我が家では夕食後、ピアノの練習をすれば、見たいテレビを1時間見られることになっています。
昨夜。モタモタしていたので、お風呂の時間まで1時間を切ってしまいました。
3人で話し合ったあと、TVをつけるかわりに終わったらすぐに歯磨きをすることを約束。
時間が来て、まずはケイの仕上げ磨き。
うがいに送り出したあと、アイの仕上げ磨き。
その間、ずっと洗面所を水が流れる音が続ました。
ああ、またモタモタしているっ。
もう〜。
流しっぱなし〜。もったいない〜。
ケイは水道から流れる水を見たり触ったりするのが大好き。
でも、親から見るとそれはとても、もったいないことで。
だから。
立ち上がって注意をしに行きました。
そこで。私は。恐るべき光景を目にしてしまいました。
ケイが!
月曜に替えたばかりの、私の新しい歯ブラシで。
洗面所のシンクのフチの黒かびを一心不乱にこすっていたのです!
「何してんのっ!」
頭にカァーと血がのぼったワタシは勢い余ってケイを叩いてしまいました。
「今は何する時間っ?」
「ぐるぐるぺー。でも、ぐるぐるぺーしようと思ったらココが汚くて気持ち悪くて出来なかったんだもん。」
「だったらママに汚いよって言ってくれればいいでしょ。それはママのお仕事!今日は時間がないんだからアナタはそんな事をしている暇はないの。だいたい、それ、ママの歯ブラシじゃない!なんてひどいことするの?知らずにそれをママが口に入れちゃったらおなか壊しちゃうでしょ!」
あまりのハハの形相にベソをかきはじめるケイ。
し・・・しまった。
何も叩くことではなかったのに。反省、反省、反省。
まずは。
「お掃除してくれてありがとね。」と褒めるべきでした。
そして。
「それはママのお仕事だからとらないで。それにママがココを掃除している時に使っているのは先っぽが広がって歯磨きに使えなくなったお掃除用の歯ブラシなのよ。そっちはキッチンに置いてあるでしょ。」と教えて。
「だから、洗面所に置いてあるケイちゃんの歯ブラシも、自分のお口以外の掃除には使わないでね。」と念押しすればよかったことで。
ケイの泣き顔を見るまで冷静になれなかったなんて。
ダメですね。
いくら疲れてて、心に余裕がなかったとは言え、三歳の子ども相手に大人気ない。
しかも泣き顔を見ながら「あ、可愛い♪」とか思ってたりして。
これって一つ間違えると、虐待。に繋がっちゃう出来事で。
気をつけないといけません。
子育てってほんと、親育て。です。
育ててもらってるのはワタシの方だ。
でも、自分の歯ブラシじゃなくて私の歯ブラシを使うとこに確信犯の匂いがするんですよね・・・。
※シャボン玉で遊んでいる綺麗好き?なケイ。 |