私は娘達に「嘘をついてはいけません。」とは言いません。
すぐにバレる嘘はつかない。
人を傷つける嘘はいけない。
ズルをするための嘘は良くない。
けれども、誰かを守るための嘘や、誰かを幸せにする嘘は、必要悪だと言い聞かせています。
嘘は、罪。
「正直ではない」事を理解して、その罪をちゃんと背負えるのなら、嘘をついても良い。
と教えています。
普通じゃないですよね…。
まあ、これは私の変わった教育方針の一つの例えなんですが。
さっき録画したドラマを見てて。
中学生の娘が。
お金持ちにナンパされている貧しい女の子が、その誘いを毅然とはねのける場面を見て。
「私だったら付き合うな。」と言いました。
「愛人でもいいし。あ、恋人ね」と。
これには母も「子供は、好きな人と一緒になることを夢に見てよ。愛があればお金なんて…って言ってみたらステキじゃない?」とツッコミをいれたんですが。
「は〜?現実的じゃないでしょ、ソレ」って言い返されました。
よくよく考えると、この考えも母の影響ですね…。
「昔は顔を見ないで結婚を決めて、お式の当日に初対面。それでも、夫婦仲良くずっと暮らしてたりしたんだから。」
「不倫はダメだけど、アラブの大金持ちの第三婦人とか、いいんじゃない?」
「ママは好きな人と一緒でも、食べるものにも困る生活をする位ならお金持ちの愛人になるなー。」とか。
言っちゃってました。
なんて夢のない。
「恋愛と結婚は違うかもねー。恋は落ちるものだけど、愛ははぐくむものだから。」
とか。
子供に言うセリフじゃなかったですね。
娘達には幸せな結婚生活を送って欲しいと思っているので、「どんな相手でも、あなたに生活力があれば、一緒になれるのだから、今はお勉強頑張って、将来は資格を取るなり、学歴をつけるなりしなさいね。」って、〆てるんですけどね。
どうもどうも。
楽して生きようと思っているらしいです。
お金持ちと一緒になるのもラクじゃないと思うんですけどねー。
自分を磨き続けないといけないのだから。ねえ?
※ボクは可愛くないと置いてもらえないから、可愛さを切磋琢磨してるの。 |