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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2012-11-19 手紙
2010-07-30 初生り
2010-07-09 しちせき
2010-07-01 「エロイムエッサイム、
2010-03-21 このところの出来事箇条書き
2010-03-06 海女のむめさん
2010-03-03 便乗! 目指せ100個! 捨てマラソン【1個目】
2010-03-02 沈丁花の香り
2010-02-17 南国
2010-02-11 近況報告


2012-11-19 手紙

誕生日でした。今日、僕の。

海月が僕のために僕の故郷の長崎で獲れたというカツオの刺身を買ってきてくれていました。
誕生日ごちそう
カツオの刺身(長崎産)、木綿豆腐と油揚げの炒め煮、レタス、干し蕪のソテーにカツオの柚子胡椒・オリーブオイル・醤油和えのせ(トッピングは蕪の芽)、さつま芋煮物、プチトマトと蕪菜のトマト麹和え。

大変美味しゅうございまいた。

プレゼントは買えなかったけれど、と、海月が手紙をくれました。
人生は上々です。ほかにはなにも要りません。

僕と濃くも薄くもかかわってくださったみなさん、みんなみんなありがとうございます。
手紙を読んで、世界のすべてに感謝したい気持ちです。

先頭 表紙

いわながさん、見てるかどうかも定かではありませんが、おひさしです。かなり前の話ですが、かなりご馳走でした。 / 揚水@携帯から ( 2013-03-31 20:28 )
みなみさん、123456見逃しました…。 / 揚水@携帯から ( 2013-03-31 20:25 )
うわ! つっこみ返してない! お二方、えらいことすんません。 / 揚水 ( 2013-03-31 18:40 )
おひさしです!おめでとうございます!すげぇご馳走ですなぁ / いわなが ( 2012-11-21 21:24 )
おめでとうございます。カウンター、123456が近いですね。 / みなみ ( 2012-11-20 23:15 )

2010-07-30 初生り

会社のブログに書いたので、こちらでも書いたような気になってしまっていましたが、庭の端でゴーヤのカーテンを始めました。
そのカーテンで最初の収穫です。
まだ小さいのですが、海月が言うにはこれ以上放っておくと熟してしまいそう、というので採ったようです。
初生りのゴーヤ


種は一個しかなかったそうです。
ちなみにちゃんとゴーヤの味がしました。いっちょ前に、苦かった。

そして、去年お向かいさんにいただいて植えておいたミョウガも収穫できました。
初生りのミョウガ


何年も前から、別のところからいただいてチャレンジをしていましたが、収穫できたのは初めてのことです。
とっても小さかったのですが。
ミョウガ初収穫


これもいっちょ前にミョウガの味がしました。

植物を育てるのは楽しいです。
自分で育てた植物を採ることも食べることもまた、楽しいものです。

小屋の陰や庭の端でもそうした楽しみが得られるのですから、早く畑の開墾を仕上げたいものです。あ、畑の開墾もやってます、そういえば。
始めは掘った土は全部残土として捨ててしまい、新たに山砂を客土するつもりでいましたが、ただ捨てるのも新しくすべての土を買うのもどちらももったいないような気がして、掘った土は篩って、目の細かい方は畑の予定地の下に敷きこんでいます。
開墾作業


それでも篩に残った石の方も小山を築いてしまっています。
開墾砂礫

はてさてどうしたものか。

畑の初生りはいったい何時になることでしょう。

ちなみにゴーヤのカーテンはこんな感じ。
ゴーヤカーテン

先頭 表紙

ふふふ、うまいことおっしゃいます。 / 揚水@携帯から ( 2010-08-05 21:45 )
身は小さくとも、気持ちがぎっしり詰まっていたのでしょう! / あみすけ ( 2010-08-02 06:35 )

2010-07-09 しちせき

「七夕」を「たなばた」と読むことのできない人がなにかの調査で9割を超えたというニュースをどこかで読みかじりましたが、本当でしょうか? 調査した人かなんか関係者は「驚いている。5年前の調査では読める人が9割を超えていたのに」と言っていたような言っていなかったような。
ほんとに読みかじってるだけなんですべてがうろおぼえで申し訳ないです。

