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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-08-20 夜のひまわり 1  (1/2)
2008-08-20 夜のひまわり 2  (2/2)
2008-08-14 ビバ! 盆休み
2008-08-01 最近の出来事
2008-06-07 お引越し 3
2008-06-04 お引越し 2
2008-06-02 お引越し 1
2008-05-30 高所タイプ
2008-05-25 蒼い鮫
2008-05-25 クラシックカー・フェスティバル2008


2008-08-20 夜のひまわり 1  (1/2)

日中はまだまだ暑いけれど、朝晩はずいぶん過ごしやすくなった。
七時を回るとずいぶん暗い。ついこの間まではまだ明るかったのに。

国道沿いに生コン会社のプラントがかつてあった場所に、スーパーや家電量販店、大型衣料品店と本屋の複合商業施設が出来て一年ほどが過ぎた。

生コン屋が事業を閉めてからしばらくは、施設を解体して更地にしただけの状態で放置されていた。
よく通る場所だったけれど、コンクリートや鉄で作られた無骨な施設が、その中に人や車を飲み込んでは吐き出し賑やかに活動をしている頃は、その周囲に畑や水田が広がっていることに気付きもしなかった。廃墟廃屋が撤去されて明るい日差しの下に裸にされた土地が晒されて初めて、そこいらは碁盤状に道路が走った平らな土地で、裸地の、つまりかつて工業施設だった場所の隣は、休耕地の割合も多いけれど確かに田畑が広がっている、ということを知った。

それに気付いてから、まだ生コン屋が稼働している頃にこの辺に引っ越してきてずっと別の場所に行っていた犬の散歩はほとんど、いくつもの十字路があるこの場所に来るようになった。

よく手入れされた畑、放置気味の畑、雑草だらけの休耕地、そしてコンクリートがらや金属で出来た何かの部品がまだちらほらとり残されているプラントの跡地。道路を挟んで、十字路と畑と田んぼと雑草。用水路。

その中を歩くのは楽しかった。

飼っている犬の名前からその辺りを勝手に陸十字と呼んでいた。
犬の名前は陸丸という。たまに真夜中に陸丸と陸十字に出掛けて行き、引き綱を解いてかくれんぼや追いかけっこをしたりしていた。

その陸十字に商業施設が出来ると知った時は、しょうがないと思いつつも、さびしく、悲しかった。
ススキの藪もジュズダマの林もなくなった。おばあさんが細々と育てていた菊やキャベツもなくなった。刈り取られて埋め立てられその上にはアスファルトで舗装された駐車場が出来た。何がいるとも確かめはしなかったが確かに生き物の気配がした用水は、ある場所では側溝に姿を変え浅くなり、そしてまた別の場所では暗渠にされた。

それでも施設の駐車場のさらに周囲にはそれまでの半分くらいの畑や水田がなんとか残されてはいた。残されてはいるけれど、やはりずいぶんさびしくなった。
その上、耕作を放棄された土地の割合も多くなっている。

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2008-08-20 夜のひまわり 2  (2/2)

本屋に行った帰り道、駐車場と耕作地の境にある、以前のままでアスファルトも古くなってしまった細い道路を歩く。

薄暮に世界が少しずつ色を失っていく中、水田の中稲と早稲の稲の色の対比が美しい。
中稲(なかて)の黄緑色と早稲(わせ)の黄色の色合いの違いが、次第に濃淡だけの差異に変わっていく。その隣にはサトイモのやや稲たちよりも濃い緑が、これも色を失う濃紺のグラデーションの中に溶け込んでいく。

歩き続けるとさらにそれらの隣、ぼうぼうに生えた雑草の中から、それらの雑草よりも大人の背よりもはるかに高いひまわりが、数十本数百本と空を衝くように立っていた。
少し離れたところからの商業施設の灯りにほのかに照らされて思い思いの軸の向きで立っている姿は、大勢いるのに静かにただ佇む昔日の賢人らのようにも思われた。歴史の中のそれぞれの時代でそれぞれの土地に生きたかつての賢人たちが、一堂に会しているようだった。

陸十字の頃は、なかった。

スーパーや本屋が繁盛(はや)ってその辺りを訪れる人の数が増えたことで、その土地の持ち主が何か考えるところがあって種を蒔いたものだろうか。休耕地によくある、雑草のあまり目立たないコスモス畑よりもずっといいと感じた。

