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YIN‐NER WORLD

【他言無用です。無断転載はご遠慮下さい】
現場に出て5年を過ぎましたが、まだまだ修行中。
相変わらず忙しいのか忙しくないのか良く判らない日々。

2010年夏の別荘

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-06-01 ま、そんなことを考えながら
2003-06-01 意味
2003-06-01 ダメ出し
2003-05-31 今は無理!
2003-05-30 このあいだの週末は
2003-05-21 心理療法の基本的注意事項
2003-05-21 ケース検討会
2003-05-14 資格登録証明書
2003-05-05 おっといけない…
2003-05-04 本日の懺悔


2003-06-01 ま、そんなことを考えながら

久々にジーンズなんぞを買いにでかけてみたり。
俗物ですからね、私は。
お買い物大好き。
お洋服もアクセもコスメも大好き。
あんみつも大好き。


いやでも実は、
こんな平々凡々な私ではありますが、ここだけの話、お洋服の喋る言葉は理解できる。

むむ、このジーンズは私に……









痩せろと言っているのだ!(爆)

先頭 表紙

>咲良ちゃん。…ダンナって、ダンナってそれは………(汗)←ソコにつっこむんかい!、ぢぶん(爆) / YIN ( 2003-06-14 00:14 )
勘弁してくださいよダンナ、あっしだってもういっぱいいっぱいなんスよ〜。これでも随分譲歩してるつもりっスよ?と語りかける私のスカートからの声には敢えて耳をふさいで聞こえないフリをしています(笑) / 咲良 ( 2003-06-13 22:59 )
>ねこみち様。そうか、いつかタンスから恐怖のお告げが聞こえて来るのね………こわい;幻聴でありますように;;; / YIN ( 2003-06-13 09:11 )
もうしばらくするとタンスから「もうはいる服は無い!」と言われちゃうのよ  / ねこみち/それは私だ〜〜〜〜 ( 2003-06-08 20:50 )
>M Yuguさま、最近は更にベルトも喋ります…「もうアトがないっ!」って………(汗) / YIN ( 2003-06-06 22:05 )
>菜種さま。そういえば、最近、どこぞからマンゴパフェやら玄米フレークシェイクやらが私を呼ぶ声が聞こえてくるようなんですが、あれは一体どこから………?? / YIN ( 2003-06-06 22:04 )
さすがですね!! / M Yugu ( 2003-06-02 20:53 )
おぉ、ジーンズと会話!アイスクリームは話し掛けてきたりしません・・・?食べてよ、って。(私はこのごろよくあるので。) / 菜種 ( 2003-06-01 23:45 )

2003-06-01 意味

私はクライエントの立場から心理臨床に出会った。
学部の心理学の講義でたまたま臨床の先生と出会い、
その先生に質問に行ったことから、たまたま分析がはじまった。それが最初の体験だった。

だから分析が決して楽しいことではないことは知っていた。
それでも意味があると思っている間はどんなに苦しくても行こう思えることも知っていた。自分の体験を通して。

治療者の立場になってはじめて、苦しいのはクライエントだけではなく、治療者もまた苦しいし、辛いということがわかってきた。
それでも私にとってこれが意味のあることだから、私は今でも心理臨床を学びつづけているし、治療者としてクライエントの前に居続けているのだろう。

「意味がある」それがいつも私を動かす力になる。

先の日記で、私が「たましいの仕事」を意識していなかった、と書いたけれども、それは「あることを意識していなかった」ということではなく「たましい」というものは、常に背後で動いているから、それを意識して、その意味を考えるのが当然だと、私はずっと思っていた。
まだ、私だって、意識するのが精一杯で、「治療者」としてそれを扱えるかというと、それに関しては全く自信がないけれど。

でも、これが「ある」ことを後輩たちにどう説明したらいいんだろう。
「たましいの仕事」をするために特別な能力が必要なわけではない、と私は思っている。
心理臨床家は別に特別な第6感があるわけじゃない。
必要なことは「こころを開く」ことなんだと思う。

後輩たちに対してだけではないけれど、「自分が特別な何か」であると、人は思いたがるし、見せたがる。でも「特別な何か」は自分の外にあって、自分がその「特別なもの」に対して開かれるかどうか、のほうが大切なのではないか、と思う。
「特別な何か」でありたがる、ということは強い誘惑の1つなのではないかと思う。私もつい、その誘惑に負けそうになるけれど、でもそんな意識に囚われたら自分は心理療法家ではいられなくなる(特別な何かになりたいのだったら預言者や霊能者になればよいのだ)。

自分がただの人であることには、大切な意味があるんだと思う。
そうして、ほんとうの意味でただの人になるために、私は努力しているんだと思う。
素足で地上に立つために。

