2024-06-09 父の納骨について
2024-06-06 父の初七日
2024-06-01 父亡くなる　その４
2024-06-01 父亡くなる　その3
2024-05-29 父亡くなる　その２
2024-05-29 父亡くなる　その１
2024-05-08 この二年の振り返り　その２
2024-05-08 この二年の振り返り　その１
2022-04-09 やはり父は居なかった
2022-04-09 父は母の葬儀に参列させない

昨日、仙台に昨年できた真新しい納骨堂の見学に、妹ユミと妹サユリと三人で見学に行ってきました。

納骨堂の壁の側に祭壇があって、お花は毎週契約してるお花屋さんが交換。
毎日9時から17時までいつでも来られる。
カードを二枚付与されるため、そのカードをかざすと故人の遺影が表示されるしくみ。
一枚を預けておけば、名前を言ってカードを出してもらえるのでお線香も準備してあるため何も持ってこなくてOK。
室内にも室外にも休憩スペースがある。駐車場も8台分くらいかな？あった。

本当に新しい街中にある納骨堂で、全てが明朗会計。
お布施についてもお気持ちでだとかお志でだとか、そんなことは無く全て料金表に記載されている。
13回忌を迎えたら合祀として合葬になるタイプ一名20万円か、もしくは永大供養のタイプ30万円。
一名で13回忌のタイプは年間管理料不要だけど、永大供養でも
”いまならなんと！（本当は言ってない）”
年間管理料1万円がタダに（笑）。
なんかテレビショッピングみたいだなーとか思いつつ聞いていました。

空調管理されたお部屋が納骨堂になっていて、本棚みたいなところに、お骨を粉にしてジッパーバッグみたいなものに入れてボックスに入れて、お名前や戒名をテプラで貼って納めてありました。
粉にするのに抵抗があるようなら、5万円プラスで骨壺のままでもOK。
戒名を付けるなら文字数によって15万円・20万円。30万円とあり、今ある紙で書かれた位牌のお炊き上げに3000円とか、位牌への魂入れにいくらだったか忘れましたが、とにかく全てが表に記載されていました。
ペットがいる方は一緒に入れるそうです。
但し、ペットが一緒だと合葬にはできないため永大供養のみだとか。父はペットが居ないから関係ないけど。

こちらはもともと天台宗のお寺で、法要はそのお寺のお坊さんが来て下さるそう。
元々は二十三夜堂と呼ばれていて、二十三夜講というものが地元の方たちで営まれていたため、毎月二十三日にはお坊さんが来て地元の方々とおつとめをなさったり歓談なさったりしているそうです。

10時から1時間ほど説明を受けて、ランチでもとサユリオススメのレストランに行ってみたら11時半に開店だったので、どうしようかと言った途端に頭上で轟音が響き渡りました。
何かと思ったら、ブルーインパルスでした。
昨日と今日は東北絆祭りが仙台で行われ、今日はブルーインパルスの飛行がある日だったのです。
丁度、近くの中華屋さんの女性店員の方が看板を出しに出てきて、五橋駅の近くの方がよく見えると教えて頂いたので、そちらまで移動。
駅直結で東北学院大学のキャンパスがあるので、ちょっとだけ中に入らせて頂いて空を見上げました。そしたらハロ現象で太陽の周りに虹が出ていました。
お墓について話している時に、いるかいないかわからないけど、「お父さん、ここで良いって思ったら何かで知らせてね。」と何度も言っていたので、
妹たちと「お父さんは今日の納骨堂で良いよって言ってくれてるんじゃないか？」と言い合って、納骨堂を決めることにしました。

30分ほど見ていて、ブルーインパルスの飛行は終わったようだったので、開店したレストランでランチ。
納骨堂のプランについて話し合い、位牌は継ぐ者が無いので作らず、でも戒名は付けて頂こう、そして四十九日は娘のみ（ビビの子供たちはお断り）で執り行いましょうとなりました。
サユリは元々13回忌までと言っていたので、それでお願いすることにしました。
なんとか父の行く末が決まりました。