けれど、明るい時間にそこを通ったとしたら、生い茂る雑草の煩雑さが視界に入り過ぎてその賢人たちのような姿に気付きにくかったかもしれない。
むしろ雑草とともに横溢する生命力の方をこそ感じさせられたかもしれない。


まもなく夜がやってくる。

盛夏を過ぎた夏の花は、頭(こうべ)を垂れて宵闇に賢人の姿に還っていく。

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2008-08-14 ビバ! 盆休み

ひゃっほーい、やっと休みだよー。

13日から日曜まで休みなので、ヤマボウシを植えた前にCB(コンクリートブロックのことですね)積んで、自分ちの外構やるんだー。
と意気込んでおりました。

ところで12日の晩、10日に放送のあった「ちりとてちん外伝 まいご3兄弟」の録画を海月と二人で観ていたところ左目が痛い、とても痛い。
とほほ。

一時停止をして目を洗いに行った先、鏡の中に衝撃の映像が。

うん、なんか刺さってるね、どうも。
とほほ。

黒目の縁になんだかぽつりと盛り上がっている。小さくてなんだか分からない。
眼、というか瞼の裏が痛いのをこらえて「ちりとてちん外伝」の続きを観る。
「ちりとてちん外伝」、おそらく高校野球の放送の都合だろうな、残り10分くらい、録画されてなかったし。
とほほ。

救急病院に電話してみたけれど、当然眼科で当直というのは、ない。
とほほ。
眼球が自分の意思に関係なく動く度に走る瞼の激痛に悶絶しながら無理くり、眠った。

13日朝、起きたら左目だけ香川照之のようになっている。なにもそこまで腫れなくてもよかろうに。
海月が眼科に電話してくれる。
一軒目。録音でお盆休みの案内が流れているという。
そりゃそうだよね。

二軒目。
昨日から盆休みだけど、どうしても診なければならない人がいて、今病院にいるとのこと。なになに、本人に替わって、と。

「どうしました?」
「なんか目に刺さってます」
「そりゃ来てもらわないと」
「いいんですか」
「いいもなにも来てもらわないと」

ああ、いい先生だなあ。

受診しましたら、太さ0.1ミリにも満たないような何か細いものが角膜の縁に0.3ミリほど突き刺さっておりました。モニターでそれを見せてもらって「どうやって取るんだろ、これ?」ともう笑うしかありませんやね。怖いですねえ。

果たして、痛み止めを点眼され、先生がピンセットでその棘だかなんだかを抜いてくださいました。
幸い黒眼の縁が患部だったので視線がずれるものか、近づいてくる医療器具をまじまじと見せつけられる拷問には遭わずに済みました。

しかし13日は一日中、今日14日も半日以上、大事をとってゴロゴロしておりました。
ああ、俺が計画してから二ヶ月も楽しみにしていたdo it yourselfの外構がブロック積みが、ああ。
とほほ。

明日やろうかなと思ったところ、明日は内輪で「樵を囲む会(仮)」というのをやるんで、そんな暇ないなあ。とほほ。

ってのか、そうそう、明日は楽しみだなあ。

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「樵を囲む会(仮)」はとても楽しくおいしかったです。 / 揚水 ( 2008-09-09 21:54 )

2008-08-01 最近の出来事

・中古の家を買った。(トマソン付き)

・そこに引っ越しした。

・引っ越しして二週間後には隣家の小学生兄弟が海月のところに遊びに来るようになった。僕はまだあまり遊んでもらっていないので悔しい。

・陸丸は以前ほど吠えたりせず、それどころか彼のおかげで近所と話すきっかけができた。(犬好きの人が多いらしい。陸丸外交)