「しちせき」と読めない人が9割というのなら、それも多いかと思いはしながら、まだわかるような気もしますが。

まあそんなことはどうでもいいような、いや事実ならどうでもよくはないか。でもきっと調査法になんらかの不具合があったんだろうなとしか思えません。

それはさておき。

今年はある理由で七夕の笹を採ってくることができませんでした。結婚以来毎年七夕の笹飾りは続けてきたのに。残念です。それとは別に、「ある理由」はまたほかの機会に書くつもりです。

7月7日当日、帰宅して海月に「笹採ってこなくてごめんね」と謝ると、彼女は「いいこと考えた」とほんとにいいことを考えつきました。
「ゲゲゲの女房」で、ひな飾りが買えずしげる氏が絵で七段飾りを描く話があったことを思い出して「揚水くんが笹描いてくれればいいんだよ」とのたまいます。
おお。そうじゃそうじゃ。その手があったか。

僕が広告の裏紙に筆ペンで適当に笹を描いていると、海月も何かごそごそやっています。
「いいこと考えた」

小学生かお前は。うんうん、いいこと考えたんだねえ。
見るとメモパッド状の大きめのポストイットを縦に細く切っています。おお、お主、なかなかやるな。

で、短冊に願い事書いて笹の絵に貼り付けて、自作の神棚の下に画鋲で失礼したのがこの状態。
七夕


毎年同じような願い事ばかり書いてるんですが、そういう変わり映えしないことを続けていくことって、大事だし、幸せだなあとこの頃とみに思います。

先頭 表紙

あみすけさん、お子さんのお加減はいかがですか? ちゃんと治られますよう願ってます。 / 揚水 ( 2010-07-10 22:05 )
我が家の七夕は、子供が熱を出し残念な日になってしまいました。でもいまは元気!? / あみすけ ( 2010-07-09 06:19 )

2010-07-01 「エロイムエッサイム、

我は求め訴えたり」


ヒツジ? の頭蓋骨


NHKの朝ドラ、「ゲゲゲの女房」が面白いです。
「河童の三平」は読んだことがありますが、「悪魔くん」は未読です。
ついでに「鬼太郎」も漫画ではちゃんと読んだことないですね、そういえば。




とんとご無沙汰してました。
会社のブログの更新が、以前は一人で一週間に一回だったのが後輩二人が加わり三日に一度、一人当たり九日に一回と多少楽にはなったもののその分更新義務が重くなり、そちらばかり書いていて僕にとっての本家であるひまじんの更新が滞り続けています。捨てマラソンも何を捨てたものやら、書いたメモすらどこに行ったかわからないような有り様です。

何かきっかけが、とも思いつつ、忙しさに取り紛れてというのを免罪符にだらだらと更新せずにきました。

ところがですよ、きましたよ、きっかけが。
ドーンと衝撃的なきっかけが。


一昨日一昨々日と某大学の草刈りに下請けで出かけました。
グラウンド周り、クラブハウスの裏を刈っていると土になかば埋もれた何か面妖なものが。

骨?

牛?

羊?

誰かこんなところで悪魔でも呼ぼうと企ててたのかしら?

とりあえず拾い上げてしばらくまた草を刈っていると、角の殻というか皮というか、まあカバー状の部分がきちんと一対。

僕は仕事でもそうでない時も、なにかしら面白いと思ったものを拾っては持ち帰る癖があります。それはもう仕事なんかしてなかった子どものころから。
こんな人間に捨てマラソンに参加する資格があるのかどうかはなはだ疑問です。

だいたいポケットや鞄に入るものが主で、そのポケットや鞄を砂まみれ泥まみれにすることが、まあ僕の生活の中では普通のことです。大きいものより小さいものを拾うことの方がどちらかと言えば多いですし、愛しています。mixiで「ポケットの中は砂だらけ」というコミュニティを主宰してるくらいです。

しかしこれは。

ちょwwwwwwポケットwwwwww鞄wwww入んねえ
ネタwwwwwwいいネタwwww
悪魔ww悪魔召喚しちまうwwwww
ネタwwwwwwwでも会社のブログになんか載っけらんねえwwww

衝撃的でした。普段生やさない草大量に頭の中で生やす位に衝撃的で、草生やす方向に衝撃的でした。

衝撃の大きさだけでいえばこれまでのポケットは砂だらけ人生でも最高峰かと思われます。普段はなんでもないようなものなのにどこか自分のアンテナに引っかかるというものの方をより好むのですが。大きさからいっても自身のルールを大きく外れますが、持って帰っちゃいましたねえ。