先頭 表紙

2003-06-01 ダメ出し

いや、お恥かしい話、私は今までそんなに特別に意識していなかったのですが。

「心理療法」というからには、クライエントの悩みの相談だけじゃなくて、「たましい」の仕事に対する援助もしなければならないことになります。

そうでなかったら、ただのコンサルテーションになってしまう。
「この問題をなんとかしてください」といわれて、その問題だけに文字通り関わっていたら、その問題の根底にある「たましい」の問題を落としてしまうことになる。

カンファレンスである学生がケースを発表した。
心理的な知識は十分あり、クライエントの観察も十分にできて、いろいろと細かく気のつく学生なのだけれども…先生がたは、彼女のケースをカウントしなかった。
そのわけは…彼女が具体的に環境調整のための行動してしまったから。クライエントのいる環境を快適にはしたけれども、その方のこころの作業の援助はしていなかった。
表面上はクライエントに喜ばれ、家族にも感謝されていたのだけれども。

でもそれで良しというわけではない、と教授はいう。
発表原稿をみた限りでは、私はこの学生はクライエントさんが言っていることの背後の意味を「わかっている」と思ったのだけれども……本人はそうではなかった。
そこで教授は「これは心理療法になっていない」と判断した。

見えるところに目が行き届く人は、却って見えないところが判らないのかもしれない。


教授に指摘されてよく考えてみたら、最近こういうパターンの発表が目につくようになってきたような気がする。
みんな勉強熱心なので、知識はあるし、ロールプレイもロジャーズ的な意味では非常によくできている(形式的にはね、)。でもそれは表面的な完璧さで、その背景で何が起きているのかを感じることが欠けている。

ときに「あんた、なんとかしてよ!」と胸倉をつかまれようとも「しない」こと「動かない」ことが大切なことであるのは事実。
そのせめぎ合いから何かが生じて来るのが大切。

心理療法家は感謝されるような仕事ではない。
けなされてナンボ、だったり。

感謝されるのは簡単。サービスしてあげれば良い。
でもサービスしてしまっては心理療法にならない。

先頭 表紙

>菜種さま。ロジャーラビット…そのステップ私苦手なんです〜(汗)あ?ダンスステップの話じゃないって?? / YIN ( 2003-06-06 22:03 )
>M Yuguさま、難しいです「心理」とつくからには、「心」をつかっての治療になりますから。でも心ってどうやって使うんだろう…と今でも思い悩む日々です。 / YIN ( 2003-06-06 21:57 )
「ロジャーラビットがクライエント」として、ロジャースといったら来談者(クライエント)中心療法、と覚えこみましたよ。 / 菜種 ( 2003-06-01 23:43 )
いや〜心理療法というのは難しいですね。 / M Yugu ( 2003-06-01 22:06 )

2003-05-31 今は無理!

今年からいろいろ学校での責務が増えたので、最近とてもしんどいです。
もう一杯一杯(泣)←たしかに、私の脳味噌は血行も効率も悪いんですが…

結論として、週3日の仕事のうちの一つをやめることにしました。
まだ始めたばかりだったけれども、本格的に活動を始めてしまうと、ますます大変なことになるので、ダメそうならば今のうちにやめようと。
破綻するまで突っ走るわけにはいきません。クライエントさんはここの他にもいらっしゃるし、共倒れだけは避けなければ。
そりゃ、今もっているクライエントさんたちは最後までお付き合いしたいけれど、それを
やっていては、現在の状態さえ保てません;

週2日の仕事と1日の実習で今は精一杯です。
今、週2日学校に行っていますが、仕事をやめて1日あいたら、そこも学校で勉強する時間にできたらいいな、と思っています(毎週じゃないだろうけれど)。

仕事は全部、相談室を出ての活動を含む業務なので、まだまだ私には学んで身につけなければならないところが沢山あります。
もしも、今回やめる仕事に復帰するときには、最低そのスキルは身につけてからでないと。

まだまだ修行が足りません。

先頭 表紙

>菜種さま、私も常々思うのですが、こうした人を援助する仕事も、仕事は仕事。どこかできっちりとした線を引いてやっていくことは必要ですよね。それでないと、息の長い活動はできないと思います。お互いに長く仕事が出来るように頑張りましょう! / YIN ( 2003-06-06 21:55 )
私も、世のため人のために福祉の道を志したわけではないので・・・。自分のためにも、余裕やゆとりは必要ですね。 / 菜種 ( 2003-06-01 23:07 )
>菜種さま。何事にもゆとりは必要ですね。…でも私はヒトを幸せにするために心理臨床をしているワケではないのです…(そこはフクザツ) / YIN ( 2003-06-01 17:14 )
自分が幸せでないと相手も幸せにできない、自分が幸せじゃないのに人を幸せにすることなんてできない、という言葉をきのう聞きました。心に余裕がないと、なにごともうまくいかないですよね。 / 菜種 ( 2003-05-31 01:35 )

2003-05-30 このあいだの週末は

ストリートライブに行っていました。(←年甲斐もなく!)

