2001-09-26 Question & His Answer
2001-09-25 仲直りしても伝えられないきもち。
2001-09-21 声にだせない　いのり
2001-09-20 四季の変化は国民性に違いを与えるか。
2001-09-17 日本のお菓子。イチゴポッキーは誰にでも人気がある！
2001-09-16 ホームシック
2001-09-15 ねむれん　vol.2
2001-09-15 ねむれん。

あまりにかなしい気持ちが消えなかったので、とうとうひとに「あなたのようなひとはかなしい時どう頑張るのですか？」と聞いてみた。

意地っ張りで、ひとはひと自分は自分、どうしてみんな他人のことにそんなに興味あるのかしら、とふだん思っている私が聞いてみたくなったのは、その人がいつも、何にも流されない強いひとだからだ。

昔から少しも変わらない。そのせいでときどきいらいらする。
私はいつもいろんなことにあたふたしているのに、彼は常に冷静に、確実に自分の目標に近づいていってるから。
彼みたいなひとがぐらぐらするところを見たいとくやしまぎれに思う時さえあった。
でも八つ当たりしたあとで後悔した。
私が謝ったとき彼は「僕は損な性格だな」と穏やかに笑っただけだった。

「僕はかなしい時はがんばりません。ただ、逃げないだけです。」
彼はそう書いていた。
「悲しい時や腹がたつ時ほど、自分が試されているのです。」と。

いつも心を柔らかくしていたいと思っているけれど、悲しさや淋しさを逃げずに引き受ける勇気が、私には足りなかったのだということが分かった。

強い人間になりたいから、少しづつでも進んで行くつもり。

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けんかをした。

すごく忙しそうだものね。疲れているのはよく知っているよ。

私と話していると安心して疲れた声も出せると言う。

でもね、毎回毎回じゃ、かなしくなるよ。
他の人の前では気を張って、元気なあなたでいるのに、私は抜け殻のあなたと話しているみたい。

もちろん他人みたいにしてって言ってるわけじゃないけど。

ごめんね、本当にごめん、とあなたが言う。
今はちょっとね、自分でも疲れてるって思ってる。ごめんね。

だけどまだ少しかなしい。
なぜだか分からない。

私はごめんと言ってほしかったんじゃないの。

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こわい　こわい　こわい。
世界が間違った方向に進んでいく。

自分の大切なひとだけじゃない、すべてのひとが、笑顔を絶やさずにいれる世界であってほしいのに。

本当は、今無事で元気に暮らしている私がこわいと言ってはいけないから、今日もまた口をつぐむ。

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今日は何も予定がない日。

なのでお部屋の窓を開け放して、チャイナタウンで買ってきたばかりのジャスミンティーをいれて、ベッドでパソコンを開いています。極楽。
これで誰かがランチを運んできてくれるのなら文句ないのだけど、そんなわけもなく、午後は空腹と、このままだらだらしていたい気持ちの間で苦しむこと必至。

こちらはもう春の気配です。

と言ってもブリスベンは１年中暖かいので、Aussie達がうれしそうに「やっと春だよ−」と言っていても、正直いって今いちピンとこないのですが。
シドニーやメルボルンなら、日本のような四季が感じられるのでしょうね。

私は日本人なので、四季のドラマチックな変化が毎年とても楽しみです。
特に好きなのは初雪の日。
子供の頃には、朝起きてカーテンをあけると何もかも一面真っ白！という日が毎年あったものですが、近ごろは雪が少なくなりましたね。
それでも、通勤途中の電車から今年初の雪がちらちら舞ってるのを見た時などは、思わず隣のおじさんに「初雪ですね！」と話しかけたくなるくらいどきどきします。（去年は山手線の中から見たのだった。）

ここではたとえ冬でも南国らしい色鮮やかな花が咲き乱れているし、服装だって１年中Tシャツのひともいるから、何となく気分が開放的になるのも分かる。（ちょうど日本で夏だとちょっとリラックスするみたいに）
服やリネンのデザインなどにも鮮やかなお花のモチーフや、原色が多くなるのも納得がいきます。

そういう南国の雰囲気もいいけど、やっぱり女の子は、今年のブーツはあれがほしい、コートはあれ、と、四季が変わるたびに考えるのが楽しいんだと思う。
ちょうど今ぐらいの時期は、服の色もダークなものに変わってきたりして、どきどきするよね。

私が今したいのは、山の中の空気のきれいな温泉で、紅葉を見ながら岩風呂につかること。あ−行きたい！！

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違う土地に住んで苦労することのひとつに食べ物の違いがある。

オーストラリアは移民の国だから、それはもういろいろな国の人がいる。
これだけ違う人たちが集まると、単一民族の日本みたいに、みんなが流行の同じかっこうをするとか、大体みんな同じ意見ということも少ない気がする。（もちろんひとによるけれど。）
世界はどんどんグローバル化しているのだから、このmixtureが本来あるべき姿なんじゃないか、と思ったりもする。