・親方に株立ちのヤマボウシをもらった。樹は植えるつもりでいて前もって土間コンクリートをはつっておいたので、それを植えた。

・同業のおじさん(僕の一個歳上)に睡蓮鉢をもらった。

・メジロのひなを拾った。餌も食べていたが二日後に死んだ。

・なんだか分からないメジロより少し大きめのひなも二羽拾った。これも二日後に死んだ。もう拾って帰ってこない。蛇か何かの餌になる方が余程いい。

・草刈りに行った浄水場の水路でメダカとヌマエビとハゼとナマズを発見。

・その日にホテイアオイをもらいスイレンとカヤツリグサとメダカを買う。やっと睡蓮鉢が活用される。

・今年はアシナガバチにもう三回も刺された。

・横断歩道をもう少しで渡り切るという時に、向かいから侵入してきた左折車が僕の前でわざと加速した。なんだこいつと思って運転席を見ると六十がらみのオヤジがせわしなく手振りで「早く行け」と怒っている。ボンネットに手を置いて(←いや実際は置くなんて生易しい仕草ではなかった)「あなたなにをしているんですか?(←いや実際にはもっと荒く口汚く)」と言いながらこちらも手振りで「降りて来い」と呼んだが逃げられる。こういうことをする度に相手しないようにした方がいいと反省するのに。ああ馬鹿な俺。

・かつての知人の名前をググってみたら、女装サイトで艶然と微笑む彼らしき女性(?)の写真に出会えた。ここ最近で一番驚いた。


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ん? どの辺が誰に? / 揚水 ( 2008-09-02 22:42 )
似てきたなぁ。 / ホエール ( 2008-08-29 11:34 )
まーこさん、多少しびれと手の重さが残るものの、腫れと痒みはほとんどなくなりました。一昨夜までは全身あちこち痒かったです。寝られやせんとばってんが、どげんこげんもしようんなかとですたい。 / 揚水 ( 2008-08-05 21:17 )
ペーターさん、だから僕もおじさん(笑)。昨日も「ピラカンサの中に蜂なんかおった日にゃかなわんぜおい」なんて思いながらピラに鋸突っ込んだらわらわらと出動なさってらっしゃいましたよ。あなたも刺されましたか。お互い気を付けましょうね。 / 揚水 ( 2008-08-05 21:17 )
かーゆかったよー。 / 揚水 ( 2008-08-05 21:16 )
あちょー(って言うのか? カンフーパン・・・笑) / 揚水 ( 2008-08-05 21:16 )
ぁああ〜ほんとにパンパンで痛々しいです。 / まーこ ( 2008-08-04 09:32 )
2週間程前に私も同じような状況になってました。やはり痒かった〜 / 1コ年上のおじさん・・・おじさん!? ( 2008-08-04 07:45 )
ああ、痒い!見るだけで痒い! / ばばんばばんの ( 2008-08-03 21:26 )
手がパンダみたいになってる!今流行のカンフーパン・・・いや、お大事に〜 / lim. ( 2008-08-02 08:31 )
昨日右手親指の甲側付け根あたりを指されてこのありさま。今朝は親指だけが晴れていたのが、午には中指まで、三時には小指まで到達。その後も膨張をつづけこの写真程度でひとまずとどまっています。激烈に痒い。 / 揚水 ( 2008-08-01 21:47 )

2008-06-07 お引越し 3

買おうと決めたからといって、ちょっこらちょいと買えるものでもない。
銀行が金を貸してくれるのか、そもそも貸してもらったところで自分に返済できるのか。売り主が売りたくないと言いだすことだって、ありうる。
それに、住宅を買う人向けの小冊子やその他、大抵のものには「不動産選びはじっくりと」「焦ってはいけません」と書いてある。生まれて初めて買うことも視野に入れて不動産屋に行って、そこで一番最初に教えられた物件である。どんだけ不じっくりで焦ってるんだ、てなもんである。

だがしかしここでもう少し考えてみる。
熟考することが必要なケースもあるだろう。「失敗しない」住まい選び、というのであればなおさら。けれど、熟考して「失敗」しなかった代わりに時間をかけたことで縁を逃して「成功」しないことだってあるだろう。失敗しない道を選んだのであれば逃したかもしれない成功など「もしも、たら、れば」の話なので、もちろんそんなこと検証の仕様がないが。
家も人と同じ、出会い、縁でもあろう。そう考えてみた。特に既設の中古物件を探そうとしていたのだから、出会い、縁、ひょっとしたら運も、であろうか。さらにいえば自分で建てるにしろ、ハウスメーカーや工務店、大工・職人との出会いや縁や運もあるだろう。
あとから「失敗した」と思うことがあっても、相当な瑕疵物件ででもない限りしょうがない部分もあるとも思う。買いました地震もないのに倒れました、ではさすがにお話にならないが。