ヒツジ? の頭蓋骨


まあひまじんの更新のきっかけを作ってくれたので、僕にとっては悪魔でもなんでもありませんが。

ちなみに妻には不評です。

自分が気味悪いというのでなく、玄関先に置きっぱなしにしているので通りかかる人たちを驚かせるからやめなさい、ということのようですが。

先頭 表紙

ばばんばばんのさん、モチーフで備品だったとして、ずさんでいいの。僕の手に入ったから。いいの。 / 揚水 ( 2010-07-04 20:23 )
ひなたショーゴさん、モチーフだろうなあ、んで放置されたかなんか、とは思うのですが、そうでなければなぜこんなものがある、なぜ捨てた? いやそもそも捨てたのか儀式なのか、謎、というループにはまりそうです。 / 揚水 ( 2010-07-04 20:21 )
まーこさん、美術やってると牛の頭骨は普通にそこいらに転がってるもんだったんで、「あー、牛? じゃないよなあ…」くらいの感想しかなかったんですよねえ…。驚かれますかね、やはり。 / 揚水 ( 2010-07-04 20:19 )
みなみさん、捨てたのか儀式なのか、そもそもそこが謎ですよね。他には下顎骨すら見当たらなかったので、ここで死んだんではなさそうです。 / 揚水 ( 2010-07-04 20:17 )
あ、いいなー。でも、これって備品じゃないの?なんてずさんな....。 / ばばんばばんの ( 2010-07-03 10:40 )
かかかカッコイーーーー!(笑)で、デッサン用のですかね…? しかしこれはいい拾い物 / ひなたショーゴ ( 2010-07-03 00:10 )
こ・こ・これが玄関に置いてあると驚きますねぇ。 / まーこ ( 2010-07-02 02:24 )
うわあああああ凄すぎ。かっこよすー。誰かが捨てたのか(いや儀式か)……そこで死んだわけじゃないですよね? 何の骨だろう?? / みなみ ( 2010-07-01 21:48 )

2010-03-21 このところの出来事箇条書き

・海月がスネークマンショウのCDを見つけてくれた! ホテル、ニュー越谷!

・食器棚を買った

・おいしい安チリワイン発見

・善光寺七味の替え袋を開封

・馬刺し食った

・海月がホームセンターで買い物中、危うく当て逃げされるところだった。
目撃者の方がわざわざ海月を待ってくれていたらしい。それでナンバーを控えて警察に連絡できた次第。
でなかったら加害者は逃げ得でこちらは泣き寝入りに違いない。電話で話したら常識の通用しないキ○ガイなばあさんであった。
…相手したくないなあ。

・ヒメオドリコソウ、ナズナ、ホトケノザetc. 野の花が咲き乱れる。春ですねえ。

先頭 表紙

ご心配いただきましてありがとうございます。怪我はありません。買い物から車に戻ってきたら、駐車中のうちの車にぶつけた現場を目撃した方がわざわざ待っててくださって、「隣に停めた車が停める時にぶつけられてましたよ」と教えてくださったそうです。ぶつけた本人はどこへ行ったものか。警察を通して連絡してもらったらぶつけたことは認めながらも、「店内で呼び出ししてもらおうと思ってた」とかぬかしやがったそうですよ。いやいや、呼び出してねえじゃん、警察から電話会った時家にいるじゃん(笑)、なんだよそれ(笑)。 / 揚水 ( 2010-03-23 21:34 )
すねーくまんしょう、懐かしい!! 当て逃げ、、、怪我はありませんでしたか? / アムニ ( 2010-03-22 20:30 )

2010-03-06 海女のむめさん

友人夫妻が鳥羽に行ったお土産をくれた。
むめさん


海女さんであられる「村松むめ」さんという女性のフィギュア? 人形? である。
函も実は素晴らしかったし、夫妻がもったいぶってなかなか函を開けずにいろいろ解説してくれる口上も面白かったのであるけれど、割愛する。

友人夫はこのむめさんが欲しかった、らしい。
自分のものにするのに買うのに気が引けて、「揚水くんのお土産に」という口実で買って、「要らない」と言われれば自分のものだ、と目論んだらしい。
そして僕がこれを欲しがるよりも欲しがらない確率の方が多いと読んだらしい。

