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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-01-10 新記録
2002-01-04 従順なケダモノ
2002-01-01 新しい年に考える
2001-12-31 50時間
2001-12-27 消防車を運転する
2001-12-26 虚構と現実
2001-12-25 「イク」ってなあに?
2001-12-24 揚水容疑者(31)は
2001-12-23 気温零下の世界
2001-12-21 12月22日から来年1月6日までお休みです


2002-01-10 新記録

6日の午後から9日の夕方まで76時間以上クラゲと一緒にいることが出来た。

けれどしかし、二人とも風邪をひいていて、一緒にいる間にひどくしてしまった。もはやどちらがどちらに移したのかも分からずうんうん唸っていた。そんな状態なのに、比較的症状の軽いクラゲはご飯を作り洗濯をし、くるくる働いていて申し訳なかった。
せっかく一緒にいられるのに接触を禁じられるのは辛かったけれど、それより彼女だけ働いているのは本当に申し訳ない。でも僕は動けなかった。
もともとの予定では7日に(僕は会社の仕事始めの日であるにもかかわらず、予定を立てたときにはまだ年末年始の休みは決まっていなかった)熱田神宮にお参りに行き、次の日から僕は仕事に。その間彼女は留守番していてくれて僕の帰るのを待つはずだった。
ところが二人して(特に僕)ダウン。会社に電話するとゆっくりしてるといいよとの暖かいお言葉。会社の人は僕に恋人がいることはまだ知らない。単に風邪を気遣ってくれてるだけ。その実僕のやる仕事がないのでほっとしてもいる様子。結局今週いっぱいは正月休み。いいのだろうか? こんなことで。

何にしろたくさんの時間を大好きなクラゲと過ごせて幸せでしたとさ。今までで一番長く一緒にいることが出来たから。新記録。

先頭 表紙

いや、毎回測定してるんじゃないんですよ。たまたまここ何回か記録が更新されてたんです。6時間とか30分とかも間にありますし。 / 揚水 ( 2002-01-11 22:25 )
ははは。思ったとおり、具合悪いけどクラゲさんとウフフだったのね。それにしても毎回一緒にいた時間を測定するのはなにゆえ?そしてひまじんで発表するという・・・これは一周年記念のときに年間グランプリとか決めるのだろうか?「最長○○時間!」ってか? / パオラ(ヒラノ改め) ( 2002-01-11 21:48 )
うふふですね、lim.さん。僕らはまず喋くりたおします。逢えずにいた空白を埋めるかのように、お互いの身に起こったことを、面白いこともつまらないことも、たくさん。それからだいたいずっとくっついてますが、我がクラゲは働くんです、実に。やはり一世代近く離れていると、日本人としての実直さにも差があるのでしょうか。僕は怠け者。 / 揚水 ( 2002-01-11 10:54 )
長い間一緒にいられると、幸せで眠くなってしまう私。休日は二人して寝てばかりですよ。 / lim. ( 2002-01-11 09:46 )
熱田さんには行ったんですよ。 / 揚水 ( 2002-01-10 23:38 )

2002-01-04 従順なケダモノ

用事があって名神高速を西に3時間ほど走り、用事を済ませるとすぐ帰ってきた。
雪と帰省先から帰る人の集中のため、高速は渋滞していた。
特に上り線。それでも極度ののろのろ運転や停車するほどのことはなくて、車は流れてはいた。信号や交差点のない一般道路といった塩梅だった。

帰りは夜になっていたので、僕の目の前には延々とテールランプの列があった。バックミラーにはヘッドライトの列。
走行車線と追い越し車線の二列になって、車の群れがしずしずと走っている。

僕はそれを見て、従順なケダモノの行進のように思えた。
何という種類のケダモノかは知らず、お尻に赤い光を二つ灯して、双眸は明るく光らせたケダモノ。
それがそぞろに行進している。背格好や歩き方は少しずつ異なるものの、まちがいなく彼らは同じ種類のケダモノで、どこへ向かうのかもいつたどり着くのも分からないけれど、同じ目的地に向かって行進している。そう思えた。
彼らは行進の意味も行き先も知らない。けれど、前に進まなければならないことだけは知っている。何かに静かに突き動かされて、それに従順に従っている。そんな風に思えた。