つっこみ 先頭 表紙

6/4の10時から、市内の臨済宗のお寺で父の初七日を執り行いました。
ご住職の説教の後、普通は人が亡くなったらお通夜をして戒名をつけてきちんとお葬式をあげて、最近ではお葬式と同日に初七日まで済ませるのが普通なのに、なんでこんな親不孝を？みたいに諭され、戒名はあの世で生まれ変わった時に名乗る名前なんだから、きちんとした方が良い。もし良ければ私がつけてあげる。もし必要なら連絡してね。
お墓を探してるって事だから石屋さんを呼んでおいたから、後は石屋さんとお話ししてね。と、石屋さんとバトンタッチ。

割と高齢な、この石屋さんは仙台の荒浜海岸にも、こちらのお寺にも大きな観音像を寄付してる信心深い方で、この石屋さんからも、火葬場直葬なんて身寄りが居ないか、よほどお金に困っている人しか聞いたことが無いと言われ。
喪主は私たちではないんです…。と言い訳を。

墓地はあんまり手入れされていないのか草ぼうぼうで、合祀墓は10万円で入れられるけど、故人と仲が悪くて捨てたいとか無縁仏の人しか通常入ってないと言われて、
お墓を建てたらとお勧めされたけど、最低63万円で管理費が毎年かかり墓じまいに10万円かかるとか。

後は話し合ってからお願いする時はご連絡差し上げますってことで、石屋さんとお別れ。
私はお墓を建てても母の死亡保険金が入るならなんとかなるかも？と思ったけど、妹ユミとサユリは管理がなってないからここは嫌だって。

次は郵便局に母の死亡保険の手続きに。
そしたら！この書類（入院証明書）では入院手術分は受付できませんと言われ、ドクターの診断書を持ってこいって。
だったらこの前来た時にそう説明してくれても良いでしょ？とムッとして。
しかも、死亡保険金200万円と思っていたら、生存お祝い金で母が40万円を4回受け取っていたので、残りは40万円しか無いんですって！お墓、お願いしなくて良かったよ…。
特約の分で17万円位プラスされ、入院と手術の分は日額3000円×49日（年をまたいだから−4日されるらしい）プラス手術一回3万円で入院手術分として17万円になるとか。
もしかしたら、父の保険も同じように受け取れる金額がかなり少ないのかも？私には関係ないけど。

入院手術分を受け取るために、また病院に行って書類請求することに。
そしたら、同居のご家族以外には出せないという病院の規則になっています。と一旦断られる。
しかし、同居の家族は施設入居後に先日亡くなっているので請求できないのに、一体どうしろと？と聞いたら、あなたの戸籍謄本を持ってこいと言われて、サユリがムッとしながら「あります！」と提出。
その後、二度の入院の診断書は年をまたいだのとドクターが別なので2通になり、それぞれ5500円かかり、診断書ができるまで10日かかると言われ終了。

その後、まるまつでランチをして、今後どうしようかと話し合い。
サユリとしては母の死亡保険金は父に全投入するけど、その金額の範囲内でしかできないし、年齢的に私たちも13回忌までぐらいしかきちんと法事はできないだろうということで、その後は合祀になるところを探したいという意向。

その後別れてから、最近CMでよく見かける仙台駅から徒歩十数分のところの納骨堂を見つけてサユリが休みの土曜日に見学申し込みをしたというのでユミと3人で見学してきます。

つっこみ 先頭 表紙

5/31の昼12時からお別れ、12：20出棺、13：00火葬の日程なので、ユミ夫アキヒサさんの車に私とサユリが便乗させてもらって12時前に霊安室につくと誰もおらず。

父は既にお棺に入っていたのでフタを開けて「来たよ〜」って挨拶して、しばらく経った頃ビビ一家がやってきた。
「お父さんのお棺に入れようと思って」と父が大事にしていた将棋の羽生さんと父のツーショット写真を持ってきたので、「え！燃やしちゃうの？だったら私に頂戴！」と言って分捕った。
母の病院の領収書を持ってきてくれたけど、母の最初の入院手術の領収書が見当たらないとのこと。おそらくがん保険の請求の時に使ってしまったと思われる。
そうこうするうちに私の家族やビビ夫カズくんのお母さまがやってきて、お線香をあげてくださったので、続いてみんなでお線香をあげていった。
その後葬儀社の担当者が来てお花をみんなで棺に入れるお別れ式をした。

