2000-12-06 火曜の楽しみは「プロジェクトＸ」（NHK総合　火曜　21時15分〜）
2000-12-04 ２９歳のクリスマス　関西再放送！
2000-12-03 週末のこと。
2000-11-30 今日も「じーん」としています（感涙）
2000-11-29 ちょっと「じーん」とした話
2000-11-28 80056
2000-11-27 でんじゃらすダイアリー＠ひまじんバージョン　「危険な関係」　プロローグ
2000-11-25 至福の瞬間！！
2000-11-24 ケッコン狂想曲は止まらない。
2000-11-22 「路地裏の少年」を聴きながら・・・。

文句なく好きなのがこの番組。
田口トモロヲのナレーション、ＯＰとＥＤの中島みゆき、「無名の人々」の戦い。
ああ、思っただけでも涙が出る。ほんとはフィルム部分だけ充分なんだけどな、と
（クボジュンがちょっとなー）思いつつも、フィルムの中で戦う人の由来の人が
登場して当時の思いを語るシーンはやはり感慨深かったりして。


昨日（５日）は屋久島の縄文杉を守った若者たちの話。屋久島出身の都会にあこがれた青年が故郷を離れ、ふとしたことで見た故郷の森の荒れ果てた様に胸を痛める。幼い頃駆け回った森の姿はそこにはない・・・そんな中やがて樹齢7200年といわれる縄文杉が発見される。わき起こる自然保護の声、だが島民の生活はどうなる！？　若者たちはとにかくやみくもに動き出した・・・・・・。ああ、もう泣けてきた。


番組には反響も多いらしく、木曜深夜24時15分、同チャンネルで再放送があってます。
12月21日からは三夜連続で計九本再放送があります。録画して保存するぞー！！

番組ＨＰ、再放送予定表はこちら


◇キャラメルマキアート◇

それからしばらくは、いつもと変わらない日常だった。
退屈なデスクワーク、時折の外回りと地味な聞き込み。ただひとつ違うのは、いままで　気にもとめなかったあの店舗ビルの一角のカフェテラスが妙に気にかかるようになった
ことだった。その前を通るごとに、ひょいと中を覗かずにいられない。あのくせっ毛の、
猫背ぎみに背中を丸めて甘ったるそうなコーヒーを大事そうにすする男の姿は当然そこにいるはずもなく、それでも有季子はそうぜずにはいられなかったのだ。


ある夜、珍しく有季子は定時に警視庁を出た。課長と言い争ったとか管理官を殴りつけただとか、そういう派手な理由ではなく、年に数回ごく稀にある「抱えている事件も一段落、その他２課がらみの仕事に関しても何事もなく、いつもは山と積まれているはずのデスクワークもない」日だったのだ。久々の夕暮れの街は夕陽に染まり、枯れ葉が有季子の足下でかさかさと音を立てた。
駅までの道すがら、件のカフェが視界に入った。いつもならば閉店後の人気のない暗闇が支配する店内は、あの日「彼」と会った時のように大勢の人でさんざめいていた。
「・・・」
有季子は足を止め、少し考えた後、そのカフェへと足を向けた。
ドア一個隔てたその空間は、中に入ると外界の音をシャットアウトし、変わりに人々のざわめきが彼女を迎え入れた。
以前、鷹男がやっていたのと同じようにカウンターの列にならび、コーヒーを注文する。
ブレンド、と言いかけて有季子はとなりの少女が手にしているコーヒーを指さした。
たっぷりとクリームが盛られたそれはあの日、鷹男がオーダーしたものだった。
「あれと同じの、ください」
「キャラメルマキアートでよろしいですか？」
「え・・・ええ」
その名前すら知らぬ、未知の液体を手に、有季子は空席を探し、そこに腰掛けた。
キャップを取り、一口すする。甘くて冷たいクリームとコーヒーが交わる。
少しずつ口にしていくと、やがてそれは熱くて苦い味へと変化していく。
あいつみたいだ。
有季子はそうつぶやくと、そのコーヒーを最後まで飲み干し、家路についた。

＜続く＞

先頭 表紙

マライアキャリーのクリスマスソングにあわせて、関西再放送中！の「２９歳のクリスマス」・・・これ好きだなぁ。


頻繁に再放送があるドラマというのがあって、このドラマが再放送の枠でも人気者でしょっちゅう再放送されているのか、それともなんかご縁があるのか２〜３年おきに移動する転勤先で、かならず１回は再放送されてて、いつもなんともいえず好きなんだなあ、このドラマ、という気分にさせられる奴なのだ。