そして僕もその中の一頭だ。僕はどこへ行くのだろう。

どこへ。

名古屋インターで高速を下りてその行進から解放されても、僕の中にその疑問が残って消えなかった。

先頭 表紙

生きてますよ、なんとか。 / 揚水 ( 2002-01-10 23:39 )
生きてますか〜? / lim. ( 2002-01-10 10:19 )
かぜはどうだ?クラゲさんのエネルギーで早く治してもらうのだよ。(てか余計なお世話?) / パオラ(ヒラノ改め) ( 2002-01-09 00:05 )
lim.さん、僕もその光景は嫌いではありません。好きですね。 / 揚水@また風邪でダウン ( 2002-01-08 09:05 )
あはははは。従順に、何に付き従ってるんだろう? / 揚水 ( 2002-01-08 09:03 )
私もほとんど車には乗らないので。似たような景色を婚礼の仕事でいつも見てます。皆一様にフォーマルで装い、整然とチャペルに揃って。でもクリスチャンなんて新郎新婦を含めほんとんどいなくて。従順に讃美歌歌ったりアーメンて言ったりしてるこの人たちはいったいなんなのだろう?大方仏教徒であろう彼らを冷静に見詰めるととても奇妙な気持ちになります。 / パオラ(ヒラノ改め) ( 2002-01-07 23:56 )
あ、ちゃんと帰られたみたいですね。よかったよかった。車にはほとんど乗らないので、高速の渋滞はわりと好きだったりする(笑)。 / lim. ( 2002-01-07 07:31 )
青き衣…ですか? / 揚水 ( 2002-01-06 19:25 )
うむ、羊飼いは誰なんでしょ。 / フィー子 ( 2002-01-06 13:41 )
はじめまして。「あおりん」さんと読むのですか? 王蟲ならば、夜の中央道のトラックの群れですね。あの高速道路はアップダウンが多いので対向車がよく見えますし夜はトラックの天下ですから。対向車線のトラックの頭に付いた緑色の三つのランプはまさに王蟲を彷彿とさせます。 / 揚水 ( 2002-01-06 03:14 )
「風の谷のナウシカ」のオームを思い出しました・・・ / 青凜 ( 2002-01-06 02:51 )

2002-01-01 新しい年に考える

「姫始め」なんて、男の立場からの言葉ではないですか?

女の人の立場からだと、なんと言えばいいんでしょう?

先頭 表紙

く、食うのか…? はじめまして繊弱雨さん。なんと読むのでしょう。 / 揚水 ( 2002-01-08 09:07 )
食始(ワハハ本舗、じゃなくて・・・・えっと・・・その・・・) / 繊弱雨 ( 2002-01-07 20:25 )
えらい! えらいぞ撫さん! まさにその通りだ。それなら男も女もへったくれもないわな。でも「やり初め」と書いて「やりぞめ」と読ませるのも捨てがたい(笑)。今年もよろしくお願いします。成人おめでとう。 / 揚水 ( 2002-01-06 03:15 )
やり始め? / 撫子@祝!成人 ( 2002-01-06 02:53 )
ふはははは、そうくる人がいると思っていたよ! / 揚水 ( 2002-01-05 23:20 )
「殿始め」?(あー、今年もおやじ炸裂だなー。) / ヒラノ改めパオラ ( 2002-01-04 23:46 )

2001-12-31 50時間

12月28日の夜9時から今日30日の夜までまるまる50時間、僕の大好きなクラゲと過ごすことが出来た。

29日は午後から展覧会の搬出入を手伝った友人(Nさん)宅に行き、9のつく日だというのに餅つきをした。
「苦餅」といって、「苦」を「持つ」ということで避ける人は避けるらしい。
Nさんは留守で、「幻滅」(12/9付『幻滅する、ということ』参照)を考える文章で出てきた友人、彼はもともと展覧会の友人一家の友人でもあって、その彼(H氏)とNさんの奥さん(Yちゃん)と3人の子供たち(M・中1女子、K・小4男子、R・小2男子)と僕とクラゲの7人で餅つきをした。
クラゲと彼らを引き合わせたのはこの日が初めてだったけれど、特に下の男の子二人はクラゲが気に入ったようで、大声で歌ったり縄跳びを一緒にやったり飛ばしまくっていた(人ごとのように言ってはいるが、実は大声で歌を歌い始めたのは僕で、最初は一番飛ばしまくっていた)。

ばたばたしたり大騒ぎしたりしたものの、餅はつけたしおいしかった。餅つきが終わって暗くなってから、クラゲが外で餅米を蒸していた蒸籠の下の釜でホワイトシチューを煮ていると、KとRも外に出てきたという。クラゲが「寒いから中に入ってたら」というと、彼らは「だって一人じゃ寒いじゃん」と言っていたらしい。なんと紳士的な小学生だろう。僕には出来ない。その時僕は多分薪ストーブの火を点けていて、その番をしていた。
奴らもなかなかやるではないか。女の人の気持ちが分かって、もてるいい男に育つだろう。
僕はお麩を出汁で戻してしょう油で焼いた。前日クラゲと僕がすき焼きをやった残りで作った煮物もあった。シチューは器に盛ってパン生地を被せて、Yちゃんがオーブンで焼いた。餅とそれらが夕飯。
おいしかった。食事前に、クラゲはKに将棋を教わっていた。
「あー、そこに置けばいいのに」、「あと2手で俺の勝ち」、「わかんないかなあ」などと、普段僕が彼に言っていることをそのまま言っているのがおかしかった。Rは横で見ていて、彼も楽しそうだった。Mは、僕がクラゲのことを「きれいだろう」とあまり自慢するのであきれていた。クラゲは、「そんなこと言わないでくれ」と茹でクラゲになっていた。