霊柩車に見えない普通のバンみたいな車に棺を載せると、クラクションも鳴らさず、さっさと車が行ってしまった。
全員それぞれに車に乗り込み、母の時とは違ってビビ一家が住まう隣町の古い火葬場へ。
火葬場に着いたら、とっくに父は車から降ろされてて、霊柩車？を運転していた担当者はさっさと帰っていった。
儲からない仕事だから、とっとと終わらせたかったんでしょう。

火葬式を執り行い、待ち時間にビビを含めた姉妹4人で話し合い。
お父さんのお骨はユミが預かる、私とユミとサユリでお墓を探し法事も行うので、サユリが受け取る保険金はそのまま頂き、費用に充てるがお墓の場所は知りたいかビビに尋ねると「一応。」と。
で、父の死亡保険金が500万だけど、それはビビが一人で貰えば良いが、母の銀行預金は4人で等分してほしいと言ったら、実家の片付けに多大な労力と何十回も清掃センターへの廃棄物の持ち込みをして何度も500円払った（20回でも1万円プラスガソリン代だよね？"(-""-)"）というので、それならその経費を差し引いて等分でねとサユリが言ったら、それで納得したらしい。
ビビは「もしかしたら、私、金目当てだと思われてる？」と聞いてきたので、
私は心の中で”思ってるよぉ！”と叫んでいたら間髪入れずにユミとサユリが「えぇ〜そんなことないよ〜！」と言ってて、でも私は人間が出来ていないので、ただ黙っていた。
「昨日は霊安室で倒れちゃってぇ」とビビが言うので「顔色悪いよ大丈夫？」と心配するふりはしてあげた。

その後お骨を拾ってユミ家へGo！お父さんのお骨と位牌を降ろし、ユミの車に乗り換えて病院に行き母の領収書の足りない分を出してもらえるか聞いてみた。
料金がかかるもの、かからないもの、形式がいろいろあって説明していただいたけど、結局全期間の領収書を無料で出してくださることに。
無料なのに親切に対応してくださった。

郵便局の保険の取り扱いは4時までで、既に4時近かったので、保険の手続きは諦めて、またぞろビッグボーイでおっそいランチしつつお墓をどうするかのお話合い。
結局市内のお寺のご住職さんがサユリの送ったメールで電話を下さり、知らない携帯番号から電話だ…と警戒しつつ出ようとしたら切れてしまい、折り返して初七日をお願いすることに。必要な物品（お供え物）やお布施の相場を教えてくださり、6/4に初七日を執り行うことに決定。ビビは呼ばず、私たち3人で行きましょうとなり。前日にサユリは仕事があるのでユミと私の二人で供物の買い出しに行き、
初七日の日は法事が終わったら郵便局に簡保の手続きに行きましょうということで落ち着きました。

つっこみ 先頭 表紙

父が亡くなった翌日、私とユミとサユリで午後、打ち合わせが終わった頃に霊安室に行ってみた。
するとビビと長男長女次男が居た。
そして「保険のこと、教えてもらって良かったぁ〜❣」と、午前中に郵便局で確認してきたそう。
母の保険証券は、私が受取人になっていたけど、受取人変更されてサユリになっていた。
父の保険については受取人は母のまま。
3年前、「母が生きているうちに、受取人をあなたたちの誰かに変更しておきなさいよ」と言っておいたのに…。

ユミの長女がおじいちゃんに最後に会いたいと横浜からやってきたので、在宅勤務のユミ夫が霊安室に連れてきてお線香をあげて帰り際にビビが
「香典返しいる？」とアゴをクイっと上げる独特のポーズで聞いてきた。
お葬式なしの火葬式で12万8千円のコースにお棺に入れるお花代が数万円と香典返し代とお布施代（火葬式で読経をお願いしたそう）程度なので全部で20万でおつりが来る程度かと思われるのに…母のお葬式の時に私とユミとサユリはそれぞれ10万円ずつ香典を渡したんだから、今回もそれぐらいは…とか普通思うよね？
まあ、香典返しはお礼なんだからそちらのお気持ち次第で、葬式饅頭のみとかでも文句は言わないけどさ、なんでお香典を出す側に「いる？」って聞いてくるの？
サユリが怒って「いらない」と言い、私は「夫がもしお香典を頂いてくるならその分は頂かないと」と言ったら、
「全部で20個くらいは用意するんだけどさ」って。用意してるなら、なんで聞く？