そして今回見に行った家とは、縁があって出会ったのだと思う。まだどんな媒体にも広告を打っていない物件だというので、おそらく僕らが最初に紹介を受けたのではないか。ほかの人が先であればその人らが先に手を付けていたのかもしれない。家を探し始めて最初の物件で即決する、という人はなかなかいないのではないかとも想像するけれど。

二人でその場で話して、決めて、不動産屋が売り主を送って行った後に店で話を始めることにして、いったん売り主と不動産屋と別れた。

そして実はここからが長かった。

売り主との間はともかく、ローンの審査に時間がかかった。
勤め先が去年の秋に個人事業から法人化したばかりだったり、それに絡んで税金の納付を証明するものが複数必要だったり、ゴールデンウィーク前に本審査が通って決済ができれば、などと不動産屋は皮算用していたようだが、実際にはゴールデンウィーク直前にやっと仮審査が通っただけ。それからゴールデンウィークを挟んで、明けたら明けたでさらに必要書類を請求されて。
結局本審査が通ったことがしっかり知らされたのは5月の23日になってからだった。

その間最初はわくわくどきどきはらはらしていたのが、途中からはずっとはらはらどきどきし続けたものだったんじゃよこれが。わしゃ疲れたわい。
精神と心臓に悪い。うちは二人して小心者なのだから。

まあ結果決済も済んだので審査だなんだのは割愛。あんなにはらはらしたことも、喉元過ぎればなんとやら。

今は二人でこつこつと蟻の引っ越し。今の家から車で近いので可能な引っ越しである。
ちなみに間取りは2Fに二間、1Fは約20畳分がすべて(!)LDK。

2Fの洋間にドアが付いていて、「? ここから外に出られるのか? こっそり夜に裏から見た時は階段なんか見た覚えないけどな」と思って開けてみたら、下の方に直接地面が見えた。

うわー、トマソンだよおい。

このドアが欲しくて、このうちを買ったわけではありません。
いや少し正確でないな、このドアが欲しいだけで、このうちを買ったわけではありません、断じて。


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いやー、工事日決めるだけでひと月ほどかかりましたんで、それ以前の問題かと…。しかも前の住人が光使ってたんで、外部のラインはあったはずなんですよ。いやはや。    うちも近いと下の記事に書いてありますが、実は車で五分かからないところに引っ越したんです。近い引っ越しは気楽に構えてると大変に感じることもあるでしょうが、やはり遠方よりはラクです。気をしっかり持って頑張ってください(笑)。ユーウツなんて吹き飛ばせー。 / 揚水 ( 2008-08-01 20:51 )
お疲れ様です。光開通ってただでさえ時間かかりますよね。あ、そういえばうちも秋か冬には引越しなんだった(同じ集合住宅内で、部屋が変わるだけですが)。憂鬱。 / みなみ ( 2008-07-28 09:39 )
ああ、やっと開通したらしい。おやすみなさい。 / 揚水 ( 2008-07-26 23:18 )
既に先月15日には引っ越し完了してますが、KDDIに委託された引っ越し手続き代行会社が、電話でも文書でもなんの説明もせず申込書を送り付けてきたり本来可能な土曜日に「工事は無理」と言ってみたりなかなか暢気なところで、ネット環境が整いません。小学生だのメジロだの陸丸だのいろいろあったんですが、書く前に忘れそうです。 / 揚水@携帯から ( 2008-07-10 12:22 )
ばんちゃん、そう、おっしゃる通り。家持ちになったと同時にトマソン所有者にもなってまった。遊びにおいでん。誰かに見せたーてかなわんのだて。 / 揚水 ( 2008-06-10 22:29 )
pirucolさん、こちらでははじめまして。「ちわーっす、まいどー」なんてでしょうか、怖いですねえ、どっから昇ってくるんでしょう(笑)? 怖いけど、来てもらいたいですね、ソバ屋さん。 / 揚水 ( 2008-06-10 21:59 )
あざーっす。 / 揚水 ( 2008-06-10 21:56 )
持ち家かぁ、イイねぇ。ところで、あのトマソンはここの事だったのね。 / ばばんばばんの ( 2008-06-08 22:08 )
引っ越し祝いにそこのドアからソバの出前が来ないですかねw / pirucol ( 2008-06-08 14:35 )
おぉーー!!!おぉめでとう!!!! / いわなが ( 2008-06-08 03:39 )

