入りしている。

これって、湾岸戦争でフセインがやった、人質作戦と同じじゃないの？
たまたま、人質が自分自身だと言うだけだ。

刑事ドラマで、凶悪犯人が主人公を脅すシーンとうり二つだ。
『武器を捨てろ。でないと人質を殺すぞ！』
『武器を捨てろ。でないと自分を殺すぞ！』
アクション物の主人公は、絶対に人質を見殺しにしないという
甘ったれた計算の上に乗った、安っぽいヒロイズムには吐き気がする。






アメリカ合州国は、常に正しい。
ブッシュ大統領は、正義の味方のリーダーだ。

アメリカ軍が最強であるあいだは……。

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汚職やスキャンダルが発覚した政治家や企業のトップがよく使うけれど
昔からその台詞を聞く度、むかついていた。

世間を騒がせる事が悪いとしたら、



松井やイチローは大悪人さ！


問題なのは、犯罪、もしくはそれに類する行為をした
（正確には、それが発覚した）と言う事で

世間を騒がせたなんてのは、



単なる『結果』なんだよね。

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女性セブンだったか、女性自身（もの凄い雑誌名だ）だったか忘れたが、新聞の広告に

『松山千春が切る　地上の星（中島みゆき）は、たいした曲ではない』

という様な煽り文句が出ていた。

みゆきファンのわたしは瞬間ムッとしたが、すぐに以下のケースが考えられた。

１．松山千春が、本当に『地上の星』の悪口を言った

２．インタビュアーが、松山千春の発言を正確に理解出来なかった

３．松山千春の発言を正確に理解出来たのだが、その意図をきちんと文章化出来なかった。

４．発言の意図は理解出来たのだが、面白くないので故意に正確に文章化しなかった。

５．意図はきちんと文章化したのだが、煽りの文句がその内容と一致していなかった


ある人の発言がメディアに乗った場合、１の場合はともかく
これだけ多くの段階で発言の内容が歪められる可能性があるのだ。
だから、軽々しく踊らされてはいけないと、自戒したのさ。

ボクってえらい？


で、ガソリンスタンドでオイル交換の待ち時間のあいだ、
偶然にだけど、その雑誌を読んだのだな。



で、答えは　１だった。

ただし、抜き出す単語とその配置が違っていた。



地上の星（中島みゆき）は、たいした曲ではない


ではなくて



地上の星は（中島みゆきの作った中で）は、たいした曲ではない


つまり、あの程度の曲を中島みゆきの代表作と思われては困る、
もっと良いのがゴロゴロしてる、という意味で言っていたのだ。
わたしも、その意見には賛成だ。
『時は流れて』とか『この世に二人だけ』なんかは、凄く良いと思うしね。

これは『切る』じゃなくて、『絶賛』って言うのが普通の言い方だと思うんだけど……。

まあ、メディアのいい加減さを再確認出来て、有意義な事例ではあったけどさ。

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以前、ＮＨＫ教育で『アルフ』というアメリカのホームコメディをやっていた。
アルフというのは、円盤が故障して地球に不時着した宇宙人だ。
不時着した時に納屋を壊した家に、居候しているというか、匿われている。
クマの縫いぐるみの様な外見で、ちょっと目には可愛いのだが、
毎回てんやわんやの騒動を引き起こしている。
ちょっと違うけれど『奥様は魔女』の系譜といえば分かりやすいかな。

その中で、アルフがメルマック星（アルフの故郷）のしきたりで
一週間ヨーデルを歌い続ける話がある。
何で、メルマック星にヨーデルがあるかという突っこみはなしね。
で、三日目に、居候先の家の男の子が



『ぼく、ヨーデルは好きだったんだけれど、何だか嫌いになりそうだよ』

と、愚痴をこぼすシーンがあった。



ところで、話は違うが、今年２０歳になる予定の我が家の娘は
ストーキングを受けている。
毎週どころか、三日と開けず、娘宛の手紙が届くのだ。
















振り袖のご案内が、呉服屋から


そして、娘は最近こぼしている




『別に嫌いじゃなかったけれど、



何だか着物が厭になりそう』

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何しろレコードの頃だからずいぶん前になるけれど
伊武雅人（この字で良かったかな）が出した『子供たちを責めないで』という曲があった。

わたしは、子供が嫌いです
子供は、幼稚で、気紛れで、自分勝手です

と、デスラー総統ばりの渋い声で始まるのだが
（実際、デスラー総統の声優だ）

〜〜〜〜

離婚の時は悩みの種　いつも一家の問題児
そんなお荷物みたいな　そんな宅急便みたいな　子供が嫌いだ

〜〜〜〜

カレー　スパゲティナポリタン　赤いウィンナ
好きなものしか食べたがらない
何でも食う子供も嫌いだ
スクスクと、背ばかり高くなり、定職もなくブラブラしやがって

こんな調子で、狂乱のクライマックスへと続く。

我が家では、子供たちが小さい頃に聞かせたら受けまくった事もあり
クックロビン音頭などと共に、スタンダードナンバーになっている。
まあ、わたしが一番好きなんだけどね。