で、サユリが受取人になっているため必要書類を市役所にとりに行くことにしましたが、ビビが死亡届のコピーをくれたので、これで行けるかも（受取人が子供である証明は別にいらないよね）？と、車で向かう途中で路線変更して郵便局に行ってみたところ、母の戸籍の全部事項証明書が必要と言われ、やっぱり市役所に行かなきゃならないってなって…。
また、入院費の領収書があればその分もお支払いできますよと言われ、ビビの家に領収書があるかどうか探してもらうよう電話で依頼。

市役所で相談してみたところ、戸籍の筆頭者である父が既に死亡しており死亡届はビビ一家が住んでいる隣町の役場に提出されたため、（死亡確認のために市役所の担当者さんから隣町の担当者さんに電話確認してもらい折り返し待ちの時間がかかった）、
こちらの市役所でも全部事項証明書を出すことはできるものの、事務処理が完了するまでに二週間から三週間かかるとのこと。
サユリは一人暮らしをするのに家を出た際に自分一人で戸籍を作ってしまったため、親子の証明をするのにどうしたら良いかと担当者さんと長時間のご相談。
母の全部事項証明書は数週間かかるものの、母の死亡届とサユリの全部事項証明書とで手続きできるかも知れないということに。
もしダメだったら、数週間後に事務処理が済んでいるか電話確認をしてからまた来てねと言われて終了。

帰ってから私とユミとサユリのグループLINEで父の遺骨はビビ一家には渡したくないよねって話になり、一軒家に夫婦二人住まいでスペースに余裕のあるユミが遺骨を預かってくれることに。

つっこみ 先頭 表紙

そして、打ち合わせが終わった後、父の遺骨は母と同じ墓地には葬りたくないので父が生まれた土地の福島の母畑にあるお寺で永大供養をしてくれるところがあるから、広島の会社に段ボールに詰めて宅配便でおくってやればOKとか言ってきて。
母畑って相当な田舎でバスさえ通ってるかわからないようなところらしく、お墓参りにも行けないようなところは嫌だと、せめて県内が良いと言って私とユミとサユリで墓地を探すことに。

お金がかかるからどうのこうのって言うので、お父さんの死亡保険金が入るんじゃないの？と聞けば、
「お母さんが保険を解約して解約金は二人で分けたって言ってた」と。

そしてバッグから「これがお母さんの通帳でぇ〜これがカードでぇ〜これがお父さんの通帳でぇ〜って次々取り出してきた。」
母は2年以上前に亡くなっているのに、なんで今、通帳とかカードとかだしてくるわけ？と私とユミとサユリは大混乱。
「私、お母さんのカードの暗証番号も知らないしい〜何にもさわってないからぁ〜」って、なんの手続きもしてないって事？えええ？？？という感じに。
母は自分の口座に貯金を全部集めてたので、数百万円は入ってたはずだけど。
ビビが通帳を確認してないはずもないし、母は認知症になり、暗証番号も忘れてたのでビビが管理してたはず。
本当なのか騙そうとしてるのか判断できなかった。
本物のおバカである可能性が大だけど、そうであればお金はあるんじゃないの？
しかし、もしも母の死亡保険金や貯金があったとして、まだ有効なの？国庫に入ってたりしない？私も知識が無いけど。

自分以外の姉妹を煙に巻こうとしているのかも知れないけど、
とりあえずビビの長男のコウキが明日の午前中には簡易保険の死亡保険について郵便局で確認してくると約束してくれたので、明日の連絡を待つことにする。
母の死後、県営住宅の実家を片付けたあと、おそらく住所変更の手続きをしていないので、もしも郵便局から通知とか来てても届かなかったのかも知れない。