残念でした。
僕の物欲の指向性を舐めないで欲しい。
ストライクだよ。

しかし学習しない人ではある。
以前もそういう風で買ってきたガルーダはうちの守神さんのひとかたとなられたではないか。

ありがとうね。

この存在感、明るさ、素晴らしい。
むめさん

先頭 表紙

「海の博物館」ってとこのお土産で、なんとそこの職員さんが手ずから作っておられるらしいですよ。そんで、「むめ」さんご本人の写真とこの木像と、雰囲気は近いそうです。作られた方が何も狙ってないってのは真実でしょうね。 / 揚水 ( 2010-03-23 21:29 )
むめさんwwwwこれいいですね。何も狙っていない作者の心意気を感じます。顔もまた少しとぼけた感じで、よくある海女の苦労みたいなのを感じさせないところがまたいいです。 / pirucol ( 2010-03-22 01:28 )
よかでしょ〜(笑) / 揚水 ( 2010-03-21 22:45 )
わははは、私も欲しい〜〜〜 / いわなが ( 2010-03-09 00:03 )
ねえ。真ん中過ぎる。 / 揚水 ( 2010-03-07 23:20 )
私もストライクです!! / アムニ ( 2010-03-07 19:27 )

2010-03-03 便乗! 目指せ100個! 捨てマラソン【1個目】

みなみさんに便乗。
いつもいつも面白いこと思いつくなあ。


1. 03/03 「不良?」とメモの挟んであったCD−R。


そんなもんとっとと捨てろ、自分。
いい機会である、便乗。



それはそうと最近↑の会社のブログばっか書いててひまじん更新してない。
この点でも捨てマラソンはいいきっかけかも。いや実際僕は100個「目指」してはいませんが、たぶん。
思いついた時思い出した時に何か捨てて日付だけメモしておけば書く動機にはなる。

何も考えずに生きてるわけでもないんだけれど、「ひまじんを書く」という行為が抜けると、脳みその言語野が萎れている。
書くことで特に活性化するとの自覚もなかったけれど、書かなかったことで不活性化、というか退化した部分もあるように感じる。
ある意味依存してたんだなあ。

先頭 表紙

あくまでも「ある意味」で。便乗しましたが、また捨てることすらままならぬまま日々が過ぎています。ちょっととほほ。 / 揚水 ( 2010-03-21 22:46 )
私もそういう感覚ありますね。依存とは思ったことがなかったけど、そう言われてみればそうなのかも。 便乗ありがとうございます(笑)。 / みなみ ( 2010-03-08 12:50 )

2010-03-02 沈丁花の香り


カレンダー、ご自慢の


秋の匂いは金木犀。
気が付かぬうちに花をつけ、その香りで存在を知らしめる。

春の訪いは沈丁花。
菜の花のその黄より密やかに、そして少しだけ先んじて、薫る。



お客さんの家でカイヅカイブキの生け垣とそれに絡んだ腐蝕した鉄製のフェンスを撤去し、アルミフェンスをつけてきました。
その際新設のフェンスに干渉し、かつカイヅカと鉄フェンスがなくなったことで自重に耐えられそうもなくなった沈丁花の枝を飛ばし、軽くしてきました。
海月へのお土産に持ち帰り、うちの玄関先で妖艶な香りを漂わせています。

ついこないだまで「寒い寒い」と文句を言っていたのに昨日からもう三月、早いものです。
カレンダーをめくりました。

先月海月と出かけたホームセンターで見つけた五木ひろしの「フォークソングス」を聴きながら、海月のお父さんが漬けた漬物を肴に、二人で呑んでいます。

先頭 表紙

もうそんなになりますかね。そんなに時間が空いたとは思えません。ひろしのフォークソング、いいですよ(笑)。 / 揚水 ( 2010-03-07 11:48 )
ここでログインしたの三年ぶり!?^^; 五木ひろしが似合う親父になりたいです^^;。 / あみすけ ( 2010-03-04 22:55 )