その家の主人であるNさんは仕事で帰りが遅いことが分かっていた。前日、というかその日の朝2時間しか寝ていなかった僕たち二人は、彼が帰ってくるまで待っていることが出来ずに、床に転がり毛布にくるまって寝てしまった。
H氏とYちゃんが飲みながら話している声に別の声が混じっていることに気づいて起きてみると、やはりNさんが帰っていた。
クラゲを起こすと子供たちはちょうど寝るところだったので、彼らにおやすみなさいを言って、大人4人で飲んだ。長いこと話して、そこを辞した。

この日僕たちは午過ぎから、餅つきに行く前に本屋に行っていた。僕はクラゲにある本を探すのを頼まれていたけれど、なかなか見つかる本でもなさそうなので、いつもそうしたときに頼りにしている本屋の店長さんに注文を頼んでおいた。その本が入荷されたという連絡が28日にあったのでそれを買いに行ったのだけれど、そこでうろうろしていて、「これはあの人にあげたい」という本に出会ってしまった。

30日はその人にその本を渡しに行って、そこで夕飯をごちそうになってきた。それから僕はクラゲを家に送って帰ってきた。
誰に何の本を渡したのかは、また後日。

先頭 表紙

今はまだ余裕があります。夜になれば二年参りの参詣客で忙しくなるでしょう。他所からログインできますね. / 揚水 ( 2001-12-31 13:37 )
お寺でのお仕事、がんばってください。くらげさんともどもよいお年を! / ヒラノ ( 2001-12-31 08:46 )
31日から来年3日まで、お寺で下働きしてきますのでしばらく更新できません。みなさん良いお年を。 / 揚水 ( 2001-12-31 02:03 )

2001-12-27 消防車を運転する

今日12月26日から4日間、村の消防団の年末夜警です。
字の公民館に集まって夜食の下拵えをして、夜回りにでます。
他所者ながら、僕も消防団の活動をしています。
赤い回転灯を回した小型ポンプ積載車を運転して、担当地区をまわりました。
助手席の団員は火の用心を呼びかける文句を、マイクで放送します。

夜食はいつになく豪華。
うちは今年の班長がせこいので、月に一回の夜回りの夜食は、なんと普段はカップラーメンですよ。
それが今回は、すき焼き。

こういうのも一蓮托生と言うのでしょうか?
何年か先にバラバラに発症したとしても。
畜産業の方は大変でしょう。全国にこんなしゃれにならないジョークがはびこっていますから。

畜産でも医療でも、そして外食産業でも、現場では冗談ではないでしょう。
知り合いに実家が酪農農家の男の子がいます。
彼のうちは乳牛農家ですが、雄牛は食肉に売っていたそうです。
それがものすごい値崩れだそうです。

僕は買い出しに行っていませんが、肉はどうやら安かったようです。
みんなちゃんと食べてました。
交通事故で入院していた一人の団員が、入院中に囲碁を教えてもらったというので、僕も少し教えてもらいました。
公民館には碁盤と碁石がおいてありましたし。
あれは面白いですね。ルールが単純な分、奥が深そうです。
もっと覚えたいと思いました。

空気が乾燥しています。
みなさん火の元には十分気をつけましょう。

先頭 表紙

なりてーよ。真実の自己中に。 / ヒラノ ( 2001-12-29 01:01 )
いよいよ塔矢とヒカルの直接対決の刻も近そうです。楽しみ。今日も夜警で僕に碁を教えてくれた人と会って、またやろうねと約束してきました。それも楽しみ。社会派ですか? 僕はただの自己中です。 / 揚水 ( 2001-12-28 01:48 )
今日は社会派(?)ですね。牛肉にかんしては皆もう忘れてますよね。そんな感じ。これである年月ののちに発症したら、また厚生省を相手取り云々ということになるのでしょうか。さーてねー。おししいものは素直においしく頂きたいものですね。碁をなさるなら、ぜひジャンプの「ヒカルの碁」をチェックしてくださいね! / ヒラノ ( 2001-12-28 00:12 )