明日は担当の方との打ち合わせが1時からあるそうで、一日でも長引くと管理料だか室料だかがかさむので、さっさと火葬してしまいたいとビビが言ったので、最速明後日に火葬されてしまうらしい。

ビビはルンルン気分でニッコニコでペラペラしゃべり、私とユミとサユリが父と別れを惜しんでいるのに、私の高血圧や睡眠時無呼吸症候群について、自分と夫が睡眠時無呼吸症候群かも知れないからといろいろ私に質問してきて邪魔をされた。

つっこみ 先頭 表紙

先週の金曜日に妹ユミから携帯にLINE電話が入っていたのだけど、携帯に電話が来ていたのに気づかず。
しばらく経ってから気付いて電話を折り返したところ、
「父が感染性の胃腸炎になり、身体が弱ってしまったので最期のお別れとしても良いと病院から呼び出されて行ってきた」と、
偶然市内のスーパーで遭遇したビビから聞いたそうで、ユミは熱があるので今日のところは遠慮すると言っていて、私も鼻かぜでくしゃみ鼻水だったので、もう少し良くなってから平日に行こうという話になり、
末妹サユリは仕事の休みの土曜日に面会に行ったとLINEでお知らせがあり、
「会話は出来ないけど、お父さん、お姉ちゃん達のこと待ってるよ」と。

病院のHPには面会は平日のみと書いてあるし、土日に行くと嫌な顔をされるので、27日の月曜日にユミと二人で面会に行きました。
面会の前に、理学療法士さんから同意書にサインを求められて書きました。
一時期はベッド上で座ってリハビリを受けていて、会話も成り立っていたそう。

それなのに、父はもう意識は無い感じで一人5分しか面会を許されず。
面会禁止されてたのに、感染性胃腸炎に感染させられるってどういうことなのか。
衛生管理がなってないんじゃないのか？といろいろ言いたいことはあったけど、理学療法士さんや案内してくれた事務員さんに言っても仕方のないことなので、グッと飲み込んで、
何の反応も返ってこない父との面会を終えました。

そして今日9時過ぎに妹ユミからLINEがあり、父が危篤なので面会はいつでもOKと妹ビビからLINEがきたとのお知らせ。
妹サユリは仕事中らしくLINEの既読が付かないため留守電にメッセージを残しました。
長女シオリは仕事が休みで、次女トモは仕事が午後からだと言うので、妹ユミの車に便乗して、下顎呼吸で時折呼吸が止まる父と、最期のお別れをしました。
帰ろうとしていたら、妹サユリからLINEの返信があり、これから向かうとのことで、
娘たちをウチで降ろしてもらい、駅まで迎えに行き、サユリと一緒にまた病院にとんぼ返りしました。
サユリがお別れを済ませた後、近くのビッグボーイでランチを食べて、その後４時間居座り続けたあと、16：44発の電車で家に帰るサユリを駅まで送って別れ家に帰ったらユミから電話で父が16：40亡くなったとの知らせがあったとシオリから告げられる。

夫が仕事から帰ってきていたため、再び地元の駅に引き返してきたサユリと共に車で病院まで送って貰うとLINE電話でユミから葬儀社に父が既に送られたと連絡が。
そのまま葬儀社に向かい、夫は自宅に帰り、霊安室に行くと、母が亡くなった時と全く同じ部屋に父が居ました。

末期の水とお線香をあげてたら、葬儀社の担当が来て打ち合わせが始まったのだけど、
父は入院した時点で施設からビビ一家の家に住民票が移されており、こちらの市の住人が喪主だと火葬すると無料でできるから喪主は私かユミにしてほしいとか、急に言い出して。
イヤイヤ、一緒に住んでる人が居るのに、住所違う人間が喪主になるとかおかしいでしょ？とお断り。