以前に見たときすんごく好きでのめりこんだドラマを年月を経て見るとなんでこんなのが好きだったんだろ、と赤面しそうになるドラマも山のようにあるけど、これはもう何回見ても飽きない。そのたびに登場人物たちが愛しくなってしまうのでした。ごらんになる機会があればどうぞ(^^)共同テレビの星田良子Ｄが好きになったのもこの作品。


１９９４年１０月期　木曜夜１０時放送　
脚本　鎌田　敏夫
演出　鈴木　雅之・星田　良子
Ｐ　　中山　和記　

出演　山口　智子・柳葉　敏郎・松下　由樹・仲村トオル　他




◇キャラメルマキアート◇


有季子は走った。
走って、走って、駅にたどり着き、逃げるように改札をくぐり抜け、電車に飛び乗った。
人気のまばらな車内で呼吸を整え、ふっと顔を上げると、外の景色を拒絶した地下鉄の壁面を写す窓に自分の姿があった。
（つまんなそうな顔、してたから）
暗闇に映るその顔にあの男の声が重なる。
「・・・悪かったわね」
そうそうわくわくすることばっかりじゃないのよ、刑事だって。
抱えてる仕事が犯罪がらみということだけ。偏屈な上司、なれあいと妥協の連続。
仕方ないじゃないの、ほんとにつまんないんだから。
「・・・ばっかにして・・・！！」
思わず口にした言葉に真向かいで眠りこけていたサラリーマンがびくり！と目を覚ます。
有季子はふいっと横を向き、知らぬ顔をした。


それからもう一度電車を乗り換え、駅からの道のりを歩くうちに頭も冷えてきたのだろう。家にたどり着き、服をリビングに脱ぎ散らかし、とびきり熱いシャワーを浴びると不思議なことに笑いがこみ上げてきた。
声をかけてきたときの、子犬のような表情。
紙コップを持つ、筋張った指先。
警察手帳を見せたときの、呆気にとられた顔。
反して、全てを見透かした様な、まっすぐな目・・・。
「へんな奴」
濡れた髪を拭きながらバッグを開け、差し出された名刺を取り出す。
河瀬　鷹男、と書かれた名前の下には携帯番号があるだけのそれは余白の白さが目に痛かった。ため息を一つ吐くと、有季子はぽとり、とそれをゴミ箱に放り込んだ。
もう会うこともないだろう、そう思いながら。



＜続く＞

先頭 表紙

週末はイナガキフリークの皆様とイナガキゴロー氏お誕生日直前！（ほんとは１２月８日です。ちなみに２７歳になられます、ぱちぱち）お祝いオフ会でした。
秋コン話やイナガキ氏の新しい仕事の話、いろんな話が出来て楽しかったっす。
（あっくん、会えなくて残念無念・・・しくしくしく・・・）
それにしてもみなさん、「陰陽師」関連本チェックに余念がないご様子（わらひ）
さすがと言わずにおられませぬ。
幹事のふくちゃん、お会いした皆々様、ほんとにありがとうございました。
これからもよろしこ！！　です。


それにしてもここ１週間のお仕事情報は質量共に目が回りそう〜。
ＮＨＫドラマ「陰陽師」出演に２月放映のピアニスト・ショパンのＳＰ番組、
かねてからお正月のお楽しみといわれておった「世にも奇妙な物語・新春編も
少しだけ概要が・・・ああ、秋コンが終わったとたんに嬉しいせわしなさ！！(^^)


「世にも・・・」は佐藤嗣麻子監督（明智の時に単語登録すみ〜ちなみに「ＹＡＳＨＡ」は在住の地区では平日の午前２時台に放映だったにもかかわらずリアルタイムで見ましたぜ、おほほほほ）がイナガキ組でタクトを振る。タイトルは「僕は旅をする」・・・某ヤフー掲示板情報でロケ地が金沢と聞き、ひょっとしてこれが原作なのでは？　と話題になっている作品が掲載作品集もゲット。イナガキフリークのお嬢さんたちと回し読み、読んでる間は皆無言、そして読後、皆一様にほぉ・・・とかわゆくため息をついたのでした・・・ああ、ナニワの乙女たちはピュアだわー☆

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今朝メールボックスを開けたらこんな素敵なプレゼントがー！！（涙）
ひまじんが誇る我らが水美画伯の「河瀬鷹男」ちゃんでございますー！！


うーん、はじめての経験！！
うまく画像アップできますように・・・（祈）
浮かれてないで「マキアート」もがんばろ！！

先頭 表紙

さて、ウチの本棚の一角には「夢枕獏空間」がある。
ここでも以前話題になった小説家「夢枕獏」氏との出会いは中学生。
朝日ソノラマ刊の「キマイラ」シリーズである。
なにしろこの方、作風もジャンルも年をおうごとに多種多彩すぎて、おっかけるのも
大変で、それでも図書館やら友達の又貸しやその他いろんな手を使ってかなりの
作品を読んでいると思う・・・どちらかというと格闘系のものが好きですが（ふふ）