2001-12-26 虚構と現実

子供の頃、確か小学校に上がってすぐか上がる前くらいのことだったと思う。
母親に連れられて「ドラえもん」の映画を観に行ったことがある。
その時のスクリーンの様子は少し変わっていた。
市の公会堂か何かのステージ上に設置されたスクリーンは、30〜40センチおきにスリットが入っていた。言い換えれば、縦に長くサラシ状の布を伸ばしてそれを横に何枚も並べ、上下はつながっているのにそれぞれの布が接する横の部分はつながずにそのままになっていた。

子供心に、「あれでは映画が観にくいのではないか? どうしてあんなことをするのだろう。ちゃんとした映画館じゃないから、大きな白い布が用意できないのだろうか?」などと考えていた。

やがて映画は始まった。
案の定、スリットは映画鑑賞の邪魔をした。
しかしそこは所詮子供のこと、映画が進むうちに少しずつ熱中してきて、おかしな裂け目のことはあまり気にならなくなっていった。

しばらくして、裂け目のことがほとんど気にならなくなった頃、恐るべきことが起こった。

なんと、スリットをくぐって、ドラえもんとのび太とジャイアンとスネ夫としずかちゃんが、突然現れた。
そういう仕掛けだったのだ。
周りの子供たちは大喜び。けれど僕は、恐怖のあまり言葉を失った。
ようやく言葉を取り戻した僕の口から出たのは、
「いやだ! 怖い、帰る!」だった。
最後までそこにいたのか、よく覚えていない。

何があんなに怖かったのか、今思い出そうとしてもよく分からない。虚構として楽しんでいたその中から、いきなり手に触れられる実感を伴った現実が現れたことが怖かったのか?
もちろんそれは違うだろう。そもそもその頃の僕に虚構と現実の区別がついていたかどうか怪しいものだし、スリットから飛び出してきた彼らは、現実ではなかった。現実を模倣した虚構の世界の登場人物を、現実の人間が被り物を使ってその虚構をさらに模倣している二重のまがいものだ。
そんなことを幼い頭で考えられるはずもないが。
それでは現実に虚構が闖入した、それが怖かったとでもいうのだろうか? それが近いようにも思える。けれど重ねて言うが、その頃の僕はきっと、虚構と現実の区別を上手くつけられてはいなかった。

本当に、何があんなに怖かったんだろう?
よく分からない。
分からないが、しずかちゃんの膝の後ろのしわが気持ち悪かったことは思い出せる。被り物の一部で薄い肉襦袢を身につけているせいで、生足のはずなのに彼女の足にはしわが寄っていた。

何か禍々しいものが、侵さざるべき境を越境して侵略してきたように感じた。
今の頭で、幼時の感情を翻訳すればそういうことにでもなるだろうか。周囲にいた同年代の子供たちがうれしそうに歓声を上げているのがまるで気違い沙汰のように思えて、まさに悪夢のような出来事だった。
どうしてみんな分からないんだ? 危ない、危ないよ。早くここから逃げなきゃ!

その後の僕が「ドラえもん」を観るとき、どうやってその悪夢と自分の折り合いをつけたのかも、思い出せない。
考え直してみるに、やはりあれは僕にとって「虚構の現実への闖入」だったのではないか。
それまでその二つの区別もつけられなかったものが、「闖入」を恐怖することによって逆の手順を取って、その区別が理解されたのかもしれない。

そこにいれば危険にさらされることもなく安全に作られた世界の、あるいは危険に作られていてもその危険をこちらに及ぼすことがないはずの世界の住人が、こちらの世界に飛び出してくることは、それだけで充分に怖い。

先頭 表紙

ヒラノさん&lim.さん。ううむ。そう切り返されるとは。狙い通りのような、してやられたような。切り口違うのに。お二人ともそんな感じです。 / 揚水 ( 2001-12-26 18:00 )
私は映画や演奏会に行って、ふと我に帰る瞬間が非常に怖いです。客観視のレベルが凄く上がってしまって。と、漠然としたつっこみを感覚的にしてみる(笑)。 / lim. ( 2001-12-26 14:02 )
今日は恐いね。日頃無意識に感じてることを言語化されるとこんなに恐いのか、とい思いました。でもある意味この恐さがなければ創作もできないのではないか、という気がします。 / ヒラノ ( 2001-12-26 10:18 )

2001-12-25 「イク」ってなあに?