香典返しはどうします？と聞かれるとビビは「要らないかな〜。あ、でも単身赴任してる夫がお香典貰ってくるかも知れないし、ちょっとだけ♪」って。
私たちには香典返ししないつもりなのかも知れない。
そして、お葬式はしない、お坊さんの読経もなしにするんだそう。
お棺にお花を入れるなら別途料金がかかりますけどどうします？って言われて、
私は「それぐらいはしてあげたい」って主張したら、「う〜ん、私もそれぐらいはしてあげたいかな〜。」と承認されました。

先頭 表紙

そして11月からはまた年末調整の書類チェックをお仕事をして、派遣先のリーダーさんに気に入っていただけて数回延長したんだけど、1月半ばで途中で仕事が無くなり派遣切りに。
他の派遣元の人たちは契約満了日まで休業扱いで休業補償ありだったから、「なんで！」という気持ちだったけど、退職理由が派遣切りだったおかげで失業給付が180日受けられることになり、むしろラッキーだった♪
扶養から外れてるから夫から食費を頂けないので、とても助かります。
でも、求職活動実績が厳しくなっているので、月二回ハローワークで求職相談しないといけません。
以前はPCで検索したり診断受けたりすれば良かったのに。

2/15に施設入居していた父が発熱し、16日未明に嘔吐し酸素飽和度が低下して緊急入院し、誤嚥性肺炎の診断で、助かる見込みは1〜2割と言われたと、妹ユミを通じて連絡がありました。コロナとインフルのせいで面会は出来ないとのことで、
いつなにがしかの連絡があるのかと思っていたら、3/22に妹ビビが病院から呼び出されて、肺炎は完治したものの心電図に老衰で亡くなる人の波形が出ていると言われたとの連絡が妹ユミからあり。
「私とユウキは病室で顔見てきたから、面会できるか病院に確認してみて」とのことだったので、電話してみたら、一度は「面会はお断りしております」と言われたんだけど、「死んでからしか会えないんですか？」と食い下がったら、先生から面会の許可が降りて会うことが出来ました。
3/27に面会に行ったら、ガリガリに痩せてて誰だかわかりませんでした。

4/14に妹サユリが面会に行ったときには意識があり、何か喋ってた（入れ歯が入ってなくて何を言ってるかわからなかった）そうなので、
電話で問い合わせした時に電話予約は不要と言われていたから、その翌日に行ってみたら、面会禁止と書かれた鎖が張られており、通りかかった人に声をかけたら一応面会はさせてくれたけど、すごく嫌そうな顔をされました。

4/20に妹サユリが面会に行ったら、ナースから面会禁止を言い渡されたそうです。

その後、病院の面会ルールが緩和されたと病院のHPに告知があったんだけど、面会室まで歩いて来られる（元気な？）患者さんと、個室に入院してるお金持ちだけが面会できるそう。
父は4人部屋なんで、面会できなくなりました。

先頭 表紙

かなりお久しぶりです。この二年にあったことを振り返ってみます。

二年前、大学病院の先生から高血圧の原因として睡眠時無呼吸症候群が考えられるので一度検査を受けてみては？と呼吸器科を紹介され、6月に検査を受けてみたら…。
なんと重度の睡眠時無呼吸症候群で、すぐにCPAPの治療が始まりました。
最長2分ぐらい呼吸が止まっていて、中枢性と閉塞性が半々ぐらい。
それまで全然日中の眠気なんて無かったのに、CPAPを装着してるせいで熟睡できないという有様。
今では夜中に何度も目が覚めるので、日中眠くなります。
本末転倒な気がしなくもない。
また、両親の姿を見ているので、長生きするのは苦痛でしかないという思いもあり、眠っている間に死んじゃうのって、幸せなことなのでは？と思う今日この頃。
究極のピンピンコロリだよね。家族には大迷惑だろうけどさ。

二年前の6月まで派遣の事務系の仕事をしていたけど、その後仕事がなかなか見つからず。
夫には扶養に入っていない人間には食費は渡さないというマイルールがある。
派遣の仕事は扶養から外れていたので、早く仕事を探さないとと思ったんだけど、無理だったので9月頃に扶養に入れてくれるようにお願いして扶養に入れてもらい、食費も頂いた。
だって、無職なのに、年金や健康保険料の支払いや食費で貯金を使い果たしてしまったから！