2008-06-04 お引越し 2

今住んでいるうちを通り越し、1枚目に見せてもらった紙に載っている住宅に行ってみた。
こちらも場所はすぐにわかった。

ひと目見て、気になった。気に入った。
海月はといえば、自分で「舞い上がってはいけない」と強い戒めをかけていたらしく、あとで聞くと、「あ、広いな」という程度の感想だったらしい。そして家の中にどれだけ陽が差すかをとても気にしていた。パートの時間以外はほとんど台所の住人である彼女にとっては、それは大きなことに違いない。

「中見るのはいつでも段取りしてくれるって言ってたよね?」
「うん」

早速さっき出てきたばかりの不動産屋に電話した。
こちらが二人揃って休みなのが日曜だけだし、売り主との兼ね合いもあるので、最短で来日曜との言葉。

「じゃ、それでお願いします」

月曜以降、仕事の帰りにちょっと足を延ばして何度その家に行ったか覚えていない。
海月など夕方に歩いて行き、そのあたりを散策してきたらしい。
いろんな時間帯の様子も知っておきたかったと言えばもっともらしいが、一番の理由はわくわくしていたんじゃないかと思う。
「舞い上がってはいけない」「陽当たりが気になる」といって自戒していた海月も、そういう気持ちは当然ったことだろう。
暗くなってから二人で車でも出かけた。
不審な人物・車と思われてなければよいが。

翌日曜の午前、売り主・不動産や立会いの下、家の中を見せてもらう。
海月は家の中が思ったより明るい、と思ったらしい。
僕は、ほぼ外観から判断してそんなもんだろうと思っていた通りだったのでほっとした。
海月がしきりに「暗いと嫌だ」と言っていたし、それもわかるけれど、僕はもうすでに先週来、この家が欲しいな、と思っていた。
買える買えないは別として。
だからほっとした。

2LDKとはいえ、この先二人で住むには十分以上な広さがあるし、これまで広告その他で場所や価格や広さはどんなものだろうと素人なりにリサーチしてきた少ない経験からも、それ相応か安いのではないかと思った。
買うとなれば当然ローンを組むことになるので、要は銀行に返済が可能と判断されて金を貸してもらえるかもらえないか、それが一番の問題だと思った。実際返済する自分たちは楽ではないだろうけれど、今現在も狭い借家にけして安くはない家賃を払って暮らしていて、楽なわけではない。一生借家でもいいと考えて暮らすか、家を買うか、どちらかに決めるだけという考え方もできる。そのどちらか二人でもう絶対にこう、とこれまで決めていたのではなかった。どちらかといえば今回不動産屋を訪ねたのも今後の参考のためという色合いもあった。
けれどしかし。
覚悟を決めて家を買うのか覚悟を決めて借家暮らしをするのか。それに関してはこれまでしっかりと決めずにはいるもののずいぶん話した、考えた。
だからそれで。

買おう、と決めた。

先頭 表紙

おおおっ。 / 揚水 ( 2008-06-05 10:37 )
おおっ。 / みなみ ( 2008-06-05 10:25 )
おっ。 / いわなが ( 2008-06-05 02:04 )

2008-06-02 お引越し 1

前々から二人で引っ越し先を探そうと話していたにもかかわらず、ちっとも行動に移さなかった。先だって4月6日、ようやく不動産屋に行ってみた。

初々しい女性がいて、その初々しく若い娘さんが僕らに応対してくれた。
安い中古物件ということで資料を見せてもらう。安いには安いなりの理由がある。とにかく不便な立地だの、極端に日照が悪いだの、台所設備がないという物件もあった。
あとで聞いた話ではあるが、そういった物件は「中古住宅」と謳ってはいるものの、倉庫としての用途でだとか、資産として買うだとか、とにかく住むためのものとして売っているわけではないというものが多いらしい。
その不動産屋自体が社長が独立して最近できたばかりらしく、女性も今は社長もほかの男性社員も外に出ていて、わたしでは詳しい話はすいませんできないんです、と言いながら一生懸命に応対してくれた。
感じがよかったので、ここで探してみようという気になって、顧客カードに住所氏名・勤務先など簡単な記載をして、お願いしますと挨拶してから帰った。