世の中、多くの諸兄諸嬢は、男性が「イク」ということはすなわち、射精することだとは思っていませんか?
僕は、違うと思っているんですよ。

僕の脚の付け根には、マルセハコガメの頭のようなものとしなびた里芋のようなものが付属していますので、体内にコブクロを備えた方々の身体感覚は、さっっぱりわかりません。
想像するにしても、男性のことしか分からないのですね。

そこで考えてみる。
射精するということは、それが即「イク」ということなのだろうか?
その状態をそう呼ぶことは、別に何も問題もないでしょう。けれど、そう呼ばれる状態の女性は、めくるめく、普段の「気持ちいい」とは比べものにならない感覚を体験するというではないですか。
射精するたびにめくるめいてるわけではないぞ。少なくとも、僕は。

人は、体だけ(?)の交わりでめくるめいて体が「イク」こともあれば、とても好きな人と抱き合っていて、その幸福感によってなにものにも替えがたい快感を得ることも、幸運にもその体と心の快感、両方を同時に体験することもあるでしょう。
けれど女性に限らず男だって、セックスするたびに、射精するたびに「イッ」ているのではないんじゃないのだろうか?
誰か、僕のほかにもそう思う人はいませんかね?

愛のあるセックスは、とても気持ちいい。

僕には、レイプする人間の心理が分からない。
そういう人間は、普通考えられている以上に、射精すなわち「イク」ことだと信じていて、それを毫も疑わないにちがいない。
どこか間違った男根崇拝。
間違った性の、生の捉え方。
相手に人格があることを想像する脳味噌も持たない。

たとえ拙い恋愛であっても、15歳の少女と40近いおっさんの恋は、僕はそれは基本的にはアリだと思います。少なくとも、彼らがお互いの人格を認めている限り、たとえ拙くても。残念なことに、それが世間にばれれば、おっさんは捕まってしまうでしょう。

「侵略」や、大きな力を持った国があまり力を持たない国を一方的に「空爆」して、それを「戦争」と呼ぶのも、レイプする人間の心理、それに似ています。
そこから、将来にわたってお互いの間に快楽が生まれる可能性はゼロに近い。
自分をレイプした人間が、「あのことはなかったことにして、これからは仲良くしようじゃないか」と手をさしのべてきたとして、その手を喜んで素直に握り返すことの出来る人間が、はたしているものでしょうか。

人の歴史は、友愛以上に闘争の歴史だ、という人もいるようです。
ある意味、ある面、当たっていると思います。
けれど、それをこのまま続けていいかどうかとそれは、また別ではないでしょうか。

身近な人を、家族でも友人でも恋人でもいい、そして自分を、そうした人を愛するところから、始められないでしょうか。

ところで、「イク」って、なあに?