そして、しっかり跳ねてました(笑)。
高校生とかに混じって(苦笑)。←この時点で、「年寄りの冷水」状態…;

だって、そうでもしなきゃやってられない日々で。
課題と仕事で息が詰まりそうだったので。

思いきって「JUMP」してました。


それほど高くは飛べないけれど♪

やっとリフレッシュしたとおもったらまた実習やら仕事やらにまみれて、気がついたらもう次の週末がやってきている……

先頭 表紙

>ねこみちさま。30日、31日の日記を読まれて、何のバンドかお判りになった方は「オトモダチ」です(爆)!! / YIN ( 2003-06-01 17:12 )
>菜種さま。本当にあっというまですね(汗)。そしてまた週明けです(TT)。 / YIN ( 2003-06-01 17:08 )
JUMP! 若いのぅ〜〜 / ねこみち ( 2003-05-30 12:43 )
あっというま、なのだわ。 / 菜種 ( 2003-05-30 00:08 )

2003-05-21 心理療法の基本的注意事項

…というのを随分昔に教えられた(そりゃー基本だから)。

1.アセスメントを必ず行うこと。
2.他の治療者がいるケースについて担当者を差し置いて口だししないこと。
3.時間や場所の件でむやみにサービスしないこと。
4.むやみに個人的な連絡先をクライエントに教えないこと。
5.家族や個人的な付き合いのある相手は絶対にクライエントとしないこと。
………などなど

現場に出てみると、守っていない人が沢山いる。
(臨床心理士ではあんまり聞かないけれど「カウンセラー」さんには多いように感じる)

…で、どうなるか?というと、
それは、それなりに結果にあらわれてきます。
やっぱり基本は大切。

(頼むから自分がオッケーだと思うからって、人の面接ルールまで壊さんといて!)

先頭 表紙

>菜種さま。そうなのです、名乗ってしまえば、誰でも「カウンセラー」であり「セラピスト」なのが現在の実情です(「心理ドクター」っていうアヤシゲなものも…)。心理療法は立場によって全く違うから、資格の基準を決めるのはとても難しいと思います。…でも何とかしなければなりませんね。でも今の状態ではクライエント側が判断に困るでしょうね… / YIN ( 2003-05-26 21:04 )
「カウンセラー」の定義がよくわかりません。名乗ってしまえば、誰もがカウンセラーなのかしら・・・?相談する側としては、はっきりした規定がほしいと思います。 / 菜種 ( 2003-05-24 11:36 )

2003-05-21 ケース検討会

ケース検討会ってのは、…勿論、私達の勉強の為に存在するけれども、
それよりもなによりも、そのケース、ひいてはクライエントさんの為に存在する。

なのに、学校の履修科目となると、とたんに、みんな単位を心配して、失敗しないようにと発言しなかったり、ひたすら教授陣の発言内容ばかりノートにとったり(←単位レポートの準備のためにだ!)している。

本末転倒だっつーの!

ケース検討会ってのは、その場でどれだけ自分が事例に対して心を働かせて、いろいろな解釈や治療方針を考えられるようになるか、が大切なのに。
(ちなみに、ケース資料は全て回収してシュレッダー行きです。念のため)
その場で自分がどれだけそうした注意力や想像力を発揮できるかを訓練する機会なのに。
ノートに書いたってそんなものは現場に持ち込めない。
どんなに高名な教授の発言だって、自分のなかから出てこなければ使い物にもならない。

だから、ノートとってないで、自分の言葉で発言してみろよ!
(↑ココロの中の声)

みんなで発言して、発想をもちよって、ケースのイメージを膨らませていくのがとても大切。そうやって、協力して発想の引き出しを増やしていくわけ。

なのに……下をむいて発言しない学生多し。←因みに学会でもこうした臨床家は多いです。
揚句の果てにはM2が新入生の質問内容を「きつい」と言い出す始末(私も聞いていたけど、良い質問だったぞ)。
自分が傷ついたのなら、その「自分が」のところに問題があるんじゃないのか?
そういう時に自分の自己愛の問題を考えるほうが専門家としては先のはず。
実際に指摘を受けるようなことをクライエントさんがされていることを考えたら、そんなこと言ってられないだろう!(怒)

最近、臨床心理士の養成課程も沢山設置されたけれども、
ここ1、2年の学生をみていると、質の低下が心配になってきている。
いや、ちゃんとお勉強はしてきているんだけれども、心構え、というかモチベーションというか。
「臨床心理士にでもなるか」
では困る。本当に。