このたび、獏さん（愛をこめてあえて「さん」づけ！！）が手がけた某作品が
ＮＨＫにてテレビドラマ化され、わがイナガキ氏がその作品に密接にかかわることに
なったらしい・・・。
いつものようにひょいっとのぞいた（すんません、有料会員費けちってました。今日
さっそく登録しました、なにごともよしなに〜）獏さんの公式ＨＰにてその情報を
知り、あれよあれよというまに某２ちゃんねるやらなんやらのイナガキ関連はこの
話題で持ちきりであるという・・・。あああ、どきどきが止まらなひ。


これに似たことは以前にもあって、高校時代「戦争で死ねなかったお父さんのために」と「ジャイアンツは負けない」を読んでつかこうへいという戯曲家＆作家＆演出家にのめりこみ、同時期に東映特撮ものでＪＡＣの春田純一氏という役者に好意を持っていた。やがて時がたち、まったく接点のないはずだった演出家と役者が接点を持ち、つか作品には春田、とまでいわしめるようになった。これはちょっとじーんとした。んで、そのあとそのつか作品で春田さんとイナガキ氏が同じ板の上で相まみえたとき、これまたじーんとした。つまり今回は３度目の「じーん」ということになる。


まだテレビ誌うんぬんに公式発表がないのがためらわれるけど、
寸前で「実は主演イナガキくんじゃないんですよー」とかいわれたらどうにもこうにも
やるせなくなっちゃうけど・・・まあ、個人的な日記に書くたわごとということで・・・
うーん、思い切っていっちゃおっと。

「陰陽師」・・・期待してますー（るん）

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朝、ワタクシが踏んだ、ひまじん表紙のカウンターの数字。
きゃー、ゴローだ！　ゴローだー！！（らぶ）



スマコン、東京ドーム公演も終わってようやく静寂が訪れますねー。まだワイドショーはピーチクパーチク五月蠅いんでしょうが・・・。正直そろそろ飽きた（おい）



コンレポをあちこちで読んだり、友達に電話もらったりして東京３ＤＡＹＳのＭＣとか聞き及んだのですが・・・吾郎いじりが多かったのだね（苦笑）直接見たもの、聞いたことでないのでなんといえんけど（大阪ドームでの日本シリーズ中継は直で見たのではっきり不快を表明させていただきました）ひとりだけ仲間はずれネタとかえんがちょネタとかは誰がいじられる中心でもあたしゃいやだ。子供の頃からそういう嗜好だったらしくドリフターズのメンバーいじりネタもも欽ちゃんの二郎さんや素人の子をいじり倒すネタもどうしても好きになれなかった。（我が家では土曜八時はＮＨＫだったけど特に全員集合がみたいとごねた記憶はない）これはほんとに体質みたいなもんで・・・。わけわかんなくなってきたんでこのへんでやめときます、はい。



閑話休題。
またもやすてきなプレゼント。
水美さんがマキアートの予告描いてくださったの〜（はーと）
ほんとにほんとにこんな風に自分の話に絵がついていくのは初めての経験なので
（何度もいってるな、これは）もうそれはそれは気絶しそうにうれしい（いや、ほんと）ああ、ここまできたら意地でもマキアート結末まで仕上げねばならぬ、と
きりりと決意するワタクシなのでした。


おっと・・・でんじゃらすだいありー追記版もあるか。宿題多し。

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さてさて、今回は↑の、よこの活動の本体、稲垣吾郎を熱く語るＨＰ「ふぁいる５６号」にてちょうど丸１年ほったらかしになっていたドラマ「危険な関係」レビューを関西再放送時に補完しようというもくろみを立てました（ちょうど８話まで終了の時点でなぜかストップしておったわけです・・・ふう）で、もって今日の放映が第９話なのだ。これから３日間、ちょこっと私の道楽→稲垣吾郎出演作品を語り倒す、におつきあい願えれば幸いです・・・
８話までの「でんじゃらすダイアリー」はこちらから