先頭 表紙

才能、ウマイねー!!ない人はないもんね。これも想像力と感受性によるのではないかと思います。昔いたなー。音、声、まなざし・・・発するもの全てに電波が仕込まれている人。 / ヒラノ ( 2001-12-26 22:46 )
ヒラノさん。そうでしょ。まあ、いくら必要だったとはいえ、間抜けなことに変わりはありません。Lim.さん。いいとこつきますね。そこは下の僕とヒラノさんとのやりとりでの「限定」するかしないかの微妙な分かれ目近くででもありましょうが、まさにそこですね。その才能は男女に関わらず。あるはずだと思うんだよなあ。 / 揚水 ( 2001-12-26 17:55 )
髪を触られたり、キスしたりするだけでも十分ヤバいときはあると思うけどな。そういう才能を持っている人がいるのは確かだと思う。 / lim. ( 2001-12-26 14:04 )
たしかにあれは食えません。私にはおよそ理解しがたい。「おっさん、騙されとるでー。」て教えてやりたい気持ちでいっぱいです。女はあんなにもろい生き物じゃあない。それは男社会が作り出した幻想で。つまり、性のすれ違いや思い込みは世の中のすりこみによっておこっていると言っても過言ではないと思います。それは人類が繁栄する上でどうしても必要だったんだと思うんですがね。 / ヒラノ ( 2001-12-26 09:27 )
要するにヒラノさんも、男は必ずしも射精すれば「イク」とは限らないと考えている、と理解してもいいんですね? その前提で話が進んでますもんね。たどり着いてもいないのに、そのことに気づきもしない、そういう場合が多いと思います。だから男は手放さないし、基本的に「犯す」性だと言ってはばからない。相手も「犯されたい」のであれば僕なんかに言うことはありませんが。渡辺純一は食わず嫌い。食ってもまずいだろうと思う。あーいうおっさんは一人でカウパー腺液垂れ流してりゃいいんです。女性読者ならバルトリン液とか。 / 揚水 ( 2001-12-26 00:55 )
ういっす。それはAV監督のよよチュウさんが幻冬文庫から出している本に詳しく書いてありました。(また題名忘れた。)男性も社会的な足枷を外せば女性のよう快楽を体験するようです。もうそこまでいくと気功とかのたぐいですよね。電波の交換。それほどの「その程度」ではに快感にたどりついたら、本当に手放してもいいとおもうんじゃあないですか?私は男性はそういう生き物だと思ってるのですが。だからファムファタール(運命の女)って言葉があったり、「失楽園」がベストセラーになったりするんだと思うんですが。 / ヒラノ ( 2001-12-26 00:34 )
セックスに限定しないで、あるレベルを超えた快楽を、「イク」と表現するのなら、言葉遊びするまでなく、分かるのさ。限定したときの、男性の生理が分からないの。「イクーッ」っつって大放出してる男の肩をたたいて、「本当に?」って聞いてみたいの。本当に、その程度の気持ちよさで、何か手放してもいいの? って。それはともかく、色々ありがとう、参考にします。 / 揚水 ( 2001-12-25 23:35 )
でも戦争がなくなったら、人間は繁殖しなくなるかも・・・。(フリダシに戻る。はは。だから、題名忘れたんだけど岸田秀さん読んでみてね。) / ヒラノ ( 2001-12-25 19:24 )
あまのじゃくな解答でえらいすまんこってす。もう一冊、このへんの事情は岸田秀さんの著作でPHP新書から出ているものに詳しくかかれています。曰く、「私たちの本能は壊れている。」。面白いですよ。個人的には快楽は無限だと思うし戦争はイヤ。不可抗力と思われていた「戦争のない世界」もこの21世紀に実現したらいいと思います。でも、とりあえず私にできることは、まず本当の意味で自分を愛すること。ごまかさないで。そのことから始めたいです。(でもそのプロセスはツライよーー!) / ヒラノ ( 2001-12-25 19:21 )
あ、わかった!「イク」は、「繁殖の伴う感動の共有」ってのでどうかな? / ヒラノ ( 2001-12-25 19:14 )
「デートレイプ」ってわかりますか?初デートでいきなり強姦される、ということ。でもそのあと2回目のデートにつながるのは、デートレイプできたほうだそうです。不思議でしょ?女には「繁殖」本能があって、「しそこなう」男よりも、「やりおおせた」男のほうが種として優れていると判断する性質が備わっているようです。この辺、詳しくは動物行動学者の竹内久美子の著作でどうぞ。 / ヒラノ ( 2001-12-25 19:11 )
戦争もしかり。でも、かつて戦勝国がうまく占領国を統治して、民族を融合させた例は多々あると思いますよ。(ローマ?ヴェネツィア?がそうだったはず。)それは指導者のやりかた次第らしいです。塩野七生の著作にはそのあたりに政治家と軍人の心理が詳しくかかれていました。私も闘争はなくなってほしいけど、不可能に近いと思います。(でもその攻撃性を全部スポーツに転換することができればオッケー!てアホなことよく考えます。「世界スタジアム」みたいのがあってさ。) / ヒラノ ( 2001-12-25 19:06 )
「レイプ」は、テストステロンのなせるワザじゃあないですか?つまり男性性の発露。陵辱することに快楽を覚える性質が、そこには内蔵されているのですよ。 / ヒラノ ( 2001-12-25 19:06 )
「イク」は多彩。メシ食ってイク、見詰め合ってイク、言葉でイク、音楽でイク、、、イクはセックスだけに限らす。セックスに限定するから話がわからなくなんじゃないですかね。「快楽の一種、あるいはその状態」ってのでどうっすか?(「感動の一種」でもいいかな?) / ヒラノ ( 2001-12-25 18:55 )
うわあ、これテーマでかすぎて一体何遍つっこんだらいいんだか、はーー。 / ヒラノ ( 2001-12-25 18:47 )
ねえ、わかんないんですよ。 / 揚水 ( 2001-12-25 17:14 )
きゃ〜ん!わかんな〜いい! / 撫子@little bitch!! ( 2001-12-25 15:51 )

2001-12-24 揚水容疑者(31)は

「職を転々とし」、って書かれるんだろうなあ、もし警察にでも捕まったら。

捕まる予定があるわけではありません。自分の職歴を思い出して、そう思ってみただけです。職歴といってもほとんどがアルバイトなのですが。

一番最初にやったアルバイトは農協の集荷場での枇杷の梱包か、コンクリートの型枠流し込みかどっちだっただろう。中学生でした。

その前に小学校を卒業するまでの2年間、新聞配達やったっけ。

高校時代は何も無し。あ、違う、枇杷の梱包が高校出るときの休みかな?