11月になってようやく年末調整の書類チェックの仕事が見つかり、その間に地元の市役所から確定申告の受付の仕事のお声がかかり、昨年1月から3月までお世話になることに。

昨年4月に母がビビの住んでる町のお寺の一角にある樹木葬の地に葬られたと聞いて妹ユミの車でシオリとトモミと一緒に連れて行ってもらって命日にお線香をあげてきました。

その後、8月に仙台の割と大きい病院の準夜勤の看護助手の仕事を見つけてやってみたものの、帰りの電車の乗り継ぎがうまくいかなくて。
ローカル線だから本数も無いし、仕事を22：30で終えても家にたどり着くのは23：50頃。
日付が変わってからご飯食べて寝るという生活。
しかも、電車が止まったら帰ってこれない…と危機感を覚えて…。
また、仕事が向いてなかったのもあり、
そして腰を痛めたり五十肩が再発してと、あちこち痛くて、10月半ばで辞めました。
お給料は良かったんだけど。
腰痛と五十肩で整形外科に行ったら骨粗しょう症の検査を勧められて受けてみたら大腿骨が骨粗しょう症だっていうので薬を飲んだけれど改善せず。
私は痛いのを直して欲しかっただけなのに湿布しかくれないし、薬も効かないし、もう整形外科に行くのを辞めました。
看護助手してた時は整形・形成外科だったので、大腿骨骨折で寝たきりになる高齢の患者さん達を見てきたので、治療した方が良いのは理解しているけど、飲み薬が効かない体質みたいなんで、残す治療法は注射だか点滴だからしいので、転ばないように気を付けます！

先頭 表紙

昨日4/8の昼12時から母の葬儀が執り行われました。

前日の4/7に、「娘一同」「孫一同」で供花を供えようと次女ユミと四女サユリを話し合い、ただ一人LINEで繋がってるユミから喪主様のビビにお伺いを立てると
「ありがとうございます。葬儀社と相談します。」と午前中に返信があったきり、うんともすんとも返ってこないので、しびれを切らして私が葬儀社に電話して注文を入れた。

葬儀当日、娘全員（4名）と孫全員（8名）、私とユミとビビの夫（3名）、母の妹（2名）（母の姉は高齢で遠方のため来られず）。
あとビビ夫の母の18名が集まりました。
そしてやはり父はそこには居なかった。
でも、会場の席は全然余裕でした。20名のホールじゃないじゃん。

葬儀と初七日の法要を一度に済ませ、
棺に供花の花を入れたり、みんなで折った千羽鶴やメッセージを入れたり、三途の川の渡し賃の小銭を入れたりといったお別れの儀式をしている時に、
ビビが寄ってきて「供花、ありがとうございます。でも、私も頼んでたからダブっちゃって」と。どうりで花が多いなと思った。

その後13；30に出棺、14時に火葬。
お弁当は用意しないと言っていたけど、助六寿司を全員分と温かいペットボトルのお茶が準備されていました。
各家族ごとにテーブルにつき、サユリは叔母様方と話して家系図を書いていました。

そして14時半前には焼き上がりました。
母はとても小柄だったし、火葬場は数年前に出来たばかりの最新式なので、太い骨以外は残っていませんでした。
頭蓋骨や骨盤すら形をとどめていませんでした。
母は樹木葬を希望していたからなのか、今どきはそうなのか？
骨壺はなく、白い袋に入れられてから木箱に詰められました。

隣の方は戒名を頂いていたけれど、母は戒名はありませんでした。
戒名があろうが無かろうが成仏とは関係ないそうなので、良いんだけど。

骨を拾ったらすぐに外に出され、供花を包んだので持ち帰って下さいと葬儀社の方から言われてお花を貰って帰りました。
四十九日の法要があるのか無いのかわからないから、もし無かった時は5/23日にお寺で写経をして収めようとユミやサユリと話しました。

サユリの書いた家系図により、衝撃の事実発覚。
私は父方の祖父と母方の祖父がいとこだと思っていたら、
さらに父方の祖母と母方の祖父がいとこ同士で母方の祖父母はいとこ婚だった。