このあいだも教授が驚いていた。
「担当者が泣いていたので、『ケースに申し訳ない』と思って泣いているのだと思ったら……」

臨床の場は、「天知る、地知る、人ぞ知る」なので、自分の不心得は全てケースに反映します。
その怖さがわかると「良い成績をとらなきゃ」とか「ヘンな発言したらみっともない」とかいうことはどうでも良く………なるような気がする。
アタマからつっこんで行くしかないのね。
自分が傷ついても、クライエントさんに及ばなかった分、良しとしなければ。

先頭 表紙

>菜種さま。増えりゃーいいってもんでもなくて、只今良い指導者(=現場で仕事ができて、教える能力もある)が大変不足しているようです。…ってことは質が低下する可能性があるってことですね…恐ろしい。うちの学校も去年今年とを教員探すのに苦労したようです。幸いなことに学校側の苦労の甲斐あって私は良い先生に恵まれてラッキーですが。 / YIN ( 2003-05-26 21:01 )
養成課程、増えましたよね。 / 菜種 ( 2003-05-24 11:39 )

2003-05-14 資格登録証明書

…なるものが、先日届いた。

うわー;
筒にはいっているよー。
あの…、
この「賞状」みたいな奴をどうしろと?
……面接室の壁にでも貼っておけと?
(因みにそのような義務はありませんので念のため)

勿論、カードサイズの写真付きのものも同封されていました。
こっちは常時持ち歩いています。
当然、上に書いたものはそのまま放置。
開けてもいません。
別に何の役にたつわけでもないのだから、
この無意味にデカイのは廃止すればいいのに。

先頭 表紙

>菜種さま。額にいれて飾る…(苦笑)。それは心理療法的にはマイナスですね〜(爆)。権威付けなんてしちゃったら、クライエントさん言いたいコト言えなくなって窮屈でしょう。それが、この資格の微妙なところではあります(笑)。 / YIN ( 2003-05-21 09:02 )
大きいほうは、額に入れて飾るためのもの、なのでしょうか・・・?私は現在、社会福祉士に登録手続き中。申し込んでから、数ヶ月かかるのです。 / 菜種 ( 2003-05-15 07:04 )
カードサイズのほうだって、別に映画が安くなるわけでもなし、車の運転ができるわけでもなし…。(←違〜) / YIN ( 2003-05-14 03:02 )

2003-05-05 おっといけない…

↓の日記には論法のマチガイがあります(汗)。
たった一人や二人の話を聴いただけで、「男は」とか「女は」とか決めつけちゃいけません。

「過度の一般化」…

陥り易い非論理的な思考パターンの一つです。
気をつけなくっちゃ。

先頭 表紙

>M Yuguさま。「十人十色だから」と自分の道を貫くことができればいいのですが(汗) / YIN@やっぱり小市民 ( 2003-05-10 00:31 )
まあ十人十色でしょうネ。 / M Yugu ( 2003-05-08 06:46 )

2003-05-04 本日の懺悔

眼鏡をつくってしまいました。
また999.9のやつを。
伊東屋の裏のほうで、結構いいかんじの眼鏡店があったので、
でもそこではK−01モデルはベージュとネイビーしかなかった。
ベージュが店員さん(男性)のイチ押し。
「きれいだし、雰囲気いい(勿論、セールストークでしょうが;)」と。
かけてみて違和感ないし、服装も選ばないし、マチガイはない。
…でもどこか不満。他の色ないから判らないし。
しかしネイビーはなぁ…きれいだし、好きな色だけど…思いきれない。
ちょっと半端な感じで。

仕方ないので、999.9のショップへ。ここでは流石に全色揃っている。
ここでは店員さんが女性でした。

それが…(笑)
「無難だけどつまらない」とベージュが一番先に却下(爆)。
臙脂とかも良かったんですけど、結局2人の店員さんが口をそろえて、
「似合うしもっと主張したほうがいい!(…ってナニを?)」
と猛プッシュされたのが黒。
いや最初私はグレーにしよう…と思ってたんですが、結局黒に。
フレームの形は気に入ったし、もってる服に合わせるのもラクなんですが。
…さすがに仕事では使えないかもしれません(汗)。


同じ服装で行ったのに、店員さんによってこうも違うのか〜。
男性の店員さんの考える「似合う」と
女性の店員さんが考える「似合う」は
やっぱりすこし違っているのかな。

先頭 表紙

>M Yuguさま。あとから考えてみると、選んだ基準にはは、勿論自分の選択もありましたが、店員さんご自身の眼鏡の装い方が私からみて好感がもてるかどうか、も影響していたように思えます。 / YIN ( 2003-05-10 00:27 )
その人(店員)のセンスが出るのでしょうね。 / M Yugu ( 2003-05-08 06:43 )

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