というわけで、いろんな国の料理が手軽に気軽に食べられるのはとても良いこと。
もちろん東京でも何でも食べられるけど、お上品に盛られてきて、そしてちょっとcrazyなくらい高いことが多いよね。
私はやせの大食いなので（注・もうやせていないかもしれない・・・）、安い値段でもりもり食べたいのです。

海外で元気なくなった場合は、誰でも自国の料理を食べたいと思うはず。
でも私の場合、和食があまり好きではないので食べ物で苦労することはあまりなかったです。

そのかわりに、日本のお菓子がとても恋しい。ちなみに私はチョコレートマニアです。
こちらのお菓子はご存知のようにとっっても甘いのです。（彼らは肥満にとても気を使ってるのに、なぜなんだ）
ただ甘いだけでなく、全体的に大雑把なのだと思う。なにもかもが。
日本のお菓子はとても繊細にできている。和菓子とかじゃなくてコンビニお菓子でも、とても良くできている。
チョコレートだってジュースだってシーズンで変わったりするしさ。
神経が細かい！配慮が行き届いている！この細やかな感覚は日本の美徳だと思うのです。

私はこの国のおおらかさが大好きだし、実際のところ日本のものよりも甘いキットカットや、かの有名なTim Tamにももはや親しみつつあるのですが、やはり日本の「繊細な味付け」や「情緒」のようなものはとても恋しいです。

なんていっても今一番恐ろしいことは、日本に帰って念願のお菓子を口にした時、「なんだこれ、ぜんぜん味ないじゃん！！」などと感じたらどうしよう！ということです。
こわすぎる。

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南半球と言えども日本から近いオーストラリア。
日本との時差も私の住んでいるブリスベンは１時間しかありません。

ということは日本にいる人たちと、ほぼ時間の感覚が同じ。おはよう、やお休みなどもリアルタイムで言えます。
だけどそれがよけい淋しさを増長することも。

友人が「さっきまでみんなと食事してたんだよ−」とか「今みんな一緒だよ」とか言うのを聞いた時の淋しくなり方も、大変にリアルなのです。
私もそこに行きたい。くすん。

私は恵比須のウェスティンのティールームが大好き。
ホームシックにかかった時、そこでお茶している夢を見たほどです。
日本の方が好きなのかしら・・・

みんなはホームシックにかかったときどうしているのかな？

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ねむれないことの弊害。

だんだんお腹がすいてくる。
パソコンを使っていても、本を読んでいても、だんだんと食べ物のことが意識に入り込んでくる。

オーストラリアに来てほんのちょっとなのにも関わらず、目に見える大きな体重の変化がある私。
いかん、夜中に食べたら効果てきめん！！

そう思っても、今私の頭の中は、部屋にたくさん置いてある洋梨モード。
あたりだと、皮を剥いている時から果汁がぽたぽた落ちてくるくらいみずみずしくて甘いのです。おいしーい。（たまにはずれもある。固くてかりかりしてるの）

果物ならいいんじゃないか、いやそれよりもう朝だからいいんじゃないか、などと、もうすっかり食べる方向に。でも思い切りが悪い私。

ところで私が住んでいるクイーンズランド州はバナナランド（ちょっとばかにされてるけど）などと呼ばれる時もあって、バナナがおいしいのです。
当然私の部屋にはバナナもあって・・・

もう朝食の時間だから、ふたつたべてもいいかな。

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オーストラリアのブリスベンに住みはじめてもうすぐで３ヶ月。

冬だというのに花の咲き乱れるのんびりした気候とのんびりしたオーストラリア人に混じって暮らしているせいで、かなりレイジーに暮らしております。（いいわけ）

ところで私は近頃不眠症である。
眠れないのはかまわないのだが、夜中は思考がどんどん進んで、拡散しては凝縮をくり返す。

自分にとって大切な人と離れて暮らしていると、その大切さと愛おしさが身にしみる時がある。

無差別テロは卑劣な行為だ。許されない行為だ。
あの人たちはその瞬間、もう人間ではなかったのかもしれない。

だけど報復行為はさらなる憎しみを呼ぶだけ。
どこかで憎しみの連鎖を断ち切らなければ、悲劇がまた繰り返される。

今回は巻き込まれなかった。でも次は分からない。ただラッキーだっただけ。
私かもしれなかったのだ。

だからこそ、今回犠牲になった人たちの無念さ、悔しさ、そして死の直前まで感じ続けたであろう恐怖を、ありありと想像してやまない。

そして、愛する人を失った人々は、その理不尽な理由を一生理解することはできないだろう。
悲しい陰として、一生その部分に日がさすことはないのだろう。

今このときにも泣いている人がいる。
どうかその人たちが泣きやんで、光を見いだすことができますように。

自分の大切な人たちが平和で無事に暮らせるように祈ることは、世界の平和を願うことと同じ。
どうか愚かな歴史をこれ以上作らないでほしい。

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