浪人時代にやったのは、駐車場入り口で並んでいる車をお客さんに代わって入庫するというものでした(長崎は土地が狭く、駐車場事情が悪いのでそんなサービスも成り立つのですね)。お客さんはその間に買い物その他に行ける。
免許を取って3ヶ月も経っていませんでした。

大学に入学してすぐは、講義の空き時間がないこともあって、すぐにはアルバイトにはかかりませんでした。では大学最初のアルバイトは何か?
ローソク売ってました。真言宗のお寺で、月に一回弘法大師のご命日に。

紙幅の都合もあるので、あとは羅列。
石材会社。アルミサッシの組み立て据え付け。工場内配電工事。ビル屋上防水工事。賽銭拾い。その勘定。雑誌表紙のスキンヘッドモデル。庭師。アクションタレント。ヌードモデル。セミヌードモデル。生コン施工現場。宅配配達員。石膏オブジェ制作。学習塾臨時講師。高校非常勤講師。木こり。土方の派遣。マンガ喫茶の店員。竹炭屋。ほかにも何かあったっけ?

これでは「職を転々とし」ではなく、「定職にも就かず」、ですかね。
フリーターなら誰でもやってることでもあるだろうし。

個々の仕事については機会があればまた、ということで。
ご質問受付いたします。

先頭 表紙

↓昔の話ですよ、昔。大昔、まだ恐竜がいた頃。 / 揚水 ( 2001-12-26 03:51 )
うん、おんなじ〜!! / ヴィーナス ( 2001-12-26 03:14 )
ヌードモデル!!おなじじゃ〜ん!! / 撫子@little bitch!! ( 2001-12-26 03:14 )
人間が古いので体に異物を塗るのには抵抗が、ってそんな問題じゃないでしょ、寄る年波ならば受け入れますよ。 / 揚水 ( 2001-12-26 01:01 )
湯上りにニベアスキンミルクでお手入れしてください。 / ヒラノ ( 2001-12-25 18:41 )
なんですか、その大学は? その調査をする主体は、誰だ? / 揚水 ( 2001-12-25 13:09 )
↓ランダムで選ばれた学生は、卒後 でした。 / ショコラ ( 2001-12-25 01:15 )
私の出身大学はランダムで選ばれた一生の追跡調査を受けるのです。私はハズレでおかげで学校の名誉を損なわずにすみました(笑) / ショコラ@ドロップアウト中 ( 2001-12-25 01:14 )
昔の話になっちゃいましたよ。皮膚の張りはなくなりますね、歳とともに。 / 揚水 ( 2001-12-24 23:42 )
すでに脱いでらっしゃると?やられた。先をこされました。私はゲイ友カメラマンに撮影してもらったことがあるんだけど、それは単にセクシー系というだけで服は着てるんだよね。今度は撮ろうね、っていってて、彼もNYに行っちゃったので、もうヌード撮る機会なんてないだろうなー。ばーさんになったら「アタシの若い頃はねー、」って、孫に自慢できるでしょー? / ヒラノ ( 2001-12-24 19:56 )
はじめまして、フィー子さん。大マジです。正確に言うと、森林組合の作業員をやってて、本ちゃんの木こりさんの前でそう名乗ると叱られそうです。地拵え、植林、下草刈り、間伐や除伐が主な仕事でした。それでも60センチ級の直径の樹も倒したりもしてました。 / 揚水 ( 2001-12-24 17:37 )
はい!質問です。木こりってまじですか。 / フィー子 ( 2001-12-24 16:00 )

2001-12-23 気温零下の世界

昨日は会社の忘年会でした。午前11時に集まって、午から近場の小さい温泉旅館の宴会場で。
午後4時に帰ってきて、今朝8時まで寝てました。

今日は友人の展覧会の搬出で豊田に出ます。
午後5時からですが、その前に訪問者として見ておきたいし、主会場でやってる展覧会のダ・ヴィンチも見たい。

今朝起きたら、ファンヒーターの室温表示は0度でした。
多分零下は表示されない機種なので、いったい自分が気温何度の部屋に寝ていたのか分かりません。
別にいいんですけどね。