帰ってすぐ、その不動産屋の社長から電話がかかってきた。
僕の勤め先を見て電話してくれたらしい。僕の勤め先は珍しい名前なので、まず間違いないだろうと思ったらしい。
曰く、うちの親方に不動産業界の人間がいてぼくも会ったりそこの仕事をしたりして顔を知っていたけれど、その人物の紹介でうちの親方を知っていて、先週も会ったばかりだという。
休日しか二人揃って時間が取れないところ、話のできる人間がいないというので帰ってはきたものの、これで詳しい話が聞けそうなので、すぐに不動産屋に戻った。

予算や今住んでいる場所や、ここいらであればという地域などの話をしてから奥に引っ込んだ社長は、一枚の紙を持って戻ってきた。
今住んでいるところから、おそらく車で5分程度だろう、なんとなくの場所はすぐわかる。海月にも簡単に説明した。
まだネットにも広告にも出していない、つい最近売り主から依頼を受けた物件だという。
僕ら夫婦がその資料を見ている間にもう一枚紙を持ってきてくれた。
こちらも僕はすぐに場所はわかった。今住んでいるところから車で十数分、最初の物件より多少安いけれど、記憶が確かならこの角地は狭いY字路に挟まれたところだったはず。
少し話をして、家に帰るついでにこの2軒を見てみますと言って、店を出た。
中を見るのもいつでも段取りはしてくれるとのことだった。

僕は2枚目の方から見に行こうと海月に行った。そんな急がなくてもいいし、うちに近い方だけでもいいんじゃない? と言われたけれど、僕にはちょっとした計算があった。うちに近い1枚目の方が、図面で見る限り、いいと思うし、気になる。
ただ、2枚目の方が安いし、日当たりもいいと書いてある。1枚目が2LDKなのに対し、2枚目は4〜5LDKになっていた。そういう情報だけ見れば、2枚目の方がよく見えることだってある。
けれど、たぶんあそこは、だめだ。
どうせ見るならだめな方を見てそっちはさっさと候補から外した方がいい。
もう一軒はそれからゆっくり考えればいい。
先に2枚目の方に行くことにした。

実際行ってみると、隘路に挟まれた、尖った土地にぎちぎちに建てられた家がそこにはあった。僕の記憶は間違いではなかった。

「陽当たりは確かにいいいね…」
「陽当たりはね…」

Y字路の両方に面して出入り口があるが、家を出てすぐに道路。しかもその道路はとても狭い。

「危ないよね」
「危ないね。ここんちの人、よく住んでるよ」

1枚目の今のうちに近い方に行くことにした。

先頭 表紙

ああ、なんかわかってもらえますかー。楽しいんです。わくわくしたのと同じかそれ以上、ドキドキハラハラもしましたが。ひとまず今日はその2を書きました↑。 / 揚水 ( 2008-06-04 21:47 )
家の話ってなんか楽しいんですよねえ。続き楽しみにしてますー。 / みなみ ( 2008-06-04 10:30 )

2008-05-30 高所タイプ

超芸術トマソンという言葉をご存知ですか?

「(超芸術)トマソン」(Wikiによる解説)

で、これは高所タイプ。


先頭 表紙

ふふふふふ、いいでしょう。そしてこのトマソンにはオチがあるのですが、それはまたおいおい。 / 揚水 ( 2008-06-04 20:51 )
うわーっ、トマソン。いいですねえ。こういうのすごく好きです。路上観察路上観察。高所タイプは結構みかけますね。 / みなみ ( 2008-06-04 10:30 )

2008-05-25 蒼い鮫

ブルーシャーク。


先頭 表紙

2008-05-25 クラシックカー・フェスティバル2008

長久手のホームセンターに行く途中、役場脇のローソンに寄ってパレードに遭遇。
予定ではホームセンターの駐車場に車を置いて観るはずだったけど結果オーライ。

今回19回目らしいのでひょっとしたら来年はすごいことになんのかしら。

今日は友人の子供の誕生日。
おめでとう、また遊んでね。


先頭 表紙


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