はっきりいって暑苦しいくらい「長い」です（汗）５６号の愛読者様は再読しとくとよろいかもしれません。


さあ、放映まであと１時間！！
はまって（クマモト弁で頑張る、の意）行くばい！！むんっ！！

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おはようございますー！！今午前４時４０分です。



拙作キャラメルマキアート愛読のみなさま！！　
なにはともあれ、水美さまのお部屋へＧＯ！　じゃ！！　う・・うれしい・・・きれぇ・・・（感涙）うれしい、ほんとにうれしいよー、水美さま、ありがとー！！　ネット上でこういうセッションが出来ようとは・・・ほんとに感激だ！！　どうかお仕事にさしさわりのない程度に、また至福を味あわせてくださいましー！！（いや、ほんとまじで）きれいだー！　きれいだー！！　きゃー！　鷹男ちゃーーーん！！（もはやミーハー）



ああ、朝からかなり幸せな気分（るん）
今日一日、頑張って行こう！
キャラメルマキアートもがんばって書こう。うん(^^)


水美さまのお部屋は　こちら　あああ、激らぶー！！（ぱたり←倒れた）

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婚姻関係は男女が双方の合意の上でおこなわれるもので、女性１６歳、男性１８歳、そして１個の家庭を築くことに関しての責任能力があれば、そしてなによりお互いを思いやり、大切にしたい、という思いやりと愛があればこのうえない。きれい事といわれるかもしれないけど。


それはそうなんだけど「自分」というものを歌やら芝居やら表現して、それでメシを食ってる人種だと個人的な問題ではなくなるらしい。


そんな商売をやってる（おまけに件の＜彼＞とは同じグループだったりする）イナガキ氏が話題の彼女とくっつこーが別れよーが、いい仕事が見れればあたしゃ満足だ。プライベートははっきりいって私の中ではどーでもいい。だけど一方には特命で共演することに怒り心頭、ファンやめちゃう、とまでいう子もいる。つまりはその個性で世間を渡っていく人というのは多面性があればあるほど魅力的で、それぞれがそれぞれの「贔屓」の部分を大事に宝石のように胸に抱えているのだ。滑稽と笑いたければわらうがいいさ。



東京ドーム３ＤＡＹＳを残すのみの今回のツアー、これからコンサートに行く子たちの心中を察するとなんだかなあ、である。コンサートでは＜彼＞が会見でもさかんに引用した「らいおんハート」が冒頭・シングルバージョン・アルバムバージョンの計３回歌われる。そのたびに彼女たちは＜彼＞が歌ってる最中たまらなくなった、というコメントを思い出し、他メンバーのファンは彼女たちをおもんばかって、いたたまれなくなる。
第三者から見るとこれまた滑稽かもしれないけど。


でも、コンサート会場にいたファンには、記者会見前にお話してあげてもよかったと思うよ。安全なあらかじめ確保された場所でテレビカメラに向かって宣言してもそれはファンへ自分の口で伝えたってことにはならないぜ、と思うんだけど・・・。老婆心だな、こりゃ失敬(^^;)

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よちみさまの日記で浜田省吾の話題で盛り上がってらっしゃる。最近出たベスト版で世間的にも浜省熱が高まってる模様。で、浜省っつーと、やはり思い出すのがイナガキ主演映画「スーパースキャンダル」である。（テーマ曲が浜省の「路地裏の少年」だった）


私は「なんかぐっと来る要素」ってのがあればいかに世間的に駄作と言われようがすんごくべたぼめにしちゃうし、半面どんなに世評がよくってもなんたらアカデミーを取った作品と言われてもその「ぐっと来るもの」がなければ１００万人が涙するような名作だって私の中では駄作である。


で、この「スーパースキャンダル」ですが、エンディング流れる浜省の歌と全編を通してのイナガキ氏のイキの良さが「ぐっと来る」要素だったんですなー。当時どちらかというとナルシストでミステリアスな吾郎ちゃんというグループ内の扱いにちょっと食傷気味だったせいもあって（全編に流れるＶシネマ的テイストがワタクシのツボにはまりまくりだったという要素もあったのでございますが）マネージャーのシゲ氏とげらげら品悪く笑ったり、映画監督オギシゲ（きゃ）に悪態ついたり、生き別れの父（ああ、げっしょーとーを思い出す）にもうぼろくそに泣きながらくってかかったり・・・と「宇宙人ゴローちゃん」では決して見られない姿が愛しくてしかたなかったのでございました。今でも不意に棚からテープを引っ張り出して見てしまう映画なのでありました・・・ひょっとするとこれ、イナガキファンにすら「駄作」扱いされてる作品なんですが・・・いいのよ、私が好きなんだから（おい）


ちなみに世評がいいのに私的には×だった映画は数知れない・・・（爆）珍しく私も手放しで大絶賛、当時、賞も総ナメであった幸運な映画は深作欣二監督の「忠臣蔵外伝・四谷怪談」でございました。機会があったらぜひごらんあれ。

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