先週の事です。
園へ子供たちを送り届けた後、ケイの同級生のママに会いました。
当然、挨拶をしますよね。
「おはよう!」
「これから公園に行くのよ〜。」
私たちが立ち止まった一瞬に。
弟のY君が。路地から走り出して行ってしまいました。
次の瞬間、私達の目に飛び込んできたのは。
車の下に、はまっているY君。
ママの悲鳴。Yくんの号泣。
大型のバーンで車高もあったので、うまい具合に前輪と後輪の間に納まっていて、怪我はないように見えました。
「驚いて泣いているだけ。道を渡ろうとして車がきてびっくりして転んで車の下に滑り込んだんだわ。」と言うママの言葉を受けて。
車の運転手に「万が一の為」と連絡先を聞く私。
でも。
「交通事故!」という声が聞こえてきて。
警察を呼ぶことにして。
そうこうしているうちに救急車も来て。
Y君は救急車で大学病院に運ばれていきました。
結果、頭は無事だったのですが、足が骨折していることがわかりました。
あの時、私が立ち止まらなかったら・・・。
と後悔の念が渦巻きましたが。
不幸中の幸い。と思い直すことにしました。
もし、運転手が小さな体のY君に気づかずにブレーキを踏まなかったら。
大惨事になっていたことは間違いありません。
Y君も可愛そうだったけど、これから1ヵ月ギブスをはめたY君の面倒をみなければいけないママに同情してしまって。つい言ってしまったのです。
「お姉ちゃんの幼稚園の送り迎え。しようか?」
「お願い〜。」
翌日。子供を見送ったあと。
仲の良いお友達に事情を説明しました。
「余計なこと、しないほうがいいよ。それでもし、また怪我でもさせたら大変じゃん。」
「そうだね。でも、約束しちゃったから今日だけはちゃんとするよ。」
そして。お迎えに行く途中。
ぐずるY君を抱っこしてお散歩しているママを偶然見かけて声をかけてしまったのです。
「行ってくるね。」
「僕も行きたい〜。」
3人で園まで行ったら。
おねえちゃんがヤキモチを焼いて。
「帰らない。」
散々もめて。
「雅(みやび)さんがおんぶしてくれるなら帰ってあげる。」
呆れるママ。
「いいよ〜。」と言う私。
しゃがんで。おぶさったところで立とうとしたら、私の背中の上でそっくりかえるではありませんか。
危ない!
とっさに腹筋を使って前傾姿勢をとったところ。
するすると私の上を小さな体が滑り落ちていく感触。
彼女の足を押さえていた両手。左だけを離して地面について、体を支えたところ。
その上を4歳の女の子の頭が通過してゴン!
たんこぶ、鼻血。
園で応急手当をしてもらって、彼女と手を繋いで歩く私のあとをついてくるママ。
「おんぶってしてもらったことないと思うの。」
だから、彼女はおんぶされたら首にしがみつくってことがわかってなかったそうなんです。おんぶって、本能じゃなくて練習の賜物だったんですね。
彼女を、おうちまで送り届けたあと。
確信があったので、しびれる左手を整形外科に診察してもらいました。
「手首、ヒビ入ってるね〜。骨折だよ。骨折!」
ああ、やっぱり。Yと代わってあげたい。って思ってたのが現実になってしまったのです。
事情を説明したところ。
「呪われてるね〜。」
そして昨日。
めでたくうちの姉妹の七五三詣で。
「怪我や交通事故、病気からお守り下さい。」と真摯な態度でおまいりしたのに。
夜に次女がピアノの椅子から落ちてたんこぶ。
まだ厄災は終わってなかった〜。
お祓いしたほうがいいですかね。
それとも当るから宝くじ? |