2010-02-17 南国

これは去年の12月頃の写真。
「南国」越しに葬送の絵を望むの図。
冬の南国


…嘘です。
奥の油彩画にピントが合ってしまっただけですね。
マンリョウの実生を海月が鉢に植えました。
室内に置くとまるでヤシのようです。


これは去年の5月。
初夏の南国


まだ小さいですね。
半年後には枯れて更新され小さくなったシダの方が、よほど大きく見えるくらいです。

先頭 表紙

つづき)「木陰」は前の家から引っ越してしばらくは元気だったのですが、今の家は以前の家より日照が悪く、残念ながら少し弱っています。庭の中でも日当たりのいい場所で現在養生中です。 / 揚水 ( 2010-03-02 23:47 )
みなみさん、いろいろありがとうございます。南国を気にかけていただいたとは。写りこんでいる小物は、とにかく雑多です。どの辺が気になられたのか、逆に気になります(笑)。ちなみにツタンカーメンのポストカードは、学生時代に「エジプト文明展」という展覧会カタログを古本屋で買ったら挟まってました。普通はがきよりずいぶん大きいものです。背面の写真のものもあって、こちらははがき大です。次記事にちらっと写ってます。(つづく / 揚水 ( 2010-03-02 23:47 )
「木陰」の日記を読んでから「南国」も気になってましたぁ。そして背景に映りこんでいる風景や小物、本棚もとっても気になります(笑)。いい雰囲気ですね。 / みなみ ( 2010-02-25 20:47 )

2010-02-11 近況報告

会社にて。
去年の秋に三人、造園業未経験者が試用期間で入ってきて、体力的な理由で一人はきちんと礼を尽くして辞めていった。
一人は本採用になり、一人は別に仕事も持っているのでアルバイトの形で続けてくれている。
以前の二人のようなことはなく、普通の人が入ってくれることは本当にありがたいことなのだとつくづく思った。
さらに今月の初めから半経験者が一人入ってくれた。
「半」、というのは、剪定植栽関係は経験者で、土工やブロック他外構セメント工、石組などの「つくる」方面ではほぼ未経験ということ。
松の手入れなど見ていてもうちの手と近くて嬉しい。
フェンスを立てに行った時連れて行ったら、未経験にもかかわらず勘が良くて嬉しい。
なににもまして、今現在残っている三人はみんなうちのやる仕事に興味や面白さを感じてくれているようなのが嬉しい。この先はともかく、これまで去って行った人間も含めて、人に会うのは縁。

年末に神棚を作った。
うちは中古の住宅で買ったのだけれど、その建物は以前の持ち主が麻雀屋をやっていて、それを住居に改装したものだった。壁の上部に換気扇があって、使いもしないので目にも邪魔だし少し苦にしていた。神棚も前から欲しかった。特に去年末は地域の回覧でお伊勢さんと鎮守さんの八幡さんのお札を初めて買った。事は急を要する。
頭の中だけで考えていた頃は、換気扇を隠す形でなにか棚を設えればいいと考えていた。が、思いついて換気扇を外してみると存外簡単に取り外すことができた。
ぽっかりあいた30センチ四方の穴にきっちり嵌まる函を拵えてとんとんとんとんと叩き込んだ。かっちり嵌まった。大晦日のことだった。
新年を迎えるにあたってお札をあげ、お神酒を供えた。僕らは特に信仰心が強いという自覚はない。
ないけれど、何か心の中の説明しがたいどこかがすっきりした。

年が明けて、やっと結婚指輪を買った。18金のごくごくシンプルな甲丸の指輪。
それまでは僕だけが名古屋の露店で買ったシルバーの指輪を勝手に嵌めているだけだった。
海月とお揃い。嬉しい。
朝から名古屋の栄まで出かけてデパートをめぐってお目当てのシンプルな指輪を探し求めたけれど、本当にシンプルなものは、ない。
藤が丘まで戻ってきて駄目元と思いながら宝飾店に入ってこういうものが欲しいと話をしてみたら、奥の方から出してきてくれた。
どうしたものか、そのペアリングはサイズが二人にそれぞれぴったりで直しの必要もなかった。
僕のためたお金で少し不足があったものの、きちんと返すことを約束して家の動かせるお金を借りてまでして即決した。
人に会うのも縁。物に会うのもきっと縁。

いろいろあったけど、ひまじんを放置している間にずいぶん記憶から流れ去ってしまって、すぐに思いつけるのはこんなところ。

先頭 表紙

コメントこそしていませんが、よそでちょくちょくアムニさんの日記を拝見したりもしていますので、半分ご無沙汰、な感じです。 / 揚水 ( 2010-02-13 19:57 )
ご無沙汰です!!お元気そうですね!!私は相変わらずやってます^^;。 / アムニ ( 2010-02-12 00:16 )
二人で真面目にそう思いました。 / 揚水 ( 2010-02-11 23:40 )
その指輪、きっとずーっと揚水さんたちを待っていたんですよ!出会えて良かったですね☆ / lim.@かなこ ( 2010-02-11 21:28 )

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