母方の祖母の母が長女、母方の曾祖母が次女、父方の祖母が三女という、
三姉妹であった。
ご先祖様方、一体ナニをやってくれちゃってるんですか！？
血族結婚の繰り返し…。
山奥だから仕方ないのかも知れないけど、絶対ＤＮＡ的にヤバいと思われる。
私たち姉妹は、子孫を残しちゃいけない人だったのかも。

先頭 表紙

4/5に葬儀社の安置室で。
三女ビビから
「ユウキと私で看取りました。苦しそうな表情をして、息を大きく吸って、吐いたのが最期でした」
「私が喪主を務めさせていただきます。不束者ですので何か不手際がありましたらご容赦願います。」

午後から葬儀社との打ち合わせがあると言うので、「ご家族で昼ご飯を食べてきては」と提案し、ビビ一家に食事に行ってもらい、
食事を終えたビビ一家のうち、ビビ夫婦と次男ユウキが戻ってきた。

母方の伯母と叔母たちには連絡したということだったけど、父方の叔母で母の小学校からの親友には連絡していないとのことだったので、知らせてほしいとお願いし、
いろいろ話す中で、サユリが「お父さんには知らせたの？」
と聞くと、
「お父さんには、お母さんが死んだことは知らせないし、葬儀に参列させるつもりはありませんから！
だって、お父さんはヤエコ伯母さん（母の姉）に、『お母さんが死んだら俺に保険金が入るんだ。それで競馬とパチンコに行くんだ』なんて言ったんだから！
お母さんにお父さんを葬儀に呼びたいか今際の際に聞いたら会いたくないって頷いたし！」と。

ヤエコ伯母さんの話は、母が最初に入院した時のことで私も知ってる話で、
あの夫婦はお互いに暴言を吐きあっていたのでお互い様だと思っていたけれど。

皆で口々に「夫婦なのに、夫を参列させないとかありえなくない？」と言い、
サユリが「叔母さん達が参列するのにお父さんを参列させないっておかしいでしょ」
と言うとユウキが「叔母さんたちはママの指示に従うって言ってるから！」と。
サユリがビビ夫に「お兄さんも父が参列しない、母の死も知らせないって、同じようにお考えですか？」と聞くと、
「僕もお母さんは嫌がるかなと、一緒に暮らしてみて思います」と答えると、
ユウキが「じいちゃんは車いすに乗ったって抑えてないとダメなんだから！コロナワクチン打つときだって大変だったんだから！」と言うのにかぶせるように「介護度４ですから！」と指を4本立ててビビ。
「施設の人だって、連れてくるの大変だと思うし！葬式なんだから連れてこないとは言わないだろうけど！」とユウキ18歳（成人）。

介護度が４になったのは昨年11月ころに認知症の薬を服用したせいで、薬をやめたらよくなったはずで、2月に引っ越しをしてから父が散歩にでかけ、行方不明になったと言ってたのに。
話のつじつまが合わない。
必死に阻止しようとするところを見ると、私たちと父が会ったら、不都合な真実が明るみに出てしまうと思ったのでは？とうがった見方をしてしまう。
多分、両親の貯金を使い込んで無くなってしまったのだろう。

その後全員が黙り込み、重苦しい雰囲気になったところで、ユミ夫が「でも、亡くなったことすら伝えないのはどうかと思うけど」と。
私も「伝えるくらいは伝えても良いんじゃない？どういう対応をしてくれるかは施設の方次第だし、伝えておきますで終わるかも知れないけど」と言うと、
ビビ一家は納得してないようだった。

そして「香典返しとか増えると料金が変わってきちゃうんだけど、お嬢さんたちは出席するのかしらぁ？」とか、
「会場は狭いから、大勢で来られても入れなかったら困るし」とか。
「通夜はなし、葬儀当日もお弁当は出しませんので」などと言われ。
私たち（私（長女）、ユミ（次女）、ユミ夫、サユリ（四女））は香典返しとかはひと家族一つで良いし、お弁当が負担なら必要ないし、
会場は20名入れるそうなので、多分、それ以上来ることはないだろうなどと話して帰りました。

先頭 表紙