で、話は飛ぶけど





わたしはおばさんが嫌いだ



もっとも、我が家の定義では
『厚かましい』『押しが強い』『場を弁えない』人間を
老若男女に係わらず『おばさん』と呼んでいる。


つまり『おばさん』というのは生き方であって
中年以降の女性の呼称ではないのだよヤマトの諸君久し振りだねまた会えて嬉しいよフッフッフッ



いや、アニメの『あたしンち！』を観ててね
ふと、言いたくなったのよ。

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世界最初のクローン羊、ドリーが死んだ。
関節だか蹄だかの炎症を起こした為に安楽死、つまり薬殺処分にされたのだ。

羊の寿命は１２〜１３年。
処分の原因となった関節炎を起こすのは
通常では１０歳以上になってからがほとんどなのだが
ドリーの場合、まだ６歳だった。

オリジナルとなった羊が６歳だったので、
ドリーの細胞年齢は、生まれた時点で６歳だった可能性もあるようだ。
更に、いままでに生まれた全てのクローン体は、
何らかの遺伝的欠陥を有しているという報告もされている。

クローン人間を『誕生』させたと主張する、あの胡散臭い宗教団体は
この報告に対してどう反論するつもりなのだろう。

まあ、クローンの寿命や能力がオリジナルより多少落ちるというのは
ＳＦ小説において宇宙開闢以来の『お約束』だから、
何を今更、という感もあるけどね。

ところで、クローンを作れば永遠に生きられると主張する、トンデモな野郎がいた。

反対に、例えばヒトラーが復活したら大変なことになるから
倫理的な面は別にしても、クローンは禁止すべきという論旨の文章を見たこともある。

これは、どちらもクローン体＝オリジナルという誤った前提に立った、
あまりにも馬鹿々々しい勘違いだ。
クローン体とオリジナルが同じなのは遺伝的資質、つまり、ハード部分だけだ。

記憶や思考パターン、何よりも自我は、再現することが出来ない。
それは、歴史という再現不能な現象と、偶然の積み重ねの上に構築されたものだから。

端的に言うなら、仮にヒトラーのクローン体を作れたとしても、
関西で育てれば、ナチに入党する以前にドイツ語を喋る事すら出来まい。
画家ではなく吉本興業を目指し、ナチ党員を熱狂させる代わりに
花月の舞台で爆笑を誘っている可能性さえもある。

同じメーカーの同じ機種のノートパソコンでも、使っているＯＳやアプリが違えば
全くの別物と化してしまうのと同じ理屈だ。

まあ、組織の象徴として利用されるという意味では
ヒトラーのクローン体は、危険性高いかもしれないな。

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何年か前のバレンタインに、奥さんから貰ったメリーズの缶入りチョコレートで
『森の楽園』とか言うのがあった。

今もあるかどうか分からないが、メルヘンチックな絵柄で、
森の中の風景と、リスたちが描かれていた。

その絵の中で、一羽のフクロウと子リスが親しそうに話をしているのだが
何かの弾みに、食う者と食われる者の関係なのだから、
こんな事ある訳ないじゃん！と突っ込んだ事がある。

しかし、これはフクロウが



『お小遣いあげるからこっちにおいで』


と甘い声で誘い、拐かして食おうと企んでいる光景なのだそうだ。

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昨日の日経に出ていた記事だが、
ユニチカが廃棄後水と二酸化炭素に完全分解するおむつを開発したそうな。

保水材を含め、全て植物原料を使っているので、
トイレに流したり、地中に埋めたりする事も可能だとか。

原料コストは通常の紙おむつの５倍とかなり割高だが、
使用済みを地中に埋めれば肥料となるので、砂漠緑化などに生かせる。
処理までのトータルコストで考えれば、さほど無茶な値段でもなさそうだ。

もっとも、現時点では、おむつの商品形状の維持と、水中で分解する速度を制御する両立（つまり、使っているうちには溶けず、捨てたら素早く分解するというバランスね）
が難しく、商品化は当分先になるらしい。

ところで、砂漠の緑化に使われる保水シートというのは、
実は紙おむつやナプキンの保水材と同じ物なのよね。

かつて、

『使用済みナプキンを砂漠の地下３０cmぐらいに並べれば、緑化に役立つぞ。

廃物利用で只の上に、栄養もあるからな。』


などと下品な冗談を言ったのだが、実現する可能性が出てきた。
現実は、往々にしてジョークを上回るらしい。

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