さて夜勤もない長い冬休みです。
リズムを夜型から朝型に戻したいものです。

先頭 表紙

そのスタンダードの基準とは、やはり征服者がもたらした基準だと思うのです。その基準にどっぷり浸かって育てられたはずの僕が言うのもなんですが。文化的征服。いや、番組はそんなことこれっぽっちも言いませんでした。もちろん気候風土生活に触れることは学ぶ助けになるでしょう。受け継ぐ、後継者がいい悪いでなく、僕たちの体に流れているのはワインではなく、この土地の水だということが言いたかったんです。学ぶとすれば、それを知っていたいのです。 / 揚水 ( 2001-12-26 01:10 )
うええええ。私はそんな番組はいたたまれなくて見られないや。「西洋の後継者」たりえるか?西洋の教育を受けるということは、単に現在の世界のスタンダード(といえればの話ですが)を教わっただけにすぎないのではないでしょうか?標準を学ぶことは今世界のほとんどの国でできることだと思います。でも、その精神を学ぶにはやはり現地で身をもって気候風土生活を体験する以外にないのでは?(師匠のうけうりでもあり。) / ヒラノ ( 2001-12-25 18:39 )
そーか、高野豆腐か。できるかなあ? テレビは、単なる報告番組? コンクール出場者の本番前の様子とコンクール風景と、結果が出て終わり。出演者の一人、彼を音楽科のある高校に通わせるために、一家そろって上京したって聞いたのと、演奏風景とか見て、ああ、かっこいい子たちだなと思って。きっと彼らはすばらしい演奏家なんだろうけど、かっこいいけど、西洋教育を受けた僕たちの国は、ただそれだけで西洋の後継者なのかな、と。それは文学だろうと、美術だろうと言えることで。考えてしまったんですね。 / 揚水 ( 2001-12-24 23:40 )
高野豆腐のことだよ。あれはフツウの絹豆腐を冷凍庫に入れて置けばできるでしょ?たぶん。しかしえらい頭痛ものの番組を見たのですね。むーーん。 / ヒラノ ( 2001-12-24 20:04 )
凍り豆腐? 名前しか知らない。レシピを送るように。挑戦してみます。そうですよ、ヴィンチ村のレオナルドさんのことみたいですね。描きかけの油彩画です。「聖ヒエロニムス」、ライオンが描かれています。いい絵でした。設置のしかたがまるで仏壇みたいだったけど。ヴァチカンの収蔵品で「美術の中の動物表現」の企画展でした。エジプト・ギリシャ・ローマとレオナルド以外に見るものは少なかった。日本音楽コンクールのテレビを観て、音楽を学ぶこととと親の経済力の関係、モンゴロイドは西洋音楽の後継者たり得るか、色々考えました。 / 揚水 ( 2001-12-24 12:09 )
うううううう、さーぶいよおーーー。午前6時42分の私んち。でも0度にはならんだろうなー。凍り豆腐こしらえてみてーー!ダ・ヴィンチ(これってヴィンチ村のレオナルド、って意味じゃあなかったっけ?)は何を?絵ですか? / ヒラノ ( 2001-12-24 06:44 )

2001-12-21 12月22日から来年1月6日までお休みです

月曜日は昼勤、火水木と午後5時から翌午前1時まで夜勤、そして明日21日は仕事納めで大掃除なのでまた昼勤。変則的でしんどい。
現在午前2時。寝よう。

ちなみに僕の給料は日給月給で、働いた日数に応じて払われる。
キツイ…。

先頭 表紙

はー、やってみます。 / 揚水 ( 2001-12-23 08:18 )
えええ?ひまじんのトップページに行って、「ログイン」さえすればどこからでも書き込めますよ。試しに他のPCから挑戦してみてちょ。 / lim. ( 2001-12-23 02:33 )
↓lim.さん、私にもちゃんと教えてくださーい!! / ヒラノ ( 2001-12-22 07:35 )
ええっ!? そうなんですか? ヒラノさん&limさん。どうすりゃいいんでしょ? / 揚水 ( 2001-12-22 04:04 )
おひさしぶりですね恐竜さん。ってもしやあなた…。あなたですか!? / 揚水 ( 2001-12-22 04:03 )
よそから更新できますよ。私今人のPCですもの。 / lim. ( 2001-12-22 02:03 )
よそから更新できるんちゃう?パスワードと暗証番号(だったっけ?)を覚えておけばいいんでしょ?(でもよくわかりません。誰か教えてください!) / ヒラノ ( 2001-12-21 18:33 )
僕も適当な仕事をしてます。来年のことがわからないって、歳をくってくると怖いです。そんな状態のくせにローンだけはあるし。。。僕の物欲はどうやら底なしです。 / イクチオサウルス ( 2001-12-21 17:04 )
そうです、お金もらう仕事が休みです。でも、うーん、大晦日から三が日まではダルマ売りに出稼ぎに行くので、その時は更新も休むかもね。よそから更新できないっしょ。カタギじゃないって、アナタ…。 / 揚水 ( 2001-12-21 16:54 )
私もカタギではないので・・・。明日をも知れぬ身です。(笑)ところで、これって仕事が休みってことだよね?ひまじん休むってことじゃあないよね。(といいつつ私は休んだりして。。) / ヒラノ ( 2001-12-21 08:17 )
あたしは去年の今頃から職安に通っていたような記憶。苦い思い出…。 / 揚水 ( 2001-12-21 04:14 )
なで、今月は収入あんまないっすよ。って働いてねーから。 / 撫子@love! ( 2001-12-21 02:11 )

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